JPH02234192A - 表示用装置 - Google Patents

表示用装置

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JPH02234192A
JPH02234192A JP2006053A JP605390A JPH02234192A JP H02234192 A JPH02234192 A JP H02234192A JP 2006053 A JP2006053 A JP 2006053A JP 605390 A JP605390 A JP 605390A JP H02234192 A JPH02234192 A JP H02234192A
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ロナルド・アイ・フアイゲンブラツト
Carl G Powell
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    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G3/00Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
    • G09G3/20Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
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    • G09G3/2059Display of intermediate tones using error diffusion

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、比較的少数の輝度レベルの表示要素をもつマ
ルチレベル表示システムに関し、より具体的には、グレ
イ・スケール画像が表示できるように、そのようなシス
テムを適合させることに関する。
B.従来の技術 2進液晶表示装fl (LCD)などの平形パネル表示
システムは、比較的少数の輝度値しか表示できない要素
をもつにもかかわらず、CRTモニタ型表示システムに
見られる多《の欠点をもたない。
特に、2進LCDは、電子銃または真空管が不要で、テ
レビモニタよりずっと薄くすることができる。LCDは
必要電力及び必要電圧が小さいので、動作中の発熱量が
少なく、そのため特に高密度使用及び携帯使用に適して
いる。そのハードウェアほかなり耐久性があり、きわめ
て長時間、同じ画像を表示しても、要素が損傷を受ける
心配はない。
しかし、CRT表示システムは、最小と最大の輝度値の
間で、きわめて多数の輝度値を容昌に表示することがで
きる。事実、CRT表示システムへの入力は、典型的に
はアナログ輝度信号であって、信号に付随する雑音によ
うて入力信号のより精密な微分が制限されるため、効果
的に量子化される。この精密に量子化された輝度能力の
利点は2通りある。まず第1に、この表示装置は画像の
階調を比較的正確に表す。たとえば、ビデオ信号中の典
型的な信号対雑音比によって、26個の値の1つで表示
されるアナログ●テレビ上の要素が『制限」される。し
かし、これは比較的精密に量子化された画像なので、各
要素の表示値は、画像の表示される部分の近似値になる
。言い換えると、その表示は、良好な『グレイ・トー二
冫グ」または『ハーフ・トー二冫グ』をもつ。第2に、
第1の特徴に関連するが、この表示装置は、比較的良好
な空間分解能をもつ。各要素は、画像の輝度によ《追従
するので、隣接する画素間の輝度の変化もよく表現され
る。したがって、この表示装置の空間分解能は、主に、
各要素の物理的間隔によって制限される。
2進LCD及び、より一般的には、比較的少数の輝度レ
ベルの要素をもつLCD性の表示装置は、精密に量子化
された表示システムの利点を反映するいくつかの欠点を
もっている。たとえば、2進LCD要素は、画像の対応
する部分をオンかオフのいずれかによって表現する。表
現される部分の画像がグレイであれば、うまく表現でき
ない。言い換えると、LCDは、本質的にハーフトーン
表現能力が乏しい.また、ハーフトーン表現能力が乏し
いことに関係するが、LCD表示装置は、空間分解能も
比較的劣っている。各要素はオンかオフかのいずれかな
ので、ある画撒を別の画像にシェーディングするには、
隣接するいくつかの要素を完全にオンかオフのいずれか
にして近似しなければならない。その結果、シェーディ
ングが唐突になり過ぎるか、あるいは空間的にまばらに
なり過ぎる。後者の場合、表示された画像は、隣接する
要素の空間的間隔よりも悪い分解能になる。
従来技術では、比較的粗《量子化された輝度レベルの要
素をもつ表示装置で、精密に量子化された輝度レベルの
表示要素をもつシステムに適合された入力信号を表示す
るための処理技術という課題を考慮してきた。以下に記
述するように、これらの従来技術の技法によって対処さ
れた基本的問題は、画像要素がとることのできる輝度値
の数が、表示要素がとることのできる数より大きいこと
である。したがって、その処理は、比較的精密に量子化
された画像要素の輝度値をより少数の表示要素輝度値の
1つに変換することである。このような変換を行なうこ
とによって、ほとんどの場合、表示要素の輝度値は、画
像要素の輝度値とは違った値になる。
たとえば、標準のテレビ画像を2進LCD画面に表示す
る場合、各画像要素の輝度は、最小と最大の輝度値の間
の256個の値のうちの1つをとるが、対応する表示要
素は最小値か最大値のいずれかである。1番目と256
番目の値の間の輝度をもつ画像要素に対して、最大値ま
たは最小値で表示要素を表示するのは、ある程度の誤差
である。
画像要素が128番目の値、すなわち最小輝度値と最大
輝度値の中間の値に相当する輝度をもつとき、表示要素
を最小輝度または最大輝度で表示するのは、かなり大き
な誤差である。第3の値、すなわち最小値にきわめて近
い値に相当する輝度をもつ画像要素に対して、表示要素
を最小輝度で表示するのは、きわめて小さな誤差である
何年も前から、2進要素をもつ表示装置でグレイ画像を
主観的に表示しようとする処理技法が開発され、それに
よって上記の問題が対処されてきた。これらの技法はす
べて、密接して配置された明か暗のいずれかの多数の要
素の輝度を目が統合して、グレイのシェードを認識する
という前提に基づいている。
米国特許第3937878号は、2進表示システムにお
ける白黒イメージングに適用される1つの方法(ディザ
)を記載している。複製すべき画像を、それぞれ表示パ
ネルの当該のセルに対応する画素のマトリックスに分割
する。各表示セルに所定の閾値を指定する。閾値はある
パターンで、典型的には1B(4X4)個の正方形要素
ごとに繰り返し、最小と最大の画像輝度値の間で均等に
分布している。所与の画素の輝度が、対応する表示セル
に指定された閾値より大きい場合は、そのセルはオンに
なり、小さい場合はオフのままである。
このようなシステムでは、画像の非常に暗い領域は、1
6個の正方形要素の最低閾値をも超えないので、表示さ
れる領域は暗い。同様に、非常に明るい領域は、最高閾
値をも超えるので、16個の正方形要素のすべてが明る
くなる。完全な暗と完全な明とのちょうど中間の輝度領
域では、16個の閾値のうち8個を超えるので、8つの
要素は明るく、残り8つは暗いままである。目は、この
小領域にわたって統合して、グレイの輝度を認識する。
誤差伝播によるハーフトーニングのもう1つの方法は、
フォーセット(Fawcett )とシュラック(Sc
hrack)の論文「エラー訂正を使用したハーフトー
ニング技法(Ilalftoning Techniq
ues UsingError Correction
) J 1Proceedings of theSo
ciety for Information Dis
playx  ( 2 7 ( 4 )(1986年)
、1)p.305−308に記載されている。
2進表示装置用の誤差伝播法でも、出発点は空間的に量
子化された画像である。表示要素が対応する画像輝度値
を超えた、または下回った量を、単純な閾値処理の場合
のように単純に冷てず、後で表示要素に量子化されるこ
とになる幾何的に近傍の画像の値にそれを加え、または
それから差し引く。したがって、誤差伝播法では、ハー
フトーニングは、所与の要素の輝度の過剰分または不足
分を補償するように、近傍の要素を調節することによっ
て行なわれる。
本発明は、誤差伝播をさらに一歩進めて、上記の概念を
モザイク・カラー表示装置に適用するもので−ある。モ
ザイク・カラー表示装置では、特定の要素のすぐ右の要
素が、必ずしもその特定,)要素と同じ色ではない。し
たがって、誤差カ、必スしも物理的に、処理済みの隣り
の要素、伝播ス、とはかぎらない。同じ色の未処理の最
近接要素ハ、たとえば等色対角線のモザイクの場合、所
与。要素のすぐ右の要素の下にある要素である。したが
って、このようなモザイク・カラーに適用した誤差伝播
法では、誤差は要素間を対角線方向に拡散する。要素が
、ビデオ・データの標準ラスク順序に対応して水平に処
