JPH0223512Y2 - - Google Patents

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JPH0223512Y2
JPH0223512Y2 JP1985041044U JP4104485U JPH0223512Y2 JP H0223512 Y2 JPH0223512 Y2 JP H0223512Y2 JP 1985041044 U JP1985041044 U JP 1985041044U JP 4104485 U JP4104485 U JP 4104485U JP H0223512 Y2 JPH0223512 Y2 JP H0223512Y2
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JP
Japan
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bone frame
arm portion
frame member
mounting member
vehicle body
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JP1985041044U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、軽車両用雨具、特に自転車等に取り
付けられて運転者の身体の周囲を覆い、当該運転
者が雨に濡れるのを防ぐ軽車両用雨具に関するも
のである。
考案の背景 自転車(三輪自転車を含む)やバイク等は、運
転席がキヤビン形式になつておらず、運転者が外
部に露出される形になつているので自転車に乗つ
て外出中、突然雨が降り出したりすると運転者は
雨が止むまで待つか、或いは雨に濡れながら急い
で帰宅しなければならないという不都合がある。
また、傘をさしながら自転車を運転するという方
法もあるが、これは車両が走行する道路では極め
て危険である。
本考案は、このような現状に鑑みなされたもの
で、その目的は、運転者を雨から守り、しかも運
転者にとつて安全な運転が可能な軽車両用の雨具
を提供することである。
考案の構成 本考案は、上記目的を達成するため、自転車等
の車体に取付部材を固定取り付けし、この取付部
材に車幅方向及び車体の前後方向のいずれにも伸
縮可能な骨枠部材を回動可能に取り付けると共
に、骨枠部材に防水シートを張設して雨具とした
ことを要旨とするものである。骨枠部材は、例え
ばロツドアンテナのような何段にもわたる「入れ
子」構造のアーム部を持ち、車幅方向及び車体前
後方向に伸ばし得る構成を有し、使用時はアーム
部を必要な量だけ伸ばすと共に、取付部材に対し
て所定の角度だけ回転させ、自転車等及びこれに
乗つた人を防水シートで取囲む中空室を形成す
る。また、不使用時には骨枠部材を元の格納位置
まで回動復帰させると共にアーム部を縮めれば防
水シートは折り畳まれ、自転車の荷台やその他の
場所にコンパクトに格納することができる。ま
た、上記のように、骨枠部材の伸縮及び回動によ
つて雨具を展開及び格納することが可能であるか
ら、取付場所は特に限定されず、例えばサドル下
側から荷台にかけて取付てもよいし、ハンドル支
柱から少し前方へ突出した部分(例えばキヤリン
グケース用の台が備えられている)にかけた場所
に取り付けてもよい。
実施例 第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示す図
である。この実施例は自転車に取り付けられる雨
具を示すもので、第1図は自転車の後部荷台の部
分に格納された状態を示し、第2図は雨具が展開
された状態を示す。また、第3図は雨具が展開さ
れた状態の下での防水シートを示し、第4図は雨
具に使われる骨枠部材1セツトを拡大して示す図
である。
この実施例に係る雨具は、車体、即ち自転車1
のサドル支持棒2に取り付け固定された取付部材
11と、この取付部材11に回動可能に取り付け
られた複数の骨枠部材12,13,14,15、
と、骨枠部材12,13,14,15に張設され
た袋状の防水シート16とから成る。
取付部材11は、ステンレスのような鋼材から
成る帯状の材料を一端部で略円形に折り曲げ成形
して連結部17にする一方、帯状部分11aに
は、その長手方向に複数の取付孔18,19,2
0,21を開設して成る。そして、連結部17を
車体であるサドル支持棒2に巻装し、且つ帯状部
分11aをサドル後方へ向けた状態で上記連結部
17の根元部分をネジ22により締め付けること
