JPH02242090A - 多管式熱交換器 - Google Patents

多管式熱交換器

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JPH02242090A
JPH02242090A JP6416389A JP6416389A JPH02242090A JP H02242090 A JPH02242090 A JP H02242090A JP 6416389 A JP6416389 A JP 6416389A JP 6416389 A JP6416389 A JP 6416389A JP H02242090 A JPH02242090 A JP H02242090A
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JP
Japan
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tube
heat exchanger
temperature
tube sheet
gas
Prior art date
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Application number
JP6416389A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Hisakado
喜徳 久角
Satoru Sasaki
覚 佐々木
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Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Publication date
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    • F28D7/00Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
    • F28D7/10Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being arranged one within the other, e.g. concentrically
    • F28D7/106Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being arranged one within the other, e.g. concentrically consisting of two coaxial conduits or modules of two coaxial conduits
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
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    • F28D7/0066Multi-circuit heat-exchangers, e.g. integrating different heat exchange sections in the same unit or heat-exchangers for more than two fluids
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
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    • F28D7/1607Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being arranged in parallel spaced relation with particular pattern of flow of the heat exchange media, e.g. change of flow direction

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえば気化した液化天然ガスを、海水など
を用いて昇温させる加温器などとして用いることができ
る多管式熱交換器に関する。
従来の技術 第1の先行技術は第8図に示されている。この先行技術
では、−155℃の液化天然ガスが入口1から中間熱媒
体式気化器2の伝熱管3に供給され、気化される。この
気化器2内には、フロンまたはプロパンなどの液相4と
気相5とが形成されている。気化器2において気化され
た一50’Cの気化した液化天然ガスは、加温器6の入
ロアに供給され、この加温器6を通って出口8からは、
0℃の気化した液化天然ガスが得られる。熱源としての
海水は、入口9から加温器6の伝熱管1oを通り、さら
に気化器2の液相4に設けられている伝熱管11を通っ
て出口12から排出される。
