JPH02240035A - 環境的に安全なジコホールの製造方法とその組成物 - Google Patents

環境的に安全なジコホールの製造方法とその組成物

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JPH02240035A
JPH02240035A JP2031306A JP3130690A JPH02240035A JP H02240035 A JPH02240035 A JP H02240035A JP 2031306 A JP2031306 A JP 2031306A JP 3130690 A JP3130690 A JP 3130690A JP H02240035 A JPH02240035 A JP H02240035A
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JP
Japan
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dicofol
ddt
solvent
ddtr
acetic acid
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Pending
Application number
JP2031306A
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English (en)
Inventor
Bernard Vaisbuch
ベルナルド・バイスブツク
Benjamin Shifman
ベンヤミン・シフマン
Michael Pikarski
ミカエル・ピカルスキー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Adama Agan Ltd
Original Assignee
Agan Chemical Manufacturers Ltd
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Filing date
Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C29/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring
    • C07C29/74Separation; Purification; Use of additives, e.g. for stabilisation
    • C07C29/76Separation; Purification; Use of additives, e.g. for stabilisation by physical treatment
    • C07C29/78Separation; Purification; Use of additives, e.g. for stabilisation by physical treatment by condensation or crystallisation

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はDDTrを含まず実用的に不活性な異[4L1
−(p−クロロフエニル)−(0−クロロフェニル)−
2.2.2−トリクロロエタノール(0、p゜−ジコホ
ール{dicohol}を実質的に含まない1、−ビス
ー(4−クロロフエニル)−2. 2. 2− トリク
ロロエタノールの製造方法、及びその組成物に関する。
1、−ビスー(八ロフ1ニル) −2.2.2− トリ
クロ口エタノールはダニ駆除剤であり、その合成法は米
国特許2,812,280号と同2,812,362号
に開示されている。1、−ビスー(クロロフエニル)−
2.2.2−トリクロロエタノール(ジコボール)は効
果的なダニ駆除剤である。ジコホールやジコホールを含
む組成物は農業や園芸で広く使用されている。1.1一
ビス−(クロロフエニル) −2.2.2− トリクロ
ロエタノール(ジコホール)を製造する現在の商業的な
方法は、出発物質として1.1−ピスー(クロロフエニ
ル) −2.2.2− トリクロロエタン(DDT)を
用いる。
DDTをアルカリによって脱ハロゲン化水素して11−
ビス−(クロロフエニル)一ジクロ口エヂレン(DDE
)とする。DDEを塩素化によって、1、−ビス−(ク
ロロフエニル)−1.2,2.2−テトラク口口エタン
(G!−DDT>とし,次いで、それは加水分解によっ
て目的物質であるジコホールを得る。この方法により工
業的に製造されるジコホールは約2ないし10%(典型
的には約7%)のDDTに関係する不純物(DDTr’
s)を含む。
ジコホールの現在の商業的製造法により生ずるD D 
T r’sは次のものを含む。1、−ビス−(4−クロ
ロフエニル)−2.2.2−トリクロロエタン< p.
