JPH0224112A - 積層フィルム及びその製造方法 - Google Patents

積層フィルム及びその製造方法

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JPH0224112A
JPH0224112A JP63173674A JP17367488A JPH0224112A JP H0224112 A JPH0224112 A JP H0224112A JP 63173674 A JP63173674 A JP 63173674A JP 17367488 A JP17367488 A JP 17367488A JP H0224112 A JPH0224112 A JP H0224112A
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JP
Japan
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film
layer
resin
density polyethylene
resin film
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JP63173674A
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Mutsuo Akao
睦男 赤尾
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Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/25Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C48/30Extrusion nozzles or dies
    • B29C48/32Extrusion nozzles or dies with annular openings, e.g. for forming tubular articles
    • B29C48/335Multiple annular extrusion nozzles in coaxial arrangement, e.g. for making multi-layered tubular articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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    • B29C48/03Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor characterised by the shape of the extruded material at extrusion
    • B29C48/09Articles with cross-sections having partially or fully enclosed cavities, e.g. pipes or channels
    • B29C48/10Articles with cross-sections having partially or fully enclosed cavities, e.g. pipes or channels flexible, e.g. blown foils

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、斜め一軸分子配向多層共押出しインフレーシ
ョンフィルムの最内層をブロッキングにより分子配向軸
が交差するように積層した積層フィルム及びその製造方
法に関するものである。
〔従来の技術〕
包装用フィルムは種々のタイプのものが広く実用化され
ており、その用途にしたがって様々の性能が要求されて
おり、例えば第5図に示すような高圧分岐状低密度ポリ
エチレン(以下LDPEと表示)樹脂フィルム層30の
単層からなる包装フィルムがあった。
特に写真感光材料のようにわずかなピンホールによって
も品質価値を失う製品には、ヒートシール適性、防湿性
、ガスバリヤ性、引裂き強度、衝撃穴あけ強度、破裂強
度、ゲルボテスト強度、低発塵性、遮光性、帯電防止性
等非常に多くの特性を満足する積層フィルムが用いられ
てきた(特開昭61−54934号公報)。
また、セメント、樹脂ペレット、肥料、飼料等の粉体状
をし、重量が20kg前後と重い製品の包装袋は、複層
の又はクロスヤーンやワリフ(8石化学製の不織布の商
品名)を積層した積層フィルム等が用いられてきた(特
開昭61−64438号公報)。
