JPH02236614A - 画像形成システム - Google Patents

画像形成システム

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JPH02236614A
JPH02236614A JP1167827A JP16782789A JPH02236614A JP H02236614 A JPH02236614 A JP H02236614A JP 1167827 A JP1167827 A JP 1167827A JP 16782789 A JP16782789 A JP 16782789A JP H02236614 A JPH02236614 A JP H02236614A
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Hidetake Tanaka
秀岳 田中
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、レーザプリンタ,LEDプリンタ,液晶シ
ャツタブリンタ,インクジェットプリンタ等の各種プリ
ンタシステム、あるいは高機能デジタル複写機や高機能
ファックス等の画像形成システムに関する. 〔従来の技術〕 レーザプリンタのような画像形成装置は,近年各種の要
求に応じられるようにシステム化の傾向にあり,ワード
プロセッサ,オフィスコンピュータ,パーソナルコンピ
ュータ等のホストシステムより文字情報あるいは画像情
報を受けて画像イメージ情報を生成する画像処理装置と
、この画像処理装置から画像イメージ情報を受けて記録
媒体上に画像を形成する画像形成装置と、各々この画像
形成装置に着脱可能で、記aIs体を給送,排送あるい
は搬送する各種付加装置とをそれぞれインタフェースを
介して接続して画像形成システムを構成するようになっ
てきている. また、上記画像処理装置に相当する機能をホストシステ
ム側に持つ場合もあり、その場合は画像形成装置がホス
トシステムから直接画像イメージ情報を受けて記録媒体
上に画像を形成する。
このような従来の画像形成システムにおいては、一般に
画像形成装置本体とそれに装着される各種付加装置との
間は、第28図に示すように1対1で並列に接続されて
おり、接続できる付加装置の数は限られたものであった
そして、画像形成装置本体に接続される種々の付加装置
は各システムにおいて独自に開発され、また画像処理装
置と画像形成装置間のインタフェースや、画像形成装置
と付加装置間のインタフェースも各々のプリンタシステ
ムによって異なっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
したがって、このような従来の画像形成システムでは、
システムを構成する各装置、すなわち画像処理装置,画
像形成装置,及び各種付加装置は,システムの初期構想
設計時点で予め全ての仕様が決定されていなければなら
ず、またシステム間の装置の互換性が無く、システムの
拡張性や機能的互換性の面において様々な欠点を有して
した。
また、一旦画像形成装置が製作されると、その時点で、
システムに接続し得る付加装置の数は固定されてしまい
,融通性や拡張性に欠けるという問題があった。
なお、画像処理装置が画像形成装置に対して、現在シス
テムに接続されていて動作可能な付加装置はどれなのか
を尋ねる機能を有するシステムもあったが,このような
システムにおいても、1つ1つのビットに1つ1つの付
加装置が固定された名称で登録されており.システムは
その登録された付加装置以外は取り扱うことができなか
ったので、やはり融通性や拡張性に欠けるものであった
この発明は、このような従来の画像形成システムにおけ
る拡張性や機能的互換性の問題を解決するためになされ
たものであり、画像形成装置に記録媒体給送装置,記録
媒体搬送装置,記録媒体排送装置等の様々な種類の付加
装置を任意に装着して、そのうちの所定数の付加装置を
同時に制御できるようにし、付加装置を全く装着してい
ない画像形成装置から数十の付加″IA置を装着した画
像形成装置まで,共通のインタフェース及び共通のプロ
トコルで制御できるようにして、汎用性と拡張性に富ん
だ画像形成システムを提供することを目的とする。
さらに、緊急時等には画像形成装置本体からそれに装着
されている各付加装置に対して同時に情報を伝達して迅
速な処置ができるようにして、汎用性と拡張性に富み、
且つ信頼性の高い画像形成システムを提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕 この発明は上記の目的を達成するため、上述のような画
像形成システムにおいて、 画像形成装置本体とそれに装着されている各付加装置と
を共通の信号線によって接続し、画像形成装置本体に、
同時に制御し得る所定数の付加装置に対応する数の制御
用識別コードを上記信号線に送出する手段を設け、各付
加装置にそれぞれ固有の識別コードを上記信号線に送出
する手段を設けると共に、 画像形成装置本体には、上記各制御用識別コードに対し
てそれぞれ付加装置を指定してその固有の識別コードを
記憶する手段を、各付加装置には、自己の固有の識別コ
ードを記憶する手段と、上記制御用識別コードに対して
指定された時にその制御用識別コードを記憶する手段と
をそれぞれ設け、画像形成装置本体が各付加装置を上記
制御用識別コードによって特定して制御できるようにし
たものである。
また、同様な画像形成システムにおいて、画像形成装置
本体及び各付加装置に,画像形成装置本体が同時に制御
し得る所定数の付加装置に対応する数の制御用識別コー
ドと画像形成装置に装着し得る個々の付加装置に固有の
識別コードとを上記信号線に送出する手段を設けると共
に、画像形成装置本体には、各々上記固有の識別コード
に対応する各付加装置が画像形成装置本体と通信可能な
状態にあるか否かを複数回確認し、通信可能な状態にあ
ることを確認できた付加装置のうちから選択して上記制
御用識別コードを割り当てる識別コード割当手段を備え
るとよい。
さらに、上述の各画像形成システムにおいて、画像形成
装置本体に,装着されている各付加装置を個々に特定す
る識別コードを含むコマンドとそれらの各付加装置の全
てを特定する共通識別コードを含むコマンドとを必要に
応じて発行して上記信号線に送出するコマンド発行手段
を備えるのが望ましい。
あるいはまた、ホストシステムより文字情報あるいは画
像情報を受けて画像イメージ情報を生成する画像処理装
置と、この画像処理装置より画像イメージ情報を受けて
記録媒体上に画像を形成する画像形成装置と、各々この
画像形成装置に着脱可能で記録媒体を給送,Wl送,あ
るいは排送する種々の付加装置とからなる画像形成シス
テムにおいて, 上記画像処理装置と画像形成装置とをシリアル通信のた
めの信号線によって接続すると共に、画像形成装置とそ
れに接続されている種々の付加装置とを共通の信号線に
よって接続し、 その画像処理装置,画像形成装置,及び各付加装置に、
上記画像形成装置が同時に制御し得る所定数の付加装置
に対応する数の制御用識別コード及び画像形成装置に装
着し得る個々の付加装置に固有の識別コードを上記シリ
アル通信のための信号線又は共通の信号線に送出する手
段と、上記制御用識別コードと固有の識別コードとを関
係付ける命令手段と回答手段の少くとも一方とを設けた
ものも提供する。
さらに、ホストシステムより画像イメージ情報を受けて
記録媒体上に画像を形成する画像形成装置と、各々この
画像形成装置に着脱可能で記録媒体を給送,搬送,ある
いは排送する種々の付加装置とからなる画像形成システ
ムにおいて、ホストシステムと画像形成装置とをシリア
ル通信のための信号線によって接続すると共に,画像形
成装置とそれに接続されている種々の付加装置とを共通
の信号線によって接続し, 上記ホストシステム,画像形成装置,及び各付加装置に
、上記画像形成装置が同時に制御し得る所定数の付加装
置に対応する数の制御用識別コード及び画像形成装置に
装着し得る個々の付加装置に固有の識別コードを上記シ
リアル通信のための信号線又は共通の信号線に送出する
手段と、上記制御用識別コードと固有の識別コードとを
関係付ける命令手段と回答手段の少くとも一方とを設け
るようにしてもよい。
〔作 用〕
このように構成したこの発明による画像形成システムは
、画像形成装置本体と各付加装置を共通の信号線によっ
てシリーズに接続するので、画像形成装買本体のインタ
フェースを増設することなく付加装置を何個でも接続で
きる。
そして、同時に使用したい付加装置を選択指定してその
各固有の識別コードを各制御用識別コードに対して特定
して記憶させておけば,画像形成装置本体が各付加装置
を制御用識別コードによって特定して制御できるので、
システムを構成する付加装置が変っても常に共通のプロ
トコルで制御できる. また、各制御用識別コードに対する付加装置の固有の識
別コードの記憶内容を変更するだけで、同時に使用でき
る付加装置の組合せを任意に変更することができる. したがって、極めて融通性及び拡張性に富んだ画像形成
システムになる. さらに、画像形成装置本体が同時に使用したい付加装置
に各制御用識別コードを割り当てる際に,それぞれ固有
の識別コードを有する各付加装置が画像形成装置本体と
通信可能な状態にあるかを複数回確認して、確実に通信
可能な付加装置の中から選択して割り当てるようにする
ことにより、システム構成及びその後の動作を確実にす
ることができる. さらにまた、システムのイニシャライズ時や緊急時等に
は、画像形成装置本体のコマンド発行手段が共通識別コ
ードを含むコマンドを発行して、通信可能な全ての付加
装置に命令等の情報を伝達できるようにすれば、迅速な
処理が可能になる。
これらの作用は、画像処理装置またはホストシステムと
画像形成装置及びそれに装着された各付加装置との間で
、所定数の制御用識別コードと個々の付加装置に固有の
識別コードとを、シリアル通信のための信号線又は共通
の信号線を介して、命令と応答によって関係付けること
によっても実現できる。
〔実施例〕
以下,この発明の実施例を図面に基づいて説明的に説明
する。
ス1j1〜』木膚遁, 第1図は.この発明の実施例の基本構成を示すブロック
図であり,ホストシステム2より文字コード情報あるい
は画像イメージ情報等を受けて記録媒体上に画像を形成
する画像形成装置本体1と、それぞれこの画像形成装置
本体1に着脱可能な7種類の付加装置3〜9によってシ
ステム構成されている。
すなわち、付加装置として記録媒体給送装置である2台
の多段給紙装置3,4及び大量給紙装置5と、記録媒体
排送装置である反転排紙装置6,多段徘紙装置7及び大
量排紙装置8と、記録媒体搬送装置である両面用搬送装
置9が装着されており、それらは全て共通のシリアル信
号線10によって画像形成装置本体1に接続される.し
たがって、破線で示すようにさらに多くの付加装置を増
設することが可能である。
そして、この実施例における画像形成装置本体1は、最
大2台の付加給紙装置と最大2台の付加排紙装置と最大
1台の付加両面用搬送装置とを同時に制御することがで
きる. ここで、同時に制御できるとは次の全てを満たす状態を
いう. 0直接通信して実行コマンド,問い合わせコマンド,選
択コマンド等を処理できる。
0記録媒体の給送,搬送,徘送をコマンドにより実行で
きる. 0記録媒体の搬送経路として選択できる。
そこで、画像形成装置本体1は制御用識別コード(以下
『ロジカルIDJという)として5種類のロジカルID
を持っている. すなわち、全ての付加装置(オプションユニット)を給
紙装置,排紙装置,及び両面用搬送装置の3種類のユニ
ットタイプに分類し、それぞれのために次のようなロジ
カルIDを用意している。
付加給紙装置 IN#l: ’000゜同      
 IN#2:  ”001”付加排紙装置OUT#1 
: ’100 ’同     OUT#2:  ”10
1 ゜付加両面用搬送装置 DPX#1(INF): ”010゜ (OUT): ”011” このロジカルIDは3ビットのコードであり、そのうち
の上位2ビットが付加装置の種類(IN,OUT,DP
Iの別)を識別するユニットタイプコードであり、下位
の1ビットがユニット番号(#1か#2)を識別するコ
ードである。
画像形成装置本体1はこのロジカルIDを信号線10へ
送出するシリアル通信機能を有し、内部の画像処理部と
画像作成部及び外部のホストシステム2のいずれもが、
通常このロジカルIDを使用して各付加装置3〜9を特
定する。
一方,各付加装置3〜9はそれぞれ固有の識別コード(
以下「デバイスIDJ という)を有し、それを信号線
10へ送出するシリアル通信機能も有している。また、
それぞれが自己のユニットタイプ,すなわち給紙装置(
IN),排紙装置(OUT),両面用搬送装置(DPI
)のうちのいずれであるかも、ロジカルIDのユニット
タイプコードと同じく2ビットのコードで記憶している
.デバイスIDを各ユニットタイプ別に4ビツ1一のコ
ードで与えると、各ユニットタイプ毎に16台で、合計
48台まで識別可能になる。
この実施例では次のようにデバイスIDを付与するもの
とする. 多段給紙装置3 :IN”OOOO゜ 多段給紙装置4  :IN”OOO1゜大量給紙装置5
  :IN’OO10゜反転排紙装置5  :OUT’
0000゜多段排紙装置7  :  OUT’OOO1
”大量排紙装置8  :OUT”OO10゜両面用m送
装置9:DPX’OOO1゜なお.IN,OUT,DP
Iは実際には2ピットのユニットタイプコードとして各
付加装置(オプションユニット)に別に記憶しており、
そのあとの4ビットのコードのみがデバイスIDである
,そこで、画像形成装置本体1には、各ロジカルIDに
対してそれぞれ同じユニットタイプ内の付加装置を指定
(アサイン)して、そのデバイスIDをメモリ内のテー
ブルに例えば第2A図に示すように記憶する手段を有し
、各付加装置71〜9には,例えば第2B図に示すよう
に自己のデバイスIDを記憶するメモリと、上記ロジカ
ルIDに対して指定された時にそのロジカルIDを記憶
するメモリとをそれぞれ設けている。
第2A図及び第2B図では、説明の便宜上ユニットタイ
プコード(IN,OUT,DPXを識別するためのコー
ド)もデバイスIDの一部として記憶するように示して
いるが,ユニットタイプはロジカルIDの方で特定して
おり、それに対応してデバイスIDを記憶するので、実
際には不要である. このようにして、5個のロジカルIDとその数だけ指定
した付加装置のデバイスIDとを対応させて記憶してお
くことによって、画像形成装置本体1はその指定した付
加装置をロジカルIDのみによって特定して制御できる
第1図及び第2A図では,付加給紙装置としてロジカル
ID(第1図ではLogを付して示す)のIN#1に多
段給紙装置3,IN42に大量給紙装置5を、付加排紙
装置としてロジカルIDのOUT#1に反転徘紙装置5
,OUT#2に大量徘紙装置8を、付加両面用搬送装置
としてDPX#1に両面用搬送装置9をそれぞれ指定し
た場合の例を示している。
第1図では、この指定されている付加装置を二重線の枠
で示している.したがって、画像形成装置本体1はこの
5台の付加装fi!3,5,8,8.9を同時に制御す
ることができる。
しかし、この指定状態は必要に応じて変更することがで
きるので、それによって他の付加装置,すなわち多段給
紙装置4及び多段排紙装置7も使用可能になる. 画像形成装置本体1は、このように制御用識別コードで
ある各ロジカルIDを付加装置のデバイスIDに割り当
てる機能を有しており、その際には各デバイスIDに対
応する各付加装置がそれぞれ画像形成装置本体1と通信
可能な状態にあるか否かを複数回確認し,通信可能な付
加装置のうちから選択して各ロジカルIDをその付加装
置のデバイスIDに割り当てる。
