JPH0224229A - 伝動機構の潤滑油供給構造 - Google Patents

伝動機構の潤滑油供給構造

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JPH0224229A
JPH0224229A JP17605188A JP17605188A JPH0224229A JP H0224229 A JPH0224229 A JP H0224229A JP 17605188 A JP17605188 A JP 17605188A JP 17605188 A JP17605188 A JP 17605188A JP H0224229 A JPH0224229 A JP H0224229A
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JP
Japan
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transmission
transmission shaft
case
cylindrical sleeve
transmission mechanism
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JP17605188A
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English (en)
Inventor
Teruo Minami
照男 南
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えばコンバイン等の農作業機における伝動
機構の潤滑油供給構造に関し、詳しくは、伝動ケースに
、正逆回転する伝動軸を転がり軸受を介してケース外方
突出状態に支持して、前記伝動軸には、伝動ケース内に
おいて駆動用ギアをスプライン外嵌し、外方突出部を伝
動用プーリのボス部に転がり軸受を介して内装するとと
もに、前記伝動軸の一方向のみの回転を前記プーリに伝
達する一方向クラッチを前記ボス部内に配備してある伝
動vi構の潤滑油供給構造に関する。
〔従来の技術〕
従来における上記伝動機構では、例えば第4図に示すよ
うに、前記伝動軸(14)内に、前記伝勅ケース(7)
内の空間(S)  と前記一方向クラッチ(15)存在
部位まで連通ずる油路(β)を穿設する構造のものがあ
った。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来構造は、前記伝動ケースの外方側に設けられる
一方面クラッチに対して、伝動ケース内に貯留され、ギ
ア等の回転体で飛散する潤滑油が前記油路を介して供給
されるよう考慮したものである。
ところが、上記したように、伝動軸の内部に油路を形成
する構造であるために、軸の機械的強度が低下する欠点
があるとともに、軸端からの深いキリ孔加工と軸外周面
からの連通孔加工が必要で、生産性が低下するとともに
コスト高を招く欠点もあった。
本発明の目的は、上記したような問題点を解決し、手数
のか\る加工を施すことなく、極めて簡単な構造改良に
より、潤滑油の供給を行えるようにする点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、冒記構成の伝動機構の潤滑油供給構造におい
て、前記伝動軸の駆動用ギア装着用のスプライン加工部
を、前記プーリのボス部内まで延長するとともに、前記
両転がり軸受の内軸夫々に亘って、前記伝動軸に円筒ス
リーブを外嵌延設し、この円筒スリーブと伝動ケースと
の間、及び、該円筒スリーブと前記ボス部との間夫々に
おいて油洩れ防止用シール部材を介在させてあることを
特徴としており、その作用・効果は次の通りである。
〔作 用〕
つまり、前記伝動ケース内において、回転駆動されるギ
ア等によりケース底部に貯留している潤滑油が飛散して
、前記スプライン加工部における複数の軸芯方向に沿う
凹溝を介して、前記ボス部内にまで滲み出すこととなり
、この滲み出た油が前記一方向クラッチに供給され続け
るのである。そして、スプライン加工部の途中部位にお
いて、前記円筒スリーブの端部からスリーブ外方側に滲
み出た油は、前記シール部材によって、封止されて、伝
動ケースあるいはブーりのボス部の外方側に漏洩するこ
とがなく、効率よく油が一方面クラッチに供給されるの
である。
又、凹凸が形成されるスプライン加工部は、軸がり軸受
の回転する内軸によって摺接による摩耗を生じることな
く一体回転しながら、円滑に伝動ケース及びボス部に支
承される。
〔発明の効果〕
従って本発明によれば、伝動軸の駆動用ギアを装着する
ために必要であるスプライン加工部を延長成形するとい
う簡単な加工改良を施すことのみによって、特殊加工を
施すことなく、潤滑油の供給を円滑に行うことができる
こととなり、伝動軸に対する加工は、表面における小さ
な凹溝のみであって、機械的強度を低下させるいった問
題も生じないのである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図に本発明に係る伝動機構(A)を備えたコンバイ
ンの伝動構造を示している。
機体に搭載してあるエンジン(1)の動力は、その出力
軸(2)からベルト伝動機構(3)を介して、脱穀装置
(4)に供給する一方、機体の走行制御を行うための静
油圧式無段変速装置(5)に併給するように構成して、
脱穀装置(4)を一定回転数で駆動するようにしてある
。そして、人為操作具(6)を操作することで変更され
た静油圧式無段変速装置(5)の出力は、伝動ケースの
一例である減速ケース(7)内において、その出力軸(
8)に取付けである出力ギア(9〉 及びこの出力ギア
(9)に咬合連動する一対のギア(10)。
(11)により、分岐され、一方のギア(10)からギ
ア減速機構(12)を介して左右一対のクローラ走行装
置(13)、 (13)に伝達するように構成してある
。又、駆動用ギアの一例である前記他方のギア(11)
の動力は、前記伝動機構(A)すなわち伝動軸(14)
、減速ケース(7)の外方側に配備される一方面クラッ
チ(15)及びベルト伝動機構(16)を介して、機体
前部の刈取前処理装置(17)に供給するよう構成して
