JPH02235538A - 歯車端面の面取り転造平ダイス装置 - Google Patents
歯車端面の面取り転造平ダイス装置Info
- Publication number
- JPH02235538A JPH02235538A JP1053889A JP5388989A JPH02235538A JP H02235538 A JPH02235538 A JP H02235538A JP 1053889 A JP1053889 A JP 1053889A JP 5388989 A JP5388989 A JP 5388989A JP H02235538 A JPH02235538 A JP H02235538A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- worked
- tooth
- flat
- die
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 title claims abstract description 23
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Forging (AREA)
- Gear Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は転造による塑性加工で歯車端面のフランクコー
ナを面取り加工する転造平ダイスに関する。
ナを面取り加工する転造平ダイスに関する。
(従来の技術)
所定形状に加工された歯車端面のフランクコーナを面取
り加工するには、エンドミルにより切削加工したり、あ
るいは特開昭54−15596号公報に開示されている
ように丸ダイスにより転造加工するものが殆どであった
。
り加工するには、エンドミルにより切削加工したり、あ
るいは特開昭54−15596号公報に開示されている
ように丸ダイスにより転造加工するものが殆どであった
。
(発明が解決しようとする課題)
上述の如く、歯車のフランクコーナの面取りに際しては
歯形に沿って1歯ずつ加工しなければならないので、エ
ンドミルによる切削加工や丸ダイスを用いる転造加工で
は工具形状が複雑になる。
歯形に沿って1歯ずつ加工しなければならないので、エ
ンドミルによる切削加工や丸ダイスを用いる転造加工で
は工具形状が複雑になる。
しかも被加工歯車と工具のセットが難しく、加工形状に
バラツキが生じるのを避けることができない。また丸ダ
イスの代りにラック形状のものを用いることも考えられ
るが十分に満足のできるものはなかった。
バラツキが生じるのを避けることができない。また丸ダ
イスの代りにラック形状のものを用いることも考えられ
るが十分に満足のできるものはなかった。
(課題を解決するための手段)
本発明は、被加工歯車と同一ピッチで、面取り角度と同
一角度をもって多数の歯が突設された一対のランク形平
ダイスからなる第1平ダイスと、前記第1平ダイスと同
一構造の第2平ダイスとが、回転自在に支承された被加
工歯車を挟み、かつ長手方向に相互に逆方向に移動可能
に対向配置されると共に、各平ダイスの喰い付き歯群側
に被加工歯車の歯形に合致するガイドランクが設けられ
ており、被加工物の加工位置への設定を容易にした。
一角度をもって多数の歯が突設された一対のランク形平
ダイスからなる第1平ダイスと、前記第1平ダイスと同
一構造の第2平ダイスとが、回転自在に支承された被加
工歯車を挟み、かつ長手方向に相互に逆方向に移動可能
に対向配置されると共に、各平ダイスの喰い付き歯群側
に被加工歯車の歯形に合致するガイドランクが設けられ
ており、被加工物の加工位置への設定を容易にした。
また、対向する平ダイス同士は被加工歯車の同一端面側
を加工することによりバランスを保たせて精度の良い端
面面取り加工仕上げを可能としたものである. 前記平ダイスは中央の仕上歯群に対して同一勾配の逃げ
歯群と喰い付き歯群を有する歯車端面の面取り転造平ダ
イス装置であり、かかる構造により平ダイスを逆向きに
取付けることを可能としたものである。
を加工することによりバランスを保たせて精度の良い端
面面取り加工仕上げを可能としたものである. 前記平ダイスは中央の仕上歯群に対して同一勾配の逃げ
歯群と喰い付き歯群を有する歯車端面の面取り転造平ダ
イス装置であり、かかる構造により平ダイスを逆向きに
取付けることを可能としたものである。
(作用)
被加工歯車をセンターにて回転自在に支持し、被加工歯
車の歯形に一致する歯形を有するガイドラック上に位置
決めする。次いで、第7図に矢印で示すように各組の転
造ス平ダイスが被加工歯車に噛み合った状態で油圧駆動
又はボールネジ駆動方式などで相互に平行で逆方向に移
動させる。被加工歯車が逃げ歯群に達した後、逆転させ