そのため.画像形成装置本体1と各付加装置3〜9には
,それぞれ信号線10を介してシリアル通信する通信手
段が設けられている。
その画像形成装置本体1内及び各付加装置3〜9との間
のシリアル通信の通信プロトコルは2つのレベルのコマ
ンドを提供する。
その1つはベーシックコマンドであり,この画像形成シ
ステムが2台以下の付加給紙装置と、2台以下の付加排
紙装置と,1台以下の両面用搬送装置からなる場合には
、ロジカルIDに登録された付加装置のみを扱うコマン
ドであるベーシックコマンドが全てのシステム機能を包
含できる.このように、全てのシステム機能がベーシッ
クコマンドによって制御され得る画像形成システムをベ
ーシックシステムとし、このシステムではデバイスID
のコード番号はロジカルIDのコード番号と同じでよい
もう1つはエンハンスコマンド(拡張コマンド)であり
、画像形成システムが3台以上の付加給紙装置,3台以
上の付加排紙装置,あるいは2台以上の両面用搬送装置
を有する場合に、3番目以降の付加給紙装置あるいは付
加排紙装置及び2番目以降の両面用搬送装置は、エンハ
ンスコマンドを用いてそのデバイスIDを同じユニット
タイプのロジカルIDにアサインすることにより、画像
形成装置本体1によって給紙,排紙,両面用搬送等の制
御がなされることが可能になる。
この場合には、各付加装置のデバイスIDのコード番号
は4ビットの適切な値に設定されなければならないので
、各付加装置にDIPスイッチ等のコード番号設定手段
を設けておくとよい。
ところで,画像形成装置本体1内にはコマンド発行手段
を備えており、そのコマンド発行手段は、各付加装置3
〜9を個々に特定する識別コードであるデバイスIDを
含むコマンドと各付加装置の全てを特定する共通識別コ
ードであるグローバルIDを含むコマンドとを必要に応
じて発行して、シリアル通信手段によって信号線10を
介して各付加装置3〜9へ送信することができる。
したがって、画像形成装置本体1は、通常は各付加装置
3〜9(プリント動作中はロジカルIDを割り当てられ
た付加装置のみ)をそれぞれ個別に指定して制御するこ
とができるし,必要に応じて、例えばシステム内で重大
なエラーが発生し,緊急にシステム内の全ての機械的な
動作を停止させたい場合などには、付加装置全てを特定
するグローバルIDを含むコマンドを発行して送信する
ことにより、全ての付加装置に同時に緊急停止命令等の
情報を伝達して、それを実行させることができる。
画像形成装置本体と各付加装置間の通信プロトコルにつ
いては、後述する具体的実施例の説明の中でさらに詳細
に説明するが、ここでは画像形成装置本体1から送信す
る上記2種類のコマンドについて簡単に説明する. 画像形成装置本体1から各付加装置3〜9への通信はコ
マンド(命令)の送信によって行ない、付加装置3〜9
から画像形成装置本体1への通信はレスポンス(応答)
の送信によって行なう。
1つのコマンドは第3図に示すように、それぞれ8ビッ
トずつのアーギュメントとオペレータによって構成され
,アーギュメントを先にオペレータを後に送信する。ア
ーギュメントのb7〜b5は常に゜111゛である。
そして,通常のコマンドは第3図(a)に示すように、
オペレータの上位3ビットb7〜b5に通信相手として
特定する付加装置の識別コード(ロジカルID)を入れ
、b4〜boには命令の種類を示すコード等を入れる。
第3図(b)には付加装置全てを特定する共通識別コー
ドであるグローバルIDを含むコマンド(以下「グロー
バルIDコマンド」という)の構成を示す。
このグローバルIDコマンドは、オペレータの上位3ビ
ットb7〜b5をグローバルIDのコードである゛11
0゛とし、b4〜bOには命令の種類を示すコード、例
えば緊急停止命令の場合はb4〜boに゜01111”
を入れる。
このグローバルIDコマンドを各付加装置3〜9がその
各シリアル通信部で受信すると、それぞれが特定された
と認識して、レスポンスを返すことなく直ちにその命令
を実行する. このグローバルIDコマンドの使用例としては,っぎの
ような場合がある. (a)システムのイニシャライズ(初期化動作及び自己
診断)を行なう時。
(b)用紙サイズを自己検知することができない給紙装
置を選択して画像形成動作を実行する場合に,各付加装
置にペーパサイズをセットする時。
(c)全ての付加装置に対して緊急に情報を伝達する必
要がある時(例えば、ペーパジャム発生時に緊急停止命
令を伝達する時)。
プリンタシステムの1戎 次に、この発明の具体的実施例である、画像形成装置本
体としてレーザプリンタを使用したプリンタシステムに
ついて説明する. 第4図はこの発明を適用したプリンタシステムの機構部
の概略構成を示す模式図であり、第1図と対応する部分
には同一符号を付してある。また5用紙の搬送経路を矢
印付きの実線で示している。
このプリンタシステムは、画像形成装置本体であるプリ
ンタ本体1及びシステムテーブル20と、それぞれユニ
ット化された付加装置である7台のオプションユニット
,すなわち2台の多段給紙装置である第1及び第2の多
段給紙ユニット3,4,大量給紙装置である大量給紙ユ
ニット5、反転排紙装置である反転ユニット6,多段徘
紙装置(メールボツクスあるいはソータ)である多段徘
紙ユニット7、大量排紙装置(ジョブスタツカ)である
大量徘紙ユニット8、及び両面用搬送装置である両面ユ
ニツ1・9とによって構成されている。
そして、システムテーブル20内には、第1図に示した
ワードプロセッサやコンピュータ等のホストシステム2
に接続されるコントローラ制御基板21と,プリンタ本
体1のプリントエンジン機構部及び各オプションユニッ
トを制御するプリントエンジン制御基板22と、AC分
配ユニット23等が収納されている.これらは、実質的
にはプリンタ本体1の制御部を構成している。
なお、AC分配ユニット23はプリンタ本体1及び各オ
プションユニット3〜9へAC電源を分配供給する(A
C供給ラインは図示を省略)。
プリンタ本体1はレーザプリンタであり、通常はそれぞ
れサイズの異なる用紙(シート紙)を収納し得る上段給
紙カセットと下段給紙カセットを着脱可能に装着する2
個のカセット挿着口を備えているが、このプリンタシス
テムでは、そこにオプションユニットである2台の多段
給紙ユニット3,4を装着している。
第1の多段給紙ユニット3は、この例では3段の給紙カ
セット31〜33を着脱可能に挿着でき、その各給紙カ
セットの先端部に対応して各カセット内に収納された用
紙を給送するためのビックアップコロ及び給紙ローラ3
4をそれぞれ備えると共に、それによって給送された用
紙をプリンタ本体1内のピックアップコロ及び給紙ロー
ラ17まで案内して搬送するための図示しないガイド部
材及び多数の用紙搬送ローラ35と,それらの肚動モー
タ並びに暉動機構等を備えている。
第2の多段給紙ユニット4も、この例では4段の給紙カ
セット41〜44を着脱可能に挿着でき、その各給紙カ
セットの先端部に対応して各カセット内に収納された用
紙を給送するためのピックアップコロ及び給紙ローラ4
5をそれぞれ備えると共に、それによって給送された用
紙をプリンタ本体1内のビックアップコロ及び給紙ロー
ラ17まで案内して搬送するための図示しないガイド部
材及び多数の用紙搬送ローラ46と、それらの郭動モー
タ並びに翻動機構等を備えている.そして、第2の多段
給紙ユニット4をフロア上に設置し、その上に第1の多
段給紙ユニット3を載置して固定している。
プリンタ本体1には、画像作成部であるプリントエンジ
ンの機構部を構成する光書込みユニット19.感光体ド
ラム11,帯電チャージャ12,現像ユニット13,転
写チャージャ14,クリーニングユニット15,及び定
着器1日と.2個のカセット挿着口に対応して設けた2
組のピックアップコロ及び給紙ローラ17と、レジスト
ローラ18を始めとする多数の用紙搬送用ローラとそれ
らの酩動モータ並びに廓動機構等が設けられている。
用紙の供給源としては、このプリンタ本体1に挿着され
た前述した第1,第2の多段給紙ユニット3,4の他に
,大量給紙ユニット5と両面ユニット9(再給紙時のみ
)があり、そのいずれかが選択されて給紙ローラ17等
によって用紙が供給されると,レジストローラ18に挾
持された位置で待機する. 大量給紙ユニット5は、最大B4サイズの用紙を200
0枚まで収納でき,その用紙を戟置して昇降するトレイ
59とその駆動用モータ並びに暉動機構を備えている. この大量給紙ユニット5が選択され、後述するプリント
エンジン制御基板から給紙命令を受信すると,システム
テーブル20内のピックアップコロ及び給紙ローラ27
によって大量給紙ユニット5内の用紙を給送して、搬送
ローラ28によって両面ユニット9内へ送り込み、両面
ユニット9内の再給紙経路91と合流する位置を経由し
て、その用紙を複数の搬送ローラ93によって,プリン
タ本体1内のレジストローラ18に挾持されるまで搬送
する。
第1,第2の多段給紙ユニット3又は4が選択されてプ
リントエンジン制御基板から給紙命令を受信した一場合
にも,給紙カセット31〜33あるいは給紙カセット4
1〜44からプリンタ本体1内のピックアップコロ及び
給紙ローラ17に達する位置まで用紙を給送し、さらに
その用紙をピックアップコロ及び給紙ローラ17によっ
てレジストローラ18に挾持されるまで搬送する。
この用紙搬送路のレジストローラ18より所定距離(レ
ジスト距離)だけ上流位置にレジストセンサRSが配設
されており、用紙の先端がここに到達した時にそれを検
出する。
一方、プリンタ本体1内の感光体ドラム11は矢印方向
に回転し、その帯電チャージャ12によって帯電された
表面を光書込みユニット1日によってビデオ信号に応じ
て変調されたレーザビームがドラム軸方向に主走査しな
がら照射して露光して、静電潜像を形成する。
その潜像を現像ユニット13からのトナーによって現像
し、レジストローラ18によって所定のタイミングで画
像転写部に給送される用紙に転写チャージャ14の作用
によって転写する。その用紙を定着I!16へ搬送して
加熱定着した後、排紙ローラ16aによってプリンタ本
体1から排出して反転ユニット6へ送り込む。
この排紙ローラ18aの下流側の所定位置に排紙センサ
ESが配設されており、用紙の先端及び後端の通過を検
出する。
転写工程を終えた感光体ドラム11は、クリーニングユ
ニット15によって残留ト・ナーを除去され、図示しな
い除電ランプに照射されて残留電荷を消去されて、次の
帯電工程に備える。
プリンタ本体1から排紙されて反転ユニット6に送り込
まれた用紙は、3個の段違いローラ等によって構成され
た搬送切換手段61によって搬送方向を選択的に切り換
えられ、上方,側方,及び下方の3箇所の送出口A,B
,Cのいずれががら送出される. この反転ユニット6は、最大A3サイズまでの片面プリ
ント済みの用紙を収納する反転スタック機能と、自己の
排紙トレイ62と多段排紙ユニット7,両面ユニット9
及び大量排紙ユニット8への通紙切換機能とを有する. そして、上方の排出口Aへ搬送したプリント済み用紙は
自己の排紙トレイ62上へ排出される。
多段排紙ユニット7は多数のビン71を備え、反転ユニ
ット6の側方の送出口Bから送出されるプリント済み用
紙を,後述する制御部によって指示されたビンへ排出し
てスタックさせる.大量排紙ユニット8は、反転ユニッ
ト6の下方の送出口Cから送出されるプリント済み用紙
を、この例では両面ユニット9内の搬送経路を介して受
け入れ、それをジョブごとに仕分けしてスタックする機
能を持ち、最大A3サイズまでの用紙を2000枚収納
できる。
両面ユニット9は、片面にプリントされた用紙を反転ユ
ニット6内の下方の送出口Cから受け入れ、再給紙経路
91を通して再度プリンタ本体1へ供給する機能を持ち
、それによって両面プリントを可能にする。このように
、両面ユニット9は排紙ユニットと給紙ユニットの両方
の機能を有することになる。
プ1ンタシスームの゛1 次に、このプリンタシステムの制御系について説明する
. 第5図はインターナル・ビデオインタフェースの場合の
制御系のシステムブロック図でり,第8図はエクスター
ナル・ビデオインタフェースの場合の制御系のシステム
ブロック図を示す。
第5図のプリンタシステムにおけるプリンタ本体1は、
文字コードデータから画像イメージデータを作成する画
像処理部(画像処理装置)であるコントローラ制御基板
21と、その画像イメージデータによりプリント画像を
作成する画像作成部(画像形成装置)であるプリントエ
ンジン100とからなり、そのプリントエンジン100
は、プリントエンジン制御基板22と操作パネル24と
プリントエンジン機構部25とがらなる。
そして、コントローラ制御基板21は、ホストシステム
2とホストインタフェースのパラレル信号線101で接
続され,プリントエンジン100のプリントエンジン制
御基板22とコントローラ・エンジンインタフェースの
パラレル及びシリアル信号線102で,操作パネル24
とはコントローラ・操作パネルインタフェースのシリア
ル信号線103でそれぞれ接続される。
また、プリントエンジン100のプリントエンジン制御
基板22は,各オプションユニットの制御基板300,
400,500と,全て共通のエンジン・オプションイ
ンタフェースのシリアル信号線104(第1図における
共通の信号線10に相当する)によって接続される。
この第5図では、第4図に示した付加給紙装置である第
1,第2の多段給紙ユニット3,4及び大量給紙ユニッ
ト5を総称してインプットオプションユニットINFと
して図示し、それぞれインプットオプションユニット制
御基板300とインプットオプションユニツド機構部3
10とからなっている。
同様に、付加両面用搬送装置である両面ユニット9が複
数台ある場合も想定して、それらをデュプレツクスオプ
ションユニットDPXとして図示し、それぞれデュブレ
ツクスオプションユニット制御基板400とデュプレツ
クスオプションユニット機構部410とからなっている
また、付加排紙装置である反転ユニト6,多段排紙ユニ
ット7及び大量排紙ユニット8を総称してアウトプット
オプションユニットOUTとして図示し、それぞれアウ
トプットオプションユニット制御基板500とアウトプ
ットオプションユニット機構部510とからなっている
第6図のプリンタシステムにおけるプリンタ本体1′は
、画像処理部であるコントローラ制御基板を備えておら
ず、画像作成部(画像形成装置)であるプリントエンジ
ン100のみからなり,そのプリントエンジン制御基板
22はホスト・エンジンインタフェースのパラレル及び
シリアル信号線105によって、操作バネル24はホス
ト・操作パネルインタフェースのシリアル信号線106
によって、それぞれホストシステム2に直接接続される
また、このプリントエンジン100のプリントエンジン
制御基板22と各オプションユニットの制御基板’50
0,400,500とが、全て共通のエンジン・オプシ
ョンインタフェースのシリアル信号線104によって接
続される点は第5図のプリンタシステムと同様である. このプリンタシステムの場合は、ホストシステムが画像
処理機能を有しており、プリントデータとして画像イメ
ージデータ(ビデオデータ)をプリンタ本体1′へ送出
し、且つプリンタコントローラとしての制御機能も有し
ている。
次に,第5図に示したプリンタシステムについて、その
各制御基板を中心として各部の構成を具体的に説明する
くコントローラ〉 コントローラ制御基板の構成例を第7図に示す。
このコントローラ制御基板21は、図示のようにCPU
201,ROM202,RAM203,ホストインタフ
ェース制御部204,エミュレーション制御部205,
外部フォント制御部206,ビデオデータパッファ20
7,シリアル通信部208,209と、フォントメモリ
210及びタイマ211からなり、これらは相互にバス