写真感光材料用のように多くの特性を満足する包装フィ
ルムとしては、第6図に示すように、遮光性物質を添加
したLDPE樹脂フィルム層30aと、アルミニウム箔
131とフレキシブルシート層6とをLDPE樹脂溶融
押出し接着層5で順次積層したものが一般的に用いられ
ていた。
また、重量が10kg以上の製品の包装フィルム(特に
密封遮光袋)としては第7図に示すように、遮光生物質
を添加した分子配向高密度ポリエチレン(以後HDPE
と表示)樹脂フィルム2aを接着層5を介して延伸軸が
交差するように積層したクロスラミネートフィルムがあ
った(特開昭59−201848号公報)。
また、斜め分子配向フィルムの製造装置として特公昭5
3−18072号公報に記載されたものが知られている
〔発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来のLDPE樹脂フィルム30の単独
層を用いた場合は、防湿性やガスバリヤ性や物理強度や
ヒートシール適性等が悪く、破袋等が発生し被包装物の
品質を維持することが困難であった。また、従来のLD
PE樹脂フィルムを有する積層フィルムは、厚さが厚く
、剛性が大きいので包装作業性が悪く、且つ厚さが厚い
にもかかわらず物理強度(引裂き強度、衝撃穴あけ強度
、ゲルボテスト強度等)が小さく、カーリングが大きく
、高価で、ヒートシール適性が悪く、包装作業中や輸送
中に塵が発生したり、穴があいたり、裂けたり、ヒート
シール部が剥がれたりして被包装物の品質を維持するこ
とが困難であった。
また、縦−軸延伸フィルムと横一軸延伸フィルムを延伸
軸が交差するように積層したクロスラミネートフィルム
は、2種類のフィルム成形機を使用し且つフィルム寸法
が一定でない包装材料用としては取り合わせロスが多く
、非常に高価な積層フィルムになっていた。
また、樹脂ペレット用防湿袋に用いられている3〜5重
袋は製袋機が高価であり、量の少ない複数のサイズの袋
を作ることは困難であった。
本発明は以上の問題点を解決し、全ての物理強度が優れ
た安価な包装材料である積層フィルム及びその製造方法
を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するためになされたもので、
斜め一軸分子配向多層共押出しインフレーションフィル
ムの最内層を接着層を用いずに疑似接着により接着し、
分子配向軸が交差するようにしたものである。
すなわち、本発明の積層フィルムは、最内層は最外層よ
り軟化点の低いエチレン共重合体樹脂フィルム層で、最
外層は密度が0.940g/al1以上、MIが0,1
〜5.0g/io分の高密度ポリエチレン樹脂を50%
以上含む分子配向高密度ポリエチレン樹脂フィルム層よ
りなる多層共押出しフィルムにおいて、内側マンドレル
と外側マンドレルとのうちの一方より他方を早く回転さ
せて共押出しし、その内層を直接積層したことを特徴と
して構成されている。
また、本発明の積層フィルムの製造方法は、リングダイ
の内側よりエチレン共重合・体樹脂を、外側より高密度
ポリエチレン系樹脂を共押出しし、内側マンドレルと外
側マンドレルとのうちの一方より他方を早く回転させて
それぞれ分子配向させ、その内層を直接積層することを
特徴として構成されている。
本発明の積層フィルムは、多層共押出しインフレーショ
ンフィルムを具備しており、この多層共押出しインフレ
ーションフィルムは、少なくとも最内層のエチレン共重
合体樹脂フィルム層と、最外層の所定の高密度ポリエチ
レン樹脂を50%以上含むフィルム層とを有している。
そして、多層共押出しインフレーションフィルムは、内
側マンドレルと外側マンドレルとのうちの一方より他方
を早く回転させて共押出しされているので、斜めに一軸
分子配向し、特に、最外層は斜めに−軸分子配向された
分子配向高密度ポリエチレン(以後HDPEと表示)樹
脂フィルム層となっている。
最内層のエチレン共重合体樹脂フィルム層は、最外層よ
り軟化点が低くなっている。これはチューブ状のインフ
レーションフィルムを、スクイズロールにツブロール)
、加圧ロール又はエンボスロール等でブロッキングさせ
た後に巻き取り機に巻き込み、最内層同志を直接接着し
て多層共押出しインフレーションフィルムとするためで
あり、好ましくは5°C以下低いことである。
この最内層のエチレン共重合体樹脂フィルム層に用いら
れるエチレン共重合体樹脂の例としては、密度が0.9
25g/cffl以下の直鎖状低密度ポリエチレン(以
下L−LDPEと表示)樹脂である。特にブロッキング
防止剤及び/又は滑剤を添加してないL−LDPE樹脂
が好ましい。
このL−LDPE樹脂は第3のポリエチレン樹脂と称さ
れ、中・低密度、高密度両ポリエチレン樹脂の利点を併
せもつ省エネルギー、省資源という時代の要請に合致す
