JPH02245427A - 建設車両の防音構造 - Google Patents

建設車両の防音構造

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JPH02245427A
JPH02245427A JP6673589A JP6673589A JPH02245427A JP H02245427 A JPH02245427 A JP H02245427A JP 6673589 A JP6673589 A JP 6673589A JP 6673589 A JP6673589 A JP 6673589A JP H02245427 A JPH02245427 A JP H02245427A
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Sadakazu Nakajima
中嶋 貞和
Yuji Inoue
雄次 井上
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明はバックホー等の建設車両の原動機として搭載し
ているエンジンが発生する騒音を防止し、夜間作業等に
おける工事騒音の元となっている建設車両の騒音を低下
させるものである。
(ロ)従来技術 従来から、建設車両の防音構造として、エンジンとラジ
ェータの周囲を防音遮蔽カバーにより被覆した技術は公
知とされているのである。
例えば、実開昭55−121726号公報に記載の技術
の如くである。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし、該従来の技術においてもエンジンとラジェータ
の周囲を防音遮蔽カバーにより被覆密閉しているのであ
るが、該エンジンの冷却風を吸引する冷却風吸引口と、
ラジェータからの冷却後の排風吐出口が、該防音遮蔽カ
バーの左右面において太き(開口されているので、防音
遮蔽カバーにより密閉したにも関わらず、該冷却風開口
と俳風開口からエンジンやラジェータの騒音が洩れ出し
てしまい、大きな防音効果を得ることが出来なかったも
のである。
第1)図において示すのは、防音遮蔽カバーをエンジン
等のような騒音源の周囲に被覆し密閉した場合の、防音
効果を示す図面である。
該図面において判断出来るように、防音遮蔽カバーの開
孔率を、 開孔面積 開孔率= エンクロージャ面積 とすると、該開孔率が防音効果に大きく作用しており、
該開孔率をOに近付ける程、騒音レベルが低下し防音効
果が上昇するのである。
しかしエンジンは空気を吸入して燃料と共に燃焼するの
で、この空気を取り入れる為の開口と、該エンジンの燃
焼により発生する熱を発散冷却する為のラジェータが必
要であり、該ラジェータの冷却風の吸入口と、冷却後の
排風を排出する為の排風吐出口はどうしても開口せざる
を得ないのである。
これらの開口を最小限として、第1)図の最低の開孔率
Cとした場合においても、騒音レベルはaまでしか低下
しないのである。
本発明においては、該必要最小限度とした開孔率に基づ
く騒音レベルaよりも更に防音効果を上げて低い騒音レ
ベルdとなるように、開孔部に設けたダクトやその他の
防音遮蔽カバーの形状を考慮したものである。
(ニ)問題を解決するための手段 本発明の目的は以上の如(であり、次に該目的を達成す
る為の構成を説明すると。
建設車両の防音遮蔽室をエンジンを配置するエンジン室
と、ラジェータを配置するラジェータ室とに区画し、該
ラジェータ室の側にのみ冷却排風吐出口Fを設け、エン
ジン室側には冷却風吸入口のみを設け、画室を区画する
隔壁に設けた連通口を介してラジェータファンによりエ
ンジン室内の空気を吸引すべく構成したものである。
また、ラジェータ室内のラジェータファンより吐出した
冷却風のラジェータ風路を、隔壁に沿って構成し、該隔
壁に上部連通ダクトを付設して、ラジェータ室よりエン
ジン室にラジェータファンの吐出風を送風可能としたも
のである。
(ホ)実施例 本発明の目的・構成は以上の如(であり、次に添付の図
面に示した実施例の構成を説明すると。
第1図は建設車両のうちバックホーの側面図、第2図は
同じく平面図、第3図は該バックホーのフレームケース
Bの斜視図である。
クローラ式走行装置30の後部には土砂等を排土可能と
する排土板27を配置している。
またバックホーはクローラ式走行装置!30の上に旋回
台軸受装置を設け、該旋回台軸受装置の上に360度回
転可能にフレームケースBを枢支している。
フレームケースBの前部にブーム28を枢支し、該ブー
ム28の上部のパケットブームの先端にパケット29を
