JPH0223181B2 - - Google Patents

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JPH0223181B2
JPH0223181B2 JP16616188A JP16616188A JPH0223181B2 JP H0223181 B2 JPH0223181 B2 JP H0223181B2 JP 16616188 A JP16616188 A JP 16616188A JP 16616188 A JP16616188 A JP 16616188A JP H0223181 B2 JPH0223181 B2 JP H0223181B2
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JP
Japan
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belt
guide rail
shaft
base body
support
Prior art date
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JP16616188A
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JPS6425863A (en
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Teruo Masuda
Yoshiro Yamaguchi
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France Bed Co Ltd
Original Assignee
France Bed Co Ltd
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Publication date
Application filed by France Bed Co Ltd filed Critical France Bed Co Ltd
Priority to JP16616188A priority Critical patent/JPS6425863A/ja
Publication of JPS6425863A publication Critical patent/JPS6425863A/ja
Publication of JPH0223181B2 publication Critical patent/JPH0223181B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は利用者の全身をマツサージすること
のできるマツサージ装置に関する。
一般に上記マツサージ装置は、基体の上面にこ
の長手方向に沿つて一対のガイドレールを敷設
し、このガイドレールに沿つてマツサージローラ
が取付けられた保持体を走行自在に設ける。ま
た、上記基体の長手方向一端側に駆動装置を設
け、この駆動装置によつて上記マツサージローラ
を走行駆動させるようになつている。
ところで、このような構造のマツサージ装置に
おいて、上記マツサージローラで利用者の全身を
マツサージできるようにするには、上記基体を利
用者の身長よりも長尺にしなければならない。す
なわち、基体は約2m以上の長さでなければなら
ない。そのため、マツサージ装置がかなり大形な
ものとなるから、不使用時に非常に邪魔であると
ともに、収納する場合には収納場所を確保しずら
いなどのことがあつた。
そこで、このような欠点を除去するため、本件
出願人は特願昭58−185132号明細書(未公開)に
示されるマツサージ装置を提案した。つまり、こ
のマツサージ装置は基体とガイドレールとを折り
曲げることができるようにし、不使用時には上記
基体とガイドレールとを折り畳むことによつて長
さ寸法を小さくするようにしている。しかしなが
ら、このようなマツサージ装置において、基体と
ガイドレールとを折り曲げるときに、その折曲部
部分に上記保持体が位置していると、この保持体
によつて上記基体とガイドレールとを折り曲げる
ことができなくなるという問題がある。
この発明は上記事情にもとづきなされたもの
で、その目的とするところは、マツサージ装置を