る低コスト、高強度の樹脂である。この樹脂は低圧法又
は高圧改良法でエチレンと炭素数が3〜13個、好まし
くは4〜8個のα−オレフィンを共重合させたものであ
る。
α−オレフィンとしてはブテン−1、オクテン−1、ヘ
キセン−1,4−メチルペンテン−1、ヘプテン−1な
どが使用される。密度は一般に低中密度ポリエチレン樹
脂程度とされているが市販品では0.87〜0.95g
/c+4の範囲内にあるものが多い。
この中で本発明に用いるのに好ましいのは密度が0.8
70〜0.925g/cdのL−LDPE樹脂である。
特にブロッキング防止剤や滑剤を含まないL−LDPE
樹脂が好ましい。
L−LDPE樹脂の具体例を商品名で示せば、Gレジン
、TUFL I N、NUC−FLX(UCC社)、N
UCポリエチレン−LL、TUFTHENE(日本ユニ
カー)、ダウレックス(ダウケミカル社)、スフレアー
(デュポンカナダ社)、マーレックス(フィリップス社
)、三菱ポリエチレン−LL(三菱油化)、ネオゼック
スとウルトゼックス(三井石油化学)、0石すニレック
ス(日本石油化学)、エフセレン−VL(住人化学)、
出光ポリエチレンL、MORETEC(出光石油化学)
、スタミレックス(DSM社)などが挙げられる。
これらのL−LDPE樹脂の中で物理強度とヒートシー
ル強度の点から特に好ましいのは、メルトインデックス
(以後Mlと表示)が0.8〜30g/10分(JIS
 K6760)、密度が0.870〜0 、925g/
cJ (J l5K6760)、そしてα−オレフィン
の炭素数4〜8個の液相法及び気相法プロセスで得られ
たものである。最近高圧改良法で優れたL−LDPE樹
脂が得られるようになったがこれらも好ましい。
特に好ましい代表的な例を商品名であげると、ポリエチ
レンに人為的にα−オレフィン側鎖として炭素数6個の
4−メチルペンテン−1を導入した三井石油化学■のウ
ルトゼックス、ヘキセン−1を導入したUCC社のTU
FULINと日本ユニカー■のTUFTHENE及びα
−オレフィン側鎖として炭素数8個のオクテン−1を導
入したDSM社のスタミレックスと出光石油化学のMO
RETECとダウケミカル社のダウレックス等がある。
本発明に好ましく用いられるもう一つのエチレン共重合
体樹脂の代表的なものは、各種エチレンアルキルエステ
ル共重合体樹脂で、この中でもメチルアクリレート及び
/又はエチルアクリレート含量が7重量%以上のエチレ
ンアクリル酸エステル共重合体樹脂(EEA樹脂とEM
A樹脂)である。
本発明に好ましく用いられるさらにもう一つのエチレン
共重合体樹脂の代表的なものは、酢酸ビニル含量が5重
量%以上のエチレン醋酸ビニル(以下EVAと表示)共
重合体樹脂である。
エチレン共重合体樹脂の他の例としては、エチレンアク
リル酸共重合体樹脂(以下EAAと表示)、アイオノマ
ー樹脂、エチレン不飽和カルボン酸共重合体樹脂、エチ
レン不飽和カルボン酸エステル共重合体樹脂等である。
この最内層のエチレン共重合体樹脂フィルム層は、接着
層を用いることなく最内層のエチレン共重合体樹脂フィ
ルム層同志がインフレーションフィルム成形機のスクイ
ズロール等を通過と同時にブロッキングにより疑似接着
される。
ブロンキングを強固にしたりさらに溶着によりさらに強
固に接着層を用いずに積層するためには、絹目状、格子
状、平行筋状(タテ又はヨコ)斜め筋状等種々の形状の
加圧式のエンボスロールや加熱ロール等により押圧積層
してもよい。
これらのエンボスロールや加熱ロール等はインフレーシ
ョンフィルム成形機のスクイズロールにツブロール)の
前後のインフレーションフィルム成形工程中(オンライ
ン)にもうけてもオフラインで加工してもよい。
最外層の分子配向高密度ポリエチレン樹脂フィルム層は
、密度が0.940g/cm3以上、MIが0.1〜5
.0g/10分の高密度ポリエチレン樹脂50重量%以
上を、好ましくはさらにエチレン共重合体樹脂10重量
%以上を含めばヒートシール適性や物理強度が優れるよ
うになり他の熱可塑性樹脂を含んでいてもよい。
前記高密度ポリエチレン樹脂はM I (JIS K6
760)が0.3〜1.5g、/10分、密度が0.9
50〜0.965g/cボが特に好ましい。
Mlが0.1g/10分未満ではフィルム成形性が悪く
、フィルムワレが発生しやすくヒートシール性が悪化し
衝撃穴あけ強度が小さくなる。
Mlが5.0g/10分をこえるとフィルム成形時の分
子配向性が悪く、成形されたクロスラミネートフィルム
の物理強度改良効果が小さい。
密度が0.940g/c+j未満の時もMlが5.0g
/10分をこえた場合と同じ問題が発生し、分子配向性
が非常にわるくクロスラミネートフィルムとしての特徴
が発揮されない。
