JPH023617B2 - - Google Patents

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JPH023617B2
JPH023617B2 JP59211660A JP21166084A JPH023617B2 JP H023617 B2 JPH023617 B2 JP H023617B2 JP 59211660 A JP59211660 A JP 59211660A JP 21166084 A JP21166084 A JP 21166084A JP H023617 B2 JPH023617 B2 JP H023617B2
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JP
Japan
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holding member
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bent
belt
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JP59211660A
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English (en)
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JPS6190662A (ja
Inventor
Teruo Masuda
Yoshiro Yamaguchi
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France Bed Co Ltd
Original Assignee
France Bed Co Ltd
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Publication date
Application filed by France Bed Co Ltd filed Critical France Bed Co Ltd
Priority to JP21166084A priority Critical patent/JPS6190662A/ja
Priority to US06/782,708 priority patent/US4656998A/en
Priority to DE19853535608 priority patent/DE3535608A1/de
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Publication of JPH023617B2 publication Critical patent/JPH023617B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は利用者の全身をマツサージすること
のできるマツサージ装置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
一般に上記マツサージ装置は、基体の上面にこ
の長手方向に沿つて一対のガイドレールを敷設
し、このガイドレールに沿つてマツサージローラ
を走行自在に設ける。また、上記基体の長手方向
一端側に駆動装置を設け、この駆動装置によつて
駆動されるワイヤやチエーンなどの動力伝達条体
で上記マツサージローラを走行させるようになつ
ている。
ところで、このような構造のマツサージ装置に
おいて、上記マツサージローラで利用者の全身を
マツサージできるようにするには、上記基体を利
用者の身長よりも長尺にしなければならない。す
なわち、基体は約2m以上の長さでなければなら
ない。そのため、マツサージ装置がかなり大形な
ものとなるから、不使用時に非常に邪魔であると
ともに、収納する場合には収納場所を確保しずら
いなどのことがあつた。
このような問題を解消するため、上記基体を折
り畳むことができるようにすることが考えられて
いる。しかしながら、基体を折り畳むと、マツサ
ージローラを走行させるための動力伝達条体が大
きくたるむため、上記マツサージローラや他の部
品などに絡み、基体を展開することができなくな
つたり、展開できたとしても駆動装置によつて走
行させることができなくなるなどの欠点が生じ
る。
〔発明の目的〕
