JPH02232351A - 溶射用粉末、その製法及びポリマー含有被膜の製法 - Google Patents

溶射用粉末、その製法及びポリマー含有被膜の製法

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JPH02232351A
JPH02232351A JP2013771A JP1377190A JPH02232351A JP H02232351 A JPH02232351 A JP H02232351A JP 2013771 A JP2013771 A JP 2013771A JP 1377190 A JP1377190 A JP 1377190A JP H02232351 A JPH02232351 A JP H02232351A
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silane
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polymer
mineral
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アムル・アリイ
Burton A Kushner
バートン・エイ・クシユナー
Anthony J Rotolico
アンソニー・ジエイ・ロトリコ
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    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C4/00Coating by spraying the coating material in the molten state, e.g. by flame, plasma or electric discharge
    • C23C4/04Coating by spraying the coating material in the molten state, e.g. by flame, plasma or electric discharge characterised by the coating material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22FWORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
    • B22F1/00Metallic powder; Treatment of metallic powder, e.g. to facilitate working or to improve properties
    • B22F1/10Metallic powder containing lubricating or binding agents; Metallic powder containing organic material
    • B22F1/102Metallic powder coated with organic material

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、プラスチック及び鉱物からなる熱溶射用粉末
、特にプラスチック基体に溶射した際の改良された凝集
強さ及び結合を特徴とするかかる粉末に関する。
[従来の技術] 自動車及び航空機における多数の機械部品は、硬度、耐
摩耗性等の特殊な特性のために金属又はセラミックのよ
うな特殊な鉱物被膜を有する。このような被iは、金属
製のギャー プーリー シャフト等に設けられる。しか
しながら、金属部品それ自体はし,ばしばまさに被膜の
ための支持体でありかつ、プラスチックを被覆すること
が好適に可能であれば、軽量のしばしば製造が容易であ
るプラスチックで置き換えるこどができる。
金属又はセラミックで表面を被覆するための簡単な技術
は、粉末か又は線材を使用する熱(火炎)溶射である。
しかし,なから、プラスチックに対して溶射しようと1
れば、特殊な問題が生じる。冷却の際に、溶射された金
属は収縮しかつプラスチックを反らせるか又は歪ませる
該被膜はしばしば不均−に付着1する。プラスチ・・ノ
ク基体は溶射される材料から熔融しかつその形状を失う
、又はプラスチックは燃えるかないしは分解する。
米国特許4388373号明細書(Longs ata
l.)に開示されているように、プラスチック基体は、
粉末の形の少量のナイロン及びエポキンボリマーと混合
した鉱物粉末で溶射することができることが判明した。
微細に分割された形の粉末は、結合剤又は接着剤で凝集
させ、混合しかつ乾燥することができ、該凝集物は個々
の成分のサブ粒子からなりかつ一定の粒子寸法の粒子を
回収するためにふるい分けることができる。生じた凝集
物又はその単純粉末混合物は基体上に種々の方法で溶射
することができる。該被膜は約251〜5mmの厚さ範
囲内又はそれ以上である。