ライン212によって接続されている. なお、ホストインタフェース制御部204,エミュレー
ション制御部205,外部フォント制御部20Bは、そ
れぞれ複数個設けることも可能であり,エミュレーショ
ン制御部205と外部フォント制御部20Bは、必要が
なければ省略してもよい. CPU201は、このコントローラ全体を統括制御する
中央処理装置であり、汎用の16ビット又は32ビット
のCPUを使用する。
ROM202はプログラムメモリであり、CPU201
が使用する各種プログラム及び固定データを格納してい
る。そして、直接ハードウエアを制御するソフトウエア
として最低限次の(a)〜(0)のソフトウエアを格納
する. (a)ホストインタフェースハンドラ (b)プリントエンジンハンドラ (c)操作パネルハンドラ さらに、各プリンタソフトウエアに関係なく共通に使用
できるソフトウエアとしては、次の(d)〜(f)を格
納する。
(d)診断プログラム (e)テストプログラム (f)サービスプログラム なお、プリンタソフトウエアは、エミュレーションカー
ド215に格納されており,必要な時にRAM203に
ロードされるが、最初からこのROM202に標準のプ
リンタソフトウエアを格納しておくこともできる。
RAM205はデータバツファ及びデータレジスタとし
て使用される大容量のランダムアクセスメモリであり,
主としてホストシステム2から受け取ったデータを一時
格納するインプットバツファ、そのデータによってCP
U20 lが作成するページデータを格納するページバ
ツファ、そのページデータとフォントデータ等によって
ページ単位で作成される画像イメージデータ(ビデオデ
ータ)を展開するビデオバツファ,ホストシステム2か
らのダウンロードフォントを格納するフォントファイル
,及びCPU201のワーキングメモリ等に使用される
ホストインタフェース制御部204は、ホストインタフ
ェースを介してホストシステム2と接続され,データの
授受を制御するインタフェース部である。ホストインタ
フェースはホストシステムの種類に合わせて次のような
インタフェースを選択することができる. (a)パラレルインタフェース/セントロニクス(b)
パラレルインタフェース/SCS I(C)シリアルイ
ンタフェース/RS−2320(d)シリアルインタフ
ェース/RS−422(e)LANインタフェース エミュレーション制御部205は、挿着されたエミュレ
ーションカード215からプリンタソフトウエアを読み
出すためのインタフェース部である.エミュレーション
カード215は、プリンタソフトウエアを格納したRO
Mとそのアドレスを指定するアドレスカウンタによって
構成されたパラレルデータのシーケンシャルメモリであ
る.外部フォント制御部206は、挿着されたフオント
カード216からフォントデータを読み出すためのイン
タフェース部である6フォントカード21日は.文字の
書体イメージを表わすフォントデータを格納したROM
とアドレスラッチ及びデータバツファによって構成され
ている.ビデオデータパツファ207とシリアル通信部
208は、コントローラ・エンジンインタフェースのパ
ラレル信号線とシリアル信号gl02を介してプリント
エンジン制御基板22に接続さ,れる.そして、ビデオ
データバツファ207は.RAM203のビデオバツフ
ァ上に作られたビデオデータがCPU201の処理単位
である16ビット又は32ビットずつ読み出された時,
プリントエンジン制御基板22からの各種制御信号及び
書込み同期クロツク(WCLK)によって、そのパラレ
ルデータを8ビットのパラレルデータ又はシリアルデー
タに変換して、プリントエンジン制御基板22へ送出す
る. これらのパラレルデータ又はシリアルデータのビデオデ
ータ(/WDATA,/WDATAI〜/WDATA7
)では、信号の゜L゜レベルが黒ドット画像を表わす。
/WDATAは、シリアルビデオデータ又は8ビットの
パラレルビデオデータの最下位ビットの信号であり,/
WDATA1〜/WDATA7はパラレルビデオデータ
の他の7ビットの信号である。
これらの信号は、/WCLKの立下がりエッジに同期し
て変化する。パラレルビデオデータにおいては、最上位
ビットは最も左側の画素に相当する.ここで各信号の前
に付した「/」は負論理(ローアクティブ)の信号であ
ることを示す.一方、シリアル通信部20Bは,プリン
トエンジン制御基板22内の後述する第8図のシリアル
通信部118との間で、各種コマンド及びレスポンス等
の送受を司る。
シリアル通信部209は、コントローラ・操作パネルイ
ンタフェースのシリアル信号線103を介して第8図の
操作パネル24のシリアル通信部144との間で,各種
コマンド及びレスポンスとキ一人力データ及び表示デー
タ等の送受を司る。
フォントメモリ210は、このプリンタシステムで常時
使用する常駐フォントを格納している。
タイマ211はシステムタイマであり、CPU201の
動作タイミングの指定や各制御部のタイムアウト制御に
も使用される。
くプリントエンジン〉 第8図にプリントエンジン100の各部の構成例を示す
. プリントエンジン制御基板22は、CPUI10によっ
て統括制御される光学制御部111,ROMI 12,
RAMI 13.A/D変換回路114,I/Oポート
115,アドレスデコーダ116,割込制御部117.
2つのシリアル通信部118,119及び3つのタイマ
120,121,122が相互にアドレスバス123と
データバス124によって接続されている。
さらに、オペアンプ125,ドライバ126,及びアン
プ127が設けられている. 光学制御部111は、内部に発振器及び分周器や各種カ
ウンタ,フリツプフロツプ回路等を備え、コントローラ
制御基板21のビデオデータバツファ207へ書込み同
期クロツクWCLK及びライン同期信号LSYNC,ゲ
ート信号LGATE及びFGATEを出力し、ビデオ信
号(書込みデータ)WDATAを入力して、プリントエ
ンジン機構部25の光書込みユニット19を制御する。
すなわち、レーザダイオード191を発光させるLDド
ライバ192,及びそのレーザビームを走査するポリゴ
ンミラーを回転するポリゴンモータ193等を制御して
、第4図に示した感光体ドラム11への画像の書込みを
行なう. ROM112はCPUIIOが実行するプログラム及び
固定データを格納しており、RAMII3はCPUII
Oによる演算あるいは判断結果を記憶したり、一時的な
データを格納するデータレジスタ及びデータバツファと
して使われる.第2A図に示したようなロジカルIDと
それに対応してアサインされたデバイスIDを記憶する
テーブルは、このRAM11tに設けられている.A/
D変換回路114は,プリントエンジン機構部25内の
サーミスタ131等のアナログ信号を出力するセンサか
らの検出信号を,オペアンプ125によって増幅して入
力し、デジタル信号に変換してCPUIIOに読み込ま
せる。
I/Oポート115は、プリントエンジン機構部25内
の2値信号を発生する各種センサ135あるいはスイッ
チ136等からの信号をアンプ127を通して入力し、
またメインモー夕や搬送モータ等の各種モータ132,
プランジャ133,クラッチ134などにドライバ12
6を介して踵動信号を出力する。
アドレスデコーダ116は、CPUliQがデータを読
出しあるいは書込みする際にそのチップを指定するチッ
プセレクト信号CSを出力する。
割込制御部117は、割込信号INTが入力された時に
CPUllQに割込要求信号IRQを出力する. シリアル通信部118は、前述したコントローラ制御基
板21のシリアル通信部208との間でコマンドとレス
ポンス等の送受を司る。
シリアル通信部119は、前述した各オプションユニッ
トの制御基板とエンジン・オプションインタフェースの
シリアル信号線104を介して,コマンドとレスポンス
等の送受を司る。
なお、これらのシリアル信号線にオプチカルファイバを
使用することができ、その場合はこれらの各シリアル通
信部は光通信で送受信を行なえるものとする. タイマ120は光学制御用のタイマ、タイマ121は通
信制御用のタイマ,タイマ122はその他の制御用のタ
イマである。
操作パネル24は、各種のキースイッチ141と表示モ
ジュール142を備えており、それらはマイクロコンピ
ュータ(マイコンと略称する)143によって制御され
、シリアル通信部144によって,コントローラ制御基
板21との間で、キー人力データの送出や表示データの
入力等を行なう。
くオプションユニット〉 次に、第5図に示したインプットオプションユニットI
NF,デュプレックスオプションユニットDPI,及び
アウトプットオプションユニットOUTに共通な構成を
第9図に示す。
ここでは、各オプションユニット制御基板に共通な部分
をオプションユニット制御基板600として示し、同じ
く共通な機構部をオプションユニット機構部610とし
て示す。
オプションユニット制御基板600は、CPU601と
、それによって統括制御されるROM602,RAM8
03,I/Oポート604,及びシリアル通信部605
が、相互にバスライン606によって接続されている。
さらに、I/Oポート604には、ドライバ607とア
ンプ608どデップスイッチ809a及び609bが接
続されている。
ROM802はプログラムメモリ及びデータメモリで、
CPU801が実行するプログラム及び固定データを格
納しており,自己のユニットタイプ(INF,DPX,
OUTのいずれであるか)と属性、例えばインプットオ
プションユニットであれば、給紙カセットの数,ペーバ
サイズ自己検知手段の有無,手差し機能の有無等、また
アウトプットオプションユニットであれば、ジョブセバ
レーションの有無,フェースダウン排紙かフェースアツ
プ徘紙か等もここに記憶している。
これらの属性が同シリーズのオプションユニットにおい
て変わる場合、例えば多段給紙ユニットのタイプ1は5
個の給紙トレイを持ち,多段給紙ユニットのタイブ2は
10個の給紙トレイを持つというような場合もある。
これを1種類のオプション制御基板で制御する場合は、
これらの属性データをNVRAM (電気的消去書込み
が可能な不揮発性メモリ)に記憶しておくという方法も
ある. RAMfiQ5はデータレジスタ及びデータバツファメ
モリであり、一時的なデータの記憶及びCPU601の
ワーキングメモリとしても使用される.そして、このオ
プションユニットがアサインされた時にアサインされた
ことを示すフラグを立てると共に、その時のプリントエ
ンジン100からのコマンドに含まれている3ビットの
ロジカルIDコードを記憶するレジスタとしても使用さ
れる. 一方、このオプションユニットのデバイスIDコードは
,デツプスイッチ609aによって4ビットのコード(
”0000’〜”1111゜)として設定記憶される. なお、自己のユニットタイプを特定する2ビットのユニ
ットタイプコード(INP:  ’oo”DPI: ’
01゜,OUT: ”10゜)も、このデツプスイッチ
609aによって設定記憶するようにしてもよい. さらに,デップスイッチ609bによって、このオプシ
ョンユニットを挿着するプリンタ本体1の挿着口のコー
ドを設定記憶する. シリアル通信部605は、前述のプリントエンジン制御
基板22のシリアル通信部119との間でコマンドとレ
スポンス等の送受を司る。
I/Oポート604は、前述のデップスイッチ809a
,ao9bによって設定記憶されたデバイスIDコード
及びユニットタイブコード,挿着口のコードを、CPU
801の指令により読み出して入力する. また、ドライバ607に信号を出力して、このオプショ
ンユニットの機構部610のモータ611,クラッチ6
12,−ブランジャ613等を翻動制御すると共に、セ
ンサ614やスイッチ615等による検知信号をアンプ
608を介して入方する. プ1ントエンジンとオプション の 次に、前述したプリントエンジンと各オプションユニッ
トとの間の通信について説明する.まず、プリントエン
ジンとオプションユニットとの間の通信条件は次のとお
りである.l.インタフェース:非同期シリアルI/F
2.通信速度: 9 6 0 0baud3.パリテイ
ビット:なし 4.ストップビット=1 次に、通信プロトコルについて説明する。
プリントエンジンからオプションユニットへの通信はコ
マンドの送信によって行ない、オプションユニットから
プリントエンジンへの通信はレスポンスの送信によって
行なう。
このコマンドとレスポンスのフォーマット例を第10図
に示す。
1つのコマンドはオペレータとアーギュメントによって
構成され、アーギュメントのb7〜b5は常に゜111
゜であり,またオペレータのb7〜b5はプリントエン
ジンが通信したいオプションユニットのロジカノレID
コードを示す.オペレータはまた、1つの命令の終端を
意味することを兼ねる。
この実施例に使用するコマンドの種類は次のとおりであ
る。
くベーシックコマンド〉 1.インクアイアユニットステイタス (Inquire unit status)    
   +木*本10001’2.インクアイアペーパサ
イズ (Inquire paper size)     
 ” Ig本本10010”3.インクアイアユニット
コンディション(Inquire  unit  co
ndition)          ”  *  木
 *]OO11”4.インクアイアユニットアベイラビ
リテイ(Inquirs unit availabi
lity)   ’ * * * 10 1 0 0 
”5.インクアイアユニットスペシフイケーション#1
(Inquire unit specificati
on #1) ”木本$10101゜6.インクアイア
ユニットスペシフイケーション#2(Inquire 
unit specification #2) ” 
*木本10110゜7.インクアイアユニットスペシフ
イケーション#3(Inquire unit spe
cification #3) ”本木本10111゜
8.インクアイアエクサイテツドペーパID(Inqu
ire exited paper ID)    ”
本木本11000”9.インクアイアユニットファーム
ウエアバージョン(Inquire unit fir
mware version) ’本木木11111”
lO.トレイセレクション (Tray selection)         
”本木本00001°11.モードセット (Mode setting)          ”
 * * * O O 010 ’12.ペーパサイズ
セット (Paper giza setting)     
  ”零**OOO1 1’13.ペーパフイードスタ
ート (Paper feed start)14.ペーバフ
イードストップ (Paper feed stop) 15.ペーバフイードレスタート (Paper feed restart)16.ペー
パイジエクトスタート (Paper eject start)17.ベーバ
イジエクトエンド (Paper eject end) 186イニシャライズ (Initializing) 19.アボート (Abort) 20.プリントエンジンパス長 (Length of print engin pa
th)21.レジスト距離 (Registrationt distance)2
2.搬送速度 (Transport velocity)゜**本o
oioo゜ ゛本宰m00101” ゜本本$00110゜ ゜**木01000゜ ゜*本$01001゜ ゜木本*01110゜ ゜本**Q1111゜ ゜本**Q1010” ゛*ネ*01011゜ 0本**Q1100” くエンハンスコマンド〉 23.アサインデバイスID (Assign Device ID)       
 ”本本本11001゜24.インクアイアアサインド
デバイスID(Inquire assigned D
evica ID)   ”本本本11010”25.
