JPH022382B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH022382B2
JPH022382B2 JP60050215A JP5021585A JPH022382B2 JP H022382 B2 JPH022382 B2 JP H022382B2 JP 60050215 A JP60050215 A JP 60050215A JP 5021585 A JP5021585 A JP 5021585A JP H022382 B2 JPH022382 B2 JP H022382B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
magnetic field
current
magnetic
coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60050215A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6185055A (ja
Inventor
Riizaa Kuroodo
Zofuanii Roberudo
Deperii Jan
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebauchesfabrik ETA AG
Original Assignee
Ebauchesfabrik ETA AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebauchesfabrik ETA AG filed Critical Ebauchesfabrik ETA AG
Publication of JPS6185055A publication Critical patent/JPS6185055A/ja
Publication of JPH022382B2 publication Critical patent/JPH022382B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04CELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
    • G04C13/00Driving mechanisms for clocks by master-clocks
    • G04C13/08Slave-clocks actuated intermittently
    • G04C13/10Slave-clocks actuated intermittently by electromechanical step advancing mechanisms
    • G04C13/11Slave-clocks actuated intermittently by electromechanical step advancing mechanisms with rotating armature
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/12Stationary parts of the magnetic circuit
    • H02K1/14Stator cores with salient poles
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K37/00Motors with rotor rotating step by step and without interrupter or commutator driven by the rotor, e.g. stepping motors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/14Structural association with mechanical loads, e.g. with hand-held machine tools or fans
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/12Stationary parts of the magnetic circuit
    • H02K1/14Stator cores with salient poles
    • H02K1/141Stator cores with salient poles consisting of C-shaped cores