この発明は、基体を折り畳むことのできるよう
にして、不使用時に邪魔とならず、しかも収納し
やすくするとともに、基体を折り畳んだときに動
力伝達条体が大きくたるんでマツサージローラな
どに絡むことがないようにしたマツサージ装置を
提供することにある。
〔発明の概要〕
この発明は、基体を折り曲げることができるよ
うにするとともに、この基体に駆動装置を設け、
この駆動装置によつて動力伝達条体を走行駆動
し、この動力伝達条体の走行にマツサージローラ
を連動させるとともに、上記基体にこの基体とと
もに折り曲げることができる保持部材を設け、こ
の保持部材に形成された通路に上記動力伝達条体
を挿通することによつて、不使用時に基体を折り
曲げても動力伝達条体が上記保持部材によつて大
きくたるむのが阻止されるマツサージ装置であ
る。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の第1の実施例を第1図乃至第
13図を参照して説明する。第1図と第2図に示
すマツサージ装置1は矩形板状の基体2を備えて
いる。この基体2はナイロン、ポリプロピレン、
ポリビニールあるいはウレタンなどの合成樹脂に
よつて成形されている。この基体2にはその幅方
向に挿通した断面矩形状の多数の空洞4が長手方
向に沿つて一定間隔で形成されている。基体2の
長手方向中央部分に位置する複数の空洞4には、
第3図と第13図に示すように一端が基体2の下
面に開放したスリツト6の他端が連通している。
このスリツト6は基体2の幅方向全長にわたつて
設けられている。したがつて、基体2は上記空洞
4とスリツト6とによつて第13図に示すように
長手方向中央部で2つに折り曲げることができ
る。すなわち、基体2の長手方向中央部分には、
この基体2を2つに折り畳むことを可能とする第
1の柔軟部8が形成されている。なお、基体2の
下面には第1の柔軟部8の個所を除く全面に合成
樹脂や合板などからなる補強板9が接合されてい
る。
このような構造の基体2の上面には、平行に離
間した一対の保持部材12が基体2の長手方向に
沿つて設けられている。この保持部材12は、基
体2と同様の合成樹脂により第7図に示すように
帯状片18と、この帯状片18の上下面に各々一
対づつ突設されたL字状片20と、上記帯状片1
8の幅方向一端に垂直に設けられた支持片21と
が一体成形されてなる。上記各一対のL字状片2
0によつて帯状片18の上面側には上部通路22
が区画形成され、下面側には下部通路24が区画
形成されている。
上記保持部材12は長手方向の一端部だけが第
1図に示すように基体2にねじ26で固定され、
他の部分は第1図と第7図に示す支持具28によ
つてスライド自在に保持されている。この支持具
28は接着やねじなどの手段によつて基体2に固
定されている。したがつて、保持部材12の他端
部は基体2に対して伸縮自在となつている。ま
た、上記保持部材12の上記第1の柔軟部8と対
応する長手方向中央部分の個所には、この保持部
材12の各L字状片20と支持片21に第4図に
示すように長手方向に対して所定間隔で多数のス
リツト34が形成されている。したがつて、保持
部材12の長手方向中央部分は、上記スリツト3
4によつて上記第1の柔軟部8と一緒に折り曲げ
ることのできる第2の柔軟部36となつている。
一方、上記保持部材12の他端部は基体2の上
面から離れる上方に曲成されていて、この部分の
下面には第5図と第6図に示すように保持部材1
2を曲成状態に保持する架台42が取着されてい
る。この架台42には中途部にピツチングロール
44が支軸46によつて回転自在に支持され、末
端部には支持用プーリ48が支軸50によつて回
転自在に支持されている。さらに、上記保持部材
12と架台42とには、上記ピツチングロール4
4と対応する個所に開口部52が形成されてい
る。
上記基体2の長手方向一端側には駆動装置56
が設けられている。この駆動装置56は上記基体
2に固定されたケース58を有する。このケース
58内には第5図に示すように両端がほぼL字状
の支持片60に折曲された上記ケース58よりも
幅寸法が短かい取付板62が設けられている。こ
の取付板62には減速機とモータとが一体化され
た駆動源64が取着されている。この駆動源64
の出力軸66は一方の支持片60の外面側に突出
している。この出力軸66には第1の歯車68と
第1の駆動用プーリ70とが嵌着されている。ま
た、上記取付板62には両端部を支持片60に回
転自在に支持された第1の取付軸72が設けられ
