JPH02233952A

JPH02233952A - コンプレッサ試験装置

Info

Publication number: JPH02233952A
Application number: JP5304189A
Authority: JP
Inventors: Sotaro Nakazawa; 中沢　壮太郎; Manabu Matsuoka; 学松岡; Shinichi Suzuki; 新一鈴木; Akira Nakamoto; 中本　昭
Original assignee: Chino Corp; Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Current assignee: Toyota Industries Corp; Chino Corp
Priority date: 1989-03-07
Filing date: 1989-03-07
Publication date: 1990-09-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野１この発明は、コンプレッサの試験装置に関するものであ
る。

［従来の技術１クーラー等で使用されるコンブレツサ（圧縮器》の能力
は、冷凍サイクルを循環する冷媒ｉｆｆｉｆｆｌ等によ
って評｛面できる。この際、冷媒に含まれ循環する潤滑
油のオイル率（オイル循環率０．Ｃ．Ｒ．）も知る必要
がある。また、このオイル率自体、コンプレッサの能力
評価の重要な指標となる。

このため、冷媒中のオイル率を求める必要かあるが、従
来、測定試験担当省が冷媒をサンプリング容器に手動サ
ンプリングし、そのｆｆｉｆｆｉからＡル率を測定して
いた。あるいは、出願人が特開昭６２−１３１９８９号
公報で提案しているように密度計を用い自動サンプリン
グして測定していた，，Ｌ発町が解決しようとする課題
］測定試験担当者が手動でサンプリングして測定する従来
の方法では、測定に手間がかかり、また担当者による測
定結果のバラツキも大きく、高精度の測定は困難で、デ
ータの信頼性が低かった。

また、密度計を用いた自動リンプリング測定でも、サン
プリング時に冷凍サイクルの循環系に外乱を与えてしま
う問題がある。

この琵明の目的は、以上の点に鑑み、冷媒中のオイル率
を光学式の濃度計を用いてオンラ，インで循環系に外乱
を与えることなしに自動的に測定するようにしたコンプ
レッサ試験装置を提供することである。

［：１！題を解決するための千段］この発明は、冷媒をコンブレッザで圧縮し、凝縮器で凝
縮し、膨張弁で膨張させ、蒸発器で蒸允させ、再びコン
プレッサに循環させる装置において、凝縮器と蒸発器の
間に設けられた光学式の濃度計と、この！Ｉ１計の出力
から、あらかじめ求められた濃度計の出力と冷媒のオイ
ル率との関係等に基いて、冷媒のオイル率を求める演篩
手段とを備えるようにしたコンプレッサ試験装置である
。

［実施例］第１図は、この発明の一実施例を示す冷凍サイクルの構
成説明図である。

図において、１は、冷媒を圧！！？Ｉ？ｉるコンプレッ
サ（圧縮器》、２は、圧縮器１で圧縮された冷媒を液体
とする凝縮器（コンデンサ》、３は、凝縮器２よりの液
体を膨張させる膨張弁、４は、膨張弁３で膨張した冷媒
を気化する蒸発器で、蒸発器４よりの冷媒は、再びコン
プレッサ１に循環する。

そして、凝縮器２と膨張弁３との間の配管に凝縮器２よ
りの冷媒の濃度を測定する光学式の〃度計５が設けられ
、また蒸発器４には、ヒータ６に冷媒の気化熱に相当し
た熱を発熱させるための電力が供給され、この電力は、
電力測定器７によって測定する。

このように冷媒を循環させて冷凍サイクルを構成し、胃
力測定器７の出力から、コンブレツサ１の冷凍能力を評
価する。また、濃度計５の出力は、循環する冷媒中のオ
イル含有率により濃度出力を異にするので、あらかじめ
濃度８ｔ５の出力とオイル率との関係を求めておき、濃
度計５の出力に基いて、冷媒のオイル率の演篩を計ｆ３
機のような演棹手段８で行い、オイル率を求める。なお
、演算手段８は、図示しない調節計等で冷凍サイクルの
各部の制御を行い、必要な各種データの収集を行ってい
る。