このような第8図に示される先行技術では、海水の流量
確12が容易であり、伝熱管1oの内面への着水厚みが
薄く、また液化天然ガスのトン当りの海水使用量は少な
くてすむという利点がある。
この反面、加温器6の伝熱管1oの本数を多くして、加
温器6の胴径を大きくし、また管板を厚くせざるを得す
、大形化し、建設費がかさむ、気化器2の構成を簡単に
して、この気化器2から加温器6の入ロアに導かれる気
化した液化天然ガスの温度を低くして、気化器2と加温
器6とのき計のコストを低減することが望まれるけれど
も、この人ロアの温度を低くしすぎると、伝熱管10内
に着水し、熱効率が低下し、したがってコストの低減に
は限界がある。
第2の先行技術は第9図に示されており、気(ヒ器2は
第8図に示される気化器2に対応し、対応する部分には
同一の参照符をけす、入口1からの液化天然ガスは中間
熱媒体式気化器2の伝熱管3を経て気化され、たとえば
−40℃未満の気化された液化天然ガスは入口14から
加温器15内に供給され、出口16からは0℃の気化し
た液化天然ガスが得られる。気化器2には、熱源として
の海水が入口17から伝熱管11に導かれ、その海水は
出口18から排出される。また加温器15には入口19
から海水が供給され、伝熱管20を経て出口21から排
出される。海水は、気化器2と加温器15とにはたとえ
ば2:1の流量比率で供給される。
このような第9図に示される先行技術では、気化器2お
よび加温器15の胴径が小さくなり、また海水の圧力損
失が少ないという利点があるけれども、その欠点として
は、加温器15の入口14における気化した液化天然ガ
スの温度が一40℃末溝では加温器15の参照′F!f
22で示す海水出口21付近での伝熱管20内の着氷が
大きくなり、たとえば出口21から排出される海水の温
度が2℃であっても、その伝熱管20内には2mm以上
の厚みで氷がけ着するという問題があり、したがって熱
交換効率を向上するために出口海水温度を上げる必要が
あり、そのようにすると海水の使用量が増えるという問
題がある。
第10図に示される第3の実施例では、液化天然ガスを
入口24から中間熱媒体式気化器25の伝熱管26に供
給し、この気化器25内には、前述の気化器2と同様に
、フロンまたはプロパンなどの熱媒体27の液相と気相
とが形成され、気相に伝熱管26が配置されている。液
相には入口28からの海水が供給される伝熱管2つが配
置され、その海水は出口30から排出される。気化器2
5からの気化した液化天然ガスは、加温器31に入口3
2から供給され、出口33から排出される。
この加温器31の伝熱管34には、入口35から海水が
供給され、その海水は出口36から排出され、こうして
気化した液化天然ガスと海水とが平行流で熱交換が行わ
れる。入口35からの海水は、たとえば6℃程度である
。加温器31では、伝熱管34内での着氷は生じないけ
れども、昇温されな気化した液化天然ガスの温度は、0
℃未満であり、したがってもう1つの加温器38に入口
39から導き、これによって出口40から0°C以上の
気化した液化天然ガスを得る。加温器38には、入口4
1から伝熱管42に海水を導き、この海水は出口43か
ら排出し、こうして加温器38では、気化した液化天然
ガスと伝熱管42内のガスとは自流熱交換が行われる。
発明が解決すべき課題 このような第10区に示される先行技術では、加温器3
1において着氷は生じないけれども、気化した液化天然
ガスの温度を十分に昇温させることが困難であるので、
もう1つの加温器38を設ける必要があり、したがって
構成が複雑化することになる。こうして第101:lの
先行技術では、前述の第9図に示された先行技術に比べ
て着氷の厚みを軽減して液化天然ガスの気化を行うこと
ができるという利点がある反面、前述のように構成が複
雑1ヒし、また海水の使用量が増大するという問題があ
る。
本発明の目的は、熱源用液体の温度が低くても、着氷な
どの問題を生じることを防ぎ、しかも構成が簡略化され
た多管式熱交換器を提供することである。
課題を解決するための手段 本発明は、胴と、 胴の一端部に形成され、熱源用液体を供給する入口側水
室と、 胴の他端部に形成される出口側水室と、胴内で、入口側
水室と出口側水室との間で胴の軸線方向に間隔をあけて
胴の一端部から他端部に順に配!される第1〜第4管板
とを含み、第1管板は、入口側水室よりも前記他端部側
に空間を形成し、 第2管板は、前記空間の前記他端部側に固定され、 第3管板は、胴の他端部側に、ガス仕切室を形成し、ガ
ス通過孔を有し、胴の軸線方向に変位可能に設けられ、 第4管板は、ガス仕切室と出口側水室とを仕切り、さら
に、 内伝熱管が外伝熱管内に挿通される2重管であって、内
伝熱管は、第1管板と第4管板との間にわたって延び、
かつ入口側水室と出口側水室とに連通し、外伝熱管は、
第2管板と第3管板との間にわたって延び、内伝熱管と
外伝熱管との間の環状通路は、前記空間とガス仕切室と
に連通する、そのような2重管と。