前記特許(本譲渡人の前任者に譲渡された)に基づく、
オーステナイトステンレス鋼、エボキシ及びナイロンか
らなる複合粉末は、別の溶射被膜を結合させるため又は
そのまま使用するj:め1二、プラスチック基体上に溶
射被膜を製造するために全く成功している。しかしなが
ら、溶射技術が多少問題であり、結果において変動を生
じる、かつ結合及び接着強度において一層の改良が要求
された。また、特定の適用のためには、被覆材料のため
に異なったプラスチック成分、例えば高温プラスチック
が必要でありかつ所望される。
米国特許第3723165号明細書( Longo及び
Durmann)は、高温プラスチック及び金属からな
る溶射被覆粉末を開示した。特に、該特許明細書の実施
例1に基づきポリ(パラーオキシベンゾイル)エステル
とブレンドしたケイ素アルミニウム粉末は、ガスタービ
ンエンジン中のタービンブレードシール及びそれに類似
のもののための研磨可能な被覆材としての製品化に大い
に成功している。しかしながらこの場合も、該溶射は技
術に依存しかつ改良された結合及び凝集性が所望される
複合溶射用粉末を製造するために種々の結合剤が使用さ
れかつ発表された。例えば米国特許第3617358号
明細書(Dittrich)は、種々の結合剤の任意の
もので凝集した微粒子の溶射用粉末を製造するための噴
霧乾燥法を開示した。しかし一般に該結合剤は焼却され
るが、しかし特定の場合には焼却することができない。
例えば、米国特許第4593007号明細書(Novi
nsky)は、酸化物及びアルミニウムからなる研磨可
能なかつ耐食性の被膜を製造するための結合剤において
エチルシリケートから誘導される二酸化ケイ素を開示し
ている。
伝統的に繊維ガラス工業では、ガラス繊維で補強された
複合物の結着性及び防湿性を向上させるために、E.P
. Plueddemann著の刊行文献“Silan
e Coupling Agents″(1982 P
lenum Press. New York NY)
の例えば第1章(pp.l−28)に記載されたような
シランカップリング剤が使用された。有機官能性シラン
は、カップリング剤として使用される有機一無機混成化
合物である。
いかにしてシランはポリマーと鉱物をカップリングする
かについては多数の理論があり、その1つは共有結合の
形成である。共有結合は複合物の製造過程での硬化工程
中に形成される。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の課題は、改良されたプラスチック含有溶射用粉
末を提供すること、改良された結合及び凝集強さを有す
るかかる粉末を提供すること、技術依存性を軽減したグ
ラスチック含有溶射被膜を製造すること、プラスチック
基体に結合するための新規の溶射用材料を提供すること
、比較的高温度プラスチック結合粉末を提供すること、
及び改良された研磨可能な被膜を製造することであった
[課題を解決するための手段] 前記及びその他の課題は、ポリマー成分と鉱物成分とか
らなり、該金属成分がその上に有機官能性シランからな
る被覆層を有することにより解決される。該被覆層はほ
ぼl単分子層厚さであるべきである。有利には鉱物成分
はケイ素を含有する金属合金である。
該シランは有利にはアミノタイプ又はビニルタイプの有
機官能性基を含有する。該シランは加水分解可能な基の
加水分解の際に鉱物成分に結合可能な加水分解可能な基
つ有する先駆物質シランから形成されべきである。好ま
しくは、ポリマー成分はまたその上にシラン層を有しか
つ例えばポリ(パラーオキシベンゾイル)エステル又は
エポキシからなっていてもよい。
更に前記課題は、溶射用粉末を製造する方法において、
加水分解可能な有機官能性シランの水溶液を用いて鉱物
粉末のスラリーを形成し、該スラリーを乾燥してシラン
被覆粉末を形成し、かつ被覆された粉末をボリマー粉末
とブレンドすることにより解決される。有利かつ簡便に
は、溶射用粉末がまたシラン被覆されたポリマー粉末粒
子を有するように、ポリマー粉末は乾燥前にスラリー内
で鉱物で}末とブレンドする。
更に、前記課題は、この製法で形成された溶射用粉末に
より、かつそれにより形成された粉末を溶射することに
より達成される。
[発明の作用] 広義には、本発明の溶射用粉末は、鉱物成分とボリマー
成分とからなる。鉱物成分は溶射のために使用される任
意の慣用の又は所望の無機材料であってよい。これらの
例は、前記の米国特許第4388373号及び同第36
17358号明細書中に詳細に記載されている。有利に
は、以下に記載する理由のために、鉱物はケイ素を包含
する。従って、該鉱物はケイ素自体;チタン、ジルコニ
ウム、ハフニウム、バナジウム、二オブ、タンタル、モ
リブデン、タングステン、クロム、又はホウ素の111
以上のケイ化物;ケイ酸塩又はガラス例えば3A120
3Si02(ムライト) 、Ba02Si02, Ba
OAl203Si02, BaOTi02−Si02,
 2CaOSi02, Cr203Si02, Zr2
03Si02, Zr−02Si02(ジルコン). 