折り曲げるときに、その折曲部分に保持体が位置
していても、この保持体によつて折り曲げること
ができなくなるということがないようにしたマツ
サージ装置を提供することにある。
以下、この発明の一実施例を第1図乃至第19
図を参照して説明する。第1図と第2図に示すマ
ツサージ装置1は矩形板状の基体2を備えてい
る。この基体2はナイロン、ポリプロピレン、ポ
リビニールあるいはウレタンなどの合成樹脂によ
つて成形されている。この基体2には、その幅方
向に貫通した断面矩形状の多数の空洞4が長手方
向に沿つて一定間隔で形成されている。基体2の
長手方向中途部の2箇所に位置する各々複数の空
洞4には、第8図に示すように一端が基体2の下
面に開放したスリツト6の他端が連通している。
このスリツト6は基体2の幅方向全長にわたつて
設けられている。したがつて、基体2は上記空洞
4とスリツト6とによつて第19図に示すように
その長手方向の中途部の2個所から折り曲げるこ
とができる。すなわち、基体2の長手方向中途部
には、この基体2を3つに折り畳むことを可能と
する2つの第1の柔軟部8が形成されている。
このような構造の基体2の上面には、基体2の
長手方向に沿つて一対のガイドレール10が平行
に離間して設けられている。このガイドレール1
0は、上記基体2と同様の合成樹脂により第3図
に示す断面形状に形成されている。すなわち、ガ
イドレール10は、帯状の基部12と、この基部
12の幅方向一端に設けられたほぼC字状の係止
部14と、他端に設けられた帯状の支持部16
と、上記基部12の幅方向中途部上下面にそれぞ
れ一対づつ突設されたL字状片18とが一体成形
されてなる。上記各一対のL字状片18によつて
基部12の上面側には上部通路20が区画され、
下面側には下部通路22が区画されている。ま
た、基部12の上面側の上記係止部14と一方の
L字状片18との間の部分は、後述する車輪10
8が走行するガイド面24となつている。
上記ガイドレール10は長手方向の一端部だけ
が第1図に示すように基体2にねじ26で固定さ
れ、他の部分は第1図と第3図に示す支持具28
にスライド自在に保持されている。この支持具2
8は図示せぬねじによつて基体2に固定された中
間辺32と、上記係止部14の下辺にスライド自
在に係合した第1の保持体34と、上記支持部1
6にスライド自在に係合した第2の保持体36と
からなる。したがつて、ガイドレール10の他端
部は基体2に対して伸縮自在となつている。ま
た、ガイドレール10の上記基体2の第1の柔軟
部8と対応する部分、つまり長手方向中途部の2
個所には、第9図と第10図に示すようにこのガ
イドレール10の係止部14、支持部16および
L字状片18の幅方向全長にわたりかつ長手方向
に対して一定間隔で多数のスリツト38が形成さ
れている。したがつて、ガイドレール10の長手
方向中途部の2個所は、第1図に示すように上記
スリツト38によつて上記第1の柔軟部8と一緒
に折り曲げることのできる第2の柔軟部40とな
つている。
一方、上記ガイドレール10の他端部は基体2
の上面から離れる上方に曲成されていて、この部
分の下面には第4図と第5図に示すようにガイド
レール10を曲成状態に保持する架台42が取着
されている。この架台42には中途部にピツチン
グロール44が支軸46によつて回転自在に支持
され、ガイドレール10の他端から突出した端部
には支持用プーリ48が支軸50によつて回転自
在に支持されている。さらに、上記ガイドレール
10と架台42とには上記ピツチングロール44
と対応する個所に開口部52が形成されている。
上記基体2の長手方向一端側には下面に剛性を
備えた板材54が接合され、上面に駆動装置56
が設けられている。この駆動装置56は上記基体
2に固定されたケース58を有する。このケース
58内には第4図に示すように両端がほぼL字状
の支持片60に折曲された上記ケース58よりも
幅寸法が短かい取付板62が設けられている。こ
の取付板62には減速機とモータとが一体化され
た駆動源64が取着されている。この駆動源64
の出力軸66は一方の支持片60の外面側に突出
している。この出力軸66には第1の歯車68と
第1の駆動用プーリ70とが嵌着されている。ま
た、上記取付板62には両端部を支持片60に回
転自在に支持された第1の取付軸72が設けられ
