JPH0223093A - パワーウィンドゥアクチュエーター用保護回路 - Google Patents
パワーウィンドゥアクチュエーター用保護回路Info
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- JPH0223093A JPH0223093A JP17144388A JP17144388A JPH0223093A JP H0223093 A JPH0223093 A JP H0223093A JP 17144388 A JP17144388 A JP 17144388A JP 17144388 A JP17144388 A JP 17144388A JP H0223093 A JPH0223093 A JP H0223093A
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- actuator
- power window
- overcurrent
- heat sink
- temperature coefficient
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- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 5
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- JRPBQTZRNDNNOP-UHFFFAOYSA-N barium titanate Chemical compound [Ba+2].[Ba+2].[O-][Ti]([O-])([O-])[O-] JRPBQTZRNDNNOP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Landscapes
- Control Of Direct Current Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は比較的大きな電力を要するアクチュエーターに
使用できる保護回路に関するものである。
使用できる保護回路に関するものである。
従来の技術
最近自動車のエレクトロニクス化が進み、車窓も電動式
のパワーウィンドウのアクチュエーター方式に転換され
つつある。このパワーウィンドウの窓開閉動作途中にお
いては、数アンペアのノーマル電流が流れ、この電流で
はモーターは異常発熱することがない。しかしウィンド
ウの下限点または上限点に達すると、アクチュエーター
モーターの回転は機械的に停止するが、何らかの異常で
ウィンドウ開閉スイッチがオンし続けた場合、この間ア
クチュエーターには過電流(10〜20アンペア程度)
が流れ続け、モーターは加熱状態となって、モーターコ
イルの絶縁劣化がすすみ、焼損に至る危険がある。
のパワーウィンドウのアクチュエーター方式に転換され
つつある。このパワーウィンドウの窓開閉動作途中にお
いては、数アンペアのノーマル電流が流れ、この電流で
はモーターは異常発熱することがない。しかしウィンド
ウの下限点または上限点に達すると、アクチュエーター
モーターの回転は機械的に停止するが、何らかの異常で
ウィンドウ開閉スイッチがオンし続けた場合、この間ア
クチュエーターには過電流(10〜20アンペア程度)
が流れ続け、モーターは加熱状態となって、モーターコ
イルの絶縁劣化がすすみ、焼損に至る危険がある。
従来技術では、このような過電流の防止のためにリミッ
トスイッチまたはバイメタルスイッチを用いた回路構成
、または半導体スイッチ回路が用いられていた。
トスイッチまたはバイメタルスイッチを用いた回路構成
、または半導体スイッチ回路が用いられていた。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、上記のような従来技術では下記の問題点
を有していた。
を有していた。
(1) リミットスイッチを用いた回路構成は複数個
のりミソトスインチを要し、かなり価格が高くなる。ま
たリミットスイッチの接点が多く接点の損傷、振動によ
る誤動作など信頼性に欠ける。
のりミソトスインチを要し、かなり価格が高くなる。ま
たリミットスイッチの接点が多く接点の損傷、振動によ
る誤動作など信頼性に欠ける。
(2)バイメタルスイッチは比較的低コストであるが、
これもリミットスイッチ同様信頼性に欠ける。
これもリミットスイッチ同様信頼性に欠ける。
(3)半導体スイッチ回路またはソリッドステートリレ
ーを用いたものは信頼性は高く、応答に優れているが、
高価格となる欠点を有していた。
ーを用いたものは信頼性は高く、応答に優れているが、
高価格となる欠点を有していた。
問題点を解決するための手段
本発明は上記問題点に鑑み、高信頼性でかつ低コストに
てパワーウィンドウのアクチュエーターの過電流保護回
路を提供するものである。すなわち、パワーウィンドウ
のアクチュエーターの過電流保護用として、正特性サー
ミスタを2個以上並列接続し、これをアルミ板などの放
熱効果を有する放熱板に取り付け、これをアクチュエー
ターモーターと直列に接続したことを特徴とするパワー
