JPH02245485A - 流体圧式回転ピストン形機械 - Google Patents

流体圧式回転ピストン形機械

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JPH02245485A
JPH02245485A JP1275102A JP27510289A JPH02245485A JP H02245485 A JPH02245485 A JP H02245485A JP 1275102 A JP1275102 A JP 1275102A JP 27510289 A JP27510289 A JP 27510289A JP H02245485 A JPH02245485 A JP H02245485A
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teeth
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internal
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C2/00Rotary-piston machines or pumps
    • F04C2/08Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing
    • F04C2/10Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member
    • F04C2/103Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member one member having simultaneously a rotational movement about its own axis and an orbital movement

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Hydraulic Motors (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、請求項1の上位概念に記載した種類の、駆
動部又は従動部として作動する移送部とその傍らにあっ
てこの移送部への作動流体の供給・排出を行う制御部と
を備えた、大きなトルクを伝達又は発生する目的の流体
圧式回転ピストン形機械に関する。
(従来の技術〕 この種の流体圧式回転ピストン形機械はハイドロポンプ
として、又好ましくはハイドロモータとして使用され、
特にゆっくり回転するrトルクモータJに適している。
作動流体としては液体及び気体が用いられ、その利点は
特に1回転あたりの閉込み容積が比較的大きく、従って
比較的大きな駆動トルクが得られる点にある。上位概念
に記載の機械では、移送部と制御部との両側で軸を大き
い寸法の転がり軸受で支持できるので、流体圧作動部に
対して軸を正確に支持できるばかりでな(、(大きなて
この作用かがかる)駆動又は従動用の軸に大きな半径方
向の力を加えることが許容される軸受間隔を大きくする
ことが可能となり、従ってこの種の機械では、トルクを
伝達する為に大きなベルト又は歯車の力を加え得るばか
りでなく、一般にホイ・−ルを流体圧で駆動する為の中
心軸としてこれを使用することもできる。
〔発明が解決しようとする課題〕
西独公開特許公報1703573に記載のこの種の公知
の機械では、固定のケーシングと回転ピストンの外歯と
の間に所謂rゲロトアJ (Gerotor)式歯車装
置を備え、これが移送部として作動する。
その回転ピストンにはその内部にもゲロトア式歯車装置
があり、その内部ロータは駆動又は従動用の軸と回らな
いように一体をなしている。この機械では、移送部の歯
車装置への作動流体の供給・排出を回転ピストン自体に
配置した制御スリットを介して行おうとしているが、設
