JPH02247395A - 写真処理廃液からの銀回収方法及びその装置 - Google Patents

写真処理廃液からの銀回収方法及びその装置

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JPH02247395A
JPH02247395A JP6699589A JP6699589A JPH02247395A JP H02247395 A JPH02247395 A JP H02247395A JP 6699589 A JP6699589 A JP 6699589A JP 6699589 A JP6699589 A JP 6699589A JP H02247395 A JPH02247395 A JP H02247395A
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JP
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silver
photographic processing
cathode
processing waste
cathode chamber
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JP6699589A
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Nobutaka Goshima
伸隆 五嶋
Shigeharu Koboshi
重治 小星
Naoki Takabayashi
高林 直樹
Yoshiyuki Makita
蒔田 善之
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Konica Minolta Inc
Kamioka Mining and Smelting Co Ltd
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Konica Minolta Inc
Kamioka Mining and Smelting Co Ltd
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  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、写真処理廃液から銀イオンを陰極液中で還
元し、銀粒子として析出させる写真処理廃液からの銀回
収方法及びその装置に関する。
[従来の技術] 感光材料を処理する漂白定着液や定着液の写真処理廃液
は銀濃度が高く公害負荷が大きく、かつ有価責源価値が
高いため、この写真処理廃液から銀を回収処理すること
が行なわれている。
写真処理廃液から銀を回収する方法として、従来から大
別して次の3種類の方法が使用されている。
a、薬剤還元法 この方法は写真処理廃液にギ酸、シュウ酸、ヒドラジン
、水素化ホウ素ナトリウム(NaBS)等の還元剤や硫
化ナトリウム、硫化水素ナトリウム、過酸化水素等を加
えて、銀イオンを還元、硫化、酸化して銀、硫化銀、酸
化銀として沈殿させ、これを回収する方法である。
b、金属置換還元法 この方法は写真処理廃液に、銀よりも酸化還元電位がひ
くい卑金属(例えば亜鉛、アルミニウム)を粉状又は粒
状・リボン状・線状の状態で添加し、溶解している銀イ
オンをこれら金属と置換還元し、銀粉として回収する。
C1電解回収法 この方法は通常行なわれる回収方法であり、溶解してい
る銀イオンを電解反応により陰極上へ電析させ、電解運
転停止後、この陰極上から電析した銀を剥離し回収する
方法である0例えば、陰極回転ドラム型電解槽や平板対
向型電解槽が用いられる。
[発明が解決しようとする課B] 前記三法のうち薬剤還元法は、ギ酸、水素化ホウ素ナト
リウム、過酸化水素等の高価な還元剤や酸化剤を使用す
るため、運転コストが上昇して回収される銀の回収コス
トが割高になる。また、還元剤を添加するため、金属回
収後、脱銀液の廃棄のためにの写真処理廃液に各種処理
(例えばpH調整、COD除去等)を行なわなければな
らず、更に析出銀に付着した薬剤の薬剤洗浄処理が必要
となる。
さらに、装置運転を一旦停止して銀を回収する必要があ
り、連続運転が困難であるという欠点があると共に、各
種薬剤添加設備及び析出銀粉回収設備が必要となり、装
