JPH02125146A - 遊星ローラ式動力伝達装置 - Google Patents
遊星ローラ式動力伝達装置Info
- Publication number
- JPH02125146A JPH02125146A JP27603588A JP27603588A JPH02125146A JP H02125146 A JPH02125146 A JP H02125146A JP 27603588 A JP27603588 A JP 27603588A JP 27603588 A JP27603588 A JP 27603588A JP H02125146 A JPH02125146 A JP H02125146A
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- JP
- Japan
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- roller
- planetary roller
- planetary
- rotated
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- Pending
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- 238000003825 pressing Methods 0.000 abstract description 10
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 abstract 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Friction Gearing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は遊星ローラ式動力伝達装置、特に相互に接触す
るローラの摩擦力により動力を伝達する遊星ローラ式動
力伝達装置に関する。
るローラの摩擦力により動力を伝達する遊星ローラ式動
力伝達装置に関する。
[従来の技術]
一般に、遊星ローラ式動力伝達装置は太陽ローラ、遊星
ローラおよび外ローラ間に相互に圧接力を付与し、この
圧接力により生ずる摩擦力を利用して、各ローラ間に動
力を伝達するようにしている。
ローラおよび外ローラ間に相互に圧接力を付与し、この
圧接力により生ずる摩擦力を利用して、各ローラ間に動
力を伝達するようにしている。
かかる圧接力を付与する手法として、例えば、特開昭4
7−26563号公報に記載されたものは、遊星ローラ
が内接する外ローラとしてのアウターレースの背面に油
圧室を形成し、この油圧室に出力回転軸の負荷に応じた
油圧を作用させている。
7−26563号公報に記載されたものは、遊星ローラ
が内接する外ローラとしてのアウターレースの背面に油
圧室を形成し、この油圧室に出力回転軸の負荷に応じた
油圧を作用させている。
そして、アウターレースを半径方向に幾分弾性変位させ
圧接力を増大させている。
圧接力を増大させている。
また、特開昭54−111049号公報に記載されたも
のは、ローラを回転軸の軸方向に区切って形成された複
数個の厚肉円筒部と、該厚肉円筒部よりも薄肉に形成さ
れ相手ローラとの当接面とされた薄肉円筒部と、上記厚
肉円筒部よりも薄肉に形成された上記薄肉円筒部の両側
端を厚肉円筒部に個別に接続する薄肉円板部とで略々断
面3字状に構成している。そして、この厚肉円筒部の両
側端を押圧することにより、薄肉円筒部の直径が変化す
るよう弾性変位させ、各ローラ間の圧接力を変位させて
いる。
のは、ローラを回転軸の軸方向に区切って形成された複
数個の厚肉円筒部と、該厚肉円筒部よりも薄肉に形成さ
れ相手ローラとの当接面とされた薄肉円筒部と、上記厚
肉円筒部よりも薄肉に形成された上記薄肉円筒部の両側
端を厚肉円筒部に個別に接続する薄肉円板部とで略々断
面3字状に構成している。そして、この厚肉円筒部の両
側端を押圧することにより、薄肉円筒部の直径が変化す
るよう弾性変位させ、各ローラ間の圧接力を変位させて
いる。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、かかる従来の遊星ローラ式動力伝達装置
において、前者にあっては、圧力を付与するために常時
油圧をかけておく必要があり、油圧源が欠かせない。ま
た、油圧を制御するためのバルブ等が必要となり、それ
等のシールのための精度を要する等、装置が複雑となり
高価となるという問題があった。
において、前者にあっては、圧力を付与するために常時
油圧をかけておく必要があり、油圧源が欠かせない。ま
た、油圧を制御するためのバルブ等が必要となり、それ
等のシールのための精度を要する等、装置が複雑となり
高価となるという問題があった。
一方、後者にあっては、薄肉円筒部が弾性変位するよう
にした断面コ字状のローラを精度良く作ることは容易で
なく、また、厚肉円筒部の両側端を押圧するためには、
周りのケースの強度をも必要とし、いきおい複雑で高価
とならざるを得ないという問題があった。
にした断面コ字状のローラを精度良く作ることは容易で
なく、また、厚肉円筒部の両側端を押圧するためには、
周りのケースの強度をも必要とし、いきおい複雑で高価
とならざるを得ないという問題があった。