インクアイアデバイスID (Inquire Device ID) −    
  ” * *木11011°これらのコマンドは、常
にオプションユニットによってリアルタイムで実行され
る。
各オプションユニットは、特定されたトレイ選択,モー
ドセット,ペーパサイズセット,プリントエンジンパス
長,レジスト距離,搬送速度,及び指定デバイスIDの
モード,ステイタス,あるいは指定をこれらのコマンド
によって再選択されるまで保持する. コマンドはアーギュメントを先にオペレータを後に送信
されなければならないが、アーギュメントとオペレータ
から成るコマンドのアーギュメントは省略することがで
き、オプションユニットはアーギュメントの無いコマン
ドも正しく認識しなければならない。
例えば、“インクアイアユニットステイタス′″コマン
ドのようなアーギュメントとオペレータから成るコマン
ドで,プリントエンジンがアーギュメント無しでこれを
送信したならば、同じロジカルIDユニットへの同じコ
マンドの前のアーギュメントが実効アーギュメントとし
て有効である。
但し、″ペーパイジエクトスタート″″コマンド,第1
0図(b)に示す″アサインデバイスID”コマンド,
及び同図(d)に示す″インクアイアデバイスID” 
 コマンドを除く.これらのコマンドにおいては、前の
アーギュメントは決して有効にはならない。
また,他のコマンドのアーギュメントや他のロジカルI
Dユニットへのアーギュメントは,いかなる場合も無効
である. コマンドを受信した時に、オプションユニット側に何も
有効なアーギュメントが無かった場合は、オプションユ
ニットは実効アーギュメントとしてデフォルトの値を採
らなければならない.レスポンスは,オプションユニッ
トからプリントエンジンに送られるメッセージであり,
コマンド髪受領したことを示す。全てのレスポンスは1
バイトの長さであり,b7が゜0゛になっている.もし
,オプションユニットが受け取ったコマンドの機能をサ
ポートしていないならば、オプションユニットはレスポ
ンスとして<7Fhax)すなわち゜01111111
゜を返さなければならない. 第10図(b)は、プリントエンジンがロジカルIDに
デバイスIDをアサインする際に送信する“アサインデ
バイス ID”コマンドと,それを受け取ったオプショ
ンユニットから送信されるレスポンスのフォーマットを
示している.このコマンドのアーギュメントのb3〜b
OにはアサインされるデバイスIDコードが入り、オペ
レータのb1〜b5 (本本本で示す)にはアサインす
るロジカルIDコードが入る。
例えば、このコマンドが ′″IIIXOOI0,00011001”であれば、
[デバイスID’0010゜ (INP#3:大量給紙
ユニット5)をロジカルID゜o00゛(IN#1)と
してアサインせよ」と命令することになる. これに対して、デバイスID ’0010゜のオプショ
ンユニツ1・(先の例では大量給紙ユニット5)のCP
U5Qlがそれを認識して、’00000010゜のレ
スポンスを返す。
これは「デバイスID”0010”をロジカルID ”
000’(IN#1)としてアサインした」と答えたこ
とになる。
ここで、デバイスIDコードにはユニットタイプコード
が無いが、ロジカルIDコードのb6,b5の2ビット
がユニットタイプコードであり、この例では゜00゜は
インプットユニットを表しているので判別できる。
第10図(C)は、特定のロジカルIDにアサインされ
ているオプションユニットのデバイスIDを問い合わせ
るコマンドである61インクアイアアサインドデバイス
ID”コマンドとそれに対するレスポンスを示している
. このコマンドはアーギュメント無しで、オペレータ
のみのコマンドであり,例えば ”00011010゜はロジカルID”OOO゜には何
が7サインされているかを各オプションユニットに照会
することになる. そして、アサインされているデバイスIDを持つオプシ
ョンユニットがもし大量給紙装置であれば,それから゜
00000010”  (oジカルIDのIN#1にイ
ンプットオプションユニット”0010”がアサインさ
れている)のレスポンスを返すことになる. 第10図(d)は、特定のオプションユニットが通信可
能かどうかを照会する″インクアイアデバイスID”コ
マンドとそれに対するレスポンスを示している. このコマンドのアーギュメントのb3〜bOには照会す
るデバイスIDコードを、オペレータのb7 ,beに
はユニットタイブコードをいれる.例えば゜111XO
o10,00×11011゜は、インプットオプション
ユニット゜0010”(大量給紙ユニット5)は通信可
能かどうかを照会するコマンドである。
そして,大量給紙ユニット5がアサインされていれば、
”OOOXOOIO’のレスポンスを返すことになる。
ところで前述したように、コマンドのオペレータのb7
〜b5が゜110゜になっている場合は.そのコマンド
がグローバルIDコマンドであることを表す,”110
゜はグローバルIDアドレスである。
プリントエンジンよりグローバルIDコマンドが発信さ
れたならば、通信可能状態にある全てのオプションユニ
ットは.このコマンドを可能な限り実行しなければなら
ない。しかし、如何なるオプションユニットもこのコマ
ンドに対してレスポンスを発行してはならない. プリントエンジンは、グローバルIDコマンドについて
はレスポンスを待たずに次のコマンドを発行する. ここで、プリントエンジンとオプションユニット間の通
信プロトコルの一般規則を列記する。
(a)グローバルIDコマンドを除いて、プリントエン
ジンは、直前に発行したコマンドに対するレスポンスを
受信した後でなければ次のコマンドを発行してはならな
い。
プリントエンジンは、直前のコマンドに対するレスポン
スを受け取る以前に、グローバルIDコマンドを発行す
ることができる.(b)プリントエンジンよりグローバ
ルIDコマンドが発行されたら、通信可能状態にある全
てのオプションユニットはこのコマンドを可能な限り実
行しなければならない。
しかし、如何なるオプションユニットもこのコマンドに
対してレスポンスを送信してはならない. プリントエンジンは、グローバルIDコマンドについて
はレスポンスを待たずに次のコマンドを発行しなければ
ならない. (C)オプションユニットはプリントエンジンからコマ
ンドを受け取る前には何も送信してはならない。
(d)コマンドで指定されたロジカルIDコードに相当
するデバイスIDコードを有する実際の物理的なオプシ
ョンユニット以外のオプションユニットは、プリントエ
ンジンに対して如何なるレスポンスも発行してはならな
い。
(a)例えオペレータ部のロジカルIDコードで指定さ
れたオプションユニットであっても、もしプリントエン
ジンからのコマンドに通信エラー,を検知した場合は、
そのコマンドを無視し、且つ如何なるレスポンスも送信
してはならない,(f)コマンドはアーギュメントを先
にオペレータを後に送らなければならない.アーギュメ
ントとオペレータから成るコマンドにおいては、アーギ
ュメントは省略されてもよい。オプションユニットは,
アーギュメントの無いコマンドも正確に認識しなくては
ならない。
(g)プリントエンジンがレスポンスを待っている間に
通信エラーを検知したら、直前に発行したコマンドを再
び送信しなければならない。
また、もし再びエラーを検知したら,プリントエンジン
はオプションユニットが通信不能状態であると判断し、
コントローラにこの状態を知らせなければならない。
(h)如何なるオプションユニットからの如何なるレス
ポンスも受信することを期待していない時にプリントエ
ンジンが通信エラーを検知した場合は、プリントエンジ
ンはそれを無視してよい.そして、もし再びエラーが検
知されたならば、プリントエンジンは全てのオプション
ユニットが通信不能状態であると判断し、コントローラ
にこの状態の発生を知らせなければならない。
(i)プリントエンジンとオプションユニット間の通信
エラーは次のようなタイプに分類される。
(1)フレーミングエラー又はオーバーランエラー:ハ
ードウエアエラー (2)データフォーマットエラー (A)アーギュメント過多 :アーギュメントの長さが2バイト以上(B)マルチコ
マンド :直前のコマンド1こ対するレスポンスを送信する以前
に、グローバルIDコマ ンド以外のコマンドを受信 (c)  レスポンス過多 :レスポンスの長さが2バイト以上 (D)予期せぬレスポンス :コマンドを発行する前にレスポンスを受信 (3)範囲外エラー :受信したデータ(アーギュメント,オペレータまたは
レスポンス)がアサイン した範囲外 (j)タイムアウトエラー (1)オペレータ無し :アーギュメント受信後、規定時間内にオペレータを受
信せず (2)レスポンス無し :クローバルIDコマンド以外のコマンド発行後、規定
時間内にレスポンスを 受信せず (k)もし、オプションユニットがコマンド受信時に通
信エラーを検知した場合は、アーギュメントとオペレー
タの両方を無視しなければならない。
(1)1つのコマンドに対して2つ以上レスポンスを受
信した場合は、プリントエンジンは受信した全てのレス
ポンスを無効にする。
(霞)グローバルIDコマンドを除いて、オプションユ
ニットはコマンド受信後、通常20ミリ秒,最大80ミ
リ秒以内にレスポンスを送信しなければならない。そし
て,80ミリ秒を過ぎたらオプションユニットは如何な
るレスポンスも送信してはならない。
プリントエンジンは、コマンド発行後100ミリ秒以内
にレスポンスを受信しなかったならば、通信エラー(タ
イムアウトエラー)が発生したと判断する. (n)2バイト以上から成るコマンドは,各バイトの間
隔が80ミリ秒以内であること。
もし、オプションユニットがアーギュメント受信後10
0ミリ秒以内にオペレータを受信しなかったら、通信エ
ラー(タイムアウトエラー)が発生したと判断する. (0)プリントエンジンより発行される全てのコマンド
は、オプションユニットによって直ちに実行されなけれ
ばならない.すなわち、オプションユニットは全てのコ
マンドをリアルタイムで実行しなくてはならない. 《エンハンスコマンド》 次に、前述したエンハンスコマンドについて、さらに詳
細に説明する。
“アサイン デバイスID”  ”1100i゜プリン
トエンジンは、このコマンドの使用によって物理的デバ
イスIDコードをロジカル(論理)IDコードに再度指
定すること、及びシステム構成を変更することが可能で
ある. フォーマット: ゛アーギュメント゜+゛オペレータ゜ アーギュメント; b7 〜bs  :  ’111゜ b4 : ”x”  (予 備) bs〜bo:テバイXID:I−ド オペレータ; bフ〜b5:ロジカルIDコード ユニットタイプコード(b7,be) +ユニット番号(b5) ユニットタイプ 000゜ :IN   ’01”:DPX゜10゜ :
 ○UT ユニット番号 ゜0゛:ユニット#1 01゜:ユニット#2 b4 〜bo : ’11001” 上記b7〜boの8ビットからなるオペレータを2桁の
へキサコードで表すと、次の5種類の論理デバイスのア
サイン用オペレータとなる.(19hex)インプット
ユニット#1(39hex>インプットユニット#2(
59hex)デュプレツクスユニット(99hax)ア
ウトプットユニット#1(B9hex)アウトプットユ
ニット#2レスポンス: ”IDアサイメント゜ b?     :”Q” b6〜b4:アサインされたロジカルIDユニットタイ
プコード(be +b5 )+ユニット番号(b4) b3〜bo:アサインされたデバイスIDコード (注 記) 1,このコマンドを受けると、新たに7サイン(指定)
されたデバイスはレスポンスを送り、前にアサインされ
ていたデバイスは、たとえ新たに7サインされたデバイ
スが正確に応答しなくてもレスポンスを送ってはならな
い。
2.もし指定されたデバイスIDに相当する物理IDが
実際に存在し,その時点でプリントエンジンに通信でき
るならば、指定されたデバイスはプリントエンジンにレ
スポンスを送る。
3.指定されたデバイスIDコードと指定されたユニッ
トタイプコードを持つデバイス以外のデバイスは、プリ
ントエンジンにレスポンスを送らない。
4.プリントエンジンは、指定したユニットタイプの指
定したデバイスIDがうまく論理ユニットID(ロジカ
ルID)にアサインされてもされなくても、以下のコマ
ンドシーケンスによって確めることが可能である。
ah  ”アサインデバイスID”コマンドを1度送る
b.もし正確なレスポンスが100mS以内に受けられ
れば、その指定したデバイスが通信可能状態にあり、′
アサインデバイスID”コマンドが受け取られたことに
なる。
C.もし“アサインデバイスID’″コマンドの送信後
、100mS以内にレスポンスを受けられなければ、プ
リントエンジンは再度1゛アサインデバイスID”コマ
ンドを送る。
d.もし、2度目もレスポンスを受けられなければ、プ
リントエンジンはその指定したデバイスIDのデバイス
は現在通信不能状態にあると判断する。
5.もし,このコマンドがアーギュメントを省略して発
行されたら、あらゆるオプションユニットはそれを無視
し、どのオプションユニットもレスポンスを送らない. 6.コード’Oil”  ”110゜ 0111”は(
ユニットタイプコード)+(ユニット番号)として使用
してはならない。もし、プリントエンジンがこれらの1
つをオペレータに含んだコマンドを発行したら,全ての
オプションユニットはそれを無視し,どのオプションユ
ニットもプリントエンジンにレスポンスを送らない。
プリントエンジンは、このコマンドを使用することによ
って、現在各ロジカルIDコード番号にアサインされて
いるデバイスIDコード番号を照会して確認することが
できる. フォーマット: ゛オペレータ゜のみ オペレータ; b7〜b5 :ロジカルIDコード b4−bo :  ’11010゜ 上記b7〜boの8ビットからなるオペレータを2桁の
へキサコードで表すと、次の6種類の論理デバイスの照
会用オペレータとなる。
( I Ahex)インプットユニット#1(3 Ah
ex)インプットユニット#2(5 Ahax)デュプ
レックス(INP)(7 Ahax)デュプレックス(
OUT)(9 Ahex)アウトプットユニット#1(
BAhex)アウトプットユニット#2レスポンス; ’IDアサイメント9 b7    :  ”O゜ b6〜b4 =指定ロジカルIDコードb3〜bO :
現在アサインされているデバイスID デフォルト; a.ベーシックエンジンシステム 各デバイスTDコード番号は、いずれもロジカルIDコ
ード番号と同じである。
b.エンハンスエンジンシステム “アサインデバイスID”コマンドによってロジカルI
Dコードにアサインされる以前にこのコマンドに対して
応答するオプションユニットはない。
(注 記) 1.もし指定されたロジカルIDに相当する物理デバイ
スが現在有効でなければ、どのオプションユニットも応
答しない。
2.コード゜110゜と0111°はロジカルIDコー
ドに使用してはならない。もし、プリントエンジンがオ
ペレータにこれらの1つを含むコマンドを発行したら、
全てのオプションユニットはそれを無視し,どのオプシ
ョンユニットもプリントエンジンにレスポンスを送らな
1).″インクアイアデバイスID”  11011″
プリントエンジンは、このコマンドを使用して,現在通
信可能な状態にあるすべてのユニットタイプのすべての
デバイスIDコード番号を確認することができる。
フォーマット; ゜アーギュメント゜+゜オペレータ゛ アーギュメント; b7〜b5: ′″111゜ b+ : ’X”  (予 備) b3〜bO :デバイスIDコード オペレータ; b7 , be :ユニットタイプコードbs : ’
X”  (予 備) b+ 〜bo : ”11011゜ レスポンス; ”IDアサイメント゜ b7 : ”O’″ b 6 e b 5 :指定ユニットタイプコードb4
: ”X”  (予 備) b3〜bo二指定テバイスIDコード (注 記) 1.指定されたユニットタイプの指定されたデバイスI
Dに相当する物理デバイスが実際に存在し、その時点で
プリントエンジンと通信できるならば、その指定された
デバイスはプリントエンジンにレスポンスヲ送る. 2.指定されたデバイスIDコードと指定されたユニッ
トタイプコードを持つデバイス以外の物理的デバイスは
、プリントエンジンにレスポンスを送らない。
3.プリン1〜エンジンは指定したユニットタイプの指
定したデバイスIDが通信可能状態にあるかどうかを,
以下のコマンドシーケンスによって確認することができ
る. a.゛′インクアイアデバイスTD”コマンドを1度送
る。
b.100mS以内に正確なレスポンスを受けたたら、
指定したデバイスは通信可能状態にあり、″インクアイ
アデバイスID’″コマンドが受け取られたと判断する
. C.もし“インクアイアデバイスID”コマンドを送っ
てからlOOmS以内にレスポンスを受けなかったら,
プリントエンジンは再度″インクアイアデバイスID”
コマンドを送る。
d.もし2度目の試みにも失敗したら、その指定したデ
バイスIDを持つオプションユニットは現在通信可能な
状態にないと判断する.4.もしアーギュメントが省略
されてこのコマンドが発行されたら、全てのオプション
ユニットはそれを無視し、どのオプションユニットもレ
スポンスを送らない。
5.コード’011”  ’IICI,’111゜はロ
ジカルIDコードに使用してはならない。
もし、プリントエンジンがこれらの1つをオペレータに
含むコマンドを発したら、全てのオプションユニットは
それを無視し,どのオプションユニットもプリントエン
ジンにレスポンスを送らない。
のベーシツクコマン′について 次に、グローバルIDアドレスを使用できる主なベーシ
ックコマンドについて説明する。
“イニシャライズ”***Q1110゜このコマンドは
オプションユニットを初期化するためのコマンドである
フォーマット; ゜オペレータ゜のみ オペレータ; b7〜b5 :ロジカルIDコード 又はグローバルID アドレス゜110゜ b+ 〜bo :  ”01110゜ 上記b7〜bOの8ビットによって構成されるオペレー
タを2桁のへキサコードで表すと次の6種類になる. (OEhex)インプットユニット#1(2Ehex>
インプットユニット#2(4Ehex)デュプレツクス
ユニット(8Ehex)アウトプットユニット#1<A
Ehex>アウトプットユニット#2(CE h e 
x>グローバルIDアドレス”11001110゜ レスポンス; b7      :  ”o゜ b6〜bo:ユニットステイタスコード(ユニットの状
態を示すコード) (注 記) 1.このコマンドはオプションユニットを初期化するの
に使用する. 2.このコマンドを受けた時、そのオプションユニット
は゜現在のユニットステイタス゛を応答し、オプション
ユニット自身の初期化と診断をする。従って、ペーパ移
動中にエンジンがこのコマンドを発すると,ペーパジャ
ムが起こるかもしれない. 3.プリントエンジンがグローバルIDアドレスによっ
てこのコマンドを発行したら、すべてのオプションユニ
ットは、可能な限りこの“イニシャライズ″′コマンド
を実行するが、どのオプションユニットもレスポンスを
送らない.“ペーパサイズセット” ゜ネ*木0001
1”このコマンドは、現在選択されているインプットト
レイ及びアウトプットトレイ,またはデュプレツクスユ
ニットヘペーパサイズ情報を知らせる.もし,インプッ
トユニットがすべてのインプットトレイのベーパサイズ
を検出できる場合には、このコマンドは使用されない.
