JPH0223910Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0223910Y2 JPH0223910Y2 JP1985126068U JP12606885U JPH0223910Y2 JP H0223910 Y2 JPH0223910 Y2 JP H0223910Y2 JP 1985126068 U JP1985126068 U JP 1985126068U JP 12606885 U JP12606885 U JP 12606885U JP H0223910 Y2 JPH0223910 Y2 JP H0223910Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lubricating oil
- seal
- gas
- oil chamber
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 21
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 11
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 2
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、機体の回転軸部を軸封する軸封装
置に関する。
置に関する。
従来、この種の軸封装置においては、機体の回
転軸の軸周をセグメントシール機構により軸封し
て、機内側のガス室と回転軸を軸受するベアリン
グ部側の潤滑油室との間をシールし、かつ前記ベ
アリング部側の回転軸にセグメントシール機構へ
ベアリング用潤滑油が直接浸入しないように、フ
ローテイングリング等の補助シールを設けて前記
セグメントシール機構のハウジング内にバツフア
ーガスを供給してなる構成を有するものがある。
転軸の軸周をセグメントシール機構により軸封し
て、機内側のガス室と回転軸を軸受するベアリン
グ部側の潤滑油室との間をシールし、かつ前記ベ
アリング部側の回転軸にセグメントシール機構へ
ベアリング用潤滑油が直接浸入しないように、フ
ローテイングリング等の補助シールを設けて前記
セグメントシール機構のハウジング内にバツフア
ーガスを供給してなる構成を有するものがある。
しかしながら、上記した従来構造の軸封装置で
は、補助シールとして回転軸との間に隙間を有す
るフローテイングリング等を用いていることか
ら、ベアリング用潤滑油が完全にシールされずに
機内側のガス室中に漏洩して回転機械内の取り扱
いガスを汚染してしまい、悪影響を与えるといつ
た問題があつた。
は、補助シールとして回転軸との間に隙間を有す
るフローテイングリング等を用いていることか
ら、ベアリング用潤滑油が完全にシールされずに
機内側のガス室中に漏洩して回転機械内の取り扱
いガスを汚染してしまい、悪影響を与えるといつ
た問題があつた。
この考案は、上記の事情のもとになされたもの
で、その目的とするところは、ベアリング用潤滑
油機内側ガス室への漏洩による回転機械内の取り
扱いガスの汚染を確実に防止し、かつベアリング
部側へのバツフアーガスの消費量を低減化するこ
とのできる軸封装置を提供することにある。
で、その目的とするところは、ベアリング用潤滑
油機内側ガス室への漏洩による回転機械内の取り
扱いガスの汚染を確実に防止し、かつベアリング
部側へのバツフアーガスの消費量を低減化するこ
とのできる軸封装置を提供することにある。
上記した目的を達成させるために、この考案
は、機体の回転軸の軸周に、該回転軸を軸支する
ベアリング部側の潤滑油室と機内側の高圧のガス
室との間に位置して二組のシールリングを有する
セグメントシール機構を配し、前記両シールリン
グ間にバツフアガスを加圧供給してなる軸封装置
において、前記セグメントシール機構の潤滑油室
側に位置して、潤滑油室側へ延びる先端が軸周と
密接摺動するオイルシールを設けた構成としたも
のである。
は、機体の回転軸の軸周に、該回転軸を軸支する
ベアリング部側の潤滑油室と機内側の高圧のガス
室との間に位置して二組のシールリングを有する
セグメントシール機構を配し、前記両シールリン
グ間にバツフアガスを加圧供給してなる軸封装置
において、前記セグメントシール機構の潤滑油室
側に位置して、潤滑油室側へ延びる先端が軸周と
密接摺動するオイルシールを設けた構成としたも
のである。
すなわち、この考案は、上記の構成によつて、
セグメントシール機構へのベアリング用潤滑油の
漏洩をオイルシールで完全に防止できるため、ベ
アリング用潤滑油が機内側ガス室中に漏洩するこ
とがなく、またオイルシールと回転軸との間には
隙間がないために、ベアリング部側へのバツフア
ーガスの消費量の低減化が可能になる。
セグメントシール機構へのベアリング用潤滑油の
漏洩をオイルシールで完全に防止できるため、ベ
アリング用潤滑油が機内側ガス室中に漏洩するこ
とがなく、またオイルシールと回転軸との間には
隙間がないために、ベアリング部側へのバツフア
ーガスの消費量の低減化が可能になる。
以下、この考案を図面に示す一実施例にもとづ
いて説明する。
いて説明する。
図面はこの考案に係る軸封装置の概略構成を示
すもので、図中１は機体、２は回転軸、３はこの
回転軸２を軸受するベアリング部、４は機内側ガ
ス室Ａとベアリング部３側の潤滑油室Ｂとの間を
軸封するセグメントシール機構である。このセグ
メントシール機構４は、前記回転軸２にセツトス
クリユー５によつて固定したランナー６の外周部
に、コンプレツシヨンスプリング７を間に介して
互いに対接させた一対のシールリング８、カバー
リング９およびエキステンシヨンスプリング１０
からなる組立構造体で構成され、これら両構造体
は、ハウジング１１の内周部にローテーシヨンロ
ツクピン１２を介して固定されている。また、図
中１３は前記ハウジング１１のベアリング部３側
の内周部に装着され潤滑油室Ｂ側へ延びる先端が
ランナー６外周面と密接摺動するオイルシール
で、前記ハウジング１１内のセグメントシール機
構４へのベアリング用潤滑油の漏洩を防止してい
る。さらに、図中１４はバツフアーガスＧの供給
口である。
すもので、図中１は機体、２は回転軸、３はこの
回転軸２を軸受するベアリング部、４は機内側ガ
ス室Ａとベアリング部３側の潤滑油室Ｂとの間を
軸封するセグメントシール機構である。このセグ
メントシール機構４は、前記回転軸２にセツトス
クリユー５によつて固定したランナー６の外周部
に、コンプレツシヨンスプリング７を間に介して
互いに対接させた一対のシールリング８、カバー
リング９およびエキステンシヨンスプリング１０
からなる組立構造体で構成され、これら両構造体