支持している。
またフレームケースB上の左側上に運転座席Sと操縦コ
ラムHを前後に配置しており、その右側のフレームケー
スBの上面には、油圧装置用の作動油タンク31が配置
されている。
またフレームケースBの後部半分に本発明の要部である
防音遮蔽カバーCが構成され、該防音遮蔽カバーCの内
部がエンジン室A1とラジェータ室A2とに分割区画さ
れているのである。
またフレームケースBは第3図において開示する如く、
周囲を幅広の側板で囲み、下面は底板13で閉鎖した箱
状に構成しており、内部が冷却風吸入ダクトmに構成さ
れているのである。
防音遮蔽カバーCとフレームケースBとの接合部の周囲
にバンパー兼用ウェイト1が配置されている。
そしてフレームケースBの前端でブーム28の基部の側
方に冷却風聞口33が設けられている。
該冷却風間口33から吸引した冷却風は、吸入ダクトm
を通過して、ラジェータ室A2の前部に設けた開口34
よりラジェータ室A2内に入るのである。
このようにラジェータ室A2においてどうしても必要な
ラジェータ2の冷却風の開口33を、長い吸入ダクトm
を介してフレームケースBの前端において開口すること
により、第1)図の如く、開孔率により決定される騒音
レベルよりも低い騒音レベルとすることが出来るのであ
る。
また該吸入ダクトmは、フレームケースBの内部に構成
されているが、運転座席Sや操縦コラムHの側とは逆の
側であり、運転座席Sに座ったオペレーターの耳に、フ
レームケースBの隙間からエンジンEの騒音が洩れ伝播
するという不具合いが無いのである。
また該冷却風間口33がエンジンEから離れた位置であ
り、排風吐出口Fからも離れているので、エンジンEの
騒音を前後に分離するので、全体としての騒音レベルを
低下することが出来るものである。
また冷却風間口33も、後述する排風吐出口Fも運転座
席Sからは離れた位置に開口しているので、運転中のオ
ペレーターの耳の位置における騒音も低下させることが
出来たものである。
また冷却風聞口33からもラジェータ冷却風を吸引する
が、その他にエンジン室Alの内部の冷却の為の冷却風
を吸収する部分がエンジン室A1の下部のダクト兼用フ
レーム10・1)内に構成されているのである。
第4図はエンジン室AIとラジェータ室A2の部分の平
面図、第5図は同じく後面断面図、第6図は右側面断面
図、第7図は左側面断面図、第8図はラジェータファン
3の側面図、第9図は同じく後面図、第10図は冷却水
温度とラジェータファン3の回転数の関係を示す図面、
第1)図は開孔率と騒音レベルの関係を示す図面、第1
2図はラジェータファン3の回転数を2段に変更する構
成を示す油圧回路である。
第4図・第5図・第6図・第7図において、本発明の詳
細について説明すると。
前述の如くフレームケースBは下面に底板13を貼設し
、上面には作動油タンク31やステップにより閉鎖した
箱状に構成されており、該フレームケースBの後部上面
に防音遮蔽カバーCを被覆し、フレームケースBの後部
と防音遮蔽カバーCにより、防音遮蔽室Aを構成してい
るのである。
そして該防音遮蔽室Aを第5図の如く、運転座席S側後
部のエンジン室A1と、作動油タンク31側後部のラジ
ェータ室A2とに分割区画し、防音効果の向上を図って
いるのである。
エンジン室AIの内部には、防音遮蔽カバーCと一体的
に構成した燃料タンク7とエアフィルター5と排気マフ
ラー6が、エンジンEの上部に配置されている。
またエンジンEに付設した位置に、冷却水ポンプ4が設
けられており、該冷却水ポンプ4は第6図において示す
如く、エンジンクランク軸17に設けたプーリー16と
、発電機プーリー18と、冷却水ポンププーリー15の
間に巻回されたベルトにより駆動されている。
故に該冷却水ポンプ4の回転数はエンジンEのエンジン
クランク軸17の回転数に基づいた回転数となっている
ので、この回転数を制御の為に変速することは出来ない
のである。
従来においては、該冷却水ポンプ4の軸と、ラジェータ
ファン3の回転軸を同じとし、両者の回転数を同じに設
定していたのであるが、本発明においては、該冷却水ポ
ンプ4の回転数は従来の如くエンジンクランク軸17に
よりベルト駆動するものの、ラジェータファン3の駆動
は油圧モーター9により行い、該油圧モーター9へはエ
ンジンEに付設した油圧ポンプ21より圧油を供給し駆
動すべく構成しているのである。
故に油圧ポンプ21からの吐出油量を絞り付きバルブ4
1により変更することにより、油圧モーター9の回転数
を変更することが出来るので、該油圧モーター9の回転
数を、ラジェータ2の冷却水出口に設けた水温センサー
