JPH02239896A - 温水洗濯機 - Google Patents

温水洗濯機

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JPH02239896A
JPH02239896A JP6172489A JP6172489A JPH02239896A JP H02239896 A JPH02239896 A JP H02239896A JP 6172489 A JP6172489 A JP 6172489A JP 6172489 A JP6172489 A JP 6172489A JP H02239896 A JPH02239896 A JP H02239896A
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JP
Japan
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hot water
magnetic field
heating element
water
generating means
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JP6172489A
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Inventor
Tatsuo Akaha
赤羽 達夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、温水を生成するための加熱手段を備えた温水
洗濯機に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の洗濯機では、水道水をそのまま水槽内に給水して
洗濯を行うのが一般的であったが、冬場など水の冷たい
時期においては、洗浄効果が上がらず、また、酵素を活
用した洗剤において当該酵素の活性化が図れないことか
ら、温水を生成した上でこれを洗濯水として用いること
が行われている。
温水を洗濯水として利用する温水洗濯機には、温水を洗
濯機とは別個の供給源から得るようにポンプのみを設け
たものや、温水生成の手段を洗濯機自体に設けてなるも
のがある。後者の温水洗濯機では、温水を生成するため
の加熱手段として、抵抗発熱体であるシーズヒータを用
いており、また、このシーズヒータは温水洗濯機の水槽
内に給水された水を温めるように設置されるのが通例で
あった。
また、」一記のシーズヒー夕による加熱手段において、
その過剰加熱等を防止するため、安全装置が装備される
が、従来の安全装置としては、発熱体または温水の温度
を検知して発熱体への通電制御を行うものが一般的であ
った。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記従来の温水洗濯機では、」二記シーズヒ
ー夕を水に接するように配備する一方、電気系は水から
隔離して設りているが、]二記シースヒータに電力を供
給する必要」一、シーズヒータの一部若しくは電源コー
ドの一部を給水経路の内部と外部との間に貫いて設けな
ければならず、かかる貫設部分においてパッキン等を用
いたシール構造を形成する必要がある。また、シーズヒ
ータの材料としては、耐熱性および耐蝕性に優れた材料
(SUS316又はインコロイなどのSOS系材料)を
採用することで腐蝕に対する配慮はなされているものの
、水道水中には塩素などが含まれ゛Cいるため、長期的
使用によっては腐蝕が生し、ごの腐蝕による漏電等の虞
れがある。特に、商用電源として200■を用いる洗濯
機にあっては、漏電圧も高く、ユーザーへの一層の配慮
が必要である。
また、一日の洗濯回数が数回に及ぶ場合において洗濯を
連続して行う場合、−ト記シースヒータを温水洗濯機の
水槽内に設置した温水洗濯機では、次回の洗濯において
水槽内の水が加温されるまでの間待機していなりればな
らず、この待ち時間の分だけ洗濯のザイクルが長時間化
し、効率が悪いという欠点を有していた。また、水槽内
で温水を生成する間、この温水の温度ムラを防止したり