ている。この取付軸72の両端部は支持片60の
外面側に突出し、その一端部には第2の歯車74
と、上記第1の駆動用プーリ70と対をなす第2
の駆動用プーリ76とが嵌着されている。上記第
2の歯車74は上記第1の歯車68に噛合してい
る。上記第1の取付軸72の他端部には第3の歯
車78と第3の駆動用プーリ80とが嵌着されて
いる。また、上記取付板62の他方の支持片60
には第2の取付軸81が回転自在に設けられてい
る。この第2の取付軸81には上記第3の歯車7
8と噛合した第4の歯車82と、上記第3の駆動
用プーリ80と対をなす第4の駆動用プーリ84
とが嵌着されている。したがつて、上記出力軸6
6が回転駆動されると、第1の歯車68と第2の
歯車74が逆方向に回転するとともに、第3の歯
車78と第4の歯車82とが逆方向に回転する。
なお、第1乃至第4の歯車は同じ回転数で回転す
る。
上記第1の駆動用プーリ70と第4の駆動用プ
ーリ84とには動力伝達条件としてたとえばチエ
ーンやワイヤあるいは鋼板、ステンレス鋼板、布
あるいはゴムなどによつて形成されたベルト、こ
の実施例では一対のベルト86の一端部がそれぞ
れ末端を固着して巻回されている。このベルト8
6は、第5図に示すように上記第1、第4の駆動
用プーリ70,84から上記ガイドレール10の
上部通路20に通されている。この上部通路20
から導出された中途部は上記架台42に設けられ
た支持用プーリ48に掛けられている。ベルト8
6は上記支持用プーリ48によつて走行方向がほ
ぼ180度変換され、ついで上記ガイドレール10
に形成された開口部52から下部通路22に通さ
れている。上記開口部52の個所において、ベル
ト86はピツチングロール44によつて走行方向
がわずかに変換されている。上記下部通路22か
ら導出されたベルト86の他端部は、上記第2の
駆動用プーリ76と第3の駆動用プーリ80とに
それぞれ巻回されている。したがつて、互いに対
をなす第1の駆動用プーリ70と第2の駆動用プ
ーリ76あるいは第3の駆動用プーリ80と第4
の駆動用プーリ84がそれぞれ逆方向に回転させ
られると、ベルト86は一方の駆動用プーリに巻
き取られ、その巻き取られた長さだけ他方のプー
リから送り出される。たとえば、第5図において
第1の駆動用プーリ70が矢印X方向、第2の駆
動用プーリ76が矢印Y方向に回転させられる
と、ベルト86の上部通路20に挿通された部分
は矢印Z方向に走行する。
上記一対のガイドレール10間には、第1図に
示すようにガイドレール10の長手方向に沿つて
所定間隔で離間した一対の保持体90が設けられ
ている。この保持体90は第3図に示すように中
空軸92を備えている。この中空軸92の両端部
はサポート94に形成された取付孔96に着脱自
在に嵌合されている。上記中空軸92にはねじ軸
98が挿通されている。このねじ軸98のおねじ
100が形成された両端部は上記取付孔96の底
部壁102から突出し、上記おねじ100にはめ
ねじ104が螺着されている。上記サポート94
には第3図と第11図に示すように一対の車輪1
08が支軸110によつて回転自在に設けられて
いる。この車輪108は上記ガイドレール10の
ガイド面24を走行する。上記サポート94の下
面下端部には第11図と第12図に示すようにほ
ぼT字状のガイド部材112の水平な一辺が取付
固定されている。このガイド部材112の垂直な
他辺のサポート94の下端から突出し、この突出
部分には巻回部113が折曲形成されている。こ
の巻回部113には連結部材である折曲自在なワ
イヤ115の中途部がスライド自在に挿通されて
いる。このワイヤ115の両端には取付金具11
7が取着され、この取付金具117は上記サポー
ト94の外面上部にねじ止め固定されている。ま
た、上記ワイヤ115の上記巻回部113の両側
に位置する中途部は、各々ベルト86の上部通路
14に挿通された部分の上面に固着された一対の
取付板119に連結されている。つまり、取付板
119には第13図に示すように挿通部121が
形成され、この挿通部21に上記ワイヤ115が
挿通されている。したがつて、ワイヤ115は上
記一対の取付板119間の部分を底辺とするほぼ
三角形状に折曲されていて、上記取付板119を
介して保持体90をベルト86の走行に連動させ
るようになつている。