本発明の目的は、かかる従来の問題を解消し、簡単な構
造でもって充分な圧接力を付与することができ、廉価な
遊星ローラ式動力伝達装置を提供することにある。
造でもって充分な圧接力を付与することができ、廉価な
遊星ローラ式動力伝達装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達成するために、本発明は第1の回転軸に連
結された太陽ローラの外周、およびケーシングに固定さ
れた外ローラの内周に圧接される複数個の遊星ローラを
、第2の回転軸に連結されたキャリアにて回動自在に枢
支してなる遊星ローラ式動力伝達装置において、太陽ロ
ーラの中心にテーパ穴を設けると共に、テーパ穴に嵌合
し軸方向に移動調整可能な截頭円錐状の楔部材を設けた
ことを特徴とする。
結された太陽ローラの外周、およびケーシングに固定さ
れた外ローラの内周に圧接される複数個の遊星ローラを
、第2の回転軸に連結されたキャリアにて回動自在に枢
支してなる遊星ローラ式動力伝達装置において、太陽ロ
ーラの中心にテーパ穴を設けると共に、テーパ穴に嵌合
し軸方向に移動調整可能な截頭円錐状の楔部材を設けた
ことを特徴とする。
[作 用]
本発明によれば、太陽ローラの中心に設けられたテーパ
穴に、截頭円錐状の楔部材が軸方向に移動調整可能に嵌
合される。従って、楔作用をうながす方向にこの部材を
移動させると、太陽ローラの外径が増大し圧接力が増大
するのである。
穴に、截頭円錐状の楔部材が軸方向に移動調整可能に嵌
合される。従って、楔作用をうながす方向にこの部材を
移動させると、太陽ローラの外径が増大し圧接力が増大
するのである。
[実施例]
以下、本発明の実施例を添附図面を参照しつつ説明する
。
。
第1図に本発明の一実施例を示す。
図において、1はケーシング2にベアリング3を介して
、回転自在に支承された第1の回転軸4に連結された太
陽ローラである。
、回転自在に支承された第1の回転軸4に連結された太
陽ローラである。
この太陽ローラ1にはその中心にテーパ穴IAと、この
テーパ穴IAの底部に連続するねじ穴IBとが設けられ
ている。テーパ穴IAには、中心に貫通孔5Aが形成さ
れた截頭円錐状の楔部材5が嵌合され、貫通孔5Aに挿
通された通しボルト6を、ねじ穴IBに螺合することに
より、楔部材5の軸方向移動量すなわち嵌合量が調整さ
れる。
テーパ穴IAの底部に連続するねじ穴IBとが設けられ
ている。テーパ穴IAには、中心に貫通孔5Aが形成さ
れた截頭円錐状の楔部材5が嵌合され、貫通孔5Aに挿
通された通しボルト6を、ねじ穴IBに螺合することに
より、楔部材5の軸方向移動量すなわち嵌合量が調整さ
れる。
7は遊星ローラであり、それぞれ太陽ローラ1の外周、
およびケーシング2に固定された外ローラ8の内周に接
触する。遊星ローラ7は、第2の回転軸9に連結された
キャリア10に植設された枢支ピン11に、ベアリング
12を介して回転自在に支承されており、その個数は3
個あるいは6個とするのが一般的である。
およびケーシング2に固定された外ローラ8の内周に接
触する。遊星ローラ7は、第2の回転軸9に連結された
キャリア10に植設された枢支ピン11に、ベアリング
12を介して回転自在に支承されており、その個数は3
個あるいは6個とするのが一般的である。
上記構成になる本実施例において、通しボルト6をねじ
穴IBにねじ込んで行くと、楔部材5の嵌合量が増大し
、その楔作用により太陽ローラ1はその外径が拡大され
る。すると、外ローラ8に内接し太陽ローラ1に外接し
ている遊星ローラフのそれぞれとの圧接力が増大し、結
果的に摩擦力が増え、伝達効率が向上する。
穴IBにねじ込んで行くと、楔部材5の嵌合量が増大し
、その楔作用により太陽ローラ1はその外径が拡大され
る。すると、外ローラ8に内接し太陽ローラ1に外接し
ている遊星ローラフのそれぞれとの圧接力が増大し、結
果的に摩擦力が増え、伝達効率が向上する。
しかして、ケーシング2を固定すれば、第1の回転軸4
の駆動トルクは、遊星ローラ7およびキャリア10を介
して第2の回転@9に同一回転方向で所定の減速化でも
って伝達される。
の駆動トルクは、遊星ローラ7およびキャリア10を介
して第2の回転@9に同一回転方向で所定の減速化でも
って伝達される。
また、第2の回転軸9を固定すれば、遊星ローラフは自
転するのみで外ローラ8ひいてはケーシング2を、第1
の回転軸4と逆方向に減速回転させる。
転するのみで外ローラ8ひいてはケーシング2を、第1
の回転軸4と逆方向に減速回転させる。
ここで、各ローラの外径が、長時間の運転による摩擦の
ために減少した場合には、さらに通しボルト6を締付け
て嵌合量を増大させ圧接力を調整する。
ために減少した場合には、さらに通しボルト6を締付け
て嵌合量を増大させ圧接力を調整する。
次に、本発明の他の実施例を第2図に示す。
本実施例では、太陽ローラ1をモータ等の出力シャフト
の端部に形成すると共に、通しボルト6の頭部と楔部材
5との間に、抑圧はね13を介在させるようにしたもの
である。
の端部に形成すると共に、通しボルト6の頭部と楔部材
5との間に、抑圧はね13を介在させるようにしたもの
である。
このようにすると、太陽ローラ1と出力シャフトとの間
にカップリング等の接続機構が不要となり構成が簡略化
される。また、押圧ばね13にて、常に楔部材5をテー
パ穴IA内に押付けておくことにより、ローラの摩耗に