、水の流動停止状態による洗濯物同士の色移り等を防止
すべくパルセータ等にて温水を撹拌する必要がある。
さらに、発熱体自体の温度若しくは温水の温度を検知し
て発熱体への通電制御を行う安全装置では、一般に、ザ
ーモスクッ1・等のセンザ一部と制御部とから構成され
るため、センザ一部若しくは制御部のいずれか一方が損
傷すると、安全装置としての機能を失うことになる。さ
らに、ザーモスタット等による検知では、その精度やセ
ンザー間の個々のハラツキ、取付構造のハラツキ等によ
り必ずしも適切な時期に精度よく制御できない場合があ
るという欠点を有してした。
〔課題を解決するための手段] 請求項第1項の発明に係る温水洗濯機は、上記の課題を
解決するために、温水を生成するための加熱手段を備え
た温水洗濯機において、給水経路の所定部位であって給
水経路を形成する壁部を境に給水経路外部側に設けられ
、交番磁界を発生ずるための磁界発生手段と、この磁界
発生手段と対向配置に前記の壁部を境に給水経路内部に
配され、上記壁部を介して得られる前記の交番磁界を受
けて発熱する発熱体とからなる力11熱手段を備えてい
ることを特徴としている。
また、請求項第2項の発明に係る温水洗濯機においては
、交番磁界を受けて発熱する発熱体は、膨張率の異なる
金属を貼り合わせてなるハイメタル構造を有し、且つ、
温度」二昇ずるにつれて磁界発生手段から遠ざかる方向
に変形するように設定されていることを特徴としている
〔作 用〕
請求項第1項の構成によれば、給水経路の内部に配され
た発熱体は、給水経路の外部に配された磁界発生手段に
対し、電流供給線等の部材で接続されることなく発熱機
能を有して存在できるため、給水経路の内部と外部との
間には電流供給線等の部材は貫設されず、このためのシ
ール構造は不要となる。これにより、温水洗濯機の構造
の簡素化が実現でき、製造工程を簡略化して価格の低減
を図ることが可能となる。また、たとえ、発熱体が腐蝕
しても、この発熱体は電気系と全く切り離されて存在す
ることから、当該発熱体の腐蝕に起因する漏電は完全に
除去されることになる。
また、上記の加熱手段は給水経路上にある水を温めるも
のであり、水槽内の水を温めるものではないから、水槽
内で洗濯を行いながら給水経路上で温水を生成すること
が可能である。よって、予めこの洗濯に引き続いて行わ
れる濯ぎ用の温水を生成することができる他、さらに予
め次回の洗濯のための温水生成を完了しておくことが可
能となり、温水生成のための待ち時間を無くして洗濯ザ
イクルの短縮化を図ることができる。
請求項第2項の構成によれば、発熱体は交番磁界を受け
て発熱するので、発熱体本来の機能を発揮して給水経路
内の水を温めることができる。
方、水の無い状態での加熱、即ち空焚が生じたときには
、水にて熱を奪われることがないだけに発熱体は象、激
に温度上昇し、その分、磁界発生手段から象、速に離反
することになり、発熱体の受ける交番磁界の力が弱まり
、発熱量が低下して空焚きが未然に防止されることにな
る。勿論、このような機能により、水のある状態での過
剰加熱も防止できるものである。このように、上記の発
熱体は、それ自体が本来の加熱手段として機能する他、
空焚防止および過剰加熱防止の安全手段をも兼ね備える
ことになる。従って、温度センサー等を用いる制御手段
において、当該センサーの個々のばらつきが大きい場合
や正しく温度感知しても制御部に損傷が生じている場合
等に発生しがちな過剰加熱等が未然に防止されることに
なる。即ち、二重の安全手段を構成することになり、温
水洗濯機の信頼性をより一層高めることができる。
〔実施例1] 本発明の一実施例を第1図ないし第3図に基づいて説明
すれば、以下の通りである。
第1図に示すように、本発明に係る温水洗濯機1におい
て、本体部la内の四隅からは各々防振機能を有する吊
下部材2・・・(図では一本のみ示している)が垂下さ
れており、水槽3ばその底部の四隅をそれぞれ上記の吊
下部材2・・・に連結されて本体部la内で回転不能に
懸吊されている。水槽3内には、周囲壁に通水孔4a・
・・の多数形成された洗濯槽4が回転自在に設けられる
