JPH0223610Y2 - - Google Patents

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JPH0223610Y2
JPH0223610Y2 JP1985200251U JP20025185U JPH0223610Y2 JP H0223610 Y2 JPH0223610 Y2 JP H0223610Y2 JP 1985200251 U JP1985200251 U JP 1985200251U JP 20025185 U JP20025185 U JP 20025185U JP H0223610 Y2 JPH0223610 Y2 JP H0223610Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、アスフアルトフイニツシヤやベース
ペーバ等に設備される敷き均し装置に関するもの
である。
「従来の技術」 周知のように、アスフアルトフイニツシヤにお
いては、第9図a,bに示すように、走行車体1
を走らせながら、ホツパ2に投入されたアスフア
ルト合材(以下合材と略す)をバーフイーダ3で
後方のスプレツデイングスクリユ4に送り、ここ
で左右に一様に広げてこれをレベリングアーム5
の後端に懸吊された敷き均し装置6(スクリード
装置)により平らに敷き均している。
上記敷き均し装置6の種類としては、スクリー
ドプレート6aをバイブレータ7により上下に振
動させながら合材を敷き固めるバイブレータ方式
と、スクリードプレート6aで合材を敷き固める
前に、スクリードプレート6aの前方のタンパ装
置8のタンパバー8a(タンパ部材)を上下に振
動させ、これにより合材を突き固めてその圧密を
高めるタンパ方式と、これら双方の方式を併用す
るタンパ・バイブレータ方式等が知られている。
「考案が解決しようとする問題点」 ところで、上記タンパ・バイブレータ方式の敷
き均し装置6においては、合材の圧密をそれ程高
める必要がない場合バイブレータ7のみを用いて
合材の敷き均しを行うことがある。そのような場
合、タンパ装置8は、これを駆動する油圧装置の
フローコントロールバルブ(図示せず)を操作し
て停止させ、タンパバー8aを所定高さに固定し
ておくことになるが、実際には、その位置合せが
難しく、また、たとえ適正高さに位置合せして
も、タンパ装置8にかかる負荷等により舗装作業
中にその位置が変わることがあつた。そして、そ
の結果、例えばタンパバー8aの位置が第9図c
のようになると、タンパバー8aとスクリードプ
レート6aとの段部aに合材が詰まり、合材の流
れが損なわれて仕上り不良が生じるという問題が
あつた。
「問題点を解決するための手段」 本考案は、スクリードフレームの下端に、被舗
装面に広げられたアスフアルト合材等の材料を敷
き固めるスクリードプレートが設けられ、このス
クリードプレートの前方には、スクリードプレー
トとは別個に上下に振動させられて上記材料を突
き固めるタンパ部材が配設されたアスフアルトフ
イニツシヤ等における敷き均し装置において、上
記スクリードフレームとタンパ部材との間には、
上記タンパ部材を、その下面後方縁の高さが上記
スクリードプレートの下面前方縁の高さと一致す
る状態に固定する固定手段が設けられて成り、こ
の固定手段は、上記スクリードフレームあるいは
タンパの一方に形成された係合凹部と、他方に設
けられ、上記係合凹部に嵌入させられる係合部材
とによつて構成されていることを特徴とするもの
である。
「作用」 上記構成において、タンパ装置を作動させる場
合は、係合部材を係合凹部から引き出してタンパ
部材の固定状態を解除し、また、タンパ装置を停
止状態で用いる場合には、上記係合部材を係合凹
部に嵌入させてタンパ部材を固定した状態では、
その下面後方縁の高さはスクリードプレートの下
面前方縁の高さに一致しており、タンパ部材とス
クリードプレートの隣接部位に段部が形成される
ことがなく、合材の流れは円滑となる。また、舗
装作業中にタンパ部材がスクリードプレートに対
して相対移動することもなく、タンパ部材は適正
位置に確実に保持される。
「実施例」 以下、本考案の一実施例を第1図ないし第8図
を参照して説明する。
図中10は、レベリングアーム(図示せず)の
後方端に軸支されたフレーム11に左右に移動自