また、上記保持体90の中空軸92には4つの
カラー116が回転自在かつ軸方向にずれ動くこ
とのない状態で設けられている。各カラー116
にはマツサージローラ118が取付けられてい
る。このマツサージローラ118はゴムや合成樹
脂などの比較的硬質な弾性材料によつて成形され
ていて、その外周面にはほぼ半球形状の多数の突
起120が周方向に所定間隔で突設されている。
なお、各カラー116の外周面にはマツサージロ
ーラ118がカラー116の軸方向にずれ動くの
を防止するストツパ122が設けられている。ま
た、各突起120と対応する部分には軸方向に沿
つて中空部121が穿設され、突起120が径方
向内方へ弾性変形しやすくなつている。
一方、上記ベルト86の走行方向は上記駆動装
置56のケース58内に設けられた制御装置12
4によつて制御される。この制御装置124は、
第14図乃至第17図に示すように盤状体126
を備えている。この盤状体126は上記ケース5
8内の取付板62に枢支された上記第1の取付軸
72に止めねじ128によつて固着されている。
また、盤状体126の両側面には案内部として螺
旋状の第1の案内溝130と第2の案内溝132
がそれぞれ形成されている。各案内溝130,1
32の一部には他の部分に比べて案内溝を浅くす
る第1の段部134と第2の段部136とがそれ
ぞれ設けられている。第1の段部134は盤状体
126の回転中心Oから半径方向にR1の位置に
設けられ、第2段部136はR2の位置に設けら
れている。R1はR2よりも大きい。したがつて、
第1の段部134は第2の段部136よりも案内
溝の複数巻き分だけ径方向外方に位置している。
また、上記取付板62には盤状体126の近くに
一対の支持片138が突設され、この支持片13
8には支軸140が設けられている。この支持軸
140には断面ほぼC字状のフレーム142が一
端部を枢着されている。このフレーム142の両
側外面にはそれぞれ帯状の板ばね144が一端部
に固着して設けられている。板ばね144の他端
部にはそれぞれ軸状体146が突設されている。
この軸状体146は上記板ばね144の付勢力に
よつてフレーム142の両側に穿設された通孔1
48から上記両側の内面側に突出している。ま
た、フレーム142の両側外面にはそれぞれ第1
のリミツトスイツチ150と第2のリミツトスイ
ツチ152とが板材154に固定されて設けられ
ている。これらリミツトスイツチ150,152
は上記板ばね144の他端部側がフレーム142
の外面から離れる方向に弾性変形したとき、これ
らの板ばね144によつて作動させられる。上記
フレーム142は第14図に示すように盤状体1
26の方向に傾斜し、一対の軸状体146をそれ
ぞれ第1、第2の案内溝130,132に係合さ
せている。そして、盤状体126が後述するごと
く回転すると、軸状体146が上記案内溝13
0,132を相対的に移動することになり、上記
軸状体146が第1の段部134あるいは第2の
段部136によつて変位させられると、板ばね1
44を弾性変形させる。また、上記リミツトスイ
ツチ150,152は上記駆動装置56の駆動源
64と電気的に接続されていて、この駆動源64
の出力軸66の回転方向を制御する。すなわち、
上記出力軸66がたとえば時計方向に回転させら
れているときに第1のリミツトスイツチ150が
作動させられると、上記出力軸66の回転方向が
反時計方向に変換させられる。また、出力軸66
が反時計方向に回転させられているときに第2の
リミツトスイツチ152が作動させられると、そ
の回転が時計方向に変換される。
一方、上記基体1の上面には、第1図に示すよ
うに一対のガイドレール10の外側と基体2の長
手方向一方の端部とに壁部材160が設けられて
いる。この壁部材160は折曲することができる
弾性材料、たとえば発泡ウレタンなどで形成され
ている。さらに、基体2はキヤンバスやナイロン
生地などのような比較的耐摩耗性に優れた布地を
袋状に縫製してなる外装地162によつて被覆さ
れている。
なお、上記駆動装置56は図示しないスイツチ
ボツクスによつて遠隔的に操作できる。
つぎに、上記構造のマツサージ装置1を使用す
る場合について説明する。まず、マツサージ装置
1上に利用者が上向きに横臥したならば、図示せ
ぬスイツチボツクスを操作し、駆動装置56の駆