2MgOSi02, ZrOZr02Si02;又はア
ルミニウム、青銅、ニッケル、コバルト又は鉄のケイ素
合金であってもよい. ボリマー成分は、任意の慣用かつ所望の溶射可能なプラ
スチック倒えばポリエステル、エボキシ、ナイロン、ポ
リイミド、ポリエーテル−工一テルーケトン又はそれら
の組合せ、又は高温度プラスチック例えば前記の米国特
許第3723165号明細書に開示されt;ものであっ
てもよい。これらの高温度プラスチックの例は、周知の
ポリイミドプラスチック、ポリアミドイミドプラスチッ
ク、ポリエステルーイミドプラスチック及び芳香族ポリ
エステルプラスチックを包含する。特に好適であるのは
、フエニルアセテートから形成されたタイプの高温度芳
香族ポリエステルプラスチック、例えばボリ(バラーオ
キシベンゾイル)エステル又はポリ(バラーオキシベン
ゾイルメチル)エステル、又は米国特許第378440
5号明細書(Economy etal.)に記載され
たタイプのコポリエステルである。
一般的に、該粉末は慣用の寸法範囲内、即ち−147+
5μ翼、有利には−88+44μ電又は選択的に−44
+5μ膚の範囲内にある。また、有利な実施態様では、
該粉末は、複合粉末と区別されるような、鉱物粉末とポ
リマー粉末の単純ブレンドである。しかしながら、一方
の成分の微粉末が他方の成分のコア粒子上にクラッドさ
れた複合粉末も1つの選択性である。なおもう1つの選
択性は、微粉末成分と結合剤とからなりかつ前記の米国
特許第3617358号明細書に記載されているように
噴霧乾燥によるか、又は前記の米国特許第438837
3号明細書に記載されているように混合しかつ撹拌する
ことにより製造されたものである。プラスチックと鉱物
との割合は、一般に5〜95容量%,有利には5〜25
容量%の範囲内にあるべきである。
本発明によれば、少なくとも鉱物成分は、それぞれの粉
末粒子がその上に有機官能性シランからなる被覆層を有
するように処理する。有利には、ボリマー成分もそのよ
うに処理する,該被覆層はシランの約1/2単分子層〜
2単分子層、即ちほぼl単分子層の厚さを有するべきで
ある。
有機官能性シランはケイ素原子(Si)に結合された2
個の官能性基からなる。一般式は、X3SiRYである
。該Yはボリマーとの反応性又は相容性のために選択さ
れた有機官、能性基であり一方Xは専ら鉱物表面に結合
するだめのシラノール基の形成において中間体として作
用する加水分解可能な基である。水の存在下に、該X基
は加水分解してラジカルOH一基を形成し、該基は次い
で求電子性鉱物(M+)に結合する。基Rは慣用のシラ
ン基である。
該シランは、それが表面の単分子層被覆を有する場合に
は最適に結合する。該粉末の表面領域は、シラン処理の
所望の濃度を評価するために確定する必要がある。表面
領域は、慣用のB.E.T.分析法で測定することがで
きる。
有利には、該シランはアミノタイプ又はビニルタイプの
有機官能性基を含有する。特に有利には、有機官能性基
はアミノブロピルトリエトキシ又はグリシドオキシプロ
ビルトリメトキシであるべきである。
該シランの無機官能性基はシリカに最良に結合すると見
なされる。従って、鉱物粉末は前記のようなケイ素を含
有するのが全く有利であるこの要求は直接的に、該鉱物
が例えばガラスのようなシリカを含有していれば満足さ
れる。
しかしながら、ケイ素はそれ自体又はケイ素化物として
もしくは合金の形が好適である、それというのも溶射中
にケイ素の何らかの正常な酸化が起こるからである。特
に有利な鉱物は、殆どのプラスチックの熱膨張率に類似
した熱膨張率を有するアルミニウム金属をベースとする
ものである。従って、例えばケイ素約12%、アルミニ
ウムその残りを含有するアルミニウムケイ素アルミニウ
ム合金が最も好適である。
本発明に基づく粉末の適当な製法は、プラスチックと鉱
物成分を蒸気加熱式ポット内でブレンドすることよりな
る。この場倉には、水95〜99%で希釈したシラン溶
液を加えて該混合物を均質なスラリーにする。水を追い
出すために、蒸気のスイッチを入れる。粉末が乾燥しか
つ自゛由流動するようになると、取り出しかつふるいに
かける。選択的に、鉱物だけをそのように処理し、かつ
プラスチック粉末を後でブレンドすることもできる。
粉末の蒸気ポット乾燥は、プラスチック成分又はそれに
関連したシランを硬化させないように十分に低い温度で
ある。従って、粉末成分を熔融させるか又は少なくとも
表面を熱軟化させる溶射工程は適当な熱あ理をもたらし
、優れた結合及び被膜凝集を達成し、しかも高度の溶射
技術依存性を伴わないことが判明した。いかなる理由で
このような現象が生じるか、即ち製造過程でX基は加水