理されるとき、ハードウェア・レベルでこの方法を実現
するのはより複雑である。
そのような場合には、ある要素の誤差を記憶しておいて
、対角線方向で隣りの要素を処理するときに取り出さな
ければならないことになる。
C.発明が解決しようとする課題 従来技術の誤差伝播ハーフトーニング法に伴う大きな問
題点は、暗い領域での性能が低いことである。特に、表
示要素が2進能力しかもってい.ないときはそうである
。画像が暗くなると、「オン」要素はまばらになり、1
つ1つがきわめて目立つようになる。単一経路に沿って
誤差が伝播する方法では、直線状のまたは矢筈形の人工
物も見られる。暗領域にある孤立したrオン」画素は、
明領域にある孤立した「オフ」画素よりずっと画像品質
を低下させる。
さらに、上に述べたように、モザイク・カラー表示装置
で見られる厄介な問題に対処するには、白黒画像用に開
発された技法を特別に適合させる必要がある。
D.II題を解決するための手段 本発明は、比較的少数の輝度値の表示要素をもつLCD
型モザイク・カラー表示装置で、比較的精密に量子化さ
れた輝度値の要素領域をもつカラー画像を表示するため
の処理方法及びシステムを提供する。本発明による画像
表示方法は、上述した、モザイク・カラー表示装置用の
基礎的誤差伝播法を含む。上記のように、対角線上の列
が単色要素からなるようにモザイク・カラー表示がパタ
ーンづけされている場合、この方法では誤差は対角線方
向に伝播する。ただし、この基本的方法では、対角線方
向で最初の要素に伝播される「誤差」が0になる、より
一般的には、一時的に固定した、位置から独立した定数
になるものと仮定する。
「画素インタリービング」と呼ばれる本発明の追加機能
では、「誤差」は、新しい画像または処理されるフk−
ムに応じて変化する、対角線上の最初の要素に伝播する
。対角線上の最初の要素に伝播した誤差は、「事前負荷
値」とも呼ばれる。より具体的に言えば、各対角線の最
初の要素に伝播した「誤差」は、その「誤差」が最大要
素輝度値を超えるまで、各フレームが処理されるごとに
増分される。最大要素輝度値に達すると、その最大値か
ら差し引くことによって誤差伝播が再開する。
2進表示の場合、各対角線に関連する事前負荷誤差値の
増分により、それらの対角線に沿ってrオン」要素が空
間的に移動する。この対角線に沿っての「オン」要素の
空間的移動が「画素インタリービング」である。その結
果、ハーフトーン表示が認識される。というのは、すべ
ての事前負荷値が等しい場合は、2進表示の時間的に統
合した総体は、表示される画像の数が増えるにつれて、
正確なtaB}−ン画像に近づくからである。このよう
に、目が同じ入力画像に対する多数の表示画像を統合で
きるほど処理が速い場合、実在画像を使って認識される
表示が、入力画像の実際の協調トーンに近づく。
本発明はまた、主観的に高品質の画像表現である、表示
画像におけるカラー・ハーフトーニングを実現できる。
さらに、本発明はまた、高速で連続する一連の表示画像
を使って、主観的に高品質なカラー・ハーフトーニング
を実現できる。
さらに本発明によれば、画素インタリービングにより、
誤差伝播法における人工物をな《すことができる。2進
要素の場合、その画像輝度値に誤差値を加えた値が閾値
を超えたとき無条件に要素に「オン」表示輝度を与える
のではなく、最後のrオン」要素以降の「オフ」要素が
ある数より少ない場合にだけ、表示画像が「オン」にな
る。ただし、前の対角線要素が「オフ」であったために
要素が「オフ」に保たれているとしても、それは、その
対角線上の後続の要素について決定する際にはrオン」
と見なされる。
E.実施例 本発明は、誤差伝播をモザイク・カラー表示に適用し、
等色対角線をもつモザイク表示装置でそれに沿って誤差
が伝播する各対角線上の最初の要素に関連する誤差を系
統的に変化させることによって、従来技術を改良するも
のである。対角線上の最初の要素に伝播した「誤差」を
、すなわち同じことであるが、誤差事前負荷値を系統的
に変化させることによって、画素インタリービングが、
すなわち2進要素の場合には、対角線に沿った「オン」
要素の空間的移動が起こる。このとき、連続する一連の
画像またはフレームに対する表示画像の時間積分は入力
された画像の実際の協調トーンに近づく。さらに、暗い
領域で取り囲まれた孤立した明るい画素を抑制すること
により、人工物が除去される。本発明は、等色対角線の
パターンをもつモザイクに限定されるものではないが、
以下の説明では、対角線状モザイクの場合に重点をおく
本発明は、(1)誤差伝播を使用したモザイク・カラー
表示のためのハーフトーニングと、(2) 画素インタ
リービングを使用したハーフトーニングという2つの態
様をもつ。本発明を記述するために、誤差伝播に適用さ
れるいくつかの予備的概念をやや詳しく説明してお《必
要がある。
(a)誤差伝播法に関連する予備的概念の詳細な説明 本発明を含む誤差伝播の方法は、第1図の流れ図で表す
ことができる。第1図には、画像2の一郎分が示されて
おり、離散した輝度値をもつマトリックス要素6を含む
画像マトリックス4に分割されている。マトリックス・
インデックスQ及びpは、画像に対する画像マトリック
スの空間的関係を示すものである。画像マトリックスの
各要素の値は、たとえば、CRTビデオ信号の空間バー
ジロン及び振幅量子化バージeンから割り当てることが
できる。
各入力マトリックス要素6の輝度値は、表示される画像
2の対応する領域の輝度に比例している。
各画像マトリックス要素に割り当てられた郷度の値は、
離散的で有限であり、代表的輝度値の数は、後でさらに
検討する、可能な表示輝度値の数に比べてかなり多い。
各画像要素がとりつる離散輝度値の数をqと定義する。
画像マトリックス輝度値は次に、プロセッサ8によって
、表示マトリックス10に変換される。
各表示マトリックス要素12はあるr4度をもつ。
各表示マ} IJックス要素12は、空間的に対応する
画像マトリックス要素6をもつ。したがって、各表示要
素の輝度値は、対応する画像マトリックス要素6の輝度
に後述の誤差値を加えた値から1対1で写像される。
各表示要素が扱うことのできる輝度値の数は、離散的で
量子化され、rで示す。上記のように、本発明は、表示
要素が扱える輝度値の数が、画像要素が扱える輝度値の
数より少ない場合に適用される。つまり同じことである
が、rの値はqより小さい。したがって、その処理によ
って、比較的精密に量子化された画像要素の輝度値が、
より少数の表示要素の輝度値の1つに変換される。標準
のテレビ画像を2進LCD画面に表示する場合、画像要
素輝度は256個の輝度値の1つであってよいが、対応
する表示要素は、2つの可能な値(オンまたはオフ)の
1つである。
第2図には、第1図の画像要素及び表示要素の水平行の
1つ9が、模式的に示されている。矢印は、本発明の写
像が、対応するマトリックス要素間で1対1であること
を示す。ここで、第1図のプロセッサ8(第2図には図
示せず)は実時間で処理をする。プロセッサ8によるそ
のような実時間処理は、「誤差」伝播の項をこの表示方
法に適用するのに必要な要件ではないが、そのような機
能は好ましい実施例である。すなわち、プロセッサは、
ある画像要素輝度値を、次のイメージ要素輝度値が入力
のためにプロセッサに到着する前に、表示要素輝度に写
像する。プロセッサが、@像要素輝度値の入力速度より
も遅い速度で写像するならば、プロセッサは、処理の前
に、そのパフクログされた値を記憶しなければならない
ことになる。
これは当技術分野ではrフレーム・バッファリング」と
して知られている。したがって、第2図において、行Ω
の第1要素の画像輝度値は、第2要素の画像輝度値がプ
ロセッサに到着する前に,その対応する表示要素上に写
像される。行Ω及びすべての行の残りの要素シーケンス
について、同様のことが言える。したがって、表示画像
は、画像輝度値の時間シーケンスとしてプロセッサに入
力された元の画像に、時間的に対応する。
したがって、第1図のQ行にあるすべての要素の順次処
理により、画像2が、輝度値の変化する一連の要素12
として表示装置10に表示される。
これを拡張することによって、第1図の要素8など画像
要素に分割された一連の画像を順次処理することができ
、それによって表示装置上に一連の表示画像10をほぼ
同時に表示することができる。
この表示は、その後同じ速度で変化し、動画が表示でき
る。入力画像の頚度をフレーム速度と定義する。各入力
画像は、画像の画像要素に対応する輝度値の別のシーケ
ンスにすぎないので、上記の処理速度の取り扱いから、
フレーム速度は、次の画像要素が処理のために到着する
前に、画像全体が物理的に処゜理され表示されるような
速さだということになる。
rフレーム」は、『画像」を表し、輝度値をもつ画像要
素から構成されることに留意されたい。
さらに、「新しい」フレームは、表示が周期的に再生さ
れて一定の画像を表すときのように、前のフレームと同
じ入力信号から構成されることもある。
(b)モザイク・カラー表示のための誤差伝播の基本的
方法の詳細な説明 第3図に、等色対角線をもつモザイク・カラー表示の画
素パターンを示す。Rは赤色画素、Gは緑色画素、Bは
