JPH02244767A - 不揮発性半導体メモリ装置 - Google Patents

不揮発性半導体メモリ装置

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JPH02244767A
JPH02244767A JP6380689A JP6380689A JPH02244767A JP H02244767 A JPH02244767 A JP H02244767A JP 6380689 A JP6380689 A JP 6380689A JP 6380689 A JP6380689 A JP 6380689A JP H02244767 A JPH02244767 A JP H02244767A
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semiconductor layer
wiring
semiconductor
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JP6380689A
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Kazuya Matsuzawa
松沢 一也
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Original Assignee
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、電気的書込みが可能な不揮発性半導体メモリ
装置に関する。
(従来の技術) 電気的書込みを可能とした不揮発性半導体メモリ(EP
ROM)として、半導体基板上に浮遊ゲート等の電荷蓄
積層と制御ゲートを積層したMOS)ランジスタ構造の
メモリセルを用いたものが広く知られている。電気的書
込みは、半導体基板から電荷蓄積層ヘアバランシェ注入
やホットエレクトロン注入或いはトンネル注入等を利用
して行われる。電荷蓄積層の電荷蓄積状態に応じて異な
るしきい値電圧の違いを2値情報の0““1”にり・1
応させることにより、情報記憶を行なう。データ消去は
、例えば紫外線を照射し、て電荷蓄積層の電荷を放出さ
せることにより、−括消去が行われる。データ消去を電
気的に行なうようにし5たものは、E2 FROMと呼
ばれる。この電気的/11去法としては、電荷蓄積層の
電荷を制御ゲート側或いは基板側にトネル電流により放
出させる方法が用いられる。
この様な電荷蓄積層と制御ゲートを積層した構造のメモ
リセルを用いたEPROM或いはE2FROMでは、デ
ータ読出し時、制御ゲートに印加するゲー ト電圧が電
荷蓄積層を介して基板チャネル部に加わるため、効率が
悪い。即ち通常のMOSトランジスタと比較し2て、チ
ャネル制御に利用される実効ゲート電圧は低く、同じゲ
ート電圧を印加した時に小さいチャネル電流しか流せな
い。また特に微細素子を高密度に集積した場合、素子分
離が難しくなり、基板電位の影響を受けやすい、といっ
た問題がある。
(発明が解決しようとする課題) 以上の様に、電荷蓄積層と制御ゲー トの積層構造を持
つ従来のEPROM或いはE2FROMでは、読出し時
のチャネル制御性が悪く、素子分離が難しいとう問題が
あった。
本発明はこの様な問題を解決1.た不揮発性半導体メモ
リ装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明にかかる不揮発性半導体メモリ装置は、新しいメ
モリセル構造として、ソースおよびドレイン拡散層が形
成された半導体層の上下にそれぞれ絶縁膜を介して形成
された制御ゲートと電荷蓄積層とが対向して配置された
構造を有する。換言すれば本発明のメモリセル構造は、
通常のMOSトランジスタのチャネル領域下部の半導体
層内に電荷蓄積層を埋め込んだものということができる
より具体的には、本発明のメモリセルは2層の半導体層
を用いて構成される。第1の半導体層には書込み用に用
