JPH0223890Y2 - - Google Patents

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JPH0223890Y2
JPH0223890Y2 JP20463385U JP20463385U JPH0223890Y2 JP H0223890 Y2 JPH0223890 Y2 JP H0223890Y2 JP 20463385 U JP20463385 U JP 20463385U JP 20463385 U JP20463385 U JP 20463385U JP H0223890 Y2 JPH0223890 Y2 JP H0223890Y2
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JP
Japan
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transmission
speed change
lid
change ring
ring
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JP20463385U
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JPS62110648U (ja
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  • Sealing Of Jars (AREA)
  • Friction Gearing (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野: 本案は、化粧品、ドリンク剤等の蓋を、ねじ込
み状態を揃えてねじ込む装置(以下、キヤツピン
グ装置と言う。)に関する。
従来の技術: キヤツピング装置においては、ねじ込み状態を
揃えて蓋の取付けを行うことが要求されるので、
蓋に加わるトルクの制限を行う装置が設けられ
る。トルクの制限は、蓋に加わるトルクの最高値
を設定トルクに等しくする自動制御系の設置によ
り行われ得るのであるが、このような自動制御系
が設けられたキヤツピング装置は、極めて高価な
ものであるため、多くのキヤツピング装置におい
ては、トルクの制限手段として安価なものとして
入手し得る摩擦クラツチが設けられる。
考案が解決しようとする問題点: 摩擦クラツチは安価なものとして入手し得るの
であるが、反面において、設定された締付けトル
クと実際に加わる締付けトルクとの間に可成りの
偏差を生じる。この偏差は、摩擦クラツチのライ
ニングの状態が気温および湿度の変化に伴つて変
化することになる。
問題点を解決するための手段: 本案は、上記事情の改善を図るため、特公昭57
−13221号公報に示される摩擦無段変速機(以下、
表現を簡単にするためR型変速機と言う。)をキ
ヤツピング装置に好適に利用され得るようにする
もので、本案によるものは、入力軸上の伝動車に
摩擦係合する凹断面形の伝動面と、出力軸上の伝
動車に摩擦係合する平坦な伝動面と、非回転の状
態に保たれる変速リングに摩擦係合する円錐面と
をもつ複数の円錐形転子が伝動系上に設けられて
いて、円錐形転子の円錐面の有効半径を変える如
く変速リングを軸線方向に動かすことにより変速
が行われる形式のものにおいて、入力軸および出
力軸の中心線に一致する一定方向の力を変速リン
グに及ぼして変速リングを高速側に移動させよう
とするばねと、このばねによる変速リングの高速
側への移動量の最大値を制限する揺動可能のリン
クとを変速機の静止部と変速リングとの間に介在
させると共に、容器に取付けられる蓋の保持およ
び解放を行うアダプタを出力軸上に取付け、上記
ばねの強さにより蓋の締付けトルクの設定を行う
ようにしたことを特徴する。
作 用: 上記のリンクとばねとは自動変速作用部を構成
する。これは、変速リングに加わる負荷トルクに
より上記リンクが上記ばねの及ぼす力に抗して回
動されることによる。変速リングに対する上記リ
ンクの係合点の移動は円弧に沿うものであり、円
弧に沿つて上記係合点が移動することにより変速
リングの軸線方向移動、すなわち、変速が起る。
出力軸の回転速度が0となる状態に達したときの
負荷トルクは容器に取付けられる蓋に加わる締付
けトルクである。この締付けトルクの偏差は、摩
擦クラツチを使用する従来の蓋取付け装置の場合
より遥かに小さい。
実施例: 第1図は本案による摩擦無段変速機(以下、単
に変速機と言う。)の一例を示す。この図におい
て1は変速機、2はその駆動源としての電動機、
3は変速機1に設けられた複数の円錐形転子であ
る。円錐形転子3には、入力軸4上の伝動車5に
摩擦係合する凹断面形の伝動面6と、圧接力発生
装置8を介して出力軸9に連なる伝動車10(す
なわち、出力軸上の伝動車10)に摩擦係合する
平坦な伝動面11と、非回転の状態に保たれる変
速リング12に摩擦係合する円錐面13とが設け
られる。
出力軸9の回転速度は変速リング12と円錐面
13との間の摩擦係合点が円錐面13の頂点に向
うにつれて速くなり、逆に、上記摩擦係合点が上
