JPH0224603Y2 - - Google Patents

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JPH0224603Y2
JPH0224603Y2 JP1984025756U JP2575684U JPH0224603Y2 JP H0224603 Y2 JPH0224603 Y2 JP H0224603Y2 JP 1984025756 U JP1984025756 U JP 1984025756U JP 2575684 U JP2575684 U JP 2575684U JP H0224603 Y2 JPH0224603 Y2 JP H0224603Y2
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brush
sander
disk
disc
electric
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、さび等の塵埃を周囲に飛散すること
なく集塵機に回収出来る電動デイスクサンダに関
する。
鉄骨、橋梁、船舶、自動車等の塗装前処理の一
方法に、デイスクサンダによりさび等の塵埃を除
去し、被塗面を清浄にすることが行なわれてい
る。しかし、デイスクサンダによる処理の際に発
生する塵埃が周囲に飛散して処理現場の環境を汚
染することが著しく、かつ作業者に対しても安全
衛生上好ましくないので、塵埃を飛散させること
なくすみやかに回収できるデイスクサンダが要求
されていた。
上記の通りの状況を考慮して、本考案の考案者
は、先に、電動デイスクサンダのサンダデイスク
の外周よりも大きな集塵ブラシをサンダデイスク
外周部と間隔を有せしめて取付けて、さび等の塵
埃が飛散するのを防止し、かつ塵埃の回収をすみ
やかに行なうため集塵ブラシとサンダデイスク外
周部との間の間隔部に設けた塵埃回収口からホー
スを経由して直接集塵機に回収できるようにした
電動デイスクサンダを提案した。
先に提案したこの電動デイスクサンダは所期の
目的を達成することができるものであるが、更に
次の通りの解決すべき問題点を有する。
この電動デイスクサンダを用いてサンデイング
処理する場合、手動で種々の方向、例えば左右方
向に細かく往復運動せしめつつ処理面にサンダデ
イスクを接触せしめることが多い。このようにこ
の電動デイスクサンダを移動せしめると、サンダ
デイスクと処理面との間が一定でなくなり、均一
に処理するのが困難となる。更に説明すると、仮
に、この電動デイスクサンダのサンダデイスクを
処理面に圧接せしめて一方向に移動しつつ処理す
ると、ブラシは湾曲し、ブラシの毛先、即ち処理
面に接触する側の端部は、電動デイスクサンダの
移動方向の反対側に向く。次いで、この電動デイ
スクを逆方向に移動せしめると、湾曲していたブ
ラシは、ほぼ直線状になり、しかる後、ブラシは
前とは逆向きに湾曲することとなる。この逆方向
に移動する時、サンダデイスクは処理面と強く圧
接した状態から、これらの間の圧力が弱くなつた
状態、あるいはこれらの間に間隔が開いた状態と
なり、しかる後、前と同じく強く圧接した状態と
なる。このため、この電動デイスクサンダを、上
記した如く、例えば左右方向に往復運動せしめつ
つサンデイング処理すると、サンデイング処理に
むらが生じ、均一に処理するのができない。更
に、処理面に凹凸が存在する場合などには、ブラ
シと処理面との間に〓間が生じ、塵埃を効率よく
回収できないという問題もある。
本考案は上記の通りの状況を鑑みてなされたも
のである。
従つて、本考案の主たる目的は、均一にサンデ
イング処理できるブラシ付電動デイスクサンダを
提供することである。
本考案に従うと、上記した目的及び他の目的
が、真空源に連結される塵埃回収口を備えたデイ
スクサンダ本体と、該デイスクサンダ本体に設け
られた駆動モータと、該駆動モータによつて回転
せしめられるサンダデイスクと、該塵埃回収口及
び該サンダデイスクを取り囲んでいるブラシとを
具備する電動デイスクサンダにおいて、 該ブラシが、ブラシ部と該ブラシ部を支持する
ブラシ支持部とからなり、 該ブラシ支持部が複数個の支持部から構成され
ており、 該複数個の支持部の各々が該デイスクサンダ本
体に弾性部材を介して設置されている ことを特徴とする電動デイスクサンダを提供する
ことにより達成される。
次に、添付図面第1図及び第2図を参照して、
本考案の好適具体例を説明する。
この具体例の電動デイスクサンダは、デイスク
サンダ本体10と、駆動モータ12と、サンダデ
イスク14と、ブラシ16とを具備する。
デイスクサンダ本体10には、塵埃回収口18
が設けられており、この塵埃回収口18は、導管
20及び可撓性ホース22を介して、真空源(図
示せず)に連通している。真空源としては、一般
的な電気集塵機を用いることができる。デイスク
サンダ本体10には、サイドハンドル(図示せ
ず)を設けて、手動による操作を容易にできるよ
うになつているのが好ましい。
駆動モータ12がデイスクサンダ本体10に設
置されている。この具体例においては、駆動モー
タ12は電気モータであり、リード線23を介し
て電源(図示せず)に接続される。
サンダデイスク14は、駆動モータ12の駆動
軸24に設置されている。サンダデイスク14と
しては、一般的な円盤状砥石をはじめ、レジノイ
ドトイシ、フレキシブルトイシ等通常のものを用
いることができる。
ブラシ16は、4つのブラシ支持部26とこれ
らに支持されたブラシ部28とからなる。ブラシ
部28としては、塗装用ブラシ、合成樹脂(例え
ばナイロン)製ブラシ、研磨材を混入した合成樹
脂製ブラシなどを用いることができる。ブラシ支
持部26は、デイスクサンダ本体10に設けられ
た環状溝30内に、第1図の上下方向の移動のみ
ができるように配置されている。ブラシ支持部2
6のそれぞれと環状溝30の上壁32との間に
は、弾性部材、例えばコイルばね34が配置され
ていて、ブラシ支持部26は下方向に弾性的にそ
れぞれ独立的に強制されている。環状溝30には
ストツパ36が設けられていて、ブラシ支持部2
6の下方向移動を制限している。本考案におい
て、上記環状溝30は必ずしも必要でなく、デイ
スクサンダ本体10の内壁とブラシ支持部の上記
との間に弾性部材を設けておくだけでもさしつか
えない。
デイスクサンダ本体10、サンダデイスク14
及びブラシ16は、第1図及び第2図に示した如