 p’ −DDT)、1−(4−クロロフエニル”) 
−1−(2−クロロフェニル)−2.2.2−トリクロ
ロエタン(o,p′’一DOT)、1.1−ビス−(4
−クロロフエニル)−2.2−ジクロ口エチレン(p,
I)’− D D E ) 、1− (4−クロロフエ
ニル)−1−(2−クロロフエニル)−2.2−ジクロ
口エチレン(o,p′’− D D E ) 、1.1
−ビスー(4−クロロフエニル)  −2.2−ジクロ
口エタン(1)、1’ −DDD)1−(4−クロロフ
エニル) −1−(2−クロロフエニル)−2,2−ジ
クロ口エタン(o,(1’− D D D )、1.1
−ビス−(4−クロロフエニル)−1.2,2.2−テ
トラク口口エタン(p,p’−Cl−DTT)、1−(
4−クロロフエニル) −1−(2−クロロフェニルl
−1.2,2.2−テトラクロ口エタン(o.p’一〇
一DTT>。
上記の方法により生ずるD D T r’s以外の不純
物は次のものを含む。4.4−ジクO口ペンゾフエノン
(ll,l)’− DCBP) 、2,4゜−ジクロ口
ペンゾフエノン(0.CI’− [) C B P )
 、4.4−ジクロ口ベンジル(p,p’− D C 
B Z ) 、2.4’−ジクロ口ベンジ 一レ (o
.p’−     DCB  z  )  。
D D T r’sは、出発物質として用いられるDD
Tの不純性とDDTのジコホールへの変化形成とによっ
て目的生成物であるジコホールと共に存在する。D D
 T r’sは環境劣化を引き起こすおそれがある物質
群である。従って、これらのDDTrの不純物を削減ま
たは減少させる手段を見い出すことが望ましい。
近年、米国特許4,705,902号によって、選択的
な溶媒抽出法を用いて、DDTrを含まないジコホール
を合成する方法が示された。しかし、この抽出法による
生成物でさえ、異性体の混合物であり、o,p’−ジコ
ホールの約15%をなお含んでいる。
加えて、この生成物は、半液休/[1ウ状であり、悪臭
を放つ褐色の物質であり、分散と調合のためには熱して
溶かす必要がある。また、罐の中に入れてのみ輸送が可
能であるが、その罐はかなり環境的な問題を引き起こす
。更に、ロウ状の生成物を流動可能なパウダーに形成す
ることは大変である。
本発明の目的は、D D T r’sと実用的に不活性
なOp゜−ジコホールとを実質的に含まない1.1−ビ
ス−(p−クロロフエニル)−2.2.2−トリクロロ
エタンノール(p.p’−ジコホール)の合成法を提供
することにある。本発明の他の目的はたやすく流動可能
なパウダーに成り得、D D T r’sと実用的に不
活性なo, p’−ジコホールとを実質的に含まないp
,p゛−ジコホールの製造法を提供することにある。
更に、本発明の他の目的は現在市販のジコホールよりも
、低い適用割合で使用でき、それによって環境汚染の機
会を減じることのできるp,p’−ジコホールの製造法
を提供することにある。これらの目的や他の目的は、当
業者によれば、次の記述から明らかとなるだろう。
本発明は、工業用ジコホールを酢酸、アルカンのような
適切な溶媒から直接再結晶する過程を有するDDTrを
含まず実用的に不活性なo,p’−ジコホールを実質的
に含まないp. p’−ジコホールを合成する方法を提
供する。あるいは、本発明はa.DDTの脱ハロゲン化
水素によりDDEとする過程と、 b,DDEを塩素化してCl−DDTとする過程と c.Ci!−DDTを加水分解してジコホールとする過
程を有するD,p−ジコホールを合成する方法において
、 m IJに工業用DDTを低級アルキルアルコールのよ
うな適切な溶媒から再結晶し、その後、得られたp,p
’−ジコホーノレを酢酸またはアルカンのような適切な
溶媒から再結晶する過程を有する、DDTrを含まず実
用的に不活性なo,p−ジコホールを実質的に含まない
p1p−ジコホールを合成する方法を提供する。
本発明により得られる純粋なρ,p−ジコホールは、現
在市販の工業用ジコホールに要求されるような、加熱や
畿解を必要とすることなく、よりたやすくしかもより安
全に製造できる結品性のパウダーである。
本発明は、また、固体又は液体状態のキャリアと、 DDTrを含まず実用的に不活性なo,!)’−ジコホ
ールを実質的に含まないp. p’−ジコホールのダニ
駆除にとっての有効量とを含む、DDTrを含まない改
良ダニ駆除組成物を提供する。
工業用ジコホールは、実際上は、2から20%典型的に
