JPH0224565B2 - - Google Patents

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JPH0224565B2
JPH0224565B2 JP30387586A JP30387586A JPH0224565B2 JP H0224565 B2 JPH0224565 B2 JP H0224565B2 JP 30387586 A JP30387586 A JP 30387586A JP 30387586 A JP30387586 A JP 30387586A JP H0224565 B2 JPH0224565 B2 JP H0224565B2
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JP
Japan
Prior art keywords
legs
plate body
filtration device
support member
storage tank
Prior art date
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Expired
Application number
JP30387586A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63158111A (ja
Inventor
Shinzo Tsucha
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BOSO SHOJI KK
Original Assignee
BOSO SHOJI KK
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Publication date
Application filed by BOSO SHOJI KK filed Critical BOSO SHOJI KK
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Publication of JPH0224565B2 publication Critical patent/JPH0224565B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、池や水槽等の蓄溜槽の底面全域にス
トレーナを設けた多数個のプレート体を配置する
ろ過装置に係り、特に支持部材によつて前記各プ
レート体同士を容易に接合し、かつそれらプレー
ト体の上面を同一水平面に位置させることができ
るようにしたろ過装置に関する。
[従来技術の説明] ろ過装置としては開放型重力式や密閉型強制式
や開放型強制式(特開昭50−91150号)の方式が
採用されているが、池や水槽等の広い蓄溜槽内に
おける被処理水をろ過する場合においては、いず
れの方式においても蓄溜槽の近傍にその蓄溜槽と
は別体のろ過装置を配備し、池からのろ過装置へ
被処理水を導入してろ過を行なつている。
[発明が解決しようとする問題点] 従来技術のものは一般に蓄溜槽とろ過装置とが
別体に構成されているため、ろ過装置が高価なも
のとなると共に、蓄溜槽内の被処理水が均等に浄
化されないという問題があつた。
本発明は、ストレーナを有する枠体状のプレー
ト体を蓄溜槽の底面全面にわたりその底面より上
位に配置して従来技術の問題点を解決するように
したろ過装置に関するものである。しかし、蓄溜
槽池の底面全面に多数個のプレート体を敷設する
ために、各プレート体同士を容易かつ強固に連結
する手段が必要となり、そのような連結手段が考
えられなかつた。
また、プレート体は、例えばストレーナを備え
た30cm×30cmの枠体状のものからなり、ストレー
ナの目詰りを生じたプレート体には0.6Kg/cm2
負荷が加わりプレート体全体には540Kgの力が作
用する。従つてプレート体の底面中央部を補強す
ることが必要となる。
[発明の目的] 本発明は上記の要請に基づき発明されたもの
で、蓄溜槽内の底面より上位に配置する複数個の
プレート体の隣接間同士を簡単に連結できるよう
にすると共に、各プレート体の上面を水平にし
て、蓄溜槽の底面全面にわたりストレーナを有す
るプレート体を敷きつめることができるようにし
たろ過装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は前記目的を達成するために、隣接する
プレート体の外縁部に蓄溜槽の底面に向かつて突
出する脚を形成し、それぞれのプレート体の脚を
1個のパイプ状の支持部材に挿入することによつ
て複数個のプレート体を連結する。各支持部材の
長さは、蓄溜槽の底面の深さによつて適当な寸法
に切断するようにしたものである。
[作 用] 隣接するプレート体の外縁部の脚を同一のパイ
プ状の支持部材に挿入することによりプレート体
を連結することができ、多数個のプレート体を一
体的構造にして蓄溜槽の底面全面を覆うことがで
きる。そして、そのパイプ状の支持部材の長さを
それぞれの底面の深さに応じた寸法に切断すれ
ば、プレート体の上面を水平同一面にすることが
できる。
[実施例] 次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。本実施例に使用されるプレート体1は第1図
に示す如き四角状の枠体から形成され、縦横のリ
プ2並びにリブ3および斜め方向のリブ4により
補強される。またその表面側(第1図の反対面)
には第2図に示す如く網目状のストレーナ5が設
けられている。
ここで、被処理水の蓄溜される池や水槽のよう
な広い領域の蓄溜槽の底面側に多数個のプレート
体1を相互に隣接させ、底面を覆うように敷設さ
れる。なおプレート体1と底面間には適宜間隙が
形成される。またプレート体1の上面にはろ材が
積重ねられ、被処理水は間隙内に係合するポンプ
の吸引力によりろ材およびプレート体1のストレ
ーナ5を介して前記間隙内に吸引され、浄化され
て槽外排出される。
第1図および第2図に示す如く、プレート体1
の裏面側には、外縁部6の四隅に蓄溜槽の底面側
に向つて突出する(第1図では上方に向つて突出
する図になつている)中空筒形状のものを縦方向
に四等分した形状の脚7aが一体に形成されてい
る。外縁部6における四隅の中間には、中空筒形