青色画素に対応する。これらの色は3原色に対応してい
る。アナログ入力信号、すなわちそれに固有の信号対雑
音比の制限のために精密に振幅量子化された入力信号は
、通常、時間的に連続しており、アナログ画像の特定領
域を表す3原色の各輝度を表すオーバラフプした信号か
ら構成される。したがって、入力画像の各空間的量子化
、すなわち入力信号の時間的分割、′及び代表的輝度値
の各時間間隔への割当てに対して、表示要素に空間的に
対応する領域にあるアナログ画像の3原色の輝度レベル
に対応する、3つの離散的入力振幅がある。これらの3
つの入力輝度値は、もちろん、上記の固有の信号対雑音
比の制限によって、離散的にではあるが精密に量子化さ
れている。
したがうて、画像輝度値を表示輝度値に写像することは
、単色表示の場合のように簡単ではない。
本発明では、画像輝度値を取り扱う2つの技法を考えて
いる。画像輝度値は、1つの原色の表示輝度値に写像す
べき3原色輝度値から構成される。
第1の方法は、表示要素の原色に対応しない2つの原色
の画像輝度値を実際上無視するものである。
この方法は、空間分解能が重要なときに宵利である.第
2の方法は、時間的に隣り合う画像輝度を有効に3つず
つグループ分けし、3つの間隔にわたって各原色ごとに
画像輝度値を平均し、各原色ごとに平均した画像輝度値
を、当該の原色をもつ画像輝度値の1つに空間的に対応
する表示要素へ写像するものである。この方法は、空間
分解能よりも正確な協調トーンが重要なときに脊利であ
る。
本発明では、入力画像信号の両方の取扱いを統合する。
本発明は一般的に応用できるので、以後の説明では、入
力信号が前もって上記の2つの方法の1つに従って処理
され、空間的に対応する表示要素の原色に対応する色の
精密に量子化された画像輝度値が、その表示要素に写像
されるようになっているものと仮定する。このことを念
頭に置くと、第1図及び第・2図に関して上述した同じ
写像概念を適用して、カラー輝度I (m.n)をもつ
画像要素のマトリックスにようて表されるカラー画像を
、カラー輝度D (m,n)をもつ表示要素のマトリッ
クスに写像することができる。ただし、1 (ms  
n)はこのとき、その結果得られる、上記の2つの方法
の1つに従って決定された1つの原色の画像輝度と考え
なければならない。
第3図において、平行単色対角線は、モザイクのすべで
の要素から引き出せることがわかる。第3図で、対角線
には、左下のm=1からモザイクの左側を上へ、さらに
上端を横切って番号がつけてある。左上隅では、m =
 1 0 0が左上隅を通る対角線になるように番号が
つけてある。もちろん、それより大きいまたは小さい高
さのモザイク・カラー表示装置でもよいが、例として1
00を選ぶ。
第4図には、第3図のモザイク・カラー表示の単色画素
対角線を参照したマトリックス要素をもつ画像マトリッ
クスを示す。本発明で改良を加えるモザイク・カラー表
示用の誤差伝播法では、誤差は画素間を対角線方向に拡
散するので、画像要素及び表示要素のマトリックスを対
角線方向に参照すると好都合である。このため、第4図
の「マトリックス」内の要素は、標準のマトリックスの
ように、直角の行及び列には並んでいない。さらに各対
角線は、必ずしも他の対角線と同数の要素をもっていな
い。その結果、第4図及び関連の図面を、m本の対角線
で参照し、各対角線の要素に1ないしnta+alの番
号をつけて、nで参照するのが最も適切である。しかし
、第4図で参照した要素は標準のマトリックスと類似性
があるので、説明では、マトリックスの用語を使用する
。したがって、各対角線に番号をつけて、マトリックス
の第1インデックスとし、対角線の「上端」から「下喘
」までの各要素にも番号をつけ、それらの要素をマトリ
ックスの第2インデックスとする。
したがって、第4図は、番号mの対角線行を示し、対角
線上の要素1′i、上端から下端へn=1、2、・・・
、と番号をつけてある。画像要素は! (対角線の番号
、対角線上の位置)またはi (m+  n)で参照す
る。たとえば、98番目の対角線上の第2要素はi (
98.2)である。各対角線は、同数の要素をもたない
ことに留意されたい。たとえば、行1は1つだけ要素を
もつが、行5は5つの要素をもつ。したがって、行の最
大の要素数n,。、Iは、mの関数である。すでに検討
したように、各画像要素1 (m,n)は、それ自体に
関連する輝度値I (m.n)をもつ。
第4図には示されていないが、マトリックス要素d (
m+  n)をもつ同じ表示マトリックスは、第4図の
画像要素の場合と全く同様に対角線方向に参照される。
さらに、各表示要素d (m+  n)は、それ自体に
関連するD ( m +  n )という表示輝度値を
もつ。
物理的実施例は、通常各要素を水平行にして処理するこ
とに留意されたい。詳しくは以下で検討する。モザイク
が等色対角線をもつ本発明の方法では、誤差は対角線方
向に伝播するので、プロセッサは、ある要素の誤差を記
憶すると同時に、水平行上の中間の要素を処理し、対角
線方向に隣り合う要素が処理のために到着したとき、誤
差を取り出すことができなければならない。
第5図では、モザイク・カラー画像マトリックス及び表
示マトリックスのm番目の対角線行が水平に示されてい
る。画像要素と表示要素との間の矢印は、画像マトリッ
クス要素と表示マトリックス要素との間の1対1対応を
示す。
画像要素1 (m+  n)は、q個の可能な値の1つ
である輝度値I (m+ n)をもつ。表示要素d (
m,n)は、r個の可能な値の1つである輝度値D(m
.n)をもつ。上述のように、画像輝度値1 (my 
n)がとり得る数は、表示輝度値D(m+n)がとり得
る数よりも大きい。言い換えれば、q>rである。r個
の表示輝度値を、A1、A2,・・・、Arと定義する
。したがって、D (m+n)は、A1、A2、・・・
 またはArに等しくなる。
本発明を理解するため、各マ} Uックス要素について
、画像要素輝度I (m+  n)を表示要素輝度D(
m,n)に写像する簡単な例を考えてみる。
r個の表示輝度値A1、A2、・・・、A rのそれぞ
れの間に、閾値T1、T2、・・・、T(r−1)があ
る。したがって、TIはA1とA2の間、T2はA2と
A3の間、・・・、TXはAxとAx+ 1の間、・・
・、T(r−1)はAr−1とArの間である。画像輝
度値I (m+  n)がTxより大きいがT (x+
 1)より小さい場合、表示輝度値D(m+n)はA(
x+1)である。極値のとき、1 (m,n)<TIな
らば、D (me n)=A1、またI (m+ n)
≧T(r−1)ならば、D (ms n)=Arである
第8図は、I (me n)がとり得るq個の輝度値と
、A1からArまでの範囲にわたるr個の可能な表示値
D ( m + n )とr−1個の閾値レベルT1、
T2、・・・、T(r−1)の間の相対的関係を示して
いる。輝度値I (m* n)は、Oから1までの範囲
に正規化されている。各画像要素がとり得るq個の画像
輝度値は.、各表示要素がとり得るr個の表示輝度値D
 ( m +  n )より多い。言い損えると、画像
要素は、表示要素に比べて相対的に精密に量子化された
輝度値をもつ。
表示輝度値の数rが画像輝度値の数qよりも少ないとい
う基本的特徴をもつ、上記の写像に付随する誤差がある
。第7図には、画像要素が、テレビ画面の場合のように
256個の輝度要素の1つをとり、表示要素が、2進L
CD表示装置の場合のように、2つの輝度要素の1つを
とる場合を示す。この場合、q = 2 5 6 、r
 = 2、A1=0、A2=1であり、T1は、たとえ
ば、0.50となるように選ぶ。レベル1と256との
間のすべての画像輝度値が、0または1の輝度で表示さ
れることが、破線で示されている。したがって、この写
像によって、レベル129〜255の画像輝度値では、
表示要素は明るすぎる結果になり、レベル2〜12Bの
画像輝度値では、暗すぎる結果になる。
この誤差は、比較的精密に量子化された輝度値を、比較
的粗く量子化された輝度値(必ずしも2進とはかぎらな
い)に写像するシステムにはつきものである。第8図は
、X番目の画像輝度値近傍の可能な輝度値を拡大して示
した図である。X番目及び(x+1)番目の画像輝度値
は、閾値TyとT(Y+1)の間にある。したがって、
画像要素輝度値I (m+  n)がこれらの輝度値の
1つにある場合、表示要素輝度値D(m.n)は、上述
の簡単なアルゴリズムによれば、写像された輝度値A(
y+1)をもつことになる。一方、(x−1)番目の画
像輝度値は、TyとT(y−1)の間にある。したがっ
て、この簡単な写像アルゴリズムによれば、輝度レベル
x−1の画像要素は、表示輝度値Ayをもつことになる
第8図からわかるように、画像要素がX番目の輝度レベ
ルにある場合、表示される輝度D(m+n)=A (Y
+ 1)は、画像要素輝度より21として示される量だ
け大きくなる。同様に、画像要素が(x−1)番目の輝
度レベルにある場合、表示される輝度D ( m + 
 n ) = A Yは、画像要素輝度より22として
示される量だけ小さくなる。
本発明では、誤差伝播法によって、この写像誤差を補償
する。誤差伝播とは、一般に、画像要素輝度I (m.