ある。
つまり1.前記静油圧式無段変速装置(5)は、機体の
前進又は後進に際して、夫々無段階に変速制御が可能で
あるので、前記伝動軸(14)は正逆両方向に回転する
こととなる。ところが、前記刈取前処理装置(17)に
おける図示しない引起し装置等においては、回動チェー
ンに起伏自在な係止爪を枢支して一方向にのみ回動可能
に構成してある。
従って、前記一方向クラッチ(15)によって、機体前
進方向にのみ変速回転動力が伝わり、機体の走行速度に
同期した刈取作業を行えるよう構成してある。
次に前記伝動機構(A)の構造について説明する。
第1図に示すように、前記伝動軸(14)は、転がり軸
受の一例であるボールベアリング(18)を介して、前
記減速ケース(7)に外方突出状態で支承してあり、減
速ケース(7)内において、伝動軸(14)に前記一対
のギア(10)、 (11)をスプライン外嵌してある
そして、該軸(14)のケース外方−5の突出部(14
a)を、前記ベルト伝動機構(16)における伝動用プ
ーリ(19)のボス部(19a)に、転がり軸受の一例
であるボールベアリング(20)を介して内装してある
。又、前記プーリ(19)のボス部(19a)内には、
伝動軸(14)の機体前進時における一方向の回転のみ
ブー!J (19)に伝達する前記一方向クラッチ(1
5)を配備してある。
前記一対のギア(10)、 (11)の間には、位置決
め用スリーブ(21)を介在させるとともに、走行伝動
用ギア(10)のボス部(19a)  はケース側壁か
ら所定の間隔を得るため、軸芯方向に延設してある。
そして、前記伝動軸(14)のスプライン加工部(22
〉を、前記ボス部(19a)内まで延長加工するととも
に、前記両ボールベアリング(18)、 (20)の内
軸(18a)、 (20a)夫々に亘って、伝動軸(1
4)に円筒スリーブ(23)を外嵌延設してある。ここ
で、前記ボールベアリング<18)、 (21)の内軸
(18a)、 (20a)と円筒スリ・−ブ(23)と
の外装軸部分は、スプライン加工を施した凹凸表面であ
るが、両内軸(18a)、 (20a)及び円筒スリー
ブ(23)は共に伝動軸(14)と一体回転するので、
摺接による摩耗は生じないのである。又、前記円筒スリ
ーブ(23)と減速ケース(7)との間、及び、円筒ス
リーブ(23)と前記ボス1(19a)の間夫々におい
て油洩れ防止用のシール部材(24)、 (24)を介
在させてある。
第3図、にも示すように、走行伝動用ギア(10)の延
設ボス部(10a)  には、減速ケース(7)内空間
とスプライン咬合部とを連通ずる切欠(25)を周方向
に沿って複数形成してあり、この切欠(25)は外周部
側程、回転方向(R)側に偏位する傾斜状態に設けであ
る。
このように構成することによって、減速ケース(7)内
の底部に貯留してある潤滑油が、前記減速機構(12)
におけるギア等により掻上げ飛散され、前記走行伝動用
ギア(10)の切欠(25)を介してスプラインの咬合
邪に案内流入される。
更に、伝動軸(14)のスプライン加工部(22)の凹
溝(26)を介して前記ボス部(19a)内の一方向ク
ラッチ(15)に潤滑油が供給されることとなるのであ
る。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明に係る伝動機構の潤滑油供
給構造の実施例を示し、第1図は要部断面図、第2図は
コンバインの伝動構造を示す系統図、第3図は伝動用ギ
アの斜視図である。 そして第4図は従来例を示す断面図である。 (7)・・・・・・伝動ケース、(11)・・・・・・
ギア、(14)・・・・・・伝動軸、(14a)・・・
・・・突出部、(15)・・・・・・一方向クラッチ、
(18)、 (20)・・・・・・転がり軸受、(18
a)、 (20a)・・・・・・内軸、(19)・・・
・・・プーリ、(19a)・・・・・・ボス部、(22
)・・・・・・スプライン加工部、(23)・・・・・
・スIJ −フ、(24)・・・・・・シール部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  伝動ケース(7)に、正逆回転する伝動軸(14)を
    転がり軸受(18)を介してケース外方突出状態に支持
    して、前記伝動軸(14)には、伝動ケース(7)内に
    おいて駆動用ギア(11)をスプライン外嵌し、外方突
    出部(14a)を伝動用プーリ(19)のボス部(19
    a)に転がり軸受(20)を介して内装するとともに、
    前記伝動軸(14)の一方向のみの回転を前記プーリ(
    19)に伝達する一方向クラッチ(15)を前記ボス部
    (19a)内に配備してある伝動機構の潤滑油供給構造
    であって、前記伝動軸(14)の駆動用ギア(11)装
    着用のスプライン加工部(22)を、前記プーリ(19
    )のボス部(19a)内まで延長するとともに、前記両
    転がり軸受(18)、(20)の内軸(18a)、(2
    0a)夫々に亘って、前記伝動軸(14)に円筒スリー
    ブ(23)を外嵌延設し、この円筒スリーブ(23)と
    伝動ケース(7)との間、及び、該円筒スリーブ(23
    )と前記ボス部(19a)との間夫々において油洩れ防
    止用シール部材(24)、(24)を介在させてある伝
    動機構の潤滑油供給構造。
JP17605188A 1988-07-13 1988-07-13 伝動機構の潤滑油供給構造 Pending JPH0224229A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04107555U (ja) * 1991-02-28 1992-09-17 スズキ株式会社 歯車変速装置
JP2006329431A (ja) * 2006-08-14 2006-12-07 Nabtesco Corp 減速機
CN103660327A (zh) * 2012-08-31 2014-03-26 宝山钢铁股份有限公司 一种用于高速旋转状态下鼓形齿传动轴润滑油包的快速堵漏方法

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