JPH0223143A - ダンサロールのバランスシリンダ - Google Patents

ダンサロールのバランスシリンダ

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JPH0223143A
JPH0223143A JP17192988A JP17192988A JPH0223143A JP H0223143 A JPH0223143 A JP H0223143A JP 17192988 A JP17192988 A JP 17192988A JP 17192988 A JP17192988 A JP 17192988A JP H0223143 A JPH0223143 A JP H0223143A
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dancer roll
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JP17192988A
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Goro Fukuyama
福山 五郎
Kiyoshi Shibuya
清 渋谷
Nobuyuki Morito
森戸 延行
Masakatsu Nara
正功 奈良
Yoshiharu Tanimoto
谷本 義治
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RIYOUSEN ENG KK
JFE Steel Corp
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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RIYOUSEN ENG KK
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用公費〉 本発明は、例えば急冷金属極薄帯板製造設備の巻取機へ
の搬送ラインにおける、急冷金属極薄帯板の張力を調節
するダンサロールのバランスシリンダに関する。
〈従来の技術〉 従来より、例えば厚さ0.1〜1論の金属極薄帯板(以
下「薄帯板」という)を製造する工程で該薄帯板を巻き
取る巻取装置への搬送ラインにおいて、該薄帯板を帯板
を掛け回して、ライン外へ引き出し、該薄帯板がたるん
だ時には、例えば上方へ移動し、また薄帯板に張力がか
かった時には下方へ移動して、上下方向に移動すること
で薄帯板の張力を調節するダンサロールが使用されてい
る。
このダンサロールを張力の状態に応じて昇降するために
は、一般には通常の油圧シリンダや或いはサーボモータ
等による昇降装置が用いられている。
なお、通常のエアシリンダは作動速度が早すぎるために
かえって薄帯板に衝撃を与えることとなり、またその気
体の出力の制御も困難なため、一般には使用されていな
いのが現状である。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、例えば帯板の厚さが20〜30μmとい
うような従来の薄帯板よりも更に厚さが薄く、かつ非常
に脆い急冷極薄帯板をコイル状に巻き取る場合には、一
定の低張力を保持する必要があり、従来の油圧シリンダ
或いはサーボモータを用いたダンサ胃−ルの昇降装置で
は、例えば、張力の急激な変化が発生した場合、その昇
降にかかる応答が遅いために不感帯(七ステリシス)が
大となり、該急冷極薄帯板に許容値以上の張力が瞬間的
に作用してしまい予定外の箇所で切断してしまうという
ような問題がある。
本発明は、以上述べた事情に鑑み、搬送ラインの帯板の
張力に大きな変化が生じても短時間で応答するとともに
その張力変化を迅速に吸収するダンサロールのバランス
シリンダを提供することを目的とする。
く課題を解決するための手段〉 前記目的を達成するための本発明の構成は、帯板を巻取
り機へ搬送する搬送ラインで該帯板を掛け回しつつライ
ン外へ引き出すダンサロールを上下方向移動自在に支持
して帯板の張力を調節するダンサロールのバランスシリ
ンダであって、該ダンサロールの上方に固設されるとと
もに下端部分と上端部分とに各々送気口と排気口とを有
するシリンダと、該シリンダ内に上下方向に移動可能に
支持されるとともに該シリンダの内周面、との間に隙間
を有し且つ下端面から伸びるロッドの下端部にダンサ彎
−ルを回転自在に支持するピストン部と、上記送気口か
ら気体を連続的に送給する送気手段とを有することを特
徴とする。
く作   用〉 送気手段により送気口から所定の気体を送給すると、気
体はピストンの下端面に所定の圧力をかけつつ隙間を通
って排気口から排出され、ピストン部は帯板に一定張力
を与えた位置で70−ティング状態に保持される。そし
て帯板にたるみが生じると帯板の張力が低下するので、
ピストン部は帯板の張力を増大させるように上昇し、所
定張力とバランスされた位置で保持される。一方、帯板
の張力が増大するとピストン部が下方に引張られてピス
トン部が下降するとともに隙間を通過する気体の流通量
が増大することにより、所定張力とバランスする位置ま
で下降して保持される。
〈実 施 例〉 以下、本発明のダンサロールのバランスシリンダの好適
な一実施例について説明する。
第1図は本実施例にかかるバランスシリンダの概略図、
第2図は急冷金属極薄帯板の搬送ラインを示す。
これらの図面に示すように、急冷金属極薄帯板鋳造機(
図示せず)から供給される厚さ20〜30μmの急冷金
属極薄帯板(以下「急冷薄帯」という)1が巻取装置2
へ巻取られる搬送ラインLにおいて、デフレクタロール
20 m、 20 bの間の咳急冷薄帯1を掛け回して
ライン外へ引き出し、該急冷薄帯1の張力を調節するダ
ンサロール3がバランスシリンダ4より懸吊されている
このバランスシリンダ4はダンサロール3の上方に固設
されており、縦長のシリンダ本体5と該本体5内に上下
動自在に支持されるピストン部6と、該ピストン部6と
上記ダンサロール3とを連結するロッド7とを有するも