ている。この取付軸72の両端部は支持片60の
外面側に突出し、その一端部には第2の歯車74
と、上記第1の駆動用プーリ70と対をなす第2
の駆動用プーリ76とが嵌着されている。上記第
2の歯車74は上記第1の歯車68に歯合してい
る。上記第1の取付軸72の他端部には第3の歯
車78と第3の駆動用プーリ76とが嵌着されて
いる。また、上記取付板62の他方の支持片60
には第2の取付軸81が回転自在に設けられてい
る。この第2の取付軸81には上記第3の歯車7
8と歯合した第4の歯車82と、上記第3の駆動
用プーリ80と対をなす第4の駆動用プーリ84
とが嵌着されている。したがつて、上記出力軸6
6が回転駆動されると、第1歯車68と第2の歯
車74が逆方向に回転するとともに、第3の歯車
78と第4の歯車82とが逆方向に回転する。な
お、第1乃至第4の歯車は同じ回転数で回転す
る。
上記第1の駆動用プーリ70と第4の駆動用プ
ーリ84とには動力伝達条体としてたとえば鋼
板、ステンレス製板、布あるいはゴムなどによつ
て帯状に形成された一対のベルト86の一端部が
それぞれ末端を固着して巻回されている。このベ
ルト86は、第6図に示すように上記第1、第4
駆動用プーリ70,84から上記保持部材12の
上部通路22に通されている。この上部通路22
から導出された中途部は上記架台42に設けられ
た支持用プーリ48に掛けられている。ベルト8
6は上記支持用プーリ48によつて走行方向がほ
ぼ180度変換され、ついで上記保持部材12に形
成された開口部52から下部通路24に通されて
いる。上記開口部52の個所において、ベルト8
6はピツチングロール44によつて走行方向がわ
ずかに変換されている。上記下部通路24から導
出されたベルト86の他端部は、上記第2の駆動
用プーリ76と第3の駆動用プーリ80とにそれ
ぞれ巻回されている。したがつて、互いに対をな
す第1の駆動用プーリ70と第2の駆動用プーリ
76あるいは第3の駆動用プーリ80と第4の駆
動用プーリ84がそれぞれ逆方向に回転させられ
ると、ベルト86は一方の駆動用プーリに巻き取
られ、その巻き取られた長さだけ他方のプーリか
ら送り出される。たとえば、第6図において第1
の駆動用プーリ70が矢印X方向、第2の駆動用
プーリ76が矢印Y方向に回転させられると、ベ
ルト86の上部通路22に挿通された部分は矢印
Z方向に走行する。なお、動力伝達条体はベルト
86に代りチエーンやワイヤであつてもよい。
上記一対のガイドレール10間には、第1図に
示すようにガイドレール10の長手方向に沿つて
所定間隔で離間した一対の保持体90が設けられ
ている。この保持体90は第7図に示すように中
空軸92を備えている。この中空軸92の両端部
はサポート94に形成された取付孔96に着脱自
在に嵌合されている。上記中空軸92にはねじ軸
98が挿通されている。このねじ軸98のおねじ
100が形成された両端部は上記取付孔96の底
部壁から突出し、ここにはめねじ104が螺着さ
れている。上記サポート94には第7図と第8図
に示すように一対の車輪108が支軸110によ
つて回転自在に設けられている。この車輪108
は上記基体2の上面に上記一対の保持部材12の
内側の個所を走行する。なお、基体2の他端部上
面の保持部材12の内側には、第1図に示すよう
に一部架台42と同じ角度で傾斜した傾斜板11
1が設けられている。そして、上記車輪108が
基体2の他端部へくると、上記傾斜板111上を
走行するようになつている。
上記サポート94の外面下端部には第8図と第
9図に示すようにほぼT字状の支持板112の水
平な一辺が取付固定されている。この支持板11
2の垂直な他辺はサポート94の下端から突出
し、この突出部分には巻回部113が折曲形成さ
れている。この巻回部113には連結部材として
の折曲自在なワイヤ115の中途部がスライド自
在に挿通されている。このワイヤ115の両端に
は取付金具117が取着され、この取付金具11
7は上記サポート94の外面上部にねじ止め固定
されている。また、上記ワイヤ115の上記巻回
部113の両側に位置する中途部は、各々ベルト
86の上部通路22に挿通された部分の上面に固
着された一対の取付板119に連結されている。
つまり、取付板119には第10図に示すように
挿通部121が形成され、この挿通部121に上
記ワイヤ115が挿通されている。したがつて、
ワイヤ115は上記一対の取付板119間の部分
を底辺するほぼ三角形状に折曲されていて、上記
