JPH0224134B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0224134B2
JPH0224134B2 JP7242684A JP7242684A JPH0224134B2 JP H0224134 B2 JPH0224134 B2 JP H0224134B2 JP 7242684 A JP7242684 A JP 7242684A JP 7242684 A JP7242684 A JP 7242684A JP H0224134 B2 JPH0224134 B2 JP H0224134B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
water
hot water
cleaning
supply pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7242684A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59230531A (ja
Inventor
Yutaka Shibata
Eiji Saito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP7242684A priority Critical patent/JPS59230531A/ja
Publication of JPS59230531A publication Critical patent/JPS59230531A/ja
Publication of JPH0224134B2 publication Critical patent/JPH0224134B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は食器洗浄機に関し、特に、洗浄タンク
からオーバーフローする湯を有効に利用してすす
ぎタンクへの給水温度を高める廃熱利用装置に関
するものである。
(ロ) 従来技術 実公昭55−37086号公報に開示される従来食器
洗浄機の排湯熱利用装置は、洗浄タンクの底面か
らオーバーフロー管を立設し、すすぎ湯の落下に
よつて所定水位を超えた湯を外部にオーバーフロ
ーするように成し、この際本体の下面と設置面間
に配設された容器がオーバーフローした湯を受
け、この湯とすすぎタンクへの給水管を熱交換し
て給水温度を上昇させる様にしている。
斯かる従来の装置は、容器をオーバーフロー管
の底部より低い位置に設置しなければならず、容
器の高さ制限を受け、設置面積も限られているた
め湯回収容量を多くとれず、良好に熱交換を行な
う事ができなかつた。唯一、給水管を同一水平面
上において蛇行配設することによつて熱交換面積
を大きくとつているが、給水管が略同湯帯に置か
れることから、これとてさほど効率アツプは望め
なかつた。
(ハ) 発明の目的 本発明は従来の欠点に対処し、洗浄タンクから
オーバーフローした湯とすすぎタンクへの給水管
の熱交換効率を向上させ、すすぎタンクへの給水
温度を上昇させて熱エネルギーの節約を図る事を
目的とする。
(ニ) 発明の構成 本発明は洗浄タンクの洗浄湯を洗浄ノズルから
被洗浄物に噴射する洗浄工程と、給水管からの供
給水を加熱し貯留する貯湯タンクの熱湯をすすぎ
ノズルから被洗浄物に噴射するすすぎ工程を行な
い、洗浄及びすすぎ後の各湯を洗浄タンンクに落
下せしめると共に洗浄タンクの所定水位を超えた
湯を外部にオーバーフローする方式の食器洗浄機
であつて、洗浄タンクの壁面上部にオーバーフロ
ー口を形成し、該オーバーフロー口からオーバー
フローパイプを延設し、該オーバーフローパイプ
から流出する湯を回収する回収タンクを洗浄機本
体に並設し、前記回収タンク内には前記給水管を
縦方向のコイル状に配設すると共に該コイル状部
分における水流れ方向を下から上へ流れる様にし
た食器洗浄機の廃熱利用装置である。
(ホ) 実施例 以下に本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。本体内上部には昇降可能な扉体1にて前面及
び両側面を開放される洗浄室2が区画形成され、
その上下に洗浄ノズル31,32とすすぎノズル4
,42を回動自在に配設し、この間には被洗浄物
5を収納するラツク6が支持レール7上に載置さ
れる。また洗浄室2の下方には底部に排水装置8
によつて開閉される排水口9を形成した洗浄タン
ク10が区画されている。更に洗浄タンク10の
上方は着脱自在なストレーナ11が配置されてい
る。
而して洗浄サイクルは洗浄タンク10に貯留さ
れる洗浄湯を洗浄ポンプ12にて洗浄ノズル31
2に圧送し、これを被洗浄物5に噴射して行な
われる。一方、すすぎサイクルは第2図に示す様
に給水源に接続した給水管13から供給される水
の加熱装置14と加熱された湯を貯留する貯湯タ
ンク15とで主構成された温水器16の熱湯を使
用するもので、この熱湯をすすぎポンプ17にて
すすぎノズル41,42に圧送し、これを被洗浄物
5に噴射して行なうものである。なお実施例では
貯湯タンク15を洗浄タンク10と隣接する本体
内に構成しているが温水器16を本体の外に設置
してもよい。また温水器16内の熱湯はすすぎ湯
として使用するだけに限定されず他の用途、例え
ば最初だけ洗浄タンク10への給湯に使用しても
よい。更に給水管13の先端には貯湯タンク15
への給水を所定水位にコントロールするボールタ
ツプ方式の給水制御装置29が装着されている。
ところで、すすぎサイクル後のすすぎ湯は洗浄タ
ンク10に落下する様になつており、このすすぎ
湯が高温で比較的奇麗であることから洗浄湯の温
度低下の防止と清水交換を行なうことができる。
而して、落下したすすぎ湯の量が洗浄タンク10
において増水するためこのすすぎ湯の量に匹敵す
る増湯量分は洗浄タンク10の側壁の上部に形成
したオーバーフロー口10Aから延出したオーバ
ーフロー配管18から本体外にオーバーフローさ
れるものであり、この湯は本発明の廃熱利用装置
によつて有効に利用される。
次に本発明の代表的な廃熱装置の具体的構成を
説明する。19は3枚の仕切板201,202,2
3によつて4個の槽211,212,213,214
に分割された回収タンクで、第1槽211に本体
からのオーバーフロー配管18を臨ましめ、最終
槽214には仕切り板201,202,203の高さ
より若干低い位置にオーバーフロー口22を開口
している。また仕切り板201,202,203
下端を通常ドレンバルブ23によつて閉塞される
ドレン口24に向けて低く傾斜した底面19Aと
の間に小間隔を存して配置することによつて隣接