によつて取付部材11は車体に固定取り付けされ
る。この取り付け時、帯状部分11aは自転車の
中心軸(前後方向に伸びる)にほぼ沿つている。
骨枠部材12,13,14,15は、夫々互い
に異なつた寸法を持ち、且つ互いに形が似通つた
構造を有する。第4図は、最大寸法に形成された
骨枠部材15を伸長させた状態を示す。この骨枠
部材15は、取付部材11につながれるべく通孔
23を形成された結合部15aと、骨枠部材21
が車体に取り付けられたとき車幅方向に伸びる第
1アーム部15bと、第1アーム部15bに対し
てほぼ直角(即ち車体の前後)方向に伸びる第2
アーム部15cとを有し、第1アーム部15bと
第2アーム部15cとはその境界部分でジヨイン
ト部材24によつて結合される。第1アーム部1
5b及び第2アーム部15cは、第4図からも明
らかなように、ロツドアンテナの如き伸縮自在の
入れ子構造を有し、いずれも基端側のロツドが太
く先端側また、骨枠部材15を構成する第2アー
ム部15cの先端部分は、やや内側へ湾曲せしめ
られている。そして、この骨枠部材15は、一対
を取付部材11の帯状部分11aの左右両側(即
ち、車体の中心線に対して両側)に対になつて配
置すると共に、結合部15aに設けた通孔23を
取付部材11の取付孔18に合わせ、ネジ或はリ
ベツトによつて取付部材11に回動可能に取り付
けられている。他の骨枠部材12,13,14も
上記骨枠部材15と同様な構成を有する。ただ
し、各骨枠部材は、第1図及び第2図からも明ら
かなように、最後端の骨枠部材12が最も寸法が
小さく、以下、骨枠部材13、骨枠部材14、及
び最前端の骨枠部材15の順に寸法が大きくなる
よう伸縮量が設定されている。そして、取付部材
11の取付孔18のすぐ後側の取付孔19には骨
枠部材14が上記と同じ手法で取り付けられ、そ
の後側の取付孔20には骨枠部材13が、更にそ
の後ろの取付孔21には骨枠部材12が取り付け
られる。したがつて、雨具を折り畳んだ場合、各
骨枠部材12,13,14,15は第1図に示す
ように後部荷台4上に互いに重なつたり、突き当
つたりすることなくきちんと格納される。
防水シート16は透明で袋状のビニールシート
等から作られる。この防水シート16は、前端部
及び後端部に、車輪部分との干渉を防ぐための切
欠き部分31が形成され、この切欠きの縁部には
第3図に示すような補強テープ30が貼着してあ
る。補強テープ30には夜間走行に備えて夜光塗
料を塗布しておくことが好ましい。また、この前
後に貼着された補強テープ30の所定の部位には
先端に止め金となるフツク32を取り付けたゴム
バンド31が取り付けられ、上記フツク32を自
転車の前輪リム部分や後部の車輪カバーを支える
枠部材等の車体部分に引掛けることにより、雨具
を展開した時の防水シートの取り付け、及び固定
を完全にすることができる。また、防水シート1
6の両側面には適当な箇所に風通し穴33が形成
されており、内部中空室に運転者が吐く息がこも
らないようにしている。更に防水シート16の一
側面にはフアスナー34が取り付けられ、運転者
が展開した防水シート16で画成された中空室内
へ出入り出来るようにする。なお、図中、符号3
はハンドル支柱、5はクランク房、6はペダルを
それぞれ示す。
かかる構成を有する雨具において、この雨具を
使用する時は、第1図に示す格納状態から先ず全
ての骨枠部材12,13,14,15を伸長させ
る。これにより、個々に多少の違いはあるが、大
体同じ位の幅寸法(全体で大体50センチメート
ル)とそれぞれ所定の長さ寸法になる。次に、第
2図に示すように、骨枠部材15は格納位置から
反時計方向へ180度以上回転せしめられて前輪の
上半分を覆うことのできる位置に設定され、また
骨枠部材12,13,14,15もそれぞれ防水
シート16が雨具として最も機能を発揮し得る位
置へ回動設定される。これによつて、雨具は第2
図に示すような展開状態となり、運転者を雨水か
ら守る。したがつて、運転者は、たとえ雨が激し
く降つている中でも何ら濡れることなく自転車を
運転することが出来る。
なお、上の説明では、骨枠部材12,13,1
4,15をロツドアンテナと同様の入れ子構造を
有する第1及び第2アーム部によつて構成した例
を示しているが、この他にも、例えば折り尺のよ
うな何段にも折り畳み可能な関節機構によつて構
成しても上記実施例と同様な作用が得られる。た
だし、この場合は、伸長時の骨枠部材の形状を保
持するために、各関節部分に関節固定部材を取り
付ける必要がある。また、上の実施例では、雨具