取付板119を介して保持体90がベルト86の
走行に連動するようになつている。また、保持体
90のサポート94からは第7図に示すようにガ
イド部材としてL字状の規制部材123が一端を
固着して垂設されている。この規制部材123の
他端は上記保持部材12の上部通路22を形成す
る内側のL字状片20の外面に接触もしくはわず
かな間隔で離間して対向している。したがつて、
上記規制部材123により、保持体90は走行に
ともない基体2の幅方向にずれ動くが阻止される
ようになつている。
上記保持体90の中空軸92には4つのカラー
116が回転自在かつ軸方向にずれ動くことのな
い状態で設けられている。各カラー116にはマ
ツサージローラ118が取付けられている。この
マツサージローラ118はゴムや合成樹脂などの
比較的硬質な弾性材料によつて成形されていて、
その外周面にはほぼ半球形状の多数の突起120
が周方向に所定間隔で突設されている。なお、各
カラー116の外周面にはマツサージローラ11
8がカラー116の軸方向にずれ動くのを防止す
るストツパ122が設けられている。
また、基体2の上面の幅方向両端部には壁部材
130が長手方向全長にわたつて設けられてい
る。この壁部材130は折曲することができる弾
性材料、たとえば発泡ウレタンなどで形成されて
いて、上記基体2に固着されている。さらに、基
体2はキヤンバスやナイロンなどのような比較的
耐摩耗性に優れた布地を袋状に縫製してなる外装
地132によつて被覆されている。
なお、上記駆動装置56は図示せぬスイツチボ
ツクスによつて遠隔的に操作でき、さらに上記保
持体90は基体2の長手方向に沿う所定の範囲内
で上記駆動装置56により往復走行させられるよ
うになつている。
このような構造のマツサージ装置1によれば、
第11図に示すようにこの上面に利用者が上向き
に横たわり、図示せぬスイツチボツクスを操作し
て駆動装置56の駆動源64を作動させれば、一
対のベルト86が走行させられる。したがつて、
このベルト86の走行に一対の保持体90が連動
するから、これら保持体90に設けられたマツサ
ージローラ118が外装地132を介して利用者
の背面をマツサージする。
ところで、マツサージ装置1を利用しないとき
には、これを第12図に示すように基体2の長手
方向中央部分から2つに折り畳むことができる。
すなわち、基体2とベルト86が挿通保持された
保持部材12の長手方向中央部分は、それぞれ屈
曲可能な第1の柔軟部8と第2の柔軟部36とに
形成されているから、これら基体2と保持部材1
2とを基体2の上面に設けられた壁部材130と
ともに2つに折り畳むことができる。したがつ
て、不使用時にはマツサージ装置1の長さ寸法を
約半分にすることができるから、収納や取扱いな
どに便利である。このように、マツサージ装置1
を折り畳むとき、基体2と保持部材12との折曲
部分である第1、第2の柔軟部8,36上に保持
体90が止まつていることがある。このような状
態で上記基体2と保持部材12とを第13図に示
すように折り曲げると、ベルト86に固着された
一対の取付板119の間隔W1が第8図に示す折
り曲げる前の間隔W2に比べて小さくなる。その
ため、ほぼ3角形状に曲成されていたワイヤ11
5の底辺であつた部分が(W2−W1)の寸法差に
応じて屈曲するから、第13図に示すように保持
体90はこのワイヤ115が屈曲する分だけ第
1、第2の柔軟部8,36の折曲部分から矢示方
向に退避する。したがつて、上記第1、第2の柔
軟部8,36は保持体90によつて折り曲げられ
なくなるということがない。つまり、ワイヤ11
5はマツサージ装置1を使用するときには保持体
90をベルト86の走行に確実に連動させ、不使
用時に折り畳むとき、保持体90が第1、第2の
柔軟部8,36の位置に停止していると、これら
第1、第2の柔軟部8,36の折り曲げを阻止し
ない状態に上記保持体90を退避させる。
また、一対のベルト86は保持部材90に形成
された上部通路22と下部通路24に挿通されて
いる。そのため、マツサージ装置1を折り畳んだ
ときに、上記ベルト86は保持部材90に保持さ
れて基体2の上面から大きく浮き上がる、つまり
大きくたるむのが阻止されるから、上記ベルト8
6が保持体90やマツサージローラ118などに
からむことがない。したがつて、マツサージ装置
1を使用するために折り畳まれた状態から展開さ
せるとき、その展開が行なえなかつたり、展開さ
せることができてもベルト86が走行しなくなる
