JPS6121606Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6121606Y2 JPS6121606Y2 JP6021582U JP6021582U JPS6121606Y2 JP S6121606 Y2 JPS6121606 Y2 JP S6121606Y2 JP 6021582 U JP6021582 U JP 6021582U JP 6021582 U JP6021582 U JP 6021582U JP S6121606 Y2 JPS6121606 Y2 JP S6121606Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nut body
- fitting hole
- nut
- outer circumferential
- circumferential surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 9
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 7
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、自動車のアルミホイール装着用ナ
ツトに関するものである。
ツトに関するものである。
近年、主として乗用自動車には、さらに外観を
豪華に見せるため、いろいろなデザイン摸様を施
したアルミホイールを装着することが普及してい
る。しかしながら、このアルミホイールは、非常
に高価なもので、夜間など駐車中に装着用ナツト
を緩めてタイヤと共に容易に盗まれることがあ
り、このため盗難防止用としてシリンダ鍵付ナツ
トを用いることがあるが、着脱に手間がかかると
共に高価になるなどの難点があつた。
豪華に見せるため、いろいろなデザイン摸様を施
したアルミホイールを装着することが普及してい
る。しかしながら、このアルミホイールは、非常
に高価なもので、夜間など駐車中に装着用ナツト
を緩めてタイヤと共に容易に盗まれることがあ
り、このため盗難防止用としてシリンダ鍵付ナツ
トを用いることがあるが、着脱に手間がかかると
共に高価になるなどの難点があつた。
この考案の目的は、前述のような問題点を解消
することにある。
することにある。
即ちこの考案は、外周面を円錐形状にしてパイ
プレンチなどの工具を使用不能にすると共に、セ
ツトの回し部材でないと合わない嵌合孔を設け、
且つこの嵌合孔を蓋材で穏して、容易に且つ安価
にアルミホイールの盗難防止を図ることができる
ようにしたアルミホイール装着用のナツトであ
る。
プレンチなどの工具を使用不能にすると共に、セ
ツトの回し部材でないと合わない嵌合孔を設け、
且つこの嵌合孔を蓋材で穏して、容易に且つ安価
にアルミホイールの盗難防止を図ることができる
ようにしたアルミホイール装着用のナツトであ
る。
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
設明する。この考案のナツトは、金属又は硬質プ
ラスチツクなどから形成され、第1図乃至第3図
に示すように、一端から中間部までに自動車のブ
レーキドラムに突設しているボルトに係合するめ
ねじ1を有する外周面円錐形状のナツト本体2
と、大径外周面に刻み目3を設け、小径外周面に
おねじ4を設けた2段円板形蓋材5と、一端部を
六角形ボルト頭6とし、他端部を断面変形六角形
状嵌合軸7とした回し部材8との組合せから成る
ものである。
設明する。この考案のナツトは、金属又は硬質プ
ラスチツクなどから形成され、第1図乃至第3図
に示すように、一端から中間部までに自動車のブ
レーキドラムに突設しているボルトに係合するめ
ねじ1を有する外周面円錐形状のナツト本体2
と、大径外周面に刻み目3を設け、小径外周面に
おねじ4を設けた2段円板形蓋材5と、一端部を
六角形ボルト頭6とし、他端部を断面変形六角形
状嵌合軸7とした回し部材8との組合せから成る
ものである。
前記ナツト本体2には、めねじ1に対向して他
端面から回し部材8の嵌合軸7に対応する断面変
形六角形状嵌合孔9が穿設され、この嵌合孔9の
入口に嵌合孔9が内接する内径で且つ蓋材5のお
ねじ4に係合する小幅のめねじ10が設けられ、
この外周端面に小幅の刻み目11が設けられてい
る。
端面から回し部材8の嵌合軸7に対応する断面変
形六角形状嵌合孔9が穿設され、この嵌合孔9の
入口に嵌合孔9が内接する内径で且つ蓋材5のお
ねじ4に係合する小幅のめねじ10が設けられ、
この外周端面に小幅の刻み目11が設けられてい
る。
前記蓋材5は、刻み目3の表面がナツト本体2
の廷長になるように円錐形に形成されており、且
つ刻み目3もナツト本体2の刻み目11と同じ摸
様に形成されている。このため、ナツト本体2に
蓋材5を螺着すると、接合線が刻み目によつて隠
されて、あたかも一体品のように見えるようにな
る。なお、ナツト本体2と蓋材5とは、同じ色に
着色するのが望ましい。
の廷長になるように円錐形に形成されており、且
つ刻み目3もナツト本体2の刻み目11と同じ摸
様に形成されている。このため、ナツト本体2に
蓋材5を螺着すると、接合線が刻み目によつて隠
されて、あたかも一体品のように見えるようにな
る。なお、ナツト本体2と蓋材5とは、同じ色に
着色するのが望ましい。
前記回し部材8は、ボルト頭6が六角形又は四
角形の規格に合せて形成され、嵌合軸7が特異な
断面形状に形成されている。即ち、第4図に示す
ように、嵌合軸7を、頂角の角度α及び長さを
それぞれ異なるいろいろな形の断面変形六角形状
に形成するほかまた別に、第5図に示すように、
頂点部に曲率の異なる丸みτを付けたいろいろな
形の断面変形五角形状に形成することができる。
このため前記ナツト本体2も、嵌合孔9をこれに
合せて各種の断面形状に形成されるが、嵌合軸7
を挿入するため嵌合孔9は嵌合孔入口のめねじ1
0に内接する大きさに限定される。なお、嵌合軸
7及び嵌合孔9は断面形状は、上述のほかに、例
えば雲形や花形摸様など適宜な形状を選択するこ
とができる。
角形の規格に合せて形成され、嵌合軸7が特異な
断面形状に形成されている。即ち、第4図に示す
ように、嵌合軸7を、頂角の角度α及び長さを
それぞれ異なるいろいろな形の断面変形六角形状
に形成するほかまた別に、第5図に示すように、
頂点部に曲率の異なる丸みτを付けたいろいろな