いられるソース、ドレイン拡散層或いは制御ゲートが形
成され、この上に第1の絶縁膜を介して電荷蓄積層が形
成される。電荷蓄積層の表面は第2の絶縁膜で覆われ、
この電荷蓄積層が形成された第1の半導体層上に第2の
半導体層が積層される。この第2の半導体層の表面部に
ソース1 ドレイン拡散層が形成され、第3の絶縁膜を
介して制御ゲートが形成される。第2の半導体層に形成
されるソース。ドレイン拡散層は好ましくは、電荷蓄積
層表面の第2の絶縁膜に接する状態で形成される。
メモリセルアレイの構成は、第1の半導体層に形成され
るソース、ドレイン拡散層または制御電極を第1の配線
層として一方向に連続的に配設し、第2の半導体層内の
ソース、ドレイン拡散層は第1の配線層とは交差する方
向に連続的に第2の配線層として配設し、その上部の制
御ゲー トは第1の配線層と同じ方向に走る第3の配線
層に共通接続して制御配線とする。
(作用) 本発明の構造によれば、読出し時に制御ゲートにより制
御されるチャネル領域の下に電荷蓄積層があるから、チ
ャネル制御性がよく、従来より低い電圧で情報読出しが
出来る。従来と同程度の7■S圧を用いれば、実効ゲー
ト電圧が高いから従来より高速の情報読出しが可能にな
る。
また基板としての第1の半導体層上に絶縁膜で分離され
た状態で第2の半導体層を積層してこの第2の半導体層
内に読出し用のMOSトランジスタを構成すれば、読出
し用のMOSトランジスタ部は基板電位の影響を受けず
、例えば周辺回路を第1の半導体層内に形成した場合に
、周辺回路とメモリセル領域の電気的分離が確実になり
、信頼性の高いEPROM或いはE” PROMが得ら
れる。
(実施例) 以ド、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の一実施例のメモリセルの基本構造を
示す。下地基板である第1のシリコン層1の表面部に、
ソース、ドレイン拡散層であるn′型型数散層2形成さ
れ、これら拡散層2の間のシリコン層表面にゲート絶縁
膜である第1の絶縁膜4が形成され、この上に電荷蓄積
層である浮遊ゲート4が形成されている。浮遊ゲート4
および第1のシリコン層上は第2の絶縁膜5で覆われこ
の上にp型の第2のシリコン層6が堆積されている。第
2のシリコン層6の表面には浮遊ゲート5上に位置する
部分をチャネル領域とするようにソース、ドレイン拡散
層となるn+型型数散層7形成されている。第2のシリ
コン層6の浮遊ゲート4上の厚みは例えば数1000人
ないし1μm程度の薄いものとし、拡散層7は浮遊ゲー
ト4表面の絶縁膜4に達する深さとする。そしてこれら
拡散層7間のチャネル領域上にゲート絶縁膜である第3
の絶縁膜を介してゲート電極9が形成されている。
このメモリセルは、二つのMOSトランジスタが絶縁膜
により分離されて縦方向に積層された構造と言うことが
できる。言い換えれば、第2のシリコン層6に形成され
たMOSトランジスタのチャネル領域直下に浮遊ゲート
が形成されていると言うこともできる。
このメモリセルの動作原理は次ぎの通りである。
データ書込は、例えばド部の第1のシリコン層1内の拡
散層2を用いて、一方の接合部でアバランシェ崩壊を起
し、第2のシリコン層6内の拡散層7を制御ゲートとし
て用いて、発生した電子を浮遊ゲート4に選択的に注入
することにより行なわれる。情報は、浮遊ゲート4内の
電子の蓄積状態により第2のシリコン層6内のMOSト
ランジスタのしきい値が異なることを利用して記憶する
すなわち浮遊ゲート4の電位は第2のシリコン層6内の
MOS)ランジスタに対して基板バイアスを与えること
になるから、このMOSトランジスタのしきい値の差と
して二値情報“0゛、“1゜を記憶することになる。従
って情報読出しは、上部のMOSトランジスタのゲート
電極9に所定の読出し電圧を印加して、チャネル電流の
大小又は有無により、“0”、“1“の判定を行う。デ
ータ消去は、例えば紫外線を照射して浮遊ゲート4内の
電子を放出させることにより行われる。電気的消去を行
うには、浮遊ゲート4中の電子を第1のシリコン層1ま
