JPH02239252A - 電子写真用感光体 - Google Patents

電子写真用感光体

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JPH02239252A
JPH02239252A JP6011889A JP6011889A JPH02239252A JP H02239252 A JPH02239252 A JP H02239252A JP 6011889 A JP6011889 A JP 6011889A JP 6011889 A JP6011889 A JP 6011889A JP H02239252 A JPH02239252 A JP H02239252A
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JP
Japan
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group
formulas
tables
optionally substituted
substituted alkyl
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Application number
JP6011889A
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English (en)
Inventor
Masami Kuroda
昌美 黒田
Yoshimasa Hattori
服部 芳正
Noboru Kosho
古庄 昇
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02239252A publication Critical patent/JPH02239252A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は電子写真用感光体に係り、特に新規な電荷発
生物質を使用する電子写真用感光体に関する。
〔従来の技術〕
従来より電子写真用感光体(以下感光体とも称する)の
感光材料としてはセレンまたはセレン合金などの無機光
導電性物質、酸化亜鉛あるいは硫化カドミウムなどの無
機光導電性物質を樹脂結着剤中に分散させたもの、ボリ
ーN−ビニル力ルバゾールまたはポリビニルアントラセ
ンなどの有機光導電性物質、フタ口シアニン化合物ある
いはビスアゾ化合物などの有機光導電性物質を樹脂結着
剤中に分散させたものや真空蒸着させたものなどが利用
されている。
また感光体には暗所で表面電荷を保持する機能、光を受
容して電荷を発生する機能、同じく光を受容して電荷を
輸送する機能とが必要であるが、つの層でこれらの機能
をあわせもったいわゆる単層型感光体と、主として電荷
発生に寄与する層と暗所での表面電荷の保持と光受容時
の電荷輸送に寄与する層とに機能分離した層を積層した
いわゆる積層型感光体がある。これらの感光体を用いた
電子写真法による画像形成には、例えばカールソン方式
が適用される。この方式での画像形成は暗所での感光体
へのコロナ放電による帯電、帯電された感光体表面上へ
の原稿の文字や絵などの静電潜像の形成、形成された静
電潜像のトナーによる現像、現像されたトナー像の紙な
どの支持体への定着により行われ、トナー像転写後の感
光体は除電,残留トナーの除去,光除電などを行った後
、再使用に供される。
近佐、可とう性.熱安定性.膜形成性などの利点により
、脊機材料を用いた電子写真用感光体が実用化されてき
ている。例えば、ポU − N−ビニル力ルバゾールと
2.4.7−}!jニトロフルオレンー9−オンとから
なる感光体(米国特許第3484237号明細書に記載
)、有機顔料を主成分とする感光体(特開昭47−37
543号公報に記載)、染料と樹脂とからなる共晶錯体
を主成分とする感光体く特開昭47−10785号公報
に記載)などである。さらに、新規ヒドラゾン化合物,
ビスアゾ化合物など数多く実用化されている。
〔発胡が解決しようとする課題〕
上述のように、有機材料は無機材料にない多くの長所を
持つが、また同時に電子写真用感光体に要求されるすべ
ての特性を充分に満足するものがまだ得られていないの
が現状であり、特に光感度および繰り返し連続使用時の
特性に問題があった。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであって、感
光層に電荷発生物質として今まで用いられたことのない
新しい有機材料を用いることにより、高感度で繰り返し
特性に優れた複写機用の電子写真用感光体を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的はこの発明によれば、 1)一般式(I)で示されるビスアゾ化合物のうちの少
なくとも1種を含む感光層20,21. 22を備える
〔式(I)中Δは、一般式(III)〜(■)で示され
るカップラー残基である。
n ゛z゛ 式(III)〜(■)にふいて、Zはベンゼン通と縮合
して芳香族多環あるいは複素環を形成する残基、xlは
OR1もし<ltNR.R,(R.,  R2およびR
,は、それぞれ水素原子,置換されてもよいアルキル基
,アリール基,または複素環基を表す》、x2および 
X,はそれぞれ置換されてもよいアルキル基,アリール
基.または複素環基を表し、 X3およびX8は水素原
子.シアノ基,カルバモイル基カルボキシル基,エステ
ル基またはアシル基を表し、 x4またはX.は水素原
子,置換されてもよいアルヰル基,シクロアルキル基.