は10から15%の0、p−ジコホールを含んだp3p
−ジコホールと0、p′−ジコホールとの混合物であり
、DDTに関係した化合物を含む。侵者の不純物は籠に
米国特許4,705,902号で除去可能である。しか
し、工業用ジコホールをこの米国特許に適用jノたとき
でさえ、ジコホールは未だ約15%のo,p’−ジコホ
ールを含む混合物である。
驚くべきことに本発明はo, p’−ジコホールは実用
上不活性であることを発見した.前記のように、工業用
ジコホールを米国特許4, 705,902号の方法で
処理したときでさえ、生じたジコホールは約15%程実
用的に不活性な物質を含んでいる。本発明はこの問題を
克服し得、そして5ジコホールからD D T r’s
と実用的に不活性なo,p′′−ジコホールを同時に除
去し、本質的に純粋で環境的に容認できるp1p−ジコ
ホールを提供する方法を開発した。
本発明の目的は市販の工業用ジコホールを直接再結晶す
る過程か、あるいはまずDDTを結品化により精製し、
生じたI).D’− D D Tep.p’−ジコホー
ルに変え、そして生じたp,p−ジコホールを再結晶化
する過程により達成できる。
本発明の1つの方法は、p1p−ジコホールとOp゜−
ジコホールとを含有する工業的ジコホールを、炭素数1
から10のアルカン、キシ1ノン、酢酸から成る群から
えらばれた適切な溶媒から再結晶する過程を有する。本
発明で役立つ典型的なアルカンはベンタン、ヘキサン、
ヘプタン、オクタン、インオクタン、デカン、もしくは
それらの混合物のようなノノレマノレまたはシクロアノ
レカンである。
好ましい溶媒は酢酸、ヘプタン、ヘキサンであり、最も
好ましいものは酢酸である。
1度の再結晶でほとんど全てのo,p’−ジコホールと
D D T r’sを除去できるが、実質的に99%純
粋なp,p’−ジコホールを獲得し、D D T r’
s濃度を0.1%より少ない濃度に低下させるためには
工業的ジコホールを2度再結晶することが通常必要であ
る。
ベンジルは工業的ジコホール中において繁雑に認められ
る不純物である。したがって、上記した精製過程の前に
まず工業用ジコホールをイソブタノールまたはイソプロ
パノールのような溶媒から、再結晶することによってベ
ンジルを除去することが必要となるかもしれない。上記
した溶媒の中でイソプロパノールが好ましい。
本発明の第1の方法には本質的に1段階で達成できると
いう顕著な利点がある。しかし、再結晶により、ときに
50%に達する損失を被る。この欠点は、比較的高価な
工業的ジコホールを出発物質として使用するので、商業
的に不利である。
本発明の第2の別な方法は、工業的なDDTから出発し
、その脱ハロゲン化水素によってDDEとし、塩素化に
よりDDEをCl!−DDTとし、更に加水分解によっ
てG−DDTをジコホールとする方法であって、まずD
OTを低級アルキルアルコールから成る群からえらばれ
た溶媒から再結晶する過程と、生じたp,p’−ジコホ
ールを上記した直接法で役立つ適切な溶媒から、再結晶
化する過程を有する。本発明で役立つ典型的な低級アル
キルアルコールはメタノール、エタノール、プロパノー
ル、n−ブタノール、イソブタノールである。
n−プタノールとイソブタノールは好ましく、中でもイ
ソブタノールは最適である。
本発明の第2の方法の利点は比較的低価格の工業的DD
Tを出発物質とする点にあり、全体的な損失は約20%
のオーダである。加えて、p.p’− DDT異性体か
ら始まる反応は、各段階で反応条件を最適化することが
でき、それによってD D T r’Sの形成を避ける
かまたは減少することができるという利点をもたらす。
第2の方法ではDDEまたはCl−DDTのような中間
化合物のいずれかを適切な溶媒からの再結晶化によって
、精製しても良い。しかし、このような方法は効果的で
ない。というのは、再結晶過程を追加すると、既に形成
されたD D T r’sの除去に伴なって損失が大き
くなるからである。
本発明の両方法は、米国PAで要求されるように、D 
D T r’sをo,1%よりも少なく環境的に容認で
きる程度に濃度を低下する一方で、実用的に不活性なo
,p゛−ジコホールを除去して本質的に純粋(99%)
なp.D’−ジコホールを提供する。
本発明のどちらの方法で得られる生産物も白色無奥の粉
末であり、約70℃より高い明確な融点を持ち、取り扱
い易く袋に詰めることもできる。
方、市販のジコホールは蜂蜜状の固さの半液体であり、