40により検出し、2段に変速可能としているのである
また排気マフラー6からの排気は連結ダクト14と、消
音器8を介して最終的には機体の下方へ排出し、これに
よっても騒音の分散を図っているのである。
またエンジンEの左面にはフライホイールケース20が
付設されており、該フライホイールケース20に油圧ポ
ンプ21が付設されている。該油圧ポンプ21は前述の
如(、ラジェータファン3を駆動する為の油圧モーター
9に圧油を吐出するポンプ以外に、排土板27やパケッ
ト29やブーム28の部分に配置した油圧シリンダーに
圧油を吐出するポンプも配置されているのである。
該構成において、エンジン室A1が密閉構造とされてい
る為に、排気マフラー6やエンジンEの表面温度が上昇
すると、内部を冷却する必要があるのである。
本発明においては、ラジェータファン3のファンケース
12が、連通口43の部分でエンジン室A1と連通して
おり、該連通口43から吸気することにより、エンジン
室A1の下部で、エンジンEを載置したダクト兼用フレ
ームlO・1)の部分に設けた吸気ダクトから、室内冷
却用空気を吸引しているのである。
即ちダクト兼用フレーム10・1)は第7図において示
す如く、下面開口10a・llaを開口し、該部分から
吸気すると共に、ダクト兼用フレーム10・1)が構成
するダクトを通過して、逆の端部に設けた側面開口10
b・llbよりエンジン室A1の内部に案内しているの
である。
故に下面開口10a・llaと側面開口10b・llb
とは、重複していないので、エンジン室At内の騒音が
直接に外部に出ていくことが出来ず、開口はしているけ
れどもダクトの部分で防音効果をあげることが出来るの
である。
該ダクト兼用フレーム10・1)の上に、防振ゴム22
・23L・23Rを介してエンジンEが支持されている
のである。
該下面開口10a・liaの部分よりエンジン室Al内
の冷却風を吸引すると共に、該空気がエンジン室Al内
の下部を冷却した後は、前述の連通口43よりファンケ
ース12内に吸引し、ラジェータファン3により遠心方
向に吐出し、ラジェータ風路M内に吐出するのである。
該ラジェータファン3からラジェータ風路Mに送りこま
れる冷却風の一部は、上部連通タリトNを介して、再度
エンジン室A1の上部に送りこむことが出来るのである
前述の下面開口10a・llaからの冷却風はエンジン
室A1の下部を通過するので、エンジン室A1の上部を
冷却する冷却風として上部連通ダクトNよりエンジン室
Al内に冷却風を送り込んでいるのである。
該上部連通ダクトNも、ラジェータ室A2側の開口44
と、エンジン室AI側の開口45とは重複しないように
迷路ダクトとしているので、該上部連通ダク)Nを経て
、エンジン室At内の騒音が排風吐出口Fから洩れるこ
とのないように構成している。
また冷却水ポンプ4から吐出された冷却水は、サーモス
タットバルブ47から冷却水管46を経てラジェータ2
内に入り、冷却後において水温センサー40の部分を通
過し、冷却水管48を経て再度冷却水ポンプ4に戻って
いる。
次にラジェータ室A2の部分の構成について説明すると
該エンジン室A1とラジェータ室A2との間は、隔壁G
により分割隔離されている。そして該隔壁Gに前述の上
部連通ダク)Nが付設されているのである。
従来のラジェータファン3は、冷却水ポンプ4の軸と同
じ軸により駆動されていたので、ラジェータファン3自
体がエンジンEの振動と共に上下動し、ファンケース1
2との間で接触しないように、大きな間隙を取る必要が
あった。本発明においては、ラジェータファン3は油圧
モーター9により駆動するので、エンジンEと直結する
必要がな(なり、フレームケースBに支持しており、フ
ァンケース12との間には最小の間隙を設けているので
ある。
故に従来の如く軸流ファンを使用する必要がなくなり、
実施例の如くシロッコファン等の遠心流ファンを用いる
ことが出来たのである。
該遠心流ファンは、軸流ファンに比較して、低回転によ
り静圧の高い吐出風を得ることが出来、騒音の低下に大
きく寄与している。
また静圧が高いことにより、また前面吸入口3a、後面
吸入口3bの部分が、ダクトの奥に配置されていても充
分な風量を送り込むことが可能であり、咳長いダクトに
よっても騒音レベルの低下を図ることが出来るのである
該フレームケースBの運転座席Sと逆の側を、冷却風聞
口33が開口した吸入ダクトmに構成されている。
そして該吸入ダクトmの後部の開口34が、ラジェータ
室A2に連通しているのである。
故に該冷却風開口33・吸入ダク)m・開口34を通過
し、第6図の如くラジェータファン3の前面吸入口3a
