JP2009014238A - オイル循環率測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】CO2 ヒートポンプシステム内のオイル循環率を光学的に測定できる。
【解決手段】オイル循環率測定装置1は、光学的測定手段5を備え、CO2 ヒートポンプシステムのガスクーラ12と膨張弁13との間にブロック本体6が配管接続され、ブロック本体6に形成された流路2の上流側流路2aとガスクーラ12との間にスタティックミキサ4が接続される。スタティックミキサ4は、長方形の板を180度ねじった形でねじり方向をその都度変えて連ねたエレメント4aが配管内に配置され、流路2に流入されるオイル混入した冷媒(CO2 )を一様に混合する。光学的測定手段5は、混合流体中に混入したオイルに吸収される波長の光を投光し、混合流体を通過した波長の光の透過率から作成される検量線に基づいてオイルの循環率を演算する。
【選択図】図2

Description

本発明は、空調装置や冷凍装置等における冷凍サイクルを循環する冷媒と非相溶性潤滑油のオイル循環率を測定するオイル循環率測定装置に係り、特にCO2 ヒートポンプシステム内を循環する冷媒(CO2 )に混入するオイルのオイル循環率を光学的に測定できるオイル循環率測定装置に関するものである。
従来より、空調冷凍機やヒートポンプでは、コンプレッサで冷媒(フロン冷媒)を加圧し、凝縮器で放熱し、膨張弁からエバポレータ内に急激に噴出させて気化させ、このとき周囲から気化熱を奪って冷却することにより室内等を冷暖房している。このシステム内において、機械的駆動部を有するコンプレッサは、自身の潤滑のために潤滑油が必要である。この潤滑油の一部は冷媒とともにシステム内を循環しているが、それ自身は熱伝導率が低いなどの理由で、システムの効率の点ではマイナスの要因となっている。そのため、システム内のオイル量を制御するために、オイル量の指標であるオイル循環率(Oil Circulation Ratio :OCR)の測定の要求がある。また、CO2 ヒートポンプシステムでも同様の要求がある。
ところで、従来のフロン冷媒におけるOCR測定法としては、例えばサンプリング方式、赤外線吸収方式、紫外線吸収方式、オイル分離方式、静電容量方式等が知られている。サンプリング方式は、ヒートポンプシステム内の膨張弁の直前で配管に分岐を設け、真空にした耐圧容器を接続してサンプリングし、サンプリングした冷媒とオイルの混合流体の重量を測定して真空の耐圧容器から切り離し、冷媒を気化させてオイルのみにして重量を測定してOCRを算出する方法である。赤外線吸収方式は、オイルと冷媒が相溶性の場合に、オイルに固有の吸収波長の吸光度を用いて、吸光度とオイル濃度の関係からOCRを算出する方法である。紫外線吸収方式は、オイルに相溶の蛍光剤をヒートポンプシステム内に投入し、紫外線を照射して蛍光強度を測定し、蛍光強度の違いよりOCRを算出する方法である。オイル分離方式は、冷媒とオイルを遠心分離等の方法で完全に分離し、分離したオイルの量からOCRを算出する方法である(下記特許文献1を参照)。静電容量方式は、冷媒とオイルの比誘電率の違いから、静電容量を測定してOCRを算出する方法である(下記特許文献2を参照)。
特許第3461820号 特開2003−21611号公報
しかしながら、自然冷媒であるCO2 ヒートポンプシステムは、超臨界域で作動する高圧のサイクルであり、冷媒であるCO2 とオイルが非相溶性であるため2層に分離し、配管内の管壁表面ではオイルが波打つように流れ、それ以外の場所ではオイルの液滴が噴流状に流れて不均一に流動している。そして、このようなCO2 とオイルとが分離してサイクル中を不均一に流動している状態では、従来の光学的手法によるOCR測定が困難であった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、冷媒とオイルとを一様に攪拌して光学的手法による測定を可能としたオイル循環率測定装置を提供することを目的とするものである。
上記した目的を達成するために、請求項1記載のオイル循環率測定装置は、圧縮機、ガスクーラ、膨張弁、蒸発器の順に配管接続されるCO2 ヒートポンプシステムに用いられ、前記配管を循環する自然冷媒としてのCO2 に混入されるオイルの循環率を測定するオイル循環率測定装置であって、
長方形の板を180度ねじった形でねじり方向をその都度変えて連ねたエレメントが配管内に配置され、前記ガスクーラから流入する流体を一様に混合して混合流体とするスタティックミキサと