扱うために加熱する必要がある。こうした加熱により余
計なD D T r’sが形成される可能性が非常に高
い。
更に本発明は、活性成分が本質的に純粋なp.p’′−
ジコホールであるDDTrを含まないダニ駆除組成物を
提供する。この組成物は実用的に不活性なo,p゛−ジ
コホールによる環境の汚染を避けることができるだけで
なく、ジコホールを現在使用しているよりも低い通用割
合で使用できるという二重の利点を有する。
本発明のp,p−ジコホールは、米国特許281228
0号(この内容は本明I1[1書に包含される)に記載
されている如き希釈剤、キャリア、溶剤、湿潤剤、分散
剤、粉末状殺菌剤もしくは殺虫剤、水和剤、塩乳化原液
と共に配合しても良い。 本買的に純粋なp.0’−ジ
コホールの単離と使用によって、固体の、乾いた水和剤
の.1製が容易となる。このような組成物は、大変高い
濃度のp.p’−ジコホール、典型的には70ないし9
0%の活性成分を含み得る。
次の実施例で本発明の好ましい態様が記述されるが、そ
れらの特定態様に本発明を限定する意図がないことを理
解すべきである.反対に、特許請求の範囲に規定される
範囲に含まれる代用例、変形例、均等例は全て本発明に
含まれることを意図している。従って、好ましい態様を
含む次の例は本発明の実施を示すことに寄与するもので
ある。
示された明細は例のつもりであり、本発明の好ましい態
様の例証的な議論をする目的のためだけのものであり、
最も好ましいと信ずるものを提供し、本発明の概念的且
つ原理的な面と同様に操作手順を容易に理解するための
ものと理解すべきである。
実施例 実施例1 v1卯された条件のもとで育てられた豆科植物の菓の両
側に、披験化合物の水溶液を0.2%の最スプレーした
。菓を室温で乾燥した侵、直径3cmのディスクを菓か
ら切り取った。これらのディスクを隔離した特定のケー
ジに入れた。ディスクの各表面に10匹の成熟したダニ
を置き、ダニがいるケジを25℃、相対湿[45から5
5%に保持した.48時問侵ダニの死亡率をカウントし
た。結果を侵ろに掲げた表1に示す。純粋なp,p’−
ジコホールは大変高い死亡率を示し、純粋なo,p′′
−ジコホールは完全に不活性であることが示される。侵
者は空試験の撃退率よりも低い撃退率を示す。
実施例2 工業用ジコホールの直接再結晶 500mlのフラスコに、(ベンジルを除去した後)約
15%のo,p′゜−ジコホールと約6%のDDTr不
純物とを含む工業用ジコホール400(lを添加した。
これに2501の氷酢酸を加え、混合物を澄んだ溶液に
なるまで40から45℃に加熱した。この混合物を20
℃に冷却し、4時間攪拌し、さらに17℃に冷却した。
生じた結晶を戸過し、固形物を酢酸で洗浄し、17℃に
冷却すると、約0.58%のDDTr不純物を含むD.
D−ジコホール200Qが得られた。
この生成物を再び上記のようにして再結晶し、その結果
0.06%のDDTr不純物を含む99%の純度(液休
クロマトグラフイによる)を有する約150gの1),
Tl’−ジコホールを得た。
実施例3 工業 DDTから出発した純粋なジコホール1500i
1のイソブタノールを2リットルのフラスコに添加し、
それを60℃に加熱した。これに600(1の工業用D
DT <約80%のl).p’− DDTを含む)を加
えた。この混合物を澄んだ溶液が得られるまで加熱した
後、激しく攪拌しつつ20℃まで冷却し、そのIF’過
した。こうして97,6%のI),E)’−DDTと1
.2篤のo.p’−DDTを含む430gのDDTが得
られた. 800+elのインブタノールから再結晶し
て、99.5%のI)l)’−DDTを含む375gの
DDTを得た。
b  DDTの脱ハロゲン化水素 a段階のI).p’− DDTを5001f7)77ス
:]I.Jれた。約31のポリエチレングリコールを加
え、この混合物を100℃まで加熱し、46%の水酸化
ナトリウム溶液を約80m1滴下した。温度を約120
℃に上げ、3ないし4晴間後、反応が完結したどき、生
じた生成物をpH7となるまで水で洗浄した。
99.7%の純度を持つ325gのI).p’−DDE
が得られた。
C  I),p’−DDEの塩素化 bの段階でえられたI).p’−DDEに1001の水
を添加した。その混合物を80ないし85℃まで加熱し
、p,p’−ooE液(7)lm度カ0.2%トナルt
r、8ないし11時間の間塩素を加えた。その上部の水
層を分離すると、410gのI),I)’− Cl! 