く、環状の空間38を形成している。これによつ
て塵埃回収口18から塵埃を良好に回収すること
ができるようになつている。
次に、この具体例の電動デイスクサンダの作動
を説明する。
まず、駆動モータ12を電源に接続して、作動
させ、サンダデイスク14を回転せしめ、塵埃回
収口18を真空源に連通せしめて、真空力を作用
させておく。本電動デイスクサンダを把持し、処
理すべき面にサンダデイスク14を接触せしめ
て、サンデング処理をする。サンダデイスク14
を処理すべき面に接触せしめると、ブラシ支持部
26はコイルばね34に抗して第1図の上方に移
動せしめられるのでブラシ部28は湾曲せしめら
れることがない。例えば電動デイスクサンダを右
方向に移動しつつサンデイング処理すると、ブラ
シ部28の先端も殆ど同時に右方向に移動し、そ
の際ブラシ部28に湾曲は殆ど認められない。次
いで、電動デイスクサンダを左方向に移動せしめ
ようとすると、方向転換の際にもブラシ支持部2
6とコイルばね34が圧縮せしめられることによ
つて、ブラシ部28は湾曲することなく略直線
(鉛直)状になつており、サンダデイスク14の
底面と処理面との間の間隔は実質上変わらない。
従つて、一般的な使用形態の如く、電動デイスク
サンダを左右移動しつつサンデイング処理して
も、サンダデイスク14と処理面との間の間隔は
ブラシ部28の変形の影響を受けることなく、こ
れによつて、適切にサンデイング処理することが
できる。
上記具体例においては、ブラシ16が、4つの
ブラシ支持部26とこれらに支持されているブラ
シ部28とによつて構成されている。本考案で
は、下記する理由により、ブラシ16を複数個の
ブラシ支持部とこれらに支持されたブラシ部とに
よつて構成する。処理面は必ずしも平担ではな
く、大小の凹凸を有している場合が多い。単一の
リング状支持部を用いた場合、処理面上の一つの
凸部にブラシ部が接触すると、ブラシ支持部全体
が、コイルばねを圧縮して引込んだ状態となり、
あるいは、ブラシ支持部が傾斜することにより、
ブラシ部と処理面との間にすき間が生じ、サンデ
ング処理によつて生じた塵埃を効率良く回収でき
なくなる。他方、複数個のリング状支持部を用い
た場合においては、処理面上の凸部にブラシ部が
接触しても、そのブラシ部を支持しているブラシ
支持部のみが引込んだ状態となり、他のブラシ支
持部は、突出しており、それら他のブラシ支持部
のブラシ部は適切に処理面に接触しており、これ
によつて、比較的良好に塵埃を回収することがで
きる。
尚、上記した具体例においては、第1図に示し
た通り、サンダデイスク14の底面は、ブラシ1
6の下端が形成する面と平行に配置されている。
このようなことは必ずしも必要ではなく、サンダ
デイスク14の底面がブラシ16の下端が形成す
る面に対して傾斜しているように配置することが
できる。このように配置すると、通常、サンダデ
イスク14の周縁の一部のみが処理面に接触する
ことになり、強力にサンデイング処理をすること
ができる。
上記の通りであるので、本考案に従う電動デイ
スクサンダによると、処理面を均一にサンデイン
グ処理することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の好適具体例に従う電動デイ
スクサンダの断面図。第2図は、第1図の電動デ
イスクサンダの底面図。 10……デイスクサンダ本体、12……駆動モ
ータ、14……サンダデイスク、16……ブラ
シ、18……塵埃回収口、20……ブラシ支持
部、22……ブラシ部、34……コイルばね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 真空源に連結される塵埃回収口を備えたデイス
    クサンダ本体と、該デイスクサンダ本体に設けら
    れた駆動モータと、該駆動モータによつて回転せ
    しめられるサンダデイスクと、該塵埃回収口及び
    該サンダデイスクを取り囲んでいるブラシとを具
    備する電動デイスクサンダにおいて、 該ブラシが、ブラシ部と該ブラシ部を支持する
    ブラシ支持部とからなり、 該ブラシ支持部が複数個の支持部から構成され
    ており、 該複数個の支持部の各々が該デイスクサンダ本
    体に弾性部材を介して設置されている ことを特徴とする電動デイスクサンダ。
JP2575684U 1984-02-27 1984-02-27 電動デイスクサンダ Granted JPS60138636U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2575684U JPS60138636U (ja) 1984-02-27 1984-02-27 電動デイスクサンダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2575684U JPS60138636U (ja) 1984-02-27 1984-02-27 電動デイスクサンダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60138636U JPS60138636U (ja) 1985-09-13
JPH0224603Y2 true JPH0224603Y2 (ja) 1990-07-05

Family

ID=30521119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2575684U Granted JPS60138636U (ja) 1984-02-27 1984-02-27 電動デイスクサンダ

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0722890B2 (ja) * 1986-01-22 1995-03-15 社団法人日本建設機械化協会 母材表面の研掃装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5636607Y2 (ja) * 1980-02-15 1981-08-28

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JPS60138636U (ja) 1985-09-13

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