て被加工歯車を再び喰付き歯群側に戻し、加工を完了す
る。加工完了後、ガイドラフク上に被加工歯車をもって
きて、センターから歯車を外して、一加工工程が終了す
る。以後、この工程を繰り返すことによって多数の歯車
の面取り加工が行われる。
車の歯形に一致する歯形を有するガイドラック上に位置
決めする。次いで、第7図に矢印で示すように各組の転
造ス平ダイスが被加工歯車に噛み合った状態で油圧駆動
又はボールネジ駆動方式などで相互に平行で逆方向に移
動させる。被加工歯車が逃げ歯群に達した後、逆転させ
て被加工歯車を再び喰付き歯群側に戻し、加工を完了す
る。加工完了後、ガイドラフク上に被加工歯車をもって
きて、センターから歯車を外して、一加工工程が終了す
る。以後、この工程を繰り返すことによって多数の歯車
の面取り加工が行われる。
(実施例)
次に本発明の実施例を、第1図.第2図について説明す
る。
る。
第3図に一部分を拡大して示す平歯車(1)の端面(2
)の左右のフランクコーナf31, +41を面取り転
造するため、一対の転造平ダイス(51, f61で下
平ダイス(LR)を形成し、同じ< (71, (81
で上平ダイス(U R)を形成する。また、各転造ダイ
スは図面から明かなように全長にわたり同一の歯形を有
する多数の歯(9)を中央部分に突出させている。本実
施例では各歯(9}は平ダイスの軸線に対して所定の傾
き(α)をもって配置されており、被加工歯車のインボ
リュート歯形に合致した単純なラック歯形を有する。
)の左右のフランクコーナf31, +41を面取り転
造するため、一対の転造平ダイス(51, f61で下
平ダイス(LR)を形成し、同じ< (71, (81
で上平ダイス(U R)を形成する。また、各転造ダイ
スは図面から明かなように全長にわたり同一の歯形を有
する多数の歯(9)を中央部分に突出させている。本実
施例では各歯(9}は平ダイスの軸線に対して所定の傾
き(α)をもって配置されており、被加工歯車のインボ
リュート歯形に合致した単純なラック歯形を有する。
さらに、各転造平ダイスは第1図,第2図から明かなよ
うに中央の仕上歯群(IO)に対して両端側にそれぞれ
逃げ歯群(l1)、喰い付き歯群(12)が形成される
と共に、各歯群ではダイス高さが端面倒に向って歯丈の
半分程度低くなる勾配を有する。
うに中央の仕上歯群(IO)に対して両端側にそれぞれ
逃げ歯群(l1)、喰い付き歯群(12)が形成される
と共に、各歯群ではダイス高さが端面倒に向って歯丈の
半分程度低くなる勾配を有する。
また逃げ歯群、喰い付き歯群の歯形の勾配を同一とする
こともできる。
こともできる。
各転造平ダイス+51, +61, (71. (8)
は被加工乎歯車の両端面におけるフランクコーナ(3)
. (41の面取り転造を分担するのであり、各組のダ
イスは、センター(13) , (14)により回転自
在に支持された被加工平歯車(1)を挟んで対向配置さ
れている。それぞれが被加工歯車の一例端面のフランク
コーナの面取りを分担して行う. 各転造用ダイスは第7図に示すようにベース(15)
. (16)に取付けられ、矢印に示すようにベースの
長手方向の移動に伴って各転造平ダイスは相対的に逆方
向に移動する。かくて第1図及び第2図に示す平歯車(
1)の各歯(17)は平ダイス上を転がって被加工歯車
(1)を中心として一方の平ダイス(5),(7)、他
方の平ダイス+6), (81が平歯車の端面のフラン
クコーナ(3),・(4)を転造により面取り加工する
ことができるようになっている。また下ランク(LR)
を形成する転造平ダイス(5), (61には喰い付き
歯群(12)側に被加工歯車の歯形と一致するガイドラ
ック(19)が設けられる。また、上ラック(UR)を
形成する転造平ダイス(71, (8)には前記のガイ
ドラック(l9)と反対側に上ダイス押え金(20)が
取付けられる. さらに第4図,第5図に示す実施例は第7図に部分的に
拡大して示す被加工歯車(1a)かはす歯歯車(1a)
であって、これの面取り加工を行う場合を第1図.第2
図と対応して示す。但し、2組の転造平ダイス(5a)
, (6a)及び(7a) . (8a)のうち一組
(5a) . (6a)は平ダイスの軸線と直交する歯
形を有するのに対し、他方のM (7a) , (8a
)では平ダイスの軸線に対してある傾き(α)をもって
形成されている。また、被加工歯車の歯形に合致するガ
イドラフク(19a)は片側の転造平ダイスの喰付き歯
群側に配置したものであって被加工歯車の着脱を容易に
したものである。
は被加工乎歯車の両端面におけるフランクコーナ(3)
. (41の面取り転造を分担するのであり、各組のダ
イスは、センター(13) , (14)により回転自
在に支持された被加工平歯車(1)を挟んで対向配置さ
