JPH0223757A - 電話番号記録・再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は電話番号記録・再生装置に関し、詳しくは、記
録媒体としての磁気ディスクを用いた簡便な構成の電話
番号記録・再生装置に関する。

〈従来の技術〉 近年、一般家庭向けに静止画テレビ電話が実用化されて
いる。

かかる静止画テレビ電話では、送信側で撮像素子によっ
て光学画像（送信者の顔等）を静止画信号に変換し、こ
の静止画信号を例えばＡＭ変調して一般加入者電話回線
に乗せる。そして、受信側では電話回線を介して伝送さ
れた画像信号をブラウン管に再生するようにしている。

上記のような静止画テレビ電話では、画像信号を音に変
換して電話回線で伝送するものであるから、この静止画
伝送信号をオーディオテープに録音することで静止画の
記録が行える。従って、電話相手から送られた顔や絵の
静止画、更に、電話での会話内容をオーディオテープに
記録したり、予めオーディオテープに記録しておいた静
止画を伝送したりする使い方ができるようになっている
。

〈発明が解決しようとする課題〉 このように、静止画テレビ電話において静止画や会話内
容を記録することは使い勝手を向上させるものであるが
、オーディオテープを記録媒体として用いる場合には、
必要記録部分の頭出しが煩雑であったり、携帯・保存に
不便であると言った問題がある。

一方、静止画を記録するメディアとして、電子スチルカ
メラが実用化されており、かかる電子スチルカメラでは
、静止画をスチルビデオフロッピーと呼ばれる小型（直
径４７１）の磁気ディスクをカートリッジに収納したも
のに記録するようになっている。

上記スチルビデオフロッピーに静止画を記録する場合に
は、再生ヘッドのトラッキングにより記録部分の頭出し
が容易であり、無給、同一フロッピーに音声を記録する
ことも可能であり、また、オーディオテープに比して携
帯や保存の容易性でも有利である。

そこで本発明では、磁気ディスクを電話内容（例えばテ
レビ電話における映像又は音声等）の記録媒体として用
いることを想定し、かかる磁気ディスクを利用して電話
の使い勝手を向上させることを目的とする。

〈課題を解決するための手段〉 そのため本発明では、磁気ディスクが内蔵されるケース
の所定位置に所定電話番号が印字されたラベルを貼付す
る一方、前記磁気ディスクをドライブするディスクドラ
イブ装置に前記ラベルの電話番号を読取る読取装置を付
設して電話番号記録・再生装置を構成するようにした。

また、所定電話番号をバーコードに変換してラベルに印
字し、前記磁気ディスクのケースに貼付するようにした
。

更に、前記読取装置によって読取られた電話番号に相当
する信号を電話回線に出力する装置を設けた。

また、前記読取装置が付設されたディスクドライブ装置
を、映像を電話回線を介して伝送するテレビ電話に付設
し、該ディスクドライブ装置にセットされた磁気ディス
クに前記テレビ電話の交信記録を行うよう構成した。

一方、前記磁気ディスクのラベルに印字された電話番号
を該磁気ディスクに磁気信号によって記録するよう構成
した。

く作用〉 かかる構成によれば、磁気ディスクに電話番号を磁気記
録するのではなく、磁気ディスクが内蔵されるケースの
所定位置に貼付したラベルに電話番号を印字して、この
印字された電話番号がディスクドライブ装置に付設され
た読取装置で読取られる。従って、例えば、磁気ディス
クを特定相手との記録に限定し、前記特定相手の電話番
号をラベルに印字すれば、電話番号を管理阻としてのテ
レビ電話等における記録データ管神功り可能となる。

また、電話番号を太さや間隔の異なる縦線の組合わせに
よるコードであるバーコードに変換して印字すれば、精
度良くかつ速やかに電話番号を読取ることができる。

更に、読取装置によって読取られた電話番号に相当する
信号を電話回線に出力する装置を設けることにより、予
めラベルに印字しておいた電話番号先へ間違いなく電話
をかけることができる。

また、テレビ電話に本発明にかかる電話番号記録・再生
装置を付設することにより、例えば、読取装置で読取っ
た電話番号相手に自動ダイヤリングし、かつ、その電話
相手との交信記録（伝送された映像や音声、更には交信
回数１日時等の交信データ等）を磁気ディスクに記録さ
せて、磁気ディスク毎に電話番号の異なる相手の記録を
管理することができる。

また、ラベルに印字されている電話番号を読み取って、
磁気信号によって当該磁気ディスクに記録することで、
ラベルから電話番号を読取ることができなくなっても電
話番号を呼び出すことが可能となる。

〈実施例〉 以下に本発明の詳細な説明する。

第１図は、一般加入電話回線を介して静止画を伝送する
静止画テレビ電話１を示している。

ここで、静止画テレビ電話１は、内蔵されたＣＣＤや撮
像管等の撮像素子により撮影窓２を介して送信者の顔や
絵などの所望の映像を撮影すると共に、この撮影状態を
ブラウン管３に写し出す。