アーギュメントは、プリントエンジンが同じペーパサイ
ズをセットする場合には省鵬できる。その場合は先のペ
ーパサイズコードが有効である。
フォーマット; ゛アーギュメント゜+゛オペレータ゜ アーギュメント; b7 〜bs  :  ’111゜ b4〜bo :ペーパサイズコード (第18図参照) オペレータ; b7〜b5 :ロジカルIDコード 又はグローバルID アドレス゛11o゜ b+ 〜bo :  ”00011゜ 上記b7〜bOの8ビットによって構成されるオペレー
タを2桁のへキサコードで表すと次の6種類になる. <03hex>インプットユニット#1(2 3 h 
e x)インプットユニット#2(4 3 h e x
) y’ユプレックスユニット(8 3 h e x)
アウトプットユニット#1(A3hex>アウトプット
ユニット#2(C3hex)グローバルIDアドレス”
11000011゜ レスポンス; b7      :  ’O゜ b6〜bo:ベーパサイズコード (第18図参照) デフォルト; アーギュメントのデフォルトペーバサイズコードは゜o
oooo゜である(フリーサイズ1,ぺ一パサイズは未
定義)。
(注 記) 1.第18図に示したリスl一のb4〜bOのコードが
,このコマンドのアーギュメントにおけるペーパサイズ
コードとして使用される。
2.プリントエンジンによって検出されるか,コントロ
ーラによってセットされるか,あるいはサイズ検出可能
なインプットオプションユニットによって告知される5
ビットのペーパサイズコードが、第18図にリストされ
たコードのいずれにも該当しない場合は、プリントエン
ジンはリストされているコード中で最も近い長さのもの
を選択してオプションユニットに知らせる。
3.このコマンドはアウトプットトレイとデュプレツク
スユニットに有効である。さらに、このコマンドは自己
の各インプットトレイのペーパサイズを検出できないイ
ンプットユニットに関しても有効である。
しかし、エンジンが自己のインプットトレイのペーパサ
イズを検出可能なインプットユニットへのこのコマンド
が発した場合は、そのインプットユニットはプリントエ
ンジンからの情報に関係なく,自ら検出したサイズコー
ドを応答する。
4.プリントエンジンがグローバルIDアドレスによる
このコマンドを発行したら、全てのオプションユニット
は可能な限り指定されたペーパサイズコードを現在選択
されているトレイのペーパサイズとしてセットするが、
いずれのオプションユニットもレスポンスを送らない。
“アボート″゛本木$01111゜ このコマンドは、オプションユニットにペーパ搬送を緊
急停止させ、すべてのアクチュエータを初期の位置にセ
ットさせるためのコマンドである。
フォーマット; ゜オペレータ゜のみ オペレータ; b7〜b5:ロジカルIDコード 又はグローバルID アドレス″110゛ b4〜bロ :  ”01111゜ 上記b7〜bOの8ビットによって構成されるオペレー
タを2桁のへキサコードで表すと次の6種類になる. <OFhex>インプットユニット#1(2Fhex)
インプットユニット#2<4 F h e x>デュプ
レツクスユニット(8Fhex)アウトプットユニット
#1(AFhex)アウトプットユニット#2(CFh
ex)グローバルIDアドレス”11001111= レスポンス; b7    :  ”O゜ b6〜bo :ユニツ1〜ステイタスコード(注 記) 1.このコマンドは、通常はオプションユニットにペー
バの移動を緊急停止させるために使用される。このコマ
ンドを受けると、特定されたオプションユニットは、た
とえシートを搬送中であっても直ちに全ての動作を停止
させる.したがって、シートを移動させている最中にプ
リントエンジンがこのコマンドを発すると、ペーバジャ
ムが起こるかもしれない. 2.7クチュエータを持つオプションユニット、例えば
ペーバテーブルを持ち上げるアクチュエータを持つ大容
量イ,ンプットユニットのアクチュエータを初期の位置
にセットする. 3.プリントエンジンがグローバルIDアドレスによっ
てこのコマンドを発行したら、各オプションユニットは
できる限り゛アボート゜コマンドを実行するが,いずれ
のどのオプションユニットもレスポンスを送らない。
グローバルIDコマン1の ここで,グローバルIDコマンドの使用例とその使用に
よる利点について説明する。
(1)イニシャライズコマンド プリンタシステムのイニシャライズ(初期化動作及び自
己診断)を実行する時、先ずコン]・ローラがプリント
エンジンにイニシャライズコマンドを発行し、次にプリ
ントエンジンが全オプションユニットにイニシャライズ
コマンドを発行する。
初期化動作及び自己診断は各オプションユニット共かな
り時間を費やすため、プリントエンジンが各オプション
ユニットに順番にイニシャライズコマンドを発行してい
たのでは,全てのオプションユニットがイニシャライズ
動作を完了する迄に相当の時間を費やしてしまう。
そこで、グローバルIDコマンドを使用することによっ
て全てのオプションユニットに同時にイニシャライズ動
作を実行させることができるので、大幅に実行時間を短
縮できる。
さらに、グローバルIDコマンドは、ロジカノレIDに
アサインされていないオプションユニット(付加装置)
も含む全デバイスIDに対して有効であるので、接続さ
れているオプションユニットの全てに対して同時にイニ
シャライズの実行を命令することができる。
(2)ペーパサイズセット コマンド 用紙サイズを自己検知することができないインプットト
レイを選択してプリント動作を実行する場合、ペーパサ
イズセットコマンドをグローバルIDコマンドとして使
用することにより,インプットユニット,アウトプット
ユニットさらにデュブレツクスユニットに対して同時に
ペーパサイズのセットをすることができる。
これにより、プリントエンジンが発行するコマンドの回
数を減らすことができ、処理の簡素化を計ることができ
る。
(3)アボートコマンド 全オプションユニットに対して緊急に情報伝達をする必
要がある時、グローバルIDコマンドは特に有効である
例えば,あるユニット内でペーパジャムが発生した時,
緊急にすべての紙の移動を停止しないと.用紙を破損し
たり用紙が複数枚同一場所に詰まってしまうという障害
が発生する場合がある。
このような事態において、1つ1つのオプションユニッ
トに対して停止命令を発行していたのでは、命令を発行
した頃には既に2次障害が発生した後だったというよう
な不具合が発生する恐れがある. そのような場合、グローバルエDコマンドを使うことに
よって全てのオプションユニットに対して全く同時に停
止命令を下すことが可能であり、1次障害が発生した時
点で即座に対応して、2次障害の発生を未然に防ぐこと
ができるという大きな効果が得られる. (4)その他 すべてのオプションユニットに対して同じモードをセッ
トする時、モードセットコマンドをグローバルIDコマ
ンドとして使用するとコマンドの発行回数を低減できる
. プリントエンジンの特性値をオプションに伝達するコマ
ンド゜プリントエンジンのパス長( Len−gth 
of prins engine path) ”  
”レジスト距離(Regi’s″tration di
stance) ” +  ”[9送速度(T−ran
sport velocity) ”もグローバルID
コマンドとして使用すると、全てのオプションユニット
に一度に伝達することができ、処理の簡素化を図れる. コン ローラとプリントエンジン の 次に、コントローラとプリントエンジンとの間の通信に
ついて説明する。
コントローラとプリントエンジン間の通信条件も、プリ
ントエンジンとオプションユニット間の通信条件と同じ
であり、次のとおりである.1.インタフェース:非同
期シリアルエ/F2.通信速度: 9 6 0 0ba
ud3.パリティビット:なし 4.ストップビット=1 コントローラとプリントエンジン間の通信は、標準化し
たレーザプリンタ・ビデオインタフェース(LPVI)
を介して、次の4種類の信号/PETXD, /PER
XD, /PECTS, 及び/PEDTRによってな
される。
ここで、これらのインタフェース用の信号について簡単
に説明する. (1)/PERXD この信号は、コントローラからプリントエンジンへのコ
マンドを送るためのシリアル通信の受信データ信号ライ
ンである。
(2)/PETXD この信号は、プリントエンジンからコントローラへレス
ポンス及びイベントレポートを送るシリアル通信の送信
データ信号ラインである。
(3)/PEDTR この信号は,コマンドの送信に対するシリアル通信のレ
ディ信号ラインである。この信号が゜L゜の時は、コン
トローラがプリントエンジンにコマンドを送ってよいこ
とを示す。
プリントエンジンは,電源投入時あるいは初期化11J
作時(システムコンフイギュレーションの確立時を含む
)を除いて、この信号を゜L゛に保持しなければならな
い。
(4)/PECTS この信号は,レスポンスあるいはイベントレポートを送
信するためのシリアル通信のレディ信号ラインである。
この信号が゜L゜の時は、プリントエンジンはコントロ
ーラにレスポンスあるいはイベントレポートを送ってよ
いことを示す。
コントローラは,電源投入時あるいはプリントエンジン
と通信できない状態にある時以外はこの信号゛L”を保
持しなければならない。
もしこの信号が゜H゜の間に,プリントエンジンが非常
に多くのイベントレポートを受け取ったら、古いイベン
トレポートを放棄してもよい。
次に、コントローラとプリントエンジン間の通信プロト
コルについて簡単に説明する。
コントローラとプリントエンジン間で通信する場合は、
コントローラからプリントエンジンへコマンドを送信し
、プリントエンジンがそれを受信してレスポンスをコン
トローラへ返信することによって行なわれる。
コマンドは,それぞれ1バイトのアーギュメントとオペ
レータとからなり、第11図(a),(b)に示すよう
に、アーギュメントの最上位ビットは常に゜1゜であり
、オペレータの最上位ビットは常に゜0゛である。
コマンドは、アーギュメントを先に送り、オペレータを
後に送る。
アーギュメントは省略することもでき、その場合にもプ
リントエンジンは、そのアーギュメントのないコマンド
を正確に!!!識しなければならない.アーギュメント
とオペレータからなるコマンド(例えば、“ステータス
 リクエスト”コマンド)が.コントローラによってア
ーギュメントなしで発行された場合は、同じコマンドの
前回のアーギュメントが事実上有効になる。
プリントエンジンがコマンドを受け取った時に、もし有
効なアーギュメントがなかった場合には、プリントエン
ジンは事実上のアーギュメントとしてデ.フオルト値を
とる。
レスポンスは、プリントエンジンからコントローラへ、
受信したコマンドによって要求された情報を送るもので
ある。
各レスポンスの長さは1バイトで,第11図(c)に示
すようにその最上位ビットは゜O゛である。但し、同図
(d)に示す″イリーガルコマンド″に対するレスポン
スの場合は,全ビットが゜l゜である. イベントレポートは、オプションユニット及びプリント
エンジンにイベント(ジャム発生やサプライ不足等)が
発生した時に、プリントエンジンからコントローラにレ
スポンスとして求められていない情報を送るものである
. 各イベントレポートは、第11図(e)に示すように1
バイトの長さを有し、その最上位ビットは11゜である
. このイベントレポート発生の可/不可は、コントローラ
により ゛ETB’ コマンドでなされる。
この実施例においてコントローラが発信するコマンドの
種類は次のとおりであり、13のベーシックコマンドと
3つのエンハンスコマンドがある。
くベーシックコマンド〉 1.ステータス リクエスト      ’ENQ’2
.インクアイアインプットトレイ コンデション           ’SI’3.イン
クアイアアウ1−プットトレイコンデション     
      ゛SO″4.インクアイアペーパサイズ オブインプットトレイ      ’EM’5.本フイ
ードスタート’F F’ 6.本プリントスタート        ’VT’7.
