JPH0223835A - 反すう動物飼育用生理活性物質の被覆剤および反すう動物飼料の添加物 - Google Patents

反すう動物飼育用生理活性物質の被覆剤および反すう動物飼料の添加物

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JPH0223835A
JPH0223835A JP1085116A JP8511689A JPH0223835A JP H0223835 A JPH0223835 A JP H0223835A JP 1085116 A JP1085116 A JP 1085116A JP 8511689 A JP8511689 A JP 8511689A JP H0223835 A JPH0223835 A JP H0223835A
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邦雄 伊藤
Kiyoshi Sugiyama
清 杉山
Motohiro Ota
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産   の Lll 本発明は、生理活性物質からなる核を持つ反すう動物飼
育用添加物の被PR剤および被覆された反すう動物飼育
用添加物に関する。
え米夏且1 反すう動物の第1胃のpHは約5.5で、微生物が存在
し、発酵作用を行なっている0食物は、例えば、約6−
30時間第1胃に滞在することが知られている。その結
果、獣医学的に許容されるアミノ酸等の生理学的活性物
質(以下活性物質という)を牛、羊等の反すう動物に経
口投与した場合、活性物質は第1胃において分解される
ので、第4胃(pH約3)以降の消化管において、所〒
の活性物質を効果的に吸収することができない。
この欠点を解消するために、第1胃における活性物質の
分解を抑制するが、第4胃以降の消化管における効果的
吸収を妨げない材料(以下被覆剤という)を用いて、例
えば核状の活性物質を保護することが試みられている。
例えば、水素化した植物性及び動物性脂肪のようなトリ
グリセリド類、ワックス類、胆汁酸塩により乳化するか
、及び/又は腸管のリパーゼによって溶解する樹脂−ワ
ックス混合物からなる被覆剤を用いたカプセル状の飼料
添加物(特開昭48−12785号公報)、活性物質と
塩基性物質(例えば、酸化マグネシウム、炭酸マグネシ
ウム、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム等)との混
合ベレットを重合体(例えば、セルロースプロピオネー
トモルホリノブチレート、ジアルキルアミノエチルアク
リレートとメタアクリレートとの共重合体等)を含有す
る被覆剤で被覆した飼料添加物(特開昭54−4682
4号公報)5活性物質を高分子物質(例えば、プロピオ
ン酸モルホリノ醋酸セルロース、ビニルピリジンとスチ
レンとの共重合体、2−メチル−5−ビニルピリジンと
スチレン又はアクリロントリルとの共重合体、N、N−
ジエチルアミノエチルメタクリレートとメチルメタクリ
レートとの共重合体等)と疎水性物質(オイレン酸、ス
テアリン酸、パルミチル酸、タイマー酸等)とを含有す
る被覆剤で被覆した飼料添加物(特開昭54−4682
5号公報)、炭素数14−22の飽和又は不飽和モノカ
ルボン酸、硬化した植物性脂肪及び硬化した動物性脂肪
の一種以上とキトサンとを含有する被覆剤を?ff11
11した飼料添加物(特開昭58−175449号公報
)、炭素数14−22の飽和又は不飽和モノカルボン酸
、硬化した植物性脂肪及び硬化した動物性脂肪の一種以
上、キトサン及び無機塩類とを含有するwI覆剤を?t
l!覆した飼料添加物(特開昭59−66843号公報
)、pH5以下で水に溶解する合成高分子化合物とエチ
ルセルロースとを含有する被覆剤で被覆した飼料添加物
(特開昭61−88843号公報)、pH5以下で水に
溶解する合成高分子化合物からなる第1成分と、脂肪、
ワックス、炭素数14−32の飽和又は不飽和脂肪族ア
