JPH02233488A - リニアモータ駆動式エレベータの防塵装置 - Google Patents

リニアモータ駆動式エレベータの防塵装置

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JPH02233488A
JPH02233488A JP4971189A JP4971189A JPH02233488A JP H02233488 A JPH02233488 A JP H02233488A JP 4971189 A JP4971189 A JP 4971189A JP 4971189 A JP4971189 A JP 4971189A JP H02233488 A JPH02233488 A JP H02233488A
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linear motor
conductor
primary conductor
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driven elevator
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JP4971189A
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Keiichiro Nakai
中井 恵一郎
Yoshinori Nakanishi
中西 義典
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Otis Elevator Co
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Otis Elevator Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、リニアモータ駆動式エレベータの防塵装置に
関し、特にリニアモー夕を構成する一次導体と二次導体
の相対的なリニア運動時にリニアモータ内に進入する塵
埃を防ぐための防塵装置に関する。
〔従来の技術コ リニアモータ駆動式エレベータにおいては、リニアモー
夕を構成する一次導体及び二次導体の相対的なリニア運
動を実現する為に、一次導体と二次導体の対抗面の間に
、僅かな間隙、所謂エアーギャップを設けている。第1
図に示す最大積載l600kgのリニアモータの場合、
このエアーギャップを2ll1こ設定している。しかし
ながら、従来のリニアモータ駆動式エレベータの場合、
このエアーギャップを塞ぎながらリニア運動する方法が
取られていなかった。
[発明が解決しようとする課題] そこで、上述した従来のリニアモータ駆動式エレベータ
の場合、エアーギャップから進入した塵埃等によって、
一次導体側の誘導コイルに埃が付着し、リニアモー夕の
駆動性能の劣化、或は誘導コイルに発生する熱により、
誘導コイルの焼損を来すこともある。また、地震等の自
然災害時には、建造物のコンクリート破片等が一次導体
と二次導体の間に進入し、誘導コイルの破損又は二次導
体外周面に傷を付けたりする可能性がある。
本発明の第一の目的は、リニアモータ駆動式エレベータ
の一次導体及び二次導体の相対的なリニア運動時に一次
導体及び二次導体の間に設けられたエアーギャップから
塵埃が進入するのを防ぐための防塵装置を提供しようと
するものである。
本発明の第二の目的は、二次導体の外周面に付着した埃
等を拭き取りながらリニア運動をすることのできる防塵
装置を提供するものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明の第一の構成におい
ては、一次導体及び二次導体からなるリニアモータ駆動
式エレベータにおいて、可動する一次導体の両端部に支
持され、且つ一次導体と対向する二次導体の対向面と当
接する対向面を有したリニアモータ駆動式エレベータの
防塵装置を提供するものである。
本発明の第二の構成においては、円簡状の一次導体及び
その内周面と対向する外周面を有する円柱状の二次導体
からなるリニアモータ駆動式エレベータにおいて、可動
する一次導体の両端部に支持され、且つ静止した二次導
体の外周面と全周に渡って当接する内周面を有するリニ
アモータ駆動式エレベータの防塵装置を提供するもので
ある。
この防塵装置は、各々異なる材質の内周部と外周部とか
らなり、これらの内周部及び外周部を一体成形するが好
ましい。例えば、この内周部の材質をフェルトとし、外
周部の材質をゴムとし、このゴムからなる外周部を一次
導体の両端面に固定支持するものとする。防塵装置がル
ープ状の場合、この防塵装置の一箇所を切断し、この切
断部をやや広げた状態にしておいて、容易に二次導体の
外周部に巻き付けて、一次導体の端面に装着できるよう
にするものとする。更に、前記切断部の切断面がリニア
運動方向に対して傾斜するようにカットするのが好まし
い。
[作 用コ 上記のように構成された防塵装置によると、一次導体及
び二次導体のエアーギャップを一次導体の両端面に付設
された防塵装置により塞ぎながらリニア運動をすること
ができる。また、リニア運動時、二次導体の外周部に付
着した埃をこの防塵装置により除去することができる。
[実施例] 実施例について、図面を参照して説明すると、第1図は
、円笥型リニアモータを用いたエレベータの概略見取図
であり、エレベータのかごlは口−ブ固定端2によって
ローブ3の一端に固定されている。ロープ3の他端は、
建物上部に回動自在に支持された第一シーブ4と第二シ
ーブ5を介して釣合おもり6の上端に固定されたロープ
固定端7に固定されている,第一シーブ4と第二シーブ
5は、各々シープシャフト8を介して、エレベータ機械
室のシーブシャフト支持メンバ9によって支持されてい
る。かごlは、その両側に付設され、かご案内レール1
0と係合するかご案内ローラl1を有する。他方、釣合
おもり6は、釣合おもり案゛内レールl2と係合する釣
合おもり案内ローラI3を有する。釣合おもり6は、天
井ビーム14に固定された上端支持部l5と、床枠16
に固定された下端支持郎l7とにより両端を支持された
リニア誘導モータの二次導体(固定子)に相当するコラ
ムl8に沿って上下方向に直線運動をするように設置さ
れている。参照符号I9は、リニアモータの一次導体(
可動子)を示す。この実施例に示すリニア誘導モータの