たは第2のシリコン層6に放出させればよい。例えば、
第1のシリコン層1及びそのなかの拡散層2に同時に正
の高電圧を印加して浮遊ゲート4中の電子を第1のシリ
コン層1側に抜き取ることができる。この時同時に第2
のシリコン層6およびその中の拡散層7に同時に負の制
御電圧を印加しても良い。又第2のシリコン層6及びそ
のなかの拡散層7に同時に正の高電圧を印加して浮遊ゲ
ート4中の電子を第2のシリコン層6側に抜き取ること
もできる。
第1図では一つのメモリセル部分の基本構造を示したが
、実際にはこの様なメモリセルが複数個マトリックス配
列されてEPROM或いはE2FROMのメモリセルア
レイが構成される。
そのようなメモリセルアレイ構成を次に説明する。
第2図はそのようなメモリセルアレイの一つのメモリセ
ル部を切開して示す斜視図であり、第3図はそのレイア
ウトである。図に示すように、第1のシリコン層1内の
n″′型拡散拡散層2方向(X方向)に連続的に第1の
配線層として配設される。この第1の配線層は、データ
書込時のビット線として用いられる。第2のシリコン層
6内のn“拡散層7はこれと交差する方向(X方向)に
連続的に第2の配線層として配設される。この第2の配
線層は、読出し時のビット線として、又書込時の制御線
として用いられる。そしてこれらの配線層の各交点位置
に浮遊ゲート4が配置され、これら浮遊ゲート4の位置
がメモリセルM (M 11.+M、、、・・・)とな
る。各メモリセル上のゲート電極9はそれぞれメモリセ
ル上に設けられ、これらは第1の配線層と同じ方向に連
続する第3の配線層11により共通接続される。第3の
配線層11は、読出し時の制御線となる。なおメモリセ
ルアレイは、第3図に示すようにX方向に隣接する二つ
のメモリセルが対を構成する。すなわちメモリセルM 
+ l+ M 1□に着目すると、拡散層7□を両者で
共用し、拡散層7+、73はそれぞれに独立に設ける。
メモリセルM12とMl、の間では拡散層7.。
74が分離されて形成される。
第4図(a)〜(h)は、このメモリセルアレイの製造
」二程を示す。まず、p型シリコン基板1に熱酸化によ
り薄い第1の絶縁膜3を形成し、この上に第1層ポリシ
リコン層によりX方向に帯状に連続する状態で浮遊ゲー
ト4を形成する。そしてこの浮遊ゲート4をマスクとし
て不純物をイオン注入してX方向に連続するn1拡散層
2を形成する(第4図(a))。次に帯状にパターン形
成された浮遊ゲート4を選択エツチングにより島状にパ
タニングして、各メモリセル領域にこれが配列された状
態を得る(第4図(b))。その後、浮遊ゲト4の表面
を熱酸化により第2の絶縁膜5で覆った後、全面に第2
層ポリシリコン層6を堆積し、これを例えばボロンのイ
オン注入よりp型化する(第4図(C))。次に熱酸化
によりシリコン層6の表面に第3の絶縁膜8を形成し、
この上に第3層ポリシリコン層によってX方向に連続す
る状態で複数本の制御電極9を形成する。この制御電極
9は、後にメモリセル領域毎に分割されるが、この段階
では浮遊ゲート4の配列に沿って連続的に形成される。
次の工程で連続する拡散層を作る不純物拡散用のマスク
として用いる為である。すなわちこの制御電極9をマス
クとして、例えばAsをイオン注入して、制御電極9と
同様に連続するソース、ドレイン拡散層であるn+型抵
拡散層7形成する(第4図(d))。このn+型抵拡散
層7、その深さが浮遊ゲート4表面の絶縁膜に達する深
さとする。次に全面にCVDにより絶縁膜10を堆積し
、その表面にレジスト13を塗布して平坦化する(第4
図(e))。これを反応性イオンエツチングにより全面
エツチングしてゲート電極9の表面を露出させ、その周
囲は絶縁膜10で埋め込まれた平坦な状態を得る(第4
図(r))。その後、AΩ等の金属膜を堆積し、レジス
ト・マスク14を用いてこれをバターニゲして制御電極
9とは直交するX方向に帯状に連続する状態の複数本の
第3の配線層11を形成する(第4図(g))。そして
この配線層1]およびレジスト14をマスクとして制御