以上のような最内層のエチレン共重合体樹脂フィルム層
と最外層の分子配向高密度ポリエチレン樹脂フィルム層
とを有する多層共押出しインフレーションフィルムは、
内側マンドレルと外側マンドレルとのうちの一方より他
方を早(回転させてそれぞれ分子配向させている。この
分子配向方向はインフレーションフィルムの成形方向に
対して斜めとなっており、この分子配向の角度は内側マ
ンドレルと外側マンドレルの速度差により決定される。
本発明の多層共押出しインフレーションフィルムは、構
成する多層の内の一つ以上を遮光性を有する層とするこ
とができる。このような遮光性を有するフィルムは写真
感光材料用包装材料として好適である。
この遮光層は遮光性物質を含む層でも金属層や印刷層、
金属薄膜加工層(代表例はアルミニウム真空蒸着層)等
であってもよい。
この遮光性物質は各層に混練又は分散可能であって、可
視光線及び紫外線等を透過させないものをいう。本発明
に使用可能な遮光性物質としては、各種カーボンブラッ
ク、グラファイト、酸化鉄、亜鉛華、酸化チタン、クレ
ー、アルミニウム粉末、アルミニウムペースト、炭酸カ
ルシウム、マイカ、硫酸バリウム、タルク、カドミウム
系顔料、モノアゾ又はポリアゾ系顔料、アニリンブラッ
ク等の有機系顔料等が挙げられる。
そして、この遮光性物質は0.1〜20.0重量%含ま
れるのが好ましい。
0.1重量%未満では遮光性物質の添加効果(遮光性確
保、帯電防止等)が期待できず、混練経費分だけコスト
アップになる。
20.0重量%をこえるとフィルム物理強度、特に引裂
き強度や衝撃穴あけ強度が低下しヒートシール性が悪化
する。さらにフィルム表面の遮光性物質により感光物質
が汚染されたり遮光性物質がフィルムから離脱して感光
物質に付着する故障が多発する。
2種以上の遮光性物質を必要特性に従ってミックスする
ことも好ましい。この場合でも平均粒子径が200mμ
以下のカーボンブラックを包装材料の単位面積(ホ)当
り0.5g/rrf〜50g/ rd含むことが感光物
質用包装材料として好ましい。一方、これらのカーボン
ブラックの中ではpH5〜9、平均粒子径10〜120
1Mのものが好ましく、特にpH6〜9、平均粒子径が
50即以下のファーネスカーボンブラックが好ましい。
このようなpl+及び粒子径のものを使用することによ
って、カブリの発生が少なく感光度の増減の発生が少な
く、遮光能力が大きく、カーボンブラックの塊(プッ)
やフィッシュアイ等によるピンホールが発生しにくい物
理強度向上やヒートシール性向上等の数々の利点を有す
る包装材料を得ることができる。
遮光性物質を配合する形態は種々あるが、マスターバッ
チ法とダイカラーグラニュー法がコストダウン、作業場
の汚染防止等の点で好ましい。
カーボンブラックの次に遮光性物質として好ましい金属
粉末について説明する。この金属粉末は、光反射性遮光
性物質で銀色の商品価値の高い外観を与え、且つ防湿性
、遮光性、帯電防止性、太陽光下での防熱性、ガスバリ
ヤ性等多くの点で優れている。
金属粉末としてはアルミニウム粉末又はアルミニウムペ
ーストより低揮発物質を除去した物質を熱可塑性樹脂に
混練したものが特に好ましい。
ここにアルミニウムペーストとは、ボールミル法、スタ
ンプミル法、又はアトマイズ法等の公知の方法でアルミ
ニウム粉末を作るときに、ミネラルスピリットと少量の
ステアリン酸又はオレイン酸等の高級脂肪酸又は高級脂
肪酸化合物の存在のもとペースト状に作ったものである
。本発明ではこのアルミニウムペーストとポリオレフィ
ン熱可塑性樹脂(各種ポリプロピレン樹脂、各種ポリエ
チレン樹脂、EVA樹脂、EEA紙、FAA樹脂等)を
加熱混練し、低揮発物質(主として悪臭が強いミネラル
スピリット)や加熱や真空ポンプ等で除去したものをア
ルミニウムペーストコンパウンド樹脂、アルミニウムペ
ーストマスターバッチ樹脂として使用することが好まし
い。
特にアルミニウムペーストマスターバッチ樹脂として使
用するのが写真感光材料への悪影響や悪臭をなくすため
には好ましい。
またアルミニウム粉末とは、溶融アルミニウムをアトマ
イズ法、粒化法、回転円盤滴下法、蒸発法等により粉末
状にしたものの外、アルミニウム箔をボールミル法やス
タンプミル法等で粉砕してフレーク状にしたものやアル
ミニウム短繊維(フィラー)を含む。アルミニウム粉末
単体では不安定なのでアルミニウム粉末表面を不活性に
する各種の公知の処理例えばカップリング剤や高級脂肪
酸や高級脂肪酸化合物での表面処理等が施される。
また、本発明の積層フィルムの各層には必要に応じて各
種の添加剤を必要量添加することができる。
添加剤の代表例を以下に記載するが、本発明はこれに限
定されるものではなく、公知のあらゆるものの中から選
択できる。
(添加剤種M)     (代 表 例)(1)可塑剤