ウィンドウアクチュエーター用保護回路である。
てパワーウィンドウのアクチュエーターの過電流保護回
路を提供するものである。すなわち、パワーウィンドウ
のアクチュエーターの過電流保護用として、正特性サー
ミスタを2個以上並列接続し、これをアルミ板などの放
熱効果を有する放熱板に取り付け、これをアクチュエー
ターモーターと直列に接続したことを特徴とするパワー
ウィンドウアクチュエーター用保護回路である。
作用
第1図は本発明の基本的回路構成で、この回路構成にて
ウィンドウ開閉スイッチをオンオフしてウィンドウの開
閉動作を行うと第3図のごとく、動作電流が流れる。即
ち、「開」側にオンするとアクチエエータ−モーターに
は数アンペアのノーマル動作電流が流れ、開ききっても
1秒程度スインチをオンし続きけるとその間のモーター
は回転できないままノーマル動作電流の数倍の口・ツク
電流が流れる。スイッチをオフして作動体止時間0.5
〜1秒の後に「閉」側にオンし、後同様な作動を繰り返
した時の動作電流の状態を示している。
ウィンドウ開閉スイッチをオンオフしてウィンドウの開
閉動作を行うと第3図のごとく、動作電流が流れる。即
ち、「開」側にオンするとアクチエエータ−モーターに
は数アンペアのノーマル動作電流が流れ、開ききっても
1秒程度スインチをオンし続きけるとその間のモーター
は回転できないままノーマル動作電流の数倍の口・ツク
電流が流れる。スイッチをオフして作動体止時間0.5
〜1秒の後に「閉」側にオンし、後同様な作動を繰り返
した時の動作電流の状態を示している。
次に、ウィンドウがロック状態にて開閉スイ・7チが破
損してオン状態になり続けたり、ウィンドウの開閉時に
何らかの原因でアクチュエーターモーターに過大な機械
的負荷がかかるという異常時を想定して本回路にロック
電流を流し続けると、アクチュエーターに直列に入って
いる正特性サーミスタはそのロック状態の過電流により
自己発熱が促進され、該サーミスタ素子内温度が上昇し
、第2図に示すようにある一定の温度即ちキューリー点
(C,P)温度に達すると該サーミスタの抵抗値が急上
昇する。この抵抗値の急上昇により回路電流は第4図に
示すように急激に抑制されてノーマル動作電流以下にし
ぼられ、過電流によるアクチュエーターの加熱、焼損が
防止できる。
損してオン状態になり続けたり、ウィンドウの開閉時に
何らかの原因でアクチュエーターモーターに過大な機械
的負荷がかかるという異常時を想定して本回路にロック
電流を流し続けると、アクチュエーターに直列に入って
いる正特性サーミスタはそのロック状態の過電流により
自己発熱が促進され、該サーミスタ素子内温度が上昇し
、第2図に示すようにある一定の温度即ちキューリー点
(C,P)温度に達すると該サーミスタの抵抗値が急上
昇する。この抵抗値の急上昇により回路電流は第4図に
示すように急激に抑制されてノーマル動作電流以下にし
ぼられ、過電流によるアクチュエーターの加熱、焼損が
防止できる。
本発明は第1図に示したような極めて筒車な回路構成に
て、高信頼性を有しかつ安価にてパワーウィンドウなど
のアクチュエーターの過電流防止機能を果たすことがで
きるものである。
て、高信頼性を有しかつ安価にてパワーウィンドウなど
のアクチュエーターの過電流防止機能を果たすことがで
きるものである。
実施例
以下、本発明の実施例について説明する。
(実施例1)
使用した正特性サーミスタは主原料がチタン酸バリウム
で、微量の稀土類元素を添加して焼結し、キューリー点
が120℃、25°Cの抵抗値が0.5Ωに構成された
ものである。このサーミスタ素子2個を70X40X1
關のアルミ板にシリコン系樹脂で貼着し並列接続したも
のを第1図に示すようにアクチュエーターモーターに直
列に接続し、電源としてDC12Vを与え、第3図に示
す開閉作動を行った。この時の条件として周囲温度は2
5℃および80°C、ノーマル動作時間は4秒、ロック
状態時間は1秒、作動体止時間は1秒、使用したアクチ
ュエーターモーターは巻線抵抗がノーマル動作時2Ω、
ロック状態で0.5Ωのものであった。この条件下で実
施した結果は第1表に示すとおり良好な結果が得られた
。
で、微量の稀土類元素を添加して焼結し、キューリー点
が120℃、25°Cの抵抗値が0.5Ωに構成された
ものである。このサーミスタ素子2個を70X40X1
關のアルミ板にシリコン系樹脂で貼着し並列接続したも
のを第1図に示すようにアクチュエーターモーターに直
列に接続し、電源としてDC12Vを与え、第3図に示
す開閉作動を行った。この時の条件として周囲温度は2
5℃および80°C、ノーマル動作時間は4秒、ロック
状態時間は1秒、作動体止時間は1秒、使用したアクチ
ュエーターモーターは巻線抵抗がノーマル動作時2Ω、
ロック状態で0.5Ωのものであった。この条件下で実
施した結果は第1表に示すとおり良好な結果が得られた
。
第1表
(実施例2)
実施例1で用いたのと同じ正特性サーミスタ3個を70
X40X1wmのアルミ板にシリコン系樹脂で貼着し並
列接続したものを用いた。他の条件は実施例1と同様で
、作動した結果は第2表に示すごとく良好な結果が得ら
れた。
X40X1wmのアルミ板にシリコン系樹脂で貼着し並
