JPH02236997A

JPH02236997A - 放電灯点灯装置

Info

Publication number: JPH02236997A
Application number: JP5695589A
Authority: JP
Inventors: Yoshitaka Igarashi; 芳貴五十嵐; Hiroyoshi Yamazaki; 山崎　広義
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1989-03-09
Filing date: 1989-03-09
Publication date: 1990-09-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、インバータを用いて複数の放電灯を高周波
点灯させる放電灯点灯装置に関するものである。

（従来の技術）第５図は例えば特開昭６２−２００６８５号公報に示さ
れたこの種の従来の放電灯点灯装置の回路図である。図
において、１は直流電源、２は抵抗、３＃ｉコンデンサ
％４，５．６はダイオード，７はトリガ素子で、ある一
定値以上の電圧がかかると電流が流れる．８．９は駆動
トランス１０とともにインパータ１１を構成する一対の
スイッチング素子で、各々のベースが駆動トランス１０
の二次巻線と抵抗１２．１３を介して接続されている。

１４．１５はコンデンサ、１６はインダクタ、１７．１
８は上記インバータ１１の高周波出力電圧により点灯す
る蛍光灯などの放電灯、１９はカレントトランス、２０
は予熱用スイッチである．゜上記のような点灯装置においては、インバータ１１の
駆動トランス１０から発生する高周波電圧により、直列
接続された各放電灯１７．１８が点灯される。その際、
各放電灯１７．１８はスイッチ２０を閉じることによっ
て、予め所望の周波数で予熱電流が与えられ、点灯し易
くなっている。

また、スイッチング素子８．９からの高周波電力によっ
て駆動トランス１０の巻線とコンデンサ１４が直列共振
し、２灯の放電灯ｌ７と１８は同時に点灯する。金光時
、調光時においても、２灯の放電灯１７．１８は同時に
点灯し、また同時に消灯する。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の放電灯点灯装置は以上のように構成されているの
で、直列接続された複数の放電灯は同時に点灯，消灯し
、何れかの放電灯が点灯不能になると他の放電灯も点灯
不能になってしまうという問題点があった。

この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、直列接続された何れかの放電灯が点灯不能
になっても他の放電灯が点灯不能にならない放電灯点灯
装置を１；Ｉることを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る放電灯点灯装置は、直流電源と、その電
源電圧を一対のスイッチング素子を用いて高周波電圧に
変換するインバータを備え、その高周波電圧を各々のイ
ンダクタを介して複数の直列接続された放電灯に供給す
る放電灯点灯装置において、各放電灯とインダクタの負
荷回路を各々独立に構成して上記インバータに接続し、
−Ｆ記一対のスイッチング素子の中点と直列接続された
放電灯の接続点とをコンデンサを介して接続したもので
ある。

〔作用〕

この発明の放電灯点灯装置においては、各放電灯とイン
ダクタの負荷回路が各々独立に構成されており、直列接
続された何れかの放電灯が点灯不能になっても他の放電
灯は点灯可能である。

〔実施例〕

第１図はこの発明の第１実施例を示す回路構成図てあり
，従来の第５図と同一符号は同一構成部分を示している
．図において、１は直流電源、４．５はダイオード、８
，９はインバータ１１を構成する一対のスイッチング素
子で、駆動回路２１により所望の周波数で開閉（ＯＮ／
ＯＦＦ）駆動される。１７．１８はインバータ１１の高
周波出力電圧で点灯する複数（ここでは２灯）の放電灯
で、互いに直列接続されている。２２．２３は各放電灯
１７．１８とインバータｌ１の間に接続されたインピー
ダンス素子であるインダクタで、直流電源１の正側と負
側に対称に介装されている。２４．２５は放電灯１７．
１８に並列接続されたコンデンサで、それぞれインダク
タ２２．２３と直列共振回路を構成している。２６は上
記一対のスイッチング素子８，９の中点と直列接続され
た放電灯１７．１８の接続点との間に接続されたコンデ
ンサである。

上記各放電灯１７．１８とインダクタ２２．２３の負荷
回路は各々独立に構成され、インバータ１１に接続され
ている。また、放電灯１７，１８の両端の各電圧の和は
、直流電源１の電圧よりも大きくなるように構成されて
いる。

このような電流共振型のインバータ１ｌを備えた点灯装
置においては、上述のようにインバータ１１から発生す
る高周波電力によって、インダクタ２２とコンデンサ２
４及びインダクタ２３とコンデンサ２５がそれぞれ直列
共振し、各放電灯１７．１８が点灯する。その際、各放
電灯１７．１８は酵述のように独立した負荷回路を持っ
ているので、何れか一方の放電灯が切れて点灯不能にな
った場合、点灯不能になった方の負荷回路は開放状態と
なって不点灯となるが、他方の放電灯は独立した負荷回
路によって点灯状態を維持することができる。

また、高周波信号に対して高インピーダンスとなるイン
ダクタ２２．２３が、電源側の高い方と低い方に対称に
介装されているので、コモンモードノイズが小さくなる
。

第２図はこの発明の第２実施例を示す回路構成図である
。この実施例は、各放電灯１７．１８の負荷回路にそれ
ぞれスイッチ２７．２８を挿入したものであり、このス
イッチ２７．２８を開閉することにより、任意の放電灯
を単独で点灯することができ、省電力を図ることができ
る。

また、第３図はこの発明の第３実施例を示す回路構成図
である。この実施例は、各放電灯１７．１８の負荷回路
に点灯ｒ＃ＩＪ御スイッチ回路２９．３０を挿入し、各
々のスイッチ回路２９．３０をスイッチング素子３１．
３２により開閉するようにしたものである。このような
構成とすることにより、点灯制御スイッチ２９．３０の
スイッチ動作によフて各放電灯１７．１８を単独で点灯
することができるとともに、各スイッング素子３１．３
２に第４図（ａ）．（ｂ）に示すような波形の調光制御
信号を与えることによって単独点灯及び単独調光点灯す
ることができる。第４図（ａ）中、Ｔ．はインバータ１
１の出力の１周期、１．はそのオンデューティ期間を示
し、このデューティを変えることによって任意の調光状
態とすることができる。また、第４図（ｂ）は、インバ
ータ！１の出力の１周期Ｔ３の中でさらに小さい周期Ｔ
２のパルスを出力する場合を示している。

（発明の効果）以上のように、この発明によれば、各放電灯とインダク
タの負荷回路を各々独立に桔成してインバータに接続す
るようにしたため，直列接続された何れかの放電灯が点
灯不能になっても他の放電灯の点灯を維持することがで
き、また、省電力を図ることができるという効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の第１実施例を示す回路構成図、第２
図はこの発明の第２実施例を示す回路構成図，第３図は
この発明の第３実施例を示す回路構成図、第４図（ａ）
．（ｂ）は第３図の点灯制御用のスイッチング素子に与
えられる調光制御信号を示す波形図、第５図は従来例を
示す波形図である。１−一直流電源８．９−−一対のスイッチング素子１１−−インバータ１７．１８−一放電灯２２．２３−−インダクタ２６一一コンデンサなお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims

【特許請求の範囲】

　直流電源と、その電源電圧を一対のスイッチング素子
を用いて高周波電圧に変換するインバータを備え、その
高周波電圧を各々のインダクタを介して複数の直列接続
された放電灯に供給する放電灯点灯装置において、各放
電灯とインダクタの負荷回路を各々独立に構成して上記
インバータに接続し、上記一対のスイッチング素子の中
点と直列接続された放電灯の接続点とをコンデンサを介
して接続したことを特徴とする放電灯点灯装置。