JPH02238953A - インクジェットヘッドのパージ方法 - Google Patents

インクジェットヘッドのパージ方法

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JPH02238953A
JPH02238953A JP6001189A JP6001189A JPH02238953A JP H02238953 A JPH02238953 A JP H02238953A JP 6001189 A JP6001189 A JP 6001189A JP 6001189 A JP6001189 A JP 6001189A JP H02238953 A JPH02238953 A JP H02238953A
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suction
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Mitsuo Ozaki
光男 尾崎
Shigeo Nonoyama
野々山 茂夫
Akira Nakazawa
明 中澤
Noboru Takada
昇 高田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [概要] インクジェットプリンタのノズル孔からインクを強制排
出させるインクジェットヘッドのパージ方法に関し、 短時間に確実にパージを終了することができて、しかも
コストのかからないインクジェットヘッドのパージ方法
を提供することを目的とし、インクを噴射するノズル孔
に外側から吸引手段を接続して、上記ノズル孔内からイ
ンクを強制排出するインクジェットヘッドのパージ方法
において、上記吸引手段の動作終了時と上記ノズル孔部
の圧力が大気圧になるまでとの間に、上記ノズル孔から
インクを噴射する動作を行うように構成する. [産業上の利用分野] この発明は、インクジェットプリンタのノズル孔からイ
ンクを強制排出させるインクジェットヘッドのパージ方
法に関する. インクジェットプリンタは、ノズノレ孔からインクを噴
射してプリントを行うものであるが、そのノズル孔の径
は非常に微細であり、ごみや空気などが詰まってインク
が噴射されなくなることがある.そのような場合には、
一般に、インクを強制排出(パージ)することによって
、ごみや空気などをインクと共に排出させる. [従来の技術] パージは、インクを後方から加圧する方法と、それとは
逆にノズル孔の外側からインクを吸引する方法とに大別
されるが、前者(加圧)は、チューブの継ぎ目が外れる
おそれがある等の欠点があるので、後者(吸引)の方法
が一般に採用されている.また、吸引をすると、インク
内の気泡が膨らんで排出され易くなるので,排出性能の
点でも都合がよい. 第4図は、そのような吸引によるパージを行う従来の装
置を示している.図中、40はインクジェットヘッド.
41は、インク粒子を噴射するノズル孔.42はインク
供給管である.ノズル孔4lには、ゴム製カップ状の吸
引口43が着脱自在に装着され、吸引ポンプ44に連通
する吸引管45が吸引口43内に連通している.そして
、吸引口43をヘッド40に密着させて、ノズル孔4l
内からインクを吸い出すようになっている.[発明が解
決しようとする課題] しかし、上述のような装置で吸引を行った場合には、吸
引終了後もしばらくの間は、ノズル孔41内は減圧され
た状態になっている.その状態で吸引口43をヘッド4
0から強制的に外すと、ノズル孔41内に気泡が侵入し
て、その後のインク粒子噴射を安定して行うことができ
なくなってしまう. したがって,上述の第4図のような装置では、ヘッド4
0に吸引口43を取り付けた状態で、内部の圧力が大気
圧まで自然上昇するのを待って、吸引口43を取り外し
ていた. 第5図はその動作を示すタイムチャートであり、吸引口
43を取り外すのは、内部の圧力が大気圧に自然復帰す
るまで待たなければならないため、パージ動作に長時間
を要していた.第6図は、上述の不都合を解消するため
に、吸引口43に大気開放弁51を連通接続したもので
あり、吸引動作終了後に弁を開くことによって、吸引口
43内をすみやかに大気圧に上昇させようとするもので
ある. しかしこの場合にも、大気開放弁5lを単に開いて、吸
引口43内の圧力が急上昇したのでは、ノズル孔4l内
に気泡が侵入してしまう.そこでこの種の装置では、例
えば第7図に示されるように、大気開放弁51を瞬間的
に開けてはすぐに閉じる動作を何回もくり返して、吸引
口43内の圧力がある程度徐々に上昇するようにしてい
た.しかし、このように大気開放弁を設けたものは、パ
ージ時間をある程度短くすることはできるものの、大気
開放弁51の動作制御が非常に難しく,また、弁機構な
どが複雑となってコストがかかる等の欠点があった. 本発明は、そのような従来の欠点を解消し,短時間に確
実にパージを終了することができて、しかもコストのか
からないインクジェットヘッドのパージ方法を提供する
ことを目的とする.[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本発明のインクジェット
ヘッドのパージ方法は,第1図に示されるように、イン
クを噴射するノズル孔に外側から吸引手段を接続して、
上記ノズル孔内からインクを強制排出するインクジェッ
トヘッドのパージ方法において、上記吸引手段の動作終
了時(s 1)と上記ノズル孔部の圧力が大気圧になる
まで(s3)との間に、上記ノズル孔からインクを噴射
する動作を行う(s2)ようにしたことを特徴とする. [作用] インク吸引動作終了時とノズル孔圧力が大気圧になるま
でとの間に、ノズル孔からインクを噴射する動作を行う
ことによって,ノズル孔部の圧力がすみやかに大気圧に
上昇する. [実施例] 図面を参照して実施例を説明する. 第2図において、lはインクジェットヘッド(以下、単
に「ヘッド1」という)であり、インクジェットプリン
タの印字部に設けられている.ヘッド1内には、インク
