JPH0223111Y2 - - Google Patents

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JPH0223111Y2
JPH0223111Y2 JP18642681U JP18642681U JPH0223111Y2 JP H0223111 Y2 JPH0223111 Y2 JP H0223111Y2 JP 18642681 U JP18642681 U JP 18642681U JP 18642681 U JP18642681 U JP 18642681U JP H0223111 Y2 JPH0223111 Y2 JP H0223111Y2
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voltage
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JP18642681U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は交流電力を出力する電源用電力増幅器
に関する。
従来、商用電源を昇降圧する場合、たとえばス
ライダツクを用いるようにしている。しかしなが
らスライダツクは原理的には昇降比を可変し得る
変圧器であり、負荷電流が流れる機械的な摺動子
を有するために形状も大きく、コストも高価で長
期間の使用では信頼性に問題もある。
このために電力増幅器の入力に交流信号を与え
増幅出力を負荷へ与えて駆動することが考えられ
ている。この場合は電力増幅器の増幅率を制御す
ることにより出力電圧を任意に制御することがで
き、また負帰還ループを設けることにより出力電
圧を安定化することもできる。また増幅率を制御
する場合、たとえばポテンシヨメータ等を用いて
微小電流により連続的に行なうことができスライ
ダツクに比して小型でコストを低減でき信頼性を
向上することができる。
しかしながらこのようなものでは電力増幅器を
駆動するために大容量の直流電源を必要とし、か
つこの直流電源に、たとえば商用電源を整流、平
滑したものを用いる場合、大容量で高耐圧の平滑
コンデンサを必要とする欠点があつた。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので電
力増幅回路により出力電圧を電子的に制御するこ
とができしかも簡単な構成の電源を用いることが
でき、形状が小型でコストも安価でありかつ高い
信頼性を得ることができる電源用電力増幅器を提
供することを目的とするものである。
以下本考案の一実施例を第1図乃至第3図を参
照して詳細に説明する。図中1は電源部で商用電
源を整流して正極出力端子1aおよび負極出力端
子1bから正・負半波整流波形に正極側は一定の
正極電圧、負極側は一定の負極電圧を重畳して出
力する。そして2は増幅部で上記電源1の出力に
同期する交流信号3を例えばオペアンプ等の前置
増幅段2aで増幅した後B級もしくはAB級の動
作領域を有する出力増幅段2bへ与える。そして
この出力増幅段2bの出力回路はNPNトランジ
スタとPNPトランジスタとを組合せた正・負2
電源で駆動するコンプリメンタリ接続とし、かつ
負荷4へコンデンサを介すことなく直接出力を与
える直結出力を行なうようにしている。
第2図は上記電源部の一例を示す回路図で商用
電源をトランスTの1次巻線T1へ与え、この2
次側に第1,第2,第3の各2次巻線T2,T3
T4を巻装している。そして第1,第3の各2次
巻線T2,T4の出力電圧は等しく、かつ比較的、
低電圧でそれぞれ出力にダイオードブリツジD1
D2を介挿し、この整流出力を平滑コンデンサC1
C2によつて平滑して直流電圧V1,V2を得るよう
にしている。そして第2の2次巻線T3の出力電
圧は4個のダイオードD3を用いた整流回路によ
り半波整流し、この出力電圧+V3,−V3に上記直
流電圧V1,V2をそれぞれ重畳して正・負極出力
端子1a,1bから出力するようにしている。し
たがつて、正・負極出力端子1a,1bの出力電
圧波形は、たとえば第3図aに示すように半波整
流波形に正極側は一定の正極電圧+V1,負極側
は一定の負極電圧−V2を重畳したものとなる。
一方、増幅部2の入力には電源部1の出力に同期
する交流信号3が与えられるのでこの信号を所定
レベルまで増幅して第3図bに示すような交流波
形を負荷4へ供給することができる。即ち、増幅
部2に加えられた正弦波の交流信号3は前置増幅
段2aで増幅され、前記前置増幅段2aの出力に
は増幅された正弦波の交流信号が抽出される。こ
の前置増幅段2aは小振幅の交流信号3を大振幅
の交流信号に増幅する作用をする。前記前置増幅
段2aからの出力信号は出力増幅段2bのNPN
トランジスタ及びPNPトランジスタのそれぞれ
ベースに加えられると共に、この出力増幅段2b