計上、駆動力学上の理由から、両方のゲロトア式歯車装
置の偏心度を等しくしなければならない。その為、移送
部歯車装置の歯たけは、軸に設けたこれより温かに小さ
い歯車装置の歯たけによって決まることになり、従って
移送面積、即ち移送部歯車装置の1回転当たりの比容積
は常にかなり小さいものになる。
又得られる流体の流れの断面積がそこに設けたコレクタ
制御装置の為小さくなり、大きな絞り損失を生ずる結果
となる。
本発明は、この種の流体圧式回転ピストン形機械を改良
して、上述のような欠点を除くことを目的とする。また
その目的は、特に閉込み容積を大きくし、且つできるだ
け多くの部品を極めて合理的な方法、例えば焼結法で製
作できるような流体圧式回転ピストン形機械を提供する
ことにあり、その場合必要部品の数をできるだけ少なく
し、又特に製作型から軸方向に損傷することなく取り出
せるような部品を焼結することにある。
〔課題を解決する為の手段〕
上記の目的を達成するために、本発明によれば、請求項
1に記載したように、駆動部又は従動部として作動する
移送部とその傍らにあって該移送部への作動流体の供給
・排出を行う制御部とを備え、前記移送部は第一の内歯
付の第一の固定ケーシングを有し、該内歯は偏心して回
転自在に配置された回転ピストンとその第一の外歯でか
みあい、該回転ピストンは第二〇内歯を有し、これが少
なくとも前記制御部をも貫通してその両側で中心に支持
された軸に設けた第二の外歯とかみあい、その場合第一
の内歯と外歯とは歯数が1だけ異なるように形成された
、流体圧式回転ピストン形機械に於いて、前記第二の内
歯と外歯とは歯数が少なくとも2だけ異なり (外歯は
それぞれ相当する内歯より歯数が少ない)、且つ前記制
御部の回転コレクタが前記回転ピストンと歯数比l:1
の円弧歯面歯車装置を介して連結されている0本発明の
目的に添ったその他の実施態様は下位請求項に記載され
ている。
〔発明の概要〕
即ち本発明によれば、移送部歯車装置(以下第一〇内歯
又は外歯と称する)に於いて、歯数の差が1の場合、回
転ピストンと軸との間の歯車装置(以下第二〇内歯又は
外歯と称する)の歯数の差がlより大きければ、第一〇
内歯又は外歯の歯たけは2倍となる。従って、移送部歯
車装置の閉込み容積は1かに大きくなるが、その為作動
流体の単位時間当たりの供給・排出量(cd/秒)を正
確に制御する必要があり、それには回転コレクタを別に
設けなければならない。回転ピストンはその歯の非常に
大きい力によりトルクを軸に伝えるので、この軸は非常
に安定したものでなければならず、この太くなった軸を
回転コレクタに貫通させるには、この回転コレクタの回
転ピストンによる駆動に新たな対策を必要とする。この
点が、従来専門家の間で歯数の差を多くすることが出来
ないと見なされていた理由であったに違いない。
この問題は本発明によれば、第二〇内歯と外歯との歯数
の差を少なくとも2とし、且つ制御部の回転コレクタを
回転ピストンと歯数比の1:1の円弧歯面歯車装置を介
して連結することにより、極めてを利に解決される。こ
の回転コレクタは軸に対して回転自在である。
回転ピストンと軸との間の歯形としては、内歯を凹面に
形成した円弧状の歯面とし、駆動又は従動用の軸に設け
た第二の外歯の歯面の形状をこの回転ピストンの第二〇
内歯と転がり接触するように定めることもできる。この
ような内歯は特に滑りの部分が小さく、又非常に小さい
圧力角が条件となる。
或いは(回転ピストンの)第二〇内歯が凸面の円弧状に
形成された歯面を有するようにし、(軸の)第二〇外歯
の歯面の形状を前記内歯と転がり接触するように定めた
凹面として、回転ピストンと軸との間の効率を更に向上
することもできる。
こうすれば、回転ピストンの切り欠きのない断面が、第
二〇内歯が凹面の歯面の場合より大きくなるので、安定
性が向上し、或いは狭い構成形態を取ることができる。
移送部への作動流体の供給−排出を回転コレクタにより
問題なく制御するには、この種の機械で一般に知られて