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K2203/00Specific aspects not provided for in the other groups of this subclass relating to the windings
    • H02K2203/03Machines characterised by the wiring boards, i.e. printed circuit boards or similar structures for connecting the winding terminations

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は2方向に回転する電磁モータに関する
ものである。
上記の如きモータは既に公知であり、例えばフ
ランス特許第2209251号には2個のコイルが順次
励起されモータの回転子を180゜づつ反対方向に回
転させるモータが開示されている。各コイルはそ
れ自体でこの回転に必要なエネルギーを供給でき
るような大きさのもの、即ち各コイルは回転子を
一方向にのみ回転させる在来のモータのものと同
じでなければならない。
また米国特許第4112671号には矢張り単一のコ
イルを有して回転子が1方向に180゜づつ2方向に
漸進回転をするモータが記載されているが、回転
方向の制御は電子回路が行うものである。
本発明の目的は、構造の極めて簡単な2方向回
転電磁モータを提供することである。このモータ
は順次に励起されるのではなく同時に励起される
2個のコイルを有しているため、回転方向が単一
のモータに於ける単一コイルの大きさと上記2個
のコイル全体の大きさは同じでよい訳である。
この目的はその回転子を、固定子に装備した2
個のコイルによつて発生される2つの磁場の作用
下に置くように配置することによつて達成され
る。これらの磁場方向は傾斜しており且つ回転子
の直径あるいは更に一般的には回転子の軸を通過
する直線に対して正確に対称である。
以下、本発明の実施例が示された図面に沿つて
詳説する。
第1図〜第4図に参考として示したモータは底
辺が2aの箇所で切断された等脚台形の一般形態
を呈する弱磁性材料でなる部材で作成した固定子
1を有している。この部材の両端部は夫々1a,
1bにて示される2個の磁極片を形成する一方、
スリツト2aの反側の部分は磁極片1cを呈して
いる。これら3個の磁極片は、モータの回転子4
の中心3に関して120゜の間隔を以つて配置され、
2b及び2cにて示される2個のスリツトを形成す
る。回転子4は直径的に相反する磁極NとSを持
つた永久磁石でなつている。磁極片1a,1b及
び1cは本実施例の場合、120゜より僅かに小さな
角度で配置されている。然し乍ら各々の磁極片に
よつて占められる角度はモータに求められる特
性、その大きさあるいは選ばれた材料に従つて特
に異つたもののにすることができるが、何れにせ
よ2個の磁極片1aと1bによつて占められる角
度は同一のものである。これらの磁極片1aと1
bは回転子4と共に形成する磁極間隙が、最小限
ではスリツト2aの幅、最大限ではスリツト2b
及び2cの幅の範囲で変化できるような形状を有
している。磁極片1cは、これが回転子4と共に
形成する磁極間隙が最小限磁極片1cの中央1d
の箇所の幅、最大限スリツト2b及び2cの幅と
ほぼ同一な範囲で同様に変化できるような形状を
有している。固定子1は第1図に示すように磁極
片1cの中央1d、回転子4の中心3及びスリツ
ト2aの中央を夫々通る対称軸7を有している。
磁極片1cの独特な形状は回転子4の永久磁石
と共に位置決め保持トルクを引き起こすことに留
意されたい、即ち、このトルクは前記磁石自体の
磁場以外に全く磁場がなければ、磁石の磁極Nと
Sが前記対称軸7にある2つの平衡位置に回転子
4を導く訳である。
固定子1は2個のコイル5及び6を有してお
り、そのうちの1個は磁極片1aと1cの間に配
置され、他方は磁極片1cと1bの間に配置され
前記磁極片1cは2個のコイルが共有するものと
なつている。コイル5と6に電流I5とI6が流れる
と回転子4は磁場R5とR6の作用下に置かれ、こ
れらの磁場方向は回転子の直径に関して対称であ
り且つ2つの方向が形成する角度は0゜〜180゜の間
である。これらの磁場方向は更に90゜が好ましい。
そして電流I5とI6の方向が磁場R5とR6の方向を決
定するのである。
次に考えられ得る4通りの機能を列挙してみ
る。
1 第1図に示す如く電流I5とI6はコイル5の内
部で磁場が磁極片1cの部分から磁極片1aの
方向(矢印11)に向けられ且つコイル6の内部
で磁場が磁極片1bの部分から磁極片1cの方
