JPH0224663Y2 - - Google Patents

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JPH0224663Y2
JPH0224663Y2 JP1985027973U JP2797385U JPH0224663Y2 JP H0224663 Y2 JPH0224663 Y2 JP H0224663Y2 JP 1985027973 U JP1985027973 U JP 1985027973U JP 2797385 U JP2797385 U JP 2797385U JP H0224663 Y2 JPH0224663 Y2 JP H0224663Y2
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feet
plate
shoes
mesh
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JPS61142642U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、列車・バス等の座席に腰掛けた後の
足置きプレートに関するもので、車中でのくつろ
ぎを手軽に清潔に行い、併せて、使い捨てをして
も経済的に大きな負担とならないことを目的とし
たものである。
「従来の技術」 通常、長距離の列車・バス等を利用する際、そ
の車中においては、ほとんどの場合、ゆつたりと
したくつろぎを求め、靴を脱いでみたくなる。
とりわけ、水虫、その他の皮膚病に悩まされて
いる人達は足の蒸れを防ぐために脱靴されてい
る。さりとて、スリツパを持参するのは面倒なこ
とで、靴を脱いでいるほとんどの人達は、読み終
えた新聞紙を車内の床面に敷き、その上に各を置
いている。
ところが、新聞紙を床面に敷くについては、次
のような難点があつた。
Γ 床面の温度が直接足の裏に伝わるので、冬季
においては冷たさを感じる。
Γ 新聞紙の活字インクが足の裏に付着する。
Γ 新聞紙が破れ、その破片が周囲に散乱する。
「考案が解決ようとする問題点」 本考案は、車内における脱靴後の足置きに際
し、新聞紙よりも低コストな紙製のプレートによ
り確保しようとするものである。
本考案の一実施例を、図面に基づいて以下詳述
する。
「問題点を解決しようとするための手段」 本考案は、図面に示す如く、多数の小孔1を有
する網目紙2を上面にし、底紙3を下面として、
その中間に波板状の通気ガイド4をサンドイツチ
状に挾んでなる使い捨ての足置きプレートで、5
は掛かり止めである。
この足置きプレートは、すべて紙を材料として
いるが、網目紙2は足の裏部に触れるので肌ざわ
りが良くて吸湿性の高いもの、底紙3はやや堅目
で丈夫なもの、通気ガイド4は網目紙の小孔1へ
の通気性を確保する他に、網目紙2と底紙3の間
隙を保つて空気層を作り、緩衝材の役割をも兼ね
ているので、容易に腰くだけとならない強じんな
もの、掛かり止め5は柔らかくて丈夫なものが好
ましい。
網目紙2の小孔1は、通気ガイド4の波板の凹
部のほぼ中心位置に設けられており、小孔1の径
は2m/m〜3m/m程度で、小孔間のピツチは
10m/m前後で良い。
また、本考案の足置きプレートの掛かり止め5
を除いた大きさは280m/m×140m/m×5m/
m程度である。そして、該プレートの耐圧度は、
着席後に使用する関係で、普通の成人で片方6Kg
〜8Kg程度、足組みをした場合に片側に掛かる荷
重は10Kg〜13Kg程度であるため、これらの使用条
件において押しつぶされない程度の強度でよい。
なお、通気ガイド4の波の方向は、図示するよ
うに、該プレートの長手方向に波を設けるのが良
い。
「使用の形態」 本考案に係る足置きプレートの使用にあたつて
は、使用者は座席に着席後、脱靴し、あたかもス
リツパを履くかのように足を網目紙2の上に乗せ
足の甲が掛かり止め5に当る程度にまで差し滑ら
させる。当然のことながら片足につき該プレート
1枚の使用である。
「考案の効果」 本考案は上記のようなものであるから、これを
使用することによつて、足の甲はいうまでもな
く、足の裏部まで外気に触れさせるので、足の蒸
れは起こらない。また掛かり止め5があるので車
内での短距離の歩行も可能である。
そのうえ、網目紙2が吸湿性のある紙なので、
脂足症の人でもその分泌物が網目紙2に吸収さ
れ、水虫の発生防止に役立つものである。
加えて、床面の冷たさは網目紙2と底紙3の間
の空気層によつて遮断されるので冬季でも足に冷
たさを感じさせない快適なものである。
近年、暖房のいきとどいた冬の車内において、
「足の先が冷たい」と感じるのは靴の中の湿気が
原因で、靴を脱げば足は車内温度に触れて湿気が
蒸発するので冷たさは解消できる。
しかも、本考案の足置きプレートはすべて紙を
材料にして製作しているので、次のような理由に
よるそれぞれの利点がある。
Γ 重さが靴の約1/10以下の軽量であるので、該
プレートをはめたまま足組みをしたり、あるい
は足の位置をずらせたりしてもまつたく疲れな
い。
Γ 新聞紙程度の低コストで提供できるので、使
い捨てても経済的な負担とならない。
Γ 使い捨て後、焼却しても公害問題が発生する
ことは皆無である。
Γ 香料をあらかじめ振り掛けておけば、一定時
間の芳香を発散させることができるので、まわ
りの人達にして不快感を与えることはない。
さらに通気ガイド4の波は足の位置に対して前
後方向に設けられているので、該プレート上での
足首の折り曲げをする場合でもスムーズになじ
み、それでいて通気ガイドの役目を損うことはな
い。
また、該プレート上の踵部に、使い捨て加温袋
を取り付けておけば冷え症の人にはうつてつけの
ものである。上記の説明においては、列車やバス
の車内での利用について述べたが、これら以外に
事務所、研修所その他の室内でも用い得ることは
いうまでもない。
以上のように、本考案は手軽で、しかも快適性
を満足できる極めて効果的なものであり、構造簡
単にして安価で取い捨てであるため利用性の高い
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を斜視図によつて表わ
したものである。 1……小孔、2……網目紙、3……底紙、4…
…通気ガイド、5……掛かり止め。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多数の小孔1を有する網目紙2を上面にし、丈
    夫な底紙3を下面として、その中間に紙製の波板
    状の通気ガイド4をサンドイツチ状に挾んでなる
    使い捨ての足置きプレート。
JP1985027973U 1985-02-26 1985-02-26 Expired JPH0224663Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985027973U JPH0224663Y2 (ja) 1985-02-26 1985-02-26

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JP1985027973U JPH0224663Y2 (ja) 1985-02-26 1985-02-26

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Publication Number Publication Date
JPS61142642U JPS61142642U (ja) 1986-09-03
JPH0224663Y2 true JPH0224663Y2 (ja) 1990-07-06

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ID=30525420

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55158953U (ja) * 1979-05-01 1980-11-15

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JPS61142642U (ja) 1986-09-03

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