と共に、この洗濯槽4の底部には、パルセータ5が回転
自在に設けられている。このパルセータ5および洗濯槽
4の共通の回転軸である回転軸5aは、水槽3の底部を
貫通して外部に突出されている。水槽3の底部には、冷
却ファン10a付のモータ10が固設されており、この
モーク10の駆動力はプーリ9→ベルト8→プーり7→
滅速機6を介して前記の回転軸5aに伝達され、バルセ
ータ5が回転して水槽3内の洗濯水を撹拌し、若しくは
、洗濯槽4ごと回転して脱水等が行われるようになって
いる。また、水槽3の周壁の所定箇所には一定水位を越
えた水を排出するオーバーフローパイプ11が接続され
る一方、水槽3の底部には不要の水を排出する排水パイ
プ12が接続され、これら両パイプ11・12は排水弁
13を介して排水ボース14に連結されている。
本体部1aの上面奥側にある傾斜立上部には、電源スイ
ッチ等の配された操作部15が設けられており、この操
作部15への所定入力を行うことにより、洗濯時間や脱
水時間の設定、更には、連続洗濯モード等の指定をする
ことができ、温水洗濯機1はこれら設定された内容を自
動的に実行するようになっている。
上記傾斜立上部の奥側、即ち、本体部1aの背面側には
、主電磁弁16aを有ずる給水部16が形成されており
、この給水部16からは、給水電磁弁17を介して湯水
混合器18に接続される第1給水パイプ19と、電磁弁
22を介して温水洗濯機1の底台部lb内に一体形成さ
れた貯湯タンク21に接続される第2給水パイプ20と
が延設されている。貯湯タンク21からは給湯パイプ2
3が延設されており、この給湯パイプ23は前記の湯水
混合器18に接続されている。そして、湯水混合器18
には出水パイプ24が接続されており、この出水パイプ
24は本体部la内を通って前記の水槽3内に出水口2
4aを臨ませるようにして設けられている。なお、本体
部1aの上面部には、折り畳みにより開閉する開閉蓋2
5が設けられている。
前記の第1給水パイプ19と、第2給水パイプ20と、
貯湯タンク21と、出水パイプ24とにより給水経路が
形成される。なお、貯湯タンク21は、第2図に示すよ
うに、底板部2lb(底台部1bでもある)とタンク部
21,cとからなり、底板部2lbとタンク部21cと
の間にパッキン25が介装されて固定ねじ26にて互い
に固着されている。また、貯湯タンク21内は、底板部
2lbに形成された開口部21dおよび凍結防止弁27
を介して前記の排水ポース14に連通されている。凍結
防止弁27ぱ、環境温度が低下して貯湯タンク21内が
凍結する温度になったときに貯湯タンク21内の水の残
りを排出するために設りられている。なお、底台部11
〕の下面部には防振機能を有する脚部29・・・が固設
されている。
貯湯タンク21の」二壁部2Ia上には、交番磁界を発
生するための磁界発生手段30が設げられており、この
磁界発生手段30は電源コード31にて商用電源から電
力を得て作動ずるようになっている。一方、貯湯クンク
21の内部には、上壁部21aを挟んで前記の磁界発生
手段30と対向配置に平板状の発熱体32が配設されて
おり、この発熱体32ばガイド35・・・にて案内され
て」二下方向に所定範囲内で移動可能に設けられている
発熱体32ばその上昇位置において、できろたり磁界発
生手段30に近接するようになっている。
そして、発熱体32は、磁界発生手段30にて生起され
た交番硼界を受りて発熱ずるように導電性の物質にて形
成されている。また、少なくとも土壁部21,.lは、
上記の交番磁界(磁束)の透過を妨げることのないよう
に、セラミンクや樹脂等にて形成されている。−I一記
の磁界発生手段30と発熱体324ごて温水を生成する
だめの加熱手段が構成される。
発熱体32の下面側には、固定ピン34にてフロー1・
33が固着されており、貯湯クンク21内に水を有する
状態ではフロート33が浮力を得て発熱体32を押し」
二げてこれを磁界発生手段30に近づげる一方、水を有
しない状態では発熱体32は自重によりフローI・33
と共に障下して磁界発生手段30から遠ざかり、空焚を