n)の過大表現または過小表現による隣接表示要素輝度
の値を、表示要素輝度D (mmn)によって調節する
ことを意味する。写像から生ずるこの過大または過小表
現が、隣りの画像要素に伝播される「誤差」である。m
行目の第n要素は、一般に(m+  n)と表記され、
i (m+ n)と同じ意味に使用する。マトリックス
の(me  n)要素に伝播される誤差はE (m+ 
 n)である。
誤差がm行目の隣りの要素に、すなわち( m +n−
1)番目の要素から(+n+  n)番目の要素に伝播
される誤差拡散法では、上記の写像法を用いて、I (
m#.n)が表示要素輝度D(m,n)に写像される前
に、画像要素輝度1 (m+  n  1)のD ( 
m *  n − 1 )への写像から生じる過大表現
または過小表現の量が、それぞれ画像要素輝度I(m+
  n)から差し引かれ、またはそれに加えられる。
たとえば、m行目の第1画像要素輝度値I(m+1)の
対応する表示要素輝度値D(m,1)への写像を考えて
みる。上述のように、q個の画像輝度値は、r個の表示
輝度値より大きいので、D(m.1)は、通常、I (
m.1)よりある量だけ太き《、または小さくなる。こ
の誤差が、m行目の第2要素へ伝播する場合s E (
me 2) =I(m+  1 ) − D (m+ 
 1 )となる。表示輝度値が画像輝度値より大きい場
合は、E(ml 2)は負になることに留意されたい。
また、小さい場合は正になる。したがって、表示された
輝度が大きすぎれば負の数として伝播され、輝度が足り
なければ正の数として伝播される。
次に、m行目の第2画像要素輝度I (m,2)の対応
する表示要素輝度D(m.2)への写像を考えると、こ
の方法では、画像要素輝度I(m,2)と伝播された誤
差E (m.2)の合計を、表示要素輝度D(rn,2
)へ写像する。言い換えると、第2表示要素輝度値へ写
像される前に、第1要素の表示輝度の過剰または不足分
が、第2画像要素輝度値から差し引かれ、またはそれに
加えられる。
表示要素輝度値上に写像される、画像要素輝度値I (
m.2)と伝播された誤差E (m.2)の和を、m行
目の第2画像要素の「調整済み画像要素輝度値」と定義
する。これは、隣りの要素に伝播される調整済み輝度値
に対する表示された輝度の過剰分または不足分である。
言い換えると、E(m,3)= [:I (m,2)+
E (m,2)] −D (m.2)である。さらに、
第3要素の調整済み画像要素輝度値I (m. 3) 
+E (m, 3)が、対応する表示要素輝度値D(m
,3)に写像される。
m行目の残りの要素も同様に写像される。したがって、
m行目の第n要素については、調整済み画像要素輝度値
I (m+  n ) + E (m+  n )が、
対応する表示要素輝度値D (m+  n)に写像され
る。伝播される誤差値E (m+  n)= [1 (
m+n − 1) +E (m,  n − 1) ]
 −D (m+  n −1)である。
(c)画素インタリービングの詳細な説明第5図のm行
目の第1画像要素i (m,1)に戻ると、誤差値E(
m,1)がない、すなわち同じことであるが、E (m
+  1. ) = Oと仮定した。
本発明はさらに、誤差値E(m.l)を、0と画像輝度
値がとりうる最大値との間の任意の値に選択できるシス
テムを提供する。本発明によれば、第1要素の調整済み
輝度値I (m+  1 ) + E (m+1)が、
対応する表示要素D(m.1)に写像される。さらに、
m行目の第2要素に伝播される誤差は、第1要素の調整
輝度値から対応する表示要素の輝度値を差し引いた値、
すなわちE (m.2)=  [1  (m,  1)
+E  (m.  1)]  −D  (m,  1)
である。
本発明の画素インタリービング機能の各行の各要素に対
する処理は、形式的には同じである。第n要素について
は、I (m.n)+E (m,n)が、D ( m,
  n )へ写像される。また、E ( m +n)=
 [.I (m.n−1)+E (m+  n−1)]
−D(m.n−1)である。ただしN E (m+  
1 )は選択した値である。
「画素インタリービング」法では、誤差事前負荷値E(
m,1)は、画像が不変であろうと、フレームごとに変
化しようと、フレームが処理されるごとに変化する。よ
り具体的には、各対角線に対する誤差事前負荷値は、最
大要素輝度値を超えるまで、各フレームが処理されるご
とに増分される。超えた場合には、最大値を差し引くこ
とによって、新たに開始される。等色対角線をもつモザ
イク・カラー表示装置では、2進表示の場合、各対句線
の第1要素に関連する誤差の増分により、それらの対角
線上の「オン」要素が空間的に移動する。すべての事前
負荷値が等しい場合、表示の時間積分値は、表示画像の
数が増えるにつれて、正確な協調トーン画像に近づく。
したがって、処理が高速で、目が、同じ入力画像に対す
る多数の表示画像を統合できも場合、現存画像を用いて
認識される表示が、入力画像の実際の協調トーンに近づ
く。
したがって、本発明は、以下のステップを含む画像表示
の方法として、要約することができる。
(8)複数の画像画素1 (m+  n)を含む画像を
提供するステップ。mは1からmt.,t,.lまでの
整数を含み、nは1からn,。、1までの整数を含み、
n,。t,一まmの関数であり、各画像画素1(m,n
)は、q個の画像輝度値の少なくとも1つに等しい輝度
I (rn+  n)をもつ。ただし、qは少なくとも
3に等しく、各画像画素はそれぞれ1つの位置をもつ。
(b) ?1数の表示画素d (m+  n)を含む表
示を提供するステップ。各表示画素は、画像画素1(r
*,n)の位置に対応する位置をもち、各表示画素d(
man)は、r個の振幅順表示輝度値A1、A2、・・
・、Arの1つに等しい輝度D(m,n)で発光するこ
とができる。ただし、rは、qより小さい整数、Axは
X番目の表示輝度値である。
(c)r−1個の閾値T1、T2、・・・、T(r−1
)を定義するステップ。ただし、Txは、X番目の閾値
である。
(d)誤差関数E ( m r  n )を定義するス
テップ。
ただし、E (m+ n) =I (m+ n− t)
+E(me n − 1 ) −D (m,n  1 
) 、かツE ( m +1)は、すべてのmについて
時間とmだけの関数である。
(e)m=1ないしm t a t * Iについて、
各mについてn=1ないしn.。talについて、ある
輝度をもつ表示画素d (m+  n)を表示するステ
ップ。
(量)I (m+  n)+E (m+  n)≦T1
のとき、D ( m e n ) =A I (iiH (m+  n)+E (m,n)≧T1のと
き、D ( m * n ) = A r Nまたは(
iii) r > 2及びT1≦1 (m.n)+E 
(my  n) <T (r−1) cDとき、D (
m+ n)=Axoただし、Xは、2とr−1の間の値
で、条件TX−1≦I (m+ n)+E (m.n)
<TXを満足する。
上記の検討及び以下の考察では、主として、等色対角線
をもつモザイク・カラー表示装置にm点を置いているが
、本発明は、それだけに限定されるものではない。本発
明は、等色の行または列をもつ表示、ならびに6角形座
標パターンなどその他の変皿の表示に好適である。いず
れにしても、各要素は、マトリックス表記( m + 
 n )で表わされる。ただし、mは、特定のモザイク
・パターンに基づく処理すべき要素のグループ分けを参
照し、nは、m番目のグループ中の要素の処理順序を参
照する。
さらに、入力信号のシーケンスは、必ずしも要素の写像
シーケンスに対応している必要はない。
同じことであるが、写像は、実時間で行なう必要はない
。たとえば、あるフレームに対する入力信号を記憶マト
リックスに記憶しておいて、特定の方法による処理順序
でアクセスすることができる。
等色対角線表示用のこの誤差拡散法で、誤差を、必ずし
もある表示要素から、対角線内の隣接要素へ直接伝播さ
せる必要はない。上述の方法の簡単な拡張法では、ある
表示要素からの誤差を分割し、それを対角線上で複数の
隣接要素に拡散することができる。したがって、m行目
の第n要素を処理する場合、誤差値F2 (m,  n
)は、m行目の前のい《つかの要素からくる誤差にある
百分率をかけたものの合計に等しくなる。たとえば、E
 (mtn)の値は、その行の前の2つの要素の調整済
み輝度の和の1/2から、それらに対応する表示要素の
輝度値の和の1/2を差し引いた値に等しくなる。同じ
ことであるがs E (m+ n )は、E (m+ 
 n−2) ] −D (me  n−2)に等しくな
る。
別の拡張法では、誤差E (m,n)を、必ずしもm番
目の対角線上だけでな<、複数の近傍要素へ拡散させる
ことができる。したがって、m番目の対角線の第n要素
を処理する場合、誤差値E(m,n)は、m番目、(m
+3)番目、(m+6)番目、..,の対角線上の前の
複数の近傍要素からの誤差にある百分率をかけたものの
和に等しくなる。というのは、それらの対角線が、単色
対角線をもつ表示では(m.n)番目の要素と同じ色を
もつからである。たとえば、E (m.n)の値は、 l 一 C  [I  (m+   n  −  1)  
+E  (m,   n  −  1)  コ ー+E
  (m+3.  n+2)]  −D (m+3,n
+2)コに等しい。ただし、要素(m+3.n+2)は
、要素(m,n)と同じ色のすでに処理された次の最近
接要素である。
上記の「多要素」及び「多分岐」法では、E (m+ 
n ) =ΣΣK 1J (m+  m’ n+  j)X [I  (m’+ 
