JPH0475418A - 転流回路 - Google Patents

転流回路

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Publication number
JPH0475418A
JPH0475418A JP18560090A JP18560090A JPH0475418A JP H0475418 A JPH0475418 A JP H0475418A JP 18560090 A JP18560090 A JP 18560090A JP 18560090 A JP18560090 A JP 18560090A JP H0475418 A JPH0475418 A JP H0475418A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistance
ctr
thermister
current
thermistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18560090A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasumasa Murakami
村上 安正
Takayuki Miura
孝之 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Energy Support Corp
Original Assignee
Energy Support Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Energy Support Corp filed Critical Energy Support Corp
Priority to JP18560090A priority Critical patent/JPH0475418A/ja
Publication of JPH0475418A publication Critical patent/JPH0475418A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、主回路に大電流が流れたときその大電流を
限流する転流回路に関するものである。
[従来の技術] 従来の転流回路は第3図に示すように、大電流を限流・
抑制する限流素子2を主回路となる接点スイッチ3に直
列に接続して使用することが考えられている。この限流
素子2は温度が上昇すると初期抵抗値が急激に上昇する
正特性サーミスタ(positive tempera
ture coefficient:PTC)である。
また、第4図に示すように、前記限流素子2を接点スイ
ッチ3に対し並列に接続して使用することが考えられて
いる。
[発明が解決しようとする課題] ところが、前者の場合、通常使用状態における負荷電流
による電力損失を実用上問題のない程度に小さくするた
めには、前記限流素子2の初期抵抗を主接点の抵抗値と
同じレベルまで著しく小さくする必要があり、現実性に
乏しいという問題がある。
また、後者の場合、通常使用状態における負荷電流によ
る電力損失は無視することができるが、限流動作のため
には短絡電流を接点スイッチ3側から限流素子2側へ転
流させることが必要で、この際限流素子2の初期抵抗値
によっては転流動作が不確実(転流失敗)となる問題が
ある。すなわち、限流素子2の初期抵抗値が接点スイッ
チ3の抵抗値を著しく上回っている場合に転流失敗の問
題が発生する。転流失敗は限流回路そのものの不成立を
意味するため、短絡保護素子として使用することが不適
当であるという問題がある。
本発明の目的は、通常使用状態における電力損失を少な
くし、大電流を確実に限流素子に転流させて限流させる
限流回路を提供することにある。
5課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本発明は、主回路に対し
初期抵抗値が低く温度が上昇するとその抵抗値が上昇す
る正特性サーミスタと、初期抵抗値が高く温度が上昇す
ると急激に抵抗値が降下する急変サーミスタとの直列回
路を接続したことをその要旨とする。
[作用コ 上記の構成により、大電流が流れると急変サーミスタの
初期の高抵抗値により発熱するため、抵抗値が急激に降
下し、大電流は主回路側から急変サーミスタ側に転流す
る。そして、この大電流により正特性サーミスタの温度
が上昇するとともに、正特性サーミスタの抵抗値が急激
に上昇して大電流が限流される。
[実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を第1. 2図に基
ついて説明する。
第1図に示すように、主回路としての接点スイッチ1に
は急変サーミスタCTR(critical temp
erature resistor)と、正特性サーミ
スタPTCとの直列回路が並列接続されている。
前記正特性サーミスタPTCはチタン酸バリウム(Ba
Ti03)に微量の希土類元素などを添加して半導体化
したものである。第2図に示すように、前記正特性サー
ミスタPTCは臨界温度T2 (本実施例においては約
100°C)に達すると抵抗値が急激に上昇するように
なっている。
一方、前記急変サーミスタCTRは主として二酸化バナ
ジウム(VO□)により構成されている。
第2図に示すように、前記急変サーミスタCTRは臨界
温度TI(本実施例においては約80’C)に達すると
抵抗値が急激に降下するようになっている。
また、前記各サーミスタPTC,CTRの臨界温度T2
