JPH0224370Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0224370Y2 JPH0224370Y2 JP1984118868U JP11886884U JPH0224370Y2 JP H0224370 Y2 JPH0224370 Y2 JP H0224370Y2 JP 1984118868 U JP1984118868 U JP 1984118868U JP 11886884 U JP11886884 U JP 11886884U JP H0224370 Y2 JPH0224370 Y2 JP H0224370Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock lever
- cap nut
- shaft
- hexagonal
- steering wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010273 cold forging Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 229910001018 Cast iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010792 warming Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Steering Controls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
＜技術分野＞
本考案はフオークリフト等の荷役車両のハンド
ルのテイルト装置に関する。
ルのテイルト装置に関する。
＜従来技術＞
従来の荷役車両のハンドルのテイルト装置にお
いては、ロツクレバーと、ロツクボルトに螺合さ
れた袋ナツトの外周部との嵌脱自在な嵌合にはス
プライン嵌合が利用されていたため、鋳物製のロ
ツクレバーにスプライン溝を形成し難い欠点があ
つた。また、ロツクレバーにスプライン溝を形成
していると、袋ナツトの形状をスプライン溝に対
応する形状にしなくてはならず、ナツトを冷間鍛
造にて製造し難いという欠点もある。
いては、ロツクレバーと、ロツクボルトに螺合さ
れた袋ナツトの外周部との嵌脱自在な嵌合にはス
プライン嵌合が利用されていたため、鋳物製のロ
ツクレバーにスプライン溝を形成し難い欠点があ
つた。また、ロツクレバーにスプライン溝を形成
していると、袋ナツトの形状をスプライン溝に対
応する形状にしなくてはならず、ナツトを冷間鍛
造にて製造し難いという欠点もある。
＜目的＞
そこで、本考案は、鋳物製ロツクレバーを製造
し易い荷役車両のハンドルのテイルト装置の提供
を目的としている。
し易い荷役車両のハンドルのテイルト装置の提供
を目的としている。
＜実施例＞
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明する
と、これにおいては、操向ハンドル１を支持する
ハンドル軸２の下部が横方向のテイルト中心軸３
によりテイルト自在に支持され、ハンドル軸２の
中間部に固定されたコ字形軸板４が車体５に固定
されたコ字形ブラケツト６にテイルト摺動自在に
嵌合され、該ブラケツト６の円孔６ａと軸板４の
長孔４ａに横方向に貫通されたロツクボルト７に
袋ナツト８が螺合され、該袋ナツト８に抜止ボル
ト９が植立され、該抜止ボルト９に横方向移動自
在にロツクレバー１０が取付けられ、該ロツクレ
バー１０と抜止ボルト９の頭部の間にロツクレバ
ー１０を袋ナツト８側に付勢するバネ１１が介装
され、前記袋ナツトの外周には六角部８ａがまた
前記ロツクレバー１０には該六角部８ａに嵌脱自
在に嵌合する六角凹部１０ａが形成され、該六角
凹部１０ａと六角部８ａにそれぞれ小径円形凹部
１０ｂと小径円柱部８ｂが構成されている。
と、これにおいては、操向ハンドル１を支持する
ハンドル軸２の下部が横方向のテイルト中心軸３
によりテイルト自在に支持され、ハンドル軸２の
中間部に固定されたコ字形軸板４が車体５に固定
されたコ字形ブラケツト６にテイルト摺動自在に
嵌合され、該ブラケツト６の円孔６ａと軸板４の
長孔４ａに横方向に貫通されたロツクボルト７に
袋ナツト８が螺合され、該袋ナツト８に抜止ボル
ト９が植立され、該抜止ボルト９に横方向移動自
在にロツクレバー１０が取付けられ、該ロツクレ
バー１０と抜止ボルト９の頭部の間にロツクレバ
ー１０を袋ナツト８側に付勢するバネ１１が介装
され、前記袋ナツトの外周には六角部８ａがまた
前記ロツクレバー１０には該六角部８ａに嵌脱自
在に嵌合する六角凹部１０ａが形成され、該六角
凹部１０ａと六角部８ａにそれぞれ小径円形凹部
１０ｂと小径円柱部８ｂが構成されている。
次に使用方法を説明すると、ハンドル軸２をテ
イルトするに際しロツクボルトを暖めるときは、
ロツクレバー１０を、第３図のロツクレバー１０
の六角凹部１０ａが袋ナツト８の六角部８ａに嵌
合した状態で第１図のＢ位置からＡ位置へ回動す
る。次にロツクレバー１０を第４図の如くロツク
レバー１０の六角凹部１０ａを袋ナツト８の六角
部８ａから離脱させ、ロツクレバー１０のみをＢ
位置へ回動し、さらにロツクレバー１０を第３図
の嵌合状態とした後に回動する。充分にロツクボ
ルト７が緩んだ状態でハンドルを手で所望方向へ
押引きし、その状態でロツクレバー１０を上記と
は逆手順で逆方向へ回動してロツクボルト７を充
分に締め付ける。そうするとブラケツト６がハン
ドル軸２と一体的な軸板４に圧着するので、ハン
ドル軸とハンドルは固定される。
イルトするに際しロツクボルトを暖めるときは、
ロツクレバー１０を、第３図のロツクレバー１０
の六角凹部１０ａが袋ナツト８の六角部８ａに嵌
合した状態で第１図のＢ位置からＡ位置へ回動す
る。次にロツクレバー１０を第４図の如くロツク
レバー１０の六角凹部１０ａを袋ナツト８の六角
部８ａから離脱させ、ロツクレバー１０のみをＢ
位置へ回動し、さらにロツクレバー１０を第３図
の嵌合状態とした後に回動する。充分にロツクボ
ルト７が緩んだ状態でハンドルを手で所望方向へ
押引きし、その状態でロツクレバー１０を上記と
は逆手順で逆方向へ回動してロツクボルト７を充
分に締め付ける。そうするとブラケツト６がハン
ドル軸２と一体的な軸板４に圧着するので、ハン