アルケニル基,アラルキル基,アリール基または複素環
基を表し、x1およびX.はそれぞれ水素原子.ハロゲ
ン原子,二トロ基,置換されてもよいアルキル基または
アルコキシ基を表し、 X9は置換されてもよいアルキ
ル基,アリール基,カルボキシル基,エステル基を表し
、XIGは置換されてもよいアリール基または複素環基
を表し、Yは芳香族環あるいは複素環を形成する残基を
表す。〕 2)一般式(旧で示されるビスアゾ化合物のうちの少な
くとも1種を含む感光層20, 21. 22を備える
〔式(ロ)中Aは、一般式(Ill)〜(■)で示され
るカップラー残基である。
式(III)〜(■)において、Zはベンゼン通と縮合
して芳香族多環あるいは複sllを形成する残基、X,
はOR,もし《はNR2Rs(R1, RzおよびR3
は、それぞれ水素原子.置換されてもよいアルキル基,
アリール基.または複素環基を表す)、X2およびX,
はそれぞれ置換されてもよいアルキル基,アリール基,
または複素環基を表し、 χ3およびX.は水素原子,
シアノ基,カルバモイル基,カルボヰシル基,エステル
基またはアシル基を表し、X4またはXl+は水素原子
,置換されてもよいアルキル基,シクロアルキル基,ア
ルケニル基,アラルキル基.アリール基または複素環基
を表し、X7およびX.はそれぞれ水素原子,ハロゲン
原子.二トロ基.置換されてもよいアルキル基またはア
ルコヰシ基を表し、 Xsは置換されてもよいアルキル
基,アリール基,カルボキシル基,エステル基を表し、
Xl1)は置換されてもよいアリール基または複素環基
を表し、Yは芳香族環あるいは腹素環を形成する残基を
表す。〕により達成される。
前記一般式(I)で示される化合物は、下記構造式(I
X)で示されるアミノ化合物を常法によりジアゾ化し、
それぞれ対応するカップラーと、アルカリ存在下適当な
溶媒(例えばN.Nジメチルホルムアミド,ジメチルス
ルホキシド等)中でカップリング反応させることにより
、容易に合成することができる。
このようにして得られる一般式(I)で示される化合物
の具体例を示すと次の通りである。
前記一般式(旧で示される化合物は、下記構造式(X)
で示されるアミノ化合物を常法によりジアゾ化し、それ
ぞれ対応するカツブラーと、アルカリ存在下適当な溶媒
(例えばN,Nジメチルホルムアミド、ジメチルスルホ
キシド等)中でカップリング反応させることにより、容
易に合成することができる。
こうして得られる一般式(II)で示されるビスアゾ化
合物の具体例を示すと次の通りである。
本発明の感光体は前記一般式M)〜(旧で示される化合
物を感光屡中に含有させたものであるが、これら化合物
の応用の仕方によって、第1図,第2図,あるいは第3
図に示したごとくに用いることができる。
第1図〜第3図は本発明の感光体の概念的断面図で、1
は導電性基体、20, 21. 22は感光層、3は電
荷発生物質、4は電荷発生層、5は電荷輸送物質、6は
電荷輸送層、7は被覆層である。
第1図は、導電性基体1上に電荷発生物質3である前記
一般式M)〜(旧の化合物と電荷輸送物質5を樹脂バイ
ンダー中に分散した感光層20(通常単層型感光体と称
せられる構成)が設けられたものである。
第2図は、導電性基体1上に電荷発生物質3である前記
一般式(I)〜(IT)の化合物を含有する電荷発生層
4と、電荷輸送物質5を主体とする電荷輸送層6との積
層からなる感光層21(通常積層型感光体と称せられる
)が設けられたものである。
第3図は、第2図の逆の層構成のものである。
この場合には、電荷発生層4を保謹するためさらに被覆
層7を設けて感光層22が形成される。
第2図および第3図に示す2種類の層構成とする理由は
、負帯電方式として通常用いられる第2図の層構成で正
帯電方式で用いようとしても、これに適合する電荷輸送
物質が見つかっておらず、したがって、正帯電方式の感
光体として現段階では第3図に示す層構成が必要なため
である。
第1図の感光体は、電荷発生物質を電荷輸送物質および
樹脂バインダーを溶解した溶液中に分散せしめ、この分
散液を導電性基体上に塗布することによって作製できる
第2図の感光体は、導電性基体上に電荷発生物質の粒子
を溶剤または樹脂バインダー中に分散して得た分散液を
塗布.乾燥し、その上に電荷輸送物質および樹脂バイン
ダーを溶解した溶液を塗布乾燥することにより作製でき
る。