いるように、回転ピストンがそれ自体の軸を中心として
回転する回転数と正確に同じ回転数で回転コレクタを回
転しなければならない0回転ピストンは回転運動のみな
らず偏心運動をも行うので、この1:1の回転駆動は設
計上困難であるが、本発明の回転ピストン形機械では、
回転コレクタに移送部に向いた延長歯を設け、これを回
転ピストンの第二〇内歯と直接かみあわせることによっ
て、この1:1の駆動を行っている。即ち、回転コレク
タと回転ピストンとの間に、回転コレクタから(ピッチ
円に沿って等間隔に)突き出た延長歯を円弧状の歯面を
有する歯として形成し、これに回転ピストンの円弧状の
歯を第二の内歯としてかみあわせるようにし、その半径
を延長歯の円弧状歯面の半径より回転ピストン形機械の
偏心度だけ小さくするか、又はその逆にするようにした
、1:1の歯車比の円弧歯面歯車装置を設けることによ
って、1:1の駆動が得られる。ここでは大きな動力は
伝達されない。
回転ピストンと従動軸との間の歯車装置では、これと反
対に損失を少なくする為に滑りの少ない転がり形のかみ
あいが絶対に必要である。しかし回転コレクタは実際に
トルクなしで作動するので、この場合には円弧歯面歯車
装置のような比較的滑りの多い歯車装置をその駆動に使
用できる。又例えばサイクロ変速機の場合のようなカシ
プリングを設けてもよい。本発明の範囲に於いて、同じ
出願日のスイス特許出III 3942/8B−7の内
容も又開示されたものと見なされる。凹面の歯を有する
第二〇内歯のもう一つの形態では、回転コレクタの円周
上に等間隔に配置した延長歯を凹面の円弧状の歯面を有
する回転ピストンの内歯に直接かみあわせ、延長歯の数
を第二の内歯の歯数と同じにすることにより、回転コレ
クタを1:l の比で駆動することができる。この場合
、延長歯の形状は請求項7による円弧歯面歯車装置の規
則に従って設定され、凸の歯面を有する。こうして、回
転ピストンから回転コレクタへ回転角度を常に一定の1
:lの比で伝達する為の充分なかみあい率を得ることが
できる。
回転ピストンが第二〇内歯として凸の歯面を有するなら
ば、回転コレクタの円周上に等間隔に配置した延長歯を
同様に凸面の円弧状の歯面を有する回転ピストンの内歯
に直接かみあわせ、延長歯の数を第二の内歯の歯数と同
じにすることにより、回転コレクタの駆動を行うことが
できる。この場合も延長歯の形状は請求項6による円弧
歯面歯車装置の規則に従って設定され、凹の歯面を有す
る。
本発明の種類には入らないが、回転コレクタが斜板式の
カルダン軸を介して回転ピストンにより駆動された、類
憤の回転ピストン式機械が公知である0本発明の機械で
は、機械の中心部に於いて駆動軸が回転コレクタを貫通
しているので、この方法を採用することはできない、制
御部の回転コレクタと回転ピストンとの間の範囲に斜板
式の中空軸を設け、その軸の両端に第三又は第四の外歯
を取り付け、一方の端は回転ピストンの第二の内歯と、
又他端は回転コレクタの第三〇内歯とかみあうようにす
ることも考えられるが、この中空軸に通す駆動又は従動
用の軸をこの範囲で非常に細くしなければならず、機械
の寸法が同じ場合にこの軸が許容できない程度に曲がる
おそれがあり、この案は実際的ではない。
移送部の歯車装置の形態、この場合には第一の内歯と外
歯の形態は、機械の効率に大きく影響する。この場合の
損失の原因の一つに、第一〇外歯の歯先をこれとかみあ
っている内歯の歯先に押しつける法線力がある。この歯
先に加わる力は、かみあいの圧力角が小さい程それだけ
小さい、歯先はお互いに滑っているので、摩擦損失を生
じ、同時に摩耗が起こる。実際に多(の成果を収めた形
態は、この第一〇内歯又は外歯がトロコイドの歯形であ
り、その場合他の関連で記載したように(この明細書の
範囲で開示されたとみなされるヨーロッパ特許4389
9参照)、第一〇内歯の各歯が凸に湾曲した歯面と歯先
を有する台形に近い形状をなし、且つ第一〇内歯の転が
り円が、第一の内歯のピッチ円の中心を中心とし、その
