JP3011832U - 油吸着槽 - Google Patents
油吸着槽Info
- Publication number
- JP3011832U JP3011832U JP1994010899U JP1089994U JP3011832U JP 3011832 U JP3011832 U JP 3011832U JP 1994010899 U JP1994010899 U JP 1994010899U JP 1089994 U JP1089994 U JP 1089994U JP 3011832 U JP3011832 U JP 3011832U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- filter
- oil adsorption
- adsorption tank
- water passage
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 従来の直方体の油槽内でフィルターの配置位
置を変更して濾過面積を増加させることを目的とする。 【構成】 直方体をなした槽であって、その長さ方向を
汚水流入方向とする同方向へ複数のフィルターを一定間
隔に並設させたことを特徴とする。この際、槽内の縦幅
方向(長さ方向と直交する方向)に於ける特定位置に通
水孔を備えた区画板10a,10bで適宜区画すること
は差し支えない。
置を変更して濾過面積を増加させることを目的とする。 【構成】 直方体をなした槽であって、その長さ方向を
汚水流入方向とする同方向へ複数のフィルターを一定間
隔に並設させたことを特徴とする。この際、槽内の縦幅
方向(長さ方向と直交する方向)に於ける特定位置に通
水孔を備えた区画板10a,10bで適宜区画すること
は差し支えない。
Description
【0001】
本考案は油吸着槽に関する。
【0002】
図7は従来例を示すものであって、Aは半截平面図、Bは縦断側面図である。 1は槽本体で長方体の槽内の縦幅方向へ適当間隔に多数のフィルターガイド2を 取付けしめ、各フィルターガイド2に対しフィルターリテーナ3に保持させたフ ィルター4を配設する。 尚、図面で5は流入口、6は遮断板、7は流出口 側に設けたトラップ管、8 は蓋板であり、流水は流入口5から入り各フィルター4を通過中に瀘過されトラ ップ管7を経て流出する。
【0003】
上記油吸着槽は床面下に埋設して使用されるのであり、槽上面の床面は人や車 輛の走行等があることから、槽上面に覆蔽する蓋板は強度上縦幅寸法lを出来る だけ小とする方が良いのであり、従って槽自体は通常細長の直方体になされる。 ところで、従来槽(図7)に於ける瀘過面積をAとした場合、若しこの瀘過面 積を2倍にせんとする場合は図8に示す如く槽1の縦幅lを2倍としたものを製 作する必要があり、縦幅lが倍加し、これに伴って蓋板の大きさが倍加すると共 に強度を高める必要上重量が増して取扱が不便となり、又コスト高となる。 本考案は上記問題点を解決せんとするものである。
【0004】
本考案は直方体となした槽であって、その長さ方向を汚水流入方向とする同方 向へ複数のフィルターを一定間隔に並設させたことを特徴とする。この際、槽内 の縦幅方向(長さ方向と直交する方向)に於ける特定位置に通水孔を備えた区画 板で適宜区画することは差し支えない。
【0005】
槽自体の大きさ(寸法)を変えないで瀘過面積が倍加されるものとなる。
【0006】
図1は本考案になる油吸着槽の一例を示すものであってAは模式平面図、Bは 同縦断側面図である。 1は槽本体であって従来通り直方体の槽に形成されている。10は該槽内の縦 方向を区切るための区画板であって、図2に示す如く板面の適当箇所には通水孔 11が穿設されてなる。
【0007】 図示例では区画板10を3箇使用し槽内を流入室A、瀘過室B、流出室Cに仕 切ったものとなしている。この際、区画板10は図2A、Bに示す如き板体の左 右側端付近の2箇所に短冊状の通水孔11を穿設した10aと、中央部分の1箇 所に同様通水孔11を穿設した10bの2種類を用意し、10aは槽内の流入口 5と流出口8側へ、10bは中央に位置させるようにする。
【0008】 しかして、本考案ではフィルター4を汚水の流入方向と同方向、即ち直方体の 槽内に於ける長手方向へ配設するのであり、該配置には上記区画板10の相互に 対応する側へフィルターガイド2を取付け、該フィルターガイド2を介してフィ ルターリテーナ3に保持されたフィルター4を差し込むようになすのである。