電極9を選択エツチングしてメモリセル領域にのみ残し
てバターニングする(第4図(h))。これにより、各
メモリセル領域に夫々分離されて配置された制御電極9
は、配線層11によりX方向に共通接続されたことにな
る。
この様にマトリクス配列されたメモリセルアレイでの選
択書き込みおよび読出しの動作は次のように行われる。
第3図を用いて説明する。例えば、メモリセルM、2に
対する選択書込みの動作は、下部の拡散層21.22間
に正の高電圧を印加してアバランシェ崩壊を起こし、こ
の時同時に上部の拡散層配線7.を制御電極としてこれ
に正の高電圧を印加して、メモリセルM1□の浮遊ゲー
ト4に電子を選択的に注入する。X方向に並ぶ他のメモ
リセルで同時にアバランシェ崩壊が生じるが、上部拡散
層配線の残りを低電位に保つことにより、それらでの電
子注入を防止することができる。又拡散層71,7゜間
に高電圧を印加してアバランシェ崩壊を起し、このとき
同時に下部の拡散層2、を制御電極として正の高電圧を
印加して、M 12の浮遊ゲート4に電子を選択的に注
入することもできる。
データ読出しの動作は、最上部の制御配線層11に選択
的に正の所定の読出し電圧を印加することにより行なわ
れる。浮遊ゲート4に電子が蓄積されているメモリセル
ではこれにより上部のMOSトランジスタに大きい負の
バックゲートバイアスがかかり、電子が蓄積されていな
いメモリセルではバットゲートバイアスはかからない。
従って、上部拡散層7をデータ線として選択された列の
メモリセルのチャネル電流を検知することにより、情報
が読み出される。例えば、メモリセルM 目、 M (
2の対に行目すると、両者で共用する拡散層配線72を
共通電位(たとえばOV)とし、これと拡散層配線7i
、7iの夫々の間でチャネル電流を検知すればよい。こ
れにより、例えば選択されたひとつの制御配線111に
沿う複数のメモリセルのデータを並列に読出すことがで
きる。
データ消去は、紫外線を照射して全メモリセルの/#遊
アゲート4電子を放出させることにより、−括消去が出
来る。電気的消去は、一つのメモリセルについて先に説
明した方法を全メモリセルに付い0行なうことにより、
やはり一括消去ができる。
この実施例によれば、読出し動作時、従来のように制御
電極とこれにより制御されるチャネルの間にt′2遊ゲ
ートが存在する構造と異なり、実効ゲート電圧が低下す
ることがtい。従ってチャネル制御性が優れ°Cおり、
たとえば従来より低い@源電圧で動作させることができ
る。従来と同じ5v程度の電源電圧を用いれば、大きい
チャネル電流を流せるからそれだけ高速動作が可能にな
る。また、l¥遊ゲート及びその上部の読出し川のMO
Sトランジスタ部は、基板である第1のシリコン層1か
ら絶縁膜3によって完全に電気的に分離されている。こ
の結県周辺回路を第1のシリコン層1内に形成した場合
のメモリセル領域の基板電位の周辺回路からの影響がな
くなり、信頼性の高いEPROM或いはE’ PROM
が得られる。
本発明の別の実施例を次に説明する。上記実施例ではF
部の第1のシリコン[茜および上部の第2のシリコン層
内 配線を形成したが、次の実施例では第1、のシリコン層
にはメモリセル配列に沿った制御ゲート配線のみを配設
する。
第5図はその実施例の基本メモリセル単体を、第1図に
対応させて示す。第6図および第7図は同様にメモリセ
ルアレイを構成した場合の先の実施例の第2図および第
3図に対応する斜視図およびレイアウト図である。これ
らの図で先の実施例と対応する部分には先の実施例と同
一符号を付して詳細な説明は省略する。第5図と第1図
を比較して明らかなように先の実施例での第1のシリコ
ン層内のソース、ドレイン拡散層2に対応し2て、。
この実施例では、第1のシリコン層1の表面に形成され
た厚い絶縁膜16内の浮遊ゲート4下に制御ゲート電極
15が埋め込まれている。マトリクスを構成する場合に
はこの制御電極15は、第6図及び第7図に示されるよ
うにX方向に連続的に第1の配線層として配設される。
即ち第1のシリコン層1上の第1の配線層15と最上部