向(矢印12)に向けられるような方向(次の正
電流によつてもこの方向である)であり、これ
らの電流コイルの外部で磁極片1aから磁極片
1cの方向に、また磁極片1cから磁極片1b
の方向に夫々向けられる磁場R5及びR6を発生
する。これら磁場の方向は次にくる正電流によ
つても同様に発生される。合成磁場R5-6は前
記対称軸7と垂直な方向で回転子4を貫通し、
N極となる磁極片1aからS極となる磁極片1
bの方向に向けられる。
2 第2図に示す如く電流I5が前記と反対方向、
即ち負電流が加された場合、電流I6は正電流で
あり、これらの電流がコイルに発生させる磁場
は夫々矢印15及び16の方向に向けられる。
それ故コイル外部の磁場R5とR6は1cよ1a
と1cから1bに夫々向けられる。そこで合成
磁場R5-6は前記対称軸7と平行な方向で回転
子4を貫通し、N極となる磁極片1cからS極
となる磁極片1a及び1bの方向に向けられ
る。
3 第3図に示す如く電流I5とI6が負電流であつ
て矢印9と10の方向に向けられた磁場R5とR6
を発生させる場合、合成磁場R5-6は対称軸7
と垂直方向にN極となる磁極片1bからS極と
なる磁極片1aに向けられる。
4 最後に第4図が示す如く電流I5が正電流であ
つて電流I6は負電流の場合は磁場R5とR6は矢
印13と14の方向に向けられ、合成磁場R5-6
対称軸7と平行で且つN極となる磁極片1aと
1bからS極となる磁極片1cの方向に向けら
れる。
然してコイル5及び6に流れる電流の方向に
従つて4通りの方向を呈する磁場が回転子内部
に発生し得ることが理解される。これら2つの
電流方向を適当に変換することで磁場を1方向
あるいは他方向に回転させることができ、後述
する如く回転子を磁場の回転方向に駆動するこ
とができる。
先づ回転子4は第1図に示すような位置、即ち
磁極片1cの付近にそのN極がある。この回転子
4を矢印8の方向(後述する正の方向)に回転さ
せるためには、適当な電子制御回路によつて正電
流I5及びI6を2個のコイル5と6に同時に流せば
よい。すると合成磁場R5-6は回転子の磁石に作
用してそのN極は磁極片1bに近づく。然して発
生したトルクは回転子を正の方向に回転駆動させ
る訳だが、勿論この回転トルクは前述した保持ト
ルク及びモータが駆動すべき機械装置によつて及
ぼされる低抗トルクを上回わらねばならない。
回転子4が90゜回転しほぼ第2図に示される位
置にあるとき、制御回路は電流I6の方向を変える
ことなく電流I5をを負電流とする。それ故、磁場
R5-6は第2図が示す如く向けられ、これによつ
て上記と同じ方向のトルクを新たに発生させて回
転子は第3図に示される位置、即ちS極が磁極片
1cの近くに来るまで常に正の方向に回転し続け
る。然して回転子は180゜だけ第1段階の漸進回転
しそこで電流I5及びI6は切られる。
回転子4を第2段階として漸進回転させるため
には制御回路によつてコイル5と6に負電流を送
り込む。すると合成磁場R5-6は第3図に示さる
如き方向に向けられ、回転子4の磁石と共にこの
回転子を正の方向に新たに回転させるトルクを発
生する。
回転子がほぼ半段階だけ回転したとき、制御回
路が電流I5を逆にして正電流となし合成磁場R5-6
を第4図に示す如き方向にする。すると回転子4
は正の方向に回転し続け、180゜の第2段階漸進回
転を終了する。そこで制御回路は電流I5とI6を切
る訳だが、これら電流の遷移は第5図にaとして
示してある。
回転子を第1図に示された位置より反対方向、
即ち負の方向に回転させるためには制御回路がコ
イル5と6に負電流を送り込む。すると合成磁場
R5-6は第3図が示す方向を呈し回転子4は負の
方向に半段階の90゜だけ漸進回転する。ここの際、
回転子は第4図に示された位置を占め、制御電流
I6の方向を変えて正電流にする。すると合成磁場
R5-6は第2図が示す方向を呈すようにある。然
して回転子は第2段階の90゜の漸進回転を終了す
るまでの負の方向に回転し続け第3図の示す位置
に至る。そこで制御回路は2つの電流I5及びI6
切る。
更に回転子を負の方向に新たに漸進回転させる
ためには制御回路がコイル5及び6に正電流を送
り込む。すると合成磁場R5-6は第1図が示す位
置を呈し回転子は負の方向に半段階回転する。そ
こで制御回路は電流I6の方向を逆にして負電流と
なし合成磁場R5-6は第4図の示す位置占める。
然して回転子はその漸進回転の1段階を終了しそ
の最初の位置に戻る訳である。その際、制御回路
は電流I5及びI6を切る。
第5図にbとしてこれら電流の遷移を示してあ
る。
第6図は第5図に示された電流インパルスをモ
ータのコイル5と6に送り込め得る回路の参考例