分解しかつ鉱物粉末と反応し一方Yは溶射工程までその
まま残されるのかは解明されていない。
厚さが約25μ肩から数■までの被膜は、米国特許第3
455510号明細書( Rotol ico)に記載
されたタイプの燃焼スプレーガン、又は米国特許第31
45287号明細書(Seibein atal. )
に記載されたタイプのプラズマスプレーガンもしくは米
国特許第4416421号明細書( Brownig)
に記載されたような高速酸素燃料ガンを用いるような任
意の粉末溶射法により製造することができる。
[実施例] 例l The Carborundum Company, 
Sanford, N.Y.からEKONOLの登録商
品名で市販されておりかつ−88+44μ肩の寸法を有
する高温度芳香族ポリエステルプラスチック、ポリ(バ
ラーオキシベンゾイル)エステルのプレン}’40重量
%(56容量%)を、ケイ素12重量%を含有しかつ−
325+10μmの寸法を有するケイ素アルミニウム合
金60重量%(44容量%)とブレンドした。これらの
プラスチック成分と金属成分は蒸気加熱式ポット内でブ
レンドした。水99%で希釈したトリアミノプ口ピルト
リエトキシシラン溶液を加えて均質なスラリーを形成し
た。蒸気のスイッチを入れ水を追い出しかつ粉末を乾燥
させた。該粉末が自由流動するようになると、取り出し
かつ−88+44μ講にふるいにかげた。
該ブレンドを、高速酸素燃料スプレーガン、特にThe
 Perkin−Elmer Corporation
, Westbury, New Yorkから市販さ
れているMetco Type DJ’丁闘》で、#3
イサート、#3インジエクタ、′A#シェル、#2サイ
7オンプラグ及び#2エヤーキャップを使用して溶射し
た。酸素はIO.5kg/cm2( 1 5 0 ps
ig)及び2 1 2ff/IIIin(4 5 0s
cfh)、プロピレンガスは7 .0 kg/c+o2
( 1 0 0psig)及び47α/IIIin (
 1 0 0 scfh)、及び空気は5 . 3 k
g/cm2( 7 5 psig)及び290α/mi
n (6 1 5 scfh)であった。Perkin
−Eln+erから)Jetco Type DJP 
powder feederとして市販されている高圧
粉末フイーダを用いて、粉末ブレンドを8 . 8 k
g/Cm2( 1 2 5 psig)及び7α/+i
n (1 5 scfh)の窒素キャリア中で1.6k
g/hで供給した。溶射距離は20cmであった。
Hysol Composites, Clavela
nd Ohioから市販されかつライトグリッドブラス
ト仕上げによって製造されたポリイミドPRM−15/
カーボンファイバー複合体上に厚さ2.54+++mの
被膜を製造した。該被膜は、同じ基体上の前記の米国特
許第43883373号明細書(Metco 625p
owder)の実施例lの被膜の結合強度は0.28k
g/cm2( 2 0 0 psi)であるのに比較し
て、1.2 8 kg/cm2( 9 0 0 psi
)の結合強度を有していた。本実施例の厚さ100μm
の被膜は、少なくとも12μm(5 0 0マイクロイ
ンチ)の表面粗さを有し、引き続いての鉱物上塗の塗布
に理想的であると見なされる。上塗の析出後に、プラス
チック基板への結合は、試験片において金属粒子がプラ
スチック基体へ付着する程に強力であった、このことは
プラスチックに対する下塗一上塗組合せの強力な付薯を
示愛する。アルミニウム/青綱、ニッケル/クロム及び
オーステナイトステンレス鋼の溶射皮膜を有する上塗は
、強度に付着性の上塗を生じる.*微鏡写真は明らかに
結合強度における差異に対する理由を示す。ブレンド内
に未処理の粉末を使用した積層体上の被膜を500倍に
拡大した横断面写真は、被膜と基体との間に著しい微細
亀裂を♀する。本発明により処理した粉末を用いて製造
した被膜は、このような亀裂を呈しない。
例2 Netco Type 9MBプラズマスプレーガンを
用いて、M6tco Type 4MPパウダーフィー
ダーを使用して、以下のパラメータ:733ノズル、N
O.27ィードボート、アルゴンガス流100psi及
び1 0 0 12/win ( 2 1 2 scf
h)、水素二次ガス3. 5 kg/cm2( 5 0
 psi)及び9 Q/min ( 1 9 scfh
)及び500アンペア及び70ポルト、空気ジェット5
 .2 5 kg/cn+2( 5 0 psi)で冷
却、アルゴンキャリアガス中の粉末供給率1.5kg/
h及び溶射距離9CII1で例lを繰り返した。結合強
度はこの場合も極めて良好であった。