は、ハウジング１１の内周部にローテーシヨンロ
ツクピン１２を介して固定されている。また、図
中１３は前記ハウジング１１のベアリング部３側
の内周部に装着され潤滑油室Ｂ側へ延びる先端が
ランナー６外周面と密接摺動するオイルシール
で、前記ハウジング１１内のセグメントシール機
構４へのベアリング用潤滑油の漏洩を防止してい
る。さらに、図中１４はバツフアーガスＧの供給
口である。
すなわち、上記供給口１４からのバツフアーガ
スＧは、前記ハウジング１１内に圧送されるもの
で、その圧力は前記機内側ガス室Ａ内の圧力およ
びベアリング部側潤滑油室Ｂ内の圧力よりも大き
くなるように設定され、セグメントシール機構４
の両シールリング８，８をランナー６の外周面お
よびハウジング１１の両内側端面へ押し付ける荷
重として作用するとともに、このバツフアーガス
Ｇがセグメントシール機構４から両側へ僅かに流
出することによつて、前記ガス室Ａ内のシール対
象ガスと潤滑油室Ｂ内の潤滑油との間を完全に隔
絶し、かつ先端がランナー６外周面と密接したオ
イルシール１３によつてバツフアーガスＧのベア
リング部３側への漏洩が最小限に抑えることがで
きるようになつている。
スＧは、前記ハウジング１１内に圧送されるもの
で、その圧力は前記機内側ガス室Ａ内の圧力およ
びベアリング部側潤滑油室Ｂ内の圧力よりも大き
くなるように設定され、セグメントシール機構４
の両シールリング８，８をランナー６の外周面お
よびハウジング１１の両内側端面へ押し付ける荷
重として作用するとともに、このバツフアーガス
Ｇがセグメントシール機構４から両側へ僅かに流
出することによつて、前記ガス室Ａ内のシール対
象ガスと潤滑油室Ｂ内の潤滑油との間を完全に隔
絶し、かつ先端がランナー６外周面と密接したオ
イルシール１３によつてバツフアーガスＧのベア
リング部３側への漏洩が最小限に抑えることがで
きるようになつている。
以上説明したように、この考案によれば、セグ
メントシール機構で軸封される回転軸のベアリン
グ部側に、潤滑油室側へ延びる先端が軸周と密接
して、セグメントシール機構側から潤滑油室への
流通は僅かに許容し潤滑油室からセグメントシー
ル機構側への流通は遮断するオイルシールを設け
たので、ベアリング用潤滑油がガス室側に漏洩す
るのを完全に防止でき、回転機械内の取り扱いガ
スの汚染を防止できるとともに、ベアリング部側
へのバツフアーガスの消費量も低減できるといつ
たすぐれた効果を有する。
メントシール機構で軸封される回転軸のベアリン
グ部側に、潤滑油室側へ延びる先端が軸周と密接
して、セグメントシール機構側から潤滑油室への
流通は僅かに許容し潤滑油室からセグメントシー
ル機構側への流通は遮断するオイルシールを設け
たので、ベアリング用潤滑油がガス室側に漏洩す
るのを完全に防止でき、回転機械内の取り扱いガ
スの汚染を防止できるとともに、ベアリング部側
へのバツフアーガスの消費量も低減できるといつ
たすぐれた効果を有する。
図面はこの考案に係る軸封装置の一実施例を示
す要部概略的断面図である。 １……機体、２……回転軸、３……ベアリング
部、４……セグメントシール機構、１１……ハウ
ジング、１３……オイルシール、Ａ……ガス室、
Ｂ……潤滑油室、Ｇ……バツフアーガス。
す要部概略的断面図である。 １……機体、２……回転軸、３……ベアリング
部、４……セグメントシール機構、１１……ハウ
ジング、１３……オイルシール、Ａ……ガス室、
Ｂ……潤滑油室、Ｇ……バツフアーガス。
Claims (1)
- 機体の回転軸の軸周に、該回転軸を軸支するベ
アリング部側の潤滑油室と機内側のガス室との間
に位置して二組のシールリングを有するセグメン
トシール機構を配し、前記両シールリング間にバ
ツフアガスを加圧供給してなる軸封装置におい
て、前記セグメントシール機構の潤滑油室側に位
置して、潤滑油室側へ延びる先端が軸周と密接摺
動し、セグメントシール機構側から潤滑油室への
バツフアーガスの流通のみを僅かに許容してなる
オイルシールを設けたことを特徴とする軸封装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985126068U JPH0223910Y2 (ja) | 1985-08-20 | 1985-08-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985126068U JPH0223910Y2 (ja) | 1985-08-20 | 1985-08-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6235153U JPS6235153U (ja) | 1987-03-02 |
| JPH0223910Y2 true JPH0223910Y2 (ja) | 1990-06-29 |
Family
ID=31019530
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985126068U Expired JPH0223910Y2 (ja) | 1985-08-20 | 1985-08-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0223910Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0686885A1 (en) | 1994-06-02 | 1995-12-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Toner for developing electrostatic images |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5258204U (ja) * | 1975-10-25 | 1977-04-27 |
-
1985
- 1985-08-20 JP JP1985126068U patent/JPH0223910Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0686885A1 (en) | 1994-06-02 | 1995-12-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Toner for developing electrostatic images |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6235153U (ja) | 1987-03-02 |
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