 j)+E (m’+  J) 一D (m”+  j
)]である。
ただし、 (i)m“は、処理されるm,。+a1個の要素グルー
プに対する参照の間を変化する。jは、m′個の要素グ
ループ中の各要素に対する参照の間を変化する。
(il)K (m+ m’  n+  j)は、l (
m’+  J )からi (m+ n)への誤差伝播に
対する伝播係数である。
(iii)  E (m+  1)は、時間とmの関数
である。
K (rrl+ m ’ r n*  j )は、誤差
の拡散起点である比較的少数の画素を除いては、Oであ
ることに留意されたい。
また、上記の定式化は、等色対角線をもつモザイクに限
定されるものではなく、その他のパターンのモザイクに
も等しく適用できることに留意されたい。各要素は、も
ちろんマトリックス表記(m+ n)で表現しなければ
ならない。ただし、mは、特定のモザイク・パターンに
基づいて処理される要素グループを参照し、nは、m番
目のグループ中の各要素の処理順序を参照する。
第9図I! 、マ} IJックス・モデルの対角線方向
に参照した行を、代表的な物理的実施例の水平処理と関
係づけたものである。第9図の対角線行mは、本発明に
おいて、それに沿って誤差が伝播するモザイク・カラー
表示の単色対角線の1本に対応する。m番目の対角線行
の第1画像要素が、水平行中で物理的に処理される最初
の要素である。
E(m,1)は、上述のようにあらかじめ選択されてい
るので、I (m.1)+E (m.1)は、物理的処
理においては、対応する表示要素D (m+1)(第9
図には図示せず)で処理される。次いで、物理的処理に
よって、水平方向で隣接する位置にある画像要素が(m
+1,1)番目の要素に写像される。というのは、上述
のように、画像及び表示電子信号は、通常、標準ラスク
表示に対応するからである。物理的処理は、その水平行
上の最後の画像要素が処理されるまで継続し、それが終
了すると、次の水平行の処理が画像要素(m−1.1)
から開始される。その後で初めて、画像要素(m−2)
、すなわちm番目の対角線行の第2要素が物理的に処理
される。
上記説明及び第9図から明らかなように、ある水平行中
のいくつかの要素は、この物理的実施例においては、対
角線行上の隣接する要素の間で処理される。したがって
、この物理的実施例は、値11:I (m.  L) 
+E (m.  1) ] −D (m.  1)=E
 (m,2)を記憶し、その値に正確にアクセスして、
複数の中間画像要素を処理した後に、I(m.2)+E
 (m,2)を写像できる手段をもつ必要がある。この
記憶を行なう1つの方法は、水平行にある要素の数に等
しい記憶容量をもつ行パッファを使用するものである。
誤差は、その水平行上の各中間要素との間でも伝播させ
なければならないが、それらの中間要素は他の対角線行
上にもあるので、水平行のサイズの行バッファが、この
機能に適している。
行パッファは、水平行中の要素の数に等しいサイズのF
 I FO7フト・レジスタに機能的に類似した方式で
、これを行なう。第9A図を参照すると、水平方向で隣
接する要素22の処理が始まる前に、その結果得られる
、処理された要素21の値E (m.2)がパッファ2
0にロードされる。
各中間ラスク順要素23〜28が処理されるとき、E 
(m.2)の値が、バッフ720の出力2Bに向かって
移動し、同時に、中間要素23〜28の誤差に対応する
データが入力され、パッフy20から引き出される。m
番目の対角線行の第2要素29が物理的に処理されると
き、値E (m.2)はバッフγ20の出力30にあり
、処理のためにそれにアクセスすることができる。処理
後、その結果生じた、m行目の次の要素に伝播される誤
差E (m, 3)  (図示せず)が、パッフy20
に入力される。第9A図は、7個の中間要素をもつ表示
を示すが、それより多いまたは少ない水平方向要素をも
つ表示装置でも同様のことが言える。
第10図を参照すると、本発明の1つの実施例が示され
ている。この実施例は、本発明の方法に従って誤差を伝
播させ、中間要素を処理するとき、誤差を記憶できる手
段をもっている。入力信号及び出力信号の順序は、標準
ラスク走査線の左から右、上から下への順序に対応して
いるので、(Q,p)という要素を、画像要素の水平行
及び垂直列に対応する要素として考えるのが、最も容昌
である。簡潔に言うと、画像要素CQ. p)の画像要
素輝度値1 1,  p)が、入力手段42によって入
力される。Q=1またはp=1の場合、各要素のこの参
照方式では、当該要素は、対角線行の上端にあり、本発
明に従って誤差値E (Q.p)を入力しなければなら
ない。したがって、プリロード・バッファ52にアクセ
スして、E(α,p)を取り出す。考察中の要素が対角
線の上端にない場合、すなわちQ≠1かつp≠1の場合
は、適切な誤差値El,p)が誤差記憶手段48から取
り出される。E CU.p)がどのようにして得られよ
うと、処理手段でI l.p)に加えられる。
合計I n.p)+E (Q,p)によって、閾値決定
手段46にアクセスする。閾値決定手段46は、和I 
CQ.  p)+E CQ.1))が上述のr−1個の
閾値のどれの間にあるかを判定する。処理手段50は、
適切な閾値を使って、その閾値に基づく出力手段44で
表示輝度の値Dl,p)を出力する。要素を水平方向及
び垂直方向に参照するため、l l. p)に対する対
角線要素はl(Q+1.t)+1)である。したがって
、処理手段50は、値E (Q+1. 1)+1) =
 [I (Lp)+E l.p)コーD(弘.p)も誤
差記憶手段48に記憶する。
誤差記憶手段は、画像要素の垂直列要素の数に等しいサ
イズの行パッファでよい。
上記の装置は、一般に、誤差を対角線方向に伝播する装
置に適用することができ、上述の特定の写像だけに限定
されるものではない。この装置は、■(弘.p)及びE
 (Q., p)に基づ<Di.p)のどんな決定にも
使用でき、必ずしも、本発明の閾値処理法である必要は
ない。さらに、■(悲,p)、E (Q,p)及びD 
(Q.p)から決定されるE (Q+l,p+l)のど
んな値にも使用できる。
より具体的には、この特定の実施例は、以下の手段を含
む。
(a) fi!li像上のある位置にそれぞれ対応する
複数の画像画素i (Q. p)に対応する複数の輝度
コード化信号I n,  p)を、標準的な左から右、
上端から下端へのラスク順序で受け取る入力手段。
ただし、見は、1から痣,。,,までの整数を含み、ラ
スク走査の上端から下端へQ t6tal本の水平行に
対応し、pは、1からp,。jalまでの整数を含み、
ラスク走査の左から右へptotal本の垂直列に対応
する。各輝度コード化信号1 1.  1))は、q個
の画像輝度値の少なくとも1つに対応し、qは、少なく
とも3に等しい。
(b)複数の表示画素d(α,p)に対応する複数の輝
度コード化信号D(悲,p)を順次出力する出力手段。
各表示画素d l. p)は、画像画素の位flll 
(Q. p)に対応し、各表示輝度コード化信号D l
,p)は、V個の振幅順表示輝度値At、A2、・・・
、Arの1つに対応する。ただし、rは、qより小さい
整数、Axは、第X表示輝度値である。
(c)入力における輝度コード化信号に対応する誤差値
E CU. p’)を記憶する誤差記憶手段。
(d)入力における輝度コード化信号の数に対応する事
前選択された誤差値E CU.p)を維持するブリロー
ド・バッフT0 (e)以下の動作によって、入力における輝度コード化
信号I l.p)を出力における輝度コード,化信号D
l.p)に写像する処理手段。
(1)値I (L  F)を入力手段から取り出す。
(2)Q=1またはp=1の場合、値El.p)をブリ
ロード・パッファから得る。
(3)  Q≠1かつp≠1の場合、値E l,  p
)を誤差記憶手段から得る。
(4)値I l, 1))及び値E l,p)に基づい
て値D CQ.p)を決定する。
(5)値D (Q.p)を前記出力手段に送る。
(6)  I (立,  p), D (fL,  p
)及びE(立,p)に基づいて値(Q+1. p+1)
を計算する。
(7)前記誤差記憶手段にE (Q+1.  p+1)
を記憶する。
さらに、出力手段は、各要素が輝度値A 1、A2、・
・・ Arをとることのできるカラー・モザイク・パタ
ーンをもつ表示装置に接続されることになる。
この装置のもう1つの実施例は、誤差を、その対角線上
または他の対角線上の2つ以上の隣接要素に伝播するも
のである。この装置は、以下の手段を含む。
(a)それぞれ画像上のある位置に対応する複数の画像
画素I CU. I))に対応する複数の輝度コード化
信号!(見,p)を、標準の左から右、上端から下端へ
のラスク順序で受け取る入力手段。ただし、Qは、1か
ら党、。,.1までの整数を含み、ラスク走査の上端か
ら下端へQ,。t1本の水平行に対応し、pは、1から
ptota+までの整数を含み、ラスク走査の左から右
へp,。t1本の垂直列に対応する。各輝度コード化信
号I (L p)は、q個の画像輝度値の少なくとも1
つに対応し、qは、少なくとも3に等しい。
(b)複数の表示画素d l.p)に対応する複数の輝
度コード化信号D(Q.p)を順次出力する出力手段。
ただし、各表示画素d (Q.p)は画像画素i (Q
.p)の位置に対応し、各表示輝度コード化信号Di,
p)は、r個の振幅順表示輝度値A1、A2、・・・ 
Arの1つに対応する。
ただし、rは、qより小さい整数、A×は、第X表示輝
度値である。
(C)前の要素1″ p9)からの入力における輝度コ
ード化信号1 (Q.p)に対応する部分誤差値PE(