場合は、二次導体が設置位置に保持され、一次導体のみ
が直線運動をするタイプのリニアモータである。第1図
において、一次導体l9の両端に支持されている円環状
の部材が本発明の防塵装置I00である。
第2図及び第3図より明らかなように、本発明の防塵装
置lOOは、一対の取付金具120と、外周部131及
び内周部132とから形成される円環部材130とから
構成されている。防塵装置100を一次導体I9の先端
面19Aに付設するために、この取付金具120及び円
環状部材130は、4個のねじ110にて取り付けるた
めのねじ穴を有する。円環状部材130の一箇所には、
二次導体のコラムl8の軸方向に平行な切断面の切断部
133が設けられている。この切断部l33を更に広げ
て、比較的容易にコラムI8の外周部に円環状部材13
0を巻着し、一次導体19の先端面19Aに防塵装置1
00を付設することができる。第3図に示す切断部13
3は、コラム18の軸方向に平行に形成されているが、
この切断面を二点鎖線で示すように斜めにカットするこ
とにより、円環状部材130を一次導体の端面19Aに
セットしたとき、切断面が圧着されより確実に隙間を塞
ぎ埃の進入を防ぐことができる。
第4図は、第2図の部分断面図であり、本発明の防塵装
置の取付断面を明瞭に示している。フェルトからなる円
環状の内周部132の内周面が全周に渡って、コラムI
8の外周面に当接しており、塵埃の進入を防ぐと共に、
鉛直方向への一次導体のリニア運動時に、この円環状の
内周部132がコラムl8の外周面に付着した埃を除去
する作用を果たす。
第5図は、第4図に示した円環状防塵装置の変形例であ
り、内周部132の断面形状が第4図と異なる場合を示
す。第5図から明らかなように、内周部132の上端部
がテーパー面となっており、一次導体19がコラム18
の軸方向に沿ってリニア運動をする場合に、効率的にコ
ラム!8の外周面に付着した埃を除去できる。
第2図、第4図、及び第5図は、本発明の防塵装置10
0を一次導体19の上端面に付設した場合を示している
が、同様に一次導体l9の下端面にも付設するものとす
る。このように、一次導体l9の両端面に防塵装置10
0を付設することにより、一次導体l9と二次導体18
とのエアーギャップからの塵埃の進入を確実に防ぐこと
ができる。
本発明は、実施例にて特に一細長い円柱状二次導体を摺
動輪としてリニア運動をする円筒状一次導体に付設した
円環状の防塵装置を記述したが、本発明はこの円環状の
防塵装置にのみ限定されるものではなく、例えば二次導
体の横断面が正方形の場合、その正方形の外周面に沿っ
た正方形の内周面形状を有する防塵装置であってもよい
。このように、本発明は、その精神又は主要な特徴から
逸脱することなく、他の様々な形で実嵐することができ
る。
[発明の効果] 本発明は以上説明したように構成されているので、以下
に記載されるような効果を奏する。
一次導体と二次導体とのエアーギャップを一次導体の両
端部に付設した防塵装置により塞ぐことができ、リニア
モー夕内部への塵埃の進入を確実.に防ぐことができる
。 また、一次導体は、りニアモー夕内部に進入し易い
二次導体外周面に付着した埃を極めて効率的に除去しな
がらリニア運動することができる。このように、本発明
のリニアモータ駆動式エレベータの防塵装置を用いるこ
とにより、リニアモー夕内部に進入した塵埃に起因する
りニアモー夕の焼損、或はリニアモー夕の駆動性能の低
下を防ぐことができる。
また、比較的簡単な防塵装置の消耗部品の交換により、
リニアモータの大掛かりな着脱作業を伴うリニアモー夕
内部の清掃回数を大幅に削減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、リニアモータ駆動式エレベータの概略見取図
であり、第2図は、本発明の防塵装置を一次導体上端面
に付設した組み付け見取図であり、第3図は、第2図に
示した本発明の防塵装置の分解図であり、第4図は、第
2図に示した防塵装置組み付け状態での断面図であり、
第5図は、第4図に示した防塵装置の変形例を示した断
面図である。 1・・・かご、2.7・・・ロープ固定端、3・・・ロ
ープ、4・−・第一シーブ、5・中◆第二シーブ、6・
・・釣合おもり、8・・・シーブシャフト、10・・・
かご案内レール、11・・・かご案内ローラ、12・・
・釣合おもり案内レール、l3・・・釣合おもり案内ロ
ーラ、l8・・・二次導体、!9・・・一次導体、10
0・・・防塵装置、120・・・取付金具、130・・
・円環状部材。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一次導体及び二次導体からなるリニアモータ駆動
    式エレベータにおいて、可動する一次導体の両端部に支
    持され、且つ一次導体と対向する二次導体の対向面と当
    接する対向面を有したリニアモータ駆動式エレベータの
    防塵装置。
  2. (2)円筒状の一次導体及びその内周面と対向する外周
    面を有する円柱状の二次導体からなるリニアモータ駆動
    式エレベータにおいて、可動する一次導体の両端部に支
    持され、且つ静止した二次導体の外周面と全周に渡って
    当接する内周面を有するリニアモータ駆動式エレベータ
    の防塵装置。
  3. (3)前記の防塵装置が各々異なる材質の内周部と外周
    部とからなり、これらの内周部及び外周部を一体成形し
    た請求項2記載のリニアモータ駆動式エレベータの防塵
    装置。
  4. (4)防塵装置の内周部の材質をフェルトとし、外周部
    の材質をゴムとした請求項3記載のリニアモータ駆動式
    エレベータの防塵装置。
  5. (5)防塵装置の外周部を一次導体の両端面に固定支持
    した請求項4記載のリニアモータ駆動式エレベータの防
    塵装置。
  6. (6)ループ状の防塵装置が一つの切断部を有し、この
    切断部により、容易に二次導体の外周部に巻き付けるよ
    うに、一次導体の端面に装着できる請求項5記載のリニ
    アモータ駆動式エレベータの防塵装置。
  7. (7)前記切断部の切断面がリニア運動方向に対して傾
    斜した請求項6記載のリニアモータ駆動式エレベータの
    防塵装置。
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