JPH02236895A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH02236895A
JPH02236895A JP2041007A JP4100790A JPH02236895A JP H02236895 A JPH02236895 A JP H02236895A JP 2041007 A JP2041007 A JP 2041007A JP 4100790 A JP4100790 A JP 4100790A JP H02236895 A JPH02236895 A JP H02236895A
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voltage
circuit
integrated circuit
semiconductor integrated
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Kiyoo Ito
清男 伊藤
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堀 陵一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高密度の集積回路に関し、とくに、高密度の
半導体メモリに好適な集積回路に関する.〔従来の技術
〕 従来、半導体メモリの高集積化のために、特開昭51−
104276では、2種のゲート酸化膜厚と2種のゲー
ト領域表面濃度を組み合せた技術が提示されている。ま
た、特開昭5 0 −119543には、メモリアレ一
部のSi表面を高濃度にイオン打ちこみすることによっ
て、メモリアレ一部のトランジスタのチャネル長をより
小にしたり、拡散層間隔をより小にして集積度を向上さ
せる技術が提示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の技術によって、トランジスタ等の回路素子の寸法
を小さくした場合、これらの回路素子のMa破壊に対す
る耐圧が小さくなってしまう.一方ユーザの使いやすさ
からみれば、外部からの印加電圧(メモリLSIのパッ
ケージの電源ピンに印加される電圧)は、メモリを構成
するトランジスタの寸法いかんによらず一定にしたいと
いう要望がある.したがって外部からの印加電圧を下げ
ることは望ましくない.したがって、上述の従来技術に
よっては、高い外部電圧を用いることのできる高集積度
のメモリを実現することは出来ない。このことはメモリ
に限らず、他の集積回路にもあてはまる。
したがって、本発明の目的は、高い外部電圧を用いるこ
とができ、寸法が小さく、低い動作電圧で動作する回路
素子を内部に有する高集積度の集積回路を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、これらの回路素
子に与える’eg電圧又はこれらの回路によって発生さ
れる信号電圧は、回路素子の寸法を小さくしたことに伴
なって小さくすることとしたものである。
すなわち、本発明では,集積回路の次の特徴に注目した
. (1)一般に集積回路の内、外部入力端子に接続された
回路素子の耐圧は高くなければならない.この端子に外
部から高い電圧が供給されても、また、静電力が発生し
ても、この素子が破壊されないようにするためである.
したがって、この外部入力端子に接続された回路素子の
寸法は大きくすることが実際上必要である。
(2)集積回路の内、内部の回路は前述のごとく、寸法
を小さくシ,それにより耐圧が小さくなっても破壊され
ないようにするために、それらへ供給する電源電圧ある
いはそれらにより発生される信号電圧の値をtJXさく
することが望ましい.これらの点を考慮し、本発明では
、大きな振幅の信号に応答する第1の回路内の回路素子
は,耐圧が大きくなるように大きな寸法にて形成すると
ともに、この回路の出力信号に応答する第2の回路の回
路素子は、高集積化するために小さい寸法にて形成する
。更に、高い、第1の電源電圧が入力され,第2の回路
にこの第1の電源電圧より低い第2の電源電圧を供給す
るための、寸法の大きな回路素子からなる電源回路を設
け、第1の回路を第1の電源電圧が入力され、第2の電
源電圧に対応した大きさの電圧を有する内部信号を発生