を後部荷台4部分に格納できるように取り付けた
が、自転車への乗り降り、又は運転に支障がな
く、自転車及び運転者を完全に取り囲み得る構成
であれば、何処へ取り付けられてもよい。例えば
ハンドルの支柱3から前方へ帯状部分11aが突
出するように取付部材11を固定取り付けし、そ
の部分から骨枠部材を車体後方へかけて回動させ
て防水シートが車体全体を取り囲むようにしても
よい。
考案の効果 以上説明したように、本考案によれば、自転車
の車体に固定された取付部材に車幅方向にも車体
前後方向にも伸縮可能な骨枠部材を複数個取り付
け、これらの骨枠部材に防水シートを張設し、不
使用時にはコンパクトに格納でき、使用時には車
体及び運転者のほぼ全体を包み込むことの出来る
雨具としたため、雨降りの中でも運転者は濡れる
ことなく自転車を運転することが出来る。また、
雨具は、運転者の周囲を取り囲むよう展開される
から、走行中肌で風を切る事が防止される。した
がつて、冬の早朝など外気温が極めて低い時な
ど、運転者は寒い思いをせずに快適な運転をする
ことが出来る等種々の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る雨具の格納状
態を示す図、第2図は上記雨具が展開された状態
を示す図、第3図は雨具が展開された状態での防
水シートを前方から示した図、第4図は上記雨具
に使われる骨枠部材1セツトを拡大して示す図で
ある。 1……自転車、2……サドル支持棒(車体)、
3……ハンドル支柱、4……取付部材、12,1
3,14,15……骨枠部材、16……防水シー
ト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 軽車両の車体に固定される取付部材と、車体の
    中心線に対して両側に対になつた構造を持ち、且
    つ車体前後方向に並んで配置されると共に、上記
    取付部材に回動可能に締結された複数の骨枠部材
    と、この骨枠部材に張設され、骨枠部材によつて
    画成される中空室を形成する防水シートとを備
    え、 骨枠部材は、上記取付部材への締結部分から車
    幅方向外方へ伸びる第1アーム部と、この第1ア
    ーム部の先端部分から当該第1アーム部に対して
    ほぼ直角の方向へ伸びる第2アーム部とを有し、
    これらの第1アーム部及び第2アーム部は、それ
    ぞれの長さ方向に、伸縮自在であり、更に、伸縮
    量は最前端の骨枠部材から最後端の骨枠部材にか
    けて次第に少なくなるよう設定されていることを
    特徴とする軽車両用雨具。
JP1985041044U 1985-03-23 1985-03-23 Expired JPH0223512Y2 (ja)

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JP1985041044U JPH0223512Y2 (ja) 1985-03-23 1985-03-23

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JP1985041044U JPH0223512Y2 (ja) 1985-03-23 1985-03-23

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JPS61157079U JPS61157079U (ja) 1986-09-29
JPH0223512Y2 true JPH0223512Y2 (ja) 1990-06-26

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ID=30550496

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5334695U (ja) * 1976-08-31 1978-03-27
JPS5735186B2 (ja) * 1973-01-20 1982-07-27

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5735186U (ja) * 1980-06-30 1982-02-24

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JPS61157079U (ja) 1986-09-29

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