歯たけの下の173を通る円の外側にあることを特徴と
している。
この流体圧式回転ピストン形機械の回転数を高くする場
合には、第一の内歯の各歯を、ケーシングに回転自在に
支持されたローラで形成した形態も効果を挙げている。
このローラは、ケーシングとローラとの間の作動流体に
よる流体力学的滑り軸受効果が得られるように、ある隙
間でケーシングに支持されている。
本発明の基礎をなす回転ピストン形機械の種類では、回
転ピストンはリング状である。流体圧器よその外周の半
分に作用し、このリング状のピストンを楕円に変形しよ
うとする。この変形は、回転ピストンがケーシングの内
歯の中で自由に回転する時の第一の内歯のバンクラツシ
より大きくなってはならない、この楕円変形が大き過ぎ
ると、回転ピストンが当たり、効率が低下し、同時に機
械の摩耗が増大する。この理由から回転ピストンは変形
しないように強固でなければならない、それには、回転
ピストンの内歯の歯数をその外歯の歯数と同一にし、回
転ピストンを弾性率の大きし)材料で製作すればよい。
本発明の機械を合理的に製作する為の、その他の有利な
方法に就いては、下位請求項を参照されたい。
〔実施例〕
次に本発明を、添付した概念図に基づいて、実施例によ
り詳細に説明する。ここで、 第1図は、流体圧式回転ピストン形機械の一つの実施態
様の縦断面図で、見やすくする為、長さ方向のビンのみ
を示し、ボルトは省略した。
第2図は第1図のA−A断面で、この回転ピストンの内
歯は凹面の歯面を有する。
第3図は同じく第1図のA−A断面で、この回転ピスト
ンの内歯は凸面の歯面を有する。
第4図は第1図のB−8断面で、この回転ピストンの内
歯は第2図のように凹面の歯面を有する。
第5図は同じく第1図のB−8断面で、この回転ピスト
ンの内歯は凸面の歯面を有する。
第6図は第1図のA−A断面で、移送部歯車装置のケー
シングの内歯が円筒形のローラで構成されている。
第7図は第1図のC−C断面、 第8図は中心に配置した制御部を有する別の構成を示す
上記の図面に示した回転ピストン形機械101では、縦
断面図には図示していない長さ方向のボJレト締め装置
の他に駆動又は従動用の軸9を備え、この軸は流体圧作
動部の左右のテーパころ軸受10で安定に支持されてい
る。この機械は軸%7キン50により油漏れしないよう
に密封されており1.<7キンに掛かる圧力を低減する
為漏れ油配管と漏れ油還流配管が低圧の範囲に設けであ
るが、これは見やすくする為図示していない、軸9には
、駆動トルク又は従動トルクを伝達する為の強固な外歯
8(8aは凸形、8bは凹形の歯面28a又は28bを
有する)があり、これが回転ピストン5の内歯7(7a
は凹形、7bは凸形の歯面29a又は29bを有する)
とかみあう0回転ピストンは偏心度eで軸9の回りを回
転し、軸がケーシングの内歯と同軸であるので、回転ピ
ストンもケーシング3の内部にある。このようにして、
軸9と回転ピストン5との間の内側の歯車装置の軸間隔
が、回転ピストンとケーシングとの間の内側の歯車装置
の軸間隔に等しくなければならないという設計上の要求
が満たされていることになる。更に本機械にはドラム形
の回転コレクタ11があり、これは圧力が漏れないよう
に密封しであるが、回転し得るすきまを介して制御部2
の中に支持されている。この回転コレクタには放射状に
外側に向けて開いた制御スリット12.13が設けてあ
り、これは軸方向には交互にずらして、円周方向に等間
隔に配置しである。
これらの制御スリットは、円周上の溝15.16並びに
内部の溝17.18とを介して作動流体用の接続配管1
9.20と連絡している0例えば本発明の種類の回転ピ
ストン形機械を制御する為のこのような回転コレクタの
作動方式は、関連の専門家にはよく知られている (D
anfoss社のOHM−ハイドロモータ参照)ので、
これ以上の説明は必要がないと思われる。この回転コレ
クタが放射状の制御流路21.22と軸方向の流路23
を介して圧力媒体を移送部lに供給し、これから排出す