するように構成する。第2の回路は、第2の電源電圧が
入力され,この内部信号により起動され、第2の電源電
圧に対応した大きさの電圧を有する信号を出力するよう
に構成される. ?作用〕 上述のように構成した結果、第1、第2の回路は,耐圧
に関しての問題は解決でき,さらに、第2の回路は、小
さい寸法の回路素子で形成されるために,また,集積回
路全体の中では、第2の回路が占める面積が大きいため
、集積回路全体としてみたときに高集積化が図れる。
〔実施例〕
以下,実施例に従かい本発明を説明する。
第1図は、本方式の概念を示すためのP型基板10から
なるダイナミックメモリ用のメモリチップの断面図であ
る。N型のモストランジスタ(MOST)Qpのゲート
酸化膜tOウ2はMOST,Q.のゲート酸化膜jox
■より厚くされ、MOST,Q?のドレインDpには、
高いドレイン電圧、たとえば外部電圧Vcc(たとえば
5v)が供給され、MOST,Q.のドレインD.には
、この電圧Vccが入力される内部電源電圧発生回路3
0(これは実際には、基板10内に形成されている)に
より、Vccより低い電圧Vop(たとえば3.5V)
が供給されている。
外部電圧Vccは、基板電圧発生回路20に入力され、
ここで基板10のバイアス電圧たとえば−3Vを発生す
る.なお、回路20は、基板10の外部に記載されてい
るが,実際には基板10の内部に設けられている.通常
メモリの集積度は、メモリアレーとそれを駆動する、あ
るいはそれから出力される微少信号を増幅するセンスア
ンプ(図示せず)などの、メモリアレーに直接接続され
ている周辺回路(直接周辺回路)からなる第1の回路部
40の集積度で決まる。したがってこの部分のMOST
,Q.の寸法は小さくしたい.この寸法はMOST,Q
.の耐圧、あるいはホットエレクトロン、基板電流など
の関係から、一般に動作電圧を低くすることによって小
にすることは可能である.ここでは、MOST,Q.の
ゲート酸化膜t oxlを薄くし、ドレイン電圧Vcc
より低い電圧Vopとし、チャネル長を短か< L,M
OST.Q.の寸法を小さくすることを実現している.
勿論、ゲートG.の電圧の最大値も一般的にはVopに
する必要がある。一方,その他の制御回路、つまり直接
周辺回路を制御する回路(間接周辺回路)からなる第2
の回路部50は,チップ全体に占めるその面積は約10
%であるから、特に寸法の小さなMOSTを使う必要も
ない.むしろこの間接周辺回路は外部の入力端子が接続
されるから,静電破壊耐圧などが十分高くなければなら
ない。このためには一般にここのMOST  Qpのゲ
ート酸化膜j OX2を厚くし、それに伴ない寸法(た
とえばチャネル長)の大きなMOST  Qpを使う必
要がある。ここでは、このゲート酸化膜j O)pをゲ
ート酸化膜t OX1より厚くし、チャネル長を長くし
たことに伴ない.Qpのドレイン電圧を、Q.のドレイ
ン電圧Vopより高いVccとする.勿論ゲートGpの
電圧の最大値は一般的にはVccとする.なお、Qp,
Q−のソースSp,.5−はいずれもアース電位に保持
される.第1図のように、高集積度に影響するメモリア
レーと直接周辺回路からなる第1の回路部40のMOS
T  Q.の寸法は小さくし、間隔周辺回路からなる第
2の回路部50のMOST  Qpの寸法はより大きく
するわけである.またこうすることによって、チップ外
部からの電源電圧(Vcc:たとえば5V)を動作電圧
とすることによって,MOST,Qpは動作可能となる
.またQ3は.Vccをチップ内で電圧変換して、より
低い動作電圧(Vop:たとえば3.5V)で動作可能
となる.一般に動作電圧を低くするほど,それに応じて
Vihも低くするのが高速という点で望ましい.この点
,MOSTの一般的特性からゲート酸化膜t。Xが小に
なればVtbも低くなるので,メモリの動作速度に大き
な部分を占める第1の回路部の動作速度を高速化できる
.したがって本方式は高速化という点でも都合がよい.
尚、用途に応じてイオン打込み技術によってVuhを適
宜調整できることは明らかである.本方式は,1トラン
ジスタ型メモリセルからなる実際のダイナミックN−M
OSメモリに適用する場合,いくつかの考慮を払うこと
によって,より有効に使える.この一例を第2図に示す
.これは折り返し型のデータ線を有するメモリである.