する槽とを連通する連通部251252,253
形成する。更に各槽211,212,213,214
には前記温水器16への給水管13の途中を連続
的に配設する。各槽211,212,213,214
内において給水管13は縦方向のコイル状に形成
され、給水管13内の水流れ方向を最終槽214
から第1槽211に向かう様にし、しかもコイル
状部分においては下から上に流れる様に設定され
る。なお本発明に直接関係しないが回収タンク1
9の上面は着脱自在な蓋26によつて被われ、回
収タンク19内にある給水管13はフレアナツト
271,272によつて取り外しが可能であり、更
に仕切り板201,202,203もスライド式に
取り外しが可能な様に設計されているためタンク
内の清掃及びメンテナンスサービスが容易に行な
える。更に第1槽211の上部にはフイルター2
8が設置され、できるだけ奇麗な湯が回収される
様にしている。
以上の如く構成された廃熱利用装置において、
すすぎサイクル毎に洗浄タンク10からオーバー
フロー配管18を介して比較的高温の湯が第1槽
211に入つてくる。この湯は第1連通部251
通つて第2槽212へ、第2連通部252を通つて
第3槽213へ、第3連通部253を通つて最終槽
214へと移動し、最後はオーバーフロー口22
より排水される。而して、給水管13は各槽21
,212,213,214において湯と熱交換する
が、このとき給水管13内を通る水は最終槽21
から第1槽211に向かうにつれて昇温され、し
かも、各槽211,212,213,214内におい
ては湯の対流によつて下位から上位に行くにつれ
て湯温が高くなるためコイル状部分においても下
から上へ水が流れることにより効率よく昇温され
ていく。この様にして熱交換され温度上昇した水
が温水器16の貯湯タンク15に供給されるた
め、該温水器16において一定温度まで上昇させ
るのに必要な加熱装置14の熱エネルギーを大幅
に節約することができる。
(ヘ) 発明の効果 本発明の廃熱利用装置は、回収タンクの深さを
大きくとることができるから従来に比して回収タ
ンクの設置面積を広く取ることなく、洗浄タンク
からオーバーフローする湯の回収容量を多くする
ことができる。
また、本発明はオーバーフローする湯を回収す
る槽にフイルターを配置して汚れが回収タンクに
流入しないように考慮し、しかも、仕切り板の下
部に相隣る槽の連通部を形成し、各槽には給水管
を縦方向のコイル状に配し、水流れ方向をオーバ
ーフローする湯を回収する槽へ向けて流すと共
に、コイル状部分の下から上へと流しているため
に、洗浄機から排湯される湯と給水管内を通る水
とが極めて効率的に熱交換することができ、以つ
て、給水管からの供給水を加熱する加熱装置の熱
エネルギーを大幅に節約することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の廃熱利用装置を具備せる食器
洗浄機の概略構成図、第2図は温水器の概略構成
図、第3図は本発明の廃熱利用装置の詳細図を示
す。 10……洗浄タンク、10A……オーバーフロ
ー口、13……給水管、15……貯湯タンク、1
9……回収タンク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 洗浄タンクの洗浄湯を洗浄ノズルから被洗浄
    物に噴射する洗浄工程と、給水管からの供給水を
    加熱しこれをすすぎノズルから被洗浄物に噴射す
    るすすぎ工程を行い、洗浄及びすすぎ後の各湯を
    前記洗浄タンクに落下せしめると共に洗浄タンク
    の所定水位を越えた湯を外部にオーバーフローす
    る方式の食器洗浄機において、前記洗浄タンクの
    壁面上部に所定水位を越えた湯を排湯するオーバ
    ーフロー口を形成し、該オーバーフロー口からオ
    ーバーフローパイプを延設し、該オーバーフロー
    パイプから流出する湯をフイルターを介して回収
    する槽を含む複数槽に仕切り板によつて仕切られ
    た回収タンクを洗浄機本体に並設し、前記仕切り
    板の下部には相隣る槽を連通する連通部を形成
    し、前記回収タンクの各槽内には前記給水管を縦
    方向のコイル状に配設して成り、前記給水管内の
    水流れ方向を前記回収する槽方向へ流すと共に前
    記コイル状部分を下から上へ流すようにしたこと
    を特徴とする食器洗浄機の廃熱利用装置。
JP7242684A 1984-04-11 1984-04-11 食器洗浄機の廃熱利用装置 Granted JPS59230531A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7242684A JPS59230531A (ja) 1984-04-11 1984-04-11 食器洗浄機の廃熱利用装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7242684A JPS59230531A (ja) 1984-04-11 1984-04-11 食器洗浄機の廃熱利用装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59230531A JPS59230531A (ja) 1984-12-25
JPH0224134B2 true JPH0224134B2 (ja) 1990-05-28

Family

ID=13488950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7242684A Granted JPS59230531A (ja) 1984-04-11 1984-04-11 食器洗浄機の廃熱利用装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61201665U (ja) * 1985-06-07 1986-12-17
DE102015119318A1 (de) * 2015-11-10 2017-05-11 Krones Ag Vorrichtung zum Reinigen eines zu reinigenden Anlagenteils einer Getränkeabfüllanlage

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Publication number Publication date
JPS59230531A (ja) 1984-12-25

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