第3図の感光体は、電荷輸送物質および樹脂バインダー
を溶解した溶液を導電性基体上に塗布,乾燥し、その上
に電荷発生物質の粒子を溶剤または樹脂バインダー中に
分敗して得た分散液を塗布乾燥し、さらに被覆層を形成
することにより作製できる。
導電性基体1は感光体の電極としての役目と同時に他の
各層の支持体となっており、円筒状1板状,フィルム状
のいずれでも良く、材質的にはアルミニウム,ステンレ
ス鋼.ニッケルなどの金属あるいはガラス1樹脂などの
上に導電処理をほどこしたものでも良い。
電荷発生層4は、一般式(I)〜(旧で示される化合物
であらわされる電荷発生物質3の粒子を樹脂バインダー
中に分散させた材料を塗布して形成され、光を受容して
電荷を発生する。また、その電荷発生効率が高いことと
同時に発生した電荷の電荷輸送層6および被覆層7への
注入性が重要で、電場依存性が少なく低電場でも注入の
良いことが望ましい。電荷発生層は電荷発生物質を主体
としてこれに電荷輸送性物質などを添加して使用するこ
とも可能である。樹脂バインダーとしては、ポリカーボ
ネート,ポリエステル,ポリアミド,ポリウレタン.塩
化ビニル.エポキシ,シリコン樹脂,ジアリルフタレー
ト樹脂,ブチラール樹脂,メタクリル酸エステルの重合
体および共重合体などを適宜組み合わせて使用すること
が可能である。
電荷輸送層6は樹脂バインダー中に有機電荷輸送性物質
として、ヒドラゾン化合物,ピラゾリン化合物,スチル
ベン化合物,トリフェニルアミン化合物.オキサゾール
化合物,オキサジアゾール化合物などを溶解・分散させ
た材料を塗布して形成され、暗所では絶縁体層として感
光体の電荷を保持し、光受容時には電荷発生層から注入
される電荷を輸送する機能を発揮する。樹脂バインダー
としては、ポリカーボネート,ポリエステル,ボリアミ
ド.ポリウレタン,エポキシ.シリコン樹脂,メタクリ
ル酸エステルの重合体および共重合体などを用いること
ができる。
被覆層7は暗所ではコロナ放電の電荷を受容して保持す
る機能を有しており、かつ電荷発生層が感応する光を透
過する性能を有し、露光時に光を透過し、電荷発生層に
到達させ、発生した電荷の注入を受けて表面電荷を中和
消滅されることが必要である。被覆材料としては、ポリ
エステル.ポリアミドなどの有機絶縁性皮膜形成材料が
適用できる。また、これら育機材料とガラス樹脂, S
iOzなどの無機材料さらには金属,金属酸化物などの
電気抵抗を低減せしめる材料とを混合して用いることも
できる。被覆材料としては有機絶縁性皮膜形成材料に限
定されることはな<Sin2などの無機材料膜形成能を
有する金属アルコキシ化合物さらノ には金属,金属酸化物などを蒸着,スパッタリングなど
の方法により形成することも可能である。
被覆材料は前述の通り電荷発生物質の光の吸収極大の波
長領域においてできるだけ透明であることが望ましい。
被覆層自体の膜厚は被覆層の配合組成にも依存するが、
繰り返し連続使用したとき残留電位が増大するなどの悪
影響が出ない範囲で任意に設定できる。
〔イ乍用〕
前記一般式(I.)〜(II)で示されるビスアゾ化合
物を感光層に用いた例は知られていない。本発明者らは
、前記目的を達成するために各種有機材料について鋭意
検討を進める中で、これらビスアゾ化合物について数多
くの実験を行った結果、その技術的解明はまだ充分なさ
れていないが、このような前記一般式(I)〜(II)
で示される特定のビスアゾ化合物を電荷発生物質として
使用することが、電子写真特性の向上に極めて有効であ
ることを見出し、高感度で繰り返し特性の優れた感光体
を得るに至ったのである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について説明する。
実施例1 前記化合物Nα1で示される化合物50重量部をポリエ
ステル樹脂(商品名バイロン200;東洋紡製)1.0
0重11mと1−フェニル−3 − (p−ジエチルア
ミノスチリル)−5−(p−ジエチルアミノフェニル)
−2−ビラゾリン(A S P P’) 100重量部
とテトラヒド口フラン(THF)溶剤とともに3時間混
合機により混練して塗布液を調製し、導電性基体である
アルミ蒸着ポリエステルフィルム(人l−PET)上に
、ワイヤーバー法にて塗布して、乾燥後の膜厚が15μ
mになるように感光体を作製した。
実施例2 tf、p−ジエチルアミノベンズアルデヒドジフェニル