   ;フタル酸エステル、グリコールエステル、脂肪
mエステル、 リン酸エステル等 (2)安定剤   ;鉛系、カドミウム系、亜鉛系、ア
ルカリ土類金属系、有機ス ズ系等 (3)帯電防止剤 ;陽イオン系界面活性剤、陰イオン
系界面活性剤、非イオン 系界面活性剤、両面活性剤、 各種カーボンブラック、金属 粉末、グラファイト等 ;燐酸エステル、ハロゲン化燐 酸エステル、ハロゲン化物、 無機物、含燐ポリオール等 ;アルミナ、カオリン、クレー 炭酸カルシウム、マイカ、タ ルク、酸化チタン、シリカ等 ;ガラスロービング、金属繊維、 ガラス繊維、ガスバリヤ性 アイバー、炭素繊維等 ;無機顔料(AI、 Fc、O,、、TiO2゜ZnO
,CdS等)、有機顔料、染 料等 ;無機発泡剤(炭酸アンモニア、 重炭酸ソーダ)、有機発泡剤 にトロソ系、アゾ系)等 (9)ブロッキング防止剤;シリカ、珪藻土類、カルシ
ウムシリムード、珪酸アル ミニラム、タルク、珪酸マグネ シウム、炭酸カルシウム、高級 脂肪酸ポリビニルエステル、n (4)難燃剤 (5)充填剤 (6)補強剤 (7)着色剤 (8)発泡剤 −オクタデシルウレア、ジカル ボン酸エステルアミド等 (10)劣化防止剤 ;紫外線吸収剤、酸化防止剤、金
属不活性化剤、過酸化物分 解剖等 (11)滑剤    ;パラフィン、ワックス、脂肪酸
系、脂肪酸アミド系、シリ コーン系、エステル系、高級 アルコール等 (12)カップリング剤;シラン系、チタネート系、ク
ロム系、アルミニウム系等 (13)各種の熱可塑性樹脂、ゴム等 (14)造核剤    ;有機造核剤、無機造核剤等で
ある。
本発明の多層共押出しインフレーションフィルムの最内
層、最外層にはフィルム成形性改良、ハロゲン化合物の
中和、滑性の向上、顔料の分散性改良のために脂肪酸や
脂肪酸化合物を添加することが好ましい。
脂肪酸の代表例としては、オレイン酸、ステアリン酸、
ラウリン酸、リシノール酸、ナフテン酸、オクチル酸、
フタル酸、アジピン酸、セパチン酸、アセチルリシノー
ル酸、マレイン酸等の飽和及び不飽和脂肪酸である。
脂肪酸化合物の代表例としては、オレイン酸アミド、エ
ルカ酸アミド、ステアリン酸アミド、ビス脂肪酸アミド
、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム
、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ステ
アリン酸バリウム、ラウリン酸カルシウム、オクチル酸
亜鉛、オレイン酸ブチル、ステアリン酸ブチル等である
。特に好ましい脂肪酸化合物としては、本発明者が特開
昭61−189936号公報、特開昭62−18548
号公報で提案した滑剤としての効果も併有するオレイン
酸アミド、エルカ酸アミド、ステアリン酸アミド、ビス
脂肪酸アミド等の脂肪酸アミドである。
本発明の積層フィルムは、安価で物理強度が優れた包装
材料なのでそのままで各種製品の包装に用いることがで
きる。また、必要に応じて更にフレキシブルシートを積
層した積層フィルムとじて用いることができる。
中でも重量が大きくエツジがシャープな製品や防湿性や
ガスバリヤ性や防香性を要求される包装、例えば粉体状
の製品やイタズラ防止包装及び機械や円筒状の製品など
、具体的なものとしては、例えば樹脂ペレット、セメン
ト、魚粉、ゼラチン、食料品、染顔料、輸出機械、自動
車部品、電気製品、磁気材料ハルクロールやパンケーキ
、写真感光材料のバルクロールやロール状製品、アルミ
ニウム箔のロール、医薬品、化学物質、液体バンク等に
おいて従来種々の層構成の包装材料によって使いわけて
いたのに対し、本発明の積層フィルムだけで対応が可能
である。特に積層フィルム中の1層以上に遮光性物質と
してカーボンブラックを添加した場合は、感光物質や写
真感光材料用包装材料として帯電防止、樹脂の酸化防止
作用による不均一な塊(ブッ)発生の減少、ヒートシー
ル性向上特に経時ヒートシール強度劣化防止、滑性向上
、遮光性向上、写真窓光材料有害物質の吸着による無害
化等が達成でき、フィルムだけの積層フィルムでも必要
特性全てを満足できるので非常に安価で品質の優れた包
装体とすることができる。
本発明の積層フィルムが特に適している感光材料の代表
例を下記に示すがこれに限定されるものではない。
ハロゲン化銀写真感光材料、ジアゾ写真感光材料、感光
性樹脂写真感光材料、自己現像型写真感光材料、拡散転
写型写真感光材料、感熱写真感光材料、光定着型感熱写
真感光材料、転写型熱現像感光材料、直接ポジ型感光材
料、紫外線硬化型感光材料等である。
本発明の積層フィルムを例えば上記の写真感光材料に適
用する場合には、−重平袋、二重平袋、自立袋、−重ガ
ゼット袋、二重ガゼツト袋、積層フィルム、防湿遮光箱