第2管板と第3管板との間で、第2管板寄りに設けられ
る被加熱ガス用入口ノズルと、第1管板と第2管板との
間で第1管板寄りに設けられる被加熱ガス出口ノズルと
を含むことを特徴とする多管式熱交換器である。
また本発明は外伝熱管の内周面には、内伝熱管の外周面
を支持する支持突条を突設することを特徴とする。
作  用 本発明に従えば、入口側水室に供給される熱源用液体は
、2重管の内伝熱管内を通って出口側水室から排出され
る。この熱源用液体は、たとえば海水などであってもよ
い。
被加熱ガスは、入口ノズルから、第2管板と第3管板と
の間で、胴の内周面と2重管の外伝熱管の外周面との閏
の空間を経て、胴の一端部側から他端部側に導かれ、第
3管板のガス通過孔を通ってガス仕切室に導かれる。こ
のガス仕切室内のガスは、2重管の内伝熱管と外伝熱管
との間の環状通路に入り、胴の前記他端部側から前記一
端部側に導かれ、第1管板と第2管板との間に形成され
る空間に導かれる。この空間内では、被加熱ガスは内伝
熱管と熱交攪し、出口ノズルから排出される。2重管の
内伝熱管と外伝熱管との間の環状通路を通る被加熱ガス
は、内伝熱管内を通る海水と自流熱交換を行って昇温さ
れ、この環状通路を通過する被加熱ガスによって、胴の
内周面と2重管の外伝熱管の外周面との間の空間を通過
する被加熱ガスが向流熱交換される。したがって、内伝
熱管内を通過する海水が、その内伝熱管内で大きな厚み
で着氷を生じることはなく、出口熱源用流体の温度を凝
固温度+2°C程度まで有効に活用することができる。
また内伝熱管に流す熱源用液体の流速をむやみに向上す
る必要がないので、その海水の流速によるエロージョン
を生じることはない。
また2重管の本数をむやみに多くする必要はなく、先行
技術における加温器6の伝熱管10の本数よりも本発明
の2重管の本数は少なくてすみ、構成が簡略化されると
ともにコストの低減が可能である。
第1管板は、入口側水室と前記空間とを仕切つている。
第2管板は、前記空間と、第2管板と第3管板との間の
空間とを仕切っており、この第2管板は胴に固定され、
この第2管板には2重管の外伝熱管に固定される。外伝
熱管と第2管板との気密性を、むやみに向上する必要は
なく、したがって第2管板には外伝熱管が拡管などの塑
性変形加工によって固定するだけでよく、溶接などを必
ずしも要せず、したがって生産性が優れている。
第3管板は、ガス仕切室と、第2管板と第3管板との間
の空間とを仕切る。この第3管板は、胴の軸線方向に変
位可能に設けられている。したがって外伝熱管の熱伸縮
に応じて第3管板の変位が可能であり、外伝熱管に熱応
力が作用することが防がれる。この第3管板には外伝熱
管が拡管などにより固定され、第3管板と外伝熱管との
気密性および第3管板と胴の内周面との気密性を、むや
みに向上する必要はなく、この点でもまた生産性が優れ
ている。
第4管板は、ガス仕切室と出口側水室とを仕切って気密
にする。
さらに本発明に従えば、外伝熱管の内周面には、内伝熱
管の外周面を支持する支持突条を突設したので、内伝熱
管が前記支持突条によって支持されるとともに、本件多
管式熱交換器の運転中において、内伝熱管が振動するこ
とを抑制することができる。
この支持突条は、外伝熱管の内周面に形成されているの
で、外伝熱管を第2および第3管板に固定した状態で、
内伝熱管を第1または第4管板から取外して、その内伝
熱管を外伝熱管内から抜取り交換して、新たな内伝熱管
を外伝熱管内に挿入することができ、こうして保守点検
が容易となる。
実施例 第1図は、本発明の一実施例の全体の系統図である。−
155℃の液化天然ガスは中間熱媒本式気化851の入
口52から伝熱管53に供給される。この気化器51内
には、フロンまたはプロパンなどの熱媒体が液相54お
よび気相55に充填され、伝熱管53は、気相55に設
けられる。液相54内の伝熱管56には、入口57から
海水が供給され、この海水は伝熱管56から出口58を
経て排出される。気化器51において気化された液化天
然ガスは管路59から本発明に従う加温器60の被加熱
ガス入口ノズル61に供給される。
この加温器60において昇温されな気化された液化天然
ガスは被加熱ガス出口ノズル62から排出される。この
出口ノズル62からの気化された液化天然ガスはたとえ
ば0℃以上である。この加温器60には、入口63から
海水が供給され、気化した液化天然ガスを加熱した後の
海水は出口64から排出される。入口ノズル61から加
温器60に供給される気化された液化天然ガスの温度は
、たとえば−60℃であり、海水の入口63における海
水温度はたとえば2〜5℃程度以上であり、出口64に
おける海水温度はたとえば0.5℃であり、このような
条件下においても後述のように海水の着氷をごくわずか
に抑制することが可能であり、海水が低温度であっても
、液化した液化天然ガスの昇温が可能である。
第2図は、加温器60の縦断面2である。水平軸線を有
する直円筒状の胴65の一端部には入口側水室66が形
成され、入口63から海水が圧送される。胴65の他端