ヒドラゾン(A B P H) 100重量部とポリカ
ーボネート樹脂(商品名バンライトL−1250+帝人
製)100重M邪を塩化メチレンで溶解してできた塗液
をアルミ蒸着ポリエステルフィルム基体上にワイヤーバ
ー法にて塗布し、乾燥後の膜厚が15μmになるように
電荷輸送層を形成した。 このようにして得られた電荷
輸送層上に前記化合物Nα2で示される化合物50重量
部、ポリエステル樹脂(商品名バイロン200:東洋紡
製)50重量部とTHE溶剤とともに3時間混合機によ
り混練して塗布液を調製しワイヤーバー法にて塗布し、
乾燥後の膜厚が0、5μmになるように電荷発生層を形
成した。
実施例3 実施例2において、電荷輸送物質を、ABPHに変えて
、スチルベン化合物である、α−フエニルー4’−N.
N−ジメチルアミノスチルベンを用い実施例2と同様に
電荷輸送層を形成し、さらに電荷発生層を形成し感光体
を作製した。
実施例4 実施例2において、電荷輸送物質を、ABPHに変えて
、トリフェニルアミン化合物である、トJ(p−}リル
)アミンを用い実施例2と同様に電荷輸送層を形成し、
さらに電荷発生層を形成し感光体を作製した。
実施例5 実施例2において、電荷輸送物質を、ARPHに変えて
、オキサジアゾール化合物である、2.5−ビス(p−
ジエチルアミノフェニル)−1.3.4−オキサジアゾ
ールを用い実施例2と同様に電荷輸送層を形成し、さら
に電荷発生層を形成し感光体を作製した。
このようにして得られた感光体の電子写真特性を川口電
機製静電記録紙試験装置r S P−428 Jを用い
て測定した。
感光体の表面電位V,(ボルト)は暗所で+6, Ok
Vのコロナ放電を10秒間行って感光体表面を正帯電せ
しめたときの初期の表面電位であり、続いてコロナ放電
を中止した状態で2秒間暗所保持したときの表面電位V
,(ボルト)を測定し、さらに続いて感光体表面に照度
2ルックスの白色光を照射してvdが半分になるまでの
時間(秒)を求め半減衰露光量El/2(ルックス・秒
)とした。また、照度2ルックスの白色光を10秒間照
射したときの表面電位を残留電位V,(ボルト)とした
第1表に見られるように、実施例1, 2. 3, 4
.5は半減衰露光量,残留電位ともに良好であった。
実施例6 前記化合物Nα3からNα22で示される化合物100
重量部をそれぞれポリエステル樹脂(商品名バイロン2
00:東洋紡製)100重量部とTHF溶剤とともに3
時間混合機により混練して塗布液を調製し、アルミニウ
ム支持体上に約0,5μmになるように塗布し電荷発生
層をそれぞれ形成した。この上に、実施例2で作製した
のと同じ方法で得られたABPHの塗布液を約15μm
になるように塗布し感光体を作製した。
このようにして得られた感光体の電子写真特性を川口電
機製静電記録紙試験装置r S P−428 Jを用い
て測定した。この結果を第2表に示す。
感光体の表面電位VS(ボルト)は暗所で−6. Qk
Vのコロナ放電をlO秒間行って感光体表面を負帯電せ
しめたときの初期の表面電位であり、続いてコロナ放電
を中止した状態で2秒間暗所保持したときの表面電位V
,(ボルト)を測定し、さらに続いて感光体表面に照度
2ルックスの白色光を照射してV.tが半分になるまで
の時間(秒)を求め半減衰?光量El/2(ルックス・
秒》とした。
第2表に見られるように、前記ビスアゾ化合物Nα3〜
22を電荷発生物質として用いた感光体についても半減
衰露光量El/■は良好であった。
実施例7 前記化合物Nα3lで示される化合物50重量部をポリ
エステル樹脂(商品名バイロン200:東洋紡製)10
0重1部と1−フエニル−3−(p−ジエチルアミノス
チリル)−5−(p−ジエチルアミノフェニル)−2−
ピラゾリン(ASPP>100重量部とテトラヒド口フ
ラン(THF)溶剤とともに3時間混合機により混練し
て塗布液を調製し、導電性基体であるアルミ蒸着ポリエ
ステルフィルムく^l−PET)上に、ワイヤーバー法
にて塗布して、乾燥後の膜厚が15μmになるように感
光体を作製した。
実施例8 まず、p−ジエチルアミ/ベンズアルデヒドージフェニ
ルヒドラゾン(A B P H> 100重量部とポリ
カーボネート樹脂(商品名パンライトL−1.250 
:帝人製> 100重量部を塩化メチレンで溶解してで
きた塗液をアルミ蒸着ポリエステルフィルム基体上にワ
