JP3064796U - ホイ―ルナット回し用レンチの支持具 - Google Patents

ホイ―ルナット回し用レンチの支持具

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JP3064796U
JP3064796U JP1999004222U JP422299U JP3064796U JP 3064796 U JP3064796 U JP 3064796U JP 1999004222 U JP1999004222 U JP 1999004222U JP 422299 U JP422299 U JP 422299U JP 3064796 U JP3064796 U JP 3064796U
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JP1999004222U
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信博 関
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信博 関
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 ホイールのナットを小さな力で回すこと
ができるホイールナット回し用レンチの支持具を提供す
る。 【解決手段】 ホイールナット回し用レンチ(6)の支
持具(21)は、ナット(2)に嵌合する嵌合部(7)
と、この嵌合部を先端部に有するシャフト(8)と、こ
のシャフトから径方向に延在するレバー(9)とを備え
たレンチで、車両用ホイール(1)のナットを回す際に
用いられる。そして、前記支持具の支柱(22)は上下
方向に延在し、この支柱には、前記レンチのシャフトを
回転可能に支持するシャフト支持部(29)が、上下方
向に間隔を開けて複数個設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、車両用ホイールのナットを回すレンチを、回転可能に支持する支持 具に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両の車軸の端部にはホイールハブが設けられ、このホイールハブにホイール がナットで着脱自在に取り付けられている。このナットを車載工具であるレンチ で回す際の従来の様子を図7および図8を用いて説明する。図7はレンチでナッ トを回す際の従来の斜視図である。図8は図7の一部切欠き断面図である。タイ ヤ01が取り付けられているホイール02は、複数のナット03で図示しないホ イールハブに固定されている。このナット03は、レンチ06で回されて取り外 されたり、取り付けられたりしている。このレンチ06は、ナット03に嵌合す る嵌合部07と、この嵌合部07を先端に有するシャフト08と、シャフト08 の他端部から径方向に延在するレバー09からなっている。そして、ナット03 を回す際には、嵌合部07をナット03に嵌め込み、ついで、レバー09をシャ フト08の軸心を中心として回転させている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、車両が、トラックやダンプなどの様に大型であると、ナット03は 、かたく締めつけられており、レバー09を手で持って回すことが困難となるこ とがある。そこで、レバー09に人が載ったりして、レバー09に体重をかけて 回している。そのため、図8に図示する様に、シャフト08の軸心が外側に行く ほど下側となる様に傾斜し、水平軸Lに対して角度を有している。そして、ナッ ト03は、水平軸Lを中心として回転させる必要があるので、この様にレンチ0 6のシャフト08が傾斜していると、レンチ06で円滑にナット03を回すこと ができない。その結果、ナット03を回すのに、ますます大きな力を要している 。
【0004】 本考案は、以上のような課題を解決するためのもので、ホイールのナットを小 さな力で回すことができるホイールナット回し用レンチの支持具を提供すること を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案のホイールナット回し用レンチ(6)の支持具(21)は、ナット(2 )に嵌合する嵌合部(7)と、この嵌合部を先端部に有するシャフト(8)と、 このシャフトから径方向に延在するレバー(9)とを備えたレンチで、車両用ホ イール(1)のナットを回す際に用いられる。そして、前記支持具の支柱(22 )は上下方向に延在し、この支柱には、前記レンチのシャフトを回転可能に支持 するシャフト支持部(29)が、上下方向に間隔を開けて複数個設けられている 。
【0006】 また、前記シャフト支持部が支柱に形成されている切欠きで構成されている場 合がある。
【0007】 さらに、前記支持具を上下反転させると、支持具下端からのシャフト支持部の 配置位置が変化する場合がある。
【0008】 そして、前記支柱は、2枚の側板(26,27)で平断面略L字状に構成され 、この各側板には各々前記シャフト支持部が複数個設けられているとともに、前 記各シャフト支持部は支柱下端からの高さが互いに異なっている場合がある。