そして、送信側で動画として写し出されるブラウン管３
の画像から伝送希望の静止画を操作ボタン４によって選
択し、この静止画を電話回線で結ばれている相手側へ音
に変換して伝送するものである。

尚、本実施例の場合、図に示すように、受話器５及び電
話番号指示用のテンキー６が静止画テレビ電話１に一体
に備えられているが、通常の電話機が別体として接続さ
れるものであっても良い。

また、本実施例の場合、静止画テレビ電話１に磁気ディ
スク（フロッピー）７をドライブして電話の交信を記鉄
・再生するディスクドライブ装置、８が付設されており
、このディスクドライブ装置８に所定の磁気ディスク７
をセットすることで、音に変換され電話回線を介して伝
送された静止画や通常の会話音声、更には交信回数９日
時等の交信データなぐを磁気ディスク７に記録させるこ
とができると共に、予め磁気ディスク７に記録しておい
た静止画や音声を読出して電話回線を介して相手側へ伝
送できるようにしである。

前記磁気ディスク７は、第２図に示すように、小型（例
えば直径４７ｍｍ　）の磁気ディスクをカートリッジ（
ハードケース）７ａに収納させたものであり、カートリ
ッジ７ａの外表面にバーコード１０が印字されたラベル
１１を貼付しである。前記バーコード１０は、所定相手
の電話番号を太さや間隔の異なる縦線の組合わせによる
コードである所謂バーコードに変換したものであり、こ
のバーコード１０をスキャナで読取ることによってラベ
ル１１にコード化して印字されている電話番号を読取る
ことができるようにしである。即ち、本実施例では、磁
気ディスク７の１枚毎に異なる電話番号が印字されたラ
ベル１１を貼付し、電話番号相手毎に磁気ディスク７を
使い分けるよう構成しである。

尚、ラベル１１に対して電話番号相当のバーコード１０
を印字するには、例えば第３図に示すように、バーコー
ド印字用のハンディライター１５を用い、係るハンディ
ライター１５のテンキ−１５ａ操作によって所定の電話
番号を打込んだ後、磁気ディスク７に貼付した白紙のラ
ベル１１上にハンディライター１５の印字部（図中下端
面）を押圧して、電話番号相当のバーコード１０を印字
させる。また、ワードプロセッサに電話番号をバーコー
ド１０に変換して印字するソフトを用意して、台紙上に
整列させた糊付ラベルシールにワードプロセッサのプリ
ンタで所定バーコード１０を印字させても良い。更に、
前記バーコード１０は所定電話番号の短縮番号をコード
化し°たものであっても良い。

一方、前記ディスクドライブ装置８は、磁気ディスク７
の記録及び再生を行うだけでなく、前記ラベル１１のバ
ーコード１０を読取る読取装置としてのスキャナ１２を
付設してあり、ディスクドライブ装置８に磁気ディスク
７がセットされると、自動的にバーコード１０が読取ら
れるようになっている。

前記スキャナ１２は、例えば、ＬＥＤとフォトセンサと
で構成され、第４図に示すように、磁気ディスク７がセ
ットされるディスクドライブ装置８のインサート部８ａ
に固定され、磁気ディスク７のインサート動作に伴って
バーコード１０がスキャナ１２を通過することによりバ
ーコード１０を読取るようにする。また、磁気ディスク
７がディスクドライブ装置８にセットされた後、ラベル
１１上をスキャナ１２が移動してバーコード１０を読取
るものであっても良い。

ディスクドライブ装置８に磁気ディスク７がセットされ
て、そのラベル１１に印字されているバーコード１０（
電話番号）が読取られると、例えば第５図に示すような
デイスプレィがブラウン管３に写し出される。

ここで、最上段には、セットされた磁気ディスク７のラ
ベル１１に印字されていた電話番号の相手先名（及びフ
ァイル番号）が表示され、その下段にはその電話番号、
更に相手先住所が表示される。

尚、前記相手先名及び住所は、予め磁気ディスク７に記
録させておくか、静止画テレビ電話１内蔵の半導体メモ
リに電話番号を整理番号として記録させておいたもので
ある。

更に、ブラウン管３には、当該相手先へ送話した日時及
び時間、当該相手先から受話した日時及び時間が表され
る。これらの交信記録データは、ブラウン管３に示した
相手先への送話時及び該相手先からの受話時に当該磁気
ディスク７をディスクドライブ装置８にセットすること
で自動的に記録されたものであり、静止画テレビ電話１
にファクシミリ伝送装置を一体に組込んである場合には
、その伝送記録（日時、ページ数）も記録・表示する。

相手先からの受話の記録は、例えば電話装置に過去何本
（例えば１００本）かの通話記録を記憶しておくメモリ
を設けておき、ある相手先の磁気ディスク７を装置に挿
入した際には、自動的にその磁気ディスク７の電話番号
相手の通話（受話）記録をピックアップして磁気ディス
ク７の情報と比較し、新しい記録があればそれを磁気デ
ィスク７に転記するような方式でも良い。また、磁気デ
ィスク７のラベル１１から読み取った電話番号を当該磁
気ディスク７の所定トラックに自動的に記録するよう構
成しても良く、これによってラベル１１が剥がれたり、
印字が薄くなっても電話番号が不明となることを回避で
きる。