る。
第2図乃至第6図に示したように、流路23は、回転ピ
ストン5の外歯6と共に周知のように流体圧式機械の作
動空間を構成する、ケーシングの内歯4の歯車の間の空
間部分26に開いている。この公知の内部歯車ポンプ又
はモータの作動方式は専門家には知られているので、こ
れ以上の説明は省略する。この回転コレクタ11により
作動空間26a。
26bに作動流体を供給し、これから排出する制御を正
しく行う為に、例えば軸間隔線40より左の作動空間2
6aは全て人口19と、又その右にある作動空間26b
は全て出口20と連絡している。ここで例えばハイドロ
モータの場合のように、入口19が高いポンプ圧、出口
20がほぼ大気圧にあれば、回転ピストン5は大きなト
ルクで、ケーシング4の接触点27の回りを、第2図か
ら第6図迄の例では右回りに回転する。このトルクの大
きさと脈動の有無とは、主として回転ピストンの外歯の
歯数とピッチ円の直径とによって決まる。これから、回
転ピストンがそれ自体の軸の回りを回転する時の1回転
当たりの閉込み容積とそのトルクとの間の直線的関係が
導かれる。ll械の構成空間を一定とした時、歯数が多
く、偏心度eが大きければ、それだけ機械の性能は向上
する。
回転ピストン5はそのトルクを歯の大きな力として、そ
の内歯7と軸の外歯Bとの間の接触点44で駆動軸9に
伝達する。
回転ピストンと軸との間のこの力の伝達の効率には、か
みあった歯車装置の圧力角が影響を及ぼす。第3図の歯
車装置の方が、その設計が最適であれば、第2図の装置
よりも約4zはど効率が高い。この最適の設計は、製図
と計算とで行うが、これに就いては専門家なら承知して
いるので、これ以上の説明は省略する。
このような回転ピストン形機械で効果をあげるには、軸
9が曲げに強いことが重要である。その為軸に好ましく
は一体として取り付けた外歯8の外径をできるだけ大き
くするように努める必要がある。同時に回転ピストン5
も同じく変形しないように形成しなければならない、特
に第6図から、回転ピストン5の内歯の歯数がその外歯
の歯数と同じ場合にこの点で有利であることを認めるこ
とができよう。
特に第1図で判るように、回転ピストン5による回転コ
レクタ11の1:1 の駆動には殆どスペースがない。
本発明の回転ピストン形機械では、この問題を解決する
為、第4図に特に明瞭に示したような全く新規な方法を
採用した0回転ピストン5の内歯の歯面29aに円弧面
を選べば、回転ピストン5と回転コレクタ11との間の
1:1の駆動に対しても、それに合った(凸の歯面30
aを有する)円弧状の歯30を選ぶことができる。その
作用接触点を符号31.32で示す、このl;1のかみ
あいの計算並びに設計の規則に就いては、特許明細書3
942/88−7(同−出願日のスイス特許出願「円弧
歯面歯車装置」)又は請求項5の要件を参照されたい0
円弧状の歯面30aを有する歯として形成された延長歯
14は、例えば焼結法により回転コレクタ11と一体に
製作することができる0回転コレクタには動力を必要と
しないので、歯に掛かる負荷は実質的にはゼロである。
第5図は、回転ピストン5と回転コレクタ11との間の
そのような円弧歯面によるかみあいの例で、ここでは歯
形29bが凸面をなす、これとかみあう歯面30bの設
計と計算の規則は前と同様である。
この場合の回転コレクタ11の延長歯14bは前例に比
べて蟲かに安定である。
非常に優れた耐摩耗性が実証された機械の例を第6図に
示す、この機械ではケーシングの内歯4が、硬化研磨し
た回転自在のローラ34で形成されている。この場合ロ
ーラ34を、ローラとケーシングとの間のすきま35を
満たす油膜で油圧的に支持することが可能であり、従っ
て移送部歯車装置の効率が向上する。しかし、潤滑油膜
の厚さは数ミクロンでなければならず、その為ケーシン
グ内面の高い精度を必要とするので、その製作費は勿論
それだけ高くなる。
第7図に回転コレクタ11の放射状スリット12.13