前記混合流体を流すための流路が形成された本体を有し、前記流路の上流側に接続されるスタティックミキサで混合された前記混合流体中のオイルに吸収される波長の光を前記流路を流れる前記混合流体に投光する投光部と、該投光部からの光の投光に伴って前記混合流体を透過した光を受光する受光部と、該受光部が受光した前記波長における透過率から作成される検量線に基づいて前記オイルの循環率を演算する演算部とを備えた光学的測定手段と、
を具備したことを特徴とする。
請求項2記載のオイル循環率測定装置は、請求項1記載のオイル循環率測定装置において、前記投光部は、前記冷媒中のオイルに吸収される波長の光と、前記冷媒中のオイルに吸収されない参照波長の光とを選択的に投光することを特徴とする。
請求項3記載のオイル循環率測定装置は、請求項1記載のオイル循環率測定装置において、前記オイル循環率の演算に重回帰分析を用いたことを特徴とする。
本発明のオイル循環率測定装置によれば、スタティックミキサを用いて冷媒(CO2 )とオイルを一様に混合するため、CO2 ヒートポンプシステム内のOCRを光学的手法で測定することができる。また、スタティックミキサで一様に混合された混合流体に対し、測定する混合流体中のオイルに吸収される波長の光(吸収波長)を投光し、この投光に伴って混合流体を通過した光を受光し、この受光した光の波長から作成される検量線に基づいてオイル循環率を演算して正確にOCR測定を行うことができる。その際、吸収波長の光と、混合流体中のオイルに吸収されない参照波長の光とを選択的に混合流体に投光する構成でのOCR測定も可能である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら具体的に説明する。図1は本発明に係るオイル循環率測定装置を含むCO2 ヒートポンプシステムの概略構成図、図2は本発明に係るオイル循環率測定装置の構成図、図3は本発明に係るオイル循環率測定装置の攪拌手段の概略構成図である。
本例のオイル循環率測定装置は、図1に示すような自然冷媒としてCO2 を利用したCO2 ヒートポンプシステムに用いられ、自然冷媒であるCO2 に混入したオイル量の指標であるオイル循環率(OCR)を光学的手法によって測定している。
まず、図1に基づいて、本例のオイル循環率測定装置が採用されるCO2 ヒートポンプシステムの概略構成について説明する。図1に示すように、CO2 ヒートポンプシステム10は、冷媒としてCO2 を使用し、熱交換して気化した冷媒(CO2 )を高圧蒸気冷媒(CO2 )にするための圧縮機11、高圧高温冷媒(CO2 )を高圧低温冷媒(CO2 )に冷却するガスクーラ12、冷却された冷媒液(CO2 )を絞り膨張させて低圧・低温の液体混合体(蒸発冷媒(CO2 ))にするための膨張弁13、膨張によって一部蒸発した湿り蒸気冷媒(CO2 )を熱交換によって蒸発させるための蒸発器14が、この順でオイル混入の冷媒(CO2 )が流れるように一つの循環系を形成して配管接続された構成である。そして、本例のオイル循環率測定装置1は、ガスクーラ12と膨張弁13との間に配管接続されている。
図2に示すように、オイル循環率測定装置1は、ガスクーラ12から流入するオイル混入の冷媒(CO2 )を膨張弁13に流出するための流路2が設けられた装置本体3と、攪拌手段としてのスタティックミキサ4、スタティックミキサ4において一様に混合されたオイルと冷媒(CO2 )の混合体(以下、混合流体と記す)のOCRを測定するための光学的測定手段5を備えて構成される。
装置本体3は、矩形状のブロック本体6と、光学的測定で用いる光ファイバ9を固定する光ファイバ固定治具7で構成され、ブロック本体6の中央には流体を流すための直線状の流路2が長手方向にガスクーラ12と膨張弁13とに連通して形成されている。この流路2は、上流側流路2aがスタティックミキサ4を介してガスクーラ12と配管接続されており、下流側流路2bが膨張弁13と配管接続されている。また、装置本体3には、混合流体を光学的手法で測定するための所定径を有する覗き孔が流路2の略中間位置に直交するように対向して設けられ、この覗き孔に光学窓8が設けられている。
光学窓8は、投光側光学窓8aと受光側光学窓8bとで構成され、各窓は対向する位置にそれぞれ設けられている。光学窓8は、覗き孔にシール材としてテフロン(登録商標)製のバックアップリングおよびOリングを設置した後に石英ガラスを設置し、石英ガラスを押さえるためにガラスホルダを設置し、その上から超高張力鋼のフタをしてネジ止めによって固定されることで構成されている。そして、フタにある覗き孔から石英ガラスを介して混合流体を光学的手法で測定している。
光ファイバ固定治具7は、光ファイバ9を固定するために、投光側固定治具7aと受光側固定治具7bをブロック本体6のフタに設置する。投光側固定治具7aと受光側固定治具7bは、ともにファイバを固定できるようになっており、投光側ではファイバが覗き孔の中心で固定され、受光側はXY方向に位置の微調整が可能になっている。