*インプットトレイ セレクト   ’DCI’8.本
アウトプットトレイ セレクト  ’DC2’9.イベ
ントレポートイネーブル   ’ETB’lO.本プリ
ントエンジンモードセット ’DC4’l1.*ベーパ
サイズセット      ’DC3’12.インクアイ
アエグジテツドペーバID(Inquira exit
ed paper ID)     ’ A C K 
’13.リセット             ’CAN
’〈エンハンスコマンド〉 14.アサインデバイスID        ’FS’
15.インクアイアアサインドデバイスID  ’OS
’16.インクアイアコミ,ユニケーションアクティブ
デバイスID       ’RS’上記コマンドのう
ち、本印を付したコマンドはコマンドキューバツファに
記憶されて、順次実行される。
但し、゛′インプットトレイ セレクト″″アウトプッ
トトレイ セレクト″ “プリントエンジンモードセッ
ト″′及び“ペーパサイズセット″′のコマンドについ
ては、もしアーギュメントを伴ったコマンドに別のアー
ギュメントを伴ったコマンドが発せられる前に′゛フイ
ードスタ−1−’″コマンドも“プリントスタート”コ
マンドも続かなかった場合には、前のコマンドはコマン
ドキューバツファから消去されて有効とならない。
これは、いずれの’FF’又は’VT’ コマンドも後
続しない場合には、コマンドによって指定されたトレイ
,ペーパサイズ又はモードは、選択されたトレイ,選択
されたペーバサイズ又は選択されたモードにならないこ
とを意味する。
そして、これらのコマンドは,それ以前の″フイードス
タート″コマンド又は1′プリントスタート”コマンド
に対して有効ではない。
プリントエンジンは,“インプットトレイセレクト″″
アウトプットトレイ セレクト″、′プリントエンジン
モードセレクト″又は1′ペーパサイズセット”のコマ
ンドによって指定されたモード又はステータスを、その
後これらのコマンドによってステータス又はモードが再
セレクトされるまで保持する。
プリントエンジンは、自身では決してコマンドキューバ
ツファの内容をクリアせず、コントローラから受信する
コマンドによってそれをクリアする.また、コマンドキ
ューバツファ内にある’FF’及び゛VT’ コマンド
は、その実行開始時に消去される。
もし,モードセット及びトレイセレクトが適当に行われ
,且つ充分な数の’F F’及び’VT’コマンドがコ
マンドキューバツファに記憶され,あるいは゛FF’及
び゛VT″コマンドがコントローラにより適切な時間間
隔で発せられると、プリントエンジンはこれらのコマン
ドを最大のスループット(プリントスピード)で実行す
る。
コントローラがプリントエンジンにプリントの実行を要
求するための一般的なコマンド発信シーケンスを以下に
示す。
1)インプットトレイ選択 両面インプットユニットを含むインプットトレイを選択
する.もしアーギュメントが省略された場合には以前の
トレイが有効である。
また,′インプットトレイ セレクト”コマンドが発せ
られなかった場合にも以前のトレイが有効である。
2)アウトプットトレイ選択 両面アウトプットユニットを含むアウトプットトレイを
選択する。もしアーギュメントが省略された場合には以
前のトレイが有効である。
また,′アウトプットトレイ セレクト″コマンドが発
せられなかった場合にも以前のlヘレイが有効である。
3)フイード要求 “フイードスタート”コマンドを送る。このコマンドが
発せられなかった場合には、次の1′プリントスタート
″コマンドがフイード及びプリントに対して有効である
4)プリント要求 “プリントスタート′″コマンドを送る。
コントローラはまた、もし″システムカレントモード′
″の“/PRINT信号無視フラグが゜0゜の場合、”
/PRINTと/PREADYがハンドシエイクしたプ
リント要求シーケンス″でもってプリントエンジンにプ
リントの実行を要求することもできる。なお、各信号の
前の「/」は負論理(ローアクティブ)を意味する。
この要求は、’FF’及び’VT’ コマンドに先立っ
て実行される。但し、それはコマンドキューバツファ内
にはスタックされない。そのプリント要求シーケンスは
、リアルタイム実行でのみ有効である。
もし,コントローラが/PRINT信号によってプリン
トを要求しない場合には,’DC4’ コマンドを発信
することによってプリントエンジンのモードを″’/P
RINT信号無視″モードに設定するのがよい。
もし、プリントエンジンが/PRINT信号と’FF’
及び’VT’ コマンドとの両方によってプリント要求
を受けた場合には、コマンドタイミングとシーケンスの
ためにコマンドの実行に深刻なミスが生じる恐れがある
コントローラは、/PRINT信号ラインを通じてプリ
ントエンジンにプリントの実行を要求する直前に、プリ
ントエンジンの現在のステータス(例えば、現在アクテ
ィブなインプットトレイ)を問い合せる。
コマンドキューバツファ内に記憶されているコマンド(
本印の付いたコマンド)に対するレスポンスは、そのコ
マンドが実行される時でなく、そのコマンドを受け取っ
た直後にプリントエンジンから発信される. そのため、レスポンスの内容は時にはコマンドの実行に
関する実際のステータスとは違っているかもしれない.
例えば“インプットトレイセレクト″コマンドに対して
レスポンスした後、もしセレクトされたインプットトレ
イに違うサイズのカセットが装着された場合には,実際
のベーパサイズは,″、インプットセレクト”コマンド
に対するレスポンスとしてプリントエンジンが送ったサ
イズとは違っていることになる。
このような場合は、プリントエンジンのステータスはエ
ラー状態(インプットサイズ不一致)となる。
現在アクティブなインプットトレイ、現在アクティブな
アウトプットトレイ及びシステムの現在のモードステー
タスを問うコマンドである“ステータス リクエスト″
コマンドに対しては、プリン1・エンジンは、実行開始
直後の’F F’ コマンド又は第2モードの’VT’
 コマンドに対して指定された現在アクティブなトレイ
を答えるか、又はその時点で現在アクティブなモードを
答える。
プリントエンジンは,コマンドキューバツファにおいて
まだ実行されていないコマンドによって指定されたトレ
イコード又はモードは答えない.コマンドキューバツフ
ァの容量はできる限り大きい方がよく,それはプリン{
・エンジンの最大ブリント速度に依存するが、プリント
エンジンのプリント速度が20ページ/分より小さい場
合には,32枚のペーパに相当する容量を持てば充分で
ある. プリントエンジンが’F F’又は’VT’ コマンド
を実行している最中に、ペーパが空か又はペーパが満杯
のために、もしコントローラが現在アクティブなインプ
ットトレイ又はアウトプットトレイを変更したい場合に
は、コントローラは最初に“コマンドキューバツフアク
リア″のコマンドを発し、それから新しいインプットト
レイ又はアウトプットトレイを再セレクトする. ある場合には、プリントエンジンは各ユニットのステー
タスを予測しなければならず、その予測したステータス
に応じたレスポンスを予測しなければならない. 例えば、両面ユニットのオーバーフロー又はべ−パが空
のステータスは,たとえ前回のコマンドがまだコマンド
バツファ内にあって実行されていないとしても、その前
のコマンドに依存するために予測される。
“リセット”コマンドとレスポンス ″リセット″コマンドは、コントローラからプリントエ
ンジンに以下のことを指令するコマンドである。
・コマンドのエラーフラグ(例:ペーパサイズエラー)
をリセットすること, ・ミスフイードフラグをリセットすること。
・コマンドのキューバツファをクリアすること.・シス
テムを初期設定すること。
・システムの初期化を実行すること、あるいはメンテナ
ンス要求フラグをリセットすること.コントローラが同
じファンクションを再度要求する場合は,コントローラ
はコマンドとしてオペレータのみを送ることができる.
その場合は、先のファンクションが有効である。
フォーマット; ゛アーギュメント゜+ ’ C A M ’ < 1 
8hex>アーギュメント; b7      :  ’1” b6  〜b3  :  ”xxxx”(エンハンスメ
ント用予{I) b2〜bo:ファンクションコード (下表を参照) 例えば゜1xxxxlOO゜がイニシャライズコマンド
のアーギュメントである。
レスポンス; ゜プリンタジエネラルステイタス゜ デフォルト; コントローラがパワーアップまたは初期化後にアーギュ
メントなしで要求したら、プリントエンジンは最小のア
ーギュメント番号に相当するリクエストファンクション
を実行し、ジエネラルステイタスを応答する. くエンハンスコマンド〉 ここで,コントローラからエンジンへのコマンドのうち
、エンハンスコマンドについて説明する.“アサインデ
バイスID” ’FS’ このプロトコルスペシフイケイションは、基本的に、 ・プリントエンジンインプットトレイ ・プリントエンジンアウトプットトレイ・最高2つのオ
プションのインプットユニット(プリントエンジンと直
接通信する) ・最高2つのオプションのアウトプットユニツ1一(プ
リントエンジンと直接通信する) ・最高1つの両面ユニット (プリントエンジンと直接通信する) から成るエンジンシステムをサポートすることが可能で
ある. しかし、プリントエンジンは,3つ目や4つ目、あるい
はそれ以上のオプションユニットにロジカルIDコード
を割り当てる処理が可能である。
コントローラは、ロジカルエDコードにデバイスIDコ
ードを指定することと、このコマンドの使用によってシ
ステムの構成を変えることが可能である。
言い替えれば,通信可能ないずれのオプションユニット
もエンジンシステムを構成することが可能である。
デバイスIDコードの領域は、゜インプットユニット゛
,゛アウトプットユニツ+−”,”両面ユニット゜の各
々に対して#O−915である。
フォーマット: ゜アーギュメント゜+’ FS ’<IChex>アー
ギュメント; b7 :  ”1” b6−b4HロジカルIDコード b3 −bo  :デバイスIDコードレスポンス: ”IDアサインメント゛ b7 : ”O゜ b6−b4:特定のロジカルIDコードb3−bo:ア
サインされた デバイスIDコード パワーアップあるいは初期化後、アーギュメントのデフ
ォルト値は以下の通りである。
b6 b5 b4b3bz bt bo(注 記) 1.もしエンジンシステムがこのコマンドを処理できな
い場合、エンジンシステムはいつでもこのコマンドに対
して7Fhexを応答する。
すると、コントローラはエンジンシステムがエンハンス
システムではないと認識する。
(デバイスIDコードには、ロジカルIDコードと同様
に同じナンバーをつける.) 2.このコマンドは、エンジンシステムのレディステイ
トが完全な状態である間に発せられる。
(コマンドキューバツファ中の゛FF’コマンドと゛V
T’コマンドはスタックされず、システムのべイパーパ
ス中に用紙は存在しない。)さもなければ、エンジンシ
ステムはこのコマンドを受け取らずに、前のアサインメ
ントに応答する。
3.もし、特定のデバイスIDに相当するオプションユ
ニットが現在利用できない状態(現在゛通信不能状態)
であるならば、エンジンシステムは前のアサインメント
に応答する。
さらに,もし前の指定ユニットが存在しない場合、エン
ジンシステムは特定ユニットが利用不可を示すコード゜
111゜をアーギュメントのデフォルト値のb6〜b4
にセットして応答する。
“インクアイア指 デバイスID”’OS’コントロー
ラは、このコマンドの使用によって各々のロジカルID
コードナンパに指定されたデバイスIDコードナンパを
確認する。
フォーマット: ゜アーギュメント゛+’OS’<IDhex)アーギュ
メント; b7  :  ”1゜ b6−b4:ロジカルIDコード b3−bo :  (予 備) レスポンス: ”IDアサインメント゜ b7 : ”O” b6−b4:特定のロジカルIDコードb3 −bo 
:アサインされた デバイスIDコード パワーアップもしくは初期化の後、アーギュメントのデ
フォルト値は以下の通りである。
be bs ba b3 b2 bl boo  o 
 o  xxxx (注 記) 1.もし、エンジンシステムがこのコマンドを処理でき
なかったならば、エンジンシステムはこのコマンドに対
して、7Fhexを応答する。
すると、コントローラはエンジンシステムがエンハンス
メントでないことを知る(デバイスIDコードはロジカ
ルIDコードと同じナンパを付けられる). 2.もし、特定スペシファイロジカルIDコードに相当
する物理デバイスユニットが現在利用不可能(現在通信
不能状態)ならば,エンジンシステムは特定ユニットが
利用不可能であることを示すコード゜111゜をアーギ
ュメントのデフォルト値のビットb6〜b4にセット・
シて応答する. このコマンドは,指示されたデバイスがロジカルTDコ
ードに指定されているいないにかかわらず、現在の通信
可能なデバイス(オプションユニット)のデバイスID
コードを確認するためにコントローラに対して使用され
る。
フォーマット: ゜アーギュメント゛+ ’ R S ’ < I E 
h e. x >アーギュメント; b7 : +1+ b6−b5:ユニットタイプコード b4: (予 備) b3−bo:デバイXID:l−ド レスボンス: ’IDアサインメント゛ b7 :  ”0” be−bs:特定のユニットタイプ コード b4: (予 備) b3−bo:通信可能な デバイスIDコード デフォルト: パワーアップもしくは初期化の後、アーギュメントのデ
フォルト値は以下の通りである。
b6b5 b4 b3 b2 b1 bgooxooo
o (注 記) 1.もし、エンジンシステムがこのコマンドを処理でき
ない場合、エンジンシステムはこのコマンドに対して7
Fhexを応答する。
すると、コントローラはエンジンシステムがエンハンス
システムでないことを知る(デバイスIDコードレこは
ロジカルIDコードと同様に同じナンパをつける)。
2.もし、特定のロジカルカルIDコードに相当する物
理デバイスユニットが現在利用不可能(現在通信可能状
態)であるならば、エンジンシステムは特定ユニットが
利用不可能であることを示すコード゜111゜をアーギ
ュメントのデフォルト値のb6〜b4にセットして応答
する. ニシャルセットアップ 次に、イニシャルセットアップについて第12図及び第
13図によって説明する。
第12図は、イニシャライズ時における操作パネル,ホ
ストシステム,コントローラ,プリントエンジン,およ
び各オプションユニット間の信号の送受と動作の関係を
示し、第13図はプリントニンジンの動作を示すフロー
チャートである.そこで、第13図のフローチャートに
したがって説明すると、パワーオン(電源投入)時及び
コントローラからイニシャライズコマンドを受けると、
プリントエンジンは全ての付加装置(オプションユニッ
ト)へイニシャライズコマンドを送る。
このイニシャライズコマンドは、グローバルIDアドレ
ス゜110゜を含む゜11001110゜をオペレータ
としてもよい。
そして、プリントエンジン自身が初期化と自己診断を実
行してイニシャライズし、イニシャライズコマンドを受
け取った通信可能な全ての付加装置もそれぞれ初期化及
び自己診断を実行してイニシャライズする。
その後、このプリンタシステムがエンハンスシステムか
否かを判断して、YESであればエンハンスシステムで
あるから,全てのデバイスID(4 8 I D)の通
信可/不可状態の確認を2回以上行ない、各デバイスI
Dの状態が前のサイクルと同じになったら、各デバイス
IDの状態を確定する。
ここで2回の確認結果の一致を見るのは、過渡状態等の
不安定な状態にある付加装置の状態を誤って確定しない