ドル軸とハンドルは固定される。
＜効果＞
以上の説明から明らかな通り、本考案は、操向
ハンドルを支持するハンドル軸の下部が横方向の
テイルト中心軸によりテイルト自在に支持され、
ハンドル軸の中間部に固定された軸板が車体に固
定されたブラケツトにテイルト摺動自在に嵌合さ
れ、該ブラケツトと軸板に貫通されたロツクボル
トに袋ナツトが螺合され、該袋ナツトに抜止ボル
トが植立され、該抜止ボルトに横方向移動自在に
ロツクレバーが取付けられ、該ロツクレバーと抜
止ボルトの頭部の間にロツクレバーを袋ナツト側
に付勢するバネが介装され、前記袋ナツトの外周
には六角部がまた前記ロツクレバーには該六角部
に嵌脱自在に嵌合する六角凹部が形成されている
ことを特徴とする荷役車両のハンドルのテイルト
装置に関するものである。
ハンドルを支持するハンドル軸の下部が横方向の
テイルト中心軸によりテイルト自在に支持され、
ハンドル軸の中間部に固定された軸板が車体に固
定されたブラケツトにテイルト摺動自在に嵌合さ
れ、該ブラケツトと軸板に貫通されたロツクボル
トに袋ナツトが螺合され、該袋ナツトに抜止ボル
トが植立され、該抜止ボルトに横方向移動自在に
ロツクレバーが取付けられ、該ロツクレバーと抜
止ボルトの頭部の間にロツクレバーを袋ナツト側
に付勢するバネが介装され、前記袋ナツトの外周
には六角部がまた前記ロツクレバーには該六角部
に嵌脱自在に嵌合する六角凹部が形成されている
ことを特徴とする荷役車両のハンドルのテイルト
装置に関するものである。
したがつて、本考案によると、鋳物製ロツクレ
バーに六角凹部を形成するだけでよいので、スプ
ライン溝を有するロツクレバーに比して製造し易
く、またロツクレバーにスプライン溝を形成しな
くても済むので、袋ナツトを冷間鍛造にて製造で
きるといつた優れた効果がある。
バーに六角凹部を形成するだけでよいので、スプ
ライン溝を有するロツクレバーに比して製造し易
く、またロツクレバーにスプライン溝を形成しな
くても済むので、袋ナツトを冷間鍛造にて製造で
きるといつた優れた効果がある。
第１図は本考案実施例を具えた荷役車両の前部
側面図、第２図はそのハンドル軸の横断面図、第
３図はロツクレバーと袋ナツトの嵌合状態縦断面
図、第４図はロツクレバーと袋ナツトの離脱状態
縦断面図、第５，６図はロツクレバーと袋ナツト
の嵌合状態横断面図である。 １……操向ハンドル、２……ハンドル軸、３…
…テイルト中心軸、４……軸板、５……車体、６
……ブラケツト、６ａ……円孔、４ａ……長孔、
７……ロツクボルト、８……袋ナツト、９……抜
止ボルト、１０……ロツクレバー、１１……バ
ネ、８ａ……六角部、１０ａ……六角凹部、１０
ｂ……小径円形凹部、８ｂ……小径円柱部。
側面図、第２図はそのハンドル軸の横断面図、第
３図はロツクレバーと袋ナツトの嵌合状態縦断面
図、第４図はロツクレバーと袋ナツトの離脱状態
縦断面図、第５，６図はロツクレバーと袋ナツト
の嵌合状態横断面図である。 １……操向ハンドル、２……ハンドル軸、３…
…テイルト中心軸、４……軸板、５……車体、６
……ブラケツト、６ａ……円孔、４ａ……長孔、
７……ロツクボルト、８……袋ナツト、９……抜
止ボルト、１０……ロツクレバー、１１……バ
ネ、８ａ……六角部、１０ａ……六角凹部、１０
ｂ……小径円形凹部、８ｂ……小径円柱部。
Claims (1)
- 操向ハンドルを支持するハンドル軸の下部が横
方向のテイルト中心軸によりテイルト自在に支持
され、ハンドル軸の中間部に固定された軸板が車
体に固定されたブラケツトにテイルト摺動自在に
嵌合され、該ブラケツトと軸板に貫通されたロツ
クボルトに袋ナツトが螺合され、該袋ナツトに抜
止ボルトが植立され、該抜止ボルトに横方向移動
自在にロツクレバーが取付けられ、該ロツクレバ
ーと抜止ボルトの頭部の間にロツクレバーを袋ナ
ツト側に付勢するバネが介装され、前記袋ナツト
の外周には六角部がまた前記ロツクレバーには該
六角部に嵌脱自在に嵌合する六角凹部が形成され
ていることを特徴とする荷役車両のハンドルのテ
イルト装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11886884U JPS6133764U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 荷役車両のハンドルのテイルト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11886884U JPS6133764U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 荷役車両のハンドルのテイルト装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6133764U JPS6133764U (ja) | 1986-03-01 |
| JPH0224370Y2 true JPH0224370Y2 (ja) | 1990-07-04 |
Family
ID=30677747
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11886884U Granted JPS6133764U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 荷役車両のハンドルのテイルト装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6133764U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5433224U (ja) * | 1977-08-09 | 1979-03-05 |
-
1984
- 1984-07-31 JP JP11886884U patent/JPS6133764U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5433224U (ja) * | 1977-08-09 | 1979-03-05 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6133764U (ja) | 1986-03-01 |
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