Q,Q’.p.p’)を記憶する部分誤差記憶手段。
(d)入力における複数の輝度コード化信号に対応する
事前選択された誤差値E l,p)を維持するパッファ
・ブリロード手段。
(e)以下の動作によって、入力における輝度コード化
信号I (II,  I))を出力における輝度信号に
写像する処理手段。
(1)入力手段から値I CU,p)を取り出す。
(2)fi=1またはp=1の場合に、パッファ・プリ
ロード手段から値E CU.p)を得る。
(3)Q≠1かつp≠1の場合に、部分誤差記憶手段か
ら値PEC立. Q,’.p,p’)を得、PE(見,
Q″ p.p’)の値を合計してE(Q,,p)を得る
(4)  I n. 1))及びE (Q.  p)の
値に基づいて、値D(悲,p)を決定する。
(5)値D(Q,p)を出力手段へ送る。
(6)部分誤差値PE (a+ Qt by p)を計
算する。ただし(a,b)は、CQ.p)から誤差が伝
播される要素である。
(7)すべての(a.b)について、前記部分誤差値P
E (at L b,p)を前記部分誤差記憶手段に記
憶する。
この実施例では、部分誤差記憶手段は、複数の行バッフ
ァでよい。
より一般的には、この装置は、入力信号を、必ずしも標
準ラスク順序ではないある順序で受け取り、それらの入
力信号を異なる順序によって写像する。その場合、この
装置は、第10A図に示すように、入力手段42と処理
手段50との間に、記憶マトリックス54を必要とする
。したがって、そのような装置は、以下の手段を含むこ
とになる。
(a)画像上のある位置に対応する複数の輝度コード化
信号1 1.p)を受け取る入力手段。ただし、aは、
1から意,。t1までの整数を含み、処理される見,。
,1個の要素グループを参照し、pは、1からp,。,
1までの整数を含み、第Uグループ中の要素を処理順序
に従って参照し、ptotalは、mの関数である。各
輝度コード化信号I (Lp)は、q個の画像輝度値の
少なくとも1つに対応し、qは少なくとも3に等しい。
(b)完全フレームの入力画像輝度値を記憶し、アクセ
スすることのできるマトリックス記憶手段。
(c)入力画像輝度値I n. 1))の位置に対応す
る複数の輝度コード化信号を順次出力する出力手段。た
だし、各表示輝度コード化信号D(fL,1))は、r
個の振幅順表示輝度値A1、A2、・・・、Arの1つ
に対応する。rは、qより小さい整数、Axは第X表示
輝度値である。
(d)要素(悲t,p’)からの処理される輝度コード
化信号i. p)に対応する部分誤差値PE(fL,Q
”  p,p゜)を記憶する部分誤差記憶手段。
(e)処理される複数の輝度コード化信号に対応する事
前選択さ.れた誤差値E l.  p)を維持するバッ
ファ・プリロード手段。
(f)以下の動作によって、輝度コード化信号I(L 
1))を出力時に輝度信号に写像する処理手段。
(1)マトリックス記憶手段から、値I CL  p)
を取り出す。
(2)fi=1またはp=1の場合に、バッファ・プリ
ロード手段から値E (L p)を得る。
(3)誌≠1またはp≠1の場合に、すべてのQ.I及
びp1について、値PE (Q.u w, p,p’)
を部分誤差記憶手段から得、PE (11.立v, p
t p’)の値を合計してE (g,, p)を得る。
(4)値(立,p)及びE(立,p)に基づいて、値D
(見,p)を決定する。
(5)値D(Il.I))を出力手段に送る。
(6) 部分誤差値PE (al L bl p>を計
算する。ただし、(a,b)は、(立.p)から誤差を
伝播される要素である。
(7)スべての(a,b)について、前記部分誤差値p
E (a,L  b+  p)を前記部分誤差記憶手段
に記憶する。
上記装置は、等色対角線をもつモザイク・カラー・パタ
ーン以外のパターンにも適用できる。
要素は、マトリックス表記(Q+  p)で参照される
。ただし、見は、表示装置の特定のモザイク・パターン
に基づいて処理される要素グループを表し、pは、グル
ープ内の要素の処理順序を参照する。
以下の考察では、これまでと同様に、参照は、等色対角
線をもつモザイクの対角線に対応するものとする。言い
換えると、mは、モザイク・カラー表示装置のm t 
o t a 1本の単色対角線の1つ、nは対角線の上
端からn番目の要素である。この場合も、例として等色
対角線をもつモザイクに重点を置いて述べるが、本発明
は一般にモザイク・カラー・パターンに適用される。
各対角線行に対するE(m,1)は、画像の物理的境界
上にある画像要素に対応する。要素(m,1)は対角線
行の開始点なので、前の要素からの誤差の伝播はない。
したがって、上述のように、E(m.1)は、m本の各
対角線行に対して選択することができる。その値は、m
本の対角線行すべてに対して、同じでも異なっていても
よい。また、画像ごとに変化してもよい。
本発明によって処理される連続フレームに対するm行目
の第1要素の誤差値E(m,1)を変更した結果、すべ
てのmについて% D (m,n)のいずれかまたはす
べてに変化が生じる。第11図を参照すると、r行」は
水平に描いてあるが、これまでの図面と同様、モザイク
・カラー表示装置の対角線行mに対応するものでも、一
般にすべてのモザイク・パターンに対応するものでもよ
い。
この2つのフレームが同じ、または少なくとも、2つの
連続フレームのm番目の行が同じであると仮定する。ま
たこの説明で、E (m+  1 )は、これらの連続
フレームに対する最小画像輝度値と最大画像輝度値との
間の2つの値を交互にとるものと仮定する。E(m.1
)の値は異なるので、連続する対角線要素に伝播される
誤差は、一般に異なる。というのは、(me n)番目
の要素に関連する誤差E (m+  n) =I (m
+  n−1) +E.(m+ n−1) 一〇 (m
+  n−1)%及びI(m+n)の値は、画像要素間
で同じと仮定されているからである。さらに、表示要素
値D ( m +  n )の写像が、2つの同一フレ
ーム上の対応する画像で異なることがある。というのは
、D (rn* n)は、第n要素(7)R整済み輝度
値I ( m s n ) + E ( m sn)か
ら写像され、E (mt n)が2つの同一フレームで
異なるからである。したがって、E(ml1)が変化す
ると、すべてのmについて、D (m+n)のいずれか
またはすべてが変化することは明らかである。
連続する同一フレームに対する2つの輝度値を第n表示
要素輝度値D(m.n)が交互にとると、その交代が十
分に速い場合、2つの輝度の平均値が認識される。閾値
レベルが、とりうる2つの表示輝度値のほぼ中間の値で
ある場合、閾値近《の輝度値1 (m+ n)をもつ画
像要素は、隣接するどちらの表示輝度値によってもうま
く表現されない。隣接する2つの表示輝度値を交互にと
ると(この方法では、その公算が高い)、閾値レベル、
または画像要素輝度値にほぼ等しい輝度が認識される。
さらに、閾値レベルの境界上にない輝度I(man)を
もつ画像要素では、E(m.立)の変化によって、連続
するフレーム間で表示輝度が変化する可能性はより低い
。これもまたよい結果をもたらす。というのは、I (
m,n)が、閾値近くにない場合は、可能な輝度表示レ
ベルAxに比較的近く、AXへの写像によって、よく表
現されるからである。
上記の説明を拡張して、m行目の第1要素の誤差E(m
,1)値を、連続フレームに対する可能な画像輝度値の
範囲内にある3つ以上の値の間で変化させることができ
る。一連の同一フレームについて、各画像ごとに(m.
Q)が取り得る値の数が増加するにつれて、各表示要素
の平均輝度D(man)は、対応する画像要素輝度I 
(m+ n)の値に近づく。言い換えると、各フレーム
に対して各mをランダムに選んで、1,000個の同一
フレームをE(m,Q)で処理して表示し、これら1,
000個のフレームを、目で見て表示の変化が区別でき
ないほど短時間に処理する場合、その表示は、すべての
点で、とりわけグレイ・トーニングの点で、そのフレー
ムと同じであると認識される。
上記のことは、本発明の基礎であるが、処理速度は、目
で見て検出できないほどの速度で、多数のフレームを処
理できる状態にはない。現在の処理速度で、同じ画像に
対してE(m.1)が1.000個の値の間で変化する
場合、目で見て輝度の平均を認識するのではなく、その
結果生じる、行m上の個々の表示要素の輝度変化が認識
される。
下記の特定の実施例は、これら2つの矛盾する要件の折
合いをつけようとする試みである。すなわち、連続フレ
ームに対して、経時的により正確な輝度表示ができるよ
うにE(m,1)を変化させ、同時に、表示される画像
要素の変化が同じ入力画像に対して経時的に認識される
ほどにはE ( m +1)を変化させないようにする
ものである。
本発明の1つの実施例では、最初、各mについてm行目
の第1要素に対する誤差値E(m.L)を、他のmに対
する誤差値と相関させない。各E(m,1)は、0と最
大画像輝度値の間の初期値をもつ。各mに対するE(m
.1)は、各連続フレームごとに増分される。E(m.
1)が最大画像輝度値を超えると、その最大値を差し引
き、処理を継続する。
本発明のより具体的な実施例では、表示要素は、とりつ
る2つの輝度値(本発明の上記の一般式で表わせばr=
2)の1つだけをとることができる。
A1及びA2は、それぞれ、0と1に正規化され、T1
は、1/2に選択する。画像輝度値は、テレビ入力の値
に対応し、正規化された郷度0と1の間の266個の値
のうちの1つをとることができる。各画像について、各
mに対するE(m,1)を、最初、任意に0または0.