の第3の配線層11とは同じ方向に並行にして走り、第
2のシリコン層6内のソース、ドレイン拡散層配線であ
る第2の配線層7がこれらに直交して走る。
第8図(a)〜(11)は、この実施例のメモリセルア
レイの製造」二程を先の実施例の第4図(a)〜(h)
に対応させて示す。この実施例ではまず、基板としての
第1のシリコン層1の表面にCVDなどにより厚い絶縁
膜16を形成し、この絶縁膜16にX方向に走る溝を形
成して、ポリシリコン層からなる制御電極としての第1
の配線層15を埋込み形成する(第8図(a))。この
後節1の配線層]5の表面に第1の絶縁膜゛うを形成し
7、その上に第1の配線層15上に島状に配列されるよ
うにt乎遊ゲート4を形成する(第8図(b))。以下
の−E程は、先の実施例と同様である。
この実施例のメモリセルアレイでのデータ書込みおよび
読出しの動作は次の通りである。データ書込みは、第5
図のメモリセル単体で説明すれば、第2のシリコン層内
のソース、ドレイン拡散層7間に正の高電圧を印加して
アバランシェ崩壊を生じさせ、発生した電子を浮遊ゲー
ト4に注入することにより行われる。このとき浮遊ゲー
h 4下の制御電極15に同時に正の高電圧を印加する
ことにより効率よくかつ選択的に浮遊ゲート4に電子を
注入することができる。これがメモリセルアレイを構成
した時の選択書込に利用される。即ち第7図を用いて選
択書き込みの動作を説明すれば、メモリセルM、2への
書込みの場合を例にとると、第2の配線層7のうち7□
を低電位(例えばOV)とし、73に正の高電圧を印加
する。残の第2の配線層はすべて低電位とする。同時に
第1.の配線層15のうち、15.に選択的に正の高電
圧を印加し、残りは低電位とする。これにより、第2の
配線層73に沿うメモリセル領域でアバランシェが生じ
、第1の配線層15.で選択されたメモリセルM12で
のみ選択的に電子注入が生じる。データ読出し7の動作
は、先の実施例と同様である。データ消去は、紫外線照
射による一括消去の他、電気的な消去も可能である。電
気的消去は、第2の配線層7及びこれが形成されたp型
シリコン層6と第1の配線層15間に高電圧を印加し2
、浮遊ゲート4内の電子を第1の配線層15側または第
2の配線層7側に放出させることにより行われる。
この実施例によっても先の実施例と同様の効果が得られ
る。
本発明は上記実施例に限られない。たとえば第1の実施
例においては、第1のシリコン層および第2のシリコン
層に形成されるMOSトランジスタを共にr1チャネル
としたが、これらはpチャネルとすることもでき、また
一方をnチャネル、他方を■〕チャネルとすることもで
きる。また第2の実施例においCは、第1の配線層15
を絶縁膜に埋め込まれたポリシリコン配線としたが、こ
れは第1の実施例と同様に拡散層配線とすることもでき
る。
その池水発明はその趣旨を逸脱しない範囲で種々変形し
て実施することができる。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、読出し時に電流が流
れるチャネル領域と制御ゲートの間に電荷蓄積層が設け
られる通常のメモリセル構造と異なり、チャネル領域の
下に電荷蓄積層が埋込み形成された構造とすることによ
り、読み出し効率がよく、また周辺回路との電気的分離
特性が優れたEPROM或いはE’ FROMを得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のメモリセルの基本構造を示
す断面図、第2図は同実施例のメモリセルアレイの1メ
モリセル部を示す一部切開斜視図、第3図はそのメモリ
セルアレイのレイアウト図、第4図(a)〜(11)は
その製造工程を説明するための斜視図、第5図は他の実
施例のメモリセルの基本構造を示す断面図、第6図は同
実施例のメモリセルアレイの1メモリセル部を示す一部
切開斜視図、第7図はそのメモリセルアレイのレイアウ
ト図、第8図(a)〜(h)はその製造工程を説明する
ための斜視図である。 〕・・・p型シリコ〉・層(第1の崖導体層)、2・・