【0009】 また、前記レンチのレバーの先端部に着脱自在に取り付けられる延長ロッド( 11)が、不使用時には、前記支柱に着脱自在に保持されている場合がある。
【0010】
【考案の実施の形態】
次に、本考案におけるホイールナット回し用レンチの支持具の実施の一形態を 図1ないし図6を用いて説明する。図1はレンチでナットを回す際の斜視図であ る。図2は図1の一部切欠き断面図である。図3は支持具の説明図で、(a)が (b)の A-A断面における平断面図、(b)が正面図、(c)が(b)のC矢視 の側面図である。図4は延長ロッドの説明図で、(a)が平面図、(b)が正面 図、(c)が蝶ネジの正面図である。図5は延長ロッドが取り付けられているレ ンチの説明図で、(a)が(b)のA矢視の嵌合部の図、(b)が正面図である 。図6はシャフト支持切欠部29の変形例を説明するための図で、支持具21の 側面図である。なお、図3において、延長ロッドおよび蝶ネジが二点鎖線で図示 されている。
【0011】 トラックなどの車両の車軸の端部には、複数本のボルトを具備するホイールハ ブ(図示しない)が設けられている。このホイールハブにホイール1を取り付け る際には、ホイール1のボルト用孔をホイールハブのボルトに嵌め、ついで、こ のボルトに外側からナット2を螺合させている。この様にして、複数のナット2 でホイールハブにホイール1が固定されており、このホイール1にタイヤ3が取 り付けられている。そして、ナット2は着脱時に、図5に図示する車載工具であ るレンチ6で回されている。レンチ6は、ナット2に嵌合する嵌合部7、この嵌 合部7を先端部に有するシャフト8、およびシャフト8の他端部から径方向に延 在するレバー9からなっている。レンチ6のレバー9の先端部には、延長ロッド 11が着脱自在に取り付けられている。この延長ロッド11はパイプ状をしてお り、レバー9の先端部が延長ロッド11に挿入される。また、延長ロッド11に は、ネジ孔12が形成され、このネジ孔12に蝶ネジ13が螺合している。
【0012】 レンチ6のシャフト8を回転可能に支持する支持具21は、支柱22と、この 支柱22の上下両端部に設けられている接地台23とで構成されている。支柱2 2は上下方向に延在しているとともに、2枚の側板26,27で平断面略L字状 に構成されている。各側板26,27には各々、シャフト支持部としてのシャフ ト支持切欠部29が上下方向に間隔を開けて複数個設けられ、一方の側板26の シャフト支持切欠部29と、他方の側板27のシャフト支持切欠部29とは、支 柱22の下端からの高さは互いに異なっている。また、支持具21を上下反転さ せると、支柱22のシャフト支持切欠部29の配置位置は変化する。なお、シャ フト支持切欠部29は、図3に図示する実施の形態では、長方形と、この長方形 と略同じ高さの半円とを組み合わせた形状であるが、その形状は適宜変更可能で ある。たとえば、図6の変形例に図示する様に、長方形と丸み部29aとを組み 合わせた形状とし、この丸み部29aの直径を、長方形の高さよりも大きくする ことも可能である。また、側板26には、蝶ネジ13が嵌まり込む延長ロッド保 持用切欠部31が設けられている。そして、支持具21を使用しない際には、延 長ロッド11を両側板26,27の間に収納するとともに、延長ロッド11のネ ジ孔12に螺合している蝶ネジ13を延長ロッド保持用切欠部31に嵌め、つい で、蝶ネジ13を回して締め付け延長ロッド11を支持具21に固定して保持さ せている。
【0013】 この様に構成されているレンチ6、支持具21および延長ロッド11を用いて 、ホイール1のナット2を回す際には、レンチ6の嵌合部7をナット2に嵌め込 むとともに、レンチ6のシャフト8を、略水平となる様に、支持具21の最適な 位置のシャフト支持切欠部29に嵌める。また、レンチ6のレバー9の端部には 、延長ロッド11を取り付ける。そして、延長ロッド11やレバー9に体重をか けて、レンチ6をシャフト8の軸心を中心として回転させる。この様にして、シ ャフト8は支持具21で略水平に維持されており、レンチ6に加わる力が、円滑 にナット2を回す力に変換されている。したがって、図7および図8に図示され ている従来例よりも、小さな力でナット2を回すことができる。
【0014】 以上、本考案の実施の形態を詳述したが、本考案は、前記実施の形態に限定さ れるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の要旨の範囲内 で、種々の変更を行うことが可能である。本考案の変更例を下記に例示する。 (1)車両は、必ずしも、トラックやダンプなどの大型である必要はない。ただ し、大型の車両のホイールのナットを回す際に用いるのが最適である。