.Tlは予めTI<T2となるように選択されている。
上記のように構成された転流回路の作用について説明す
る。
まず、常時の通電状態においては急変サーミスタCTR
の抵抗値と接点スイッチlの抵抗値との関係は急変サー
ミスタCTR>接点スイッチIとなっているため、電流
は第1図においてAB間へほとんど流れない。この結果
、各サーミスタCTR,PTCによる電力損失を無くす
ことができる。
また、各抵抗値は急変サーミスタCTR>正特性サーミ
スタPTC>接点スイッチ1となる関係を満たしている
ので、AB両端の抵抗値は第4図に示す従来技術の限流
素子2の抵抗値よりも高くなる。この結果、AB間に流
れる電流は従来よりも流れにくくなるので、電力損失を
さらに抑えることができる。
ここで、主回路に大電流が流れてAB間の各サーミスタ
CTR,PTC側への転流を考えると、まずt=0(t
:′大電流が流れる始める寸前のことをいう)において
はAB間の合成抵抗値)接点スイッチ1の抵抗値となり
、AB間へ大電流が流れない状態である。
しかし、前記急変サーミスタCTRの初期抵抗は元々大
きいため、t=Δを経過後には電流の分流による急変サ
ーミスタCTRでの発熱は充分大きくなる。したがって
、第2図に示すように急変サーミスタCTRが臨界温度
TIに達して抵抗値は急速に降下し、その抵抗減少は加
速度的となるため、接点スイッチlに流れていた大電流
の慣性を吸収する降下をもたらし、その結果大電流をA
B間へ容易に移行させることができる。
そして、大電流がAB間に流れ始めると正特性サーミス
タPTCが発熱し、臨界温度T2に達して抵抗値は急速
に上昇するため、大電流を限流することができる。
この結果、急変サーミスタCTRおよび正特性サーミス
タPTCの臨界温度Tl、T2の関係をTl<T2と予
め設定しているため、正特性サーミスタPTCの抵抗上
昇が早すぎて転流失敗を招くように働くことを防止する
ことができ、確実に転流を行うことができる。
また、接点スイッチ1の発熱を伝達しやすいように急変
サーミスタCTRを接点スイッチ1の近傍に設置したり
、熱伝導板等により大電流による発熱を直接急変サーミ
スタCTRに伝達させることも可能である この場合、大電流による接点スイッチ1の温度上昇を有
効に急変サーミスタCTRに伝達することができ、特に
転流の初期段階における急変サーミスタCTRの動作を
迅速に行わせることができ、転流動作を安定化させるこ
とができる。
なお、この発明は前記実施例に限定されるものではなく
、この発明の趣旨から逸脱しない範囲内で任意に変更す
ることは可能である。
[発明の効果コ 以上詳述したように、この発明によれば初期抵抗が高い
急変サーミスタにより通常の通電状態においては、電流
が急変サーミスタおよび正特性サーミスタの直列側に流
れないため、電力損失を小さくすることかでき、さらに
大電流を確実に急変サーミスタおよび正特性サーミスタ
の直列側に転流させて限流することができるという効果
かある。
【図面の簡単な説明】
第1図は転流回路の電気回路図、第2図は各サーミスタ
の特性を示す特性図、第3図は従来例を示す電気回路図
、第4図は従来例の別個を示す電気回路図である。 ■・・・主回路としての接点スイッチ、CTR・・・急
変サーミスタ、PTC・・・正特性サーミスタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、主回路に対し初期抵抗値が低く温度が上昇するとそ
    の抵抗値が上昇する正特性サーミスタと、初期抵抗値が
    高く温度が上昇すると急激に抵抗値が降下する急変サー
    ミスタとの直列回路を接続したことを特徴とする転流回
    路。
JP18560090A 1990-07-12 1990-07-12 転流回路 Pending JPH0475418A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18560090A JPH0475418A (ja) 1990-07-12 1990-07-12 転流回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP18560090A JPH0475418A (ja) 1990-07-12 1990-07-12 転流回路

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Publication Number Publication Date
JPH0475418A true JPH0475418A (ja) 1992-03-10

Family

ID=16173640

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18560090A Pending JPH0475418A (ja) 1990-07-12 1990-07-12 転流回路

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JP (1) JPH0475418A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6862164B2 (en) * 2001-05-08 2005-03-01 Tyco Electronics Raychem K.K. Circuit protection arrangement

Cited By (1)

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