を図示している。この参考例に於いて上記インパ
ルスは1秒間の周期であり7.8msの持続時間を
有している。
コイル5及び6は各々2個の補助MOSトラン
ジスターで構成される2個の逆流器I1とI2及びI3
とI4に夫々接続される。これら逆流器の入力が同
一の論理状態にある場合、コイル5と6には何な
る電流も流れない。逆流器I1とI3の入力が0の論
理状態にあり且つI2とI4の入力が1の論理状態に
ある場合、電流はコイル5と6を夫々矢印fにて
示される方向に流れる。
逆流器I1,I2とI3,I4の入力論理状態が異なる
場合、電流はコイルをを矢印f反対方向に流れ
る。
論理回路cは発振器A及び分周器Bで形成され
る時間軸から夫々1Hzと128Hzの周波数信号を受
ける。論理回路はこれらの信号を回転子の回転方
向制御信号Sと共に用いて、コイル5と6に所望
の電流を流すに必要な論理状態を出力C1〜C4
接続された逆流器I1〜I4に毎秒供給する。論理回
路Cは当業者には公知なものである故、更に詳述
しないが、これが受けた1Hzの信号がコイルを流
れる電流インパルスの周期を決定し、128Hzの信
号が持続時間を定めることに留意されたい。後者
の信号周期は実際に7.8msである。
第7a図にはモータ機能の全体が要約されてい
る。この表中に於いて正電流は+で表わされ、負
電流は−にて表わされる。R1〜R5の欄には電流
I5とI6の各組合せで第1図〜第4図に示された如
く回転子中に発生される磁場の方向を表めしてあ
る。「モータ発振」と「コイル停止」の2欄に矢
印によつて回転子4の発進及び停止位置が示され
ている。これら矢印は回転子4の磁石によつてS
極からN極に向けられている。
本モータは前述したように回転子4が回転段階
を1段階とばしてしまつたり余計に行つてしまつ
ても常に所望の回転方向に回転するという大きな
メリツトがある。第7b図の表は何かの理由で回
転子4がこの時点に於けるあるべき位置とは逆の
位置にきてしまつた場合を第1列に示している。
そこで制御回路が電流I5とI6を正の方向に送つた
場合、回転子4は負の方向に半段階だけ回転す
る。電流I5の方向が逆転すると回転子4は正の方
向に半段階回転して、サイクルのこの瞬間に於い
てあるべき位置の発進位置にくる。これより回転
子は所望の方向に回転する訳である。何れの場合
にせよ回転子はそれまでの回転方向に拘らず且つ
何らかの事故によつて発生して回転子の誤つた停
止位置に拘らず、再び所望の回転方向に回転する
ことは容易に理解されよう。
第1の半段階終了に逆転される前に、電流I5
I6は或る一定時間だけ中断され回転子4の慣性が
前記半段階を完了させ且つ第2の半段階を助勢す
ることは明白である。同様に電流I5とI6も回転子
4が実質的にその回転段階を終了する前に中断さ
れる。即ち回転子の保持トルクと慣性によつて回
転子4はその回転段階を終了するのである。同様
にトルク55と66は回転段階の間に於いて回転
子の保持トルクを増大させるために且つ段階終了
時の平衡位置で回転子の振動を弱めるために制御
回路によつて短絡されることも可能である。この
手段を用いればエネルギーの節約になるが、モー
タの基本的構造と駆動すべき装置の大きさも考慮
して、このモータを組入れる際に上記手段を導入
するかを決定しなければならない。
更に上記2個のトルクは常に同時に電流供給さ
れ且つ回転子に印加されるトルクを共に発生する
磁場を形成するため、トルクの大きさは順次電流
供給される在来のトルクに比して大幅に縮小さ
れ、換言すれば同じ大きさのトルクでも回転子に
印加されるトルクは大幅に増大する。
第8図に示された実形例は17,18で示され
る2個の磁極片が電機子なしの2個の枠コイルに
て構成され、回転子19はこの内側で軸20を中
心に回転する点で第1の参考例とは異つている。
この軸20は磁極片17及び18の中心線17a
と18aの中間面21に位置している。弱磁性体
でなる保持部材22は、回転子19のN極とS極
が前記中間面21にくる平衡位置に保つように回
転子を保持する。
この実施例の主なる機能は第1の参考例に於け
るものと全く同一である。
第9図及び第10図に示された第2の参考例で
はモータは保磁子が弱磁性体でなる2個の部材で
形成された固定子を有している。23にて示され
る上記部材の一方はE型をしており3個の枝部は
夫々23a,23b及び23cにて示される。他
方の部材24は角棒状であつて両端に夫々1個の
腕木24a及び24bと中央に1個の腕木24c
を呈している。回転子の電機子であるこれら2個
の部材23と24は図示される如き配置、即ち、
互いに向い合つて設置される。E型部材の枝部2
3a,23b,23cは前記固定子の他の部材2