・ソース9 ドレイン拡散層(第1の配線層)、3・・
・第]の絶縁膜、4・・・浮遊ゲート、5・・・第2の
絶縁膜、6・・・p型シリコン層(第2の平等体層)、
7・・・ソース、ドレイン拡散層(第2の配線層)、8
・・・第2の絶縁膜、9・・・制御電極、11・・・第
3の配線層、15・・・制御電極(第1の配線層)、1
6・・・絶縁膜。 第1図 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 図 1′ 第4 図 第4図 第5図 第 図 第8図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板に電荷蓄積層を有するメモリセルがマ
    トリクス状に配列形成された不揮発性半導体メモリ装置
    であって、前記メモリセルは、第1導電型半導体層に互
    いに離隔した第2導電型のソースおよびドレイン拡散層
    が形成され、これらソースおよびドレイン拡散層間の半
    導体層の上下に絶縁膜を介して形成された制御電極と電
    荷蓄積層とが対向して配置された構造を有し、前記電荷
    蓄積層の電荷蓄積状態に対応するチャネル電流の大小を
    2値情報に対応させるようにしたことを特徴とする不揮
    発性半導体メモリ装置。
  2. (2)電荷蓄積層を有するメモリセルがマトリクス状に
    配列形成された不揮発性半導体メモリ装置であって、メ
    モリセルは、表面にソースおよびドレイン拡散層が形成
    された第1の半導体層と、この第1の半導体層のチャネ
    ル領域上に第1の絶縁膜を介して形成された電荷蓄積層
    と、この電荷蓄積層の表面を覆う第2の絶縁膜と、前記
    電荷蓄積層が形成された第1の半導体層上に堆積形成さ
    れた第2の半導体層と、この第2の半導体層表面の前記
    電荷蓄積層上の部分がチャネル領域となるように第2の
    半導体層に拡散形成されたソースおよびドレイン拡散層
    と、これらソースおよびドレイン拡散層間のチャネル領
    域上に第3の絶縁膜を介して形成された制御電極とを有
    し、前記電荷蓄積層の電荷蓄積状態に対応して変化する
    前記第2の半導体層のチャネル電流の大小を2値情報に
    対応させるようにしたことを特徴とする不揮発性半導体
    メモリ装置。
  3. (3)電荷蓄積層を有するメモリセルがマトリクス状に
    配列形成された不揮発性半導体メモリ装置であって、 第1の半導体層と、 この半導体層表面に一方向に連続して複数本配列形成さ
    れた逆導電型拡散層からなる第1の配線層と、 これら第1の配線層に挟まれた第1の半導体層上に第1
    の絶縁膜を介して複数個配列形成された電荷蓄積層と、 これら電荷蓄積層の表面を覆う第2の絶縁膜と、前記電
    荷蓄積層が配列形成された第1の半導体層上に堆積形成
    された第2の半導体層と、 この第2の半導体層表面の前記電荷蓄積層上に位置する
    チャネル部分を挟むように、前記第1の配線層と交差す
    る方向に連続して複数本配列形成された逆導電型拡散層
    からなる第2の配線層と、これら第2の配線層が形成さ
    れた第2の半導体層上に第3の絶縁膜を介して前記各電
    荷蓄積層上に位置するように配設された複数個の制御電
    極と、これら制御電極を前記第1の配線層と同じ方向に
    共通接続する複数本の第3の配線層とを有し、前記第1
    の配線層と第2の配線層に選択的に電圧を印加して第1
    の半導体層と電荷蓄積層間の電荷のやりとりによりデー
    タの書込みを行い、前記第3の配線層と第2の配線層に
    選択的に電圧を印加して前記第2の配線層間で前記電荷
    蓄積層の電荷蓄積状態に対応して変化する前記第2の半
    導体層のチャネル電流の大小を検出してデータ読出しを
    行なうようにしたことを特徴とする不揮発性半導体メモ
    リ装置。