防止するようになっている。
上記の構成において、操作部15の電源スイッチがON
されることにより、電硼弁]. 6 a・22が開状態
となり、給水部16から給水パイプ20を経て貯湯タン
ク21に水が供給される。このとき、貯湯タンク21内
の空気は給湯パイブ23→湯水混合器l8→出水バイプ
24を経て外に排出される。貯湯タンク21に水が一定
量充填されると、自動的に電磁弁16a・22が閉じで
給水が停止されると共に、磁界発生手段30が作動して
交番磁界が発熱体32に印加される。交番磁界により発
熱体32は誘導加熱され、発熱して周囲の水を温めるこ
とになる。
ここで、貯湯タンク21の内部に配された発熱体32ぱ
、貯湯タンク21の外部に配された磁界発生手段30に
対し、電流供給線等の部利で接続されることなく発熱機
能を有して存在できるため、貯湯タンク21の内部と外
部との間には電流供給線等の部材は貫設されず、このた
めのシール構造は不要となる。これにより、温水洗濯機
1の構造の簡素化が実現でき、製造工程を簡略化して価
格の低減を図ることが可能となる。また、たとえ、発熱
休32が腐蝕しても、この発熱体32は磁界発生手段3
0等の電気系と全く切り離されて存在することから、当
該発熱体32の腐蝕に起因する漏電は完全に除去される
ことになる。商用電源の電圧が200Vである場合、上
記の漏電防止は特に有効となる。
さらに、発熱体32と磁界発生手段30とで構成される
加熱手段は貯湯クンク21に設けられているため、水槽
3内での洗濯と同時進行で温水を生成することが可能で
ある。よって、予めこの洗濯に引き続いて行われる濯ぎ
のための温水を生成することができる他、連続洗濯モー
ド等において、予め次回の洗濯のだめの温水生成を完了
しておくことが可能となり、温水生成のための待ち時間
を無くして洗濯サイクルの短縮化を図ることができる。
なお、本実施例では、前記の貯湯タンク21内で生成さ
れた温水は、給湯パイプ23を通って湯水混合器18に
達し、この湯水混合器18内において給水パイプ19に
て供給された水と混合され、適温の温水となって出水パ
イプ24を経て水槽3内に供給される。ここで、貯湯タ
ンク21内の温水を例えば85゜Cというように比較的
高温に加熱しておけば、湯水混合器18による水との混
合において、水を例えば温水の2〜3倍の割合で混合す
ることにより、出水パイプ24から水槽3内に供給され
る温水を約40゜C以下、例えば35゜C(高温)〜2
5゜C(標準)の間で所望に温度設定した上で供給する
ことができる。このように、前記の出水パイプ24から
適温の温水が供給されることから、このときの温水を利
用して例えば汚れのひどい袖口などに洗剤を付けて部分
洗い等を行うことができ、その後はそのまま水槽3に入
れて他の衣服と一緒に洗濯すれば、洗い効果を高めるこ
とができ、使い勝手の良いものとなる。その上、前述の
ごとく、水との混合によって温水の量が増加するので、
貯湯タンク21の容量は水槽3の容量よりも少なくて済
み、温水洗濯機1のコンパクト化を図ることができる。
なお、出水パイプ24から吐出される温水の温度調整は
、電磁弁17・22のON時間制御を行うことによって
も可能である。また、貯湯タンク21で生成された温水
は必ず湯水混合器18で混合されるので、85゜Cの温
水が直接に出水パイプ24から出ることはなく、高温水
によるやけどや衣服のダメージ、水槽3のダメージ等の
防止が図られている。なお、貯湯タンク21には、高温
に耐え得る素材にて形成される。
また、貯湯タンク21が温水洗濯機1の底台部1bに配
されていることから、貯湯タンク21、の温水の重量に
より温水洗濯機1の重心が下方に移行し、これによって
温水洗濯機1の据え付け安定性が向上し、洗濯時や脱水
時に生じがちな振動や騒音を抑制することが可能となる
また、本実施例では、温水洗濯機1において、その本体
部1aと、底台部1bとは一体形成されたものではなく
、個々に例えばプレス成形された後、組み立て段階で一
体化された別成形一体化構造を有しているものである。
従って、本体部1aを共通とし、底台部1bを取り替え