4の腕木24a,24b,24cに夫々当接され
る。これらの結合は2個のビス25でなされる
が、その1個は枝部23aを貫通して腕木24a
に締結し、他方は枝部23bを貫通して腕木24
bに締結する。
E型部材23の中央枝部23cの幹部には円形
開口2が形成され、3箇所の細い部分23d,2
3e及び23fが3個の磁極片を結合している訳
である。第1の磁極片は枝部23Cで形成され、
残り2個の磁極片は細い部分23dと23e,2
3eと23fの間に夫々位置する部材23自体の
一部によつて形成される。
モータの回転子はこのモータを装備する時計あ
るいは他の装置のフレームの2個の部材の28と
29の間で枢転する軸27を有している。この軸
27は第9図にて示される如く直径的に相反する
N極とS極を有した2極の永久磁石を支持してい
る。
前述し図示されたモータの固定子は角棒状部材
24の2つの部分24dに巻付けられた2個の同
軸コイル31と32を有している。その一方は部
材24の腕木24aと24cの間にあり、他方は
24bと24cの間にある。これらコイルによつ
て発生される磁場は第9図に於いて矢印R9とR10
にて略示されている。
これらの磁場R9とR10が回転子30を通過する
際に、互いに斜行して切断線X−X線の平面上に
ある回転子の直径に関して対称となる。更にこれ
ら磁場の方向は交線に於いて90゜の角度をなして
いる。
コイル31と32を流れる電流の方向に従つて
2つの磁場R9とR10は第9図の矢印で示される如
く拡散し、その合成磁場は前記切断線X−Xの面
と同一となり第9図の上の方向に導かかる。同様
に磁場R9とR10は集中してその合成磁場は前記切
断線X−Xの面と一致するが、これは第9図の下
の方向に導かれる。更に上記磁場は反対方向にも
導かれるが、この場合には合成トルクは直径方向
のものであり且つ切断線X−Xに垂直な何れかの
方向のものである。
然してコイル31と32を流れる2つの電流の
方向を適宜変化させることによつて、合成磁場を
何れかの方向に回転せしめ、これが回転子を同一
方向に駆動させる。一般的にモータのこの参考例
に於ける機能は第1の参考例と同一である。
回転子30の磁石は2極であり且つ固定子は3
個の磁極片からなつているため、回転子が前記細
い部分23dと23fの間に位置する磁極片と直
角をなして位置する回転子の平衡位置を決定し、
換言すれば前記回転子30の磁石の磁束が最小の
レフレクタンス路をたどる訳である。
第9図及び第10図のモータに於いては、固定
子の2個の部材23と24は互いに組合されるが
特に第10図に示される如く異つた平紡面上に配
置される。この配置は33及び34にて示される
固定子の2個の部材が同一平面上に配される第1
1図〜第13図の参考例とは異つている。E型部
材33は3つの枝部33a,33b,33cを呈
している一方、角棒状の部材34は3個の腕木3
4a,34b及び34cを呈している。枝部33
aと33bの先端は35の箇所で半分の厚さに切
込まれており、腕木34aと34bは36の箇所で
同様に半分の厚さに切り込まれている。これら切
り込み部分は互いに係合して第11図に示す如く
固定ビス37が貫通する。
固定子の2つの部材33と34の中央の枝部及
び腕木に関しては切り込みは行なわないが、腕木
34cは半円状の凹部38を呈し、部材33の中
央枝部33cが呈する対応形状の枝部33dと嵌
合する(第11図〜第13図参照)。
この参考例に於けるコイルは図示しないが第9
図及び第10図の参考例と同一のものであり、第
1の参考例について説明した方法で回転子30を
駆動するために供される。
最後に第14図には第9図及び第10図のモー
タの固定子の他の参考例が示されるが、これによ
ればノツチ41,42,43が部材23(あるい
は33)の細い部分23d〜23fに形成され
る。ノツチ42と43は環状孔26内に形成され
一方に於いて回転子の保持に、他方に於いては磁
極片を磁力的に分離するために役立つものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図、第4図は本発明に従
つたモータの第1の参考例に於ける4通りの機能
を概略的に示す平面図、第5図は第1図〜第4図
に示されるモータのコイルに流れる電流インパル
スのダイアグラム、第6図はコイルへの電流供給
回路を示すブロツク図、第7a図、第7b図はモ
ータの機能を要約する表、第8図は本発明の要部
を示す斜視図、第9図は第2の実施例の平面図、
第10図は第9図の鎖線X−Xに従つた断面図、
第11図は第3の実施例を示す平面図、第12
図、第13図は第10図の鎖線XII−XII、−
に夫々従つた垂直方向断面図、第14図は第8
図及び第10図の磁極片の他の参考例を示す要部