ルコール及び炭素数14−37の飽和又は不飽和脂肪酸
の1種以上からなる第2成分とを含む被覆剤で被覆した
飼料添加物(特開昭61−88844公報号)が従業さ
れている。
しかし、一般に、これらの公知の被覆剤のうち、第1胃
での保護作用が強過ぎるものは、第4胃での崩壊が遅く
、第4胃での崩壊が早いものは第1胃での保護作用が弱
い傾向があるので、なお改良の余地がある。
本発明は、室温で固体であり、有l11溶媒に溶解する
が水に溶解しない物質を加えることによって特開昭61
−88843号公報記載の被+i剤の保護作用を著しく
改良できるという知見に基いている。
が  じょうとする問題 本発明の目的は、この種の活性物質被覆剤および被覆さ
れた生理活性物質を含有する動物飼料添加物の改良を堤
供することにある。
題を  するための 本発明により堤供される、生理活性物質を含有する核を
被覆するための有効成分として、反すう動物の第1胃に
おいて安定で第4胃において効果的に崩壊される能力を
有する獣医学的に許容される水溶解性合成高分子化合物
とエチルセルロースとを含む肢)■削は、さらに、有効
成分として、E記高分子化合物とエチルセルロースとに
相溶性を示すが水に溶解しない獣医学的に許容される物
質を含有してなることを特徴としている。
本発明による被覆剤を用いて核を保護すると、優れた保
護能力をもつ反すう動物飼育用添加物が堤供される。
次に本発明の詳細な説明する。
本発明の目的に、公知の各種の、獣医学的に許容される
動物飼育用生理活性物質、例えば、アミノ酸、その誘導
体又はペプタイト(例えばメチオニン、リジン、トリプ
トファン、スレオニン、グルタミン酸、グルタミン、ア
スパラギン、ドパ、グルタチオン)、ビタミン(例えば
ビタミンA)、酵素(例えば酸性プロテアーゼ)、ブド
ウ糖のような糖類、ペニシリンのような抗生物質、駆虫
剤類(例えばレバミゾール)等が単独又は組み合わせて
用いられる。活性物質の種類は、本発明の範囲外である
本発明による被覆剤を、例えば、牛、羊、山羊等の反す
う動物用飼料添加物に用いることができる。
本発明において、獣医学的に許容される高分子化合物と
して、次に例示されるような、中性域で防湿性をもち、
p H5以下で水に溶解する公知の種類の化合物を用い
ることができる。
(1)ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート
実用的には、分子量3万〜15万で窒素分を1.0〜5
.5(w/w)含むもの、例えばAEA[三基(株)の
商品名]が用いられる。
(2)ジメチルアミノエチルメタクリレートとメタクリ
ル酸アルキルエステル及びアクリル酸アルキルエステル
の1種以上とからなるコポリマー実用的には、分子量5
万〜50万で窒素分を3〜8%(W / W )含むも
の、例えばジメチルアミノエチルメタクリレート、メチ
ルメタクリレート及びブチルメタクリレートのコポリマ
ーであるオイトラギット(εudragit) E l
 00 (固体)12.5 (12,5%溶液)[商品
名、西独、ローム・)7−マ(Rohm Pharma
1社]7.<用l/)られる。
(3)2−メチル−5−ビニルピリジンと、アクリル酸
アルキルエステル、メタクリル酸アルキルエステル、メ
タクリル酸及びアクリル酸の1種以−Fとからなるコポ
リマー 実用的には、分子@5千〜40万で窒素を2〜15%(
W/W)含むもの、例えば2−メチル−5−ビニルピリ
ジンとメチルアクリレートとメタクリル酸とコポリマー
であるMPM−47[田辺製薬(株)の商品名]が用い
られる。
上記千ツマー中、アルキルエステルのアルキルとしては
炭素数1〜8の直鎖又は分枝アルキル5例えばエチル、
i−プロピル、n−ブチル、2−エチルヘキシル等が実
用的である。
エチルセルロースとしてはlグルコース単位にエトキシ
基を20〜28%(W / W )含むものが実用的で
ある。
?IEllll剤が効果的に第4胃で崩壊するために、
本発明に用いられる水不溶性物質として、上記高分子化
