JPH02231138A - レトルト食品の製造方法 - Google Patents

レトルト食品の製造方法

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JPH02231138A
JPH02231138A JP1052565A JP5256589A JPH02231138A JP H02231138 A JPH02231138 A JP H02231138A JP 1052565 A JP1052565 A JP 1052565A JP 5256589 A JP5256589 A JP 5256589A JP H02231138 A JPH02231138 A JP H02231138A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はレトルト食品の製造方法に関する乙のである。
[従来の技術] 近年、レトルト食品では酸素による内容物の品質の劣化
を防ぐための包装材料として、エチレンー酢酸ビニル共
重合体ケン化物(以後E V O I{と略記する)が
広く用いられている。かかるEVOI目よ酸素バリャー
性、透明性、熱安定性、溶融加工性等に優れているが、
レトルト処理時に吸湿しやすく、かつ吸湿すると酸素バ
リャー性が低下し、酸素バリャー性の回復が遅いという
欠点を持っているので、かかる欠点を補う目的で一般的
には水バリャー性の高いポリオレフィンを外層とする積
層物の構成で使用されている。
かかる構造物において、一般にポリオレフィン層゛は常
温における透湿度が小さい為にレトルト処理後の放置乾
燥では、逆にレトル゛ト中に吸水した過剰の水分が長時
間にわたッテ、EVOHffl.:存在し、コノコとが
E V O H層の酸素バリャーを低下せしめ、ひいて
は食品の劣化をもたらすことから、例えば特開昭61−
128878号公報では、積層フィルムをレトルト処理
後に強制的に乾燥させることによりEVOH層中の水分
量を急速に減少させ、酸素バリャー性をより速く回復さ
せる方法や、特開昭62−122923号公報では、乾
燥を不活性ガス雰囲気中で行うことにより、乾燥時に酸
素が容器中に透過し、増量するのを防ぐ方法、更に特開
昭60−159043号公報には、外層を内層よりなる
べく薄くして、レトルト処理により中間層E V 0 
1{に吸収された水分が強制乾燥により外層を透過して
逃失するのを促進し、それによって中間層のE V O
 }[の酸素パリャー性の回復を促進する方法等を提案
している。
また、上記の如く、レトルト食品の品質劣化を防止する
ために強制乾燥を採用する方法以外に、積層物構造の面
からかかる問題を解決する試みがなされており、特開昭
53−35778号公報にはEVOHを用いるレトルト
食品用の包装材として水バリャー性が改善された二袖延
伸フィルムの多層ラミネート構造物について出願し、ヒ
ートンールPJ/EVOH二軸延仲フィルム層/ナイロ
ン二軸延伸フィルム層等の構造物が示されている。
[発明が解決しようとする課題1 しかし、特開昭61−128878号公報、特開昭53
−35778号公報や特開昭GO−159043号公報
の発明では必ずしも酸素バリャー性回復速度は充分でな
く、特開昭62−122923号公報の発明では、装置
及び操作が煩雑になる点で不利である等、従来の技術で
は装置、操作性及び効果のいずれをも充分に満足できる
ものがないのが実情である。
[課題を解決するための手段] そこで本発明者はかかる課題を解決するために鋭き研究
を行った結果、押出成型法で製造した多層構造物の容器
であって、外層に用いる基材が内層に用いる基付上りら
透湿度が大であり、かつ、レトルト処理後に強制乾燥を
行う場合、装置而及び操作性面では従来の方式を惟持し
ながら、レトルト処理後のE V O H層の酸素バリ
ャー性を急速に回復させ得、その結果食品の品質低下を
らたらす心配が全くない方法を見出し、本発明を完成す
るに至った。