の配置、流路21.22並びに円筒状流路23の配置を
断面図で示した。これには、機械を長さの方向に締め付
けるボルト36と、制御ケーシング38と接続ケーシン
グ39とを取り付けるポルト37も示しである。
第8図に断面図で示した実施例では、接続部19a 、
 20aを備えた制御部2aが、第1図の例に比べて、
軸9の従動端に近い所にあり、その為半径方向に作動流
体を供給することが可能で、軸受10に加わる半径方向
の力の分布が更に改善される。又流路に急な曲がりがな
いので、回転数を高くしても貫流の際の絞り損失が非常
に少なくなる。回転コレクタの所のシール部分の長さ“
L”が長いので、第1図と同じ長さの機械で、これより
もすぐれた容積効率が得られる。更に組立が容易で、市
場にある接続部品の配置に合わせることができる。その
他の部品に就いては他の図面と同一であるので特に示さ
なかった。
以上の図面に示した実施態様は単に本発明による回転ピ
ストン形機械の実施例を示したに過ぎない、従って、例
えば回転コレクタに半径方向ではな(軸方向に作動流体
を流すことも考えられ、場合によってはその方が好まし
い、同様に流体の入口、出口の接続を(多くの場合好ま
しいが)軸方向ではなく、半径方向に配置することも可
能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、流体圧式回転ピストン形機械の一つの実施態
様の縦断面図、第2図、第3図は第1図のA−A断面、
第4図、第5図は第1図のB−8断面、第6図は第1図
のA−A断面、第7図は第1図のC−C断面、第8図は
中心に配置した制御部を有する別の構成を示す。 101.移送部、219.制御部、300.ケーシング
、480.第一〇内歯、5010回転ピストン、610
.第一〇外歯、780.第二〇内歯、800.第二〇外
歯、960.軸、11、、、回転コレクタ、14.、、
延長歯FIG、6 手続補正書(方幻 平成 3月26日 ■1代理権を証明する書面 平成1年12月22日付の手続補正書(自発)にて既に
提出致しましたので、ご確認下さい。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)駆動部又は従動部として作動する一個の移送部(
    1)とその傍らにあって該移送部(1)への作動流体の
    供給・排出を行う一個の制御部(2)とを備え、前記移
    送部(1)は第一の内歯(4)付の第一の固定ケーシン
    グ(3)を有し、該内歯(4)は偏心して回転自在に配
    置された一個の回転ピストン(5)とその第一の外歯(
    6)でかみあい、該回転ピストン(5)は第二の内歯(
    7)を有し、これが少なくとも前記制御部(2)をも貫
    通してその両側で中心に支持された一個の軸(9)に設
    けた第二の外歯(8)とかみあい、その場合第一の内歯
    と外歯(4、6)とは歯数が1だけ異なるように形成さ
    れた、流体圧式回転ピストン形機械に於いて、前記第二
    の内歯と外歯(7、8)とは歯数が少なくとも2だけ異
    なり(外歯(6、8)はそれぞれ相当する内歯より歯数
    が少ない)、且つ前記制御部(2)の一個の回転コレク
    タ(11)が前記回転ピストン(5)と歯数比1:1の
    一個の円弧歯面歯車装置(28、29)を介して連結さ
    れていることを特徴とする、前記流体圧式回転ピストン
    形機械。
  2. (2)前記第二の内歯(7a)が凹面に形成された歯面
    (29a)、特に円弧面を有し、且つ前記駆動又は従動
    用の軸(9)に設けた前記第二の外歯(8a)の歯面(
    28)の形状が前記回転ピストン(5a)の第二の内歯
    (7a)と転がり接触するように定められていることを
    特徴とする、請求項1記載の流体圧式回転ピストン形機
    械(第2図)。
  3. (3)前記第二の内歯(7b)が凸面、特に円弧面に形
    成された歯面(29b)を有し、且つ前記軸(9)の前
