JPH0224204A - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
- Publication number
- JPH0224204A JPH0224204A JP63170982A JP17098288A JPH0224204A JP H0224204 A JPH0224204 A JP H0224204A JP 63170982 A JP63170982 A JP 63170982A JP 17098288 A JP17098288 A JP 17098288A JP H0224204 A JPH0224204 A JP H0224204A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- front edge
- cuts
- tread surface
- substantially parallel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 101100008047 Caenorhabditis elegans cut-3 gene Proteins 0.000 abstract 1
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 abstract 1
- 101100334009 Caenorhabditis elegans rib-2 gene Proteins 0.000 description 2
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、耐摩耗性に優れたトレッドを有する空気入り
タイヤに関する。
タイヤに関する。
従来、制動性と駆動性を実質的に保持して、その耐摩耗
性を改良したタイヤとして、たとえば第２図にその接地
面形状の進行方向前方の一部を示すように、主溝１で区
画されたリブ２に、タイヤ回転軸に対して一定の角度θ
で交差する多数の薄い切り込み３を一定の間隔で設けた
タイヤが知られている。しかしながら、このタイヤを車
両の駆動輪に装着し駆動すると、第２図に示す通り、こ
のタイヤのトレッド面が路面に接した場合の接地前端線
４の左側領域りでは該接地前端線４と該切り込み３とが
互いに略平行な関係に位置することになる対して、前記
接地前端線４の右側領域Ｒでは該接地前端ＶＡ４と該切
り込み３とが交差することになる。したがって、この接
地前端線４と該切り込み３とが互いにほぼ平行な関係に
位置する接地前端線４の左側領域りでは、第２図のＡ−
Ａ’線断面を示す第３図（イ）に示すように、タイヤの
回転方向（矢印）に作用する剪断力を緩和するように、
該切り込み３が開き、摩耗が低減する。これに対し、前
記切り込み３が接地前端線４と交差する接地前端線４の
右側領域Ｒでは、第２図のＢ−Ｂ’線断面を示す第３図
（ロ）から明らかなように、上記タイヤの回転方向（矢
印）に作用する剪断力を緩和できなくなり、該切り込み
３の踏み込み側で摩耗し、ヒールアンドトウ摩耗とは逆
の形態の摩耗が発生することになる。
性を改良したタイヤとして、たとえば第２図にその接地
面形状の進行方向前方の一部を示すように、主溝１で区
画されたリブ２に、タイヤ回転軸に対して一定の角度θ
で交差する多数の薄い切り込み３を一定の間隔で設けた
タイヤが知られている。しかしながら、このタイヤを車
両の駆動輪に装着し駆動すると、第２図に示す通り、こ
のタイヤのトレッド面が路面に接した場合の接地前端線
４の左側領域りでは該接地前端線４と該切り込み３とが
互いに略平行な関係に位置することになる対して、前記
接地前端線４の右側領域Ｒでは該接地前端ＶＡ４と該切
り込み３とが交差することになる。したがって、この接
地前端線４と該切り込み３とが互いにほぼ平行な関係に
位置する接地前端線４の左側領域りでは、第２図のＡ−
Ａ’線断面を示す第３図（イ）に示すように、タイヤの
回転方向（矢印）に作用する剪断力を緩和するように、
該切り込み３が開き、摩耗が低減する。これに対し、前
記切り込み３が接地前端線４と交差する接地前端線４の
右側領域Ｒでは、第２図のＢ−Ｂ’線断面を示す第３図
（ロ）から明らかなように、上記タイヤの回転方向（矢
印）に作用する剪断力を緩和できなくなり、該切り込み
３の踏み込み側で摩耗し、ヒールアンドトウ摩耗とは逆
の形態の摩耗が発生することになる。
本発明の目的は、上記タイヤの駆動性と制動性を改良す
る多数の薄い切り込みを該タイヤのトレッド面に設けた
場合の前記偏摩耗を低減せしめたタイヤを提供すること
にある。
る多数の薄い切り込みを該タイヤのトレッド面に設けた
場合の前記偏摩耗を低減せしめたタイヤを提供すること
にある。
本発明は、タイヤの最大荷重下において正規内圧を充填
させたタイヤを接地させた場合の前記タイヤ接地前端線
に実質的に平行な切り込みを、タイヤトレッド面の幅方
向に設けたことを特徴とする。
させたタイヤを接地させた場合の前記タイヤ接地前端線
に実質的に平行な切り込みを、タイヤトレッド面の幅方
向に設けたことを特徴とする。
ここで、前記接地前端線とは、ＪＡＴＭＡ。
ＴＲＡ等の規格により定められたタイヤ最大荷重の下に
おいて、それに対応する正規内圧を充填させたタイヤを