即ち本発明は、 [ 押出成型法で製造される多層構造物から得られる容
器に内容物を充填、密封後、レトルト処理を施し、更に
その後強制乾燥さ仕てレトルト食品を製造するにあたり
、多層構造物として 外 1(A);膜厚30μにおける透湿度が20−40
09/m”・dayで、融点が130−300℃である
ポリマーよりなる厚さ+5−250μのフィルム層、 中間層(B):エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物
のフィルム層、 内 層(C);膜厚30μにおける透湿度が209/m
″・day以下で、融点が100−180℃であるポリ
マーよりなる厚さ50μ以上のフィルム層からなり、か
つ、外層(A)の膜厚を内ml(C)の膜厚より薄くし
た構造物を用いることを特徴とするレトルト食品の製造
方法。」 である。
本発明の特徴点は、上述の如く外層(八ノに内ff(C
)よりも透湿度の大きい基材を用い、かつ、外層(A)
の膜厚が内層(C)の膜厚より薄くした層構造物を用い
る点にある。このことより、レトルト処理後のE V 
O H層(中間層(B))の乾燥速度が増し、即ち、酸
素バリャー性を急速に回復さU゜ることかできる。外層
にti湿の大きい仄{才を用いると、レトルト処理時の
吸湿により食品の劣化が予想されるが、本発明者はレト
ルト処理後の乾燥により、急速にバリャー性を回復it
 Lめ、このことが食品の劣化の抑制に大きく影響をも
たらすことを確認したことが本願の発明の基盤をなすも
のである。
本発明の外層(A)は膜厚30μにおけるJ!!i湿度
が20−4 0 09/ta”day,好ましくは5 
0 − 3 0 09/m2・d&R融点が130−3
00℃、好ましくは150−270℃であるポリマーで
あれば特に制限はないが、具体的には6−、6,6−、
6,l〇一等の各種ナイロン、ポリカーボネート、ポリ
エチレンテレフタレート、非品性ポリエチレンテレフタ
レート等が好ましく、厚さが15250μのフィルム層
として使用される。
透湿度が2 0 97 m”−day未膚の樹脂では、
該フィルム層の透湿度が低く過ぎるため、EVOHaの
酸素バリャー性の回復速度は遅くなる。一方、300g
/m”・dayを越えた樹脂ではレトルト処理品に観察
されるEVOH層の白化が乾燥後ら回復不能となり、容
器の透明性が悪くなり、又回復不能なバリャー低下が観
察され好ましくない。
融点が130℃未満ではレトルト時に融着する恐れがあ
り、300℃を越えるポリマーは汎用の成型機では成型
が難しく、実用的でない。
容器を横成する外層(A)の厚みか15μ未満では、フ
ィルム層がレトルト処理時の苛酷な条件に耐えられず、
変形を起こしやすくなる。250μをこえるとE V 
O H層の乾燥に時間を要し、E V O I{層の酸
素バリャー性の回復が遅くなり好ましくない。
本発明の中間層(B)のE V O Hの組成は、レト
ルト食品用包装材として使用可能な組成であれば特に制
限はないが、エチレン含有125−55モル%、好まし
くは28−50モル%、酢酸ビニル成分のケン化度95
モル%以上、好ましくは99モル%以上が適当である。
エチレン含量が25モル%未満では耐水性が不足し、酸
素バリャー性の低下も大きくなり、55モル%を越える
と酸素バリャー性が不足する。また、酢酸ビニル成分の
ケン化度が95モル%未満の場合も耐水性が不足し、酸
素バリャー性ら不足する。
又、かかるE V O Hには更に少量のプロピレン、
イソブテン、α−オクテン、α−ドデセン、α−才クタ
デセン等のα−オレフィン、不飽和カルボン酸又はその
塩・部分アルキルエステル・完全アルキルエステル・ニ
トリル・アミド・無水物、不飽和スルホン酸又はその塩
等のコモノマーを成分として含んでいてら差支えない。
本発明の内層(C)は模厚30μにおける透湿度が20
g/+a!*day以下、好ましくはI 5 9/ 0
1’ ・day以下で、融点が100−180℃、好ま
しくは+30−165℃であるポリマーであれば特に制
