JPH02238199A - 斜流形羽根車の製造方法 - Google Patents

斜流形羽根車の製造方法

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JPH02238199A
JPH02238199A JP5750489A JP5750489A JPH02238199A JP H02238199 A JPH02238199 A JP H02238199A JP 5750489 A JP5750489 A JP 5750489A JP 5750489 A JP5750489 A JP 5750489A JP H02238199 A JPH02238199 A JP H02238199A
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JP
Japan
Prior art keywords
blade
blades
impeller
hub
root
Prior art date
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Pending
Application number
JP5750489A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Tanaka
忠男 田中
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP5750489A priority Critical patent/JPH02238199A/ja
Publication of JPH02238199A publication Critical patent/JPH02238199A/ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、気体又は液体を取扱う流体機械の羽根車で
あって、射出成形をする型の面がら見るといわゆるアン
ダーカットを生じるような三次元の形状の羽根を備えた
オープン形の斜流形羽根車の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
第6図は従来の技術による斜流形羽根車の正面図を示し
、円錐形のハブ1に複数の円周方向に傾けられた羽根2
が溶接され、側板を持たないオープン形となっている。
羽根2はチソプ2aが円周方向に傾けられているため正
面から軸方向に見ると、裏面は正面から見えず、一枚の
羽根にのみ図示したようにいわゆるアンダーカット2I
I1が存在し、合成樹脂等による射出成形が困難であり
、鋼板等からなるハブ1及び羽根2を溶接して製造する
〔発明が解決しようとする課題〕
羽根車の形状を求める単純化した基礎理論では、プリロ
ーテーションを無視した時、羽根入口の円周速度U,と
流体の流入速度Vl とからなる直角三角形の斜線が羽
根車に対する流体の相対速度賀,となり、ベクトルu1
 とIII1 とのなす角を羽根入口角β1として選び
、いわゆる無衝撃流入とする.ところが斜流形では羽根
入口の根本の半径rikと羽根入口のチップの半径rl
tとが大きく異るので、これに対応してβ1,はβ+1
よりはるかに大きい。羽根出口(添字2)の速度三角形
は直角三角形ではないが、β2,はβ2tより大きい。
このような羽根入口角度、出口角度を実現するため、斜
流形では前述のように羽根のチップ2aを回転方向Pの
方向に傾けた三次元の形状をとる。
ところがこのような三次元形状の羽根をハブに設けるに
は、合成樹脂の射出成形法ではアンダヵッ}2mがあっ
て型が極めて複雑であり、中子を用いる鋳造法では重く
なりがちであり、前述のような薄鋼板の溶接では作業工
数が太き《、高価になる。
この発明の目的は、合成樹脂の射出成形法を活用して三
次元の羽根を備えるような斜流形羽根車の製造方法を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕 この発明1の斜流形羽根車の製造方法は、軸心に直交す
る面に対し垂直な二次元形状を持つ羽根と斜面を持つハ
ブとからなるオープン形の羽根車を、熱可塑性合成樹脂
で射出成形し、その後に前記羽根の根本からチップに到
る領域を加熱軟化して円周方向に曲げ、冷却して三次元
形状の羽根を備えた羽根車を得るものである。
発明2の斜流形羽根車の製造方法は、発明1において、 二次元形状の羽根の根本の入口側と出口側との少くとも
いずれか一方は、ハブとの結合を持たない欠落部を備え
るものである。
〔作用〕
発明1においては、軸心に直交する面に対し垂直な二次
元形状を持つ羽根と斜面を持つハブとからなるオープン
形の羽根車は、射出成形の型から見てもアンダーカット
が存在せず、簡単な型となる。なおこの際、ハブの外周
の外側の領域の羽根は、ハブが存在しないので例えば型
の上型と下型とによって羽根に傾きを持たせることは問
題ない。
このようにして二次元形状の羽根を持つ羽根車羽根を軟
化点近くの適宜な温度に加熱すれば、材料は熱可塑性で