接地させた場合の、タイヤ接地形状におけるタイヤ接地
面の進行方向前方のなす接地端線をいい、接地前端線の
曲率半径は偏平比９０以上のタイヤにあっては、 〔タイヤ半径／２〕 でほぼ近似させることができる。
おいて、それに対応する正規内圧を充填させたタイヤを
接地させた場合の、タイヤ接地形状におけるタイヤ接地
面の進行方向前方のなす接地端線をいい、接地前端線の
曲率半径は偏平比９０以上のタイヤにあっては、 〔タイヤ半径／２〕 でほぼ近似させることができる。
第１図は、本発明タイヤのトレッドパターンの１例を示
す部分平面図である。この図の例では、多数の薄い切り
込み３は、タイヤのトレッド部全面にタイヤ周方向を横
切って形成され、かつ互いに平行に等間隔で設けられる
が、該薄い切り込み３は、該タイヤの接地前端線４に実
質的に平行に形成される。
す部分平面図である。この図の例では、多数の薄い切り
込み３は、タイヤのトレッド部全面にタイヤ周方向を横
切って形成され、かつ互いに平行に等間隔で設けられる
が、該薄い切り込み３は、該タイヤの接地前端線４に実
質的に平行に形成される。
すなわち、前記接地前端線４に実質的に平行に配置され
た切り込みは、タイヤの中心線Ｅ−Ｅ゛を境にしてその
左右の領域で、接地前端線４と実質的に交差することが
ないため、ヒールアンドトウの段差を形成することがな
く、また偏摩耗の発生を抑制することができる。
た切り込みは、タイヤの中心線Ｅ−Ｅ゛を境にしてその
左右の領域で、接地前端線４と実質的に交差することが
ないため、ヒールアンドトウの段差を形成することがな
く、また偏摩耗の発生を抑制することができる。
このような切り込みは、第１図に′示す踏面に周方向リ
ブ２が形成されたトレッドパターンを有するタイヤに限
られるものではなく、たとえば第４図に示すように、踏
面に多数のブロック８が形成されたブロックパターンの
トレッド面に、接地時の接地前端線に実質的に平行な切
り込み３をタイヤ周方向を横切って、一定間隔で形成し
た場合も包含される。
ブ２が形成されたトレッドパターンを有するタイヤに限
られるものではなく、たとえば第４図に示すように、踏
面に多数のブロック８が形成されたブロックパターンの
トレッド面に、接地時の接地前端線に実質的に平行な切
り込み３をタイヤ周方向を横切って、一定間隔で形成し
た場合も包含される。
ここし、接地前端線に実質的に平行とは、最も好ましく
は、前記リブ２またはブロック８の表面にタイヤ周方向
を横切る切り込み３が接地前端線に平行に形成されるこ
とであるが、該切り込み３が接地時におけるタイヤの回
転方向に作用する剪断力を自らの変形により緩和するこ
とを可能とする範囲で、該切り込み３のトレッド面に対
する平面形状を変化させる場合も含む。
は、前記リブ２またはブロック８の表面にタイヤ周方向
を横切る切り込み３が接地前端線に平行に形成されるこ
とであるが、該切り込み３が接地時におけるタイヤの回
転方向に作用する剪断力を自らの変形により緩和するこ
とを可能とする範囲で、該切り込み３のトレッド面に対
する平面形状を変化させる場合も含む。
本発明において、多数の薄い切り込みは、接地前端線に
実質的に平行な平面配置形状である限り、第１図や第４
図に示したように、互いに等間隔に設ける必要はなく、
かつタイヤの中心線の左右において同一間隔にする必要
はない。
実質的に平行な平面配置形状である限り、第１図や第４
図に示したように、互いに等間隔に設ける必要はなく、
かつタイヤの中心線の左右において同一間隔にする必要
はない。
また、本発明のタイヤのトレッド部に設ける切り込みの
幅、深さ、ピッチ間隔などは通常、各タイヤに施されて
いる大きさ、寸法の中から適宜選択すればよい。たとえ
ば、溝幅としては、０．１ ”１．ｏｎ＋＋＋＋ 、溝
深さは主導の深さの５０χ〜１００χの範囲内で選定さ
れる。
幅、深さ、ピッチ間隔などは通常、各タイヤに施されて
いる大きさ、寸法の中から適宜選択すればよい。たとえ
ば、溝幅としては、０．１ ”１．ｏｎ＋＋＋＋ 、溝
深さは主導の深さの５０χ〜１００χの範囲内で選定さ
れる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例、従来例
幅が０．５ｎｉｍ、深さが１２ ｍｍの弧状の薄い切り
込み２をピッチ１０ ｍｅ＋、曲率半径Ｒ−２５０ｎｖ
＋テ等間隔に配置した第１図に示すトレッドパターンを
有する本発明タイヤおよびこのタイヤと同じ寸法の直線
状の薄い切り込みをタイヤ回転軸に対して２０’の角度
で同一ピッチで配置した第２図に示すトレッドパターン
を有する従来タイヤ（タイヤサイズは両タイヤともに１
０．０ＯＲ２０）を作成した。
込み２をピッチ１０ ｍｅ＋、曲率半径Ｒ−２５０ｎｖ
＋テ等間隔に配置した第１図に示すトレッドパターンを
有する本発明タイヤおよびこのタイヤと同じ寸法の直線
状の薄い切り込みをタイヤ回転軸に対して２０’の角度
で同一ピッチで配置した第２図に示すトレッドパターン
を有する従来タイヤ（タイヤサイズは両タイヤともに１
０．０ＯＲ２０）を作成した。
これらのタイヤをそれぞれ、車両の駆動輪に装着し、２
万Ｋｍ走行した後のヒールアンドトウの段差量〔第３図
（ロ）のｔであり、この数値が小さいほど性能が良好で
ある〕を測定し、その結果を指数評価して以下の表に示
す。
万Ｋｍ走行した後のヒールアンドトウの段差量〔第３図