限はないが、具体的には高密度ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、エヂレンープロピレン共重合体等が好ましく、
厚さが50μ以上のフィルム層として使用される。
透湿度が2 0 g/ ra”−dayを越えるポリマ
ーの場合は、内容物の水分によりEVO【■層の酸素バ
リャー性が影響を受ける。
融点が100℃未満ではレトルト時に融着する恐れがあ
り、180℃を越えるポリマーはヒートンール温度が高
くなりすぎ、実用的でない。
内層(C)の厚さが50μ未満では、内容物の水分がE
v o r−r層へ透過し、E V O H層の酸素バ
リャー性の低下を引き起こす。
更に本発明では、外層(A)の膜厚が内Ml(C)の膜
厚より薄い多層構造物を用いろことら必須である。かか
る条件を満たさない場合、強制乾燥時に内容物中の水分
がEV O H層に供給され、E V O H層の乾燥
効率が悪くなり、酸素バリャー性の回復も遅くなる。
本発明の構造物は(A)/(B)l/(C)の構成を基
本とするが、実用的には各層間接着性を保持するために
接着剤層(D)、アンカーコート剤層(E)が設けられ
る。
接着剤ff(D)としては、ポリオレフィン系、ポリエ
ステル系、アクリル系など各種のむのがいずれも好適に
用いられるが、好ましくは酸変性ポリオレフィン、より
好ましくはカルボン酸(例えば無水マレイン酸)変性ボ
リブロピレン、カルボン酸変性エチレンー酢酸ビニル共
重合体が実用的である。又、かかる接着剤層は、゛特に
外層(A)の効果に影響を及ぼさないように、通常厚さ
5−50μにする。
アンカーコート剤としては、有機チタン系、イソシアネ
ート系、ボリエチレンイミン系、ポリブタノエン系など
各種のものがいずれも好適に用いられ、通常厚さ0.5
−2μでコーティングして用いられる。
本願の多層構造物を製造する溶融成型法としては、押出
成型法を行う。このうち押出成型法としては、公知のド
ライラミネート法、押出コート法、共射出成型法多層イ
ンフレーンヨン成形法、多層′r−ダイ押出成形法、多
層中空成型法、多層パイプ押出法1かい1″れし採用さ
れ、溶融樹脂層の接合方式としてはグイ内接合方式及び
グイ外接合方式が採用できる。
これらの溶融成型を実施するに際しての温度条件として
は約160〜250℃とするのが望ましく、必要に応じ
フィラー、着色剤、安定剤、発泡剤などの公知の添加,
}1を適当m配合することもある。
上記の如くして得られた構造物は、袋、ボトル、カップ
、ヂューブ等、任意の形状の容器として成型されたのち
、食品が充填され、レトルト処理に供せられる。
本発明のレトルト処理とは、高温高圧での蒸気殺菌処理
のみならず、ボイ゛ル殺菌処理をも含み、大気中のみな
らず窒素等の不活性ガス中で行ってもよい。具体的に該
レトルト処理は、蒸気又は熱水温度80−150℃、加
熱時間lθ秒−60分で実施される。
レトルト処理が終了した後、強制乾燥が行われる。
本発明の強制乾燥としては、熱風吹付乾燥、赤外線加熱
乾燥等種々の方法が可能であり、窒素、炭酸ガス等やこ
れらの混合ガス等の不活性ガス雰囲気中で行ってもよい
乾燥温度及び乾燥時間等の乾燥条件は、本発明の多層構
造物容器の層構成、レトルト処理条件、及び要求するE
V O H層の酸素バリャー性等により適当に選択すれ
ばよいが、通常は乾燥温度80〜150℃、乾燥時間5
秒〜60分で実施される。該乾燥はEVOH層の吸水率
が5重m%以下となるまで行うのが望ましい。
本発明の製造方法は、完全殺菌の必要な、例えば煮豆、
佃煮、珍味類、冷凍調理食、漬物、味噌、スパゲティー
鳥肉野菜煮込み、こぶ巻、ハンバーグステーキ、鳥獣貝
魚肉類、ミートソース、カレー、シチュー、酢豚等の各
種のレトルト食品の製造法として好適である。
[作  用] 本発明において、特に外層に透湿度の大きいポリマーを
用い、E V O I1を中間層とする多層構造物製容
器を使用することにより、レトルト処理後の強制乾燥時
にEVOH層の乾燥速度が大きくなり、酸素バリャー性