合物とエチルセルロースとに相溶性を有するものが用い
られる。
水不溶性物質が室温で固体状態であると、取り扱いが容
易である。さらに例えば、イソプロパツール、エタノー
ル、ジクロロメタン、アセトン、酢酸エチルエステル、
エチルセロソルブ等の有機溶媒に可溶であることは5強
い被膜の形成にとって、有利である。このために5実用
的な水不溶性物質として、例えば炭素数14以上の飽和
脂肪酸、炭素数12以上の高級脂肪族アルコール、硬化
した動物油、硬化した植物油、天然樹脂又は合成樹脂等
が用いられる。
実用的な炭素¥l14以」二の飽和脂肪酸の例は、ミリ
スチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸である。
実用的な炭素数12以上の高級脂肪族アルコールの例は
、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチル
アルコール、ステアリルアルコールである。
実用的な動物油、植物油の例は、牛脂硬化油、硬化ヒマ
シ油である。
実用的な天然樹脂、合成樹脂の例は、例えばセラック、
酢酸ビニルである。
被覆剤中の高分子化合物とエチルセルロースとを、重量
比で、例えば、l:0.5〜1:10(特にl:l〜l
ニア)で用いることができる。
エチルセルロースがl:0.5より小さい場合、第1胃
でアミノ酸等の生物学的活性物質が著しく溶出して、微
生物の発酵により分解され、l:lOより大きい場合、
活性物質は、第1胃では溶出されないし、第4胃に入っ
ても効果的に溶出されないことが分かった。
被覆剤中の水不溶性物質とエチルセルロースとの実用的
な重量比を、例えば、l:o、1〜1゜20(とくにl
:0.5〜l:2)とすることができる。
実用的な被覆剤は固形分であり、ポリマーのほかに、公
知の各種の可塑剤、例えばポリエチレングリコール、ト
リアセチン、マイバセットなど、凝集防止剤、例えばタ
ルク、ステアリン酸マグネシウムなどを含有してもよい
。、これらの他成分の合計は、実用的に30%(W/W
)未満である。
被覆剤中の上記高分子化合物と水不溶性物質との合計の
実用的な重量比を、50%以上、たとえば、l:0.7
以上とすることができる。
核は、通常固体であり、所望により、公知の各種の、結
合剤(例えばヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニ
ルピロリドン、ポリビニルアルコール)、賦形剤(例え
ばラクトース、マンニット、結晶セルロース)、崩壊剤
(例えばバレイショデンブン、コーンスターチ、カルボ
キシメチルセルロースカルシウム、カルボキシメチルセ
ルロースナトリウム、結晶セルロース)を含有してもよ
い。
活性物質を含む核に対する被覆剤の使用量は活性物質の
利用率に大きな影響を及ぼす0例えば、重量比で核10
0に対して被覆剤を5〜100使用することができる0
重量比5部未満では被覆量が不充分なので、第1胃で過
度に分解(崩壊)するおそれがある、100部より大き
いと、第4胃以降の消化管での吸収が充分でないおそれ
がある。
本発明による被覆剤を用いた動物飼料組成物の製造例を
以下に説明する。
本発明による経口組成物は、1つ以上の活性物質を含む
顆粒を乾燥し、次に、乾燥された顆粒を本発明による被
覆剤で被覆することによって得られる。
顆粒は、結合剤を溶媒に溶解し、得られた結合剤液を1
つ以上の活性物質に添加し、これを練合することによっ
て得られる。又は、結合剤液で1つ以上の活性物質を被
覆することによって得られる。
また、2f!以上の活性物質を用いる場合、第1活性物
質、すなわち水に対して、第2生理活性物質よりも高い
溶解性をもつ1つ以上の第1生理活性物質を含む核上に
結合剤液を添加し、次に、水に対してより低い溶解性を
もつ第2活性物質を核上に添加し、この操作を繰り返す
ことによって所望の顆粒を得ることができる。
結合剤液の固形物濃度は、例えば、3〜20%w / 
wである。顆粒は常法により、例えば、円筒顆粒機及び
