JPH02240492A - 管継手 - Google Patents

管継手

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JPH02240492A
JPH02240492A JP1059222A JP5922289A JPH02240492A JP H02240492 A JPH02240492 A JP H02240492A JP 1059222 A JP1059222 A JP 1059222A JP 5922289 A JP5922289 A JP 5922289A JP H02240492 A JPH02240492 A JP H02240492A
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JP
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socket
retainer
tapered surface
opening
recess
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Toshiyuki Ishiyasu
石保 敏行
Yutaka Yoshino
豊 吉野
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L37/00Couplings of the quick-acting type
    • F16L37/08Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
    • F16L37/084Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking
    • F16L37/092Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of elements wedged between the pipe and the frusto-conical surface of the body of the connector
    • F16L37/0925Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of elements wedged between the pipe and the frusto-conical surface of the body of the connector with rings which bite into the wall of the pipe

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joints With Sleeves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、水道管等の配管に使用される管継手に関する
(従来の技術) 水道管等の配管に使用される管継手として、近時、接続
すべき一方の管の挿し口を他方の管の受け口内に挿入す
るだけで、挿し口と受け口とを接続し得る管継手が開発
されている。例えば、実開昭61−13087号公報に
は、受け口内に、縮径および拡径可能なリングが配設さ
れており、該受け口内に挿入される挿し口に該リングが
外嵌される管継手が開示されている。受け口の内周面に
は、挿し口が挿入される受け口の開口部側になるに連れ
て順次縮径されたテーパー面が設けられている。該受け
口内に配設されたリングは、周方向の一カ所に切り欠き
部を有して、縮径及び拡径可能になっている。該リング
外周面には、軸心方向に二つのテーパー面が、その境界
部が外方へ突出するように連設されている。該リングの
両端部内周面には、それぞれ内周掛止刃が配設されてい
る。
このような管継手では、受け口内に配設されたリング内
に挿し口が挿入されると、該リングにおける内奥側の外
周テーパー面が受け口内層のテーパー面に当接した状態
になり、両掛止刃は挿し口外周面に係止されず、挿し口
が円滑にリング内に挿入される。挿し口がリング内に挿
入された状態で、該挿し口が受け口から抜ける方向に移
動すると、該挿し口の移動にともない、リングが該押し
口とともに移動する。これにより、該リング外周面にお
ける受け口開口部側のテーパー面が、受け口内周面に当
接すべくリング外周面の境界部を中心に回動して、該リ
ング内周面における受け口内実側端部に設けられた掛止
刃が、挿し口外周面に係止し、該挿し口が受け口から抜
け止めされる。