より圧接力が低下しようとすると、自動的に太陽ローラ
1を拡径させ、常時適正な圧接力を得ることができるの
である。
にカップリング等の接続機構が不要となり構成が簡略化
される。また、押圧ばね13にて、常に楔部材5をテー
パ穴IA内に押付けておくことにより、ローラの摩耗に
より圧接力が低下しようとすると、自動的に太陽ローラ
1を拡径させ、常時適正な圧接力を得ることができるの
である。
[発明の効果コ
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、充分
な圧接力を得るには楔部材を移動調整すればよいから、
構造がN車であり、廉価な遊星ローラ式動力伝達装置を
得ることができる。
な圧接力を得るには楔部材を移動調整すればよいから、
構造がN車であり、廉価な遊星ローラ式動力伝達装置を
得ることができる。
第1図は本発明の一実施例を示す側断面図、第2図は本
発明の他の実施例を示す部分断面図である。 1・・・太陽ローラ、 l^・・・テーパ穴、 IB・・・ねじ穴、 4・・・第1の回転軸、 5・・・楔部材、 6・・・通しボルト、 7・・・遊星ローラ、 8・・・外ローラ、 9・・・第2の回転軸、 lO・・・キャリア、 11・・・枢支ビン。 第1図 第2図
発明の他の実施例を示す部分断面図である。 1・・・太陽ローラ、 l^・・・テーパ穴、 IB・・・ねじ穴、 4・・・第1の回転軸、 5・・・楔部材、 6・・・通しボルト、 7・・・遊星ローラ、 8・・・外ローラ、 9・・・第2の回転軸、 lO・・・キャリア、 11・・・枢支ビン。 第1図 第2図
Claims (1)
- 1)第1の回転軸に連結された太陽ローラの外周、およ
びケーシングに固定された外ローラの内周に圧接される
複数個の遊星ローラを、第2の回転軸に連結されたキャ
リアにて回動自在に枢支してなる遊星ローラ式動力伝達
装置において、前記太陽ローラの中心にテーパ穴を設け
ると共に、該テーパ穴に嵌合し軸方向に移動調整可能な
截頭円錐状の楔部材を設けたことを特徴とする遊星ロー
ラ式動力伝達装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27603588A JPH02125146A (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 | 遊星ローラ式動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27603588A JPH02125146A (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 | 遊星ローラ式動力伝達装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02125146A true JPH02125146A (ja) | 1990-05-14 |
Family
ID=17563876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27603588A Pending JPH02125146A (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 | 遊星ローラ式動力伝達装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02125146A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0419937U (ja) * | 1990-06-12 | 1992-02-19 | ||
US5278917A (en) * | 1990-05-14 | 1994-01-11 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Lathe cutting simulation method |
US5471565A (en) * | 1990-05-14 | 1995-11-28 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Method of displaying a rotary body |
-
1988
- 1988-11-02 JP JP27603588A patent/JPH02125146A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5278917A (en) * | 1990-05-14 | 1994-01-11 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Lathe cutting simulation method |
US5471565A (en) * | 1990-05-14 | 1995-11-28 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Method of displaying a rotary body |
JPH0419937U (ja) * | 1990-06-12 | 1992-02-19 |
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