から吸入する風は、ラジェータファン3により遠心方向
に吐出されて、風向板24・25・26により方向制御
され、ラジェータ2を通過し、排風吐出口Fより吐出さ
れるラジェータ冷却風となる。
また前述の如く、エンジン室A1との間に連通口43が
構成されており、該連通口43より下面開口IQa・l
laの冷却風を吸引し、ラジェータファン3により上方
のラジェータ風路Mに吐出している。
ラジェータファン3はシロッコファンにより構成されて
おり、ファン軸3Cにより駆動されている。該ファン軸
3cが油圧モーター9により駆動されているのである。
そして第8図・第9図に示す如く、ラジェータファン3
は前部に前面吸入口3aを、後部に後面吸入口3bを開
口した両面開口のシロフコファンとしており、これによ
りエンジン室A1とラジェータ室A2の両方に冷却風を
送るように構成している。
次に第10図において、水温センサー40とサーモスタ
ットバルブ47と油圧モーター9の変速の関係を説明す
ると。
サーモスタットバルブ47は、エンジンEの始動初期に
おいて冷却水温度が充分に上昇しない間に、ラジェータ
2による冷却を行うと、いつまでもエンジンEの温度が
上昇しない為に、不完全燃焼を発生するので、冷却水温
度が低い場合には冷却水の循環量を絞って温度の上昇を
促進するものである。
即ち第1O図において、曲線イ・口・ハ・二はラジェー
タ入口温度を示しており、曲線!・■・■・■はラジェ
ータ出口温度を図示している。
サーモスタットバルブ47を全開状態で絞り作・動させ
ない場合には、ラジェータ入口温度は、曲線二〜イを辿
るのである。同様にラジェータ出口温度は曲bi■〜I
を辿るのである。
この場合には、ラジェータの入口と出口の温度の差を示
す両凸線の間隔が狭く、ラジェータの冷却効果が低く、
またエンジン始動初期においていつまでも、エンジンの
温度が上昇しないので不完全燃焼が発生するのである。
次にサーモスタットバルブ47により、エンジンEの負
荷が低く、冷却水量を絞った場合には、ラジェータ入口
温度は曲線へ〜イを辿り、ラジェータ出口温度は曲線■
〜Iを辿るのである。
このようにサーモスタットバルブ47により低負荷時に
絞ることにより、低負荷時においてエンジンEの冷却水
温度を上昇させることが出来るのである。
本発明はさらにこれに加えて、水温センサー40により
冷却水温度を検出し、油圧モーター9を2段に変速した
ものであり、この場合のラジェータ入口温度は曲線口〜
イを辿り、途中にヒステリシス部分が発生する。またラ
ジェータ出口温度は曲線■〜Iを辿り、この場合にも途
中にヒステリシス部分が発生する。
このようにラジェータファン30回転数を変えることに
より、低負荷において入口温度を上昇することが出来、
また低負荷における出口温度も上昇するが、これは悪影
響を与えることはないのである。
それ以上に、低負荷時においてラジェータファン3の回
転数を低下することにより、ラジェータファン3の騒音
レベルを低下することが出来るので、こちらの効果の方
が大となるのである。
次に第13図について説明すると。
第13図はラジェータファン3を軸流ファンにより構成
した図面である。
該軸流ファンにより構成したラジェータファン3のファ
ン駆動軸3Cを油圧モーター9により駆動する点は同じ
であるが、該ファン駆動軸3Cがエンジンクランク軸1
7と平行に配置されているので、油圧モーター9による
駆動とせずに、両者の間にVベルトを巻回して駆動する
ことも可能なのである。
そして、エンジン室A1とラジェータ室A2の間を隔壁
Gにより分割区画している点は同じであり、エンジン室
A1内の冷却風は、ラジェータファン3による吸引力に
より吸入し内部を通過すべ(構成している。
゛即ち、フレームケースBの下部の底板13の部分には
ダクト兼用フレーム10・1)が設けられており、該ダ
クト兼用フレームlO・1)に下面開口10a・1)a
と側面開口10b−1)bが設けられており、エンジン
Eの下方をこの冷却風により冷却するのである。
またその他に、エンジン室AIの冷却風取入口53が設
けられており、該冷却風取入口53から吸入した冷却風
は連通孔51を経て、ラジェータ室A2内に吸入してい
る。
またラジェータ室A2には冷却風取入口50・52が設
けられており、該冷却風取入口50の部分には、作動油
冷却装置55が設けられている。
ラジェータファン3からの吐出風にラジェータ2を通過
した後に、冷却排風吐出口Fから吐出されるのである。
(へ)発明の効果 本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏
するものである。
請求項(1)の如く、建設車両の防音遮蔽室をエンジン
を配置するエンジン室と、ラジェータを配置するラジェ
ータ室とに区画し、該ラジェータ室の側にのみ冷却排風
吐出口Fを設け、エンジン室側には冷却風吸入口のみを
設け、両室を区画する隔壁に設けた連通口を介してラジ
ェ−タファンによりエンジン室内の空気を吸引すべく構
成したので、エンジン室A1の側には冷却風取入口のみ
が設けられることとなり、この冷却風取入口を迷路状に
構成し、長いダクトとすることにより、エンジン騒音の
レベルを低下することが出来るのである。
またラジェータ2からの冷却排風吐出口Fは直接に外気
に向けて開口する必要があるのであるが、エンジンEと
冷却排風吐出口Fとの間には隔壁Gが配置されているの
で、直接にエンジンEの騒音が冷却排風吐出口Fから外
部に洩れることが無いのである。
またエンジン室Al内の冷却風は、ラジェータファン3
により連通口を介して吸引し、冷却風の流れを作り出す
ので、充分にエンジンEや排気マフラーの表面の冷却も
行うことが出来るのである。
請求項(2)の如く、ラジェータ室内のラジェータファ
ンより吐出した冷却風のラジェータ風路を、隔壁に沿っ
て構成し、該隔壁に上部連通ダクトを付設して、ラジェ
ータ室よりエンジン室にラジェータファンの吐出風を送
風可能としたので、隔壁Gによりエンジン室A1とラジ
ェータ室A2を区画したにも関わらず、ラジェータファ
ン3からの吐出風を冷却風としてエンジン室Al内に送
り込むことが可能となり、また冷却後には再度下方の連
通口43よりラジェータファン3に吸引するので、冷却
風の循環経路を構成することが出来たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は建設車両のうちバックホーの側面図、第2図は
同じく平面図、第3図は該バックホーのフレームケース
Bの斜視図、第4図はエンジン室A1とラジェータ室A
2の部分の平面図、第5図は同じ(後面断面図、第6図
は右側面断面図、第7図は左側面断面図、第8図はラジ
ェータファン3の側面図、第9図は同じく後面図、第1
0図は冷却水温度とラジェータファン3の回転数の関係
を示す図面、第1)図は開孔率と騒音レベルの関係を示
す図面、第12図はラジェータファン3の回転数を2段
に変更する構成を示す油圧回路図、第13図はラジェー
タファン3を軸流ファンとした構成の図面である。 A・・・・防音遮蔽室 A1・・・エンジン室 A2・・・ラジェータ室 B・・・・フレームケース C・・・・絞り付きバルブ E・・・・エンジン F・・・・排風吐出口 M・・・・ラジェータ風路 N・・・・上部連通ダクト m・・・・吸入ダクト ト・・・バンパー兼用ウェイト 2・・・・ラジェータ 3・・・・ラジェータファン 4・・・・冷却水ポンプ 出願人 ヤンマーディーゼル株式会社 代理人 弁理士 矢 野 寿 一部 第 1)図 −」婦 (へn只」酊?!/ニジクロー5陣う目積)第8 第1O図 ■

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、建設車両の防音遮蔽室をエンジンを配置するエ
    ンジン室と、ラジエータを配置するラジエータ室とに区
    画し、該ラジエータ室の側にのみ冷却排風吐出口Fを設
    け、エンジン室側には冷却風吸入口のみを設け、両室を
    区画する隔壁に設けた連通口を介してラジエータファン
    によりエンジン室内の空気を吸引すべく構成したことを
    特徴とする建設車両の防音構造。
  2. (2)、請求項(1)記載のラジエータ室内のラジエー
    タファンより吐出した冷却風のラジエータ風路を、隔壁
    に沿って構成し、該隔壁に上部連通ダクトを付設して、
    ラジエータ室よりエンジン室にラジエータファンの吐出
    風を送風可能としたことを特徴とする建設車両の防音構
    造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6745860B2 (en) * 2000-01-12 2004-06-08 Komatsu Ltd. Engine cooling air passage for construction equipment

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JPS5177436U (ja) * 1974-12-14 1976-06-18

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