動源64を作動させる。この駆動源64が作動し
て出力軸66が第5図に矢印Xで示す時計方向に
回転すると、第1の駆動用プーリ70と第4の駆
動用プーリ84とが同方向に回転し、第2の駆動
用プーリ76と第3の駆動用プーリ80とが逆方
向に回転する。したがつて、一対のベルト86は
それぞれ第1の駆動用プーリ70と第4の駆動用
プーリ84とに巻取られるとともに、その巻取り
に応じて第2の駆動用プーリ76と第3の駆動用
プーリ80とから送り出されるから、上記ベルト
86のガイドレール10の上部通路20に挿通さ
れた部分が第5図に矢印Zで示す方向に走行す
る。このようにベルト86が走行すると、このベ
ルト86によつて取付板119を介してワイヤ1
15が引張られ、上記ベルト86の走行に一対の
保持体90が連動するから、この保持体90の中
空軸92に設けられた複数のマツサージローラ1
18が外装地162の内面との接触によつて第1
1図に矢印Sで示す方向に回転しながら走行し、
その突起120が利用者の背面にマツサージす
る。
一方、出力軸66が矢印X方向に回転すると、
第1の取付軸72が矢印Y方向に回転し、その回
転に制御装置124の盤状体126が連動する。
盤状体126が矢印Y方向に回転すると、この盤
状体126の第1、第2の案内溝130,132
にそれぞれ係合した軸状体146が上記案内溝1
30,132に沿つて相対的に移動し、フレーム
142が第14図に矢印Tで示す方向に回動す
る。そして、上記盤状体126の回転によつて第
1の案内溝130に係合した一方の軸状体146
が第1の段部134により上記第1の案内溝13
0から突出する方向に変位させられると、この軸
状体146を取着した一方の板ばね144が第1
6図に鎖線で示すように弾性変形して第1のリミ
ツトスイツチ150を作動させる。すると、この
第1のリミツトスイツチ150からの信号によつ
て駆動源64の出力軸66の回転方向が変換され
るから、ベルト86の上部通路20に挿通された
部分の走行方向が矢印Z方向と逆方向になる。し
たがつて、上記ベルト86の走行に一対の保持体
90が連通するから、マツサージローラ118に
より利用者がマツサージされる。また、このとき
上記盤状体126は先程と逆方向、すなわち矢印
Yと逆方向に回転するから、フレーム142が矢
印T方向と逆方向に回動する。そして、第2の案
内溝132に係合した他方の軸状体146が第2
の段部136によつて変位させられると、この軸
状体146を取着した他方の板ばね144が第1
6図に鎖線で示すように弾性変形して第2のリミ
ツトスイツチ152を作動させる。すると、第2
のリミツトスイツチ152からの信号によつて駆
動源64の出力軸66の回転方向が変換されるか
ら、一対の保持体90の走行方向の再度Z方向と
なる。
このように、上記一対の保持体90は上記第1
のリミツトスイツチ150あるいは第2のリミツ
トスイツチ152が作動させられる上記盤状体1
26の回転数に応じた距離の間を往復駆動され
る。
ところで、マツサージ装置1を使用しないとき
には、これを第18図に示すように基体2の長手
方向中途部分から3つに折り畳むことができる。
すなわち、基体2とガイドレール10の長手方向
中途部分は、それぞれ屈曲可能な第1の柔軟部8
と第2の柔軟部40とで形成されているから、こ
れら基体2とガイドレール10とを基体2の上面
に設けられた壁部材160とともに3つに折り畳
むことができる。したがつて、不使用時にはマツ
サージ装置1の長さ寸法を約3分の1にすること
ができるから、収納などに便利である。このよう
に、マツサージ装置1を折り畳むとき、基体2と
ガイドレール10との折曲部分である第1、第2
の柔軟部8,40上に保持体90が止まつている
ことがある。このような状態で上記基体2とガイ
ドレール10とを折り曲げると、第19図に示す
ようにベルト86に固着された一対の取付板11
9の間隔W1が第11図に示す折り曲げる前の間
隔W2に比べて小さくなる。そのため、ほぼ3角
形状に曲成されていたワイヤ115の底辺であつ
た部分が(W2−W1)の寸法差に応じて屈曲する
から、第19図に示すように保持体90はこのワ
イヤ115が屈曲する分だけ第1、第2の柔軟部
8,40の折曲部分から矢印で示す離れる方向へ
移動する。したがつて、上記第1、第2の柔軟部
8,40は保持体90によつて折り曲げられなく