あるから容易に変形させることができ、羽根の根本を又
は根本からチップに到る任意の個所を所望の形状に曲げ
ることができ、冷却して三次元の形状の羽根を持つ羽根
車が得られる。
発明2においては、発明1に加えて、羽根の根本が曲線
をなして長い場合に、根本部を曲げる時に入口側、出口
側に設けた欠落部によってハブにまで及ぶ変形が防がれ
る。
〔実施例〕
第1図は実施例1の方法になる射出成形後の羽根車の正
面図、第2図は第1図の側面図、第3図は第1図のもの
に熱を加えて円周方向に曲げて完成した時の部分正面図
であり、第4図は実施例2の方法になる射出成形後の部
分正面図、第5図は第4図の■一■又はv”−v’断面
を示す断面図である。
第1図及び第2図において、斜面を持つハブ11は複数
の羽根12が熱可塑性合成樹脂によって一体成形される
.成形の型がアンダヵソトを持たないようにするため、
羽根車は側板のないオープン形であるとともに、羽11
2は軸心に直交する面に対し垂直な二次元形状をなして
いる。
図においてハブ11の外周の外側の領域においても、羽
根12のチップ12aの輪郭は軸方向に見て羽根出口1
2dの輪郭に一致している。この部分の羽根の一方の面
を型の一方で、他方の面を型の他方で形成できるので、
必ずしも一致させる必要はないが、型の接合面のパリに
注意する。
第1図で矢印Pの方向に回転する羽根車の羽根のうち、
射出成形後に一枚のみを矢印Qの方向に曲げて羽根12
を羽根22に変形させる様子を図示したが、第3図に加
熱して曲げる状況を詳しく説明する。図においてハブ1
1の羽根取付部にはヒータ13が設けられ、他の部分に
は断熱部14を当接させ、ヒータ13によって根本12
c近くを合成樹脂の軟化点程度に加熱後、力Qを加えて
羽根12を22のように変形させる。羽根22の裏側に
図示しない治具を当て曲げ形状を正しく保つと同時に、
その状態での冷却を行うとよい。
図示のように曲げられる部分は根本12c近くと限らず
、根本12cからチソプ12aに到る領域を任意の曲率
で曲げてよいし、羽根12は入口12bから出口12d
に到る範囲について任意の形状に変形させてもよい。
実施例2を示す第4図及び第5図は、羽根車は射出成形
された状態で、羽根12の根本12cの入口側と出口側
とはハブ11との結合を持たない欠落部15が設けられ
る。羽根12が二次元形状で図示のようにRの曲率を持
つものを加熱変形させる時に根本12cが長くても根本
12cに無理力が生じるのを減少させる。前記欠落部1
5は軸方向に設けて射出成形の型に適合したものとする
ことができる。
〔発明の効果〕
この発明1の斜流形羽根車の製造方法は、軸心に直交す
る面に対し垂直な二次元形状を持つ羽根と斜面を持つハ
ブとからなるオープン形の羽根車を、熱可塑性合成樹脂
で射出成形し、その後に前記羽根の根本からチップに到
る領域を加熱軟化して円周方向に曲げ、冷却して三次元
形状の羽根を備えた羽根車を得るようにしたので、羽根
車の流体効率に大きく影響する羽根の取付角を理想的な
角度にするような羽根車が得られ、特に羽根入口におけ
る流体の流入が羽根に対し無衝撃となって効率が向上す
るという効果があり、そのような三次元形状の羽根を持
つ羽根車を射出成形で量産的に生産するように利用する
ことができるという効果がある。
発明2においては、更に加熱軟化による変形によって生
じる根本部の変形と応力を減少させることができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1の方法になる射出成形後の羽根車の正
面図、第2図は第1図の側面図、第3図は第1図のもの
に熱を加えて円周方向に曲げて完成した時の部分正面図
であり、第4図は実施例2の方法になる射出成形後の部
分正面図、第5.図は第4図のV−V又はv′−v′断
面を示す断面図であり、第6図は従来の技術による方法
になるものの正面図である。 1.11・・・ハブ、2,12.22・・・羽根、2m
・・・アンダーカット、15・・・欠落部。 第 1 図 第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)軸心に直交する面に対し垂直な二次元形状を持つ羽
    根と斜面を持つハブとからなるオープン形の羽根車を、
    熱可塑性合成樹脂で射出成形し、その後に前記羽根の根
    本からチップに到る領域を加熱軟化して円周方向に曲げ
    、冷却して三次元形状の羽根を備えた羽根車を得ること
    を特徴とする斜流形羽根車の製造方法。 2)請求項1記載の斜流形羽根車の製造方法において、 二次元形状の羽根の根本の入口側と出口側との少くとも
    いずれか一方は、ハブとの結合を持たない欠落部を備え
    ることを特徴とする斜流形羽根車の製造方法。
JP5750489A 1989-03-09 1989-03-09 斜流形羽根車の製造方法 Pending JPH02238199A (ja)

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