の回復速度を大きくする作用がある。
[実施例及び対照例] 次に実施例を挙げて、本発明を更に説明する。
尚、測定は次のようにして行った。
酸素透過度 AS’rM D  3985に従い、モダンコントロー
ル社製のOX−TRAN I O O型を使用し、25
℃、75%RII下で測定した。
透湿度 JIS  Z  0208に従い、膜厚3oμのフィル
ムについて温度40℃、相対湿度90%で測定した。
実施例1 外 層(A−1);6−ナイロン 中間層(B−1):エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン
化物内 層(C−1):エチレン−ブロビレン共重合体
接着剤層(D−1):無水マレイン酸変性ポリブロピレ
シの各樹脂を用いて層構成及び膜厚(μ)が(A− 1
)/(B− 1)/(D− 1)/(C− 1)=5 
0/2 0/I 5/8 0なる4層積層構造物を以下
の条件下の押出成型法で製造した。
(A−1)(B−1)(C−1)(D−1)押出温度 
240℃ 220’C  210’C  23o℃又、
グイ温度は250℃であった。
得られた多層構造物でIOXIO(am単位)の大きさ
の袋を作成し、イオン交換水を充填し、ヒートシールに
より袋を閉じて120℃、30分間のレトルト処理後、
95℃、15分間の強制乾燥を行った。酸素透過度をレ
トルト処理前、及びレトルト処理後1日経過後に測定し
、第1表に示した。
対照例l 外層(a−1)及び内!(c−1):ボリブロビレン中
間層(b−1):エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化
物接着剤層(d−1);無水マレイン酸変性ボリブロピ
レンの各樹脂を用いて層構成及び膜厚(μ)が(a−1
)/(d−f)/(b−1)/(d  l)/(a  
l)=1 4 0/I O/2 0/1 0/3 0 
0なる5層積層構造物を以下の条件下の押出成型法で製
造した。
(a−1)  (b−1)  (d   l)押出温度
  230゜C 220℃ 210℃又、グイ温度は2
20℃であった。
得られた多層構造物を使用し、以後実施例1と同様に実
験を行った。
結果を第1表に示した。
対照例2 実施例1で強制乾燥を省略した以外は同様に実験を行い
、結果を第1表に示した。
実施例2(押出成型法) 実施例1で、第1表に示した層構成にする以外は同様に
実験を行い、結果を合わ仕て併記した。
実施例3 外 層(A−3);ボリエヂレンテレフタレート中間m
<B−3):エチレンー酢酸ビニル共重合体ケン化物内
 層(C−3).エチレンーブロビレン』(重合体接着
剤層(D−3);無水マレイン酸変性ポリプロピレンア
ンカーコート剤(E−3);ポリウレタンイソシアネー
ト系の各樹脂を用いて層構成及び膜厚(μ)が(A−3
)/(E−a)/(B−3)/(D−3)/(C−3)
=3 0/1/2 0/I 3/I 0 0なる4mW
tR構造物を共押出コート法で製造した。
得られた多層構造物を使用し、以後実施例lと同様に実
験を行った。
結果を第1表に示した。
実施例4(共押出成型法) 第1表に示した層構成にする以外は実施例Iに準じて実
験を行い、結果を合わ仕て併記した。
(注) 外層 (A−I):6−ナイロン 透湿度2 6 0 y/ sf H clay,融点2
18℃(A−2);ボリカーボネート 透湿度+509/m1day,融点220 〜2110
℃(A−3):ボリエヂレンテレフタレート透湿度2 
5 y/ m” ・dayx融点263℃(A−4);
非品性ポリエチレンテレフタレート(イーストマン社製
、商品名 1’ETG  6763)透湿度55y/m
”・dsy%励点245℃(a−l):ポリプロピレン 透湿度8 v/ m’ ・day,融点164℃(a−
2):6−ナイロン 透湿度2 6 0 9/ m” ・day,融点218
℃中間層 (エチレンー酢酸ビニル共重合体ケン化物)
(B−1);エチレン含130モル%、ケン化度99.
