JPH02244040A - 製版カメラ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は１版下と称される写真製版用原稿を撮影して製
版用の線画ネガチブや線画ポジチブなどを作成するため
の製版カメラ装置に関するものである。

〔従来技術とその問題点〕

製版カメラ装置は、平面画像である写真製版用原稿を原
寸または縮小拡大して複製するものであり、被写体であ
る原稿および撮影画像とも例えばＡ３サイズの大型なも
のまで可能でなければならない、このため従来の製版カ
メラ装置は、主要部であるところの原稿面、レンズ、感
光材が配置される焦点面のそれぞれが互いに平行であっ
て、レンズ光軸に対して直角になっており、これに縮小
拡大機能が付加されている。そして、レンズが大型で重
量もあり、縮小拡大するためには、このレンズを上下や
左右に移動させる装置も必要になる。

従って、装置全体も非常に大型になり重量も大きくなる
。このため床上式や懸重式のものなどが実用化されてい
るが、いずれにしても大きな床面積を要し、かつ取り扱
いも非常に煩雑である不具合があった。

また、原稿の複製を原寸のみに限定する場合は。

透明ガラス製の原稿台に原稿を載置し、この原稿を下方
から露光ユニットによってスリット状に露光しながら走
査し、原稿からの反射光をセルフォックレンズを介して
下方に配置された感光材に照射するようにすると、装置
は極めて簡単で小型になり、いわゆるコピー感覚で複製
できるため、取り扱いも非常に容易である。しかしなが
ら、縮小拡大機能がないために用途が限定され、利用範
囲が狭くなってしまう。

〔発明の目的〕

そこで本発明は、小型軽放で取り扱いも容易であり、縮
小拡大機能を有する製版カメラ装置を提供することを目
的とする。

〔発明の構成とその作用〕

本発明の製版カメラ装置は、ケーシングの上面に配置さ
れ、速度Ｖ、で移動する透明ガラス製原稿台と、この原
稿台に載置された写真製版用原稿をスリット状に露光し
、原稿台の移動にともなって原稿を走査する露光ユニッ
トと、一対のミラーが屋根型に配置されて設定位置が可
変であり、原稿からの水平方向の反射光を光軸が水平の
レンズに入射させる第１ミラーユニットと、同じく一対
のミラーが屋根型に配置されて設定位置が可変であり、
レンズからの出射光を反射する第２ミラーユニットと、
載置された感光材を速度ｖ２で移送し、第２ミラーユニ
ットから出射して垂直方向に反射した光が感光材を照射
するコンベアーとを備え、第１ミラーユニットおよび第
２ミラーユニットの設定位置を適宜変化させて原稿から
レンズおよびレンズから感光材までの光路長の比を所定
値に定め、かつ、原稿台の速度Ｖ、と感光材の速度ｖ２
の比をそれに応じて定めて縮小拡大倍率を設定すること
を特徴とするものである。

すなわち、レンズの光軸が水平であって水平方向の原稿
および感光材と直交せずに第１ミラーユニットおよび第
２ミラーユニットなどで光路を迂回させ、かつ原稿の露
光は原稿台を移動させて走査しながら行うので、ケーシ
ングが小型になり非常にコンパクトな構造１こすること
ができる。従って、装置全体が軽量で大きな床面積を必
要としない、そして、拡大縮小操作は、第１ミラーユニ
ットおよび第２ミラーユニットの設定位置を適宜変化さ
せて行う、つまり、Ｒ稿からレンズおよびレンズから感
光材までの光路長の比を所定値に定めるが、走査方向の
拡大縮小倍率を走査と直角方向と同一にするために、原
稿台の速度ｖ１と感光材の速度Ｖ、の比をそれに応じて
定める。従って、縮小拡大機能を小さなケーシング内に
組み込むことができる。また、透明ガラス製の原稿台が
小型のケーシングの上面に移動可能に配置されたテーブ
ルトップ型であるために、いわゆるコピー感覚で複製で
き、取り扱いも非常に容易である。

（実施例〕 以下に図面に示す実施例に基いて本発明を具体的に説明
する。

第１図は本発明の実施例を概念的に示したものである。

第１図において、ケーシング１の上面には１例えば最大
Ａ、サイズの原稿３を載置することができる透明ガラス
製の原稿台２が速度ｖ１で移動可能に配置されており、
テーブルトップ型になっている。ＩＭ稿置台２直下には
露光ユニット４が移動可能に配置されている。この露光
ユニット４は、それぞれ機影のミラー４２で囲われた２
本の管形の光源ランプ４１が取り付けられた２灯式であ
り、原稿３をスリット状に露光するが、下方には平面ミ
ラーＭ、が配置されている。従って、原稿台２が移動す
ると原稿３の全面を走査して露光し、原稿３の反射光は
ミラーＭ１で水平方向に放射される。