が収容された例えば24個のインク室(図示せず)が形
成されている.その各々のインク室は、記録用紙に向っ
てインクを噴射するノズル孔2に連通している.ノズル
孔2は,例えば直径0.05mmの極細径であり、例え
ば12個ずつ2列に千鳥状に配列されている.ただし、
第2図においては、ノズル孔2の一部を省略して図示さ
れている. 3は、電圧が印加されることによって変形して、各イン
ク室の内容積を変動させる圧電素子である.圧電素子3
は各インク室毎に設けられていて,その内容積を変化さ
せることによって、インク供給管4を介してインクタン
ク(図示せず)からインク室内に引き込まれているイン
クを、ノズル孔2から噴射してインク粒子を形成する.
5は、各圧電素子へ電圧を印加する駆動回路である. 11は,ゴム製カップ状の吸引口であり、すべてのノズ
ル孔2を囲むようにして、ヘッド1に着脱自在に密着し
て取り付けられる.吸引口1lの内部容量は例えば0.
41である.12は、吸引口l1に連結されたアーム.
13は、そのアーム12を駆動するモータであり、吸引
口1lが、モータ13によってアームl2を介して矢印
A方向に駆動される. 吸引口1lには、吸引ポンプ14に連通ずる吸引管15
が連通している.したがって、吸引口llをヘッドlに
密着させて吸引ボンプ14を作動させることによって,
吸引口ll内が減圧されて、ノズル孔2内から吸引口1
1内にインクが排出される.そして、それに伴なってノ
ズル孔2内も減圧される. l6は、プリンタの動作制御を行うプリンタ制御部であ
り、マイクロプセッサ(M P U )及びRAM,R
OMなどによって構成されている.このプリンタ制御部
によって、圧電素子3の駆動回路5、吸引口駆動用モー
タl3及び吸引ポンプ14などが連動して制御される. 第3図は,その制御動作をタイムチャートで示したもの
である.ここでは、まず吸引ポンプl3を作動させるこ
とによって,吸引口l1内圧力が下り始め、パージ動作
が開始される.そして、ノズル孔2からインクが排出さ
れ始め,所定時間(例えば15秒)後に吸引ポンプl4
が停止される.すると、本実施例においては、それに同
期して、各圧電素子3の駆動回路5が作動して、インク
粒子の噴射動作が連続的に行われる.これによって、吸
引口11内の圧力、即ちノズル孔2部の圧力がすみやか
に上昇する.そして、ノズル孔2内の圧力が大気圧まで
復帰することによって、パージ動作が終了する.本実施
例においては、吸引圧0.5気圧でパージ動作に要した
時間は約30秒であり、第4図の従来例に比べて約半分
に短縮された. なお、インク粒子の噴射動作の始期と終期は、吸引ポン
プl4の動作などと厳密に合致させる必要はなく、少な
くとも吸引ポンプl4の動作終了時とノズル孔2部の圧
力(即ち吸引口11内の圧力)が大気圧になるまでとの
間に、インク粒子を噴射する動作をすればよい.例えば
、吸引ボンプ14の吸引動作を停止する前からインク粒
子噴射動作を開始してもよく、本実施例においては、吸
引口11内の圧力が大気圧になるより少し前に、インク
粒子噴射動作を終了させている.また,上記実施例にお
いては、吸引口11内の圧力は検出していないが、この
圧力を検出して、その検出信号によってインク粒子噴射
動作を終了させるようにしてもよい. また、インク粒子噴射動作は、必ずしもMPUなどで制
御する必要はなく、手動によるスイッチ操作など、どの
ような手段で圧電素子の駆動回路5を動作させてもよい
. また、吸引口ll内に噴出されて貯留されたインクが吸
引口11内より洩出するのを功止するため、吸引口11
の内側にインク吸収用のスポンジ材を取付けても良く、
あるいは,吸引口が下側となるようにヘッドlを下に向
けてパージしても良く,更に、吸引口l1をヘッドlか
も離間させた後に、再度吸引ポンプ14を動作させて吸
引口あるいはその内部のスポンジ内のインクの吸出しを
行なうようにしてもよい. [発明の効果] 本発明のインクジェットヘッドのパージ方法によれば、
インク噴射動作を行うことによって、ノズル孔内に気泡
を侵入させることなく、圧力がすみやかに大気圧に上昇
するので、短時間で効果的なパージを行うことができ、
装置の立ち上り時間(次の印字開始までの時間)を大幅
に短縮化することができ、しかも、特別な付加装置を必
要とせずコストがかからないという優れた効果を有する
. 図、 第2図は実施例の構成図、 第3図は実施例のタイムチャート図、 第4図は従来例の構成図, 第5図は従来例のタイムチャート図、 第6図は従来例の構成図、 第7図は従来例のタイムチャート図である.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理を示すフローチャート本登昭の脈
理r示すフロー千〜一ト圓 第IIIl 実施I11のタイムチャート図 第31jA 吸引ポンプ 従来争1のタイムチャート図 15図 従来−1のタイムチャート図 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 インクを噴射するノズル孔に外側から吸引手段を接続し
    て、上記ノズル孔内からインクを強制排出するインクジ
    ェットヘッドのパージ方法において、 上記吸引手段の動作終了時(s1)と 上記ノズル孔部の圧力が大気圧になるまで(s3)との
    間に、 上記ノズル孔からインクを噴射する動作を行う(s2)
    ようにしたことを 特徴とするインクジェットヘッドのパージ方法。
JP6001189A 1989-03-13 1989-03-13 インクジェットヘッドのパージ方法 Expired - Fee Related JP2698419B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009262478A (ja) * 2008-04-28 2009-11-12 Konica Minolta Ij Technologies Inc インクジェット記録装置

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