の内貼り、明室装填遮光マガジンの内貼り又は内装袋、
リーダー紙等公知のあらゆる形態のものに使用可能であ
る。
製袋に使用する方法は積層フィルムの性質に応じて、ヒ
ートシール、溶断シール、インパルスシール、超音波シ
ール、高周波シールなど、従来公知のプラスチックフィ
ルムのシール法による。なお、適宜の接着剤、粘着剤な
どを使用して製袋することも可能である。
〔作用〕
本発明の積層フィルムは、最内層が軟化点が低く熱溶融
し易いエチレン共重合体樹脂フィルムであるため、ブロ
ッキングや溶融が容易で接着剤を介さずに直接積層する
ことができる。また最外層が高密度ポリエチレン樹脂フ
ィルムであるため、分子配向性が良好でヤング率や抗張
力を大きくし低発塵性を与える。また更に高密度ポリエ
チレン樹脂組成中にエチレン共重合体樹脂10%以上の
添加によりヒートシール性が向上する。
また、本発明の積層フィルムの製造方法は、多層共押出
しインフレーションフィルム成形において、内側マンド
レルと外側マンドレルのいずれか一方を早(回転させる
ことにより、インフレーションフィルムに斜配向が与え
られて斜め一軸分子配向多層共押出しインフレーション
フィルムができる。
また、更にインフレーションフィルムを円筒状から平板
状に折りたたんでエチレン共重合体樹脂フィルム同志を
ブロッキングにより積層することにより、分子配向軸が
交差するクロスラミネートフィルムとなる。この時の第
1図及び第2図に代表例を示したようにブロッキング部
Bを中心にして厚みと構成が路上上対象となる。
〔実施例〕
以下、本発明の積層フィルムの実施例を第1図から第3
図に基づいて説明する。
第1図から第3図は積層フィルムの層構成を示す部分断
面図である。図中のBはブロッキング部を示す。
第1図の積層フィルムは、直接ブロッキング部Bで疑似
接着された2枚のエチレン共重合体樹脂フィルム層1と
、これらの外側に分子配向軸が交差するように積層され
た分子配向高密度ポリエチレン樹脂フィルム層2とから
なる多層共押出しインフレーションフィルム3のみで構
成されている。
第2図の積層フィルムは、エチレン共重合体樹脂フィル
ム層1と分子配向高密度ポリエチレン樹脂フィルム層2
の間に中間層4を積層した多層共押出しインフレーショ
ンフィルム3のみで構成されている。
第3図の積層フィルムは、第1図に示す多層共押出しイ
ンフレーションフィルム3に接fF層5を介してフレキ
シブルシート層6を積層して構成されている。
次に、以上のような積層フィルムを製造する方法を、第
4図に基づいて説明する。
この図において、符号7は押出機で、この押出機7でそ
れぞれ加熱溶融した所定組成のエチレン共重合体樹脂と
高密度ポリエチレン樹脂をアダプター9を通してリング
ダイ8に送り込み、リングダイ8はモーター10によっ
て適当な回転速度で回転しつつ、その円形状スリットか
らエチレン共重合体樹脂を内側に、高密度ポリエチレン
樹脂を外側にして押し出す。この時、円筒状ピース13
から圧縮空気が送り出されるとともに、エアーリング1
2で冷却空気が吹き付けられ、所定径を有するチューブ
状樹脂フィルム16が形成される。またモーターlOの
回転は円筒ピース13によって内側マンドレル14に、
さらに、支持筒18によってタワミ防止板15.17に
伝えられる。
チューブ状樹脂フィルム16は、リングダイ8と共に回
転している内側マンドレル14の外周に接しながら外側
マンドレル19へ移動するが、外側マンドレル19はモ
ーター23によって内側マンドレル14より速い速度で
回転しているので、チューブ状樹脂フィルム16は内側
マンドレル14と外側マンドレル19との間に生ずる相
対的な回転により斜配向が与えられる。
このチューブ状樹脂フィルム16はスクイズロール20
.20で引き取られて平板状にされエチレン共重合体樹
脂フィルム層1同志が直接接触してブロッキングにより
接着し多層共押出しインフレーションフィルム3とされ
た後、巻取機22で巻き取られる。
この得られる多層共押出しインフレーションフィルム3
は、外層が斜配向したチューブ状樹脂フィルム16をそ
のまま平板状に折りたたんでいるため、分子配向軸が互
に交差するクロスラミネートフィルムとなる。
なお、前記実施例は本発明の積層フィルムの好ましい実
施態様の代表例を示したものであって本発明はこれに限
定されるものではなく、他のインフレーションフィルム
成形機、他の素材、熱可塑性樹脂との樹脂組成、他の接
着層、アンカーコート層、フレキシブルシート層との組
合せ、公知の表面活性化処理や公知の層構成を採ること
ができる。
次に本発明品1〜■及び従来品I〜■の特性を比較した
実験結果について説明する。
本発明品■ 本発明品Iは第1図の層構成に相当する。
エチレン共重合体樹脂フィルム層1は、エチレンとブテ