?のメモリは、外部電源電圧Vcc(5V)を入力され
て、約−3vの基板バイアス発生回路20と、外部電源
電圧Vccが入力されて、3.5vの内部電源電圧vo
pおよび約3Bの直流電圧V′を発生する内部電源発生
回路30と,外部電源電圧Vccと,外部アドレスAi
=Aj,Ai’〜Aj′外部制御信号が入力され,内部
アドレス信号at〜aa, at’〜a一 ,内部制御
パルスφ。,φ■,φ,,φX,φツを出力する間接周
辺回路と,電圧Vop,V’ gアドレス信号a 1 
”’ a J , a t ’ 〜aJ  ,制御パル
スφ。,φ■,φ,により制御される、メモリアレーM
Aと直接周辺回路40とからなる.直接周辺回路には,
XデコーダXD,YデコーダYD,プリチャージ回路P
C,センスアンプSAとが含まれている.なお,第2図
において、回路50Aは,間接周辺回路50の内,ワー
ド線駆動パルスを発生する部分を別に取り出して示した
ものである.この回路50A内において、パルスφ′、
,φ′翼は、間接周辺回路50内にて発生される回路で
ある。
ここで、間接周辺回路50に入力される外部アドレス信
号、外部制御信号はいずれも、外部電源電圧Vccとア
ース電位との間で変化する信号である。この回路50か
ら出力されるパルスの内、φ1 , a + ” a 
J , a t ’ 〜a J ’はいずれも内部電源
電圧Vopとアース電位間で変化するパルスであり、バ
ルスφ。は、プリチャージ用トランジスタQp+ QP
, QDP, QYO? QXO, L/きい値をVt
hとすると、Vop+Vthより大きいレベルを取るパ
ルスであり、パルスφ,は、トランジスタQ^,Q^の
しきい値だけVopより低いレベルを取るパルスである
.また、パルスφ8,φ,は約1 . 5 Vopのレ
ベルを取るパルスである。
本回路の動作は以下の通りである。
メモリアレーMA内の選択されたメモリセルMCから記
憶情報に応じてデータ線Dに現われる読み出し信号電圧
は、ダミーセルDCからデータ,IDに現われる参照電
圧を用いてセンスアンプSAにより情報“1′″  “
0”と判定されるわけだが、その過程は下記となる.す
なわち、各データ線対D,Dは、ブリチャージ信号φ。
によってVop (<Vcc)にプリチャージされた後
、φ。はオフとなり、D,DはVopに保持される。こ
のプリチャージ信号φ。の振幅は,データ線プリチャー
ジ回路pc中ノM O S T  Q p , Q p
 (7) V t h ノばらつきの影響を受けて,D
,Dのプリチャージレベルが不平衡になる(これは読み
出し時に等価的雑音となる)のを防ぐためにVopより
も十分大きい(>Vop+ Vth)振幅であればよい
。次にQCLによりプリチャージ時に○Vにクリャされ
た選択ワード線W上のメモリセルMCを読み出すために
、ワード起動パルスφウ′(振幅は外部電源電圧V c
 c )がワード電圧発生回路WGに印加される。この
時デコーダXDはすでにアドレスa I”’ a Jに
よって選択されているから、ワードドライバMOSTQ
xsのゲートは高レベルに保持されている、すなわちQ
xsはオンになっている。ワード電圧発生回路WGは,
パルスφ8 を受けて,振幅Vopのパルスφ8を出力
するもので、その出力φXは、W′からそのままWに伝
わる.この場合、目的に応じて、例えばMCからDへの
読み出し電圧を大にするためにWへの印加電圧を大゛に
するために、ブートストラップ容量Caを介してφ、(
振幅Vop)を印加することも行われる.昇圧回路VU
は、パルスφ、 (振幅V c c )を受けてパルス
φ、を出力するものである。この場合の昇圧電圧は.C
aとW′とWの和の寄生容量とφ、の振幅で決まるが、
Q.5Vop程度は可能である。したがってWには1.