球形整粒機を用いる方法により調製される。
例えば、リジンとメチオニンとを含有する顆粒を製造す
る場合、結晶リジン又は造粒リジンを、例えば、遠心流
動造粒コーティング装置(CF−グラニユレータ−2C
F−360,70インド産業)に加え、種晶とし、これ
にメチオニン粉末と水に溶解した結合剤を添加しながら
、コーティングし顆粒とする。水に対する溶解度の大き
い活性物質の種晶の粒径としては0.5〜3.0mmが
好ましい、その後、得られた顆粒を適当な温度で適当な
時間(例えば、30〜70℃、30〜90分間)、乾燥
(例えば、熱風)する、乾燥後の実用的な粒径は、例え
ば、1.4〜3.2mmである。
用いる活性物質としては、用いる活性物質そのものでも
よいし、他の物質(例えば、賦形剤、崩壊削)を混合し
たものでもよい。
次に5この顆粒に適当な固形分濃度例えば1〜10%(
W/W)の被覆剤液を、例えばスプレーコーティングし
て保護する。被覆剤液のa製に使用する有機溶媒は、例
えば、ジクロロメタン、エタノール、イソプロパツール
、アセトン、酢酸エチルエステルで、単独又は組み合わ
せて用いられる。
活性物質のより効果的な吸収のために、第4胃での活性
物質の溶出速度を速める必要がある。しかし水不溶性物
質を添加しない被覆剤の場合、低pH域でpH依弾性合
成高分子が溶解しても、エチルセルロースの膜は崩壊し
ないので、第4胃での活性物質の溶出が遅くなる欠点が
ある。また、水不溶性物質の過剰の添加は、高分子化合
物の膨潤後、被覆剤の強度を急激に低下させ、その急激
な崩壊を引き起こし、活性物質の分散が速くなりすぎる
欠点がある。
本発明により、保護被膜は中性域で防湿性であり、かつ
低pH域で崩壊する。また、合成高分子化合物とエチル
セルロース系とに相溶性のある水不溶性物質が用いられ
るので、例えば、顆粒の皮膜状をなす被覆剤の崩壊が比
較的低いpH域で始まる。その結果、活性物質は第1胃
では安定で、第4胃において効果的に溶出する。
本発明による水不溶性物質の使用は、防湿性を高め、M
ffl剤の用量の低減を可能にするばかりでなく、活性
物質の利用率の向上を可能にする。
次の実施例および試験例により本発明を説明する。
X11九上 DL−メチオニン2000gに結合剤として20%(W
/W)ポリビニールアルコール水溶液400gを加えて
練合した。材料を、2.0mm径のスクリーンを有する
円筒顆粒機を用いて押し出し、さらにマルメライザ−[
不二パウダル■製]で球形化し、8〜10メツシユで篩
分した後、60℃で1時間熱風乾燥して、粒径1.7〜
2.4mmの顆粒を得た。
エチルセルロース:ステアリン酸:AEA(4: 2 
: 3w/w)150g及びグリセリン脂肪酸エステル
30gをイソブロパノールエアセトン(2: l v/
v)3000gk:溶解し、凝集防止剤としてステアリ
ン酸マグネシウム25gを添加して被覆剤液を調製した
。これを、流動層装置を用いて、上記の顆粒1000g
にスプレーコーティングした。顆粒100重世部に対し
被覆剤10重量部(固形分として)がコーティングされ
、メチオニン含量90%(W/W)の顆粒が得られた。
叉111ス エチルセルロース:酢酸ビニル:AEA(3・3:3w
/w)150g及びグリセリン脂肪酸エステル30gを
エタノール:アセトン(3:lv/v)3000gに溶
解し、凝集防止剤としてステアリン酸マグネシウム25
gを添加して、被覆剤液を調製した。実施例1と同様の
操作により得られた粒径1.7〜2.4mmの顆粒10
0重量部に、固形分として10重量部の被811剤液を
スプレーコーティングした。微増した粒径を持つ、メチ
オニン含量90%(W/W)の被覆剤で保護された顆粒
が得られた。
嵐蚊ガ1 エチルセルロース: AEA (6: 3w/w)15
0g及びグリセリン脂肪酸エステル30gをエタノール
:アセトン(3: l v/v)3000gに溶解し、
凝集防止剤としてステアリン酸マグネシウム25gを添
加して被覆剤液を調製した。
実施例】と同様の操作により得られた粒径1.7〜2.
