JPH0223121A - ロータリーフィーダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この出願の発明は、ホッパーからフィーダ本体内に粉体
等の内容物を安定した状態で連続供給できるようにした
ロータリーフィーダに関するものである。

〔従来の技術］ 従来のロータリーフィーダにおいては、第６図に示した
ように、フィーダ本体（１）とローター（５）の間をベ
ーン（４）によって仕切られた空間（６）に、投入口（
２）から粉体等の内容物を充填し、この内容物が排出口
（３）まで回転してきたときに、この排出口（３）から
排出するようにしたものが存在する。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、上記従来のロータリーフィーダでは、ホ
ッパー（１７）からフィーダ本体（１）内に投入口（２
）を介して粉体等の内容物を投入する場合に、粉体等の
内容物の紛擾が小さくなればなるほど湿気等により投入
口（２）付近において固化し易くなり、この投入口（２
）が詰まって所謂アーチ現象を呈し、フィーダ本体（１
）内に内容物を供給できなくなるという課題を有してい
た。

そこで、この出願の発明のロータリーフィーダは、上記
従来のロータリーフィーダが有する課題を解決するため
になされたものである。

（課題を解決するための手段〕 そのため、請求項１記載の発明のロータリーフィーダで
は、上部に投入口（２）を設けると共に下部に排出口（
３）を設けたフィーダ本体（１）内に、ベーン（４）を
周囲に取り付けたローター（５）を設け、このローター
（５）の周囲に取り付けたベーン（４）によって、前記
フィーダ本体（１）とローター（５）の間を仕切られた
空間（６）としたロータリーフィーダの、前記投入口（
２）に、スイングリング（７）を取り付けたものとして
いる。

さらに、請求項２記載の発明のロータリーフィーダでは
、上部に投入口（２）を設けると共に下部に排出口（３
）を設けたフィーダ本体（１）内に、周囲に凹回転面（
１０）を複数個形成したローター（５）を設け、このロ
ーター（５）の周囲に形成した凹回転面（ｌＯ）によっ
て、前記フィーダ本体（１）とローター（５）の間を仕
切られた空間（６）としたロータリーフィーダの、前記
投入口（２）に、スイングリング（７）を取り付けたも
のとしている。

さらに、請求項３記載の発明のロータリーフィーダでは
、前記請求項１記載の発明又は請求項２記載の発明と同
様の構成において、前記スイングリング（７）を、ロー
ター（５）のローター軸（１１）から適宜伝達機構（１
２）を介して揺動させるようにしたものとしている。

〔作用〕

この出願の発明のロータリーフィーダは、上記手段を施
した結果、請求項１記載の発明、請求項２記載の発明、
及び請求項３記載の発明共に、投入口（２）に詰まった
粉体等の内容物が、スイングリング（７）の運動により
破壊され正常に流出する。

〔実施例〕

以下、この出願の発明のロータリーフィーダの構成を実
施例と示した図面に基づいて説明する。

第１図は、請求項１記載の発明の実施例を示しており、
（１）はフィーダ本体であり、このフィーダ本体（１）
の上部には、投入口（２）を設けると共に下部に排出口
（３）を設けている。そして、前記フィーダ本体（１）
内には、ベーン（４）を周囲に取り付けたローター（５
）を設け、このローター（５）の周囲に取り付けたベー
ン（４）によって、前記フィーダ本体（１）とローター
（５）の間を仕切られた空間（６）としている。

そして、前記投入口（２）に、スイングリング（７）を
取り付けたものとしている。

前記スイングリング（７）は、投入口（２）内において
適宜手段により揺動するようにしたものであり、例えば
この実施例に示したように、スイングリング（７）のス
イングリング軸（８）にスイングハンドル（９）を取り
付けることにより揺動するようにしている。又、スイン
グリング（７）は、投入口（２）の形状に応じた枠形状
としたり、枠形状以外の適宜形状とすることもできる。

第２図は、請求項２記載の発明の実施例を示しており、
（１）はフィーダ本体であり、このフィーダ本体（１）
の上部には、投入口（２）を設けると共に下部に排出口
（３）を設けている。そして、前記フィーダ本体（１）
内には、周囲に凹回転面（１０）を複数個形成したロー
ター（５）を設け、このローター（５）の周囲に形成し
た凹回転面（１０）によって、前記フィーダ本体（１）
とローター（５）の間を仕切られた空間（６）としてい
る。そして、前記投入口（２）に、スイングリング（７
）を取り付けたものとしている。