第２図に、濃度計についてのやや詳細な一実施例を示す
。

図において、光源５１からの光は、レンズ５２で集光さ
れ、ミラー５３で反射ざれ、モータＭにより回転するセ
クタ５４に載置された２つの異った透過波長をもつフィ
ルタ５４ａ　，５４ｂを透過し、測定する冷媒中のオイ
ルにほぼ吸収される測定波艮と、ほぼ吸収されない参照
波長の２波長の光とされ、光ファイバ５６ａを介し、配
ＩＥＰの測定部へ交互に投光される。この測定部は、ガ
ラス５７ａ．５７ｂが配管Ｐの両側に配置され、光ファ
イバ５６ａからの２波長の光は、ガラス５７ａ、５７ｂ
間に存在するオイルを含む冷媒の液休Ｌを透過し、再び
光ファイバ５６ｂを介し、受光素子５８に入射する。こ
の受光素子５８により電気信号に変換された２波長につ
いての測定信号は、測定千段５９でその比率がとられ、
その出力Ｘは演痺手段８に入力される。

あらかじめ、第１図の冷媒サイクルを稼動させるか、あ
るいはオフライン的に、濃度計５の出力Ｘと、オイル率
Ｙとの関係を、オイル率を変え何種類かについて求める
。

たとえば、！１度計５の出力×の対数！；２ｎｘをとる
と、オイル率Ｙとの関係は第３図のようになり、オイル
率Ｙと，ＱｎＸとは、Δ、Ｂを定数としてほぼ次式の関
数関係となる。

Ｙ＝Ａ．Ｑｎ　Ｘ＋Ｂ　　　　　　　　　　　−＜　１
　）こうして求めた検聞線を演算手段８のメモリに格納
しておく。

以上の測定準備の後、実際に試験すべきコンプレッサを
第１図のコンブレツサ１のようにエ１置し、種々の回転
数において、蒸発器４のヒータ６に供給される電力を電
力測定器７で測定し、この出力から冷凍能力を換算（１
　　ｋＷ＝８６０　　ｋｃａｌ）　Ｌ、ｉｌ１度計５の
出力Ｘから（１）式に基きオ，イル率Ｙを測定し、コン
プレッサの性能試験を１テう。

なお、冷媒の温度により第３図実線、点線のように検量
線は変化するので、図示しない温度センサで冷媒の温度
を測定し、あらかじめ測定して定めた温度に対応した係
数Ａ．Ｂ，（１）式を用い淵度計５の出力Ｘからオイル
串Ｙを求めるといっそう高精度測定ができる。

『発明の効果］以上述べたように、この発明は、コンブレツサ試験装置
において光学式の濃度計、演棹手段を用いてオイル率を
求めるようにしているので、冷凍サイクルに何ら外乱を
与えずに、オンラインで連続的に冷媒のオイル率を求め
ることができ、従来のような測定試験担当者は不要で、
個人差もなく測定の再現性が向上し、大幅な省力化、効
率化が図られ、効果的なコンプレッサの能力試験が可能
となり、実用的効果がきわめて大きい。また光ファイバ
によるｓ度計を用いているので測定部の小型化が図れ、
さらに測定が容易なものとなる。また、冷媒の温度に応
じて補正することによりいっそう高精度化が図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例を示す冷凍サイクルの構
成説明図、第２図は、濃度計の構成説明図、第３図は、
ａ度計出力とオイル率との関係を示す図である。１・・・コンプレッサ、２・・・凝縮器、３・・・膨張
弁、４・・・蒸発器、５・・・園度計、６・・・ヒータ
、７・・・電力ｉ１１１定器、８・・・演算手段第２図

Claims

【特許請求の範囲】

　１．冷媒をコンプレッサで圧縮し、凝縮器で凝縮し、
膨張弁で膨張させ、蒸発器で蒸発させ、再びコンプレッ
サに循環させる装置において、凝縮器と膨張弁との間に
設けらけた光学式の濃度計と、あらかじめ求められた濃
度計の出力と冷媒のオイル率との関係に基いて濃度計の
出力から冷媒に含まれるオイル率を求める演算手段とを
備えたことを特徴とするコンプレッサ試験装置。