【0015】 (2)支持具の支柱の断面形状は必ずしもL型である必要はない。ただし、L型 にした方が、強度および使い勝手において好ましい。また、接地台23は必ずし も支柱22の上下両端部に設ける必要はなく、支柱22の下端部にのみ設けるこ とも可能である。さらに、支柱を、2枚の側板の幅が略等しいL型形状とするこ とも可能である。 (3)延長ロッドを支持具に保持する構造は適宜選択可能である。 (4)シャフト支持部はシャフト支持切欠部29で構成されているが、レンチ6 のシャフト8を回転可能に支持することができるならば、切欠きに必ずしも限定 されず、その形状、構造や配置などは適宜変更可能である。ただし、切欠きで形 成すると、構造が簡単となる。
【0016】
【考案の効果】
本考案によれば、支持具の支柱には、シャフト支持部が上下方向に間隔を開け て複数個設けられているので、レンチのシャフトを支持するシャフト支持部を適 宜選択することにより、このシャフト支持部で、レンチのシャフトを略水平に、 かつ、回転可能に支持することができる。したがって、レンチに加えた力が、円 滑にナットを回す力となる。その結果、従来よりも小さな力でナットを回すこと ができる。
【0017】 また、シャフト支持部が支柱に形成されている切欠きで構成されている場合に は、シャフト支持部を簡単に形成することができ、製造コストを削減することが できる。
【0018】 さらに、支持具を上下反転させると、支持具下端からのシャフト支持部の配置 位置が変化する場合には、シャフト支持部の配置位置にバリエーションができ、 シャフト支持部でレンチのシャフトを略水平に支持することが容易となる。
【0019】 そして、支柱は、2枚の側板で平断面略L字状に構成され、この各側板には各 々シャフト支持部が複数個設けられているとともに、各シャフト支持部は支柱下 端からの高さが互いに異なっている場合がある。この様な場合には、支柱の強度 が向上するとともに、シャフト支持部の配置位置のバリエーションをさらに増大 させることができる。
【0020】 また、レンチのレバーの先端部に着脱自在に取り付けられる延長ロッドが、不 使用時には、支柱に着脱自在に保持されている場合には、レンチのレバーに延長 ロッドを取り付けることで、より大きな回転力をナットに与えることができると ともに、不使用時には、延長ロッドは支柱に保持されるので、延長ロッドが邪魔 になったり、紛失したりすることが減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はレンチでナットを回す際の斜視図であ
る。
【図2】図2は図1の一部切欠き断面図である。
【図3】図3は支持具の説明図で、(a)が(b)の A
-A断面における平断面図、(b)が正面図、(c)が
(b)のC矢視の側面図である。
【図4】図4は延長ロッドの説明図で、(a)が平面
図、(b)が正面図、(c)が蝶ネジの正面図である。
【図5】図5は延長ロッドが取り付けられているレンチ
の説明図で、(a)が(b)のA矢視の嵌合部の図、
(b)が正面図である。
【図6】図6はシャフト支持切欠部29の変形例を説明
するための図で、支持具21の側面図である。
【図7】図7はレンチでナットを回す際の従来の斜視図
である。
【図8】図8は図7の一部切欠き断面図である。
【符号の説明】
1 ホイール 2 ナット 6 レンチ 7 嵌合部 8 シャフト 9 レバー 11 延長ロッド 21 支持具 22 支柱 26,27 側板 29 シャフト支持切欠部(シャフト支持部)

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ナットに嵌合する嵌合部と、この嵌合部
    を先端部に有するシャフトと、このシャフトから径方向
    に延在するレバーとを備えたレンチで、車両用ホイール
    のナットを回す際に用いられるホイールナット回し用レ
    ンチの支持具であって、 前記支持具の支柱は上下方向に延在し、 この支柱には、前記レンチのシャフトを回転可能に支持
    するシャフト支持部が、上下方向に間隔を開けて複数個
    設けられていることを特徴とするホイールナット回し用
    レンチの支持具。
  2. 【請求項2】 前記シャフト支持部が支柱に形成されて
    いる切欠きで構成されていることを特徴とする請求項1
    記載のホイールナット回し用レンチの支持具。
  3. 【請求項3】 前記支持具を上下反転させると、支持具
    下端からのシャフト支持部の配置位置が変化することを
    特徴とする請求項1または2記載のホイールナット回し
    用レンチの支持具。
  4. 【請求項4】 前記支柱は、2枚の側板で平断面略L字
    状に構成され、 各側板には、各々前記シャフト支持部が複数個設けられ
    ているとともに、前記各シャフト支持部は、支柱下端か
    らの高さが互いに異なっていることを特徴とする請求項
    1,2または3記載のホイールナット回し用レンチの支
    持具。
  5. 【請求項5】 前記レンチのレバーの先端部に着脱自在
    に取り付けられる延長ロッドが、不使用時には、前記支
    柱に着脱自在に保持されていることを特徴とする請求項
    1,2,3または4記載のホイールナット回し用レンチ
    の支持具。
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