JPH0223390A - 広告装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ 本発明は、デパート等のショーウィンドーに設ける広告
装置に関する。

〔従来の技術］ ショーウィンドーは、従来周知のごとく、当該デパート
等で販売している商品を通行人などに紹介して購買意欲
を起こさせるものであるが、デイスプレィの方法として
、従来商品そのものをショーウィンドー内に直接陳列し
たり、あるいは商品をえかいたポスター等を１枚ずつ貼
っていた。

しかし、かかる手段では、ショーウィンドー内という限
られたスペース内に陳列できる商品の数に限りがあり、
また大型の商品はショーウィンドー内に納まらず陳列が
不可能で、ショーウィンドー内に陳列できる商品は限定
されてしまい、充分な広告宣伝ができない。また、ポス
ターを貼る手段は、現物の商品を陳列できないような大
型の商品の広告を可能にはするものの、見た目がよくな
く、ショーウィンドー内の美感を損ねるおそれがある。

ところで、表示装置として、特開昭６１−１２３８７０
号公報に示すように、１つのケース内に多数枚の表示板
を組込んで、表示画面を順次自動的に変えるようにでき
るものがあり、これはケース内に配設した４個のスプロ
ケットにチェノを掛着して、このチェンヘ表示板に取付
けである棒杆を抱持する腕杆を取付け、チェノをスプロ
ケットを介してモータにより移動させて、該チェノによ
り表示板をケース内で移動させ、ケース前面に形成しで
ある窓孔から表示板を順次顕出するようにしたものであ
る。

かかる表示装置は、ケース１個分というわずかなスペー
スで、多くの内容の表示が行えて広告効果が大きいこと
から、この表示装置を建物等の壁面に吸盤で取付け、表
示板に商品を掲載することで、商品の現物を陳列したり
、ポスターを１枚ずつ貼るだけの場合に比べて、より多
くの商品の宣伝広告を可能にすることが考えられた。

〔発明が解決しようとする課題〕

前記表示装置はモータなどの駆動装置や多数枚の表示板
を内蔵しているので、表示装置の全体重量は相当大きな
ものとなる。

ところが、前記のように従来は表示装置の取付手段とし
て吸盤を用いているため、重量の大きい表示装置を支承
するだけの充分な吸着力を吸盤から得ることがむずかし
く、表示装置が壁から外れるおそれがあった。

また、表示装置を取付けられる場所も、吸盤を吸着でき
る場所として例えばガラス面などに限定されてしまい、
希望の場所に配置することができないこともあり、充分
なデイスプレィ効果を発揮できなかった。

本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、取付けた
表示装置が外れて落ちるおそれがなく、しかも任意の場
所に自由に配置でき、ショーウィンドー内の美感を損な
うことなくより多くの商品の宣伝広告が効果的に行なえ
る広告装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は前記目的を達成するため、ショーウィンドー内
に、表示画面が自動的に順次変わる表示装置を吊下げる
ことを要旨とするものである。

〔作用］ 本発明によれば、ショーウィンドー内に表示画面が順次
変わる表示装置を設け、該表示装置の表示板に商品の写
真、絵、説明文などを掲載することで、多数の商品のき
め細かな宣伝広告が行える。

そして、表示装置は壁や窓などに吊下げて取付けること
としたので、外れるおそれもなく、また、取付場所も自
由に選択できる。

〔実施例］ 以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図は本発明の広告装置の１実施例を示す斜視図で、
図中１はデパート等の建物２のショーウィンドー、３は
歩道、４はショーウィンドー１の前面開口に取付けたガ
ラス板、５は表示装置を示す。

この表示装置５は一例として既に説明した特開昭６１−
１２３８７０号公報に示されているものを用いるもので
、これは前述の通り、ケース６内に方形に配設した４個
のスプロケットにチェノを掛着して、このチェンヘ表示
板に取付けである棒杆を抱持する腕杆を取付け、スプロ
ケットの１つにチェノ駆動用のモータを連結し、ケース
６の正面に形成した窓孔７から多数枚の表示板のうちの
最前列の表示板８を顕示するようにしである。そして、
この表示Ｆｉ８には、当該デパート等で扱っている商品
の写真、絵のみならず内容を示す価格、説明文等の広告
９を掲載しておく。