例3 異なったボリマー粉末、即ちビスフェノールAエポキシ
を用いて例lを繰り返した。エボキシ粉末は約8重量%
(15容量%)であった.類似した結果が得られた。
例4 異なったシラン、即ちグリシドオキシプロビルトリメト
キシシランを水中で99重量%(99容量%)で用いて
例lを繰り返した。類似した結果が得られた。
例5 例1を繰り返したが、但しガスタービンエンジンのコン
プレッサ区分用のニッケル合金のタービンシュラウド上
に厚さ3.2mmの被膜を製造した。金属表面を被覆す
るこの目的のためにニッケルアルミニドのボンド被膜を
使用した。優れた、研磨可能な凝集性の被膜が得られた
レンドはボリマー約25重量%(61容量%)を含有し
ていた。類似した結果が得られた。
前記には、特殊な実施例につき本発明を詳細に記載した
が、本発明の技術思想及び特許請求の範囲に包含される
種々の改変及び変更は当業者にとって容易に相当される
。従って、本発明は前記特許請求の範囲又はその等価思
想によってのみ限定されるものである。
例6

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリマー成分と鉱物成分とからなり、該鉱物成分が
    その上に有機官能性シランからなる被覆層を有すること
    を特徴とする溶射用粉末。 2、鉱物成分が金属、ケイ素及びその合金からなる群か
    ら選択される請求項1記載の溶射用粉末。 3、鉱物成分がケイ素を含有する金属合金である請求項
    2記載の溶射用粉末。 4、金属合金がケイ素アルミニウムである請求項3記載
    の溶射用粉末。 5、金属成分がアルミニウムからなる請求項2記載の溶
    射用粉末。 6、被覆層がほぼ1単分子層厚さである請求項1記載の
    溶射用粉末。 7、シランがアミノタイプ又はビニルタイプの有機官能
    性基を含有する請求項1記載の溶射用粉末。 8、有機官能性基がアミノプロピルトリエトキシ又はグ
    リドキシプロピルトリメトキシである請求項7記載の溶
    射用粉末。 9、シランが、加水分解可能な基の加水分解の際に鉱物
    成分に結合可能な加水分解可能なシラン基から形成され
    ている請求項1記載の溶射用粉末。 10、粉末が主としてポリマー成分からなる第1の粉末
    と、主としてシラン被覆鉱物成分からなる第2の粉末と
    の単純コンパンウドとして形成されている請求項1記載
    の溶射用粉末。 11、ポリマー成分が変性ポリエステルである請求項1
    記載の溶射用粉末。 12、ポリマー成分がポリ(パラ−オキシベンゾイル)
    エステルである請求項1記載の溶射用粉末。 13、ポリマー成分がその上に有機官能性シランからな
    る被覆層を有する請求項1記載の溶射用粉末。 14、ポリマー粉末とケイ素アルミニウム合金の粒子の
    ブレンドからなる溶射用粉末において、ポリマー粒子及
    び合金粒子がそれぞれその上に有機官能性シランからな
    るほぼ1単分子層厚さである被覆層を有し、該シランが
    アミノプロピルトリエトキシ官能基を有しかつ加水分解
    可能な基の加水分解の際に鉱物成分に結合可能な加水分
    解可能な基を有する先駆物質シランから形成されている
    ことを特徴とする溶射用粉末。 15、ポリマー粉末がポリ(パラ−オキシベンゾイル)
    エステルである請求項14記載の溶射用粉末。 16、溶射用粉末を製造する方法において、加水分解可
    能な有機官能性シランの水溶液を用いて鉱物粉末のスラ
    リーを形成し、該スラリーを乾燥してシラン被覆粉末を
    形成し、かつ被覆された粉末をポリマー粉末とブレンド
    することを特徴とする溶射用粉末の製法。 17、ポリマー粉末を乾燥前にスラリー内で鉱物粉末と
    ブレンドする請求項16記載の製法。 18、請求項16記載の方法によって製造された溶射用
    粉末。 19、請求項17記載の方法によって製造された溶射用
    粉末。 20、ポリマー含有被膜を製造する方法において、請求
    項18記載の溶射用粉末を溶射することを特徴とする良
    好に結合したかつ凝集性のポリマー含有皮膜の製法。 21、ポリマー含有被膜を製造する方法において、請求
    項19記載の溶射用粉末を溶射することを特徴とする良
    好に結合したかつ凝集性のポリマー含有皮膜の製法。
JP2013771A 1989-01-26 1990-01-25 溶射用粉末、その製法及びポリマー含有被膜の製法 Pending JPH02232351A (ja)

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