などのことがない。
第14図乃至第16図はこの発明の第2の実施
例を示す。この実施例は基体2の上面の幅方向中
央部分に1本の保持部材12を長手方向ほぼ全長
にわたつて設けた。この保持部材12は第1の実
施例とほぼ同様の形状であるが、幅方向両側下端
から取付片140が延出されている点で異なり、
これら取付片140が基体2にビス142によつ
て固定されている。また、駆動装置56は互いに
歯合した一対の歯車144と、対をなす一対の駆
動用プーリ146とからなり、これらプーリ14
6にベルト86の両端部が各々巻回されている。
さらに、保持体90は長手方向両端に支持壁14
8が立設された取付台150を有し、この取付台
150にマツサージローラ118が取付けられた
中空軸92が両端部を上記支持壁148に支持さ
れて架設されている。一対の保持体90は連結ロ
ツド151によつて所定間隔で連結されている。
また、取付台150の両端に車輪108が回転自
在に設けられている。さらに、取付台150の下
面の長手方向中央部分には、断面ほぼコ字状の規
制部材123aが固着されている。この規制部材
123aの両側辺には半球形状の突起152が内
方へ突設され、これら突起152が上記保持部材
12の両側面に接触もしくはわずかな間隔で対向
し、保持体90が基体2の幅方向にずれるのを規
制している。さらに、上記規制部材123aとベ
ルト86の上部通路22に挿通された部分とは、
連結片154によつて連結されている。したがつ
て、この連結片154を介して一対の保持体90
がベルト86の走行に連動するようになつてい
る。つまり、保持体90は1本のベルト86によ
つて走行させられるようになつている。
また、上記保持部材12の両側には、外装地1
32上に利用者が横たわつたときに、この外装地
132がたるんで利用者の体が上記保持部材12
に当るのを防止するための弾性材156が基体2
の長手方向ほぼ全長にわたつて設けられている。
このような構造においても、ベルト86が保持
部材12の上部通路22と下部通路24に挿通さ
れているため、基体2と保持部材12とを各々第
1、第2の柔軟部8,36の個所から折り曲げた
ときに、上記ベルト86が基体2の上面で大きく
たるんで他の部品に引掛るようなことがない。
第17図はこの発明の第3の実施例を示す。こ
の実施例は第2の実施例とほぼ同様であるが、規
制部材123aの両側内面に各々ローラ160を
軸線を水平にして回転自在に設け、これらローラ
160を保持部材12の取付片140に垂直壁1
62によつて形成されたガイド面164を転動さ
せるようにしたという点で異なる。つまり、上記
ローラ160によつて保持体90が基体2の幅方
向にずれ動くのを規制するようにした。
第18図はこの発明の第4の実施例を示し、こ
の実施例は第3の実施例とほぼ同様であるが、規
制部材123aにローラ160を軸線を垂直にし
て設け、これらローラ160を保持部材12の両
側面に転接させるようにしたという点で異なる。
第19図乃至第22図はこの発明の第5の実施
例を示す。この実施例は上記第2の実施例と比べ
て駆動装置56と保持部材12の構造が異なる。
つまり、基体2の長手方向一端部上面に設けられ
た駆動源56の出力軸66にはドラム170が取
着されている。このドラム170には動力伝達条
体としてのワイヤ172の一端部と他端部とが
各々逆方向に巻かれている。このワイヤ172の
中途部は上記基体2の長手方向他端上面に設けら
れた従動プーリ174に掛けられている。
また、基体2の上面の幅方向中央部分には保持
部材12が長手方向に沿つて設けられている。こ
の保持部材12は帯状の中央片176と、この中
央片176の幅方向両端に設けられた側部片17
8とが基体2と同様の合成樹脂によつて一体成形
されている。上記各側部片178には上記ワイヤ
172がスライド自在に挿通される通路としての
ガイド溝180が長手方向全長にわたつて形成さ
れている。また、上記側部片178の基体2に形
成された第1の柔軟部8と対応する部分には、多
数のスリツト182が長手方向に対して所定間隔
で切設されている。したがつて、この部分は、保
持部材12を基体2とともに折り曲げることので
きる第2の柔軟部36となつている。さらに、上
記ワイヤ172には一対の連結片184(一方の
み図示)の一端が固着されている。これら連結片
184の他端は各保持体90の取付台150の下
面にそれぞれ固着されている。したがつて、保持
体90は連結片184を介してワイヤ172の走