置が複雑化するという欠点がある。
また、金属置換還元法においても、同様の欠点が指摘さ
れている。
さらに、従来の電解回収法では還元される銀がメツキ状
態で陰極板上に析出するため、銀を回収するためには電
解作業を停止し、前記陰極上に電析した銀を物理的・強
制的に剥離する必要があり、操作効率が大幅に低下する
という欠点がある。また、このような陰極面上に銀電析
を生じさせることによる銀電解回収方法では、銀の回収
効率が高くならないという欠点がある。
この発明は、従来の技術に鑑みてなされたもので、写真
処理廃液中の銀イオンを、薬剤添加等の手段を用いず、
しかも写真処理廃液中で還元して銀粒子とし、その装置
運転を停止せずに、銀回収が可能な写真処理廃液からの
銀回収方法及びその装置を提供することを目的としてい
る。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決するため、この請求項1記載の発明は、
電解隔膜により陽極室と陰極室に区画された電解槽の陰
極室に写真処理廃液を加え、陰極電流密度と陰極室電流
濃度を制御し、電解反応で生じる微細な水素で前記写真
処理廃液中において銀イオンを還元し、電解槽中に銀粒
子として析出させることを特徴としている。
また、請求項1記載の発明は電解槽運転においで、電解
反応で生じる微細径の水素気泡と、溶液中の銀イオンを
効率的に接触させるために、陰極室内に溶液の攪拌方法
を設けたものである。
さらに、請求項3記載の発明は、電解槽運転においで、
電解反応で生じる微細径の水素気泡と溶液中の銀イオン
を効率的に接触させるために、陰極液の循環量を高めた
ものである。
また、請求項4記載の発明は、陰極室内で生成した銀粒
子をろ過分能、遠心分離、沈降分離等の手段を用いて、
連続的に或いは断続的に分離回収するものである。
また、請求項5記載の発明は、電極電流密度を1A/d
m2以上、また陰極室電流濃度をIOA/ρ以上として
電解を行なうようにしたものである。
また、請求項6記載の発明は、陰極室の写真処理廃液の
陰極室内滞留時間を1〜60分である銀回収方法である
また、請求項7記載の発明は、電解槽の陰極材料として
グラファイト・活性炭等の炭素系材料を単独に或いは微
量の白金、パラジウム、ロジウム、イリジウム等の白金
属金属成いはそれらの酸化物でコーティングして用いる
ものである。
さらに、請求項8記載の発明の写真処理廃液からの銀回
収装置は、電解隔膜により陽極室と陰極室に区画された
電解槽と、この陰極室に写真処理廃液を加え、陰極電流
密度と陰極室電流濃度を制御し、電解反応で生じる水素
で前記写真処理廃液中において銀イオンを還元し、銀粒
子として析出させる手段と、この生成した銀粒子を分離
して回収する手段とを有することを特徴としている。
以下、この発明の詳細な説明する。
この発明は電解反応を利用して銀イオンを還元して銀と
して析出されるに際し、通常の電解条件化では陰極上に
電解析出してしまう銀を、陰極板上に全くあるいは殆ど
析出されることなく、写真処理廃液中で銀粒子として析
出させ、銀回収するようにしたことを特徴とする。
次に、この発明の電解槽を構成する各要素につき、第1
図に基づいて説明する。
この電解槽1に使用する陰極2の材料は、銀の電解析出
反応やチオ硫酸イオンの還元反応を抑制するために水素
発生反応に対して選択的に過電圧の低い材料を選択する
写真処理廃液の電解還元における陰極表面での反応は、
銀電析反応と水素発生反応との競争反応であり、陰極表
面への銀の析出を防止するためには、当然に銀電析が起
こり難く水素発生の起こり安い(水素発生反応に対する
過電圧が選択的に低い)材料を選択すること、更にpH
温度及び濃度等に他の電解条件を調整することにより、
水素発生のみをほぼ選択的に生じさせたり銀析出が生じ
ても、メツキ状に電析するのではなく、針状結晶状にな
る電解条件を選ぶ必要がある。
この発明で使用されるグラファイト、活性炭等の炭素系
材料は、水素発生に対する過電圧が低く、陰極表面では
、水素発生反応が主体となり、銀電析や硫化銀生成を防
止するのに効果的である。またグラファイト、活性炭等
の炭素系材料を単独に使用すること以外に、これらの炭
素系材料の表面に更に水素発生が容易となるような触媒
、例えば、白金、パラジウム、ロジウム、イリジウム等
の白金属金属及びその酸化物を微量コーティングしても
よい。
更に、この発明では陰極室内の溶液を攪拌して陰極面上