（ロ）のｔであり、この数値が小さいほど性能が良好で
ある〕を測定し、その結果を指数評価して以下の表に示
す。
表から、本発明のタイヤは、従来タイヤに比べてヒール
アンドトウの段差が小さいだけでなく、偏摩耗が認めら
れなかった。
アンドトウの段差が小さいだけでなく、偏摩耗が認めら
れなかった。
本発明によれば、トレッド面に多数の薄い切り込みを設
けたタイヤの特徴である制動性、駆動性を保持して、そ
の欠点であったヒールアンドトウ摩耗並び偏摩耗を抑制
、防止することができる。
けたタイヤの特徴である制動性、駆動性を保持して、そ
の欠点であったヒールアンドトウ摩耗並び偏摩耗を抑制
、防止することができる。
第１図は本発明タイヤのトレンドパターンの１例を示す
部分平面図、第２図は従来のトレッドパターンを有する
タイヤが接地した状態を示す接地面形状の進行方向前方
の一部を示す平面図、第３図（イ）および第３図（ロ）
はそれぞれ、第２図のＡ−Ａ’線およびＢ−Ｂ’線にお
ける断面図、第４図は本発明タイヤのトレッドパターン
の他の例を示す部分平面図である。 ３・・・薄い切り込み、４・・・接地前端線。 代理人 弁理士 小 川 信 −
部分平面図、第２図は従来のトレッドパターンを有する
タイヤが接地した状態を示す接地面形状の進行方向前方
の一部を示す平面図、第３図（イ）および第３図（ロ）
はそれぞれ、第２図のＡ−Ａ’線およびＢ−Ｂ’線にお
ける断面図、第４図は本発明タイヤのトレッドパターン
の他の例を示す部分平面図である。 ３・・・薄い切り込み、４・・・接地前端線。 代理人 弁理士 小 川 信 −
Claims (1)
- タイヤの最大荷重下において正規内圧を充填させたタイ
ヤを接地させた場合の前記タイヤ接地前端線に実質的に
平行な切り込みを、タイヤトレッド面の幅方向に設けた
ことを特徴とする空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63170982A JPH0224204A (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63170982A JPH0224204A (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 空気入りタイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0224204A true JPH0224204A (ja) | 1990-01-26 |
Family
ID=15914938
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63170982A Pending JPH0224204A (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 空気入りタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0224204A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0865943A2 (en) * | 1997-03-18 | 1998-09-23 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire |
| US6688356B1 (en) * | 1997-04-23 | 2004-02-10 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire |
-
1988
- 1988-07-11 JP JP63170982A patent/JPH0224204A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0865943A2 (en) * | 1997-03-18 | 1998-09-23 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire |
| EP0865943A3 (en) * | 1997-03-18 | 1999-03-10 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire |
| US6283184B1 (en) | 1997-03-18 | 2001-09-04 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire including sipes |
| US6834695B2 (en) | 1997-03-18 | 2004-12-28 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire including sipes |
| US6688356B1 (en) * | 1997-04-23 | 2004-02-10 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire |
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