行に連動するようになつている。また、基体2の
一端部上面には一対のブラケツト186が基体2
の幅方向に離間して設けられている。これらブラ
ケツト186には支軸188が架設され、この支
軸188には上記ドラム170から導出されたワ
イヤ172の走行高さを規制する一対の押えプー
リ190が回転自在に設けられている。なお、上
記従動プーリ174は、ここからワイヤ172が
外れるのを防止するカバー192で覆われてい
る。
なお、基体2の上面の車輪108と壁部材13
0との間には帯状の規制部材194が設けられて
いる。この規制部材194は保持体90が基体2
の幅方向にずれ動くのを防止するものであるが、
保持部材12のガイド溝180に挿通されたワイ
ヤ172が基体2の幅方向に振れなければ、上記
規制部材194は必要ない。
このような構造によれば、駆動源56が作動し
てドラム170がたとえば時計方向に回転駆動さ
れると、このドラム170の回転方向と同じ方向
に巻かれたワイヤ172の一端部がドラム170
から送り出され、送方向に巻かれた他端部側は上
記ドラム170に巻取られる。したがつて、ワイ
ヤ172はたとえば矢示方向に走行することにな
るから、この走行に一対の保持体90が連動す
る。また、不使用時に基体2と保持部材12とを
これらの第1、第2の柔軟部8,36の個所から
折り畳んでも、上記ワイヤ172は保持部材12
のガイド溝180に挿通保持されているから、大
きくたるんで種々の部品などに引掛るようなこと
がない。
第23図はこの発明の第6の実施例を示す。こ
の実施例は第1の実施例とほぼ同様であるが、保
持体90が基体2の幅方向にずれるのを防止する
手段が異なる。つまり、基体2には保持部材12
の幅方向内側にレール部材200を敷設し、この
レール部材200上に車輪108を走行させるよ
うにした。また、レール部材200は基体2や保
持部材12と同様な合成樹脂で成形されていると
ともに、その長手方向中央部分つまり基体2の第
1の柔軟部8と対応する部分は図示しないがスリ
ツトが切設されて折り曲げ自在な構造となつてい
る。
第24図乃至第27図はこの発明の第7〜第10
の実施例を示す。これら各実施例は第1乃至第6
の実施例に比べて基体2あるいは保持部材12を
折り曲げ自在にする構造が異なる。
つまり、第24図に示す第7の実施例は、基体
2の長手方向中央部分を幅方向全長にわたつて除
去する。そして、この部分に蝶番202によつて
連結された多数の帯状板204を配置するととも
に、上記蝶番202の両端を基体2に連結するこ
とによつて第1の柔軟部8を形成した。この場
合、基体2は可撓性の合成樹脂でなく合板など硬
質な材料で形成してもよい。
第25図に示す第8の実施例は基体2と保持部
材12とを折り曲げることができる柔軟な材料、
たとえばポリプロピレンやゴムなどで形成したも
ので、このような構造によれば基体2と保持部材
12とをどの部分からでも折り曲げることができ
る。第26図に示す第9の実施例は保持部材12
だけを折り曲げることができる柔軟な材料で形成
したものであり、第27図に示す第10の実施例は
基体2だけを折り曲げることができる柔軟な材料
で形成したものである。
また、第28図と第29図はこの発明の第11の
実施例と第12の実施例を示し、これらは基体2と
保持部材12とにそれぞれ2つの第1、第2の柔
軟部8,36を形成し、第28図に示すように使
用時の約半分の長さに折り畳んだり、第29図に
示すように約3分の1の長さに折り畳むことがで
きるようにしたものである。
〔発明の効果〕
以上述べたようにこの発明は、基体を折り曲げ
ることができるようにし、この基体に駆動装置を
設け、この駆動装置によつて走行駆動される動力
伝達条体にマツサージローラを連動させるととも
に、上記基体にこの基体とともに折り曲げること
ができる保持部材を設け、この保持部材に形成さ
れた通路に上記動力伝達条体を挿通するようにし
た。したがつて、このような構造のマツサージ装
置によれば、不使用時に使用時に比べて十分短か
な寸法に折り畳むことができるから、収納や取扱
いに便利である。しかも、折り畳んだときに、上
記動力伝達条体の保持部材の通路に挿通されてい
るため、大きくたるんでマツサージローラや他の
部品などに絡むことがない。したがつて、マツサ
ージ装置を展開することができなくなつたり、上
記動力伝達条体を走行駆動させることができなく
なるなどのことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第13図はこの発明の第1の実施例