【0009】 この際、各フィルター4の取付け位置は相対する区画板10a、10bの通水 孔11を交叉する状態の位置となさしめるのであり、図示例で流入口5から流入 室Aに流入した汚水は矢印イ、ロ、ハ、ニの流れで各区画板10a、10bの通 水孔11及びフィルター4を通過し、瀘過室Bから流出室Cのトラップ管7を経 て槽外へ流出されるものとなるのであり、従来に於ける瀘槽寸法を変えないで、 即ち槽幅(縦幅寸法)が同じで瀘過面積を2倍とするものである。
【0010】 図3は上記例の別の態様を示すものであって、区画板を汚水の流入側から10 b、10a、10bの如く配置することにより、流れをイ’、ロ’、ハ’、ニ’ の如く変更させたものを示すのであり、この場合の瀘過面積も2倍となる。
【0011】 図4は他の例を示す模式平面図であって、本例では区画板10a、10bだけ の使用でフィルターの長さを倍長にして瀘過面積を4倍にすることの出来るもの である。図5は区画板10bを使用しないで、トラップ管7をフィルター4、4 間の出口側に配設した例であり、この場合の瀘過面積も4倍と変わりがない。
【0012】 本考案では区画板10の使用を省略することが出来、即ち図6は汚水の流入管 12を槽1の前壁側で分流して槽内へ導いた模式平面図であり、槽自体の寸法を 変えないで瀘過面積はフィルター長が長くなるだけ増加することから凡そ5倍程 度となる。
【0017】
本考案は以上の如く実施するものであって、槽自体の大きさを変えないで、即 ち従来寸法の大きさでフィルターの瀘過面積を倍加させて能力向上に寄与せしめ ることの出来るものである。 尚、槽の縦幅寸法が変わらないことから蓋板の従来の大きさや材質及び強度の 儘で良く、槽前体のコスト的な上昇も何ら無い。
【図1】本考案になる油吸着槽の一例を示すもので、A
は略式平面図、Bは同縦断側面図である。
は略式平面図、Bは同縦断側面図である。
【図2】本考案で使用される区画板の斜視図である。
【図3】別の態様例に於ける略式平面図である。
【図4】別の態様例に於ける略式平面図である。
【図5】別の態様例に於ける略式平面図である。
【図6】別の態様例に於ける略式平面図である。
【図7】従来例を示すものであって、Aは半截平面図、
Bは縦断面図である。
Bは縦断面図である。
【図8】従来例の模式平面図である。
1 槽本体 2 フィルターガイド 4 フィルター 6 遮断板 7 トラップ管 10 区画板 11 通水孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年12月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
Claims (3)
- 【請求項1】 直方体をなした槽であって、その長さ方
向を汚水流入方向とする同方向へ複数のフィルターを一
定間隔に並設させたことを特徴とする油吸着槽。 - 【請求項2】 槽内の縦幅方向(長さ方向と直交する方
向)に於ける特定位置に通水孔を備えた区画板を配設し
て区画をしたことを特徴とする請求項1記載の油吸着
槽。 - 【請求項3】 通水孔の穿設位置が異なる複数の区画板
で槽内の縦幅方向を区画したことを特徴とする請求項1
又は2記載の油吸着槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994010899U JP3011832U (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 油吸着槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994010899U JP3011832U (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 油吸着槽 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3011832U true JP3011832U (ja) | 1995-06-06 |
Family
ID=43147556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994010899U Expired - Lifetime JP3011832U (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 油吸着槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3011832U (ja) |
-
1994
- 1994-07-29 JP JP1994010899U patent/JP3011832U/ja not_active Expired - Lifetime
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