前記スイングリング（７）は、投入口（２）内において
適宜手段により揺動するようにしたものであり、請求項
１記載の発明の実施例に示したのと同様、スイングリン
グ（７）のスイングリング軸（８）にスイングハンドル
（９）を取り付けることにより揺動するようにしている
。又、スイングリング（７）は、投入口（２）の形状に
応じた枠形状としたり、枠形状以外の適宜形状とするこ
とができる。

上記のように構成された請求項１記載の発明及び請求項
２記載の発明では、手動によりスイングハンドル（９）
を第１図に示した矢印Ａ及び第２図に示した矢印Ｂのよ
うに左右方向に揺動させると、スイングリング（７）は
、第１図に示した矢印ａ及び第２図に示した矢印すのよ
うに上下方向に揺動する。

第４図及び第５図は、請求項３記載の発明の実施例を示
しており、請求項１記載の発明又は請求項２記載の発明
と同様の構成において、前記スイングリング（７）を、
ローター（５）のローター軸（１１）から適宜伝達機構
（１２）を介して揺動させるようにしたものとしている
。

前記伝達機構（１２）は、この実施例で示したものでは
、スイングリング（７）のスイングリング軸（８）にス
イングアーム（１３）を固定して取り付け、さらにこの
スイングアーム（１３）に形成したスイングアーム長穴
（１４）に、ローター軸（１１）の一端に取り付けたア
ーム（１５）の先端のばン（１６）がこのスイングアー
ム長穴（１４）を摺動するようにして取り付けられてい
る。

上記のように構成された請求項３記載の発明では、ロー
ター軸（１１）が、第４図中の矢印Ｃ方向又は第５図中
の矢印り方向に回転すると、アーム（１５）の先端のピ
ン（１６）がスイングアーム長穴（１４）を摺動して往
復動することにより、スイングアーム（１３）は左右方
向に揺動し、このスイングアーム（１３）の揺動により
、スイングリング（７）は、第４図中の矢印Ｃ又は第５
図中の矢印ｄに示すように上下方向に揺動する。

〔発明の効果〕

この出願の発明のロータリーフィーダは、以上に述べた
ように構成されており、請求項１記載の発明、請求項２
記載の発明、及び請求項３記載の発明共に、投入口（２
）に詰まった粉体等の内容物が、スイングリング（７）
の運動により破壊され正常に流出するので、投入口（２
）が詰まってフィーダ本体（１）内に内容物を供給でき
なくなるということはなくなった。

【図面の簡単な説明】 第１図は、この出願の請求項１記載の発明のロータリー
フィーダの側面図。第２図は、この出願の請求項２記載
の発明のロータリーフィーダの側面図。第３図は、スイ
ングリングの斜視図。第４図及び第５図は、この出願の
請求項３記載の発明のロータリーフィーダの側面図。第
６図は、従来のロータリーフィーダの縦断面図。 （１）・・・フィーダ本体　（２）・・・投入口（３）
・・・排出口　（４）・・・ベーン　（５）・・・ロー
ター　（６）・・・空間　（１０）・・・凹回転面　（
１１）・・・ローター軸　（１２）・・・伝達機構

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、上部に投入口（２）を設けると共に下部に排出口（
   ３）を設けたフィーダ本体（１）内に、ベーン（４）を
   周囲に取り付けたローター（５）を設け、このローター
   （５）の周囲に取り付けたベーン（４）によって、前記
   フィーダ本体（１）とローター（５）の間を仕切られた
   空間（６）としたロータリーフィーダの、前記投入口（
   ２）に、スイングリング（７）を取り付けたことを特徴
   とするロータリーフィーダ。 ２、上部に投入口（２）を設けると共に下部に排出口（
   ３）を設けたフィーダ本体（１）内に、周囲に凹回転面
   （１０）を複数個形成したローター（５）を設け、この
   ローター（５）の周囲に形成した凹回転面（１０）によ
   って、前記フィーダ本体（１）とローター（５）の間を
   仕切られた空間（６）としたロータリーフィーダの、前
   記投入口（２）に、スイングリング（７）を取り付けた
   ことを特徴とするロータリーフィーダ。 ３、前記スイングリング（７）が、ローター（５）のロ
   ーター軸（１１）から適宜伝達機構（１２）を介して揺
   動させるようにしたものであることを特徴とする請求項
   １又は請求項２記載のロータリーフィーダ。