るだけで種々の温水洗濯機を得ることができ、生産効率
を阻害することなく、温水洗濯機のバリエーションの豊
富化を図ることができる。この場合、本体部1aは共通
だから、その金型をそのまま使用することができ、各種
の温水洗濯機についてそれ専用の金型を用意する必要が
なく、底台部1b用の金型を数種類用意するだけで足り
、金型製作費用の低減および金型保管スペースの削減を
も回ることができる。勿論、底台部1bとしては、温水
洗濯機用として貯湯タンク21が納まるように幾分大き
く形成されるもの、通常の洗濯機用に小さく形成される
ものがあり、何れを用いるかで温水洗濯機と通常の洗濯
機とを簡単に組み分けることが可能である。なお、この
ような別成形一体化構造は、第3図に示すように、温水
生成用の加熱手段として、例えば綿棒状のヒータ40を
用いるような場合でも同様に適用できるものである。か
かる温水洗濯機において、貯湯タンク21′はベルト8
やプーリ7・9との干渉を避けるべくドーナツ状底台部
1bに一体的に形成されており、このドーナツ状の貯湯
タンク21′内においてヒータ40が円を描くように延
設されている。また、貯湯タンク21′内には温水セン
サー43が設けられており、温水が例えば85゜Cに達
した時点でヒータ40への通電を遮断するなどの制御信
号を送出するようになっている。さらに、給水パイプ2
0の吐出口20aはドーナツ状の貯湯タンク21′内に
おいて円周方向一方側にのみ開口しており、当該吐出口
20aからの水の吐出時、貯湯タンク21’内で回転水
流を生じ、貯湯タンク21′内を周回して上記のヒータ
40にて温度上昇した温水から順次、給湯パイプ23を
経て湯水混合器18に供給するようになっている。
なお、前記第1図に示す本実施例では、発熱体32とし
て平板状のものを示したが、水との熱交換率を高めるた
め、発熱体32の表面上に多数のフィンを形成し、放熱
面積(水との接触面積)を増大させるようにしてもよい
ものである。
〔実施例2〕 請求項第2項の発明の実施例を第4図に基づいて説明す
れば、以下の通りである。なお、上記の実施例で用いた
部材と同一の機能を有する部材には同一の符合を付記し
てその説明を省略する。
本発明の温水洗濯機において、第4図に示すように、磁
界発生手段3oの交番磁界を受番ノで発熱する発熱体3
7は、膨張率の異なる金属からなる金属板37a・37
bを貼り合ねセでなるハイメタル構造を有しており、且
つ、金属板37bの方が金属板37aに比べて熱膨張率
が大きいことがら、発熱体37は温度上昇するにつれて
磁界発生手段30から遠ざかる方向に変形するようにな
っている。
上記の構成によれば、発熱体37は磁界発生手段30の
交番磁界を受けて発熱するので、発熱体本来の機能を発
揮して貯湯タンク21内の水を温めることができる。一
方、水の無い状態での加熱、即ち空焚が生したときには
、水にて熱を奪われることがないだりに発熱休37は急
激に温度上昇し、その分、磁界発生手段3oがら急速に
離反する(図中仮想線で示す)ことになり、発熱体37
の受りる交番磁界のカが弱まり、発熱量が低下して空焚
きが未然に防止されることになる。勿論、このような機
能により、水の過剰加熱も防市できるものである。この
ように、上記の発熱体37は、それ自体が本来の加熱手
段として機能する他、空焚防止および過剰加熱防止の安
全手段をも兼ね備えることになる。従って、温度センザ
ー等を用いる制御手段において、当該センザーの個々の
ばらつきが大きい場合や正しく温度感知しても制御部に
損傷が生じている場合等に発生しがらな過剰加熱等が未
然に防止されることになる。即ち、二重の安全手段を構
成することになり、温水洗濯機の信頼性をより一層高め
ることができる。
なお、発熱体37はフロー1・33によって貯湯タンク
21内に水が無い場合には磁界発生手段30から遠ざか
ることになるが、万がーにも発熱体37がガイド35・
・・に引っ掛かる場合があり、このような場合において
は、空焚が起こることになる。しかし、このような場合
、前述の機能にょり空焚ぱ未然に防止されるごとになる
〔発明の効果] 請求項第1項の発明に係る温水洗濯機は、以」二のよう