イヤーバー法にて塗布し、乾燥後の膜厚が15μmにな
るように電荷輸送層を形成した。 このようにして得ら
れた電荷輸送層上に前記化合物胤32で示される化合物
50重量部、ポリエステル樹脂(商品名バイロン200
:東洋紡製)50重量部とTHF溶剤とともに3時間混
合機により混練して塗布液を調製しワイヤーバー法にて
塗布し、乾燥後の膜厚が0.5μmになるように電荷発
生層を形成した。
実施例9 実施例8において、電荷輸送物質を、八BPHに変えて
、スチルベン化合物である、α−フェニルー4’−N,
N−ジメチルアミノスチルベンを用い実施例8と同様に
電荷輸送層を形成し、さらに電荷発生層を形成し感光体
を作製した。
実施例10 実施例8において、電荷輸送物質を、ABPHに変えて
、トリフエニルアミン化合物である、トIJ(p−トリ
ル)アミンを用い実施例8と同様に電荷輸送層を形成し
、さらに電荷発生層を形成し感光体を作製した。
実施例l1 実施例8において、電荷輸送物質を、ABPHに変えて
、オキサジアゾール化合物である、2,5−ビス(p−
ジエチルアミノフェニル)−1.3.4−オキサジアゾ
ールを用い実施例8と同様に電荷輸送層を形成し、さら
に電荷発生層を形成し感光体を作製した。
このようにして得られた感光体の電子写真特性を川口電
機製静電記録紙試験装置「S P−428 Jを用いて
測定した。
感光体の表面電位VS(ボルト)は暗所で+6, Ok
Vのコロナ放電を10秒間行って感光体表面を正帯電せ
しめたときの初期の表面電位であり、続いてコロナ放電
を中止した状態で2秒間暗所保持したときの表面電位V
.(ボルト)を測定し、さらに続いて感光体表面に照度
2ルックスの白色光を照射してV6が半分になるまでの
時間(秒)を求め半減衰露光量El/2(ルックス・秒
)とした。また、照度2ルックスの白色光を10秒間照
射したときの表面電位を残留電位V,(ボルト)とした
第  3  表 第3表に見られるように、実施例?. 8. 9,10
l1は半減衰露光量.残留電位ともに良好であった。
実施例12 前記化合物Nα33からNα52で示される化合物1[
IQ重量部をそれぞれポリエステル樹脂(商品名バイロ
ン200:東洋紡製)100重量部とTHF溶剤ととも
に3時間混合機により混練して塗布液を調製し、アルミ
ニウム支持体上に約0.5μmになるように塗布し電荷
発生層をそれぞれ形成した。この上に、実施例8で作製
したのと同じ方法で得られたABPHの塗布液を約】5
μmになるように塗布し感光体を作製した。
このようにして得られた感光体の電子写真特性を川口電
機製静電記録紙試験装置r S P−428 」を用い
て測定した。この結果を第4表に示す。
感光体の表面電位Vs(ボルト)は暗所で−6. 0k
Vのコロナ放電をlO秒間行って感光体表面を負帯電せ
しめたときの初期の表面電位であり、続いてコロナ放電
を中止した状態で2秒間暗所保持したときの表面電位v
d(ボルト)を測定し、さらに続いて感光体表面に照度
2ルックスの白色光を照射してV,が半分になるまでの
時間(秒)を求め半減衰露光量E.,2(ルックス・秒
)とした。
第4表に見られるように、前記ビスアゾ化合物Nα33
〜52を電荷発生物質として用いた感光体についても半
減衰露光IEI/2は良好であった。
第  4  表 〔発明の効果〕 本発明によれば、導電性基体上に電荷発生物質として前
記一般式(I)〜(II)で示される化合物を用いるこ
ととしたため、正帯電および負帯電においても高感度で
しかも繰り返し特性の優れた感光体を得ることができる
。さらに、必要に応じて表面に被覆層を設置して耐久性
を向上することが可能である。
【図面の簡単な説明】 第1図,第2図および第3図は本発明の感光体のそれぞ
れ異なる実施例を示す概念的断面図である。 1 導電性基体、3 電荷発生物質、4 電荷発生層、
5 電荷輸送物質、6 電荷輸送層、7第  1  図 第22 第 3 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式( I )で示されるビスアゾ化合物のうちの
    少なくとも1種を含む感光層を備えることを特徴とする
    電子写真用感光体。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・( I