  4. (4)電荷蓄積層を有するメモリセルがマトリクス状に
    配列形成された不揮発性半導体メモリ装置であって、前
    記メモリセルは、表面に第1の制御電極が形成された第
    1の半導体層と、この第1の半導体層の第1の制御電極
    上に第1の絶縁膜を介して形成された電荷蓄積層と、こ
    の電荷蓄積層の表面を覆う第2の絶縁膜と、前記電荷蓄
    積層が形成された第1の半導体層上に堆積形成された第
    2の半導体層と、この第2の半導体層表面の前記電荷蓄
    積層上の部分がチャネル領域となるように第2の半導体
    層に拡散形成されたソースおよびドレイン拡散層と、こ
    れらソースおよびドレイン拡散層間のチャネル領域上に
    第3の絶縁膜を介して形成された第2の制御電極とを有
    し、前記電荷蓄積層の電荷蓄積状態に対応して変化する
    前記第2の半導体層のチャネル電流の大小を2値情報に
    対応させるようにしたことを特徴とする不揮発性半導体
    メモリ装置。
  5. (5)電荷蓄積層を有するメモリセルがマトリクス状に
    配列形成された不揮発性半導体メモリ装置であって、 第1の半導体層と、 この半導体層表面に一方向に連続して複数本配列形成さ
    れた第1の制御電極となる第1の配線層と、 これら第1の配線層上に第1の絶縁膜を介して複数個配
    列形成された電荷蓄積層と、 これら電荷蓄積層の表面を覆う第2の絶縁膜と、前記電
    荷蓄積層が配列形成された第1の半導体層上に堆積形成
    された第2の半導体層と、 この第2の半導体層表面の前記電荷蓄積層上のチャネル
    部分を挟むように、前記第1の配線層と交差する方向に
    連続して複数本配列形成された逆導電型拡散層からなる
    第2の配線層と、 これら第2の配線層が形成された第2の半導体層上に第
    3の絶縁膜を介して前記電荷蓄積層上にそれぞれ位置す
    るように配設された複数個の第2の制御電極と、 これら第2の制御電極を前記第1の配線層と同じ方向に
    共通接続する複数本の第3の配線層とを有し、 前記第1の配線層と第2の配線層に選択的に電圧を印加
    して第1の半導体層と電荷蓄積層間の電荷のやりとりに
    よりデータの書込みを行い、前記第3の配線層と第2の
    配線層に選択的に電圧を印加して前記第2の配線層間で
    前記電荷蓄積層の電荷蓄積状態に対応して変化する前記
    第2の半導体層のチャネル電流の大小を検出してデータ
    読出しを行なうようにしたことを特徴とする不揮発性半
    導体メモリ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5270242A (en) * 1989-08-31 1993-12-14 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Method for fabricatins dynamic random access memory device having a capacitor for storing impact ionization charges
US5321286A (en) * 1991-11-26 1994-06-14 Nec Corporation Non-volatile semiconductor memory device having thin film memory transistors stacked over associated selecting transistors
US5929479A (en) * 1996-10-21 1999-07-27 Nec Corporation Floating gate type non-volatile semiconductor memory for storing multi-value information

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