から発生する微細な径の水素泡を陰極室内に拡散させ、
銀イオンとの接触効率を高めることが、銀の電流効率・
回収効率を高める上からも好ましい。
また、この発明では陰極表面での銀電析を効果的に阻害
するために、第2図及び第3図に示すように電流密度及
び陰極室電流濃度を大ぎくして、水素発生速度を増大さ
せ、電析しようとする銀イオンの陰極への近接を困難に
して、陰極板上での銀析出を防止することが好ましい、
このため、電流密度は1A/dm”以上、より好ましく
は1゜A / d m 2以上とし、陰極室電流濃度を
IOA/β以上、より好ましくは100A/j!以上と
して電解を行なう。
一方、陽極3の材料は、何等限定されず、従来から使用
されている例えば寸法安定性電極(DSE)や、グラフ
ァイト電極・白金電極、白金メツキ電極等を使用するこ
とがで診る。
前記陰極2及び陽極3を使用して電解槽1を構成するに
は、電解槽1を隔膜4を使用して陰極室5と陽極室6に
区画する必要がある。これは陽極で発生したガスの陰極
室への流入と、陰極室で還元され粒子状となり、流動状
態にある銀が陽極室へ進入して酸化され、銀イオンとし
て再溶解されることを防止するためである。また、隔膜
の使用は、写真処理廃液中のチオ硫酸イオンの陽極酸化
によるH、S、S”−1SH−の生成を隔膜の選択で防
止したり、E D T A −F a −N Haの酸
化還元反応による電流消費を防止して、電流効率を高く
することができ、そのために例えば、イオン交換膜、P
P製繊維等のプラクチック繊維焼結板、テトロン製織布
、素焼板、焼結プラスチック板等を使用することができ
る。また、この電解槽が陽極室と陰極室の間に隔膜を設
けず、無隔膜電解槽として運転することもできる。この
場合、陽極ガスや各種の陽極酸化物が電解槽中に拡散混
在することになり、溶液中の銀イオンは各種反応を生じ
て、硫化銀、酸化銀、銀の微細な粒子となり液中より分
離することになる。
さらに、電解槽の陽極は陽極電流密度を下げることで、
OH−放電を陽極反応の主反応として、チオ硫酸イオン
の陽極酸化によるH、5%52−5H−の生成を防止す
ることができる。
電解槽の構造は第1図に示すように、箱型の電解槽1を
隔膜4を使用して左右に2分したものでも、第5図に示
すように筒状の電解槽1に、円筒形の隔膜4を使用して
、外側の陰極室6と内側の陽極室5に区画したものでも
、あるいは第6図に示すように、箱型の電解槽1を複数
の隔膜4を使用して複数の電解室に区画し、各電解室の
電極を複極式又は単極式に接続して複数の陰極室で銀の
還元を行なうようにしたものでもよい。
電解に際しては陰極液を攪拌状態にして流動化状態に維
持することが好ましく、これにより陰極面上で発生する
水素気泡を溶液中に拡散したり、陰極液中で生成する銀
粒子を分散させ、銀粒子を陰極液中に浮遊させて、粒径
の成長を行なわせることができる。
電解層1にはろ過器7と循環ポンプ8からなる循環系が
設けられ、この循環ポンプ8の駆動によって、陰極室中
銀粒子を流動化状態に維持すると共に、循環によりろ過
器7で銀粒子が回収される。
また、電解4111には、攪拌器9を設け、陰極液を攪
拌することにより、水素気泡を拡散したり、析出銀粒子
を陰極液中に浮遊させることがで診る。
写真処理廃液中で生成する銀粒子サイズを大きくすると
、ろ過器フで目詰りが少なくなり、ろ遍在を交換するこ
となく、連続ろ過処理することがで幹たり、その他の前
述した分離方法においても分離効率が高まる。
この回収方法は、銀粒子サイズを大きくして、銀回収操
作を容易にするため、陰極室での写真処理廃液の陰極室
内滞留時間を第4図に示すように1〜60分とする。こ
の陰極室内滞留時間(分)は陰極室体積CJL)/陰極
流量(J27min)で求められる。
陰極室内滞留時間が極端に長くなると、結晶析出した銀
粒子が再度、陰極液中で化学反応的に再溶解したり、陰
極液中で銀粒子を流動状瀝に保つことが困難となってく
る。
このろ過器7は並列に2個設置してバルブ等を使用して
運転を切り替えることにより、電解操作を停止せずに、
回収した銀粒子を取り出すことができる。
以下、この発明の実施例を記載するが、この発明はこの
実施例に限定されるものではない。
[実施例] 処理される写真処理廃液(ベーパー感材処理廃液)の組
成/主成分のみを示す。
チオ硫酸アンモニウム     約70 g/l亜硫酸
アンモニウム      約18g/fLE D T 