記頂点より遠ざかるにつれて遅くなつて、ついに
0となる。この点はR型変速機のもつ特徴であ
る。
14は入力軸4および出力軸9の中心線に一致
する一定方向の力を変速リング12に及ぼして変
速リング12を高速側に移動させようとするば
ね、15はばね14による変速リング12の高速
側への移動量の最大値を制限する揺動可能のリン
クで、ばね14とリンク15とは変速機1の静止
部16と変速リング12との間に介在される。リ
ンク15は、変速リング12を非回転の状態に保
つ要素であると共に、ばね14と共働して自動変
速作用部を構成する。
リンク15とばね14とによる自動変速作用
は、変速リング12に加わる負荷トルクの増減に
よりリンク15と変速リング12との間の係合点
が円弧上において移動することにより起ることに
よる。第2図および第3図はこの点についての説
明図である。無負荷の状態においては、リンク1
5はばね14の及ぼす力により第2図に示す姿勢
をとり、そのとき、変速リング12は出力軸9に
最高速を与える位置にあるが(第2図参照)、負
荷トルクが加わると、負荷トルクに応じる量だけ
ばね14を圧縮しつつ回動する。この回動は変速
リング12とリンク15との間の係合点Pを円弧
に沿つて動かし、係合点Pの移動は変速リング1
2の軸線方向移動による変速をもたらす。第3図
は上記の係合点Pが出力軸の回転速度を0とする
位置P0に至つた状態を示す。
出力軸9上には容器に取付けられる蓋の保持お
よび解放を行うアダプタ17が取付けられる。ア
ダプタ17は電磁作動のものとすることができる
が、図示のものは空気圧作動のもので、流路18
を経て圧縮空気が供給され、エアシリンダ19の
ピストン20が下降されることによりゴム製挾持
材21の内径が減少させられて蓋の挾持を行う。
アダプタ17により挾持された蓋にはばね14
の強さの選定により設定された締付けトルクT0
が第4図に示す如く加わる。締付けトルクT0
ばね14の強さの関数で、その偏差は極めて小さ
く、プラスマイナス1%の程度に過ぎない。
考案の効果: 摩擦クラツチを使用する従来の蓋取付け装置は
蓋の取付けトルクの偏差が可成り大きくプラスマ
イナス5〜10%にも達し、そのため、蓋のあけ難
いものや、揮発性内容物が容器より逸出させる事
態が往々にして起つていたのであるが、本案はこ
のような事態の発生を簡単に防止させるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案による摩擦無段変速機の1例を示
す垂直断面図、第2図乃至第4図は第1図に示す
ものの動作説明図で、第2図および第3図はリン
クの姿勢変化を示し、第4図は出力軸の回転速度
が0に達したときに得られる締付けトルクを示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力軸上の伝動車に摩擦係合する凹断面形の伝
    動面と、出力軸上の伝動車に摩擦係合する平坦な
    伝動面と、非回転の状態に保たれる変速リングに
    摩擦係合する円錐面とをもつ複数の円錐形転子が
    伝動系上に設けられていて、円錐形転子の円錐面
    の有効半径を変える如く変速リングを軸線方向に
    動かすことにより変速が行われる形式のものにお
    いて、入力軸および出力軸の中心線に一致する一
    定方向の力を変速リングに及ぼして変速リングを
    高速側に移動させようとするばねと、このばねに
    よる変速リングの高速側への移動量の最大値を制
    限する揺動可能のリンクとを変速機の静止部と変
    速リングとの間に介在させると共に、容器に取付
    けられる蓋の保持および解放を行うアダプタを出
    力軸上に取付け、上記ばねの強さにより蓋の締付
    けトルクの設定を行うようにしたことを特徴とす
    る、蓋のねじ込み用摩擦無段変速機。
JP20463385U 1985-12-28 1985-12-28 Expired JPH0223890Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20463385U JPH0223890Y2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28

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JP20463385U JPH0223890Y2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62110648U JPS62110648U (ja) 1987-07-14
JPH0223890Y2 true JPH0223890Y2 (ja) 1990-06-29

Family

ID=31170631

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JPS62110648U (ja) 1987-07-14

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