を示し、第1図は外装地を除去した基体の平面
図、第2図は同じく断面図、第3図は同じく拡大
側面図、第4図は保持部材の拡大平面図、第5図
は保持部材と駆動装置の平面図、第6図は第5図
−線に沿う断面図、第7図は第2図−線
に沿う拡大断面図、第8図は第7図−線に沿
う側面図、第9図は支持板の斜視図、第10図は
ワイヤとベルトとの連結構造の斜視図、第11図
はマツサージ装置に利用者が横たわつた状態の側
面図、第12図はマツサージ装置を折り畳んだ状
態の側面図、第13図は第12図部の拡大断
面図、第14図はこの発明の第2の実施例を示す
外装地を除去した基体の平面図、第15図は同じ
く断面図、第16図は同じく第15図−
線に沿う拡大断面図、第17図と第18図はそれ
ぞれこの発明の第3の実施例と第4の実施例を示
すマツサージ装置の縦断面図、第19図はこの発
明の第5の実施例を示す外装地を除去した基体の
平面図、第20図は同じくマツサージ装置の縦断
面図、第21図は同じく保持部材の平面図、第2
2図は同じく第21図XII−XII線に沿う断面
図、第23図はこの発明の第6の実施例を示すマ
ツサージ装置の縦断面図、第24図乃至第27図
はそれぞれこの発明の第7乃至第10の実施例を示
す基体を折り曲げたときの断面図、第28図と第
29図はそれぞれこの発明の第11と第12の実施例
を示すマツサージ装置を折り畳んだときの側面図
である。 2……基体、12……保持部材、22,24…
…通路、56……駆動装置、86……ベルト(動
力伝達条体)、118……マツサージローラ、1
72……ワイヤ(動力伝達条体)、180……ガ
イド溝(通路)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 少なくとも一部に折曲げることのできる柔軟
    部を有する矩形板状の基体と、この基体に設けら
    れた駆動装置と、この駆動装置によつて走行駆動
    される動力伝達条体と、この動力伝達条体の走行
    に連動して上記基体上を走行するマツサージロー
    ラと、上記基体上に設けられ上記動力伝達条体が
    挿通される通路が形成されていて上記基体ととも
    に折曲げることができる柔軟部を有する保持部材
    と、上記基体を被覆した外装地とを具備したこと
    を特徴とするマツサージ装置。
JP21166084A 1984-10-05 1984-10-09 マツサ−ジ装置 Granted JPS6190662A (ja)

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JP21166084A JPS6190662A (ja) 1984-10-09 1984-10-09 マツサ−ジ装置
US06/782,708 US4656998A (en) 1984-10-05 1985-10-01 Foldable massage bed with reciprocating rollers
DE19853535608 DE3535608A1 (de) 1984-10-05 1985-10-05 Massagegeraet

Applications Claiming Priority (1)

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JPH023617B2 true JPH023617B2 (ja) 1990-01-24

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5176889A (ja) * 1974-12-27 1976-07-03 Oki Masakatsu Roorashikimatsusaajiki
JPS5256786A (en) * 1976-06-22 1977-05-10 Oki Masakatsu Masseur

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5176889A (ja) * 1974-12-27 1976-07-03 Oki Masakatsu Roorashikimatsusaajiki
JPS5256786A (en) * 1976-06-22 1977-05-10 Oki Masakatsu Masseur

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