D D Tが得られた。
これを次の段階で直接使用する。
d  DDTのp,p−ジコホールへの加水分解Cの段
階のp.p’− CeD D Tに17%のp−トルエ
ンスルフォン酸を添加し、混合物を145ないし148
℃に加熱し、p,p’−aDDT液の濃度が約0.2%
となるまで8ないし9時間反応を実施した。約1101
1のキシレンを添加し、混合物をNallC03溶液で
洗浄した。最後にpH7となるまで水で洗浄した。
キシレンを減圧除去すると、工業的p, p’−ジコホ
ールが335(l#Rられた。
e ベンジルの除去 dの段階で得られた工業的なジコホールを280m1の
イソブロパノールで処理した。その混合物を10℃に冷
却し、ベンジルを沈澱させた。ベンジルを戸過し、減圧
してイソグロバノールを除去すると、025%のDDT
r不純物を含む純度97%のpp゜−ジコホール320
gが得られた。
f  I),p’−ジコホールの最終的な精製実施例2
の方法に従って、段階eのp.p’−ジコホール578
gを氷酢酸から再結晶し、0. 044%のDDTr不
純物を含む純r!199%(液休クロマトグラフィによ
る)のD,I)′−ジコホール436gを得た。
実施例4 ゛−ジコホールの組 本質的に純粋なp.o’−ジコホールの水和剤を表2の
ように調製した。得られた水和剤をダニに使用したとき
に、実用的に不活性なo,p゜−ジコホールを15%ま
で含む薬剤よりも良い又は同等の結果が得られた。
実施例5 止1 本質的に純粋なo,p′゜−ジコホール及びp.p”−
ジコホールの活性を、次のように0.2%、0.1%0
. 05%, 0. 001%の適用割合で、約15%
のo,p′゜−ジコホールを含む市販のジコホールの活
性と比較した。
各化合物の約501gをアセトン/乳化剤(emulg
ator)の混合物(1:1)1mlに完全に溶解した
この溶液に有機シラン界面活性剤50gを含む蒸溜水を
25ml加えた。こうして、活性物質0.2%を含む溶
液が得られた。蒸溜水で希釈して、より低濃度の溶液を
得た。対照標準は水、乳化剤、界面活性剤のみを含む。
ネバヤー(Neve Ya’ar )森からとった豆科
植物で成長した赤ダニをこの研究に使用した。豆科植物
の葉に被験溶液をスプレーした。溶液は各菓の各側に2
.51使用した。葉をベトリ皿内の水を浸した紙片上に
置いた。スプレー侵約2時間(スプレー溶液が乾燥後)
20匹のダニを各葉の上に置き、27℃に保持した。ス
プレー俊24時間ダニの死亡率(%)チェックした。結
果を表3に示す。本質的に純粋なp,p’−ジコホール
を含む組成物の大きな利点(特に大変低い適用率におけ
る)と、このような低い適用率では市販のジコホールは
不活性であることが結論付けられる。
表 表   3 p,p−ジコホールの湿潤可能粉末組成物化 八 〇 物 0.2% 適  用 0.1% 率 0.05% 0■1% p. p’  −ジコホール (97%一弱%) 50.5 61,9 82.5 ジコホール REAX 45Ta VAN ISPERSFb WESSALON S’ カオリン p. o’ ′−ジコホール +00 o,p′ −ジコホール a=糖を含まないリグノスルフオン酸ナトリウムとアル
キルナフタレンスルフオン酸のナトリウムの混合物のW
est vaco社の商品名対 照 掠 準 O O O O b一官能性フエノリックヒドロキシルn一カルボン酸基
を増大させたナトリウムマグネシウムスルフオン酸のB
Orregard社の商品名C−ケイ酸のoeguss
a社の商品名丁(セし八チt七U:t: 胆 山 武

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)工業用ジコホールを適切な溶媒から再結晶する過
    程を有する、 DDTrを含まず実用的に不活性なo,p′−ジコホー
    ルを実質的に含まないp,p′−ジコホールを製造する
    方法。
  2. (2)工業用ジコホールを適切な溶媒から2度再結晶す
    る請求項1記載の方法。
  3. (3)前記溶媒がアルカン、シクロアルカンおよび酢酸
    からなる群から選択される請求項1または2記載の方法
  4. (4)前記溶媒がペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オク
    タン、イソオクタン、デカン、それらの混合物および酢
    酸からなる群から選択される請求項3記載の方法。
  5. (5)前記溶媒がヘキサン、ヘプタン、および酢酸から