ようにするためである.次いで,1つのロジカルIDに
1つのデバイスIDを優先順にアサインして、システム
コンフイギュレーションの確立を完了する. ここで、優先順位には次の1と2がある。
優先順位1:通信可能なデバイス 優先順位2:より若いデバイスIDコード一方、エンハ
ンスシステムでない場合はベーシックシステムであるか
ら、全てのロジカノレIDユニット(5 I D)の通
信可/不可状態を2回以上確認し、各ロジカルIDユニ
ットの状態が前のサイクルと同じになったら、各付加装
置の状態を確定して、システムコンフイギュレーション
の確立を完了する。
なお,プリントエンジンは、自分自身初期化中は如何な
るオプションユニットに対しても如何なるコマンドも発
行してはならない。
また、如何なるオプションユニットも自分自身初期化中
は、プリントエンジンに対して如何なるレスポンスも送
信してはならない。
システムコンフイギュレーションの確立を終えたら、プ
リン1−エンジンはコントローラと通信することができ
るが,終えるまではコントローラとの通信レディー信号
である/PEDTR信号をOFF状態にしなければなら
ない。
/PEDTR信号(/は負論理信号を表す)は、コマン
ドの送信に対するシリアル通信のレディ信号である。こ
の信号が゛L゜の時は,コントローラがプリントエンジ
ンにコマンドを送ってよいことを示す。
プリントエンジンは、電源投入時あるいは初期化動作時
(システムコンフィギュレーションの確立時を含む)を
除いて,この信号゛L゛に保持しなければならない。
システムコンフイギュレーションの確立次に、システム
コンフィギュレーションの確立について説明する。
プリントエンジン側から見た全てのオプションユニット
(全てのデバイスID)の状態は、次の4つの状態に分
類される。
(1)アロケーテツドアクテイブ :そのオプションユニットはロジカルIDコードにアサ
インされ,かつ現在プリントエンジンと通信可能である
(2)アロケーテツドインアクティブ :そのオプションユニットはロジカルIDコードにアサ
インされているが、現在プリントエンジンと正常に通信
できない。
(3)ディアロケーテツドアクティブ :そのオプションユニットは如何なるロジカルIDコー
ドにもアサインされてはいないが、現在プリントエンジ
ンと通信可能である. (4)ディアロケーテツドインアクティブ:そのオプシ
ョンユニットは如何なるロジカルIDコードにもアサイ
ンされておらず、しかも現在プリントエンジンと正常に
通信できない。
上記の各状態から他の状態への遷移は以下の原因による
(1)→(2) : 2回以上通信エラーが検知された
.(1)→(3):アサインデバイスIDコマンド(木
本本11001)によってディアロケートされた。
(1)→(4):直接遷移せず。
(2)→(1):コマンドに対して正しいレスポンスが
返ってきた。
(2)→(3):直接遷移せず。
(2)→(4):アサインデバイスIDコマンド(本*
本11001)によってディアロケートされた. (3)→(1):アサインデバイスIDコマンド(本木
本11001)に対して正しレ1レスポンスが返ってき
た. (3)→(2):アサインデバイスIDコマンド(**
本11001)に対して正しくないレスポンスが返って
きたか、又は何 もレスポンスが返ってこない. (3)→(4):インクアイアデバイスIDコマンド(
本*本11011)に対して正しくないレスポンスが返
ってきたか、又は何 もレスポンスが返ってこない. (4)→(l);アサインデバイスIDコマンド(本本
本11001)に対して正しいレスポンスが返ってきた
(4)→(2):アサインデバイスIDコマンド(本本
木11001)に対して正しくないレスポンスが返って
きたか、又は何 もレスポンスが返ってこない。
(4)→(3):インクアイアデバイスIDコマンド(
本**11011)に対して正しいレスポンスが返って
きた. システムコンフイギュレーションの確立とは、全てのデ
バイスIDを上記4つの状態のどれかに分類することで
ある. デバイスIDの総計は16X3=48 (給紙,徘紙,
両面用搬送の各デバイスが#1〜#16まで16個ずつ
ある)である。エンハンスシステムの場合は、これらの
全てのデバイスIDの状態を確定しなければならない。
しかし、ベーシックシステムの場合は、すべてのオプシ
ョンユニットがアロケート状態にあるので、高々5ユニ
ット(給紙ユニット#1,#2,排紙ユニット91,#
2,及び両面用搬送ユニット)の状態を確定すればよい
プリントエンジンによるこのシステムコンフイギュレー
ションの確立のための処理を、第14図によって説明す
る。
このルーチンがスタートすると、先ず確認回数を示すカ
ウンタrを「0」にリセットした後、ユニットタイプコ
ード(i)を゜oO゜ (INPUT)にし、デバイス
IDコード(j)を゛OO00゜(#1)にして,第1
0図(d)に示した“インクアイアデバイスID”コマ
ンドを送信する。
そして、タイムアウトエラーが発生せずに正しいレスポ
ンスがあれば、INPUT#1のデバイスのr=oの時
の状態は通信可能と記憶する。
また、タイムアウトエラーが発生するか、発生せずにレ
スポンスを受信してもそれが正しいレスポンスでなかっ
た場合には、INPUT# 1のデバイスのr=oの時
の状態は通信不能と記憶する。
そして、デバイスIDコードが゛1111゜に達してい
なければ、デバイスIDコードをインクリメント(+1
)Lて、再び“インクアイアデバイスID’″コマンド
を送信し、デバイスIDコードが゜1111゜になるま
で順次同様な処理を行なって、全てのインプットユニッ
トの通信可/不可状態を記憶する。
デバイスIDコードが゛1111゜に達すると、ユニッ
トタイプコードが゛10゜に達していなければ,ユニッ
トタイプコードをインクリメントして゛01゛にし,デ
バイスIDコードを゜0000゛から順次インクリメン
トして、′インクアイアデバイスID”コマンドを送信
し,デュプレツクスユニットの通信可/不可状態を順次
確認して記憶する. 同様にして、ユニットタイプコード゜10゜のアウトプ
ットユニットの通信可/不可状態も順次確認して記憶す
る. 全てのユニットタイプの全てのデバイスIDコードの通
信可/不可状態の確認とその記憶が終了すると、rを+
1して「1」にして上記と同じ処理をもう一度実行する
それが終了すると,前回と今回の確認結果を各ユニット
タイプの各デバイスID毎に比較して一致しているかど
うかをチェックする. すなわち、ユニットタイプコード(i)=OO(INP
UT)のデバイスコード(j)=OOOO(#1)から
、順次デバイスコード(j)及びユニットタイプコード
(i)をインクリメントしながら,r=0の時とr=1
の時の確認結果を比較していく。
そして,全ての比較結果が一致していれば、全てのデバ
イスIDの通信可/不可状態を特定してこのルーチンを
終了するが、1つでも一致しない場合には■へ戻って、
rをさらに+1して再び各デバイスIDの通信可/不可
状態の確認・記憶の処理を行なった後、再び前回の結果
との一敦チェックを行なう. これを2回の確認結果が全て一致するまで繰り返す. 且区△ルIDの割り・け 理 次に、デフォルト時のプリントエンジンによるロジカル
IDのデバイス(オプションユニット)割り付け処理を
、第15図のフローチャートによって説明する. 先ず、ユニットタイプをINPUT (インプットユニ
ット)にし、ユニット番号を#1にして(ロジカルエD
コード000”)、デバ−1’スIDコード(j)を゜
oooo”にする. そして、デバイスIDコードが゛0000″のインプッ
トユニットが通信可能がどうかを確認して、可能であれ
ば、IN#1にそのデバイスIDコードをアサインする
. さらに、ユニット番号が#2でなければユニット番号を
#2(ロジカルIDコード゜001゜)にして、デバイ
スIDコード(j)が゛1111”でなければ、デバイ
スIDコード(j)を+1(2回目では゜0001゜)
して、そのインプツ1−ユニットが通信可能かどうかを
確認し、可能であればIN#2にそのデバイスIDコー
ドをアサインする。
もし、そのインプットユニットが通信不能であれば、デ
バイスIDが゜1111゜になるまでデバイスIDコー
ドを順次インクリメントして、通信可能なインプットユ
ニットがあれば、そのデバイスTDコードをアサインす
る。
このようにして.インプットユニットのデフォルトのロ
ジカルIDに対するデバイス割り付け処理を終了すると
、同様にしてデュプレツクスユニットのデフォルトのロ
ジカルIDに対するデバイス割り付け処理を実行し,次
いでアウトプットユニットのデフォルトのロジカルID
に対するデバイス割り付け処理を実行して,このルーチ
ンの処理を終了する。
オプションユニット の  み 理 次に,第8図のプリントエンジン100からのコマンド
を第9図のオプションユニット制御基板600が受信し
た時に、CPU801が実行する割込処理について、第
16図のフローチャ−1・によって説明する。
第9図のシリアル通信部605が,プリントエンジン1
00からコマンドを受信すると、そのデータをRAM6
05内のシリアル通信バツファに一時格納する。
このインプットデータが有ると割込みが発生して、CP
U801が割込処理を開始する。
そして、先ずそのインプットデータがオペレータかどう
かを判断し、オペレータでなければインプットデータを
コマンドレジスタへ格納して、メインルーチンへリター
ンする。
オペレータであれば、コマンドを「コマンドレジスタの
内容+オペレータ」とし、そのコマンドのオペレータの
b7〜b5が示すロジカルIDコードが自分がアサイン
されている(RAM803に記憶している)コードか否
かを判断する。
そして、N OであればさらにそのロジカルIDコード
がグローバルIDアドレスか否か(オペレータのb7〜
b5が゜110゜であればグローバルIDアドレスであ
る)を判断し,ここでもNoであればそのままリターン
する。
ロジカルIDコードが自分がアサインされているコード
であるか、そうでない場合でもグローバルIDアドレス
であれば、そのコマンドを処理して実行し、再度そのロ
ジカルIDが自分がアサインされているコードか否かを
判断し.YESであればレスポンスをセットしてリター
ンする。
NoであればグローバルIDアドレスなので、レスポン
スをセットせず,そのままメインルーチンへリターンす
る。
アサインの   理 ホストシステムからの要求に合うオプションユニットが
ロジカルIDにアサインされていなかった場合のアサイ
ンの変更処理について,第17図のフローチャートによ
って説明する。
プリントエンジン100がホストシステム2からのコマ
ンドをコントローラ制御基板21を介して受け取ると、
そのINPUT(給紙),OUTPUT (排紙),及
びDPI (両面)の各属性,例えば使用する用紙サイ
ズ,ジョブの量,排紙のフェースアツプ/ダウン,両面
の有/無,ソートモードの有/無,等を把握する。
そして、先ずINPUTは現在アサインされているもの
で要求に合うかどうかを判断し、もし要求に合わなけれ
ば、次の優先順位のインプットユニットをアサインして
、再度要求に合うかどうかを判断する。このサイクルを
要求に合うインプットユニットがアサインされるまで繰
り返す。
このアサインの変更は、プリントエンジンから各オプシ
ョンユニットへ第10図(b)に示した″アサインデバ
イス ID”コマンドを送信することによって行なう。
INPUTが要求に合ったら、次にOUTPUTについ
て現在アサインされているもので要求に合うかどうかを
判断し,要求に合わない場合には同様にして次の優先順
位のアウトプットユニットから順次アサインして、要求
に合うまで繰り返す。
次に、DPIについても同様な処理を行なう。
しかし、前述の実施例では両面ユニットは1台しか装着
されていないので、要求に合わない場合は変更しようが
ないので、その旨をコントローラを介してホストシステ
ムへ知らせる必要があるが、ここでは両面ユニットも複
数装着されている場合を想定した一般的例を示している
ペーパサイズセット 次に、インプットトレイの選択と、その選択したインプ
ットトレイが用紙サイズを自己検知できない場合のペー
パサイズセット処理について、第19図によって説明す
る。
ホストマシンあるいは操作パネルからのインプットトレ
イの選択命令をコントローラが受け取ると、コントロー
ラはプリントエンジンへ、ユニット番号とインプットト
レイ番号を含む゜インプットトレイセレクション゜コマ
ンドを送信する。
プリントエンジンはそれを受信すると,各オプションユ
ニットへ、トレイ番号を含むアーギュメントとそのトレ
イを備えたインプットユニットがアサインされているロ
ジカルIDコードを含むオペレータとからなる゜トレイ
セレクション゛コマンドを送信する。
すると、そのコマンドのロジカルIDコードにアサイン
されているオプションユニットが、指定されたトレイの
選択を実行して、プリントエンジンへレスポンスを返す
。そのレスポンスには、トレイ未挿着あるいは紙なし等
のユニット状態の情報も含む。
プリントエンジンはそのレスポンスを受け取ると、コン
トローラに同様なレスポンスを送る。
それによって,コントローラはホストマシンにインプッ
トトレイ選択終了を知らせ、操作パネルに「インプット
トレイ選択終了」を表示させる。
その後、ホストマシンあるいは操作パネルからペーバサ
イズセットの命令をコントローラが受けると、コントロ
ーラは第18図に示したペーパサイズコードを含む゛ペ
ーパサイズセット゛コマンドをプリントエンジンへ送る
プリントエンジンはそのコマンドを受け取ると、指定さ
れたペーパサイズコードを含むレスポンスを返し、各オ
プションユニットに対して、図示のようにセットすべき
サイズのペーパサイズコード(第18図参照)を含むア
ーギュメントとグローバルIDアドレス゜110゜を含
むオペレータとからなる゜ベーパサイズセット゜のグロ
ーバルIDコマンドを発行する。
各オプションユニットは、このコマンドを受け取ると,
現在選択されているト1ノイのペーパサイズをこのコマ
ンドのベーパサイズコードによって指定されたサイズに
セツ1〜する。
一方、コントローラはプリントエンジンからのレスポン
スを受け取ると,ホストマシンにペーパサイズセット終
了を知らせると共に,操作パネルに「ペーパサイズセッ
ト終了」を表示させる.ヱ水二Σ笈且 次に、アボート処理について第20図によって説明する
. このプリンタシステムでは、プリント実行中にプリント
エンジンから順次各ロジカルIDをオぺレータのb7〜
b5に入れた゜インクアイアユニットステイタス′コマ
ンドを各オプションユニットへ送信して、オプションユ
ニットの状態を照会する。
そして、そのコマンドを受信したオプションユニットの
うち、そのオペレータのロジカルIDにアサインされて
いるユニットは、ユニットの状態を示す『ユニットステ
ータスコード」を含むレスポンスをプリントエンジンに
送る。
もし、このレスポンスの「ユニットステータスコード」
が図示のように゜101100”であると、排紙位置で
のベーパジャムを示すエラーコードである. プリントエンジンは、そのレスポンスを受け取ると、緊
急停止の必要性を判断して、必要であれば前述の゜アボ
ート゛コマンドをグローバルIDコマンド゜11011
000゜として発信する.それによって、ロジカルID
にアサインされていないものも含む全てのオプションユ
ニットに対して、同時に緊急停止命令を下すことができ
,プリンクシステム内の全ての紙の移動を停止させて、
2次障害の発生を防止する。
また,プリントエンジンはコントローラへイベントレポ
ートを送信してこれを知らせる。
川JLJL胛 第18図乃至第24図に、上述した実施例において、通
信可能なデバイスIDを問い合わせる“インクアイアコ
ミュニケーションアクティブデバイスID”,デバイス