5Vop程度の振幅のパルスが生ずる。同時に第2図で
は省略したが、ほぼ同種の回路によってダミーワード線
DWにも1 . 5 Vopのパルス電圧が生ずる。こ
れらによって、記憶容量Csに保持されていた情報に応
じた記憶電圧は,Csとデータ線容量との関係で決まる
微小電圧となってDに現われる. 一方、Dには記憶情報に対応してDに呪われた信号電圧
の中間レベル(参照電圧)が、常に現われ、これらが,
センスアンプSAで増幅されるわけである。尚増幅は、
プリチャージに、データ線D,Dからプリチャージされ
てVop  Vth(ここでVihはQ^,Q^のVい
)になっているφ,をOvにすることによって行われる
。このようにして増幅されたD,Dの差動信号は、所定
のYデコーダYDがアドレス81′〜aJ′ によって
選択され(したがってQYSのゲート電圧が高レベル)
,φy(振幅は〜1 . 5 Vop)が印加されるこ
とによって、各データ対線に共通な信号線I/O,I/
Oに出力されてデータ出力となる。
さて通常のメモリでは,前述したように、Vccを5v
に維持したままで、高集積化していく、つまりMCを小
にしていくと、当然耐圧が問題となってくるわけだが、
本発明のように,集積度に直接的に関係するメモリセル
MC、ダミーセルDCと,MCとほぼ同じピッチでレイ
アウトされる直接周辺回路ならびにMOST (例えば
.SA,PC,XD,YD,Qxst Qvst Qo
+ Qot DC+QCL)の動作電圧を下げれば、こ
れらは耐圧の問題がなくなるために,小さい寸法の素子
(MOST,コンデンサ、抵抗)を用いて小さな面積に
レイアウトできることになる。また一方、間接周辺回路
の面積は、全体のチップ面積からみて、占める割合は小
さいから、高い動作電圧でも安定に動作するようにより
大きい寸法の素子を用いることができる。すなわち外部
からみて高電圧で動作する高集積メモリが可能となる。
次に寸法を小にするための具体例を以下に列挙する。
■ 酸化膜を選択的にうずくする;一般にMOSTのゲ
ート酸化膜厚が小になるほど小さいチャネル長しでも正
常なトランジスタ特性を示す。
したがってチャネル長を小にして,小さな面積でレイア
ウトするには、ゲート酸化膜を小にする必要がある.し
かし前述したように、耐圧(ドレイン・ソース間)が低
下する.したがって本発明のように、それぞれのチャネ
ル長Lに応じて動作電圧を使いわけることが重要である
.またMOSLSIでは、このうすい酸化膜をコンデン
サとして用いることがよく行われる(第2図のCa,C
sなど).この場合にも,うすいゲート酸化膜を用いれ
ば小さい面積で大きな値のコンデンサも作れるので,こ
のようなコンデンサを低電圧動作する個所に使うことが
できる。したがってうすい酸化膜がメモリアレーや直接
周辺回路部で用いられるということは高集積化にとって
本質的に重要である。
■ ゲート酸化膜の小なるMOSTのLとVthをより
小にする; うすい酸化膜が選択的に使えることにより、MOSTの
一般的な特性から明らかなように,LやV t hが小
にできる。だから、この可能性を積極的に用いることに
よって,速度を低下させずに高集積化が可能である.な
ぜなら、うすい酸化膜の領域は動作電圧が低いわけで、
このままでは低速動作しかしないことになるが、幸いな
ことにこの領域ではLやVthを小にできる.このLや
Vthを積極的に小にすることは、高速動作をさせるこ
とにつながるからである. ■ 低電圧で動作させる領域では素子分離はより容易に
できる。したがってこの分だけ素子分離幅は小にできる
.つまり高集積化が可能である。
?るいは,素子分離特性に寄与する層間膜厚をうずくで
きる。したがってこの分だけ平坦化され,配線(例えば
AQ)の断線が少なくなり高歩留りになる. すなわち、第6図に示すように、2個のMOST  Q
.l,Q.iの上部を例えばAQ配線WAが走っていて
,それに高電圧が印加されているとする。また一方のM
OSTのドレインDIIlに高電圧が、他のMOSTの
ソースS。に低電圧が印加されているとする++Ql1
■とQ.2を電気的に分離できる素子分離幅Lpは、W
Aに印加される電圧Vop、膜間膜厚topに依存し,
一般にはVopが小なるほど、top大なるほど、Lp
は小にできる.したがってtop一定のもとで本発明を