平面図である。 1……固定子、2a,2b,2c……スリツ
ト、3,20……回転子の中心、4,19,30
……回転子、5,6,31,32……コイル、7
……対称軸、8……回転方向、9〜16……磁場
方向、17,18……磁極片、21……中間面、
22……保持部材、23,24,33,34……
固定子部材、25,37……ビス、26……円形
開口、27……回転子の軸、28,29……フレ
ーム部材、35,36……切込み部分、38……
凹部、41〜43……ノツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 軸の回りで回転するように取り付けられた永
    久磁石にて形成される回転子と、第1の磁場と第
    2の磁場を夫々発生するべく電流インパルスに応
    答する第1および第2のコイルを有する固定子と
    からなるものにおいて、該コイルは該永久磁石で
    なる回転子を部分的に取り巻くループ形状を呈し
    ており、且つ各コイルの長手方向中央切断面が、
    該回転軸を通る二等分面上で交わるような相互関
    係で配置されることを特徴とする2方向に回転す
    るステツプモータ。 2 該2つの磁場の方向がなす角度は90゜である
    ことを特徴とする前記特許請求の範囲第1項に記
    載のステツプモータ。 3 該固定子は該回転軸を通る二等分面上に弱磁
    性体の保持部材を有しており、該コイルによつて
    磁場が発生されない場合、回転子を平衡位置に保
    つことを特徴とする前記特許請求の範囲第1項に
    記載のステツプモータ。
JP60050215A 1979-07-06 1985-03-13 2方向に回転するステツプモ−タ Granted JPS6185055A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH633179A CH625646A5 (en) 1979-07-06 1979-07-06 Electromagnetic motor with two directions of rotation
CH6331/79-9 1979-07-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6185055A JPS6185055A (ja) 1986-04-30
JPH022382B2 true JPH022382B2 (ja) 1990-01-17

Family

ID=4307853

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9159980A Granted JPS5615163A (en) 1979-07-06 1980-07-04 Electromagnetic motor rotating bidirectionally
JP60050215A Granted JPS6185055A (ja) 1979-07-06 1985-03-13 2方向に回転するステツプモ−タ

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9159980A Granted JPS5615163A (en) 1979-07-06 1980-07-04 Electromagnetic motor rotating bidirectionally

Country Status (3)

Country Link
JP (2) JPS5615163A (ja)
CH (1) CH625646A5 (ja)
FR (1) FR2461392B1 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57156662A (en) * 1981-03-20 1982-09-28 Seiko Instr & Electronics Ltd Super-miniaturized two-way rotation stepping motor
CH647128GA3 (ja) * 1982-02-15 1985-01-15
CH647920GA3 (ja) * 1982-04-21 1985-02-28
JP2614438B2 (ja) * 1986-04-02 1997-05-28 三洋電機株式会社 小型ブラシレスモータ
JP2604143B2 (ja) * 1987-01-14 1997-04-30 三洋電機株式会社 小型ブラシレスモータ
NL8802720A (nl) * 1988-11-07 1990-06-01 Philips Corp Elektrische actuator.