ン−1の共重合体樹脂である密度0.890g/cれM
 I 1 、Og/10分、ビカット軟化点75°Cの
L−LDPE樹脂96.85重量%、カーボンブラック
(オイルファーネスカーボンブラック#44B(平均粒
子径21mμ、pH7,7)三菱化成■)3重量%、オ
レイン酸アミド0.05重量%、酸化防止剤(BHT)
0.1重量%の樹脂組成からなり厚さ25−に形成され
ている。
分子配向高密度ポリエチレン樹脂フィルム層2は密度0
.964g/cd、 M 10.4g/10分、ビカッ
ト軟化点128°CのHDPE樹脂81.85重量%、
エチレンと4メチルペンテン−1の共重合体樹脂である
密度0.935g/cn、 M Iが2.1g/10分
、ビカット軟化点113°CのL−LDPE樹脂1樹脂
1亢ブラック3重量%、ステアリン酸カルシウム0.1
重量%、酸化防止剤(B I T)0.055重量の樹
脂組成からなり厚さ25I!mに形成されている。
そして、分子配向高密度ポリエチレン樹脂フィルムN2
,2は分子配向軸が90度に交差し、全厚さは100−
に形成されている。
本発明品■ 本発明品■は第1図の層構成に相当する。
エチレン共重合体樹脂フィルム711は、エチレンと4
メチルペンテン−1の共重合体樹脂である密度0 、9
11g/cd、M f 1 、9g/10分、ビカット
軟化点88°CのL−LDPE樹脂96.85重量%、
カーボンブラック(前出>3ffl量%、オレイン酸ア
ミド0、05重量%、酸化防止剤(B H T) 0 
、1重量%の樹脂組成からなり厚さ251!mに形成さ
れている。
分子配向高密度ポリエチレン樹脂フィルム層2は、密度
0 、954g/cffl、M I ]、 、11g1
10分ビカット軟化点126°C ノH D P E樹
脂96.85重量%、カーボンブラック(前出)3重量
%、ステアリン酸カルシウム0、1重量%、酸化防止剤
(B H T)0.05重量%の樹脂組成からなり厚さ
25−に形成されている。
そして分子配向高密度ポリエチレン樹脂フィルム層2.
2は分子配向軸が90度に交差し、全厚さは1001!
rnに形成されている。
本発明品■ 本発明品■は第1図の層構成に相当する。
エチレン共重合体樹脂フィルム層1はコモノマー含有量
が18重量%の密度0 、930g/cffl, M 
1 6 g/10分、ビカット軟化点56゛Cのエチレ
ンアクリル酸エチル(以後EEAと表示)共重合体樹脂
55重世%、エチレンと4メチルペンテン−1の共重合
体樹脂である密度0.910g/cj, M Iが3.
5g/10分、ビカット軟化点86°CのL−LDPE
樹脂41.85重量%、カーボンブラック(前出)3重
量%、オレイン酸アミドが0.055重量、酸化防止剤
(BHT)が0.1重量%の樹脂組成からなり厚さ25
−に形成されている。
分子配向高密度ポリエチレン樹脂フィルム層2は密度0
 、954g/c這、M I 1 、1g/10分、ビ
カット軟化点126°CのHDPE樹脂76、85重量
%、エチレンと4メチルペンテン−1の共重合体樹脂で
ある密度0 、940g/cd, M T 2 、1g
/10分、ビカット軟化点115°CのL−LDPE樹
脂20重量%、カーボンブラック(前出)3重量%、ス
テアリン酸カルシウム0、1重量%、酸化防止剤(B 
I T)が0.05重量%の樹脂組成からなり厚さ25
μに形成されている。
そして本発明品Iと同様に分子配向軸が90度に交差し
、全厚さ1001Mに形成されている。
従来品■ 従来品【は第5図の層構成に相当する。
密度0.923g/cffl、M 12.4g/10分
のLDPE樹脂96.95重量%とカーボンブラック(
前出)3重量%とオレイン酸アミド0.05重量%から
なる厚さ1100IIのLDPE樹脂フィルム層30a
である。
従来品■ 従来品■は第7図の層構成に相当する。
分子配向高密度ポリエチレン樹脂フィルム層2の樹脂組
成は本発明品■と同一であり、分子配向軸が90度に交
差している。接着N5は、LDPE樹脂溶融押出し接着
層(ミラソン14 (M I 5.1g/10分、密度
0 、919g/cffl )三井石油化学■製)で、
厚さ10−である。全厚さは100ρである。
従来品■ 従来品■は第6図の層構成に相当する。
LDPE樹脂フィルム層30aは従来品Iと同一の樹脂
組成で厚さ70−に形成されている。フレキシブルシー
トN6は坪ff135g/rrfの晒クラフト紙である
。アルミニウム箔31は厚さ1pmとした。接着層5は
従来品■と同一の樹脂組成で厚さ15−である。
評価は下記による。
◎・・・非常に優れている ○・・・優れている ・・・・可(実用限度内) ム・・・問題あり(改良必要) ×・・・実用不可 ※Aゲルボテスト強度 米軍規格MIL−8131に準する装置を使用し、各包