採用すればVopは小であるから.Lpは小にでき、高
集積化できる。またLp一定のもとではtopを小にで
きるから,段差の少ない断面にできる.したがってAQ
の断線は少なくでき、高歩留りとなる.■ 上記方式の
利点をさらに強調するために、メモリアレーならびに直
接周辺回路の主要部の拡散層の深さXJを間接周辺回路
部のそれよりも小にする.すなわちXJが小なる方が、
小さい寸法のMOSTが使えるからである. 尚,あきらかなように、動作状態を考慮することにより
、場合によっては、直接周辺回路内の素子寸法も選択的
に大きくして使うことも考えられる.たとえばQc+,
などはそのドレイン・ソース間に1.5Vopの高電圧
が加わるから、大きな寸法のMOSTを使うなどの工夫
も必要である.また、センスアンブSAでは、Q^,Q
^を余り小さくしすぎると製造バラツキにより、これら
のしきい値が一致しないことがあり,メモリセル続出し
ノイズとなるので,Q^,Q^の寸法は選択的に大きく
することが必要である. なお、第2図のメモリにおける具体的寸法例は第7図の
とおりである.これらの各種寸法の組み合せは,用途に
応じて選ぶことは可能である.たとえば、xaやtop
は本図のように2種にした方が本発明の利点が最大限活
かせるが、製造のしやすから,1種にすることも可能で
ある.また第3図は、第2図のワード電圧発生回路WG
と電圧昇圧回路VUの回路構成を示す。WGとVUはい
ずれもテプレッション型のNチャンネルMOST (V
ih=−3.5V)QDNと、このMOSTのソース電
圧を’sg電圧とする、従来のパルス発生回路PGとか
らなる。入力パルス電圧φ8 ,φ1′の振幅はV c
 cであるが、デプレッションMOST,QDNによっ
てa点の電圧が−3.5Vに保持される。ワード電圧発
生回路WG内のパルス発生回路PGは、入力パルスφX
の立上がりに応答して、電圧Vop (= 3 , 5
 V)のパルスφXを出力する.さらに、その後電圧昇
圧回路VU内のパルス発生回路PGは,入カパルスφ.
 (振@vcc)の立上がりに応答して電圧Vopのパ
ルスφ、を出力する,この結果、線W′はキャパシタン
スCaの作用により昇圧されて〜1.5Vopとなる。
(第4図)回路PGの出力電圧は、Vccを変化(たと
えば5→8v)にしても,MOST  QDNのVth
によって一義的に決まる(第5図)から、ほぼ一定であ
る.このことは、Vccを過大にしても、メモリアレー
MAや直接周辺に多用されている微細MOSTを破壊か
ら守ることを意味する。
なお、第3図に示した回路WG,VUのごとく、D型N
MOSとパルス発生回路を用いて、外部電圧V c c
に等しい振幅を有する入力パルスに応答してこれより小
さい電圧Vopに等しい振幅を発生する方法はこれらの
回路WG,VUに限られず、間接周辺回路60にも用い
られる。
第3図に示した、トランジスタQDNはV c c K
l源を受けてVop電圧を出力しているので、内部電源
電圧発生回路30もこのトランジスタを用いて横成でき
る.つまり,Vopを発生する部分には第3図のように
ドレイン,ゲートにそれぞれVcc,アース電位が印加
されるVih=  3.5Vのデプレッション型トラン
ジスタを用いれば、そのソースから電源電圧Vopを得
ることができ、さらに、V′を発生する部分には同じ構
成のトランジスタのソースに、エンハンス型のトランジ
スタのドレインとゲートを接続し、このトランジスタの
しき?値を0.5Vにすれば,このトランジスタのソー
スから、電源電圧V′を得ることができる.次に低電圧
に変換された電源電圧の印加方式について具体例を述べ
る。
第8図は、チップ内の間接周辺回路のすべて(PGI,
PG2など)に、共通の電圧コンバータ30からの電圧
Vopを供給する方式である.これらPGからの出力パ
ルスが第2図のφ、φX ,φ3 1 a t ” a
 J , a t ’〜a , /などになる。
この場合30が電流供給能力が十分あれば,間接周辺回
路を構成する各パルス発生回路がそれぞれの負荷容量C
■,C,,C3を暇動したとしても、Vopの電源変動
は特に問題はない。しかし3oの電流供給能力が小さけ
れば、各パルス発生回路PGが動作する毎にVopは変
動し、この変動は電源線容量Copが大きければ長時間