に、温水を生成するだめの加熱手段を備えた温水洗濯機
において、給水経路の所定部位であって給水経路を形成
する壁部を境に給水経路外部側に設けられ、交番磁界を
発生ずるための磁界発生手段と、この磁界発生手段と対
向配置に前記の壁部を境に給水経路内部に配され、」二
記壁部を介して得られる前記の交番磁界を受けて発熱す
る発熱体とからなる加熱手段を備えている構成である。
これにより、温水洗濯機の構造の簡素化が実現でき、製
造工程を簡略化して価格の低減を図ることが可能となる
。また、たとえ、発熱体が腐蝕しても、この発熱体は電
気系と全く切り離されて存在することから、当該発熱体
の腐蝕に起因する漏電の危険性は完全に除去されること
になる。
その上、水槽内での洗濯時において予め次回の洗濯のた
めの温水生成を完了しておくことが可能となり、温水生
成のだめの待機時間を無くして洗濯ザイクルの短縮化を
図ることができるという効果も併せて奏する。
請求項第2項の発明に係る温水洗濯機においては、交番
磁界を受けて発熱する発熱体は、膨張率の異なる金属を
貼り合わせてなるハイメタル構造を有し、且つ、温度上
昇するにつれて磁界発生手段から遠ざかる方向に変形す
るように設定されている構成である。
これにより、発熱体は、それ自体が本来の加熱手段とし
て機能する他、空焚防止手段および過剰加熱防止の安全
手段を兼ね備えることになる。従って、温度セン勺一等
を用いる制御手段において、当該センサーの個々のばら
つきが大きい場合や正し《温度感知しても制御部に損傷
が生じている場合等に発生しがちな過剰加熱等が未然に
防止されることになる。即ち、二重の安全手段を構成す
るごとになり、温水洗濯機の信軌性をより一層高めるこ
とができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第]図ないし第3図は請求項第1項の発明の一実施例を
示すものであって、第1図は別形成一体化構造を有し底
台部に本発明の加熱手段を配設した温水洗濯機の内部構
造を示す断面図、第2図はその加熱手段の要部拡大図、
第3図は別成形一体化構造を有する温水洗濯機の内部構
造を示す断面図、第4図は請求項第2項の発明の一実施
例を示すものであって、加熱手段の要部拡大図である。 ■は温水洗濯機、1aは本体部、1bは底台部、3は水
槽、4は洗濯槽、5ぱパルセータ、21・21′は貯湯
タンク(給水経路)、30は磁界発生手段(加熱手段)
、32・37は発熱体(加熱手段)である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、温水を生成するための加熱手段を備えた温水洗濯機
    において、 給水経路の所定部位であって給水経路を形成する壁部を
    境に給水経路外部側に設けられ、交番磁界を発生するた
    めの磁界発生手段と、この磁界発生手段と対向配置に前
    記の壁部を境に給水経路内部に配され、上記壁部を介し
    て得られる前記の交番磁界を受けて発熱する発熱体とか
    らなる加熱手段を備えていることを特徴とする温水洗濯
    機。 2、交番磁界を受けて発熱する発熱体は、膨張率の異な
    る金属を貼り合わせてなるバイメタル構造を有し、且つ
    、温度上昇するにつれて磁界発生手段から遠ざかる方向
    に変形するように設定されていることを特徴とする請求
    項第1項記載の温水洗濯機。
JP6172489A 1989-03-14 1989-03-14 温水洗濯機 Pending JPH02239896A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0560487U (ja) * 1991-10-16 1993-08-10 三星電子株式会社 衣類煮沸洗濯機用の給水装置
US5991481A (en) * 1996-04-30 1999-11-23 Nec Corporation Optical isolator

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