このようにして、所定磁気ディスク７をディスクドライ
ブ装置８にセットして、セットした磁気ディスク７が該
当する相手先の電話番号等が読出されると、操作ボタン
４を選択操作することで前記電話番号に相当する音声信
号を電話回線に出力し、テンキー６によって電話番号を
打込んだときと同様に相手先に電話をかけられるように
しである。

このように、磁気ディスク７のラベル１１に電話番号を
印字させておくことで、この電話番号が晩取られて自動
ダイヤリングさせることができるものであり、磁気ディ
スク７を選択的にセットすることで間違いなく然も簡便
に電話をかけられる。

また、例えば光学画像を撮像素子により電気画像信号に
変換して静止画を磁気ディスクに記録する電子スチルカ
メラにおける静止画記録用の磁気ディスクと、本実施例
における静止画テレビ電話１記録用の磁気ディスク７と
を共通として、電子スチルカメラ側にもバーコード１０
を読取るスキャナ１２を設け、磁気ディスクを電子スチ
ルカメラにセットすることで印字された電話番号が読取
られてカメラの表示部に表示されるよう構成しても良い
。

静止画テレビ電話１のディスクドライブ装置８に磁気デ
ィスク７をセットして、磁気ディスク７のラベル１１に
印字されている電話番号相手との電話交信を開始すると
、こちら側から顔の静止画を伝送したり、相手側からの
静止画が伝送されたり、更に、通常の会話を行うが、相
手側から伝送された静止画や会話音声を記録しておきた
いときには、セットされている磁気ディスク７即ち電話
相手の電話番号が印字されている磁気ディスク７にその
静止画や音声を記録する。従って、磁気ディスク７には
、印字されている電話番号相手との交信記録のみが記録
されることになり、磁気ディスク毎に相手先の異なる電
話交信記録を管理できるものである。

尚、本実施例では、電話番号をバーコード１０に変換し
てラベル１工に印字するようにしたが、電話番号を数字
のまま印字するよう構成しても良い。

しかしながら、読取り速度や読取り精度の面でバーコー
ド等のコードに変換したものを印字する方が望ましい。

また、バーコード１０と共に、そのバーコード１０が表
す電話番号を数字のまま付記したり、電話番号の相手先
名を付記することが望ましい。

〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によると、例えば電話番号
をラベルに印字して磁気ディスクに貼付することで、電
話番号毎の記録データ管理が可能となり、また、電話番
号をバーコードに変換して印字すれば、精度良くかつ速
やかに電話番号を読取ることができる。更に、テレビ電
話に本発明にかかる電話番号記録・再生装置を付設すれ
ば、例えば、読取装置で読取った電話番号相手に自動ダ
イヤリングし、かつ、その電話相手との交信記録を磁気
ディスク（前記電話相手の電話番号が印字された磁気デ
ィスク）に記録させることができるという効果がある。

また、ラベルから読取った電話番号を磁気ディスクに磁
気記録しておけば、万一ラベルが汚れて読取れなくなっ
ても電話番号を呼び出せ、それを元に新しいラベルを作
成することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用した静止画テレビ電話の斜視図、
第２図は第１図示の磁気ディスク拡大斜視図、第３図は
磁気ディスクに対する電話番号印字方法の一例を示す状
態図、第４図は電話番号の読取装置の一例を示すディス
クドライブ装置の斜視図、第５図は第１図示の静止画テ
レビ電話におけるデイスプレィの一例を示す状態図であ
る。

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）磁気ディスクが内蔵されるケースの所定位置に所
   定電話番号が印字されたラベルを貼付する一方、前記磁
   気ディスクをドライブするディスクドライブ装置に前記
   ラベルの電話番号を読取る読取装置を付設してなる電話
   番号記録・再生装置。
2. （２）所定電話番号をバーコードに変換して前記ラベル
   に印字したこと特徴とする請求項１記載の電話番号記録
   ・再生装置。
3. （３）前記読取装置によって読取られた電話番号に相当
   する信号を電話回線に出力する装置を設けたことを特徴
   とする請求項１又は２記載の電話番号記録・再生装置。
4. （４）前記読取装置が付設されたディスクドライブ装置
   を、映像を電話回線を介して伝送するテレビ電話に付設
   し、該ディスクドライブ装置にセットされた磁気ディス
   クに前記テレビ電話の交信記録を行うよう構成したこと
   を特徴とする請求項１、２又は３記載の電話番号記録・
   再生装置。
5. （５）前記磁気ディスクのラベルに印字された電話番号
   を該磁気ディスクに磁気信号によって記録するよう構成
   されたことを特徴とする請求項１、２、３又は４記載の
   電話番号記録・再生装置。