持続する。すなわち、複数のPGは相互にVopの変動
という形で干渉しあい、各PGからは理想的なパルス波
形が得られなくなる。この欠点を解決したのが第9図で
ある。各PG毎に電圧コンバータをつけるので?記欠点
はなくなる。実は、第3図がその具体的実施例だったわ
けである。
第10図は,低電圧の出力パルスを必要とするPGとそ
うでないPGを混在して使う場合の印加方式である。た
とえば、PG1あるいはPG4の出力パルスは、前述し
たように、低電圧パルスを必要とする直接周辺回路ある
いはメモリアレーに印加される. 第11図は、第8図の欠点であるVopを介する相互干
渉を少くする他の一実施例である。間接周辺回路を構成
する各PGを分類すると、ある特定の複数のPGがある
時間帯にのみ動作し、他の複数のPGは異なった時間帯
にのみ動作するというように、動作する時間帯に応じて
複数のPG群に分類できる。たとえば、アドレスマルチ
プレクス方式のダイナミックメモリなどのように、2個
の外部印加クロツク(φ■,φ2)のそれぞれに対応し
て動作する2個のPG群がチップ内部に存在するわけで
、この場合、電圧コンバータは、φ1,φ2毎に用いれ
ば、Vopを介して、φ1とφ2に関係するPG間の干
渉はなくなる.あるいは、第12図のように、入力信号
φがONの場合に動作するPG(PGI,PG2,PG
3,・・・)とOFFの場合に動作するPG (PGI
’ ,PG2’PG3’ ,・・・)とに分けて、すな
わちφの論理状態に対応して動作する2種のPG群に分
けて、それぞれに電圧コンバータ30を接続する方法も
考えられる。ここでダイナミックメモリの例をとると,
φがONの場合は,メモリ動作をさせる時間帯に、また
OFFの場合はブリチャージ動作をさせる時間帯に対応
する. 次に電圧コンバータ自身の回路方式について第3図以外
の実施例を述べる.説明を簡単にするため通常用いられ
るダイナミック型パルス発生回路を用いて説明する.こ
のパルス回路PGの動作の詳細は、昭和54年度電子通
信学会半導体・材料部門全国大会Nα69に記されてい
る.その概略を第13図で説明する.すなわち,入力φ
甑が印加されると、Qoのゲート電圧は高電位から低電
位に放電されて、QoはOFFになり、同時にQLのゲ
ート電圧は低電位から高電位(ブートストラップ容量を
用いてVcc以上の高電位に充電される)になる結果.
QLはONになり、出力φ。は低電位(Ov)から高電
位( V e c )になる.このような回路形式で,
低電圧の出力パルスを得るには,第3図のような実施例
があげられる.しかし場合によっては、第14図のよう
に外部からの供給電源であるVccと等しい振幅のパル
スφ五が入力した場合,各PGの出力φo1〜φ0,の
振幅もVccであるが、ある特定の出力(たとえばφ0
ユ ,φ0.′)だけは余分に,より低電圧振幅(Vo
p)のパルスも出力して,この低電圧パルスを直接周辺
回路やメモリアレーに印加したい場合もあり得る.この
場合の電圧コンバータの実施例を第15.16に示した
. 第15図は、第13図の出力段にφ。′用のインバータ
QL’ とQo’ を並列に付加した例である.QDN
は第3図と同じデブレッションMOSTである.また1
6図は、QoとQLに直列に第3図と同じデプレッショ
ンMOST  QDNを付加し、その両端から出力をと
り出した例である.明らかにφ。はVceまでの振幅が
得られ、デブレッションMOSTのしきい値電圧で規制
されてVopの振幅になったφ。′が、φ。と同時刻に
得られる.また第17図は、第16図のφ。 を,第3
図に示すように昇圧した例である. 以上のように低いレベルをとるパルス発生回路を述べて
きたが、このままでは高信頼性の集積回路は得られない
.すなわち,通常の集積回路では最終製造工程の後に、
エージング試験と称して,通常動作で用いられる電源電
圧よりも十分高い電圧を故意にチップ内の各トランジス
タに印加することによって、ゲート酸化膜不良などでも
ともと故障のおこりそうなトランジスタを初期に見つけ
ることによって、信頼性を保証している.しかし本例で
述べたように、定電圧化してしまうと、外部smit圧
を高くしても、各トランジスタには十分高い電圧が印加
されないため,十分なエージング試験は不可能である.