部には出口側水室67が形成され、この出口側水室67
内の海水は出口64から排出される。
胴65内で入口側水室66と出口側水室67との間で、
胴の軸線方向に間隔をあけて、胴65の第2図における
右方の一端部から第2図の左方の他端部に順に第1〜第
4管板68〜71が配置される。第1管板68は、入口
側水室66よりも前記他端部(II(第2図の左方)に
空間73を気密に構成する。この第1管板68の外周部
は胴65の内周面に溶接などによって気密に構成される
第2管板69は、空間73の前記他端部側(第2図の左
方)に配置されており、その第2管板69の外周部は胴
65の内周面に溶接などによって気密に固定される。
第3管板70は、胴65の他端部01(第2図の左方)
にガス仕切室74を形成する。この第3管板70は、胴
65の軸線方向に第2図の左右方向に変位可能である。
第4管板71は、ガス仕切室74と出口側水室67とを
仕切り、その第4管板71の外周部は、W2O3の内周
面に溶接などによって気密に固定される。胴65内には
、その胴65の軸線に平行な軸線を有する複数の2重管
76が配置される。
第3図は第2図のセクション■の一部の2重管76の軸
直角断面図である。この2重管76は内伝熱管77と外
伝熱管78とを有し、内伝熱管77が外伝熱管78に同
軸に挿通される。内伝熱管77は、第1管板68と第4
管板71との間にわたって延び、その内伝熱管77の内
部の通路77ftは入口側水室66と出口側水室67と
に連通し、熱源用液体である海水が通過される。この内
伝熱管77の端部は、第1および第4管板68.71を
挿通し、拡管、溶接によって気密に固定される。
外伝熱管78は、第2管板69と第3管板70との間に
わたって延びる。内伝熱管77の外周面と外伝熱管78
の内周面との間の環状通路79は空間73とガス仕切室
74とに連通ずる。
第4[mは、第2管板6つの付近の一部の断面口である
。外伝熱管77の端部78 aは第2管板6つを鐸通し
、空間73側で拡管によって第2管板69に固定される
第5[21は、第3および第4管板70.71付近の一
部の断面図である。外伝熱管78は、第3管板70を貫
通し、ガス佳句室74側で外伝熱管78の端部78bは
拡管されて第3管板70に固定される。第3管板70に
はガス通過孔81が形成される。このガス通過孔78に
は、胴65内の第2および第3管板70間での入口ノズ
ル61からの気化された液化天然ガスが、通過して、ガ
ス仕切室74に導かれる。このガス仕切室74内の気化
した液化天然ガスは内伝熱管77の外周面と外伝熱管7
8の内周面との間の環状通路7つ内に入って第2図およ
び第5図の右方に導かれる。外伝熱管78の両端部は第
2および第3管板69.70に前述のように拡管によっ
て固定され、高度の気密性は必要でないので、生産性が
向上される。
再び第3図を参照して、外伝熱管78の内周面には周方
向に等間隔をあけてその軸線方向に延びる複数(この実
施例では4個)の支持突条82が形成される。この支持
突条82の半径方向内方端は内伝熱管77の外周面を支
持する。これによって内外の伝熱管77.78が同軸に
保たれるとともに、本件加温器60の運転中に内伝熱管
77が振動することが防がれる。内伝熱管77と外伝熱
管78とは、銅などの金属から成り、外伝熱管78の引
抜き加工時に支持突条82を容易に形成することが可能
である。
第6図は、第2図の切断面線■−■から見た断面図であ
る。胴65内にはステンレス鋼などの金属製仕切板83
が固定される。この仕切板83は、胴65の内部でその
上部に配置され、上方に配置されている2重管76が仕
切板83を貫通する。
第7図は、第2図の切断面線■−■から見た断面図であ
る。ステンレス鋼の金属から成る仕切板84は胴65内
で、その下部に配置され、下方に配置された2ffi管
76が貫通する。こうして胴65内の空間を上下に部分
的に仕切る仕切板83゜84は胴65の軸線方向に間隔
をあけて交互に配置される。この仕切板83.84によ
って本件加温器60の運転時に外伝熱管78が振動する
ことが防がれるとともに、熱交境効率の向上が図られる
胴65の空間73においてもまた同様にして、仕切板8
5.86が、その空間73の上下の空間を部分的に仕切
きるように配置される。この陰切板85.86は、内伝
熱管77は本件加温器60の運転時にその内伝熱管77
が振動することを抑制するとともに熱交喚効率の向上を
図る。
入口ノズル61から気化した液化天然ガスがたとえば一
65℃で供給されるとき、ガス仕切室74ではその気化
された液化天然ガスは、たとえば=15℃〜−20℃に
昇温され、第2管板69け近で環状空間79から空間7
3に出てきた気化した液化天然ガスはたとえば一5℃で
あり、この空間73を通るうちに昇温され、出口ノズル
62がらは0℃の気化した液化天然ガスが得られる。入
口側水室66には入口63からたとえば2〜5℃の海水
が供給され、出口側水室67を経て出口64からはその
海水の凝固温度よりも2〜3℃高い温度、たとえば0.