    なる群から選択される請求項4記載の方法。
  6. (6)前記溶媒が酢酸である請求項3ないし5いずれか
    記載の方法。
  7. (7)工業用ジコホールを氷酢酸から再結晶して0.1
    %未満のDDTrを含む純度98%以上のp,p′−ジ
    コホールを提供する過程を有する、DDTrを含まず実
    用的に不活性なo,p′−ジコホールを実質的に含まな
    いp,p′−ジコホールを製造する方法。
  8. (8)a、DDTを脱ハロゲン化水素してDDEとする
    過程と、 b、DDEを塩素化してCl−DDTとする過程と、 c、Cl−DDTを加水分解してジコホールとする過程
    を有する、DDTrを含まず実用的に不活性なo,p′
    −ジコホールを実質的に含まないp,p′−ジコホール
    を合成する方法であつて、 最初に工業用DDTを適切な溶媒から再結晶して本質的
    に純粋なp,p′−DDTを得る過程と、得られたp,
    p′−ジコホールを適切な溶媒から再結晶する過程と、
    を有する方法。
  9. (9)工業用DDTを適切な溶媒から2度再結晶する請
    求項8記載の方法。
  10. (10)前記DDTを低級アルキルアルコールから再結
    晶する請求項8または9記載の方法。
  11. (11)前記低級アルキルアルコールがメタノール、エ
    タノール、プロパノール、ブタノール、イソブタノール
    、およびそれらの混合物から成る群から選択される請求
    項10記載の方法。
  12. (12)前記低級アルキルアルコールがイソブタノール
    である請求項10または11記載の方法。
  13. (13)p,p′−ジコホールをアルカン、シクロアル
    カン、および酢酸からなる群から選択される溶媒から再
    結晶する請求項8ないし12いずれか記載の方法。
  14. (14)前記溶媒がペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オ
    クタン、イソオクタン、デカン、それらの混合物および
    酢酸からなる群から選択される請求項13記載の方法。
  15. (15)前記溶媒がヘキサン、ヘプタン、および酢酸か
    らなる群から選択される請求項13または14記載の方
    法。
  16. (16)前記溶媒が酢酸である請求項13ないし15い
    ずれか記載の方法。
  17. (17)工業用ジコホールが2ないし20%のo,p′
    −ジコホールを含有する請求項1ないし16いずれか記
    載の方法。
  18. (18)ベンジルを最終な結晶化の前に除去する過程を
    含む請求項1ないし17いずれか記載の方法。
  19. (19)a、DDTを脱ハロゲン化水素してDDEとす
    る過程と、 b、DDEを塩素化してCl−DDTとする過程と c、Cl−DDTを加水分解してジコホールとする過程
    を有する、DDTrを含まず実用的に不活性なo,p′
    −ジコホールを実質的に含まないp,p′−ジコホール
    を合成する方法であって、 最初に工業用DDTをイソプロパノールから2度再結晶
    し、生じたp,p′−ジコホールを氷酢酸から再結晶し
    て0.1%より少ないDDTr’sを含む、純度99%
    のp,p′−ジコホールを合成する方法。
  20. (20)請求項1ないし19のいずれかおよび参照とし
    ての実施例記載の、DDTrを含まず実用的に不活性な
    o,p′−ジコホールを実質的に含まないp,p′−ジ
    コホールを合成する方法。
  21. (21)請求項1ないし20いずれか記載の方法により
    製造されたp,p′−ジコホール。
  22. (22)固体もしくは液体の希釈剤またはキャリアと、
    実用的に不活性なo,p′−ジコホールを含まないp,
    p′−ジコホールのダニ駆除にとつて有効量とを含む、
    DDTrを含まないダニ駆除組成物。
  23. (23)水和剤の形態の請求項22記載の組成物。
  24. (24)純度85%までのp,p′−ジコホールを含む
    請求項23記載のダニ駆除組成物。
  25. (25)被感染物質または植物に請求項1ないし24の
    いずれかの組成物を適用するダニの抑制方法。
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