状のものを縦方向に二等分した形状の脚7bが一
体に形成されている。また、プレート体1の外縁
部6の内側の下面には同じく底面側に向つて突出
する中空筒形状の脚8が形成される。詳しくは脚
8は縦横のリブ2及びリブ3の交叉点(プレート
体1の中心交叉点を含む)に設けられている。
本実施例のプレート体1の上面には第2図に示
されるように、球状ストレーナ9が挿着される。
球状ストレーナ9はストレーナの有効面積を増大
すると共に、被処理水の流れを円滑にし、ろ過効
率を向上せしめるためのものである。本実施例で
は球状ストレーナ9は脚8の配設される位置に設
けられているため、球状ストレーナ9は脚8の中
空円筒状の貫通孔10に挿入される。勿論、脚7
aや脚7bや脚8はプレート体1の形成時に共に
一体的に形成されるものである。またそれら脚7
や脚7aや脚8の中空筒形状の筒の外径は同一直
径に形成される。
第2図は4個のプレート体1同士がその外縁部
6を接触せしめて配設された状態を示すもので、
それぞれの外縁部6の四隅に設けられた脚7aは
互いに四等分された縦方向切断面で接し、4個の
脚7aで1個の円筒形状のもの、即ち脚8と同一
形状となる。また、図示しないが、2個のプレー
ト体1同士の外縁部6の四隅の途中に設けられた
脚7bは互いに二等分された縦方向切断面で接
し、2個の脚7bで1個の円筒形状のもの、即ち
脚8と同一形状となる。
ここで、プレート体1を池等に設置する場合に
は、第3図に示されるように、パイプ状の支持部
材11を脚7aと脚7bと各脚8とに挿入する。
この際、正方形のプレート体1は互いに隣接させ
るので、1個の支持部材11によつて4個の脚7
aと2個の脚7bが一体的に接合される。また各
脚8には各支持部材11挿入される。各支持部材
11の長さは、その下端面が蓄溜槽の底面に当接
し得る寸法に切断される。ここで、第4図に示す
ように池等の底面が傾斜角度θで傾斜している場
合は、第5図に示すように支持部材11の一端に
θの傾斜面15が形成される。即ち、支持部材1
1の軸の長さや角度θは池等の配置箇所により相
異する。第4図において、それぞれのプレート体
1は支持部材11により底面14上に支持され、
その上面が水平に保持されるように支持部材11
の傾斜面15の傾斜角度が設定される。
支持部材11は既存のパイプ状の部材を適宜の
軸長のものに切断して形成されるもので、比較的
容易に製作することができる。従つてプレート体
1の脚7aや脚7bや脚8を直接底面14に接す
る寸法にする場合に比べ極めて容易に実施できる
と共に、プレート体1と底面14との間隙16の
寸法を変化させる必要がある場合にも容易に対応
することができる。以上のように、各プレート体
1同士の脚7aと脚7bとは支持部材11によつ
て固定され、その結果各プレート体1を確実に連
結することができる。
また、プレート体1の中央部にある脚8に、底
面14で支持する支持部材11を連結することに
より、プレート体1上にかかる荷重に十分に耐え
ることができる。
[発明の効果] 以上のように本発明に係わるろ過装置によれ
ば、多数個のプレート体を隙間なく連結し、蓄溜
槽の底面全面を覆うことが可能になる。
また、プレート体を既存のパイプから成る支持
部材で支持しているので、池等の底面の深さが複
雑であつても、プレート体の上面を容易に水平に
することができる。
更に、プレート体の中央部を支持部材で支持す
ることができるので、水圧の大きい箇所にも適応
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のプレート体の斜視
図、第2図は支持部材の取付状態を示す軸断面
図、第3図は本発明の一実施例のプレート体に挿
着された支持部材の配列を示す斜視図、第4図は
実施例の支持部材自体の平面図、第5図は実施例
の蓄溜槽への係合状態を示す部材断面図である。 1……プレート体、2,3,4……リブ、5…
…ストレーナ、6……外縁部、7a,7b,8…
…脚、9……球状ストレーナ、11……支持部
材、13……蓄溜槽、14……底面、15……傾
斜面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 蓄溜槽の底面側にその底面と適宜の間隙を隔
    てて表面にストレーナを形成する多数個のプレー
    ト体を配設し、該プレート体で前記底面全面を覆
    うと共に、該プレート体の上面にろ材を載置し、
    該ろ材およびプレート体を介し蓄溜水を浄化し、
    処理水を前記間隔内から強制的に排出するように
    形成されるろ過装置において、前記プレート体に
    下面側に向かつて突出する複数個の脚を一体的に
    形成し、隣接する前記プレート体同士の脚および
    各プレート体自体の脚に前記蓄溜槽の底面に接す
    る長さの支持部材を着脱可能に連結することを特
    徴とするろ過装置。 2 前記支持部材で隣接するプート体の脚に連結
    される脚を円筒形状を縦方向に分割した形状とし
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    ろ過装置。 3 隣接するプート体の脚とは連結しない脚を前
    記プレート体外枠より内側に形成したことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のろ過装置。 4 前記支持部材をパイプ形状としたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のろ過装置。 5 前記支持部材の下端面に、前記蓄溜槽の底面
    の傾斜に沿う傾斜面を形成することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のろ過装置。
JP30387586A 1986-12-22 1986-12-22 ろ過装置 Granted JPS63158111A (ja)

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JPH06509826A (ja) * 1991-08-08 1994-11-02 キャタリティック ディスティレーション テクノロジーズ 石油生成物から不純物を除去する方法

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