IDを指定する11アサイン デバイスID”,アサイ
ンされたデバイスIDを問い合わせる“インクアイアア
サインドデバイスID”の各コマンドの使用例と、その
結果をコントローラ,プリントエンジン,及びオプショ
ンユニットのそれぞれ内部メモリに格納したデータ内容
を例示する. ところで、従来の装置間の通信では一般に、コマンドを
発行する際に命令の種類を示す要素であるオペレータを
先行して発行し、その後でその命令の具体的な指示内容
を表わす要素であるアーギュメントを発行するという通
信プロトコルが使用されていた。ところが、通常オペレ
ータの長さは固定長であり、アーギュメントの長さは可
変長である。
そのため、一つ一つのコマンドを区別するために次のよ
うな方法がとられていた。
(1)各コマンドの末尾を表わすターミネー夕を独立し
て持つ方法。
しかし、独立してターミネータを設定することは、通信
プロトコルが複雑になるばかりか,一つのコマンド長が
長くなるため、通信速度の低下や通信プログラムの複雑
化を招くという欠点があった. (2)予め送信側及び受信側に、全てのコマンドの長さ
を内部登録しておく方法。
しかしながら,この方法を採用するには、何々のコマン
ドは何バイト、別の何々のコマンドは何バイトというよ
うに,全てのコマンドの長さがシステムの初期構想設計
時点で予め決定されていなければならないので、システ
ムの拡張性や汎用性が無くなってしまうという欠点があ
った。
それに対して、上述の実施例のように、コマンドを構成
するオペレータとアーギュメントのうち、可変長のアー
ギュメントを先に発行し、固定長のオペレータを後に発
行することにより,命令の種類を表わす要素であるオペ
レータを、一つ一つのコマンドの終端を意味するターミ
ネータに兼用することができる。
アーギュメントが省略されたコマンドの場合も、固定長
のオペレータは発行されるので、一つのコマンドとして
区別することができる。
これによって、上述した従来の各方法による欠点を解消
することが可能になる。
また、複数のホストマシンによってこのプリンタシステ
ムを使用する場合は,各ホストマシン毎にデフォルトの
各ロジカルIDに対するデバイスIDの異なるアサイン
状態を設定しておくことも可能である。
また,この実施例のように、グローバルIDコマンドを
使用すれば、このプリンタシステムを構成している全て
のオプションユニットのイニシャライズ(初期化及び自
己診断動作)を同時に命令することができるので、イニ
シャライズの実行時間を大幅に短縮することができる. さらに、プリント動作中でもプリントエンジンが全オプ
ションユニットに対して緊急に情報を伝達する必要があ
る時、例えばあるユニット内でベーパジャムが発生した
時に緊急停止命令を出す場合に、このグローバルIDコ
マンドを使用すれば全てのオプションユニットに同時に
停止命令を下すことが可能になり、1次障害が発生した
時点で即座に対応することができるので、2次障害の発
生を未然に防止できるという大きな効果がある。
上記実施例ではロジカルIDを5個使用する場合につい
て説明したが、これに限るものではなく,ロジカルID
の数はシステム設計の際に任意に設定できる.但し、オ
プションユニットの数すなわちデバイスIDの数よりロ
ジカルIDの数が少なくて済むところに意味がある。
以上は、この発明をレーザプリンタシステムに適用した
実施例について説明したが、他の各種プリンクシステム
や高機能複写機あるいはファックス等の画像形成システ
ムにも同様にこの発明を適用することができる。
〔発明の効果〕
以上説明してきたように、この発明による画像形成シス
テムは、画像形成装置本体と各付加装置をシリアル通信
可能な共通の信号線によって接続するので,画像形成装
置本体のインタフェースを増設することなく付加装置を
何個でも接続できる.そして、同時に使用したい付加装
置を選択指定してその各付加装置固有の識別コード(デ
バイスID)に各制御用識別コード(ロジカルID)を
割り当てて記憶させておけば、画像形成装置本体が各付
加装置を制御用識別コードによって特定して制御できる
ので、システムを構成する付加装置が変っても常に共通
のプロトコルで制御できる。
また、各制御用識別コードと付加装置固有の識別コード
の対応関係を変更するだけで、同時に使用できる付加装
置の組合せを任意に変更することができるので、極めて
融通性及び拡張性に富んだ画像形成システムになる。
さらに、画像形成装置本体が同時に使用したい付加装置
に各制御用識別コードを割り当てる際に,それぞれ固有
の識別コードを有する各付加装置が画像形成装置本体と
通信可能な状態にあるかを確認して、通信可能な付加装
置の中から自主的に選択して割り当てるようにすれば、
ホストシステム等の外部装置は、電源投入時等の初期化
動作時に画像形成装置との間で繁雑な通信動作をする必
要が無くなり,効率的な画像処理が可能になる。
すなわち、ホストシステムが全ての付加装置の状態を把
握して、所望の付加装置を“制御用識別コード”に割り
当てるコマンドを画像形成装置本体に対して発行すると
いった作業が不要になる。
また、画像形成装置本体が各付加装置との通信可/不可
状態を少なくとも2回以上確認することにより、信号線
上に重畳されたノイズの影響や、付加装置の電源投入時
あるいは電源切断時等の過渡的な状履等による誤検知を
極力回避することができ、信頼性の高い画像形成システ
ムが得られる.さらにまた,システムのイニシャライズ
時や緊急時等には、画像形成装置本体から共通識別コー
ド(グローバルID)を含むコマンドを発行して、通信
可能な全ての付加装置に緊急命令等の情報を伝達できる
ようにすれば,イニシャライズや緊急時の処理を迅速に
行なうことが処理が可能になる,なおこの発明は、画像
形成装置本体内に画像処理装置と画像形成装置を備えた
インターナル・ビデオインタフェース型のシステムでも
、画像処理装置はホストシステム側に備えていて、画像
形成装置本体内には画像形成装置(画像作成部)しか備
えていないエクスターナル・ビデオインタフェース型の
システムでも同様に適用でき、前者の場合は画像処理装
置と画像形成装置の間もシリアル信号せんで接続するこ
とにより、画像処理装置と画像形成装置と各付加装置の
間で,命令と応答によって制御用識別コード(ロジカル
ID)と個々の付加装置に固有の識別コード(デバイス
ID)とを任意に関係付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の基本的構成を示すブロッ
ク図、 第2A図は同じくその画像形成装置本体内のロジカルI
Dとその各々に指定されたデバイスIDを記憶するメモ
リテーブルの例を示す説明図、 第2B図は同じく各付加装置内に記憶する自己のデバイ
スIDと指定されたロジカルエDの格納例を示す説明図
、 第3図は画像形成装置本体から各付加装置に対して発行
するコマンドの構成例を示す説明図,第4図はこの発明
の具体的実施例としてのプリンタシステムの機構部の概
略構成を示す模式図, 第5図はその制御系の構成を示すインターナル・ビデオ
インタフェース・システムの場合のブロック図、 第6図は同じくエクスターナル・ビデオインタフェース
・システムの場合のブロック図,第7図はコントローラ
制御基板の構成を示すブロック図, 第8図はプリントエンジンの構成を示すブロック図、 第9図はオプションユニツ}・の共通部分の構成を示す
ブロック図、 ffilo図はこの実施例で使用するコマンドとレスポ
ンスのフォーマット例の説明図、 第11図はコントローラとプリントエンジン間の通信に
使用するコマンドとレスポンスのフォーマットを示す説
明図、 第12図はこの実施例におけるパワーオン時及びイニシ
ャライズ実行時のシステム全体の動作を示すフロー図、 第13図は同じくその時のプリントエンジンの動作を示
すフロー図、 第14図はシステムコンブイギュレーション確立のため
のプリントエンジンの動作の詳細を示すフロー図、 第15図はデフォルトのロジカルIDデバイスの設定処
理を示すフロー図、 第16図はプリントエンジンからコマンドを受けた時の
オプション側の動作を示すフロー図、第17図はホスト
システムからコマンドを受け取った時のプリントエンジ
ン側の処理を示すフロー図、 第18図はペーパサイズコードとペーパサイズとの関係
を示す説明図, 第19図はインプットトレイ選択及びペーバサイズセツ
1・時のシステム全体の動作を示すフロー図、 第20図はプリント実行中にエラーが発生した時のシス
テム全体の動作を示すフロー図,第21図乃至第27図
は各コマンドの使用例とその結果のコントローラ,プリ
ントエンジン,及びオプションユニットのそれざれ内部
メモリのデータ内容を例示する説明図である。 第28図は従来の画像形成システムにおける画像形成装
置本体と各種付加装置との接続例を示すブロック図であ
る。 1・・・画像形成装置本体(プリンタ゛本体)2・・・
ホストシステム 3・・・多段給紙装置(第1の多段排紙ユニット)4・
・・多段給紙装置(第2の多段徘紙ユニット)5・・・
大量給紙装置(大量給紙ユニット)6・・・反転排紙装
置(反転ユニット)7・・・多段排紙装置(多段排紙ユ
ニット)8・・・大量排紙装置(大量排紙ユニット)9
・・・両面用搬送装置(両面ユニット)10・・・共通
の信号線 18・・・レジストローラ 20・・・システムテーブル 21・・・コントローラ制御基板 22・・・プリントエンジン制御基板 25・・・プリントエンジン機構部 24・・・操作パネル  100・・・プリントエンジ
ン104・・・エンジン・オプションインタフェース3
00・・・インプットオプションユニット制御基板40
0・・・デュプレツクスオプションユニット制御基板 500・・・アウトプットオプションユニット制御基板 600・・・オプションユニット制御基板INF・・・
インプットオプションユニットDPX・・・デュプレツ
クスオプションユニットOUT・・・アウトプットオプ
ションユニットRS・・・レジストセンサ  ES・・
・排紙センサ4第2A圀 第2B図 第3図 アー一二メント オペレータ アーギ↓メント グローバルID 命令の種類 第11図 b7 b6  b5  b4 b3  b2 b工 b
0’07  ’Cl6  b5  b4b3  ’o2
 bl  bob7 b6  b5  b4 b3 b
2 bL bob7 b6  b5  bk b3  
b2 bL  bo第13図 第16図 久の処理へ 第17図 第18図 C h h も ○

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ホストシステムより文字コード情報あるいは画像イ
    メージ情報等を受けて記録媒体上に画像を形成する画像
    形成装置本体と、それぞれこの画像形成装置本体に着脱
    可能な記録媒体給送装置、記録媒体搬送装置、記録媒体
    排送装置等の各種付加装置とからなる画像形成システム
    において。 前記画像形成装置本体とそれに装着されている各付加装
    置とを共通の信号線によつて接続し、前記画像形成装置
    本体に、同時に制御し得る所定数の付加装置に対応する
    数の制御用識別コードを前記信号線に送出する手段を設
    け、前記各付加装置にそれぞれ固有の識別コードを前記
    信号線に送出する手段を設けると共に、 前記画像形成装置本体には、前記各制御用識別コードに
    対してそれぞれ付加装置を指定してその固有の識別コー
    ドを記憶する手段を、前記各付加装置には、自己の固有
    の識別コードを記憶する手段と前記制御用識別コードに
    対して指定された時にその制御用識別コードを記憶する
    手段とをそれぞれ設け、 前記画像形成装置本体が、各付加装置を前記制御用識別
    コードによつて特定して制御できるようにしたことを特
    徴とする画像形成システム。 2 ホストシステムより文字コード情報あるいは画像イ
    メージ情報等を受けて記録媒体上に画像を形成する画像
    形成装置本体と、それぞれこの画像形成装置本体に着脱
    可能な記録媒体給送装置、記録媒体搬送装置、記録媒体
    排送装置等の各種付加装置とからなる画像形成システム
    において、前記画像形成装置本体とそれに装着されてい
    る各付加装置とを共通の信号線によつて接続し、前記画
    像形成装置本体及び前記各付加装置に、前記画像形成装
    置本体が同時に制御し得る所定数の付加装置に対応する
    数の制御用識別コードと、前記画像形成装置に装着し得
    る個々の付加装置に固有の識別コードとを前記信号線に
    送出する手段を設けると共に、 前記画像形成装置本体には、各々前記固有の識別コード
    に対応する各付加装置が画像形成装置本体と通信可能な
    状態にあるか否かを複数回確認し、通信可能な状態にあ
    ることを確認できた付加装置のうちから選択して前記制
    御用識別コードを割り当てる識別コード割当手段を備え
    たことを特徴とする画像形成システム。 3 請求項1又は2記載の画像形成システムにおいて、 画像形成装置本体に、装着されている各付加装置を個々
    に特定する識別コードを含むコマンドと前記各付加装置
    の全てを特定する共通識別コードを含むコマンドとを必
    要に応じて発行して前記信号線に送出するコマンド発行
    手段を備えたことを特徴とする画像形成システム。 4 ホストシステムより文字情報あるいは画像情報を受
    けて画像イメージ情報を生成する画像処理装置と、この
    画像処理装置より画像イメージ情報を受けて記録媒体上
    に画像を形成する画像形成装置と、各々この画像形成装
    置に着脱可能な記録媒体給送装置、記録媒体搬送装置、
    記録媒体排送装置等の各種付加装置とからなる画像形成
    システムにおいて、 前記画像処理装置と画像形成装置とをシリアル通信のた
    めの信号線によつて接続すると共に、前記画像形成装置
    とそれに装着されている各付加装置とを共通の信号線に
    よつて接続し、 前記画像処理装置、画像形成装置、及び各付加装置に、 前記画像形成装置が同時に制御し得る所定数の付加装置
    に対応する数の制御用識別コード及び前記画像形成装置
    に装着し得る個々の付加装置に固有の識別コードを前記
    シリアル通信のための信号線又は前記共通の信号線に送
    出する手段と、前記制御用識別コードと固有の識別コー
    ドとを関係付ける命令手段と応答手段の少くとも一方と
    を設けたことを特徴とする画像形成システム。 5 ホストシステムより画像イメージ情報を受けて記録
    媒体上に画像を形成する画像形成装置と、各々この画像
    形成装置に着脱可能な記録媒体給送装置、記録媒体搬送
    装置、記録媒体排送装置等の各種付加装置とからなる画
    像形成システムにおいて、 前記ホストシステムと画像形成装置とをシリアル通信の
    ための信号線によつて接続すると共に、前記画像形成装
    置とそれに装着されている各付加装置とを共通の信号線
    によつて接続し、 前記ホストシステム、画像形成装置、及び各付加装置に
    、 前記画像形成装置が同時に制御し得る所定数の付加装置
    に対応する数の制御用識別コード及び前記画像形成装置
    に装着し得る個々の付加装置に固有の識別コードを前記
    シリアル通信のための信号線又は前記共通の信号線に送
    出する手段と、前記制御用識別コードと固有の識別コー
    ドとを関係付ける命令手段と応答手段の少くとも一方と
    を設けたことを特徴とする画像形成システム。
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