JPH01157294A (ja) * 1988-11-17 1989-06-20 Seiko Instr & Electron Ltd 両回転ステップモータの駆動方法
JPH01259794A (ja) * 1988-11-17 1989-10-17 Seiko Instr Inc 両回転ステップモータ
US7345290B2 (en) 1999-10-07 2008-03-18 Agere Systems Inc Lens array for electron beam lithography tool
WO2005002030A1 (ja) * 2003-06-30 2005-01-06 Seiko Precision Inc. ステップモータ
JP4271514B2 (ja) * 2003-06-30 2009-06-03 セイコープレシジョン株式会社 ステップモータ
US7211910B2 (en) 2003-06-30 2007-05-01 Seiko Precision Inc. Step motor
JP4238091B2 (ja) 2003-08-11 2009-03-11 セイコープレシジョン株式会社 電磁アクチュエータ
WO2005022729A1 (ja) * 2003-08-29 2005-03-10 Seiko Precision Inc. 電磁アクチュエータ
JP4723329B2 (ja) * 2005-09-14 2011-07-13 シチズンホールディングス株式会社 ステップモーター
IT1394386B1 (it) * 2008-09-29 2012-06-15 Scuola Superiore Di Studi Universitari E Di Perfez Micromotore elettromagnetico passo-passo di tipo wobble
JP6869666B2 (ja) * 2016-08-15 2021-05-12 シチズン時計株式会社 ステッピングモータ、及びステッピングモータのステータ製造方法
JP7455503B2 (ja) 2018-07-12 2024-03-26 セイコーインスツル株式会社 モータ駆動装置およびモータ制御方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR972469A (fr) * 1941-03-29 1951-01-30 Hatot Leon Ets Perfectionnements aux appareils magnéto-électriques
FR981246A (fr) * 1943-03-22 1951-05-23 Hatot Leon Ets Perfectionnements aux petits moteurs et appareils electro-magnétiques et à leurs applications aux mesures et commandes
FR940059A (fr) * 1947-01-09 1948-12-02 Lepaute Henry S Ets Réceptrice pour systèmes de distribution d'heure
US2483539A (en) * 1948-05-20 1949-10-04 Hansen Mfg Co Synchronous motor
US2780764A (en) * 1949-08-16 1957-02-05 Morrison Montford Electric impulse motor-device
US3056053A (en) * 1958-10-17 1962-09-25 Gibbs Mfg & Res Corp Two-phase clock motor
US3005941A (en) * 1960-04-15 1961-10-24 Bendix Corp Stepper motor control
US3239738A (en) * 1961-03-06 1966-03-08 Barton Instr Corp Stepper motor circuits
US3958167A (en) * 1972-12-04 1976-05-18 Citizen Watch Co., Ltd. Pulse motor

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6334707B2 (ja) 1988-07-12
JPS6185055A (ja) 1986-04-30
FR2461392B1 (fr) 1986-04-18
FR2461392A1 (fr) 1981-01-30
JPS5615163A (en) 1981-02-13
CH625646A5 (en) 1981-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH022382B2 (ja)
US4371821A (en) Electromagnetic motor rotatable in either direction
US4227164A (en) Electromagnetic rotating apparatus
US4103191A (en) Step motor
US4095130A (en) Synchronous motor
US3164735A (en) Indexing synchronous motor
US4460859A (en) Stepping motor assembly
US4477759A (en) Stepping motor unit
JPH0588080B2 (ja)
US3845335A (en) Electromagnetic stepping micromotor
US6731093B1 (en) 2-step bi-directional stepping motor
US4167848A (en) Driving device for an electric timepiece
US5400303A (en) Driving device for timepieces
US3492515A (en) Stepping motor with nutating gear
US4471284A (en) Reversible stepping motor
US3136935A (en) Commutatorless d. c. motor
JPH062468Y2 (ja) 小型ステップモ−タ
JPS6110958A (ja) 正逆転モ−タ
JP2874879B2 (ja) 絞り制御装置
JPS6110957A (ja) 正逆転モ−タ
JPH08182299A (ja) 回転磁界型モータ
JPH04312400A (ja) ステップモータの逆転駆動方法
GB1559993A (en) Synchronous electric motor
JPS6056400B2 (ja) 時計用パルスモ−タ−の駆動制御方法
JPS62260555A (ja) ブラシレスモ−タ