5に選択する。連続した画像では、各mに対するE(m
,1)は、Oと0.5を交互にとる。これは、品質的に
良好なハーフ・トーニングをもたらすので、好ましい実
施例である。
本発明の画素インタリーピング機能の利点は、上記の実
施例に従って処理されるアナログ画像の一様に暗い(黒
ではない)領域を考几れば実証できる。画像要素が、T
1(すなわち1/2)より小さいと仮定すると、ほとん
どの表示要素はオフである。m行目のプリロード値E 
(m, Q) =0の場合、I (m+  n)4LE
 (m+  n)がT1より大きくなり、(m+  n
)番目の要素が「オン」になるまで、行mの要素間で徐
々に誤差が蓄積する。
しかし、D ( m *  n ) ” 1の間は、I
 (m+  n)十E (m+ n)はT1すなわち1
/2よりわずかに大きいだけである。したがって、(m
, n + 1 )番目の要素に伝播される誤差は約−
1/2である。
したがって、次の「オン」要素を生じるため1/2を超
えるまで誤差が蓄積しなければならなt1ので、行mの
(rn+n)に隣接する「オフ」画素が比較的多数でき
る。その結果、行m上に、「オン」要素が均等な間隔で
まばらに生じる。
次のフレームで、 E (m,Q)=1/2となるようにE (m.u)が
変調される場合、その表示のrオン」要素は、前の表示
の「オン」要素間で等距離にある要素になる。これは、
蓄積誤差がOの前のフレームのすべての要素が、今度は
誤差1/2を持って、rオン」画素を生じ、蓄積誤差が
1/2の前のrオン」要素は、誤差0杢持って、「オフ
」画素を生ずるためである。
したがって、E (m+ Q)が、連続する同一画像に
対してOと172を交互にとる場合、本発明の結果、m
行目のrオン」画素が時間的及び空間的に均一に移動し
て、目で見ると、時間定数ブリロードの場合のように黒
い背景上のまばらな静止したrオン」要素ではなク、「
オン」要素の空間的及び時間的平均が認識される。
もう1つの方法では、いま述べた実施例と同じパラメー
タを選ぶ。しかし、各mに対するE(m+2)は、最初
、0と1の間でランダムに選択する。
連続フレームでは、各mに対するE ( 1’rl+ 
Q )は、初期値と、(l)初期値が1/2以上の場合
は、初期値より172小さい値、(ii)初期値が1/
2未清の場合は、初期値より1/2大きい値、のいずれ
かの値を交互にとる。
本発明のもう1つの特徴は、本発明に特脊の人工物を抑
制する方法である。人工物の除去は、グレイ・トーニン
グに関する他の方法の技術分野では知られているが、画
素インタリービングではうまく働かない。人工物は、表
示の画像が暗い領域に現われるまばらな「オン」画素を
含む。これらの「オン」画素は、1つ1つが非常に目立
ち、表示される画像の品質を低下させる。そのような人
工物は、本発明の誤差伝播法の当然の結果である。
そうなるのは、第1閾値T1よりずっと低い輝度をもつ
画像領域においてさえ、誤差が連続する要素に伝播され
るとき、隣接要素の誤差値が増加するためである。最終
的には、第n要素の調整済み輝度値E (m+ n)+
I (mw n)がT1を超え、D (m,2)=A2
となる。すなわち、一様に暗い画像領域内に、光る表示
画素が生じる。
本発明では、行中の最後の表示要素が、いつA1より大
きい輝度で表示されたかのレコード、すなわちカウンタ
変数Cを維持することによって、この人工物を除去する
。(1)考慮中の表示要素が、本発明の名目処理アルゴ
リズムを使用して、輝度A2で写像される場合、及び(
2)A1より大きい輝度値をもつ最後の要素以降に、輝
度値A1の表示要素が、事前に選択した数N以上処理さ
れたことをレコードが示す場合、表示要素は、輝度値A
2ではな<A1で写像される。両方の条件が満たされな
い場合は、考慮中の表示要素は、本発明の名目処理アル
ゴリズムの結果である輝度A2で写像される。
もちろん、表示要素が表示されるときはいつも、またA
1より大きい輝度で表示すべき場合は名目アルゴリズム
を使用して、レコードCがリセットされる。同様に、考
慮中の表示要素が新しい行を始めるときは、レコードC
がリセットされる。人工物を除去する際、すべての処理
は、上記に詳述した方式で行なわれることを強調してお
く。人工物除去の機能では、表示要素をA1で表示する
か、A2で表示するかの最終決定が追加される。
本発明のその他の小さな態様は自明である。たとえば、
1つの実施例では、表示輝度値は、等間隔で配置され、
閾値は、隣接する輝度値の間で等距離的に配置される。
さらに、画素インタリービングによるこの誤差伝播法は
、白黒表示装置にも適用できる。その場合、対角線方向
に誤差を伝播する必要はない。というのは、水平方向に
隣接する要素が白と黒だからである。誤差は水平方向に
伝播することができ、要素は、mが水平行に対応し、n
が垂直列に対応するように参照できる。したがって、す
べてのl(m+1)、すなわち、それに対して誤差が事
前選択される要素が、画像の第1垂直列を構成すること
になる。
F.発明の効果 本発明によれば、暗い領域での性能が良好である、誤差
伝播ハーフトーニング方が実現される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の処理方法の流れ図である。 第2図は、行Q内の画像要素を行Q内の表示要素上に写
像することを示す概略図である。 第3図は、各表示要素を通って等色対角線を引いた、標
準のモザイク・カラー表示の概略図である。 第4図は、画像要素が等色対角線に対応して参照されて
いるモザイク・カラー画像の概略図である。 第5図は、本発明による表示の対角線方向に参照された
第m行の写像の水平概略図である。 第6図は、画像要素、表示要素、及び処理閾値レベルの
相対的輝度値を示す図である。 第7図は、画像要素が、標準のテレビ表示装置上で25
6個の輝度値のうちの1つをとることができ、表示要素
が標準の2進LCD表示装置上で2つの輝度値のうちの
1つをとることができる場合の、第8図と同様の相対的
輝度値を示す図である。 第8図は、第6図と同様に、相対的輝度値を示し、輝度
I (m+  n)の画像要素の写像を模式的に示す図
である。 第9図は、本発明における要素の実際の物理的処理を、
対角線マトリックス参照に関して示した概略図である。 第8A図は、本発明の実際の物理的実施例において、値
Eがある要素から対角線方向で隣接する要素にどのよう
に伝播するかを示す概略図である。 第10図は、本発明の実施例のブロック・ダイヤグラム
である。 第10A図は、本発明の別の実施例のブロック・ダイヤ
グラムである。 第11図は、連続的に処理される画像について、第m行
中の最初の要素に対する事前選択された誤差値の変化を
示す概略図である。 2・・・・画像、4・・・・画像マトリックス、6・・
・・マトリックス要素、8・・・・プロセッサ、10・
・・・表示装置、42・・・・入力手段、44・・・・
出力手段、46・・・・閾値決定手段、48・・・・誤
差記憶手段、50・・・・処理手段、52・・・・ブリ
ロ一ド・バッファ、54・・・・記憶マトリックス。 出願人  インターナシ日ナル・ビジネス・マシーンズ
ゆコーポレーシーン 代理人  弁理士  頓  宮  孝  一(外1名) 第5図 U」

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)(a)mが1からm_t_o_t_a_lまでの
    整数であり、nが1からn_t_o_t_a_lまでの
    整数であり、n_t_o_t_a_lがmの関数である
    として、各画像要素i(m、n)がq個の画像輝度値の
    少なくとも1つに等しい輝度I(m、n)をもち、qは
    少なくとも3に等しく、各画像要素が1つの位置をもつ
    という、複数の画像要素i(m、n)を含む画像を設け
    る段階、(b)rがqより小さい整数であり、Axがx
    番目の表示輝度値であるとして、各表示要素d(m、n
    )が画像要素i(m、n)の位置に対応する位置をもち
    、各表示要素がr個の振幅順表示輝度値A1、A2、・
    ・・、Arの1つに等しい輝度D(m、n)の光を発光
    することができるという、複数の表示要素d(m、n)
    を含む表示装置を設ける段階、 (c)Txがx番目の閾値であるとして、r−1個の閾
    値T1、T2、・・・、T(r−1)を定義する段階、 (d)E(m、n)=I(m、n−1)+E(m、n−
    1)−D(m、n−1)であり、かつすべてのmについ
    て、E(m、1)は時間とmだけの関数であるとして、
    各m及びnについて誤差値E(m、n)を定義する段階
    、 (e)m=1ないしm_t_o_t_a_lについて、
    かつ各mについてn=1ないしn_t_o_t_a_l
    について、(i)I(m、n)+E(m、n)<T1の
    場合は、D(m、n)=A1 (ii)I(m、n)+E(m、n)≧T(r−1)の
    場合は、D(m、n)=Ar、あるいは(iii)r>
    2かつT1≦I(m、n)+E(m、n)<Y(r−1
    )の場合は、 xが、条件T(x−1)≦I(m、n)+E(m、n)
    <Txを満足する2とr−1の間の値であるとして、D
    (m、n)=Ax、 という輝度で表示画素d(m、n)を表示する段階、 を含む画像表示方法。 (2)(a)mが1からm_t_o_t_a_lまでの
    整数であり、nが1からn_t_o_t_a_lまでの
    整数であり、n_t_o_t_a_lがmの関数である
    として、各画像要素i(m、n)が、q個の画像輝度値
    の少なくとも1つに等しい輝度I(m、n)をもち、q