れている。それぞれが被加工歯車の一例端面のフランク
コーナの面取りを分担して行う. 各転造用ダイスは第7図に示すようにベース(15)
. (16)に取付けられ、矢印に示すようにベースの
長手方向の移動に伴って各転造平ダイスは相対的に逆方
向に移動する。かくて第1図及び第2図に示す平歯車(
1)の各歯(17)は平ダイス上を転がって被加工歯車
(1)を中心として一方の平ダイス(5),(7)、他
方の平ダイス+6), (81が平歯車の端面のフラン
クコーナ(3),・(4)を転造により面取り加工する
ことができるようになっている。また下ランク(LR)
を形成する転造平ダイス(5), (61には喰い付き
歯群(12)側に被加工歯車の歯形と一致するガイドラ
ック(19)が設けられる。また、上ラック(UR)を
形成する転造平ダイス(71, (8)には前記のガイ
ドラック(l9)と反対側に上ダイス押え金(20)が
取付けられる. さらに第4図,第5図に示す実施例は第7図に部分的に
拡大して示す被加工歯車(1a)かはす歯歯車(1a)
であって、これの面取り加工を行う場合を第1図.第2
図と対応して示す。但し、2組の転造平ダイス(5a)
, (6a)及び(7a) . (8a)のうち一組
(5a) . (6a)は平ダイスの軸線と直交する歯
形を有するのに対し、他方のM (7a) , (8a
)では平ダイスの軸線に対してある傾き(α)をもって
形成されている。また、被加工歯車の歯形に合致するガ
イドラフク(19a)は片側の転造平ダイスの喰付き歯
群側に配置したものであって被加工歯車の着脱を容易に
したものである。
(効果)
本発明は、上記のようにガイドラック(19) , (
19a)を喰付き歯群(12)側に配置したので、被加
工歯車(1)のセッティングや取外しが容易となった。
19a)を喰付き歯群(12)側に配置したので、被加
工歯車(1)のセッティングや取外しが容易となった。
さらに対向するランク形平ダイス同士は被加工歯車の同
一端面を加工するようにしてあるので、被加工歯車に対
して加圧力がバランスされ精度の良い加工ができる。
一端面を加工するようにしてあるので、被加工歯車に対
して加圧力がバランスされ精度の良い加工ができる。
さらに往復転造されるので被加工歯車の金属の流れが転
造部左右歯面で同等となり、面取り加工部形状のハラツ
キが少なく精度の良いものが加工できる。また、平ダイ
スの側面形状と正面形状を同一勾配をもって形成し対称
としたものでは、ダイスを相互に喰付歯群と逃げ歯群を
逆に取り付けても転造可能であり、ダイス取り付けが容
易である。さらにダイスは、相互に片歯面側のみ加工(
作用)されるので、ダイスを逆に取り付けることにより
、ダイス寿命を大幅に延長出来た。また、ダイス歯形状
がランク形状で単純なため、ダイスの製造が容易となる
などの効果を奏する。
造部左右歯面で同等となり、面取り加工部形状のハラツ
キが少なく精度の良いものが加工できる。また、平ダイ
スの側面形状と正面形状を同一勾配をもって形成し対称
としたものでは、ダイスを相互に喰付歯群と逃げ歯群を
逆に取り付けても転造可能であり、ダイス取り付けが容
易である。さらにダイスは、相互に片歯面側のみ加工(
作用)されるので、ダイスを逆に取り付けることにより
、ダイス寿命を大幅に延長出来た。また、ダイス歯形状
がランク形状で単純なため、ダイスの製造が容易となる
などの効果を奏する。
第1図(イ)は本発明の実施例に用いられる一方のダイ
スの平面図、同(口)は同側面図、同図(ハ)は同端面
図、第2図(イ)は第1図に対向して用いられる他方の
ダイスの平面図、同図(口)は同側面図、同図(ハ)は
同端面関、第3図は被加工歯車の部分拡大斜視図、第4
図(イ)は他の実施例の平面図、同(口)は同側面図、
同(ハ)は一方の端面図、同(二)は他方の端面図、第
5図(イ)は第4図に対向して用いられる他方のダイス
の平面図、(口)は同側面図、(ハ)は同端而図、第6
閣は被加工歯車の部分拡大斜視図、第7図は一般の転造
装置の説明図である。 1・・・被加工歯車 4・・・フランクコーナ 6.7.8・・・転造平ダイス 9・・・ガイドラック
スの平面図、同(口)は同側面図、同図(ハ)は同端面
図、第2図(イ)は第1図に対向して用いられる他方の
ダイスの平面図、同図(口)は同側面図、同図(ハ)は
同端面関、第3図は被加工歯車の部分拡大斜視図、第4
図(イ)は他の実施例の平面図、同(口)は同側面図、
同(ハ)は一方の端面図、同(二)は他方の端面図、第
5図(イ)は第4図に対向して用いられる他方のダイス
の平面図、(口)は同側面図、(ハ)は同端而図、第6
閣は被加工歯車の部分拡大斜視図、第7図は一般の転造
装置の説明図である。 1・・・被加工歯車 4・・・フランクコーナ 6.7.8・・・転造平ダイス 9・・・ガイドラック