5℃で排出される。海水の流速は2〜3 m / s 
e cとする。このとき第3および第4管板70.71
付近で内伝熱管77の内周面には厚み1mm未満の氷の
膜が付着するだけで、大きな厚みで着氷することがない
したがってこのような実施例によれば、比較的低い温度
の海水を利用して気化した液化天然ガスの加温を行うこ
とができ、内伝熱管77内の厚い着氷を防ぐことができ
る。またこの実施例によれば、むやみに高速度で海水を
内伝熱管77に流す必要がなく、そのためエロージョン
の発生を防ぐことができる。しかも出口海水温度を低く
することができるので、海水使用量を減らせるので運転
費を削減でき、しかも外伝熱管78の両端部は第2およ
び第3管板に前述のように拡管などによって固定し、溶
接することを必要としないので、生産性が向上され、建
設費を減縮することが可能である。
海水に変えて真水であってもよく、その他の液体を熱源
用液体として用いてもよい。
本発明は、冷熱発電設備用の気化した液化天然ガスを加
温するために用いることができ、また気化器によって気
化された液化天然ガスのいわば蓋ヒータとして用いるこ
とができ、さらにまた冷熱利用設備、たとえば空気分離
設備、冷凍倉庫、液化炭酸ガス製造設備および空気冷却
用設備などに用いることができる。加温器60の軸線は
、たとえば鉛直方向であってもよい。
発明の効果 以上のように本発明によれば、低温の熱源用液体を用い
て効率よく気化した液化天然ガスなどの昇温を行うこと
ができ、このとき内伝熱管に熱源用液体が着氷すること
を抑制することができ、またその熱源用液体の流速をむ
やみに向上する必要がないのでエロージョンを生じるこ
とが防がれ、また出口海水温度を低くすることができる
ので、海水使用量を減らせるので運転費を削減すること
が可能である。
さらにまた内伝熱管を、外伝熱管の内周面に形成された
支持突条によって支持するようにしたので、内伝熱管の
外伝熱管からの挿脱が容易であり、これによって保守点
検が容易となり、また加温運転時において内伝熱管が振
動することを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体の系統図、第2図は本
発明に従う加温器60の縦断面図、第3図は第2111
Zのセクションmの軸直角断面図、第4図は第2管板6
つの一付近の一部の断面図、第5図は第3および第4管
板70.71付近の断面図、第6図は第2図の切断面線
Vl−V[から見た断面図、第7図は第2図の切断面線
■−■から見た断面図、第8図は第1先行技術の断面図
、第9図は第2先行技術の断面図、第10図は第3先行
技術の断面図である。 51・・・中間熱媒体式気化器、60・・・加温器、6
1・・・入口ノズル、62・・・出口ノズル、63・・
・入口、64・・・出口、65・・・胴、66・・・入
口側水室、67・・・出口側水室、68・・・第1管板
、69−・・第2管板、70・・・第3管板、71・・
・第4管板、73・・・空間、74・・・ガス仕切室、
76・・・2重管、77・・・内伝熱管、78・・・外
伝熱管、79・・・環状通路、81・・・ガス通過孔、
82・・・支持突条

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)胴と、 胴の一端部に形成され、熱源用液体を供給する入口側水
    室と、 胴の他端部に形成される出口側水室と、 胴内で、入口側水室と出口側水室との間で胴の軸線方向
    に間隔をあけて胴の一端部から他端部に順に配置される
    第1〜第4管板とを含み、 第1管板は、入口側水室よりも前記他端部側に空間を形
    成し、 第2管板は、前記空間の前記他端部側に固定され、 第3管板は、胴の他端部側に、ガス仕切室を形成し、ガ
    ス通過孔を有し、胴の軸線方向に変位可能に設けられ、 第4管板は、ガス仕切室と出口側水室とを仕切り、さら
    に、 内伝熱管が外伝熱管内に挿通される2重管であつて、内
    伝熱管は、第1管板と第4管板との間にわたつて延び、
    かつ入口側水室と出口側水室とに連通し、外伝熱管は、
    第2管板と第3管板との間にわたつて延び、内伝熱管と
    外伝熱管との間の環状通路は、前記空間とガス仕切室と
    に連通する、そのような2重管と、 第2管板と第3管板との間で、第2管板寄りに設けられ
    る被加熱ガス用入口ノズルと、 第1管板と第2管板との間で第1管板寄りに設けられる
    被加熱ガス出口ノズルとを含むことを特徴とする多管式
    熱交換器。
  2. (2)外伝熱管の内周面には、内伝熱管の外周面を支持
    する支持突条を突設することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の多管式熱交換器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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