    は少なくとも3に等しく、各画像要素が1つの位置をも
    つという、複数の画像要素i(m、n)を含む画像を設
    ける段階、 (b)rがqより小さい整数であり、Axはx番目の表
    示輝度値であるとして、各表示要素d(m、n)が画像
    要素i(m、n)の位置に対応する位置をもち、各表示
    要素がr個の振幅順表示輝度値A1、A2、・・・、A
    rの1つに等しい輝度の光を発光することができるとい
    う、複数の表示要素d(m、n)を含む表示装置を設け
    る段階、(c)Txがx番目の閾値であるとして、r−
    1個の閾値T1、T2、・・・、T(r−1)を定義す
    る段階、 (d)E(m、n)=▲数式、化学式、表等があります
    ▼ ・[I(m′、j)+E(m′、j)− D(m′、j)]であり、 (i)m′が、処理されるm_t_o_t_a_l個の
    要素グループに対する参照の1つであり、jが、第m′
    要素グループ中の各要素に対する参照の1つであり、(
    ii)K(m、m′、n、j)が、i(m′、j)から
    i(m、n)への誤差伝播の伝播係数であり、(iii
    )E(m、1)が、時間とmだけの関数であるとして、 各m及びnについて、誤差値E(m、n)を定義する段
    階、 (e)m=1ないしm_t_o_t_a_lについて、
    かつ各mについてn=1ないしn_t_o_t_a_l
    について、(i)I(m、n)+E(m、n)<T1の
    場合は、D(m、n)=A1 (ii)I(m、n)+ E(m、n)≧T(r−1)
    の場合は、D(m、n)=Ar、あるいは(ii)r>
    2及びT1≦1(m、n)+ E(m、n)<Y(r−1)の場合は、xが、条件T(
    x−1)≦I(m、n)+E(m、n)<Txを満足す
    る2とr−1の間の値であるとして、D(m、n)=A
    x という輝度で表示要素d(m、n)を表示する段階、 を含む画像表示方法。 (3)(a)lが1からl_t_o_t_a_lまでの
    整数であって、上端から下端へと順にラスタ走査のl_
    t_o_t_a_l本の水平行に対応し、pが1からp
    _t_o_t_a_lまでの整数であって、左から右へ
    と順にラスタ走査の p_t_o_t_a_l本の垂直列に対応し、各輝度コ
    ード化信号I(l、p)は、q個の画像輝度値の少なく
    とも1つに対応し、qは少なくとも3に等しいとして、
    それぞれが画像上のある位置に対応する複数の画像要素
    i(l、p)に対応する複数の輝度コード化信号I(l
    、p)を、標準の左から右、上端から下端へというラス
    タ順序で受け取るための入力手段、 (b)各表示要素d(l、p)が画像要素i(l、p)
    の位置に対応し、各表示輝度コード化信号D(l、p)
    がr個の振幅順表示輝度値A1、A2、・・・、Arの
    1つに対応し、rはqより小さい整数であり、Axはx
    番目の表示輝度値であるとして、複数の表示要素d(l
    、p)に対応する複数の輝度コード化信号D(l、p)
    を順次出力するための出力手段、 (c)入力における輝度コード化信号に対応する誤差値
    E(l、p)を記憶するための誤差記憶手段、 (d)入力における複数の輝度コード化信号に対応する
    事前選択された誤差値E(l、p)を維持するためのプ
    リロード・バッファ、 (e)(1)入力手段から値I(l、p)を取り出すこ
    と、 (2)l=1またはp=1の場合、プリロード・バッフ
    ァから値E(m、n)を得ること、 (3)l≠1かつp≠1の場合、誤差記憶手段から値E
    (l、p)を得ること、 (4)I(l、p)及びE(l、p)の値に基づいて値
    D(l、p)を決定すること、 (5)値D(l、p)を前記出力手段に送ること、 (6)I(l、p)、D(l、p)及び E(l、p)に基づいて値E(l+1、p+1)を計算
    すること、 (7)E(l+1、p+1)を前記誤差記憶手段に記憶
    すること、 によって、入力における輝度コード化信号I(l、p)
    を、出力における輝度コード化信号D(l、p)に写像
    するための処理手段、 を含む、画像表示用装置。 (4)(a)lが1からl_t_o_t_a_lまでの
    整数であって、上端から下端へと順にラスタ走査のl_
    t_o_t_a_l本の水平行に対応し、pが1からp
    _t_o_t_a_lまでの整数であって、左から右へ
    と順にラスタ走査の p_t_o_t_a_l本の垂直列に対応し、各輝度コ
    ード化信号I(l、p)がq個の画像輝度値の少なくと
    も1つに対応し、qは少なくとも3に等しいとして、そ
    れぞれが画像上のある位置に対応する複数の画像要素i
    (l、p)に対応する複数の輝度コード化信号I(l、
    p)を、標準の左から右、上端から下端へというラスタ
    順序で受け取るための入力手段、 (b)各表示要素d(l、p)が画像要素i(l、p)
    の位置に対応し、各表示輝度コード化信号D(l、p)
    がr個の振幅順表示輝度値A1、A2、・・・、Arの
    1つに対応し、rはqより小さい整数であり、Axはx
    番目の表示輝度値であるとして、複数の表示要素d(l
    、p)に対応する複数の輝度コード化信号D(l、p)
    を順次出力するための出力手段、 (c)入力における輝度コード化信号I(l、p)に対
    応する、要素(l′、p′)からの部分誤差値PE(l
    、l′、p、p′)を記憶するための部分誤差記憶手段
    、 (d)入力における複数の輝度コード化信号に対応する
    事前選択された誤差値E(l、p)を維持するためのバ
    ッファ・プリロード手段、 (e)(1)入力手段から値I(l、p)を取り出すこ
    と、 (2)l=1またはp=1の場合、バッファ・プリロー
    ド手段から値E(m、n)を得ること、(3)l≠1か
    つp≠1の場合、部分誤差記憶手段から値PE(l、l
    ′、p、p′)を得ること、及びPE(l、l′、p、
    p′)の値を合計してE(l、p)を得ること、 (4)値I(l、p)及びE(l、p)に基づいて値D
    (l、p)を決定すること、 (5)値D(l、p)を出力手段に送ること、(6)(
    a、b)が(l、p)からの誤差の伝播先要素であると
    して、部分誤差値PE(a、l、b、p)を計算するこ
    と、 (7)すべての(a、b)について、前記部分誤差値P
    E(a、l、b、p)を、前記部分誤差記憶手段に記憶
    すること、 によって、入力における輝度コード化信号I(l、p)
    を、出力における輝度信号D(l、p)に写像するため
    の処理手段、 を含む、画像表示用装置。 (5)(a)lが1からl_t_o_t_a_lまでの
    整数であって、処理されるl_t_o_t_a_l個の
    要素グループを参照し、pが1からp_t_o_t_a
    _lまでの整数であって、処理の順序に従って第lグル
    ープ中の要素を参照し、p_t_o_t_a_lはlの
    関数であり、各輝度コード化信号I(l、p)がq個の
    画像輝度値の少なくとも1つに対応し、qは少なくとも
    3に等しいとして、画像上のある位置に対応する複数の
    輝度コード化信号I(l、p)を順に受け取るための入
    力手段、(b)全フレームの入力画像輝度値が記憶でき
    、アクセスできる、マトリックス記憶手段、 (c)各表示輝度コード化信号D(l、P)がr個の振
    幅順表示輝度値A1、A2、・・・、Arの1つに対応
    し、rはqより小さい整数であり、Axはxの表示輝度
    値であるとして、入力画像輝度値I(l、p)の位置に
    対応する複数の輝度コード化信号D(l、p)を順次出
    力するための出力手段、 (d)処理される輝度コード化信号(l、p)に対応す
    る要素(l′、p′)からの部分誤差値PE(l、l′
    、p、p′)を記憶するための部分誤差記憶手段、 (e)処理される複数の輝度コード化信号に対応する事
    前選択された誤差値E(l、p)を維持するためのバッ
    ファ・プリロード手段、 (f)(1)マトリックス記憶手段から値I(l、p)
    を取り出すこと、 (2)l=1またはp=1の場合、バッファ・プリロー
    ド手段から値E(l、p)を得ること、(3)n≠1か
    つp≠1の場合、部分誤差記憶手段から値PE(l、l
    ′、p、p′)を得ること、及びPE(l、l′、p、
    p′)の値を合計してE(l、p)を得ること、 (4)I(l、p)及びE(l、p)の値に基づいて値
    D(l、p)を決定すること、 (5)値D(l、p)を出力手段に送ること、(6)(
    a、b)が(l、p)からの誤差の伝播先要素であると
    して、部分誤差値PE(a、l、b、p)を計算するこ
    と、 (7)すべての(a、b)について、前記部分誤差値P
    E(a、l、b、p)を前記部分誤差記憶手段に記憶す
    ること、 によって、輝度コード化信号I(l、p)を出力におけ
    る輝度信号に写像するための処理手段、を含む、画像表
    示用装置。
JP2006053A 1989-01-13 1990-01-13 表示用装置 Expired - Lifetime JPH0792650B2 (ja)

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