在に取付けられた前方のガイドパイプであり、こ
のガイドパイプ10に前方スクリード12が備え
られている。また、図示しないが上記フレーム1
1の後方寄りには後方のガイドパイプが左右に移
動自在に取付けられ、この後方のガイドパイプに
後方スクリードが備えられている。この後方スク
リードは前方スクリード12と左右を逆にするの
みで基本構造は同一であるので、その説明は省略
する。
上記前方スクリード12は、上記ガイドパイプ
10の左右両端にそれぞれ固定して取付けられた
各側板13と、この各側板13の間に固定された
スクリードフレーム14と、このスクリードフレ
ーム14の下方端に固定されたスクリードプレー
ト15とから構成され、スクリードフレーム14
には、バイブレータ16が装備されている。この
バイブレータ16は、バイブレータモータ16a
により回転させられるバイブレータ軸16bに偏
心ウエイト16cを取付けて成るもので、このバ
イブレータ16により、スクリード12全体を上
下に振動させることができるようになつている。
さらに、上記スクリードフレーム14の前方部
にはタンパ装置17が設備されている。すなわ
ち、スクリードフレーム14の上部前方側には、
その左右方向に適宜間隔をあけて複数(図では4
組)の軸受けブロツク18が、ブラケツト19と
ボルト20によつて固定され、これら軸受けブロ
ツク18に、カツプリング21を介して互いに連
結された一対のタンパ軸22,22が軸線を左右
に向けて回転自在に支承されると共に、上記外側
のタンパ軸22の外端には、スクリードフレーム
14にモータブラケツト23によつて固定された
タンパモータ24がカツプリング25を介して連
結されている。また、上記内側のタンパ軸22に
は、タンパ軸22の軸心に対して同一方向に偏心
した軸線を有する複数(図では左右一対)の偏心
ブツシユ26aが平行キー27を介して外嵌固定
され、この各偏心ブツシユ26aにそれぞれ各軸
受けブロツク28が外嵌されると共に、上記外側
のタンパ軸22には、上記偏心ブツシユ26aと
は逆方向に偏心した軸線を有する複数(左右一
対)の偏心ブツシユ26bが平行キー27を介し
て外嵌固定され、この各偏心ブツシユ26bにも
それぞれ各軸受けブロツク28が外嵌されてい
る。さらに、これら軸受けブロツク28の下方側
には、内側と外側で一対をなすタンパフレーム2
9,29が、各軸受けブロツク28の下面に固着
したブラケツト30にボルト31を介して固定さ
れ、スクリードフレーム14の前方部において左
右に亘つて配設されており、これら各タンパフレ
ーム29の下端に各タンパバー(タンパ部材)3
2が各スペーサ33を介して複数のボルト34に
よつてそれぞれ固定されている。そして、この各
タンパバー32は、スクリードプレート15の前
方部において左右に亘つて延び、その下面の前方
寄りの部位が前方になるにしたがつて上方に傾斜
した傾斜面とされており、上記タンパモータ24
の作動により各タンパ軸22が回転させられる
と、各偏心ブツシユ26aと各偏心ブツシユ26
bは互いに逆方向に偏心していることから、各タ
ンパバー32は互いに逆方向に上下に、かつスク
リードプレート15とは別個に振動させられるよ
うになつている。
またさらに、上記スクリードフレーム14に
は、上記タンパ装置17のタンパバー32を係脱
自在に固定する固定手段35が設けられている。
つまり、スクリードフレーム14の上部前方部に
は、複数(図では1本のタンパ軸22に対して各
1個)のブラケツト36が固着され、この各ブラ
ケツト36に各2個のナツト37,37を介して
各固定ボルト38が螺着固定されている。また、
上記タンパ装置17の各タンパ軸22の所定位置
には、各タンパバー32の上下位置が互いに同一
高さになり、各タンパバー32の下面後方縁の高
さがスクリードプレート15の下面前方縁の高さ
に一致するように各タンパバー32が位置決めさ
れている状態において、上記各固定ボルト38が
嵌入する各係止溝39が形成されている。
しかして、上記構成の敷き均し装置にあつて
は、バイブレータ16と共にタンパ装置17を併
用する通常の場合は、固定手段35の各固定ボル
ト38を緩めて各タンパ軸22の係止を解き、各
タンパ軸22を回転可能状態にしておく。この状
態でバイブレータ16を作動させてスクリードプ
レート15を上下に振動させると同時に、タンパ