4mmの顆粒100重世部に固形分として10重置部の
被W1削液をスプレーコーティングした。メチオニン含
量90%(W/W)の被覆剤で保護された顆粒が得られ
た。
夫直五ユ 塩酸リジン2000gに結合剤として6%(W/W)ヒ
ドロキシプロピルセルロース・水・エタノール(水:エ
タノール=1:lv/v)混液700gを加えて練合し
た。練合物を円筒顆粒機で径2.0mmのスクリーンを
用いて押出し、さらにマルメライザーで球形化し、8〜
10メッシュで篩分し、ついで60℃で1時間熱風乾燥
して、粒径1.7〜2.4mmの顆粒を得た。
エチルセルロース:ステアリン酸:オイトラギッドE1
00(3:2:1w/w)150g及びグリセリン脂肪
酸エステル30gをエタノール:アセトン(3: l 
v/v)3000gに溶解し、凝集防止剤としてステア
リン酸マグネシウム25gを添加して被覆剤を調製した
。これを流動層装置を用いて、上記の顆粒100重量部
に固形分として10重世部スプレーコーティングした。
リジン含量90%(W/W)の被覆剤で保護された顆粒
が得られた。
肛蚊呵ス エチルセルロース:オイドラギッドE(5:1w/w)
150gをエタノールニア七トン(3:l v / v
 ) 3000 gに溶解し、凝集防止剤としてステア
リン酸マグネシウム25gを添加して被覆剤を調製した
実施例3と同様の操作により得られた粒径1.7〜2.
4mmの顆粒100重It部に固形分として10重里部
の被M削液をスプレーコーティングした。リジン含量9
0%(W / W )の被覆剤で保護された顆粒が得ら
れた。
尺亙拠A 塩酸リジン2000gに結合剤として6%(W/W)ヒ
ドロキシプロピルセルロース・水・エタノール(水:エ
タノール=l:lv/v)混11700gを加えて練合
した。練合物を円筒顆粒磯で径2.0mmのスクリーン
を用いて押出し、さらにマルメライザーで球形化し、8
〜lOメツシユで篩分し、ついで60℃で1時間熱風乾
燥して、粒径1.7〜2.4mmの顆粒を得た。 エチ
ルセルロース:酢酸ビニル:AEA (5: l :3
w/w)150gをジクロロメタン:エタノール(3:
 3 v / v ) 3000 gに溶解して調製し
た被覆剤液を顆粒100重世部に対し、固形分として1
0重世部スプレーコーティングし、リジン含ff190
%(W/W)の被覆顆粒を得た。
厖蚊勇1 エチルセルロース: AEA (6: 3w/w)15
0gをジクロルメタン:エタノール(1: 1v/v)
3000gに溶解して被覆剤液を調製した。
実施例4と同様の操作により得られた粒径l 7〜2.
4mmの顆粒100重咀部に固形分として10重量部の
被覆剤液をスプレーコーティングし、リジン含量90%
(W/W)の被覆顆粒を得た。
及m 粒径1.5〜2.0mmのリジン結晶1500gをCF
−グラニユレータ−(CF−360、フロイント産業)
に加えた。粉末メチオニン1500gと、ポリビニール
アルコール90gを水510gに溶解したバインダーと
を加えてコーティングし、60℃で1時間熱風乾燥し、
粒径1.5〜3.0mmの顆粒を得た。流動層装置を用
いて実施例2で示した被覆剤を使用し、顆粒100重世
部に固形分として10重世部スプレーコーティングした
リジン、メチオニン含置各44%(W/W)のM覆剤で
保護された顆粒を得た。
比較例4 粉末リジン1500gと粉末メチオニン1500gを混
合し、リボン型練合磯を用いてポリビニールアルコール
90gを水450gに溶解したバインダー液を添加し5
 lO分間練合した。
20 m m径スクリーンの押出造粒機を用いて押出し
造粒後、マルメライザーで球形化し、60℃で1時間熱
風乾燥して粒径1.5〜3.0mmの顆粒を得た。流動
層装置を用いて実施例2と同様のNil剤をスプレーコ
ーティングし、リジン、メチオニン含量各44%(W/
W)の被覆剤で保護された顆粒を得た。
匠狂興ユ 溶出試験 実施例1〜5及び比較例1〜4で得られたメチオニン顆
粒、リジン顆粒、リジン・メチオニン混合顆粒について
、第4胃に相当するpH3,0と第1胃に相当するpH