ので、該ダンサロール3を昇降自在に支持している。こ
のロッド7はピストン部6の下端面6aからシリンダ本
体5の底部5aを貫通するように下方に向けて突設され
ており、ダンサロール3は該ロッド7の下端部分7aに
軸受3aを介して回転自在に支持されている。また、と
のロッド7が貫通するシリンダ本体底部5aの開口5b
には軸受8が設けられており、該開口5bにはロッド7
を上下動自在に支持している。
また、ピストン部6の外周面6bには上下2箇所にパツ
キン9が各々嵌着されており、このパツキン9の外周面
9aとシリンダ本体5の内周面5Cとの間には、例えば
、周平均が0.03〜0.05+mという微小な隙間Z
が設けられている。
更に、このシリンダ本体5にはその最下端部分に送気口
10が、その最上端部分に排気口11が各々形成されて
おり、これら送気口10と排気口11とには、送気jl
!110 m及び排気管11mが各々取付けられている
。そして、送気手段(図示せず)から所定の圧力の気体
Gが該送気管10mを介して送気口10に送り込まれて
いる。この送給された気体Gはシリンダ本体s内のピス
トン部6の下端面部分に充填されるとともに、隙間Zを
通過して上記排気口11から排気管を介して外部へ排出
されている。
なお、図示の巻取装置2は、カローゼルタイプの巻取装
置であり、公転ドラム21と2個の巻取リール22a、
22bとを有している。そして、一方のリール22mに
所定量の急冷薄帯1を巻取った場合には公転ドラム21
を公転させて、他方のリール22bに切換えて巻取り出
来るようになっており、該急冷薄帯1を連続して巻取り
が出来ろようになっている。また、20cはデフレクタ
ロールである。
このようなダンサロール3のバランスシリンダ4を設け
た搬送ラインLにおいて、先ず、該ダンサロール3をデ
フレクタロール20m。
20bの位置よりも下方へ位置させておき(図中2点鎖
線で示す。)、次に、急冷金属極薄帯板鋳造機(図示せ
ず)から供給される急冷薄帯1を該ダンサロール3上を
通過させて巻取装置2で巻取しを開始する。これと同時
に、送気手段(図示せず)よ呻所定の圧力の気体Gをシ
リンダ本体5内へ送気口10から導入し、ピストン部6
を上昇させることにより該急冷薄帯1がダンサロール3
に掛け回されつつラインL外へ引き出される。そしてダ
ンサ胃−ル3は、所定の張力とバランスする位置まで上
昇し、急冷薄帯1は常に所定の張力を保つこととなる。
象な、このとき気体Gはシリンダ本体6内に常時送給さ
れるとともに隙間Zを通して排気口11から排気されて
おり、ピストン部6の下面に一定の圧力を与えている。
そして、急冷薄帯1の張力が減少した場合、シリンダ本
体5内に導入されている気体Gにより、ピストン部6が
上昇し、急冷薄帯1の張力を増大させようとする。そし
て、ダンサロール3は急冷薄帯1の張力が通常の張力と
なった位置まで上昇することとなる。
また、急冷薄帯lの張力が増大した場合には、ピストン
部6が下方に引張られてシリンダ本体s内の圧力が高く
なろうとするが、ピストン部6が下降するとともに隙間
Zを通過する気体Gの通過量が一時的に増大して短時間
のうちにシリンダ本体5内の気圧が所定の気圧に戻る。
このようにピストン部6は下降し、急冷薄帯1の張力が
正常の張力になったところで保持されろ。
またこのように気体Gが常時ピスト・ン部6の外周に設
けた隙間Zを全周に亘って通過しているので、ピストン
部6に嵌着したパツキン9の外周面9aと、シリンダ本
体5の内周面5cとはほぼ非接触状態となっている。し
たがって、ピストン部6の摺動抵抗は非常に小さいので
急冷薄帯1のわずかな張力の変化に対してもバランスシ
リンダ4のピストン部6が短時間にかつ自動的に応答し
、ダンサロール3を昇降させて急冷薄帯1の張力を調節
することが可能となる。
さらに、バランスシリンダ4は急冷薄帯1を一方のリー
ル22aから他方のリール22bに巻き替える時に発生
する急激な張力の変動に対しても、ピストン部6が短時
間のうちに昇降することに対応して所定の張力にバラン
スすることができ、シリンダ本体5とぜストン部6との
エアクッシ嘗ン効果によってその急冷薄帯1に対する衝
撃を吸収するという効果も奏する。
〈発明の効果〉 以上実施例とともに詳しく述べたように本発明のダンサ
ロールのバランスシリンダは、搬送ラインの帯板の微速
時あるいはその巻取切換時におけるその張力の大幅な変
動があっても、短時間のうちに応答でき、不感帯を非常
に小さくすることができる。また、シリンダ内には常に
気体が充満されているのでクッシ璽ン効果があり、帯板
の急激な変化に対してもその張力の変化を吸収するとと
もにその衝撃も吸収でき、その切断が防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の好適な実施例にがかるダンサロールの
バランスシリンダの概略断面図、第2図は急冷金属極薄
帯板の搬送ラインの概略図である。 図面中、 1は急冷金属極薄帯板、 2は看取装置、 3はダンサロール、 4はバランスシリンダ、 5はシリンダ本体、 6はピストン部、 7はロッド、 10は送気口、 11は排気口、 Zは隙間である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 帯板を巻取り機へ搬送する搬送ラインで該帯板を掛け回
    しつつライン外へ引き出すダンサロールを上下方向移動
    自在に支持して帯板の張力を調節するダンサロールのバ
    ランスシリンダであって、該ダンサロールの上方に固設
    されるとともに下端部分と上端部分とに各々送気口と排
    気口とを有するシリンダと、該シリンダ内に上下方向に
    移動可能に支持されるとともに該シリンダの内周面との
    間に隙間を有し且つ下端面から伸びるロッドの下端部に
    ダンサロールを回転自在に支持するピストン部と、上記
    送気口から気体を連続的に送給する送気手段とを有する
    ことを特徴とするダンサロールのバランスシリンダ。
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