かかる表示装置５のケース６をショーウィンドー１のガ
ラス板４の中央背後にこれと接するように平行に位置さ
せ、ケース６の上面と下面とに一端を取付けた紐１０の
他端をショーウィンドー１の窓枠？ａの上枠と下枠の方
向に垂直に引張りここにそれぞれ固定して表示装置５を
ショーウィンドー１内に吊下げ配設する。

なお、紐１０には例えばピアノ線のような細い透明なも
のを用いれば、紐１０が目立たず、表示装置５が単独で
ショーウィンドーｌの空間内に位置しているように見え
る。

また、表示板８に記載された広告９などの内容文や音楽
を流すスピーカー１１をショーウィンドー１近傍の外壁
に取付ける。このスピーカー１１からの広告案内等は常
時行うように設定しておいてもよいが、例えば人センサ
ーをショーウィンドー１の前面に設け、ショーウィンド
ー１の前方に人が立止まった場合にのみ広告案内をスピ
ーカー１１から流すようにしてもよい。

次に動作について説明すると、歩道３を歩く通行人は、
ショーウィンドー１内の空間にいわば宙に浮くようなか
たちで位置している表示装置を見て興味を惹かれ、ショ
ーウィンドーｌの前に立止まり、表示装置５の前面の窓
孔７に顕示されている表示Ｆｉ８を見、ここに掲載され
ている商品の広告９としての写真や絵を見、またその価
格や説明文などを読んで、当該デパートで販売している
商品を知る。

この時、同時にスピーカー１１からも商品の広告案内が
音声で発せられるので、表示板８に書かれている説明文
を読まなくとも、音声による広告案内を聞くことで商品
の現物を見ただけではわかりにくいような、商品の品質
、使用方法等、商品の詳しい内容を知ることができる。

このようにして、単に商品の現物を陳列するだけではわ
かりにくいような商品内容を、通行人の視覚と聴覚とに
同時にアピールする。

また、ショーウィンドー１としては表示装置５を配設で
きるだけのわずかなスペースが確保できさえすれば、こ
のわずかなスペースで、多数の商品のしかもその詳しい
内容の宣伝広告が可能となる。

なお、ショーウィンドー１内のスペースが大きい場合は
、表示装置５を配設した後の残りのスペースに、商品の
現物を陳列すれば通行人は商品の説明を聞き、または読
みながら同時に現物を見ることができ、商品への理解度
をより深めることができる。

前記第１実施例では、表示装置５を吊下げる構成として
、ケース６を窓枠１ａから吊下げる紐１０は、ケース６
の上面及び下面と窓枠１ａとの間に垂直方向に２本ずつ
平行に張設したが、第２実施例として第２図に示すよう
に、ケース６の上面及び下面と窓枠１ａとの間に、それ
ぞれ上方、下方に向かってハ字状に開くように斜め方向
に紐１ｏを張設してもよく、かかる場合は、より安定し
た状態で表示装置５を吊下げ固定できる。

また、表示装置５の吊下げ場所についても、前記第１、
第２実施例のような窓枠１ａに限定されるものではなく
、ショーウィンドーｌの広さや形によっては、壁面ある
いは天井からなど適宜採択が可能であり、吊下げ場所を
選択することにより、より大きなデイススプレイ効果が
期待できる。

〔発明の効果］ 以上述べたように本発明の広告装置は、商品の写真や説
明などを掲載した多数の表示板を順次表示する表示装置
をショーウィンドー内に配設したので、商品の現物を単
に置いて陳列してお（だけの場合に比べ、ショーウィン
ドという限られたスペース内で、多くの商品をしかもそ
の詳細な内容を宣伝できる。

また、ショーウィンドー内部にポスター等を貼らずに宣
伝ができるので、美感が損なわれるおそれがなく、さら
に、表示装置はショーウィンドー内に吊下げ固定したの
で予想外のものがショーウィンドー内に配設され、かつ
、宙に浮いているような状態で配設されることとなって
、人目を惹き、外れるおそれもなくより効果的なもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の広告装置の第１実施例を示す斜視図、
第２図は同上第２実施例を示す斜視図である。 １・・・ショーウィンドー ２・・・建物 ４・・・ガラス板 ６・・・ケース ８・・・表示板 １０・・・紐 １ａ・・・窓枠 ３・・・歩道 ５・・・表示装置 ７・・・窓孔 ９・・・広告 １１・・・スピーカー

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ショーウィンドー内に、表示画面が自動的に順次変わる
   表示装置を吊下げたことを特徴とする広告装置。