JPH02244295A - 現金自動取引装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は現金自動取引装置に係り、特に暗証入力操作時
に他人による暗証番号盗視を防止し、安全性を向上し得
るものを提供するにある。

〔従来の技術〕

従来、現金自動取引ｉ置は、取引者以外でも暗証番号を
容易に見ることができる構造であるため、他人が暗証を
盗視できるなどの安全上、好ましくない欠点があった。

これを防止するために、実公昭５７−４３５号公報の第
１図に記載されている如く装置本体のキー操作部の側方
を板材で側壁を形成したものがあったが、確実に暗証盗
視を防止できるまでは至っていなかった。

〔発明が解決しようとする！！！題〕

本発明は、上記欠点に鑑み、その目的とするところは暗
証入力キー操作時、他人に暗証を盗視されることを確実
に防止し得るものを提供するにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、現金自動取引装置のキー操作部に近接距離
のみ透視可能な材質で形式した暗証盗視防止手段を設け
て、他人にキー操作を盗視されないように構成すること
により達成される。

〔作用〕

暗証を入力するキー操作部上方に、近接距離の場合にキ
ー操作が見え、離れた場合に見えない材質で構成した暗
証盗視防止手段を設け、この暗証盗視防止手段は、暗証
入力操作が行ない得る所定の高さで停動する如く構成せ
しめることにより、取引者が暗証入力を行なうことがで
き、且つ他人に暗証を盗視されないようになるものであ
る。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図〜ｌＩ！４図に基づき
詳述する。第１図は、従来の自動車用現金自動取引＊ａ
の取引状態を示し、１は、取引者２を乗せた自動車であ
り、３は、同乗者である。４は、自動車用現金自動取引
装置であり、取引者２が取引遂行に必要なデータを入力
する入力操作キー５Ａ等の操作部５を、取引者２が操作
し易いように、やや傾斜させて設けられている。又、操
作部５には、第２図に示す如く操作案内等を表示するＣ
ＲＴ等の表示手段６が設けられている。第１図に戻り７
は自動車用取引装置４の格納室である。この状態で取引
者２の取引時、暗証入力操作を行った場合、当然ながら
同乗者３が、該、暗証入力データを容易に見ることがで
きるため、盗視される不具合が発生する。

第２ｒＩ！Ｊは、本発明の現金自動取引装置４であり、
傾斜した操作部６に形成された入力操作キー５Ａの上方
に、第３図で示す如く傾斜面４Ａから所定の高さｈｌに
保持される、本発明の暗証盗視防止手段８を固定もしく
は可動自在に設けている。この暗証盗視防止手段８は、
ハーフミラ−や特殊加工を施したプラスチック材、もし
くは透明プラスチック材に特殊なコーティングを行った
シート材を貼付けした、いわゆる近接距離内（ｈｌ＝３
０〜４０　以内）の場合に、入力操作キー６Ａの入力デ
ータが取引者２から透視でき、それ以上能れた同乗者３
には透視できない材質で構成したものであり、取引者２
がキー入力操作を容易にできるように、間口部８Ａを設
けている。又、第４図に示すように、前記暗証盗視防止
手段８の一部には前述した如く所定の高さに保持するた
めの位置設定手段８Ｂ、及び８Ｃが一体もしくは別部材
で付加されている。又、暗証盗視防止手段８は、該、下
端８Ｄが取引装置本体４に格納され、取引装置本体４の
ガイド４Ｂに案内され、上下動できる構成になっており
、任意の位置で保持できるように、板バネ等で構成した
ロック部９が内装されており、常時、このロック部９の
押圧力により、前記暗証盗視防止手段８は、任意の位置
で停動する如く構成されている。従って、暗証盗視防止
手段８は、手動にて、前記位置設定手段８Ｂ、８Ｃによ
り、第４図で示すｈ２〜ｈ３の範囲内で上下動可能なる
ものである。ここでｈ３は、前述した所定の高さであり
、実施例ではＭＡＸＩＯ位に設定し、ｈ２は入力操作キ
ー５Ａの突出高さより若干余裕を持たせた２　位に設定
している。