スタティックミキサ4は、オイルと冷媒(CO2 )とを混合して一様にするための攪拌手段であり、上流側流路2aに設けられている。さらに説明すると、図3に示すように、スタティックミキサ4は、エレメント4aと呼ばれる長方形の板を180度ねじった形のもので、ねじり方向をその都度変えたものを配管に入れたものである。
このスタティックミキサ4による混合の原理は、分割作用、転換作用、反転作用の3つの作用による混合である。分割作用はミキサーのエレメント4aに流体が流れ込む際に2分割され、さらにエレメント毎に分割されるので、エレメント数をNとすると2N 回分割することによる混合作用である。転換作用はエレメント4a内でねじれ面に沿って管中央部の流体は管壁部へ、管壁部の流体は管中央部へと並び替えられることによる混合作用である。反転作用は1エレメント毎にねじり方向が違うために流体の回転方向がエレメント4a毎に変わり、急激な慣性力の反転を受けて乱流攪拌される混合作用である。液体が流れることによる混合であるため、攪拌用の駆動部を必要としないのが特徴である。
なお、スタティックミキサ4としては、図3に示すようなエレメント4aを用いるものではなく、配管内に壁を設けてその壁にオイル混入した冷媒(CO2 )を衝突させて一様に混合して混合流体とする構成でもよい。
光学的測定手段5は、オイルに固有の吸収波長と参照波長の透過率比を測定するものであり、図2に示すように投光部5a、受光部5b、演算部5cを備えて構成される。
投光部5aは、流路2内を流れる混合流体のOCRを測定するため、所定波長の光を選択的に出射している。本例の投光部5aは、例えばハロゲンランプ等の光源からの光を、モータにより回転するセクタに設置された異なる透過波長をもつフィルタに通過させ、測定する混合流体中のオイルに吸収される吸収波長を1種類、吸収されない参照波長を2種類、計3種類の波長の光を順次出射する。この投光部5aから順次出射される3種類の光は、投光側固定治具7aに固定された光ファイバ9を介し、投光側光学窓8aを通じて流路2内の混合流体に順次投光される。
なお、投光部5aは、OCR測定に必要な上記3種類の波長の光が混合流体に投光できる形態であれば、その構成内容は特に限定されない。
受光部5bは、フォトダイオード等の受光素子で構成され、流路2内の混合流体を通過した3種類の波長(吸収波長、参照波長)光を受光側固定治具7bに固定された光ファイバ9を介して順次入射し、この入射した光強度に応じた電気信号を演算部5cに出力している。
演算部5cは、受光部5bから出力された電気信号に基づいて、各波長の光で測定された透過率と実測したOCRから検量線を作成する。本例では、参照波長とオイルに吸収される波長における透過率を重回帰分析で作成している。そして、下記式(1)に示すように、各波長の透過率の対数をとって説明変数とし、またOCR値を目的変数として、重回帰分析により偏回帰係数を求めてOCRを算出している。なお、下記式(1)において、YはOCR〔wt.%〕、aは偏回帰係数、λは波長(1種類の吸収波長及び2種類の参照波長)〔μm〕、T(λ)は波長λでの透過率を表す。
Y=a0 +a1 log(T(λ1 ))+
2 log(T(λ2 ))+a3 log(T(λ3 ))…式(1)
そして、上述したオイル循環率測定装置1をCO2 ヒートポンプシステム10に採用した場合は、ガスクーラ12から流入したオイル混入の冷媒(CO2 )をスタティックミキサ4により一様に混合した混合流体として流路2内に流入する。投光部5aから周期的に出射された3種類の光が光ファイバ9を介して投光側光学窓8aを通じて流路2内の混合流体に順次投光される。混合流体を通過した光は、受光側固定治具7bに固定された光ファイバ9を介して受光部5bに集光され、この集光された光強度に応じた電気信号を演算部5cに出力する。演算部5cは、受光部5bから出力された電気信号に基づいて、演算部5cにおいて波長毎の透過率から作成される重回帰分析による検量線に基づいてCO2 ヒートポンプシステム10内のOCRを算出することで、CO2 ヒートポンプシステム10内のOCRを測定している。
このように、本実施形態のオイル循環率測定装置1は、CO2 ヒートポンプシステム10におけるガスクーラ12と膨張弁13との間に配設され、ガスクーラ12から流出されたオイル混入の冷媒(CO2 )をスタティックミキサ4で一様に混合し、この混合によって得られる混合流体に対し、測定する混合流体中のオイルに吸収される吸収波長を1種類、吸収されない参照波長を2種類、計3種類の波長の光を投光部5aから順次投光する。