そこでエージング試験の場合のみ、たとえばデブレツシ
3ンMOSTのゲート電圧をア〒ス電位よりも高くする
ことが考えられる.こうすることにより、デプレッショ
ンMOSTのよく知られた性質から明らかなように、ゲ
ート電圧を高くした分だけ出力電圧は高くなるわけであ
る.エージング時に印加する手段としては第18図に示
すように、スイ・ツチSWによってデプレッションMO
ST  QDNのゲート電圧を,通常の動作時にはアー
ス電位に,またエージング時には適当な電圧v[!にす
ればよい.第19図はその具体的実施例である.すなわ
ち、チップ内の複数のQDNのゲートは、チップ内の抵
抗Rによって,チップ内でアースに接続される.一方ゲ
ートはボンディングパッドPDを介してパッケージのピ
ンPNに接続される.通常の動作時に、このビンをオー
ブンにしておけば、各QDNのゲートはアース電位にな
る.またエージング時にこのピンに電位を印加すれば.
QDNのソースには,電圧を印加した分だけ高い電圧が
得られるわけである.第20図は、上記のようにエージ
ング用のビンをわざわざ設けずに、チップに加わる外部
クロックの位相関係をエージング時のみ調整し、同じ効
果を得るための実施例である。たとえばダイナミックR
AMでは,よく知られているように、2種の外部クロッ
クR A S (Row Address Strob
e)とCA S (Column Address S
trobe)の適当なタイミング関係で動作する.通常
,RASが高レベルでCASが低レベルの組み合わせで
は用いないので,逆にこの組み合せをエージング時に用
いればよい.すなわち第20図のような論理をとること
により,上記組み合せの場合のみQDNのゲートがアー
ス電位よりも高い電位をとることができる.なお以上の
実施例は、説明の都合上、デプレッションMOSTの実
施例であったが、明らかにエンハンスMOSTでも可能
である.ただし、デプレッションMOSTの例と同じ効
果を得るには,そのゲートに一定の定電圧を印加する必
要がある。
たとえば、エンハンスMOSTのソースに定電圧Vop
を得るには、このエンハンスMOSTのゲートに定電圧
Vop+Vth (Vih : Z:/ハ’,/スMO
 STのしきい電圧)を印加する必要がある.外部電源
電圧の変動によらず、Vop+Vthをチップ上で一定
にすることは一般に可能であるから、上記のエンハンス
MOSTを使うことができるわけである。
以上から高集積で高信頼度のメモリが可能となる。尚本
方式はダイナミックMOSメモリ以外にも、たとえばス
タティックMOSメモリやパイポーラモメリその他のメ
モリあるいは、上記の概念が適用できる集積論理回路に
も適用できることは明らかである。
〔発明の効果〕 本発明によれば、高集積な半導体集積回路を得ることが
できる。また,本発明によれば、高速に動作することが
可能な半導体集積回路を得ることができる。さらに、本
発明によれば,外部電源電圧を降下させた場合のエージ
ング試験の問題も解決することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第20図は、本発明の実施例を示す図である
. 符号の説明 10・・・基板、 20・・・基板電圧発生回路、 30・・・内部電源電圧発生回路、 40・・・第1の回路部、 50・・・第2の回路部。 竿 f 図 寮 t 目 宥t ノθ 目 茅 /1 図 第 と 図 茅 図 第 l3 図 茅 lダ 図 峯 l9 図 第 /1 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数の半導体装置を単一のチップ上に設けてなる半
    導体集積回路において、 上記単一のチップ上に設けられた一群の半導体装置に外
    部から供給される電源電圧より低い電圧を供給する電圧
    供給手段を有し、かつ 上記電圧供給手段は外部からのエージングを知らせる信
    号に応答してその出力特性をエージングに適した特性に
    変更することを特徴とする半導体集積回路。 2、特許請求の範囲第1項記載の半導体集積回路におい
    て、 上記外部からのエージングを知らせる信号はパッケージ
    のピンから入力されることを特徴とする半導体集積回路
    。 3、特許請求の範囲第1項又は第2項記載の半導体集積
    回路において、 上記外部からのエージングを知らせる信号は外部クロッ
    クの位相関係を調整することであることを特徴とする半
    導体集積回路。 4、特許請求の範囲第3項に記載の半導体集積回路にお
    いて、 上記外部クロックの位相関係の調整は通常動作時には用
    いない位相関係とすることであることを特徴とする半導
    体集積回路。 5、特許請求の範囲第3項又は第4項に記載の半導体集
    積回路において、 上記外部クロックの位相関係の調整は、RASを高レベ
    ルと、CASを低レベルとすることであることを特徴と
    する半導体集積回路。
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