(発明が解決しようとする課題) このような従来の管継手では、リング内周面における受
け口内奥側端部の掛止刃のみが、挿し口外周面に係止す
ることにより、挿し口が受け口から抜けることを防止し
ている。このため、挿し口が受け口より抜ける方向に多
大な力が加わると、リング内周面における内実側の端部
に配設された一つの掛止刃が挿し口に係止された状態で
は、挿し口を十分には抜け止めすることができず、挿し
口が受け口から抜け落ちるおそれがある。該掛止刃の係
止力を増大させると、該挿し口の一部にのみ集中的に力
が加えられため、該挿し口が破損するおそれがある。
本発明は上記従来の問題を解決するものであり、その目
的は、挿し口が受け口内に容易に挿入することができ、
しかも、受け口内に挿入された挿し口を破損させること
なく十分に受け口から抜け止めすることができる管継手
を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の管継手は、接続すべき挿し口が開口部から挿入
される筒状であって、内周面に、該開口部側になるに連
れて順次縮径したテーパー面を有する凹部が配設された
受け口と、該受け口の凹部内に軸心方向への移動可能に
配設されており、外周面に、軸心方向に対する傾斜角度
が該凹部におけるテーパー面の傾斜角度よりも大きく該
凹部のテーパー面に対向したテーパー面を有するととも
に、内周面に、それぞれが軸心方向に沿って並設された
内方へ突出する複数の係止部を有した円筒状をしており
、縮径および拡径可能である抜け止め具と、を具備し、
該抜け止め具における各係止部の先端が、該抜け止め具
外周面におけるテーパー面の軸心方向に対する傾斜角度
と前記凹部におけるテーパー面の軸心方向に対する傾斜
角度との差よりも小さい傾斜角度であって受け口開口部
側になるに連れて順次縮径したテーパー面上に位置して
いることを特徴としてなり、そのことにより上記目的が
達成される。
(実施例) 以下に本発明を実施例について説明する。
本発明の管継手は、第1図に示すように、接続すべき挿
し口40が挿入される円筒状の受け口10と、該受け口
10内に配設された円筒状の抜け止め具20とを有する
該受け口10は、一端に挿し口40が挿入される開口部
11を有し、該開口部11近傍の内周面には、環状のシ
ール部材用凹溝12が全周にわたって配設されている。
該シール部材用凹溝12内には、例えば、ゴム類のシー
ル部材30が液密状態で嵌合されており、該受け口10
内に挿し口40が挿入されると該挿し口40に外嵌して
該挿し口40外周面に液密に密着し得る。
該受け口10におけるシール部材用凹溝12よりも内実
側の内周面には、抜け止め具用凹部13が設けられてお
り、該抜け止め具用凹部13内に、円筒状の抜け止め具
20が嵌合されている。該抜け止め具用凹部13は、受
け口10の開口部11側の側部内周面が、該開口部ll
側になるにつれて順次縮径したテーパー面13aとなっ
ている。該テーパー面13aは、第2図に示すように、
例えば、軸心に対する傾斜角度θ1が20度になってい
る。該テーパー面13aに連設された内実側の側部の内
周面は、受け口10の軸心と略平行な円周面13bにな
っている。そして、この円周面13bに連設する抜け止
め具用凹部13の内奥側面13cは、軸心とは直交する
面に対して軸心側が受け口10の内実側に位置するよう
に若干傾斜している。
該抜け止め具用凹部13内に嵌合される抜け止め具20
は、例えば、鋼製であって円筒状をしており、縮径およ
び拡径し得るように、その周方向の一部が切り欠き部2
5により分割されている。
該抜け止め具20は、第2図に示すように、受け口10
の開口部11側の側部における外周面が、該開口部11
側になるに連れて順次縮径したテーパー面21になって
いる。該テーパー面21に連設する受け口10内奥側の
側部の外周面は、軸心とは略平行な円周面22になって
いる。
該抜け止め具20外周面における開口部ll側のテーパ
ー面21の該抜け止め具20の軸心に対する傾斜角度θ
2は、前述した抜け止め具用凹部13の内周面における
テーパー面13aの軸心に対する傾斜角度θ、よりも大
きくなっており、例えば、抜け止め具用凹部13のテー
パー面13aの傾斜角度θ、が20度であるのに対して
、30度とされている。
該抜け止め具20の受け口10内奥側端面23は、抜け
止め具用凹部13の内奥側側面13cに略平行状態にな
っている。該抜け止め具20の受け口lOの開口部11
側の端面24は、軸心に対して直交状態になっている。
該抜け止め具20における受け口lOの開口部ll側の
端面24に連設する内周面は内実側になるに連れて順次
縮径されたテーパー面26になっており、該テーパー面