第１ミラーユニット５および第２ミラーユニット７は、
一対の平面ミラーＭ、、Ｍ、、および一対の平面ミラー
Ｍ、、Ｍ、が４５°の角度で屋根型に取り付けられたも
のであり、光軸が水平方向のレンズ６の両側に配置され
ている。従って、ミラーＭ、で反射した原稿３の反射光
はミラーＭ２．Ｍ。

で反射してレンズ６に入射し、レンズ６を出射した光は
ミラーＭ、、　Ｍ、で反射し、更に平面ミラーＭ、で反
射してケーシング１下面の開口１１から照射されるよう
になっている。ケーシング１の直下には速度Ｖ、で水平
方向に移動するコンベアー８が配置されており、ミラー
Ｍ６で垂直方向に反射した光がコンベアー８に載置され
て移動する感光材９上に結像する。そして、第１ミラー
ユニットＳと第２ミラーユニット７の設置位置を変化で
きるようになっており、これによって原稿３からレンズ
６およびレンズ６から感光材９までの光路長を変化させ
、縮小拡大倍率を設定できるようになっている。ただし
、原稿３の走査と直角方向の縮小拡大倍率は、原稿３か
らレンズ６およびレンズ６から感光材９までの光路長を
変化させることで設定できるが、原稿３の走査方向の縮
小拡大倍率は、更に、ｙＫ稿積台の速度Ｖ、と感光材９
の速度ｖ２の比を調整する必要がある。このため、縮小
拡大倍率に応じて原稿台２の速度Ｖ工と感光材９の速度
ｖ２のいずれかもしくは同時に連動して変化させ、走査
方向と走査と直角方向の縮小拡大倍率を同一にする。

このように、原稿３および感光材９が水平方向であり、
レンズ６の光軸も水平であってレンズ６は原稿３および
感光材９と平行ではない、そして。

原稿３の露光を原稿台２の移動によって走査しながら行
い、原稿３から感光材９に至る光路は、平面ミラーＭ１
〜Ｍ、によって迂回している。また、拡大縮小操作は、
第１ミラーユニット５および第２ミラーユニット７の設
定位置を適宜変化させ、かつ原稿台２の速度■１と感光
材９の速度ｖ２の比をそれに応じて定めることにより行
う、従って、ケーシング１が小型になり非常にコンパク
トな構造にすることができ、装置全体が軽量で大きな床
面積を必要としないので、例えば作業台などの上にケー
シング１を載せて使用することができる。

また、透明ガラス製の原稿台２がケーシング１の上面に
移動可能に配置されたテーブルトップ型であり、かつ小
型であるために、いわゆるコピー感覚で複製でき、取り
扱いも非常に容易になる利点がある。

〔発明の効果〕

以上説明したように１本発明は、テーブルトップ型のケ
ーシング内で、原稿台を移動させることによって走査し
ながら露光した原稿の反射光の光路をミラーで迂回させ
、かつ簡単な構造で縮小拡大できるようにしたので、小
型軽量で大きな床面積を要せず、取り扱いも容易な縮小
拡大機能付きの製版カメラ装置とすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の概念説明図である。 ■・・・ケーシング　　　　　２・・・原稿台３・・・
原稿　　　　　　　　４・・・露光ユニット５・・・第
１ミラーユニット　６・・・レンズ７・・・第２ミラー
ユニット　８・・・コンベヤー９・・・感光材　　　　
Ｍ工〜Ｍ１・・・平面ミラー第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ケーシングの上面に配置され、速度Ｖ＿１で移動する透
   明ガラス製原稿台と、この原稿台に載置された写真製版
   用原稿をスリット状に露光し、原稿台の移動にともなっ
   て原稿を走査する露光ユニットと、一対のミラーが屋根
   型に配置されて設定位置が可変であり、原稿からの水平
   方向の反射光を光軸が水平のレンズに入射させる第１ミ
   ラーユニットと、同じく一対のミラーが屋根型に配置さ
   れて設定位置が可変であり、レンズからの出射光を反射
   する第２ミラーユニットと、載置された感光材を速度Ｖ
   ＿２で移送し、第２ミラーユニットから出射して垂直方
   向に反射した光が感光材を照射するコンベアーとを備え
   、 該第１ミラーユニットおよび第２ミラーユニットの設定
   位置を適宜変化させて原稿からレンズおよびレンズから
   感光材までの光路長の比を所定値に定め、かつ原稿台の
   速度Ｖ＿１と感光材の速度Ｖ＿２の比をそれに応じて定
   めて縮小拡大倍率を設定することを特徴とする製版カメ
   ラ装置。