形の断面変形五角形状に形成することができる。
このため前記ナツト本体2も、嵌合孔9をこれに
合せて各種の断面形状に形成されるが、嵌合軸7
を挿入するため嵌合孔9は嵌合孔入口のめねじ1
0に内接する大きさに限定される。なお、嵌合軸
7及び嵌合孔9は断面形状は、上述のほかに、例
えば雲形や花形摸様など適宜な形状を選択するこ
とができる。
前記ナツト本体2とセツトになる回し部材8に
は、嵌合する軸、孔の断面形状に対する型番号
(例えば3桁の数字)を適宜な表面に刻印してお
くと便利である。
は、嵌合する軸、孔の断面形状に対する型番号
(例えば3桁の数字)を適宜な表面に刻印してお
くと便利である。
この考案に係るナツトは、以上のような構成で
あり、これを使用する場合には、第6図に示すよ
うに、タイヤ21に装着したアルミホイール22
をブレーキドラムに突設したボルトに嵌め込み、
このボルトにナツト本体2を嵌め、第3図に示す
ように、ナツト本体2に回し部材8を嵌めボルト
6を利用して通常のスパナなどの工具で締め付け
て、ブレーキドラムにアルミホイール22を固着
する。その後、第2図に示すように、ナツト本体
2に蓋材5を螺着すると、第1図に示すように、
嵌合孔9が隠れ外観一体品に見えるようになる。
あり、これを使用する場合には、第6図に示すよ
うに、タイヤ21に装着したアルミホイール22
をブレーキドラムに突設したボルトに嵌め込み、
このボルトにナツト本体2を嵌め、第3図に示す
ように、ナツト本体2に回し部材8を嵌めボルト
6を利用して通常のスパナなどの工具で締め付け
て、ブレーキドラムにアルミホイール22を固着
する。その後、第2図に示すように、ナツト本体
2に蓋材5を螺着すると、第1図に示すように、
嵌合孔9が隠れ外観一体品に見えるようになる。
以上述べたように、この考案のナツトによる
と、ナツト本体とこれに螺着した蓋材とが外観一
体状に見えて体裁がよく、且つ嵌合孔が隠されて
おり、外周面にパイプレンチが掛けにくく、さら
に例えば蓋材が取り外されて嵌合孔が露出して
も、通常の工具ではナツト本体を回動することが
不可能で、装着したアルミホイールが盗まれるこ
とがなくなり、また、従来の盗難防止用シリンダ
鍵付ナツトに比較して安価に提供することができ
るなどの利点がある。
と、ナツト本体とこれに螺着した蓋材とが外観一
体状に見えて体裁がよく、且つ嵌合孔が隠されて
おり、外周面にパイプレンチが掛けにくく、さら
に例えば蓋材が取り外されて嵌合孔が露出して
も、通常の工具ではナツト本体を回動することが
不可能で、装着したアルミホイールが盗まれるこ
とがなくなり、また、従来の盗難防止用シリンダ
鍵付ナツトに比較して安価に提供することができ
るなどの利点がある。
第1図は、この考案の一実施例を示す縦断側面
図、第2図及び第3図は同上の分解斜視図、第4
図及び第5図は嵌合部の実施例を示す断面図、第
6図は使用状態を示す正面図である。 1,10……めねじ、2……ナツト本体、3,
11……刻み目、4……おねじ、5……蓋材、7
……嵌合軸、8……回し部材、9……嵌合孔。
図、第2図及び第3図は同上の分解斜視図、第4
図及び第5図は嵌合部の実施例を示す断面図、第
6図は使用状態を示す正面図である。 1,10……めねじ、2……ナツト本体、3,
11……刻み目、4……おねじ、5……蓋材、7
……嵌合軸、8……回し部材、9……嵌合孔。
Claims (1)
- 一端部から中間部までめねじを有する外周面円
錐形状のナツト本体と大径外周面に刻み目を設け
小径外周面におねじを設けた2段円板形蓋材と、
一端部をボルト頭とし他端部を適宜な断面形状の
嵌合軸とした回し部材との組合せから成り、前記
ナツト本体には、めねじに対向して他端面から回
し部材の嵌合軸に対応する嵌合孔を穿設し、この
嵌合孔入口に、嵌合孔が内接する内径で前記蓋材
のおねじが螺合するめねじを形成し、この外周端
面に刻み目を設け、前記蓋材の刻み目のある大径
部外径がナツト本体の刻み目のある端面外径と略
同径であるナツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6021582U JPS58162313U (ja) | 1982-04-24 | 1982-04-24 | ナツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6021582U JPS58162313U (ja) | 1982-04-24 | 1982-04-24 | ナツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58162313U JPS58162313U (ja) | 1983-10-28 |
JPS6121606Y2 true JPS6121606Y2 (ja) | 1986-06-28 |
Family
ID=30070475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6021582U Granted JPS58162313U (ja) | 1982-04-24 | 1982-04-24 | ナツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58162313U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20100000375A1 (en) * | 2008-07-07 | 2010-01-07 | Steinbock Robert C | Tamper resistant jackbolts for a tensioner |
JP5682954B2 (ja) * | 2010-12-15 | 2015-03-11 | 貴喜 檜山 | 螺子 |
CN108916194A (zh) * | 2018-08-01 | 2018-11-30 | 温州科腾紧固件有限公司 | 异形轮毂螺母 |
-
1982
- 1982-04-24 JP JP6021582U patent/JPS58162313U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58162313U (ja) | 1983-10-28 |
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