26を除く抜け止め具20内周面には、例えば五つの鋸
歯状の係止部27a、27b、27c、27d、27e
が、受け口10の開口部11側から順に軸心方向に並設
されている。各係止部27a〜27eは、それぞれ開口
部11側部分が該開口部11側になるに連れて順次拡径
したテーパー面になっており、内奥側部分が開口部ll
側になるに連れて急角度で拡径するテーパー面になって
いて、両面により各係止部27a〜27eはそれぞれ内
実側の軸心部に向かって突出した形状になっている。各
係止部27a〜27eは、受け口10の開口部11側に
配設された係止部27aの突出量が最小であって、受け
口10内奥側に配設されるにつれて突出量が大きくなっ
ており、最も内奥側に配設されている係止部27eの突
出量が最大となっている。
各係上部27a〜27eの先端は、受けロlO開ロ部1
1側になるに連れて、順次縮径したテーパー状の周面上
に位置している。各係止部27a〜27eの先端が位置
するテーパー状周面の軸心に対する傾斜角度θ3は、該
抜け止め具20外周面における開口部ll側のテーパー
面21の傾斜角度θ1と、前述した抜け止め具用凹部1
3の内周面における開口部側テーパー面13aの傾斜角
度θ2の差角θ4よりも、小さくされている。
抜け止め具20外周面における開口部11側のテーパー
面21の傾斜角度θ、と、抜け止め具用凹部13の内周
面における開口部側テーパー面13aの傾斜角度θ2と
の差角θ4、および各係止部27a〜27eの先端が位
置するテーパー状周面の軸心に対する傾斜角度θ3は、
管の直径、材質および最大必要係止力等により、最適な
角度が適宜選定される。実験の結果、θ、は15〜30
度、θ2は20〜40度、θ3は5〜15度、θ4(=
02−θ1)は1〜10度の範囲であれば実用上問題が
ない。
該抜け止め具20における受けロ10開ロ部ll側に配
設された係止部27aの内径は、該抜け止め具20に拡
径力および縮径力が加わらない状態では、受け口10内
に挿入される挿し口40の外径よりも若干小さくなって
いる。
このような構成の本発明の管継手は、挿し口40を挿入
するに際して、予め受け口10のシール部材用凹溝12
内に、例えば、ゴム製のシール部材30を嵌合し、かつ
、抜け止め具用凹部13内に抜け止め具20を嵌合して
おく。該抜け止め具20は、該抜け止め具20における
切り欠き部25を挟んで対向する各端面同士を相互に接
近させて該抜け止め具20全体を縮径状態にして、受け
口10の開口部11から挿入することにより、容易に抜
け止め具用凹部13内に嵌合させることができる。抜け
止め具用凹部13内に収容された抜け止め具20は、開
口部11側に位置する係上部27a先端の内径が最小で
あり、各係止部27a〜27eは、内奥側になるに連れ
て順次拡径したテーパー状の周面上に位置している。
このような状態で、受け口10の開口部11から、挿し
口40の端部を挿入すると、該押し口40の端部は、シ
ール部材30内に嵌合した後に、抜け止め具20内に侵
入しようとする。このとき、抜け止め具20の内径は、
挿し口40の外径よりも若干小さくなっているために、
挿し口40の先端面により、該抜け止め具20は抜け止
め具用凹部13内を受け口10の内奥側に移動され、該
抜け止め具20は、抜け止め具用凹部13の内奥側側面
13cに押圧される。挿し口40の先端部外周面は先端
になるに連れて順次縮径したテーパー状になっており、
該挿し口40先端部外周のテーパー状になった部分が、
抜け止め具20における受け口10の開口部ll側内周
面のテーパー面26を摺接して、該挿し口40は該抜け
止め具20を拡径しつつ該抜け止め具20内に侵入する
。このとき、第3図くa)に示すように、挿し口40の
外周面には、抜け止め具20における受け口10の開口
部ll側に配設された係止部27aのみが摺接すること
になり、挿し口40は小さい挿入力で該抜け止め具20
内に容易に挿入される。また、挿し口40が受け口10
の細心に対して傾斜した状態で該受け口10内に挿入さ
れても、該挿し口40先端部外周面のテーパー面が、抜
け止め具20における開口部II側内周面におけるテー
パー面26に案内されるため、該抜け止め具20内に容
易に挿入される。
抜け止め具20は、挿し口40が挿入されるとき、抜け
止め具用凹部13の内奥側の軸心に対して若干傾斜した
状態となっている側面13cに当接しているために、該
抜け止め具20が抜け止め具用凹部13から受け口lO
内奥側に脱落することが防止される。
抜け止め具20の外周面における円周面22は、挿し口
40が抜け止め具20内に挿入された状態では、抜け止
め具用凹部13の円周面13bとは若干の間隙があけら