のNPNトランジスタ及びPNPトランジスタのそ
れぞれコレクタには交流信号3に同期した正弦波
の半波整流波形に正極側は一定の正極電圧+V1,
負極側は一定の負極電圧−V2を重畳した第3図
aに示すような正・負極出力端子1a,1bの出
力電圧が加えられるので、正極出力端子1aの出
力電圧が加えられているときNPNトランジスタ
が動作して負荷4に出力を供給し、一方、負極出
力端子1bの出力電圧が加えられているとき
PNPトランジスタが動作して負荷4に出力を供
給する。したがつて、負荷4には第3図bに示す
ような正弦波の交流信号を供給することができ
る。したがつて、増幅部2へ加える交流信号3の
大きさを変化させることにより、負荷4への出力
をOVから可変することができる。また、負荷4
への出力電圧の最大値は、正極側がV1+V3(ピ
ーク)となり、負極側が−V2+(−V3)(ピー
ク)となし得る。したがつて、電源部1からの当
該供給電圧の設定如何により0〜任意の出力電圧
を負荷4に供給することができる。またこの場合
出力電圧の絶対値の増減に同期する電源電圧を増
幅部2へ供給するのでその増幅機能は何ら損なわ
れることがない。さらに電源部1の出力には一定
電圧+V1,−V2を重畳しているので出力増幅段2
bのトランジスタのコレクタ・エミツタ間の電圧
降下、あるいは電源部1の出力と交流信号3との
同期が完全にとれていない場合にも出力が欠損す
ることがなく、また出力波形の歪も生じない。
したがつて電源部1の出力は脈流のままでよい
ので高耐圧、大容量の平滑コンデンサを省略でき
る。また出力増幅段2bには出力に応じた電圧が
印加されるので熱損失が少なくコレクタ損失の小
さいトランジスタによつて大きな出力を得ること
ができる。さらに出力増幅段2bには正負極電圧
が交互に印加されるのでトランジスタのコレクタ
耐電圧を略1/2にできる。したがつて信頼性が高
く、形状が小型でコストも安価であり出力増幅段
の負担も軽減することができる。
なお本考案は上記実施例に限定されるものでは
なく、たとえば出力増幅段2bを正・負極性が交
互に出力される矩形波で駆動してもよいし、交流
信号3は適宜な発振器から正弦波を与えるように
してもよい。
以上詳述したように本考案は交互に出力される
正・負極電圧に一定の正・負極電圧を重畳して、
入力に交流信号を与えられるコンプリメンタリ出
力の増幅部を駆動するようにしたので、従来のス
ライダツクに比較して機械部(摺動子等)がな
く、高信頼,低損失かつ小型で安価な電源用電力
増幅器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク図,
第2図は上記実施例の電源部の回路図、第3図
a,bは上記実施例の動作を説明する波形図であ
る。 1…電源部、2…増幅部、3…交流信号、4…
負荷。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 正極出力端子および負極出力端子から正弦波の
    正・負半波整流波形もしくは矩形波の正極電圧お
    よび負極電圧に正極側は一定の正極電圧,負極側
    は一定の負極電圧を重畳して所定周期で交互に出
    力する電源部と、この電源部の正・負極出力端子
    から与えられる正・負電源によつて駆動され入力
    に上記電源部の周期に同期して与えられる交流信
    号を増幅するコンプリメンタリ接続の出力段を有
    する増幅部とを具備する電源用電力増幅器。
JP18642681U 1981-12-15 1981-12-15 電源用電力増幅器 Granted JPS5890720U (ja)

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JP18642681U JPS5890720U (ja) 1981-12-15 1981-12-15 電源用電力増幅器

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JP18642681U JPS5890720U (ja) 1981-12-15 1981-12-15 電源用電力増幅器

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Publication Number Publication Date
JPS5890720U JPS5890720U (ja) 1983-06-20
JPH0223111Y2 true JPH0223111Y2 (ja) 1990-06-22

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JPS5890720U (ja) 1983-06-20

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