装材料にピンホールが発生し遮光性が確保できなくなる
までの屈曲回数により評価。
数字が大きい程強度が大きいことを示す。
評価は08201回以上でもピンホール発生なし。
O;71〜200回でピンホール発生。
・;21〜70回 ム;11〜20〃 X;10回以下 ※Bヒートシール適性 ホットタック性、夾雑物ヒートシール性、ヒートシール
強度、経時ヒートシール強度低下、ヒートシール許容中
の5点を総合した評価※C製袋適性 各積層フィルムを用いて、中8.9cm、直径25Cm
のロール状印画紙を自動製袋包装した時のピンホールの
発生しにくさ、ヒートシール適性、包装材料のカーリン
グ等より評価 ※D包装材料製造ロス 積層フィルムを用いて包装体を製造するまでのフィルム
取合わせロス、ラミネートロス、製袋時のロスの総合ロ
スを評価 ※Eコスト比 従来品■の包装材料を100とした時の各積層フィルム
のコスト比 〔発明の効果〕 本発明においては、ブロッキングし易いエチレン共重合
体樹脂フィルム層を最内層に、分子配向し易い高密度ポ
リエチレン樹脂フィルム層を最外層として用い、内側マ
ンドレルと外側マンドレルのうちいづれか一方を早(回
転させることにより、容易に斜め一軸分子配向したフィ
ルムを得ることができる。そしてこれに続いて成形工程
中で平板状に折りたたんで積層するだけで分子配向軸が
交差したクロスラミネートフィルムとすることができる
従って2種類の延伸フィルムを用いて行なう従来のクロ
スラミネートフィルム製造のように、多くの工程と労力
を要せず、また不要な取り合せロスも発生することがな
いため、非常に安価に物理強度が大きく、かつカーリン
グも少ない積層フィルムを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は本発明による積層フィルムの実施例
の層構成を示す部分断面図、第4図は本発明による積層
フィルムを製造する装置の概略図、第5図から第7図は
従来の積層フィルムの層構成を示す部分断面図である。 3.3a・・・多層共押出しインフレーションフィルム
4.4a・・・中間層 5.5a・・・接着層 66a・・・フレキシブルシート層 B・・・ブロッキング部 特許出願人  富士写真フィルム株式会社代 理 人 
 弁理士 国中 政浩 はか1名1.1a・・・エチレ
ン共重合体樹脂フィルム層2.2a・・・分子配向高密
度ポリエチレン樹脂フィルム層 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)最内層は最外層より軟化点の低いエチレン共重合
    体樹脂フィルム層で、最外層は密度が0.940g/c
    m^3以上、MIが0.1〜5.0g/10分の高密度
    ポリエチレン樹脂を50%以上含む分子配向高密度ポリ
    エチレン樹脂フィルム層よりなる多層共押出しフィルム
    において、内側マンドレルと外側マンドレルとのうちの
    一方より他方を早く回転させて共押出しし、その内層を
    直接積層した多層共押出しインフレーションフィルムを
    具備してなる積層フィルム。
  2. (2)リングダイの内側よりエチレン共重合体樹脂を、
    外側より高密度ポリエチレン系樹脂を共押出しし、内側
    マンドレルと外側マンドレルとのうちの一方より他方を
    早く回転させてそれぞれ分子配向させ、その内層を直接
    積層することを特徴とする積層フィルムの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1666363A1 (en) * 2003-09-17 2006-06-07 Nippon Paper-Pak Co. Ltd. Sealing tape in paper container, and longitudinal sealing tape in paper container and paper container with longitudinal sealing tape

Cited By (2)

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EP1666363A4 (en) * 2003-09-17 2008-07-30 Nippon Paper Pak Co Ltd SEALING TAPE AND LONGITUDINAL SEALING STRIP IN A PAPER CONTAINER AND PAPER CONTAINER EQUIPPED WITH SAID LONGITUDINAL SEALING STRIP

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