れている。
このようにして所定の長さまで挿し口40の端部が受け
口10内に挿入された状態になると、受け口lO内から
挿し口40内へ上水等が通流される。これにより、該挿
し口40は、受け口10から抜ける方向へ移動する。挿
し口40の移動に伴い、該挿し口40に外嵌された抜け
止め具20が該挿し口40と一体的に移動する。このと
き、抜け止め具用凹部13のテーパー面13aと抜け止
め具20のテーパー面21の受け口10の軸心に対する
それぞれの傾斜角度θ1およびθ2は、前述し、たよう
に、抜け止め具20のテーパー面21の傾斜角度θ2の
方が大きくなっているために、第3図(b)に示すよう
に、抜け止め具20におけるテーパー面21と円周面2
2との境界部が抜け止め具用凹部13のテーパー面13
aに当接し、該境界部を中心に抜け止め具20は、第3
図(b)に矢印Aで示す方向に回動する。同時に、該抜
け止め具20には縮径力が作用して該抜け止め具20は
縮径し、該抜け止め具20における受け口10の開口部
11側に配設された係止部27aに隣接する係上部27
bが、すでに挿し口40に係止した係止部27aととも
に、挿し口40外周面に係止する。
このような状態で、さらに挿し口40に高水圧が加わっ
て、該挿し口40が受け口lOから抜ける方向に移動す
ると、抜け止め具20も挿し口40とともに移動し、該
抜け止め具20は、該抜け止め具20におけるテーパー
面21と円周面22との境界部を中心に矢印A方向へさ
らに回動するとともに縮径し、該抜け止め具20の内周
面における係止部27bとは内奥側に隣接する係止部2
7cがさらに挿し口40外周面に係止する。同様にして
、挿し口40にさらに高圧が加わると、抜け止め具20
におけるすでに挿し口4゜外周面に係止した係止部27
cのさらに内奥側に隣接する係止部27dおよび27e
が、順次、挿し口40外周面に係止する。
該抜け止め具20における各係止部27a〜27eは、
内奥側になるに連れて順次突出量が大きくなっており、
挿し口40に高圧が加わって受け口10からの抜け力が
大きくなるほど、突出量の大きい係止部が順次挿し口4
0に係止するために、該挿し口40に加わる係止力が順
次増大することになる。
すなわち、抜け止め具用凹部13におけるテーパー面1
3aと抜け止め具20のテーパー面21とが成す角度θ
4が、各係止部27a〜27eの先端が位置するテーパ
ー状周面の軸心に対する傾斜角度θ3より大きいため、
接接は止め具20のテーパー面21が抜け止め具用凹部
13のテーパー面13aに当接したときには、前記各係
止部27a〜27eの先端は、内奥側の係止部27eが
角度θ4とθ3との差分だけ挿し口40外周面に開口部
側の係止部27a側よりも深く食い込む。
全ての係上部27a〜27eが挿し口40に係止した状
態になって、さらに、挿し口40に高圧が加わると、第
3図(c)に示すように、抜け止め具20における開口
部ll側外周面のテーパー面21全面が、抜け止め具用
凹部13におけるテーパー面13aに当接するため、接
接は止め具20は抜け止め具用凹部13のテーパー面か
らの縮径力により縮径するものの、接接は止め具20は
矢印A方向へは回動されず、各係止部27a〜27eが
挿し口40外周面へ分散して食い込むため部分的に過度
の係止が抑制される。また、抜け止め具20の周方向の
切り欠き部25を挟んで対句する各端面の寸法を、接接
は止め具20の縮径により当接するように設定しておく
ことによっても、過度の係止が抑制される。
このように、全ての係止部が挿し口40外周面に係止し
た状態では、接接は止め具20の内奥側の端面23は、
挿し口40の軸心に対して略直交状態になって、その内
周側部分は係止部27eの一部となって挿し口40外周
面に係止しているため、接接は止め具20による抜け止
め効果はさらに向上する。
また、抜け止め具20の全ての係止部が、挿し口40に
深く係止した状態において、各係止部の内奥側の急角度
のテーパー面が、受け口lOの軸心と直交するようにな
っていると、挿し口40に加わる引き抜け力を効果的に
支持することができる。
なお、各係止部27a〜27eの先端が位置するテーパ
ー状周面の軸心に対する傾斜角度θ3が、抜け止め具2
0外周面における開口部ll側のテーパー面21の傾斜
角度θ、と抜け止め具用凹部13内周面における開口部
側テーパー面13aの傾斜角度θ2との差角θ4よりも
小さ(なっているため、突出量の大きい内奥側の係止部
27eは、突出量の小さい開口部ll側の係止部27a
よりも深く挿し口4G外周面に食い込んだ状態となって
おり、抜け止め効果は完全なものになる。
水道用管継手の場合には、40kg −f/ 0m2の