    記第二の外歯(8b)の歯面(28b)の形状が前記内
    歯(7b)と転がり接触するように定められていること
    を特徴とする、請求項1記載の流体圧式回転ピストン形
    機械(第3図)。
  4. (4)前記回転コレクタ(11)が移送部(1)に向い
    た延長歯(14a;b)を備え、これが前記回転ピスト
    ン(5)の第二の内歯(7)と直接かみあうように形成
    されていることを特徴とする、請求項1乃至請求項3の
    何れか1項に記載の流体圧式回転ピストン形機械(第1
    図、第4図)。
  5. (5)回転コレクタから突き出た前記延長歯(14a;
    b)が、(好ましくは円弧状の)歯面(30)を有する
    (ピッチ円に沿って等間隔に配置された)歯として形成
    され、これが前記第二の内歯(7a;b)とかみあい、
    その場合その半径は、前記延長歯(14a;b)の(好
    ましくは円弧状の)歯面(30a;b)の半径より、本
    回転ピストン形機械の偏心度(e)だけ小さいか、又は
    その逆であることを特徴とする、請求項2乃至請求項4
    の何れか1項に記載の流体圧式回転ピストン形機械(第
    4図、第5図)。
  6. (6)前記延長歯(14a)の数が前記第二の内歯(7
    a)の歯数に等しく、その際延長歯(14a)が凹面に
    形成された歯面(30a)を有することを特徴とする、
    請求項2又は請求項5に記載の流体圧式回転ピストン形
    機械(第4図)。
  7. (7)前記延長歯(14b)の数が前記第二の内歯(7
    b)の歯数に等しく、その際延長歯(14b)が凸面に
    形成された歯面(30b)を有することを特徴とする、
    請求項3又は請求項5に記載の流体圧式回転ピストン形
    機械(第5図)。
  8. (8)前記第一の内歯又は外歯(4、6)がトロコイド
    歯形であり、その際第一の内歯(4)の各歯(25)が
    凸に湾曲した歯面と歯先きを有する台形に近い形状をな
    し、且つ第一の内歯(4)の転がり円(41)が、第一
    の内歯(4)のピッチ円の中心(43)を中心としその
    歯たけの下の1/3を通る円(42)の外側にあること
    を特徴とする、請求項1乃至請求項7の何れか1項に記
    載の流体圧式回転ピストン形機械(第2図)。
  9. (9)少なくとも次の要件の一つを備えていることを特
    徴とする、前記請求項の何れか1項に記載の流体圧式回
    転ピストン形機械。 (a)前記回転ピストン(5)、好ましくはこれを収容
    する第一のケーシング(3)、及び前記回転コレクタ(
    11)、並びに場合によっては制御板(36)及び第二
    のケーシング(19)が焼結金属及び/又はセラミック
    粉末で構成されている。 (b)前記回転ピストン(5)の内歯(7a;b)がそ
    の外歯(6a;b)と同じ歯数を有する。 (c)前記第一の内歯(4)の歯が、前記ケーシング(
    3)に回転自在に支持されたローラ(34)で形成され
    ている。
  10. (10)回転コレクタの範囲で、前記制御部(2)を制
    御ケーシング(38)と接続ケーシング(39)とに同
    軸上で分割し、圧力が漏れないようにボルト締めし、そ
    の際該接続ケーシング(39)に好ましくは前記軸(9
    )用の一個の軸受(51)を収容するようにしたことを
    特徴とする、前記請求項の何れか1項に記載の流体圧式
    回転ピストン形機械。
  11. (11)動力を伝達する軸の入口又は出口(13)が、
    制御部(2)よりも移送部(1)の近くに位置すること
    を特徴とする、前記請求項の何れか1項に記載の流体圧
    式回転ピストン形機械(第8図)。
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