以上の構成に成る本発明の詳細な説明する。

取引者２は、本発明の自動車用現金自動取引装置４の正
面に、自動車１を止め、自動車１の内部から取引に必要
なデータを操作部５の入力操作キー５Ａより入力を開始
する。この時点で、本発明の暗証盗視防止手段８は、通
常第４図に示すｈ２の位置に下降しており、取引者は本
暗証盗視防止手段８を手で持上げると、容易に上方向に
可動し、ｈ３の高さで停止され、手を離しても、前記ロ
ック部９によりｈ３の高さで保持され、第３図に示す如
く、暗証番号の入力や、金額入力等、取引遂行に必要な
データを全て近接距ｆｉｈｌの範囲で行うことができ、
同乗者３からは、前述した如く、近接距離より離れてい
るため、全く見えなくなり、暗証入力や金額入力データ
は、−切盗視できないものとなる０本発明、暗証盗視防
止手段８は、任意の高さで停動するために、取引者２は
ｈ２〜ｈ３の範囲で任意の高さにセラ）１７、使用でき
るものである。取引データの入力が終了すると、前記暗
証盗視防止手段８の上面を押すとｈ２の高さ迄下降し、
入力操作キー５Ａが保護されるものである。本実施例に
於いては、前記暗証盗視防止手段８は、手動で行うよう
に構成したが、モーター等により特定のキー（図示せず
、）を押下時に、自動的に上下動する構成のものも容易
に考えられる。

又、第５図に示す如く、操作面が平坦な通常の取引装置
に於いては、前記暗証盗視防止手段８は、アタッチメン
トとして別個に設けたものを入力操作キー５Ａの上面に
置く構成のものも容易に考えられ、又、本発明では、常
時入力操作キー５Ａの上方を覆う構成になっているが、
第６図に示す形状のものを第７図の如く取引装置本体４
の側面部４Ｃに格納自在に構成し、本暗証盗視防止手段
８を使用時は、第６図に示す引出し用突出部８Ｅを第７
図の破線で示す如く、入力操作キー５Ａの上方に手で引
出し、使用後は、側面部４Ｃに格納する構成のものも考
えられ、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の応用
例、変形例が考えられることは言うまでもない。又、本
実施例では、入力操作キー５Ａをキーボードで構成した
ものを記載したが、タッチパネル等。キーボードの無い
構成のものにも適用できることは言うまでもないもので
ある。

尚、本発明に於いては、暗証盗視防止手段８に、日中強
い直射光が照射した場合、或いは夜間使用の場合等には
、乱反射又は、反射光の減少により、入力操作キー５Ａ
が見にくいおそれがあるため、第８図に示す如く、暗証
盗視防止手段８の内部に、同乗者には見えず、取引者の
み見える光度を有する蛍光灯等の光ｉｌｌ’１０を設は
内部の入力操作キーを見ることができるようにしたもの
も考えられる。

又、上記光源は取引装置本体の操作部周辺に設けても同
様の効果を得られることは言うまでもない。

又、入力操作キー５Ａ自体にランプ等の光源を組込みし
たものでもよく、又、入力操作キー５Ａ自体が発光する
材質で形成された自照式のものを使用してもよいもので
ある。再には、周囲の光度を検知し、暗証盗視防止手段
８内部の光度を自動的に調光する自動調光装置を入力操
作キー５Ａ周辺もしくは暗証盗視防止手段に装着したも
のも容易に考えられ、夜間使用時に実用性に優れるもの
を提供できる。

〔発明の効果〕

以上本発明によれば、暗証盗視防止手段により、現金自
動取引装置でのキー操作時、他人に暗証番号を盗視され
ずに取引きが可能となり、悪用防止を計り得る実用性の
極めて高いものを提供できる。

又、ＩＣカード等、個人情報の多いカード取引の場合に
は、暗証盗視を防止することにより、プライバシーの侵
害を防ぐことができ、安全性の高いものを提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の自動車用現金自動取引装置の取引状鯨を
示す説明図、第２図は本発明の現金自動取引装置の外観
図、第３図は第２図で示す本発明暗証盗視防止手段の縦
断面図、第４図は第３図のＸ−Ｘ一方向の断面図、第５
〜第８図は本発明の池実施例を示す説明図である。 ４・・・・・・現金自動取引Ｈ１，５・・・・・・キー
操作部、８・・・・・・暗証盗視防止手段、８Ａ・・・
・・・間口部、８Ｂ。 ８Ｃ・・・・・・位置設定手段。 ａ　暗証盪硯訪上チ歿 第　２　区 第 図 ネ 図 第 図 第 凹

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、取引情報を入力するキー操作部上方に、近接距離の
   み透視可能な材質で形成した、暗証盗視防止手段を設け
   たことを特徴とする現金自動取引装置。 ２、前記暗証盗視防止手段は、キー操作部から所定の高
   さで停動、もしくは任意の高さで停動する如く、位置設
   定手段を具備したことを特徴とする請求項１記載の現金
   自動取引装置。