なるということがない。つまり、ワイヤ115は
マツサージ装置1を使用するときには保持体90
をベルト86の走行に確実に連動させ、不使用時
に折り畳むとき、保持体90が第1、第2の柔軟
部8,40の位置に停止してると、上記第1、第
2の柔軟部8,40の折り曲げを阻止しない状態
に上記保持体90を移動させる。
なお、この発明は上記一実施例に限定されず、
基体とガイドレールとに形成される第1、第2の
柔軟部の数や位置を変えてもよい。たとえば基体
とガイドレールとの長手方向中央部分に第1、第
2の柔軟部を形成すれば、マツサージ装置を2つ
に折り畳むことができる。また、基体とガイドレ
ールとに第1、第2の柔軟部を形成せず、これら
をたとえばナイロンなどの折り曲げ自在な材料で
作つてもよい。さらに、基体は必ずしも必要でな
く、要は一対のガイドレールに平行に離間対向し
た状態で保持されていればよいから、基体に代り
一対のガイドレールを桟で連結するようにしても
よい。
以上述べたようにこの発明は、マツサージロー
ラが保持され折り畳み自在なガイドレールに走行
自在に設けられた保持体と、駆動装置によつて走
行駆動される動力伝達条件とを、この動力伝達条
件の走行に上記保持体が連動し、かつ上記ガイド
レールを折り曲げたときにその折曲部分から上記
保持体が離れる方向へ移動できる状態に連結部材
で連結した。したがつて、ガイドレールを折り曲
げるときに、この折曲部分に上記保持体が位置し
ていても、この保持体によつて上記ガイドレール
を折り曲げられなくなるということがない。つま
り、マツサージ装置を不使用時に収納に便利なよ
うに確実に折畳むことができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、第1図は外
装地を除去した基体の平面図、第2図は全体の断
面図、第3図は第2図−線に沿う拡大断面
図、第4図はガイドレールと駆動装置の構造を示
す平面図、第5図は第4図−線に沿う断面
図、第6図と第7図は上記ガイドレールのそれぞ
れ異なる部分の断面図、第8図は基体の第1の柔
軟部が形成された部分の側面図、第9図はガイド
レールの第2の柔軟部が形成された部分の平面
図、第10図は第9図−線に沿う断面図、第
11図は第3図XI−XI線に沿う側面図、第12図
はガイド部材の斜視図、第13図は取付板とワイ
ヤの連結構造の斜視図、第14図は制御装置の側
面図、第15図は第14図−線に沿う断
面図、第16図は上記制御装置のフレームの側面
図、第17図は制御装置の盤状体に設けられた案
内溝の一部を示す拡大断面図、第18図は不使用
時に折り畳んだ状態の説明図、第19図はその時
の第1、第2の柔軟部の部分の断面図である。 10……ガイドレール、56……駆動装置、8
6……ベルト(動力伝達条体)、90……保持体、
92……中空軸、94……サポート、108……
車輪、115……ワイヤ(連結部材)、118…
…マツサージローラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 平行に離間対向して保持された折曲げ自在な
    一対のガイドレールと、このガイドレールに沿つ
    て走行自在に設けられたベルトと、このベルトを
    走行させる駆動装置と、マツサージローラが取付
    けられた軸、この軸の両端に取着されたサポート
    および各サポートに設けられ上記ガイドレールに
    接地した車輪とからなる保持体と、両端が上記サ
    ポートに固定され中途部の2箇所が上記ベルトに
    所定間隔で設けられた一対の取付板に連結され上
    記ベルトの走行に上記保持体を連動させるととも
    に上記ガイドレールが折曲されたときに上記保持
    体を上記ガイドレールの折曲部分から離れる方向
    に移動自在な状態で上記ベルトに上記保持体を連
    結した連結部材とを具備したことを特徴とするマ
    ツサージ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003038598A (ja) * 2001-07-26 2003-02-12 France Bed Co Ltd マッサージ装置

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