A −F e −N Ha     約50g/JZ銀
イオン           8.32g/ILpH値
           約7,6電解槽は次のように構
成する。
陽極 グラファイト板 陰極 グラファイト板 隔g  PP製繊維焼結板(厚さ3111間孔率約60
%、関孔径約10μm) 電解槽のサイズ 陽極室は幅50mmX長さ50svx高さ100mm(
陽極液 2SlsIl) 陰極室は幅50smx長さ501×高さ100m5(陰
極液 250■1) 電解温度は室温状態にて、特にコントロールしていない
この試験結果を、第2図乃至第4図に示す、銀の回収率
、電流効率の算出はろ過器で補集された銀の重量で行な
った。従って、陰極板上にメツキ状に析出した銀は、電
流効率計算には入れてない。
第2図は電流効率と陰極電流密度との関係を、その電解
槽の陰極室の電流濃度が5A/1と20A/flの場合
について示している。この第2図より、陰極室電流濃度
が変っていても、陰極電流密度が1A/dm’以上、よ
り好ましくは10A/dm’以上の場合に銀回収の電流
効率が高くなる。即ち、陰極電流密度が1A/dm”以
上であれば、電流濃度が20 A/iの場合が電流効率
が35%程度以上、電流濃度が5A/Itの場合が電流
効率が25%程度以上になり、余り電流効率が高過ぎて
も、銀回収効率は良くならないから、陰極電流密度が1
A/dm’以上であれば効果がある。余り電流効率が高
過「ても、銀回収効率は良くならないのは、写真廃液中
の銀イオン濃度に起因しており、液中の銀イオン以外の
他成分が還元反応を生じるためである。
第3図は電流効率と陰極室の電流濃度との関係を、電流
密度が1A/dm’と20A/dm”の場合について示
している。電流効率は陰極電流密度にかかわらず、陰極
室の電流濃度が向上すると増加し、電流濃度はIOA/
It以上が好しく、より好ましくは100 A/It以
上受ある。
同様に、電流濃度はIOA/j!以上であれば、陰極電
流密度が20A/dm”の場合が電流効率が35%程度
以上、陰極電流濃度が1A/dm”の場合が電流効率が
20%程度以上になり、余り電流効率が高過ぎても、銀
回収効率は良くならないから、電流密度がl0A741
以上であれば効果がある。
第4図は陰極室内滞留時間と析出銀粒子径の関係を電流
密度20A/dm”、電流濃度30A/1の電解操作時
について示している。析出銀粒子径は、全f!1重量の
75%以上が、そのサイズ以上にあるとする値を析出銀
粒子径としており、陰極室内滞留時間が1分以上、60
分以内が好ましい。
陰極室内滞留時間が1分以内の場合には、銀イオンが還
元され、銀粒子となるだけで、それらが集まって結晶粒
として成長するには至らず、粒子径は大きくならない。
また、60分以上、陰極室滞留時間をとっても、銀イオ
ンの還元速度と、析出した鎖結晶の陰極室内での化学的
な再溶解速度に差がなくなり、実買的に鎖結晶成長が生
じにくくなる。
[発明の効果] この発明は前記のように、陰極電流密度と陰極室電流濃
度を制御して、写真処理廃液の銀イオンを、炭素系陰極
を使用する電解反応で生じる微細径の水素を攪拌あるい
は液流動等の操作を利用し、写真処理廃液中で還元する
ようになしたから、還元された銀粒子が陰極板上には殆
ど析出せずに陰極室内の溶液中に析出する。
従りて、従来の電解槽による陰極面上での還元析出と異
なり、陰極板上の析出銀の物理的・強制的な剥離を必要
としないため、電解操作を停止する必要がなく、生成し
た銀粒子を非常に容易にろ過分離して回収することがで
き、銀回収装置を停止または解体せずに、連続運転で銀
回収が可能になる。
この写真処理廃液の電解の陰極電流密度を1A/ d 
m ”以上、また陰極室電流濃度をIOA/IL以上と
し、更に陰極材料として、前述した炭素系材料を用いて
、陰極での水素発生を容易にすることで、銀イオンを液
中で高電流効率かつ、高回収率で還元して銀粒子とする
ことができる。
また、陰極室の写真処理廃液の陰極室内滞留時間を1〜
60分とすると、陰極室内で写真処理廃液中で生成する
銀粒子を大きく成長することができ、通常のろ過器等の
分離方法で容易に銀回収することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は写真処理廃液の銀回収装置の概略図、132図
は電流効率と陰極電流密度の関係を示す図、第3図は電