装置17を作動してその各タンパバー32を上下
に振動させ、合材を所要の転圧で敷き固めてい
く。
一方、バイブレータ16のみを使用する場合
は、タンパ装置17を停止させると共に、その各
タンパ軸22を回してその各係止溝39に固定手
段35の各固定ボルト38を嵌入し、各タンパ軸
22を固定する。すると、各タンパバー32は互
いに同一高さになり、その下面後方縁とスクリー
ドプレート15の下面前方縁の高さは互いに一致
する状態になる。この状態でバイブレータ16を
作動してスクリードプレート15を上下に振動さ
せ、合材を所要の転圧で敷き固めるが、各タンパ
バー32はスクリードプレート15と共に上下
し、その相対位置は上記の状態のままに保たれ
る。したがつて、従来のようにスクリードプレー
ト6aとタンパバー8aとの隣接部に段部aがで
きて、その部分に合材が詰まつたりするおそれは
全くなく、合材の流れは極めて良好に保たれる。
また、各タンパバー32の停止位置の位置合せ
も、各タンパ軸22の係止溝39に各固定ボルト
38を嵌入するのみで正確かつ迅速になされる。
「考案の効果」 以上説明したように、本考案の敷き均し装置
は、スクリードフレームに、タンパ部材を適正位
置に係脱自在に固定する固定手段を設け、タンパ
装置を使用しない場合は、上記固定手段によりタ
ンパ部材を、その下面後方縁の高さがスクリード
プレートの下面前方縁の高さに一致する位置に保
持しておくようにしたものであるから、タンパ部
材の停止位置合せが容易かつ迅速にできると共
に、バイブレータを作動して舗装作業を継続して
も、スクリードプレートに対するタンパ部材の相
対高さが変わるおそれがなく、合材の流れが円滑
に保たれて舗装仕上りが良好に維持される等の効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は本考案の一実施例を示す
もので、第1図はタンパ装置部分の正面図、第2
図は第1図の要部を拡大した一部破断図、第3図
は第1図の−矢視断面図、第4図は第3図の
−矢視図、第5図は第1図の−矢視断面
図、第6図は第1図の−矢視断面図、第7図
は敷き均し装置全体の正面図、第8図は同側面
図、また、第9図は従来例を説明するためのもの
で、第9図aはアスフアルトフイニツシヤの側面
図、第9図b及びcは同要部拡大図である。 14……スクリードフレーム、15……スクリ
ードプレート、16……バイブレータ、17……
タンパ装置、32……タンパバー(タンパ部材)、
35……固定手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スクリードフレームの下端に、被舗装面に広げ
    られたアスフアルト合材等の材料を敷き固めるス
    クリードプレートが設けられ、このスクリードプ
    レートの前方には、スクリードプレートとは別個
    に上下に振動させられて上記材料を突き固めるタ
    ンパ部材が配設されたアスフアルトフイニツシヤ
    等における敷き均し装置において、上記スクリー
    ドフレームとタンパ部材との間には、上記タンパ
    部材を、その下面後方縁の高さが上記スクリード
    プレートの下面前方縁の高さと一致する状態に固
    定する固定手段が設けられて成り、この固定手段
    は、上記スクリードフレームあるいはタンパの一
    方に形成された係合凹部と、他方に設けられ、上
    記係合凹部に嵌入させられる係合部材とによつて
    構成されていることを特徴とするアスフアルトフ
    イニツシヤ等における敷き均し装置。
JP1985200251U 1985-12-25 1985-12-25 Expired JPH0223610Y2 (ja)

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JP1985200251U JPH0223610Y2 (ja) 1985-12-25 1985-12-25

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JPS62110309U JPS62110309U (ja) 1987-07-14
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