そして、混合流体を通過した3種類の光を順次受光部5bで受光し、この受光した光強度に応じた電気信号を演算部5cに出力し、演算部5cにおいて波長毎の透過率から作成される重回帰分析による検量線に基づいてCO2 ヒートポンプシステム10内のOCRを算出している。
すなわち、スタティックミキサ4を用いて冷媒(CO2 )とオイルを一様に混合するため、CO2 ヒートポンプシステム内のOCRを光学的手法で測定することができる。また、混合流体に対し、投光された測定する混合流体中のオイルに吸収される吸収波長を1種類、吸収されない参照波長を2種類、計3種類の波長の光を投光部5aから順次投光し、各波長毎の透過率から作成される重回帰分析による検量線に基づいてOCR算出するため、正確なOCR測定が可能となる。
ところで、上述した実施形態では、混合流体中のオイルに吸収される吸収波長を1種類、参照波長を2種類、計3種類の波長の光を投光部4aから順次投光する構成として説明したが、この構成に限定されるものではない。例えば1種類の吸収波長の光のみを投光部4aから混合流体に投光する構成、1種類ずつの吸収波長と参照波長の光を投光部4aから順次混合流体に投光する構成、1種類の吸収波長の光と複数種類の参照波長の光とを投光部4aから順次混合流体に投光する構成、複数種類ずつの吸収波長と参照波長の光を投光部4aから順次混合流体に投光する構成とすることができる。
また、投光部5aから光を光ファイバ9を介して混合流体に投光する構成の他、光ファイバ9を用いず、投光部5aから光を投光側光学窓8aに対してコリメートして、受光側光学窓8bから受光部5bに集光する構成としても良い。
さらに、本実施形態では、図1に示すように、ガスクーラ12と膨張弁13との間のガスクーラ12の出口にオイル循環率測定装置1を設ける構成としたが、圧縮機11とガスクーラ12との間、膨張弁13と蒸発器14との間、蒸発器14と圧縮機11との間にオイル循環率測定装置1を設ける構成としても良い。
なお、OCRは質量割合であるため、同じOCRでも単位体積当たりではCO2 密度が大きい方がオイル量も多くなる。よって同じOCR変化でもCO2 密度が大きいガスクーラ出口で測定すれば、オイル変化率が大きく、それに伴う光の透過光量の変化も大きいと考えられ、より正確なOCR測定が可能なので、オイル循環率測定装置1をガスクーラ12の出口に設けるのが好ましい。
以上、本願発明における最良の形態について説明したが、この形態による記述及び図面により本発明が限定されることはない。すなわち、この形態に基づいて当業者等によりなされる他の形態、実施例及び運用技術等はすべて本発明の範疇に含まれることは勿論である。
本発明に係るオイル循環率測定装置を含むCO2 ヒートポンプシステムの概略構成図である。 本発明に係るオイル循環率測定装置の構成図である。 本発明に係るオイル循環率測定装置の攪拌手段の概略構成図である。
符号の説明
1 オイル循環率測定装置
2 流路
2a 上流側流路
2b 下流側流路
3 装置本体
4 スタティックミキサ
5 光学的測定手段
5a 投光部
5b 受光部
5c 演算部
6 ブロック本体
7 光ファイバ固定治具
7a 投光側固定治具
7b 受光側固定治具
8 光窓部
8a 投光側光窓部
8b 受光側光窓部
9 光ファイバ
10 CO2 ヒートポンプシステム
11 圧縮機
12 ガスクーラ
13 膨張弁
14 蒸発器

Claims (3)

  1. 圧縮機、ガスクーラ、膨張弁、蒸発器の順に配管接続されるCO2 ヒートポンプシステムに用いられ、前記配管を循環する自然冷媒としてのCO2 に混入されるオイルの循環率を測定するオイル循環率測定装置であって、
    長方形の板を180度ねじった形でねじり方向をその都度変えて連ねたエレメントが配管内に配置され、前記ガスクーラから流入する流体を一様に混合して混合流体とするスタティックミキサと
    前記混合流体を流すための流路が形成された本体を有し、前記流路の上流側に接続されるスタティックミキサで混合された前記混合流体中のオイルに吸収される波長の光を前記流路を流れる前記混合流体に投光する投光部と、該投光部からの光の投光に伴って前記混合流体を透過した光を受光する受光部と、該受光部が受光した前記波長における透過率から作成される検量線に基づいて前記オイルの循環率を演算する演算部とを備えた光学的測定手段と、
    を具備したことを特徴とするオイル循環率測定装置。
  2. 前記投光部は、前記冷媒中のオイルに吸収される波長の光と、前記冷媒中のオイルに吸収されない参照波長の光とを選択的に投光することを特徴とする請求項1記載のオイル循環率測定装置。
  3. 前記オイル循環率の演算に重回帰分析を用いたことを特徴とする請求項1記載のオイル循環率測定装置。
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