6,0とでの溶出試験を行なった。
(1)試験条件 試験液:pH3,0:第1クエン酸カリウム−塩酸 pH6,o:第1クエン酸カリウム −水酸化ナトリウム 液It:  500m1   液温: 37℃試料: 
 500mg 検出法:メチオニン:HPLC法、 検出波長21Onm カラム ヌクレオシル C16[日本ガスクロ 工業■製] リジン:  ニンヒドリン発色、 OD法、565nm 試験方法二日局11.一般試験法、溶出試験法、パドル
法 回転数100r10 0rp結果 第1〜3表に示す。
第 表 本発明の添加物は、面記試験例1において、比較例1〜
4に比べて、pH3,0での溶出は速やかであり、pH
6,0での溶出抑制も優れていた。
拭1目吐l 動物試験 前場間膜静脈、肝門脈及び頚動脈にカニユーレを装着し
た羊(体重50−60kg、10頭)を用い、活性物質
の吸収試験を行なった。
試験期間中、オーチャードグラス(乾燥品)、ふすま各
300gからなる基礎飼料を用い、1日2回、毎回60
0gを、7時と17時に給与した。試料として(A)対
照品(特開昭61−88843号実施例1記載の方法に
より被覆された)DL−メチオニンの顆粒、(B)被覆
されないDL−メチオニンの顆粒、(C)上記実施例1
で得られた被覆されたDL−メチオニン顆粒を用いた。
顆粒の添加量はふすま300gにメチオニンとして1.
5%(4,5g)とした。
試験開始後、7日目の11時と16時に頚動脈より採血
し、血漿中のメチオニン濃度を測定した。結果を第4表
に示す。
第  4  表 (n mol/■1) A        22.8±1.4      28
3±1.3B        26.3±0.9   
   30.3±50C30,0±1.4’311.5
±6.7試験例2において、本発明の添加物では、血漿
中メチオニン濃度は対照品Aの場合よりも顕著に上昇し
た。これらの結果、本発明により、添加物における活性
物質の利用率を著しく改善できることが認められた。
魚艶匹盆1 本発明による反すう動物飼育用生理活性物質のm覆剤お
よび動物飼料の添加物は、活性物質を効果的に保護し、
その利用率を著しく改善する。
(自発的)手 続 補 iE  書 l “1(件の表示 ’l’1i321年 特許願 第85116号2.9明
の名称 反すう動物飼育用生理活性物質の被覆剤および反すう動
物飼料の添加物 3 補正をする者 ・16件との関係 特許出願人 住所  東京都千代田区大手町−丁目6番!号名称  
[+021  協和醗酵工業株式会社代表者 加  藤
  幹  人 4、代理人 1)明細書第313i13〜15行目、「(A)対照品
(特開昭61−88843号実施例!記載の方法により
被覆された)DL−メチオニンの顆粒」を「(A)対照
品(メチオニン無添加)」に補正する。
2)同第32頁下か68行目、「対照品A」を「対照品
B」に補正する。
電話  03−353−5521 5 補正命令の日付  自発

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)生理活性物質を含有する核を被覆するために、反す
    う動物の第1胃において安定で第4胃において効果的に
    崩壊される能力を有する獣医学的に許容される水溶解性
    合成高分子化合物とエチルセルロースとを含む被覆剤に
    おいて、さらに、上記高分子化合物とエチルセルロース
    とに混和するが水に溶解しない獣医学的に許容される物
    質を含有してなることを特徴とする被覆剤。 2)上記反すう動物が、牛、羊または山羊である請求項
    1記載の被覆剤。 3)上記合成高分子化合物が、pH5以下で水に溶解す
    る化合物である請求項1記載の被覆剤。 4)上記合成高分子化合物が、 (a)ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート
    、 (b)ジメチルアミノエチルメタクリレートとメタクリ
    ル酸アルキルエステル及びアクリル酸アルキルエステル