列接続したものを用いた。他の条件は実施例1と同様で
、作動した結果は第2表に示すごとく良好な結果が得ら
れた。
第2表
なお、本発明と比較のため、同サーミスタ素子を用い、
素子2個並列接続で放熱板なしの場合、素子1個で放熱
板有りの場合、素子1個単独の場合について確認したが
、いずれの場合も動作繰り返し可能回数は常温時に夫々
4回動作、5回動作、1回動作であり、85℃の状態で
は1回動作のみで、後2者は不動作状態となり実用上使
用できなかった。
素子2個並列接続で放熱板なしの場合、素子1個で放熱
板有りの場合、素子1個単独の場合について確認したが
、いずれの場合も動作繰り返し可能回数は常温時に夫々
4回動作、5回動作、1回動作であり、85℃の状態で
は1回動作のみで、後2者は不動作状態となり実用上使
用できなかった。
発明の効果
以上のように本発明によれば、■正特性サーミスタ1個
で放熱板を有する場合、■放熱板のない場合、■サーミ
スタ素子2偏並列接続で放熱板のない場合と比較して大
電流の電流制御が安定にでき、しかも従来技術に比較し
て高信頼性で低コストにてパワーウィンドウなどのアク
チュエーター過電流防止機能を発揮し、産業上有益でか
つ安全である。
で放熱板を有する場合、■放熱板のない場合、■サーミ
スタ素子2偏並列接続で放熱板のない場合と比較して大
電流の電流制御が安定にでき、しかも従来技術に比較し
て高信頼性で低コストにてパワーウィンドウなどのアク
チュエーター過電流防止機能を発揮し、産業上有益でか
つ安全である。
第1図は本発明の基本回路構成図、第2図は正特性サー
ミスタの温度−抵抗値特性図、第3図はパワーウィンド
ウ開閉作動時の電流を示す図、第4図は正特性サーミス
タに過電流を流した時の電流変化特性図である。 1:2個以゛上の正特性サーミスタ(放熱板付)2ニア
クチユニーターモーター 3:パワーウィンドゥ開閉スイッチ 4:直流電源
ミスタの温度−抵抗値特性図、第3図はパワーウィンド
ウ開閉作動時の電流を示す図、第4図は正特性サーミス
タに過電流を流した時の電流変化特性図である。 1:2個以゛上の正特性サーミスタ(放熱板付)2ニア
クチユニーターモーター 3:パワーウィンドゥ開閉スイッチ 4:直流電源
Claims (1)
- パワーウィンドウのアクチュエーターの過電流保護用と
して正特性サーミスタを2個以上並列接続してアルミ板
などの放熱板に取り付け、これをアクチュエーターモー
ターと直列に接続したことを特徴とするパワーウィンド
ウアクチュエーター用保護回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17144388A JPH0223093A (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | パワーウィンドゥアクチュエーター用保護回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17144388A JPH0223093A (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | パワーウィンドゥアクチュエーター用保護回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0223093A true JPH0223093A (ja) | 1990-01-25 |
Family
ID=15923211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17144388A Pending JPH0223093A (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | パワーウィンドゥアクチュエーター用保護回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0223093A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5128914A (ja) * | 1974-09-06 | 1976-03-11 | Toyota Motor Co Ltd | |
JPS62110510A (ja) * | 1985-11-08 | 1987-05-21 | Nippon Radiator Co Ltd | 自動車用空気調和装置の送風制御装置 |
-
1988
- 1988-07-08 JP JP17144388A patent/JPH0223093A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5128914A (ja) * | 1974-09-06 | 1976-03-11 | Toyota Motor Co Ltd | |
JPS62110510A (ja) * | 1985-11-08 | 1987-05-21 | Nippon Radiator Co Ltd | 自動車用空気調和装置の送風制御装置 |
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