試験水圧が挿し口40に加わると、抜け止め具20の全
ての係止部27a〜27eが挿し口40外周面に係止す
るように、各係止部27a〜27eの大きさ等が設定さ
れる。
抜け止め具20は、前記実施例のように、外周部れた構
成としてもよい。
け止め具20は、このような構成であっても、接接け止
め具20による作用効果は、円周面2上を有する構成の
場合と差異はない。このような構成にする場合には、抜
け止め具20におけるテーパー面21と内奥側端面23
との境界部を曲面に形成することにより、抜け止め具用
凹部13の内周面におけるテーパー面13aを傷つける
おそれがなくなる。
抜け止め具20における開口部11側のテーパー面26
は、第4図(C)に示すように、開口部11側になるに
連れて順次拡径されたテーパー面であって、しかも、鋸
宙状の係止部27aのテーパー面と同一角度となってい
てもよい。
なお、抜け止め具20が鋼製であって、受け口1゜がF
RP (繊維強化プラスチック)等のように傷つきやす
い素材により形成されている場合には、第1図に二点鎖
線で示すように、抜け止め具2oにおける切り欠き部2
5に隣接する端部外周面を、切り欠き部25側になるに
連れて順次縮径したテーパー面29として、切り欠き部
25に対向する各端面の外周部の各角部を除去する構成
として、その各角部による受け口10の損傷を防止する
ようにしてもよい。
抜け止め具20は、周方向の一部を切り欠き部25にて
分割されて、拡径および縮径可能になっているため、接
接は止め具20の縮径時には、抜け止め具20における
該切り欠き部25の各近傍部が相互に接近するように強
く牽引され、該切り欠き部25の対向部では、縮径力は
さほど作用しない。従って、該抜け止め具20内周部に
おける各係止部27a〜27eは、切り欠き部25近傍
部では挿し口40への係止力が強くなり、該切り欠き部
250対向部では挿し口40への係止力は弱くなる。こ
のために、各係止部27a〜27eの突出量を、切り欠
き部25の対向部では該切り欠き部25の近傍部よりも
大きくなるように順次変化させれば、該抜け止め具20
が縮径された場合には該抜け止め具20は挿し口40外
周面に、周方向に略均等な係止力にて係止する。
(発明の効果) 本発明の管継手は、このように円筒状の抜け止め具の内
周面には所定形状の複数の係止部が軸心方向に順次並設
され゛ているため、各係止部は、挿入される挿し口が受
け口から抜ける方向に受ける力の大きさに応じて、順次
、挿し口外周面に係止され、挿し口には抜け力に応じた
係止力が作用する。従って、挿し口には抜け力に応じた
係止力が作用し、挿し口を破損させることなく確実に受
け口からの抜け止めをする。挿し口に加わる抜け力が所
定の大きさになると、該挿し口には所定の係止力しか加
わらないために、該挿し口に急激に抜け力が作用しても
該挿し口は破損されるおそれがない。
4、    の   な實 日 第1図は本発明の管継手の一例を示す一部切り欠き断面
図、第2図はその要部の拡大図、第3図(a)〜(C)
はそれぞれ抜け止め具の動作説明図、第4図(a)〜(
C)は本発明における管継べし 手に使用する抜け止め具の=の例を示す断面図である。
10・・・受け口、11・・・開口部、13・・・抜け
止め具用凹部、13a・・・テーパー面、20・・・抜
け止め具、21・・・テーパー面、27a〜27e・・
・係止部、40挿し口。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、接続すべき挿し口が開口部から挿入される筒状であ
    って、内周面に、該開口部側になるに連れて順次縮径し
    たテーパー面を有する凹部が配設された受け口と、 該受け口の凹部内に軸心方向への移動可能に配設されて
    おり、外周面に、軸心方向に対する傾斜角度が該凹部に
    おけるテーパー面の傾斜角度よりも大きく該凹部のテー
    パー面に対向したテーパー面を有するとともに、内周面
    に、それぞれが軸心方向に沿って並設された内方へ突出
    する複数の係止部を有した円筒状をしており、縮径およ
    び拡径可能である抜け止め具と、を具備し、 該抜け止め具における各係止部の先端が、該抜け止め具
    外周面におけるテーパー面の軸心方向に対する傾斜角度
    と前記凹部におけるテーパー面の軸心方向に対する傾斜
    角度との差よりも小さい傾斜角度であって受け口開口部
    側になるに連れて順次縮径したテーパー面上に位置して
    いることを特徴とする管継手。
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