流効率と陰極室の電流濃度の関係を示す図、第4図は陽
極室内滞留時間と析出銀粒子径の関係を示す図、第5図
は円筒型電解槽の平面図、第6図は複極式電解槽の概略
図である。 図中符号1・は電解槽、2は陰極、3は陽極、4は隔膜
、5は陰極室、6は陽極室、7はろ過器、8は循環ポン
プ、9は攪拌器である。 を洗磨J(A/1m″) 4、基市膚を橡爆(東を鳳^鳴應 第 図 を表44 + Alt ) %1LtTI曹11池啄−1九亀蒐の繰称第 図 韓極鉦内澤V時間(分)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電解隔膜により陽極室と陰極室に区画された電解槽
    の陰極室に写真処理廃液を加え、陰極電流密度と陰極室
    電流濃度を制御し、電解反応で生じる微細径の水素で前
    記写真処理廃液中において銀イオンを還元し、電解液中
    に銀粒子として析出させることを特徴とする写真処理廃
    液からの銀回収方法。 2、請求項1記載の電解槽運転において、電解反応で生
    じる微細径の水素気泡と、溶液中の銀イオンを効率的に
    接触させるために、陰極室内に溶液の攪拌方法を設けた
    写真処理廃液からの銀回収方法。 3、請求項1又は2記載の電解槽運転においで、電解反
    応で生じる微細径の水素気泡と溶液中の銀イオンを効率
    的に接触させるために、陰極液の循環量を高めた写真処
    理廃液からの銀回収方法。 4、陰極室内で生成した銀粒子をろ過分離、遠心分離、
    沈降分離等の手段を用いて、連続的に或いは断続的に分
    離回収する請求項1記載の写真処理廃液からの銀回収方
    法。 5、陰極電流密度を1A/dm^2以上、また陰極室電
    流濃度を10A/l以上として電解を行なうようにした
    請求項1記載の写真処理廃液からの銀回収方法。 6、陰極室の写真処理廃液の陰極室内滞留時間を1〜6
    0分である請求項1記載の写真処理廃液からの銀回収方
    法。 7、請求項1記載の電解槽の陰極材料としてグラファイ
    ト・活性炭等の炭素系材料を単独に或いは微量の白金、
    パラジウム、ロジウム、イリジウム等の白金属金属成い
    はそれらの酸化物でコーティングして用いる写真処理廃
    液からの銀回収方法。 8、電解隔膜により陽極室と陰極室に区画された電解槽
    と、この陰極室に写真処理廃液を加え、陰極電流密度と
    陰極室電流濃度を制御し、電解反応で生じる微細径の水
    素で前記写真処理廃液中において銀イオンを還元し、電
    解液中に銀粒子として析出させる手段と、この生成した
    銀粒子を分離して回収する手段とを有する写真処理廃液
    からの銀回収装置。
JP6699589A 1989-03-17 1989-03-17 写真処理廃液からの銀回収方法及びその装置 Pending JPH02247395A (ja)

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US07/491,509 US5089097A (en) 1989-03-17 1990-03-12 Electrolytic method for recovering silver from waste photographic processing solutions
EP90105038A EP0387907A1 (en) 1989-03-17 1990-03-16 Method and apparatus for recovering silver from waste photographic processing solutions

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH049489A (ja) * 1990-04-27 1992-01-14 Fuji Photo Film Co Ltd 写真処理液の銀回収方法及び装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH049489A (ja) * 1990-04-27 1992-01-14 Fuji Photo Film Co Ltd 写真処理液の銀回収方法及び装置

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