Claims (2)
- (1)被加工歯車と同一ピッチで、面取り角度と同一角
度をもって多数の歯が突設された一対のラック形転造平
ダイスからなる第1平ダイスと、前記第1平ダイスと同
一構造の第2平ダイスとが、回転自在に支承された被加
工歯車を挟み、かつ長手方向に相互に逆方向に移動可能
に対向配置されると共に、各平ダイスの喰い付き歯群側
に被加工歯車の歯形に合致するガイドラックが設けられ
たことを特徴とする歯車端面の面取り転造平ダイス装置
。 - (2)前記平ダイスは中央の仕上歯群に対して同一勾配
の歯形の逃げ歯群と喰い付き歯群を有する請求項1記載
の歯車端面の面取り転造平ダイス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1053889A JPH02235538A (ja) | 1989-03-08 | 1989-03-08 | 歯車端面の面取り転造平ダイス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1053889A JPH02235538A (ja) | 1989-03-08 | 1989-03-08 | 歯車端面の面取り転造平ダイス装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02235538A true JPH02235538A (ja) | 1990-09-18 |
JPH0549379B2 JPH0549379B2 (ja) | 1993-07-26 |
Family
ID=12955294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1053889A Granted JPH02235538A (ja) | 1989-03-08 | 1989-03-08 | 歯車端面の面取り転造平ダイス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02235538A (ja) |
-
1989
- 1989-03-08 JP JP1053889A patent/JPH02235538A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0549379B2 (ja) | 1993-07-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0372533A3 (de) | Verfahren zum Herstellen von Werkstücken aus Metall | |
JPH02235538A (ja) | 歯車端面の面取り転造平ダイス装置 | |
US3857273A (en) | Toothed forming tool | |
CN216226722U (zh) | 一种行星轮搓丝板 | |
JP2902101B2 (ja) | ねじと歯車類似形状の同時転造方法及び転造工具 | |
CN113967710A (zh) | 一种行星轮搓丝板及其搓丝工艺 | |
US4362045A (en) | Tooth forming tools | |
JPH0618670Y2 (ja) | 転造装置の噛み合い確認装置 | |
JPH0214899Y2 (ja) | ||
JPH08117910A (ja) | 転造方法及びその装置 | |
JPH0252573B2 (ja) | ||
US3979859A (en) | Method of making tooth generating tool | |
CN217832477U (zh) | 一种精密焊接专用夹角型夹具工装 | |
US4418454A (en) | Burnishing toothed power transmission members | |
JPS6336862B2 (ja) | ||
JPH0327706Y2 (ja) | ||
JPH06106286A (ja) | 転造用平ダイス | |
JP2934870B2 (ja) | バックラッシュレスウォームの製造方法 | |
SU536903A1 (ru) | Способ отделки зубчатых колес | |
JPH0351062Y2 (ja) | ||
DE928629C (de) | Abrichtvorrichtung fuer Profilschleifscheiben, insbesondere Mehrzahnscheiben | |
JPS6238731A (ja) | 歯車転造装置 | |
JPS6238733A (ja) | 歯車転造装置 | |
JPS6327962Y2 (ja) | ||
JPH0622772B2 (ja) | 可動体 |