3モル%(B−2);エチレン含142モル%、ケン化
度99 1モル%(B−3);エチレン含量32モル%
、ケン化度99.7モル%(B−4):エチレン含量4
6モル%、ケン化度99.4モル%(b−1);エチレ
ン含ffi30モル%、ケン化度99.3モル%((B
−1)と同じ〕 (b−2);エチレン含ffi30モル%、ケン化度9
9.3モル%((B−1)と同じ〕 内層 (C−1);プロピレン重合体 透湿度89/m”−day、融点164℃(C−2):
高密度ポリエヂレン 透湿度697l″・day,融点135℃(C−3):
エチレン−ブロビレン共重合体エチレン含量5モル%、 透湿度1 1 y/ at − day,融点153℃
(C−4):エチレンープロピレン共重合体エチレン含
ffi5モル%、 透湿度1 1 97 m” ・day、融点153℃(
c−1);ボリプロビレン 透湿度897m”・day、融点164℃(c−2):
プロピレン共重合体 透湿度8 97 m” ・day.融点164℃((C
−1)と同じ〕接着剤層 (D−1);無水マレイン酸変性ボリブロビレン(三菱
油化製、商品名 モデイツク p−310F)(D−2
):無水マレイン酸変性エチレンー酢酸ビニル共重合体
(三菱化成製、商品名 ノバテイツクAP−24011
)(D−3);無水マレイン酸度性ボリプロビレン(三
菱化成袈、商品名 ノパテイツク AI) − 1 9
 6 1”)(D−4);無水マレイン酸変性エチレン
ー酢酸ビニルノ(重合体(三井石油化学製、商品名 ア
ドマーv F− e o o )(D−4)′;II水
マレインIi!2変性ボリブロピレン(三菱油化製、商
品名 モディック P−3 1 0F)(d−1);無
水マレイン酸変性ポリプロピレン(三慶化成製、商品名
 ノパテイツク AP−196F)(d−2);無ホマ
レイン酸変性ポリプロピレン(三菱油化製、商品名 モ
デイツク P−3 1 0F)((D−1)と同じ〕 アンカーコート剤(E−3):ポリウレタンボリイソン
アネート系(武田薬品製、商品名 タケラックA−36
9)[効  果] 本発明のレトルト食品の製造方法は、特に外層に透湿度
の大きいポリマーを用い、IE V O Hを中間層と
して含む多層構造物を使用することにより、レトルト処
理後の強制乾燥時に、E V O H層の乾燥速度が大
きくなり、酸素バリャー性の回復速度を大きくする。そ
の結果、酸素による内容物の品質の劣化を防ぐ効果を有
する。
特許出願人  日本合成化学工業株式会社*透湿度・・
・模厚30μで測定した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  押出成型法で製造される多層構造物から得られる容器
    に内容物を充填、密封後、レトルト処理を施し、更にそ
    の後強制乾燥させてレトルト食品を製造するにあたり、
    多層構造物として 外層(A):膜厚30μにおける透湿度が20−400
    g/m^2・dayで、融点が130−300℃である
    ポリマーよりなる厚さ15−250μのフィルム層、 中間層(B):エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物
    のフィルム層、 内層(C);膜厚30μにおける透湿度が20g/m^
    2・day以下で、融点が100−180℃で、あるポ
    リマーよりなる厚さ50μ以上のフィルム層 からなり、かつ外層(A)の膜厚を内層(C)の膜厚よ
    り薄くした構造物を用いることを特徴とするレトルト食
    品の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07251872A (ja) * 1994-01-25 1995-10-03 Sumitomo Chem Co Ltd 積層フィルム
JPH07251874A (ja) * 1994-01-25 1995-10-03 Sumitomo Chem Co Ltd レトルト用包装袋
DE112021004748T5 (de) 2020-09-10 2023-06-29 Kuraray Co., Ltd. Mehrschichtstruktur und verpackungsbehälter, der diese umfasst

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DE112021004748T5 (de) 2020-09-10 2023-06-29 Kuraray Co., Ltd. Mehrschichtstruktur und verpackungsbehälter, der diese umfasst

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