    の1種以上とからなるコポリマー、および (c)2−メチル−5−ビニルピリジンと、アクリル酸
    アルキルエステル、メタクリル酸アルキルエステル、メ
    タクリル酸及びアクリル酸の1種以上とからなるコポリ
    マー、 からなる群から選ばれた1種以上の化合物である請求項
    3記載の被覆剤、 5)上記高分子化合物とエチルセルロースとの重量比が
    1:0.5〜1:10である請求項1記載の被覆剤。 6)上記水不溶性物質が、室温で固体である請求項1記
    載の被覆剤。 7)上記水不溶性物質が、炭素数14以上の飽和脂肪酸
    、炭素数12以上の高級脂肪族アルコール、硬化した動
    物油、硬化した植物油、天然樹脂又は合成樹脂の1種以
    上であって、有機溶媒に可溶である請求項6記載の被覆
    剤。 8)上記水不溶性物質が、ミリスチン酸、パルミチン酸
    、ステアリン酸、ラウリルアルコール、ミリスチルアル
    コール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、牛
    脂硬化油、硬化ヒマシ油、セラック、または酢酸ビニル
    である請求項7記載の被覆剤。 9)上記水不溶性物質と上記エチルセルロースとの重量
    比が1:0.1〜1:20である請求項1記載の被覆剤
    。 10)被覆剤中の上記高分子化合物と水不溶性物質との
    合計の重量比が50%以上である請求項1記載の被覆剤
    。 11)生理活性物質を含有する核を、有効成分として、
    反すう動物の第1胃において安定で第4胃において効果
    的に崩壊される能力を有する獣医学的に許容される水溶
    解性合成高分子化合物とエチルセルロースとを含む被覆
    剤によって保護してなる反すう動物飼育用添加物におい
    て、上記被覆剤が、さらに、有効成分として、上記高分
    子化合物とエチルセルロースとに混和するが水に溶解し
    ない獣医学的に許容される物質を含有していることを特
    徴とする組成物 12)上記核が上記保護剤をスプレーコーティングして
    なる保護皮膜を有している請求項11記載の組成物。 13)上記核に対する上記被覆剤の重量比が100:5
    ないし100:100である請求項11記載の組成物。 14)1つ以上の生理活性物質を含む顆粒を乾燥し、次
    に、乾燥された顆粒を下記の組成を有する被覆剤で被覆
    することを特徴とする動物飼料組成物の製造法。 被覆剤の組成 (1)エチルセルロースと (2)(a)ポリビニルアセタールジエチルアミノアセ
    テート、 (b)ジメチルアミノエチルメタクリレー トとメタクリル酸アルキルエステル及びア クリル酸アルキルエステルの1種以上とか らなるコポリマー、 及び (c)2−メチル−5−ビニルピリジン と、アクリル酸アルキルエステル、メタク リル酸アルキルエステル、メタクリル酸及 びアクリル酸の1種以上とからなるコポリ マー、 からなる群から選ばれた1種以上の化合物 と (3)炭素数14以上の飽和脂肪酸、炭素数12以上の
    高級脂肪族アルコール、硬化した動物油、硬化した植物
    油、天然樹脂又は合成樹脂と (4)溶媒、 とからなる組成。 15)顆粒が、結合剤を溶媒に溶解して得られた結合剤
    液を1つ以上の生理活性物質に添加し、これを練合する
    ことによって得られた顆粒である請求項14記載の製造
    法。 16)結合剤で1つ以上の生理活性物質を被覆すること
    によつて得られた顆粒である請求項14記載の製造法。 17)顆粒が、(イ)第1及び第2生理活性物質を含有
    し、(ロ)上記第2生理活性物質よりも高い水溶解性を
    もつ1つ以上の第1生理活性物質を含む核上に結合剤を
    添加し、次に、上記第2生理活性物質及び結合剤を添加
    して得られた顆粒である請求項14記載の製造法。
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