    ) 〔式( I )中Aは、一般式(III)〜(VIII)で示され
    るカップラー残基である。 ▲数式、化学式、表等があります▼(III)▲数式、化
    学式、表等があります▼(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(V)▲数式、化学
    式、表等があります▼(VI) ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学
    式、表等があります▼(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII) 式(III)〜(VIII)において、Zはベンゼン環と縮合
    して芳香族多環あるいは複素環を形成する残基、X_1
    はOR_1もしくはNR_2R_3(R_1、R_2お
    よびR_3は、それぞれ水素原子、置換されてもよいア
    ルキル基、アリール基、または複素環基を表す)、X_
    2およびX_5はそれぞれ置換されてもよいアルキル基
    、アリール基、または複素環基を表し、X_3およびX
    _6は水素原子、シアノ基、カルバモイル基、カルボキ
    シル基、エステル基またはアシル基を表し、X_4また
    はX_1_1は水素原子、置換されてもよいアルキル基
    、シクロアルキル基、アルケニル基、アラルキル基、ア
    リール基または複素環基を表し、X_7およびX_8は
    それぞれ水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、置換され
    てもよいアルキル基またはアルコキシ基を表し、X_9
    は置換されてもよいアルキル基、アリール基、カルボキ
    シル基、エステル基を表し、X_1_0は置換されても
    よいアリール基または複素環基を表し、Yは芳香族環あ
    るいは複素環を形成する残基を表す。〕 2)一般式(II)で示されるビスアゾ化合物のうちの少
    なくとも1種を含む感光層を備えることを特徴とする電
    子写真用感光体。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(II) 〔式(II)中Aは、一般式(III)〜(VIII)で示され
    るカップラー残基である。 ▲数式、化学式、表等があります▼(III)▲数式、化
    学式、表等があります▼(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(V)▲数式、化学
    式、表等があります▼(VI) ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学
    式、表等があります▼(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII) 式(III)〜(VIII)において、Zはベンゼン環と縮合
    して芳香族多環あるいは複素環を形成する残基、X_1
    はOR_1もしくはNR_2R_3(R_1、R_2お
    よびR_3は、それぞれ水素原子、置換されてもよいア
    ルキル基、アリール基、または複素環基を表す)、X_
    2およびX_5はそれぞれ置換されてもよいアルキル基
    、アリール基、または複素環基を表し、X_3およびX
    _6は水素原子、シアノ基、カルバモイル基、カルボキ
    シル基、エステル基またはアシル基を表し、X_4また
    はX_1_1は水素原子、置換されてもよいアルキル基
    、シクロアルキル基、アルケニル基、アラルキル基、ア
    リール基または複素環基を表し、X_7およびX_8は
    それぞれ水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、置換され
    てもよいアルキル基またはアルコキシ基を表し、X_9
    は置換されてもよいアルキル基、アリール基、カルボキ
    シル基、エステル基を表し、X_1_0は置換されても
    よいアリール基または複素環基を表し、Yは芳香族環あ
    るいは複素環を形成する残基を表す。〕
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